JPH0329542Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0329542Y2 JPH0329542Y2 JP18131583U JP18131583U JPH0329542Y2 JP H0329542 Y2 JPH0329542 Y2 JP H0329542Y2 JP 18131583 U JP18131583 U JP 18131583U JP 18131583 U JP18131583 U JP 18131583U JP H0329542 Y2 JPH0329542 Y2 JP H0329542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- water
- air
- cooling
- water pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 47
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 16
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 13
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 12
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 12
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、機関冷却系統中に設けられ、冷却
水路と接続する空気通路を介して前記冷却水路内
を流れる冷却水中に空気を混入させるキヤビテー
シヨンエロージヨン防止装置の気水分離タンクの
改良、詳しくは、注水時に所定の空気量が確保で
きるようにした改良に関する。
水路と接続する空気通路を介して前記冷却水路内
を流れる冷却水中に空気を混入させるキヤビテー
シヨンエロージヨン防止装置の気水分離タンクの
改良、詳しくは、注水時に所定の空気量が確保で
きるようにした改良に関する。
水冷式機関のキヤビテーシヨンエロージヨン防
止装置には、例えば実開昭58−33729号公報及び
実願昭58−69784号(実開昭59−175628号)等に
開示されているものの如く、機関冷却系統中の気
水分離タンクに冷却水路とを接続する空気通路を
設けて、該空気通路を介して前記気水分離タンク
内の空気を冷却水路内を流れる冷却水中に混入さ
せる方式のものがある。このようなキヤビテーシ
ヨンエロージヨン防止装置では一般にウオータサ
ブタンク又はラジエータのアツパタンクを気水分
離タンクとして利用している。
止装置には、例えば実開昭58−33729号公報及び
実願昭58−69784号(実開昭59−175628号)等に
開示されているものの如く、機関冷却系統中の気
水分離タンクに冷却水路とを接続する空気通路を
設けて、該空気通路を介して前記気水分離タンク
内の空気を冷却水路内を流れる冷却水中に混入さ
せる方式のものがある。このようなキヤビテーシ
ヨンエロージヨン防止装置では一般にウオータサ
ブタンク又はラジエータのアツパタンクを気水分
離タンクとして利用している。
ところで、上記方式のキヤビテーシヨンエロー
ジヨン防止装置の場合、第1図に例示する如く気
水分離タンクa内の上部空気bを空気通路cを介
して冷却水路内の冷却水中に混入するようにして
いるので、気水分離タンクa内の上部には所定量
の空気bがなければならない。しかし、気水分離
タンクaに注水口dから冷却水eを注入する際、
一般には満水になるまで注水するので実際には所
定量の空気bを確保することができず、自と必要
空気量は不足し、エロージヨン防止効果を低めて
いる実情にあつた。
ジヨン防止装置の場合、第1図に例示する如く気
水分離タンクa内の上部空気bを空気通路cを介
して冷却水路内の冷却水中に混入するようにして
いるので、気水分離タンクa内の上部には所定量
の空気bがなければならない。しかし、気水分離
タンクaに注水口dから冷却水eを注入する際、
一般には満水になるまで注水するので実際には所
定量の空気bを確保することができず、自と必要
空気量は不足し、エロージヨン防止効果を低めて
いる実情にあつた。
図中、fはフイラーキヤツプ、gは冷却水路と
の連通路である。
の連通路である。
そこでこの考案は、上述の如き問題に対処する
ことの可能なキヤビテーシヨンエロージヨン防止
装置の気水分離タンクを提供するものである。
ことの可能なキヤビテーシヨンエロージヨン防止
装置の気水分離タンクを提供するものである。
以下、この考案の実施例を第2図に基づき説明
する。
する。
例示の気水分離タンク1はウオータサブタンク
であつて、着脱自在のフイラーキヤツプ2を有し
ている注水口(フイラネツク)3と、空気通路4
と、冷却水路との連通路5を備えている。
であつて、着脱自在のフイラーキヤツプ2を有し
ている注水口(フイラネツク)3と、空気通路4
と、冷却水路との連通路5を備えている。
そして前記注水口3側のタンク側壁6の所定レ
ベルlには、第3図に示す如く、タンク内と連通
するようにビニール等可撓性の通水パイプ7が接
続されている。
ベルlには、第3図に示す如く、タンク内と連通
するようにビニール等可撓性の通水パイプ7が接
続されている。
前記通水パイプ7の外端は前記フイラーキヤツ
プ2に形成されている貫通孔8に嵌挿接続してい
る。この場合、通水パイプ7の外端口9は注水口
3の段部10によつて閉塞されるが、第4図に示
すように段部10によつて閉塞されず、通水パイ
プ7がバイパス路を形成するようにしてもよい。
プ2に形成されている貫通孔8に嵌挿接続してい
る。この場合、通水パイプ7の外端口9は注水口
3の段部10によつて閉塞されるが、第4図に示
すように段部10によつて閉塞されず、通水パイ
プ7がバイパス路を形成するようにしてもよい。
上記の如き構造とされている実施例の気水分離
タンク1に冷却水Wを注水する場合、従来と同様
にフイラーキヤツプ2を取り外してその注水口3
より第5図の如く注水するが、この場合、注水さ
れた冷却水Wが通水パイプ7の取付レベルlまで
達すると、タンク内の冷却水Wは通水パイプ7を
介して外部に流出し、タンク内にはレベルl以上
の冷却水Wは収容されないことになる。このた
め、タンク内の上部には空気室11が形成され、
所定の空気量が確保される。従つて、従来のよう
に混入空気量が不足することなく、所定のエロー
ジヨン防止効果が得られる。
タンク1に冷却水Wを注水する場合、従来と同様
にフイラーキヤツプ2を取り外してその注水口3
より第5図の如く注水するが、この場合、注水さ
れた冷却水Wが通水パイプ7の取付レベルlまで
達すると、タンク内の冷却水Wは通水パイプ7を
介して外部に流出し、タンク内にはレベルl以上
の冷却水Wは収容されないことになる。このた
め、タンク内の上部には空気室11が形成され、
所定の空気量が確保される。従つて、従来のよう
に混入空気量が不足することなく、所定のエロー
ジヨン防止効果が得られる。
第6図〜第8図は夫々異なる実施例を示すもの
で、第6図に示すものは、フイラーキヤツプ2が
正圧弁12と負圧弁13から成る調圧弁14を備
えているタイプのものである場合を示し、第7図
及び第8図に示すものは通水パイプ7の外端に、
上記レベルlよりも高いレベルのタンク側壁6又
はタンク天壁15に形成されている開口16を閉
塞する栓17を装着したもので、この場合、注水
口3より冷却水Wを注入する際には栓17を取り
外すようにする。これらにおいても上記実施例と
同様の作用・効果が得られる。
で、第6図に示すものは、フイラーキヤツプ2が
正圧弁12と負圧弁13から成る調圧弁14を備
えているタイプのものである場合を示し、第7図
及び第8図に示すものは通水パイプ7の外端に、
上記レベルlよりも高いレベルのタンク側壁6又
はタンク天壁15に形成されている開口16を閉
塞する栓17を装着したもので、この場合、注水
口3より冷却水Wを注入する際には栓17を取り
外すようにする。これらにおいても上記実施例と
同様の作用・効果が得られる。
以上要するに、この考案に係るキヤビテーシヨ
ンエロージヨン防止装置の気水分離タンクは、機
関冷却系統中に設けられ、冷却水路と接続する空
気通路を介して前記冷却水路内を流れる冷却水中
に空気を混入させるキヤビテーシヨンエロージヨ
ン防止装置の気水分離タンクであつて、タンク側
壁の所定レベルに連通状態で取り付けられる通水
パイプを設けると共に該通水パイプの外端側をタ
ンク壁の上記レベルよりも高いレベルに着脱自在
となるように取り付けたものであるら、実施例で
述べた如く、注水時においてタンク内の上部にキ
ヤビテーシヨンエロージヨンを防止するに必要な
量の空気を確保することが可能となる。
ンエロージヨン防止装置の気水分離タンクは、機
関冷却系統中に設けられ、冷却水路と接続する空
気通路を介して前記冷却水路内を流れる冷却水中
に空気を混入させるキヤビテーシヨンエロージヨ
ン防止装置の気水分離タンクであつて、タンク側
壁の所定レベルに連通状態で取り付けられる通水
パイプを設けると共に該通水パイプの外端側をタ
ンク壁の上記レベルよりも高いレベルに着脱自在
となるように取り付けたものであるら、実施例で
述べた如く、注水時においてタンク内の上部にキ
ヤビテーシヨンエロージヨンを防止するに必要な
量の空気を確保することが可能となる。
第1図は従来のキヤビテーシヨンエロージヨン
防止装置の気水分離タンクを示す断面図、第2図
はこの考案の実施例の断面図、第3図は同要部拡
大断面図、第4図は同変形例の拡大断面図、第5
図は同注水状態を示す拡大断面図、第6図〜第8
図は夫々同異なる実施例の断面図である。 図において、1は気水分離タンク、2はフイラ
ーキヤツプ、3は注水口、4は空気通路、6はタ
ンク側壁、7は通水パイプ、15はタンク天壁、
16は開口、17は栓である。
防止装置の気水分離タンクを示す断面図、第2図
はこの考案の実施例の断面図、第3図は同要部拡
大断面図、第4図は同変形例の拡大断面図、第5
図は同注水状態を示す拡大断面図、第6図〜第8
図は夫々同異なる実施例の断面図である。 図において、1は気水分離タンク、2はフイラ
ーキヤツプ、3は注水口、4は空気通路、6はタ
ンク側壁、7は通水パイプ、15はタンク天壁、
16は開口、17は栓である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機関冷却系統中に設けられ、冷却水路と接続
する空気通路を介して前記冷却水路内を流れる
冷却水中に空気を混入させるキヤビテーシヨン
エロージヨン防止装置の気水分離タンクであつ
て、タンク側壁の所定レベルに連通状態で取り
付けられる通水パイプを設けると共に該通水パ
イプの外端側をタンク壁の上記レベルよりも高
いレベルに着脱自在となるように取り付けたこ
とを特徴とするキヤビテーシヨンエロージヨン
防止装置の気水分離タンク。 (2) 通水パイプの外端はタンク注水口に装着され
るフイラーキヤツプに接続されている実用新案
登録請求の範囲第1項記載のキヤビテーシヨン
エロージヨン防止装置の気水分離タンク。 (3) 通水パイプの外端はタンク側壁又はタンク天
壁の開口を閉塞する栓に接続されている実用新
案登録請求の範囲第1項記載のキヤビテーシヨ
ンエロージヨン防止装置の気水分離タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18131583U JPS6088029U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | キヤビテ−シヨンエロ−ジヨン防止装置の気水分離タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18131583U JPS6088029U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | キヤビテ−シヨンエロ−ジヨン防止装置の気水分離タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088029U JPS6088029U (ja) | 1985-06-17 |
JPH0329542Y2 true JPH0329542Y2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=30392926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18131583U Granted JPS6088029U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | キヤビテ−シヨンエロ−ジヨン防止装置の気水分離タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088029U (ja) |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP18131583U patent/JPS6088029U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6088029U (ja) | 1985-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3576181A (en) | Apparatus for deaerating an engine cooling system | |
US3921398A (en) | Exhaust manifold with high rise water tube | |
JPH0329542Y2 (ja) | ||
JPH0238024Y2 (ja) | ||
JPH0348884Y2 (ja) | ||
JPS599090Y2 (ja) | 燃料コック用フイルタ− | |
JPS628374Y2 (ja) | ||
JPS5916187B2 (ja) | 閉回路に於ける水抜き方法及びその水抜栓 | |
JP3063140B2 (ja) | 内燃機関の冷却装置 | |
JPS594821Y2 (ja) | サブタンク付き燃料タンク | |
JPS5918093Y2 (ja) | ラジエ−タの気水分離装置 | |
KR200292947Y1 (ko) | 수도전 직결형 자연여과식 정수기 | |
JPH0232865Y2 (ja) | ||
JPH0345039Y2 (ja) | ||
JPH0430336Y2 (ja) | ||
JPH11324671A (ja) | 内燃機関用クロスフロー型ラジエータの構造 | |
JPS6013723Y2 (ja) | 車速応答型パワ−ステアリング装置のオイルタンク | |
JPH0579229U (ja) | シールポット | |
JPH1181966A (ja) | オイルタンク付エンジン | |
JPH0616814Y2 (ja) | 燃料タンクにおける燃料補給管 | |
JPS628610B2 (ja) | ||
JPS6350409Y2 (ja) | ||
JPH082478Y2 (ja) | 消火ポンプユニット用呼水槽 | |
JPH0631328Y2 (ja) | ラジエータのタンク構造 | |
JPS6111488Y2 (ja) |