JPH0238024Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0238024Y2
JPH0238024Y2 JP19939882U JP19939882U JPH0238024Y2 JP H0238024 Y2 JPH0238024 Y2 JP H0238024Y2 JP 19939882 U JP19939882 U JP 19939882U JP 19939882 U JP19939882 U JP 19939882U JP H0238024 Y2 JPH0238024 Y2 JP H0238024Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
air
separation tank
water separation
cooling water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19939882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59105024U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19939882U priority Critical patent/JPS59105024U/ja
Publication of JPS59105024U publication Critical patent/JPS59105024U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0238024Y2 publication Critical patent/JPH0238024Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば実願昭56−127521号(実開
昭58−33729号)に示される如き気水分離タンク
を備えているキヤビテーシヨンエロージヨン防止
装置の改良、詳しくは、適量の空気泡が冷却水中
に混入することをなくした改良に関する。
水冷式エンジンにおけるシリンダライナのキヤ
ビテーシヨンエロージヨンを防止する方法とし
て、例えば特開昭57−93619号公報、或いは実願
昭56−127521号(実開昭58−33729号)に示され
るように、冷却水中に空気泡を混入して、その空
気泡のダンパ作用によつてキヤビテーシヨンエロ
ージヨンの発生原因となる水圧変動を防止するも
のがある。
ところで、上記実願昭56−127521号(実開昭58
−33729号)に示される技術では、冷却水中に空
気泡を混入する手段として、空気室と、ウオータ
ポンプ吸込側とサーモスタツト下流側とを接続し
ているバイパス冷却水通路とを連通する空気供給
通路を備えている気水分離タンク(ウオータタン
ク)を冷却系統に設置している。これでは、冷却
水が低温時において前記バイパス冷却水通路を流
れる際に、気水分離タンクに存在する空気が、そ
の室内圧力とウオータポンプの吸込圧力との差圧
で冷却水中に供給されるのである。
しかし乍ら、このような構造のものにあつて
は、冷却水中に混入される空気泡の量は気水分離
タンクに存在する空気量に左右される欠点を有し
ている。従つて、仮に長期間冷却水量の点検を行
なわず、このために気水分離タンク内の冷却水が
空状態になつたりすると、必要量以上の空気泡が
冷却水中に混入してしまう。このように必要量以
上の空気泡が冷却水中に混入すると、ウオータジ
ヤケツトにおける冷却機能を低下させる原因とな
る。従つて、必要量の空気泡を冷却水中に混入さ
せるためには、気水分離タンク内の空気量は常に
所定量以下にあるように為されていなければなら
ない。
そこでこの考案は、上述の如き問題に対処する
ことの可能なキヤビテーシヨンエロージヨン防止
装置を提供するものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
図において、1は気水分離タンク(ウオータタ
ンク)であつて、図示しないウオータポンプの吸
込側と接続する冷却水通路2と、空気室3側にあ
つて図示しないサーモスタツトハウジングと接続
する通路4と、図示しないラジエータのアツパタ
ンクと接続する通路5と、ウオータポンプ20の
吸込側と連通された空気通路6、及びキヤツプ7
を有しているフイラネツク8を備えている。この
ような気水分離タンク1には連通路9に電磁開閉
弁10を備えているサブタンク11が連設されて
いる。そしてこのサブタンク11内には所定の量
の予備冷却水が収容されており、前記電磁開閉弁
10が開放されると、その予備冷却水を気水分離
タンク1に供給する。電磁開閉弁10は気水分離
タンク1に設置されている水位レベルセンサー1
2の検出信号によつてONされる。水位レベルセ
ンサー12は気水分離タンク1内の空気量が所定
量以上になると、すなわち、冷却水13の水位が
所定水位14に低下すると作動する。この場合、
気水分離タンク1内の空気の所定量とは、キヤビ
テーシヨンを防止するに必要な空気泡が得られる
量である。なお、図中15はコントローラ、16
はオーバーフロー通路、17はフイルタ18を有
する空気取入口である。
このような構成とされているので、気水分離タ
ンク1内の冷却水13が減り、その水位が水位レ
ベルセンサー12の設置水位14まで低下する
と、上記の如く、水位レベルセンサー12の検出
信号によつて電磁開閉弁10が開放し、結果、サ
ブタンク11内の予備冷却水が補給される。所定
の水位14以上に冷却水13が増えると水位レベ
ルセンサー12はOFF状態となり電磁開閉弁1
0は閉鎖する。従つて、このように冷却水13の
水位が自動的に調整されることによつて気水分離
タンク1内の空気量は常に所定量以下にあるよう
に為される。
以上要するに、この考案に係るキヤビテーシヨ
ンエロージヨン防止装置では、気水分離タンク内
の空気量を、収容冷却水の水位調整を図ることに
よつて常に所定量以下にあるように設定できるた
めに、エンジンのウオータジヤケツトに流れる冷
却水中にキヤビテーシヨンエロージヨンを防止す
るに必要なだけの空気泡の混入が為されるため
に、従来構造の如く、多大な空気泡の混入によつ
て冷却機能が低下すると云つたことが解消される
実益を有す。また、実施例構造のように、気水分
離タンクとサブタンクにオーバーフロー通路を接
続すると冷却水の有効利用ができる。
なお、サブタンクは気水分離タンクに対して上
方設置(例示の場合)しても、或いは並列設置し
ても良く、また、気水分離タンクは別途設けずに
ラジエータのアツパタンクなどの気水分離機能を
有する冷却系統内のタンクを利用することもあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例の概略断面図である。
図において、1は気水分離タンク、9は連通路、
10は電磁開閉弁、11はサブタンク、12は水
位レベルセンサーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気水分離タンクを備えているキヤビテーシヨン
    エロージヨン防止装置であつて、前記気水分離タ
    ンクにはこれに予備冷却水を供給するサブタンク
    が電磁開閉弁を介して連設されており、かつ、前
    記電磁開閉弁は気水分離タンクに設置されている
    水位レベルセンサーの検知信号によつてONする
    ようになつていることを特徴とするキヤビテーシ
    ヨンエロージヨン防止装置。
JP19939882U 1982-12-29 1982-12-29 キヤビテ−シヨンエロ−ジヨン防止装置 Granted JPS59105024U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19939882U JPS59105024U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 キヤビテ−シヨンエロ−ジヨン防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19939882U JPS59105024U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 キヤビテ−シヨンエロ−ジヨン防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59105024U JPS59105024U (ja) 1984-07-14
JPH0238024Y2 true JPH0238024Y2 (ja) 1990-10-15

Family

ID=30424929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19939882U Granted JPS59105024U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 キヤビテ−シヨンエロ−ジヨン防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59105024U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59105024U (ja) 1984-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4503885A (en) Engine fuel supply system
US3576181A (en) Apparatus for deaerating an engine cooling system
GB2125895A (en) Diesel engine fuel filter and return system
EP0122105B1 (en) Fuel flow measuring system for an internal combustion engine powered vehicle
US4357912A (en) Engine cooling system
JPH0238024Y2 (ja)
GB2202034A (en) Valve assembly for a gas trap
US4809665A (en) Fuel supply system for an auxiliary motor vehicle heating device
JPS6179911A (ja) 流体供給回路内にある流体を加熱する系統
JPS6419112A (en) Water-cooled cooling device for horizontal engine
ES2006030A6 (es) Dispositivo calentador de combustible para motores diesel.
US4129106A (en) Vapor lock and fuel vaporization controls
US4144849A (en) Liquid-cooled internal combustion engine
JPH0329542Y2 (ja)
JPH0324831Y2 (ja)
JPH0430336Y2 (ja)
JPH0814042A (ja) 動力車両用液冷式内燃機関の冷却装置
JPS641460Y2 (ja)
GB1571335A (en) Liquidcolled internal conbustion engine
JPS641461Y2 (ja)
JPS6224009Y2 (ja)
JP3063140B2 (ja) 内燃機関の冷却装置
JPS628374Y2 (ja)
JPH0138000Y2 (ja)
EP1148216B1 (en) Cooling water passage structure for water-cooled type internal combustion engine