JPH03295211A - 分解輸送変圧器とその輸送、組立方法 - Google Patents

分解輸送変圧器とその輸送、組立方法

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JPH03295211A
JPH03295211A JP9651190A JP9651190A JPH03295211A JP H03295211 A JPH03295211 A JP H03295211A JP 9651190 A JP9651190 A JP 9651190A JP 9651190 A JP9651190 A JP 9651190A JP H03295211 A JPH03295211 A JP H03295211A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は変圧器の特に容量5大形の変圧器の輸送重量を
大幅に低減する分解輸送変圧器とその輸送、組立法に関
するものである。
(従来の技術) 近年電力需要の増大に伴ない送電系統も500KV送電
などと高電圧化すると共に、送変電用に使用される変圧
器も大容量化している。また、送電距離も長大化してお
り、前記変圧器も輸送条件が一段と厳しい山間地に据付
けることが多く、その輸送寸法と重量の大幅な低減が必
要となっている。
従来このような場所に設置する変圧器に対しては、例え
ば3相変圧器の場合、3台の単相変圧器として構成して
分割輸送し、現地で3相−括タンク、あるいは共通ダク
トにより各々の単相変圧器を接続結合して3相結線を行
うことにより3相変圧器として構成する分割輸送変圧器
がある。
さらには工場で組立てた変圧器を鉄心脚、鉄心上下ヨー
ク、巻線および分割タンク等各部分に分解細分化し、現
地でこれ等を再度組立てる細分分解輸送変圧器方式があ
る。
(発明が解決しようとする課題) 300MVA級の変圧器を分割輸送変圧器方式で構成し
た場合現地据付スペースや変圧器の経済性等から3分割
までが一般であり輸送重量を60トン程度に低減するの
が限度である。したがって鉄道または船輸送した後の現
地トレーラ輸送に対し大掛りな橋梁の補強を含めた道路
補強工事が必要となり美大な輸送費が必要となる等の問
題が有る。
一方細分分解輸送変圧器では工場より一般トレーラで道
路補強無しで現地へ輸送可能であるが、工場組立と同様
に現地においても鉄心脚を寝かせ下部ヨーク積みを行っ
た後で重量が100トンを超える鉄心を起立する等大掛
りな起立設備とこれを支持据付ける基礎工事が必要とな
る。
さらに分割された部分の再組立に長時間を要するため巻
線絶縁物が吸湿し長時間にわたる乾燥工程が必要となり
変圧器据付工期が増大すると共に異物混入による中身品
質の低下発生等の欠点が有る。
本発明の目的は、大容量、大形の変圧器において分割輸
送する部分ユニットの輸送寸法1重量を一般トレーラで
工場から現地まで直接輸送可能として大幅な輸送費低減
を計り、変圧器の主要構成部分である鉄心1巻線、タン
ク取付部品を分割、あるいはユニット構成で輸送するこ
とにより現地再組立部分を極小化し、現地組立設備の簡
略化、組立品質の確保と組立工期の大幅な短縮を計り、
更に防湿、防塵対策を巻線および現地組立設備に施すこ
とにより現地中身乾燥工程、組立設備の簡略化と品質の
向上を計った分解輸送変圧器とその輸送組立方法を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の目的を達成するため次の技術的手段を実
施する。即ち変圧器鉄心の巻線を装着する主脚を略々幅
中央部で分割し、鉄心の現地への輸送は巻線、上部ヨー
クを抜き取り、U字形分割鉄心単位として輸送する6 巻線は高圧コイル、低圧コイル、タップコイル等を組合
せた巻線ユニットとして吊上げ、運搬等の取扱いが可能
な構成とすると共に、その外表面を防湿フィルムで密封
して輸送あるいは現地組立作業を行う。
鉄心、巻線、内部リード、タンク等は輸送のための分解
範囲を極小化しそれぞれ乾燥空気を密封し輸送する。
変圧器中身組立は全天候形で内部を塵埃管理、湿度管理
した防塵ハウス内で実施する。なお防塵ハウスの天井は
鉄心単位や防湿フィルムで密封した巻線を吊込むため開
閉可能な構成とする。
(作用) このように構成すると鉄心は鉄心主脚部で分割構成とす
るため輸送時はU字形鉄心単位として輸送する。例えば
300MVA級変圧器の最大重量物である3相5脚鉄心
を4個の鉄心単位として分割輸送するため寸法、重量も
l/4以下の約25トンとなり一般低床トレーラ輸送が
可能となる。
巻線は内外周を絶縁筒で、上、下面を絶縁板で支持固定
することにより組立たまま巻線ユニットとして吊上げ、
ハンドリングを可能とする。したがって複雑な巻線内部
の絶縁物等の現地組立が不要となり大巾な工期短縮が可
能となる。さらにこの巻線組立の外表面を防湿フィルム
で密封することにより、工場輸送前の乾燥状態を現地組
立作業中も確保することが出来るので組立後の特別な乾
燥工程は不要となる。また防湿フィルムは現地組立作業
中に異物やゴミが高電界となる巻線で内部への混入を完
全に防止するため現地組立品質を確保することが可能と
なる。
変圧器性能上最重要部分である鉄心、巻線については分
解輸送する部分を鉄心上部ヨークのみとし他はユニット
として組立たまま輸送、そのまま組合せるだけで鉄心、
巻線の現地組立が完了する。
これにより性能、品質低下を伴なう現地作業の極小化が
可能となる。
変圧器タンクは少なくとも2分割して輸送する。
上部タンクには輸送限界が許容するかぎり負荷時タップ
切換器やブッシングを付属したまま輸送する。少なくと
も内部リードはタンク内壁より支持する構成とすること
により分解せずにタンクと共に組立輸送し現地中身組立
を極小化し工期短縮。
品質確保を向上させることを可能とする。
天井の一部が開閉可能な全天候形の防水、防塵ハウスを
基礎上に組立、この内部で変圧器中身、タンク組立を行
う。防水、防塵ハウスには乾燥空気発生装置等を接続、
内部の湿度を約50%以下の低湿度レベルに管理し絶縁
物の吸湿を抑える。また鉄心単位や巻線等はレッカー車
等で防塵ハウス内に吊込むがこの時防塵ハウス天井は一
時的に開閉し吊込み可能とする。防水、防塵ハウス内の
湿度、塵埃レベルは管理することにより現地組立品質を
確保するが、時に高電界となり変圧器品質確保上置も重
要な巻線はこれを鉄心に挿入し上部ヨーク積み終了し中
身組立最終工程の巻線締付作業直前まで防湿フィルムに
よる密封状態を保つ。したがって巻線内部絶縁物の吸湿
を最小限に抑えると共に異物、ゴミの侵入を完全に防止
することが可能となり高品質な変圧器巻線を組立てるこ
とが出来る。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図から第3図は3相5脚鉄心を採用した3相変圧器の中
身組立構成とタンクを示す。3相5脚鉄心1は巻線2を
装着する3個の主脚1aを夫々その幅方向の中央で分割
することにより二つの主脚1aと上、下部ヨークlb、
 lcにより構成された額縁状の4個の鉄心単位LAを
形成し、この鉄心単位IAをわずかの間隙を置いて並置
することで構成する。
第4図、第5図は鉄心単位IAの輸送、組立状態を示す
図で上部ヨークlbを取り外し主脚1a、下部ヨーク1
cに脚当て板4.ヨーク当て板4aを両面に当て、ガラ
ステープ5.5a等で締付はバインド−体化した後U字
形鉄心単位IAとする。これを吊上げ、ハンドリングす
る時は吊耳を付属した吊り金具9を左右の脚当て板4に
ピン等で嵌合固定する。
第2図、第3図に示すように4個のU字形鉄心単位IA
は下部タンク12b底面に固定した3相一体構成の下部
中身支持装置16bにはめ込み固定する。巻線2を隣り
合って並べられた主脚1aに挿入、組立てた後上部ヨー
ク1bを積み、さらに両面に3相−体構成の上部支持装
置6aを取付はバインドテープ5a等で締付ける。また
巻線2の下面2Aは下部ヨーク1c上面や下部中身支持
装置6b面上に巻線支持ブロック7bを置きその上に載
置支持する。巻線2は上部中身支持装置6aから図示し
ない油圧ジヤツキ等で所定荷重で締付けた後上部巻線支
持ブロック7aヲセツトする。ここで鉄心の上、下部ヨ
ークIb。
1cおよび上、下中身支持装置6a、6bを脚当て板4
により強度的に連結するのでこれ等の間で巻線2は上下
方向に締付は固定される。
巻1iA2の構成を第6図、第7図に示す。高、低圧コ
イル2b、 2a、タップコイル20等を下部絶縁板1
0d上に配置する。
巻!2は内外周を絶縁筒10a、 10bで、上下面を
絶縁板10c、 10dで支持固定する構成とし、かつ
各種コイルは半径方向と上下方向共に絶縁部品を配し電
気的絶縁強度を確保し各コイルの支持固定と締付を行う
第6図に示すように巻線2外表面を防湿フィルムlla
〜11eで密封シールする。巻線2内外周面の防湿フィ
ルム10a、 10bの取付けは巻線組立段階で実施し
、上下絶縁板10c、 10d1表面およびコイル口出
し部の防湿フィルムllc〜lieは工場試験後中身を
油切乾燥し鉄心1から巻線2を抜取った後実施する。
このように防湿フィルムにより密封シールされた巻線2
を吊上げハンドリングする場合は第7図に示すように下
部絶縁板10d下面に巻線吊り金具15を当て、吊りワ
イヤ14で吊り上げる。この時巻線2上方にガイド15
aを配すると共に吊り金具15や吊りワイヤ14を巻線
2のユニットに固定バンド16で固定する。
第3図に示すように鉄心1、巻線2を絶縁油13と共に
収納するタンク12は水平フランジ12Aにより2分割
以上に分割して構成する。下部水平フランジの形成され
る位置Hは巻線2の下面2Aの高さHO近傍、またはそ
れより下方に位置するようにする。
一般低床トレーラで輸送可能な制約は輸送重量で約30
トン、幅寸法で3.2m、高さ寸法3.6m、長さ寸法
で9mである。
第8図、第9図に鉄心単位IAの輸送組立構成を示す。
工場試験機鉄心は分解されU字形の鉄心単位IAとし、
上部開口側に吊り金具9を取付は左右主脚18間の寸法
精度を確保する。輸送タンク17は床面に近い位置で分
割し鉄心単位LA固定作業を容易にする。輸送タンク1
7内部の上下部に振止め金具17c、17dを付け、鉄
心単位IAとの間にクサビ18a。
18b等を挿入し、鉄心単位IAの前後左右方向の振止
めをする。また密封したタンク17内部には乾燥空気等
を封入する。
第10図、第11図に巻線2のユニットの輸送組立構成
を示す。工場試験後巻線2外表面を最終的に第7図のよ
うに全面防湿フィルムlla〜lieで密封シールし輸
送タンク19に納める。輸送タンク19は床面に近い位
置で分割する。下部輸送タンク19b内側底面には円形
の固定筒19cを固着し、 ここに巻線2を挿入する。
巻線2と固定筒19cとの間には間隔片21cを円周方
向に配置固定する。
巻線2の上下には間隔片21a、 21bを取付けると
共に同定筒19上部に締付板20をボルト等で固定し、
巻線2を締付ける。
また密封したタンク19内部には乾燥空気等を封入する
。第12図から第14図に変圧器タンク12と内部リー
ド23や負荷時タップ切換器22等の輸送組立構成を示
す。
上部タンク12aには輸送限界が許す限り変圧器の中身
組立に関連するブッシングや負荷時タップ切換器22等
を付属させる。少なくとも負荷時タップ切換器22に接
続するタップリード23aやブッシングに接続するブッ
シングリート23bはタンク内側壁面しこリート支え2
4を固定し上部タンク12aに取付けたまま輸送する。
下部タンク12bの内部には同様に下部中身支持装置6
aや絶縁物等を収めて輸送する。また盲板12dで密封
した上、下部タンク12a、 12b内部に乾燥空気等
を封入する。
第15図、第16図は変圧器の現地組立に使用する全天
候形の防水、防塵ハウス25の構成を示す。天井25b
は蛇腹方式等部分的にスライド開閉可能構成とし、 か
つ天井継目または開口部25A下に移動可能な保護カバ
ー26を付属させる。
防塵側壁25aは基礎30上に固定ボルト31等で固定
すると共に固定具29で防塵側壁25a上部側を基礎3
0に固定する。防水、防塵ハウス25には内部を低湿度
に保つため乾燥空気発生装置28等を接続運転する6 第17図、第18図は防水、防塵ハウス25内部での鉄
心1、巻線2の組立状態を示す。
下部タンク12bを基礎30上に据付けこの周りに防塵
シート27や組立作業台32を配置する。工場から分解
トレーラ輸送したU字形の鉄心単位IAや防湿フィルム
11で密封した巻線2は輸送タンクからレッカー車33
等で防水、防塵ハウス25内しこ吊り込み中身組立を行
う。
第19図、第20図は変圧器本体の中身組立状態を示す
。ここで本体タンク12は少なくとも防水、防塵ハウス
25内で組立てる。タンク12内面で支持固定したタッ
プ、ブッシングリード23a、 23bと巻線2の口出
しとの接続はタンク開口部12cがら実施する。
第1図に示す3相5脚鉄心は例えば275KV変電所用
変圧器の最大容量450MVA級では鉄心組立重量が1
00トンを超えるが主脚18部で分離、第8図に示すよ
うなU字形の鉄心単位IAに分割して輸送することによ
り輸送タンク17重量を含め25トン程度となり、輸送
重量を約1/4以下と大巾な低減が可能となる。輸送寸
法も2m幅、3m長、3.5m高さ以内で製作すること
が可能で工場から現地まで一般低床トレーラで十分輸送
可能となる。鉄心単位IAはまず第4図、第5図のU字
形の鉄心単位IAに構成、これを4個並べることにより
第1図、第2図に示す3相5脚鉄心とすることが出来る
。各鉄心単位IA間には間隙3を確保することにより、
不完全接触や磁束の鎖交を無くす。第2図から第5図に
示すように主脚1a、上、下部ヨークlb、 lcはそ
れぞれガラステープ5aでバインドすることにより、吊
り上げや輸送等に対する強度剛性を確保する。また脚当
て板4に固定する鉄心締付金具8a。
8bを上、下部ヨークlb、 lc上下外面に配置する
ことで鉄心吊上げ時の鉄心重量や巻線締付力、あるいは
短絡機械力を支持する。また各鉄心単位IAは下部タン
ク12a内部の下部中身支持装置6bに吊下し固定する
ので下部中身支持装置6b上と上部支持装置6aとの間
に作用する巻線締付力や事故時の短絡機械力は脚当て板
4を介して強度的に支持出来る。U字形で吊上げまたは
輸送する各鉄心単位IAは第4図、第5図および第8図
、第9図に示すように左右脚1aの上部側両面に吊り金
具9を当て板4に嵌合取付け、これにより両脚間の寸法
が常に一定に固定出来る。したがって吊上げ、輸送中鉄
心抜板や継目に無理な荷重が加わることを防止出来る。
また輸送中の鉄心単位IAは上、下輸送タンク17a、
 17bに固定した振止め金具17c、 17dにクサ
ビ等の間隔片18a、 18bで前後左右方向に確実に
固定するため輸送中の振動が鉄心単位IAと輸送タンク
17との間で増巾したり、衝突すること無く、損傷や緩
みの発生を防止出来る。
第7図に示す巻線2は上下面を絶縁板10c、 10d
、内外周面を絶縁筒10a、 10bで支持固定するた
め第7図に示すように巻線2全体を一括して吊上げやハ
ンドリングを行っても各コイルに無理が生じず、吊り金
具15や吊りワイヤ14を取付けても巻線2に直接接触
することが無く損傷することも無い。
巻線2内部は最も電気的ストレスが苛酷となるため、多
量の絶縁物が複雑に構成配置される。したがって巻ll
1A2内部に異物やゴミが混入したり、絶縁物が吸湿し
た場合変圧器品質を低下させたり、大掛りな現地乾燥工
程が必要となる。
本発明は分解輸送中および現地再組立作業中の上記問題
を解決するため巻線2外表面を全面防湿フィルム11で
密封する。巻線2内外周の防湿フィルムlla、 ll
bの取付けは巻線組立段階で実施する。
フィルム材に耐油性、耐熱性の優れた高分子材料を使用
することにより現地組立後も撤去せずそのまま使用出来
る。一般にフィルム材の耐電圧、コロナ特性は巻線2内
部に使用される絶縁紙に較べれば数倍の強度を有し絶縁
特性を低下させることは無い。巻線2の上下面およびコ
イル口出しリード部の防湿フィルムllc〜lieは上
場試験完了後中身を油切り乾燥を行ない分解輸送のため
巻線2を鉄心1から抜取った後で取付ける。これ等の防
湿フィルム11と巻線2内外周にあらかじめ取付けた防
湿フィルムlla、 llbとの継目は接続フィルムテ
プで行う。防湿フィルムlie〜11eは現地組立段階
で撤去し巻線2内部への冷却油流路を確保する。
なお防湿フィルム11外面に保護シートを取付けること
により各種作業中にフィルムが損傷することを防止する
ことが出来る。
内外周に防湿フィルム11を取付けた巻ts2は鉄心単
位IAを下部タンク12a内に吊込み固定した後で各主
脚1a部に挿入する。巻線2下面に鉄心下部ヨークlc
面および下部中身支持装[6bで支持する。
上部ヨークlb、上部中身支持装置6aを組立てた後巻
線2はジヤツキ等で上部中身支持装置6aから所定荷重
で締付は上部巻線支持ブロック7aをセントして固定す
る。この締付力は上下中身支持装置6a。
6bを連結する脚当て板4強度により保持される。
工場試験終了後巻線2は第7図の組立状態で鉄心1より
抜取り上下面等に防湿フィルム11を取付は外表面を完
全に密封シールする。密封前巻線2は乾燥し乾燥空気を
吹流しながら最終密封することにより巻線2内絶縁物の
水分量を0.5%以下に管理可能である。なお防湿フィ
ルム11に高分子フィルム材を使用することにより輸送
中あるいは現地組立中における水分透過を無視出来る値
に抑制出来る。
巻線2の輸送は第10図、第11図に示すように輸送タ
ンク19底に固着した円形振止筒19cに挿入し水平方
向の振止めを行う。
この振止筒19c上部に固定する締付板20で輸送中の
振動、衝撃力で巻線2が緩まないよう所定の圧力で均一
に締付は上下方向の振止めを行う。下部輸送タンク19
b、締付板20と巻線2との間には支持間隔片21a、
21bを等配で取付は巻線2の支持固定を行うと共に1
巻線2で吊上げる際はこの間隔片21a間のスペースを
利用して吊り金具15をセットする。
なお275にV 450MVA級変圧器の巻線組立輸送
諸元は重量で25トン以下、寸法で2.5m幅、2.5
m長、3m高さ以下となり工場から現地まで一般低床ト
レーラで輸送可能である。
タンク12、内部リード23a、23bや負荷時タップ
切換器22等の分解輸送を第12図から第14図に示す
タップリード23aやブッシングリード23bの支持固
定をタンク12内面で行うことにより、現地組立時の内
部リード組立作業をコイル口出しリードとの接続あるい
は輸送限界からやむを得ず取外して輸送したブッシング
との接続作業のみに限定する。
したがって接続作業中の巻線2絶縁物の吸湿、内部リー
ド23a、23bの絶縁物の吸湿レベルを最小限とする
ことが可能となる。
以上最小限の分割数で分割輸送した変圧器本体は第16
図に示す現地防水、防塵ハウス25内で組立てる。この
防水、防塵ハウス25は一般に屋外で組立てるため防毒
水、防風構造の全天候形とすると共に天井面から鉄心単
位IAや巻線2、上部タンク12a等を吊り込むため、
天井25bは開口部25Aをスライド開閉可能なように
蛇腹方式で構成する。外壁25aの下端面を基礎30上
に固定ボルト31等で固定し、コーキング材でシールす
ると共に上部側も固定具29により基礎30に固定する
こと等により40mの強風に耐える防水、防塵ハウス2
5を構成することが出来る。また防水、防塵ハウス25
には乾燥空気発生装置28を付属させるため、屋外の天
候に制約されず常に防水、防塵ハウス25内の湿度を5
0%以下の低温度状態に保つことが可能である。
天井25b下面に移動可能な保護カバー26を付属し、
天井開口部25A位置に合せ移動、その開閉作業および
開放時開口部25A下面に配置することにより天井25
b外面に付着した異物やゴミが変圧器中身へ混入するの
を防止する。
鉄心単位IA、巻線2の防水、防塵ハウス25内での組
立を第17図、第18図に示す。輸送タンクから上部部
品の吊込作業はレッカー車33により行う。
25トン以下の重量物は作業半径10m前後で吊込み作
業は80トンレツカー車33を使用すれば吊上げ強度、
操作性能等をを十分確保することが可能である。また防
水、防塵ハウス25内に設置する変圧器周囲に作業台3
2をセットしこの上で、鉄心1、巻線2等の中身組立を
行う。防湿フィルム11で密封した巻線2は密封した状
態のまま鉄心1の主脚1aに挿入セットする。鉄心1の
上部ヨーク1b、上部中身支持装置6aの組立を行なえ
ば鉄心1、巻線2の組立は巻線2の締付作業のみとな゛
る。巻線2上下面の防湿フィルムlie〜lie撤去は
この段階で実施する。すなわち巻線2上面と上部ヨーク
1b下面とのスペースを利用し巻線2の下部絶縁板10
dやタンク底面等にジヤツキを取付ジヤツキアップして
下面防湿パックIlcを取除くと共に巻線2を下部中身
支持装置6aや下部ヨークlb面より支持する巻線支持
ブロック7aを取付はジヤツキダウン1最終セントを行
う。上面の防湿フィルムlidやコイル口出し防湿フィ
ルムlieを取除き最終の巻線2締付作業を行う。
第19図、第20図に示すような本体タンク12、内部
リード23a、 23b組立まで防塵ハウス25内で行
ない、真空引き工程に入れば上記巻線2、防湿フィルム
11c=11eの撤去から本体タンク真空引きまで27
5にV 450MVA級変圧器で20時間以内で作業が
完了する。従来電圧275KV以上の変圧器の中身露出
許容時間50時間であり本方式によれば分解現地再組立
を行っても従来特別3相変圧器の現地組立時の中身露出
時間並み以下、の短時間とすることが可能である。絶縁
物の吸湿レベルが十分に小さな値であるので特別な現地
乾燥工程が不要となる。本体タンク12を真空引きして
絶縁油13を注油することにより変圧器本体の組立は完
了する。
上述の実施例で説明した本発明による分解輸送変圧器お
よびその輸送、組立方法を採用することにより次の効果
が得られる。
■ 第1図に示すような3相5脚鉄心1を巻線2を装着
する主脚1a中央で左右に分離する構成を採用すること
により、4個の鉄心単位IAに分割して輸送することが
可能となり輸送重量、輸送寸法とも一体形3相5脚鉄心
の174以下とすることが出来る。 したがって275
 K、V変電所用の口内最大容量である450MVA級
変圧器で最大重量、寸法を有する鉄心でもその重量は2
5トン程度となり工場から現地まで直接一般低床トレー
ラで輸送することが可能となる。これにより輸送コスト
の大巾な低減と重量物の輸送が不可能であった山間地変
電所への大容量変圧器の据付けが可能となる。
■ 第6図に示すように巻線2の内外周を絶縁筒10a
、 10bで上、下面を絶縁板10c、10dでそれぞ
れ一括支持固定するので、各コイル2a、2bは分解せ
ず巻線2組立として一括吊上げハンドリングが可能とな
る。したがって工場試験後の巻線特性、品質は分解輸送
再組立しても絶縁物の吸湿、異物の混入防止を計ること
により低下することはない。
分解、吊上げ、再組立作業に対しても巻線2を完全に周
囲で絶縁筒10a、 llbを絶縁板10c、 10d
で覆い保護するので作業中の損傷を物理的に防止するこ
とが出来る。
巻線2外周全面を防湿フィルム11で密封し、現地中身
組立の最終段階まで密封状態を保持する構成としている
。したがって輸送あるいは現地再組立工程中での巻線絶
縁物の吸湿レベルを極小化できる。さらにゴミ、異物混
入を防止することが可能となり巻線2の品質を全く低下
させることが無くなり、従来の一体形変圧器と同等の品
質確保が可能となる。防湿フィルム11の撤去は上下面
部のみに限定することにより作業が容易となる。防湿フ
ィルム11は高分子フィルム材を使用することにより、
耐熱性、耐油性、絶縁強度等で絶縁紙よりさらに品質向
上を計ることが出来る。
450MVA級変圧器でも巻線2の輸送重量は25トン
以下で鉄心同様一般低床トレーラでの輸送が可能である
■ 第12図、第13図に示すようにタップリート23
a、ブッシングリード23b等はタンク12内面で支持
固定する構成とし分解、再組立する個所はコイル日出リ
ードとの接続部のみに限定するので現地組立品質の確保
および中身露出時間を低減することにより現地での中身
水分除去工程乾燥工程を簡略化出来る。
(イ)鉄心1、巻線2、タンク12等の中身露出をとも
なう現地組立作業は第15図に示す乾燥空気発生袋!!
28等の潤湿装置を付属し湿度50%程度以下に管理し
た全天候形防水、防塵ハウス25内で実施し絶縁物の吸
湿を最小化すると共に異物、ゴミ等の中身への混入を防
止出来るので高品質を確保した変圧器組立が可能となる
。また防水、防塵ハウス25の天井25bは部分的にス
ライド開閉可能な構成とするので上記組立部品はレフカ
ー車33で容易と防水、防塵ハウス25内に吊込み可能
である。
巻線2挿入や上部ヨーク1b積み作業等は高所作業とな
るが防水、防塵ハウス25内に作業台32を配置するこ
とにより安全で確実な作業が可能となる。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第21図は3相5脚鉄心を2分割構成により組立または
分解輸送する例であり中容量変圧器等で輸送重量は問題
とならないが輸送長さを低減する必要の有る場合に採用
する。分解部分がさらに少なイなるので輸送コストの低
減と現地組立工期を短縮出来る。
また、第1図は3相5脚鉄心の例であるが、単相3脚、
単相4脚、単相5脚鉄心でも同一分解構成により同じ効
果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による分解輸送変圧器およ
びその輸送、組立方法によれば3相変圧器を例にとると
、3相5脚鉄心は4個のU字形の鉄心単位に分割組立輸
送が可能で現地の組立が上部ヨーク部のみに限定出来る
こと。また工場試験完了後の巻線は高、低圧、タップコ
イル等は分解せず一体で分解、再組立を可能とする等分
解単位数を最小限とすることから短工期で高品質の現地
組立が可能である。また巻線を防湿フィルムで密封しそ
のまま組立し、中身組立の最終段階まで防湿フィルムを
撤去しないようにし、内部リードはタンク内部で支持し
組込み輸送すること、現地組立を塵埃、湿度管理した全
天候形防水、防塵ハウス内で実施可能としたこと等によ
り現地乾燥工程を簡略化しかつ高信頼性の変圧器を提供
できる。
一方変圧器の輸送重量は従来の分割方式の変圧器では据
付スペースや変圧器の経済性から275KV300MV
AI&変圧器でも輸送重量60トン程度に低減するのが
限度で現地トレーラ輸送は道路補強工事等を含めると美
大な費用と時間を費した。本発明によれば275KV変
電所用で口内最大容量450MVA級変圧器の場合でも
輸送重量を25トン程度とすることが出来るので工場か
ら現地まで道路補強等を行わず一般低床トレーラで輸送
することが可能となる。
さらに従来の分割方式の3相変圧器では単相3脚鉄心3
台構成となるがこれに対し本発明では一体形の3相5脚
鉄心と同一構成であり鉄心重量および抜板加工数でも約
273以下とすることが可能となるのでコンパクトでか
つ材料接節変圧器を提供できる。
また、山岳地に建設される大容量揚水発電所用の600
MVA級大容量変圧器の場合分割方式では輸送重量を5
0)−ン程度としても6分割以上の単位変圧器で構成す
る必要が有り変圧器据付スペースも大幅に増大する。本
発明では輸送重量を30トン以下とし一般低床トレーラ
で輸送可能とし輸送費を低減すると共に3相一体変圧器
に構成するため変圧器据付スペースを従来の分割方式の
172以下にすることが可能である。山岳地揚水発電所
では変圧器も発電機と同様地下建屋内に設置されるので
変圧器据付スペースの削減は美大な発電所建設費の低減
を可能とする。
500KV変電所用大容量変圧器は例えば100100
O変圧器を3相一体形で輸送する場合輸送重量が300
トンを超え輸送出来ないため従来は単相器3台構成とし
ている。この変圧器に本発明を適用すると3相一体構成
変圧器の製作可能で総重量が約70%とな番)変圧器製
作費の低減が計れる。また最大輸送重量である鉄心輸送
重量も30トン以下に抑えられるので一般低床トレーラ
による輸送とし大幅な輸送費削減が可能となる。さらに
3相一体構成とすることから現地据付スペースが172
以下となり基礎工事を含めた変電所建設費の低減が可能
となる。
以上本発明によれば輸送重量の大幅な低減により一般低
床トレーラ輸送を可能とし道路、橋梁の補強工事費を含
めた輸送費の大幅な低減と、建築物信号器移設等公共物
や交通障害等一般社会への影響を全く無くすことが8来
る。
さらに三相一体変圧器構成により発、変電所の据付スペ
ースを極小化することにより美大な建設コストの低減を
可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における3相5脚鉄心の構成
を示す正面図、第2図は同じく鉄心、巻線、タンク等の
組立状態を示す正面図、鮎3図はその側断面図、第4図
は3相5脚鉄心を4個の輸送単位に分割した内の一つの
鉄心単位の吊上げ状態を示す正面図、第5図はその側面
図、第6図は高、低圧コイル、タップコイル等の組立お
よび絶縁物構成並びに防湿フィルム取付を示す巻線断面
図、第7図は巻線の吊上げた状態を示す正面図、第8図
は鉄心単位の輸送組立状態を示す正面図、第9図はその
側面図、第10図は巻線組立の輸送組立状態を示す平面
図、第11図はその正面図、第12図は上部タンクに取
付けたまま輸送する負荷時タップ切換器やタップリート
等の内部リードの組立状態を示す正面図、第13図はそ
の平面図、第14図は下部タンクの輸送組立状態を示す
正面図、第15図はユニット分解輸送した変圧器の現地
組立に使用する乾燥空気発生装置を付属した全天候防塵
ハウスの構成を示す正面図、第16図はその側面図。 第17図は防塵ハウス内への鉄心吊込みと組立状態を示
す正面図、第18図は巻線吊込みと組立状態を示す正面
図、第19図は変圧器中身組立完了状態を示す正面図、
第20図はその側面図で、第21図は本発明の他の実施
例を示す図で3相5脚鉄心を2個の輸送単位に分割した
内の一つの鉄心単位の吊上げ状態を示す正面図である。 1・・・鉄心 la、 lb、 lc−鉄心部、上、下ヨークIA・・
・U字形鉄心単位   2・・・巻線、2a、 2b、
 2c・・・低、高、タップコイル4.4a・・・脚、
ヨーク当て板 6a、6b・・・上、下巻線支持装置 7a、 7b・・・上、下巻線支持装置8a、 8b・
・・上、下線付金具 11a〜lie・・・防湿フィルム 12・・・タンク
13・・・絶縁油       17・・・鉄心輸送タ
ンク19・・・巻線輸送タンク   19c・・・振止
筒22・・・負荷時タップ切換器 25・・・防水、防塵ハウス  27・・・防塵シート
28・・・乾燥空気発生装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄心主脚を幅方向の略々中央部で左右に分割し、
    上部ヨーク及びコイルを外してU字形鉄心単位とし、こ
    のU字形鉄心単位を現地において複数個並設して互いに
    隣り合う鉄心に巻線を巻装して主脚とし、各U字形鉄心
    単位の上部をヨークで接続するようにした分解輸送変圧
    器。
  2. (2)鉄心主脚を幅方向の略々中央で左右に分割すると
    共に巻線、上部ヨークを抜き少なくとも2個以上のU字
    形鉄心単位に分割し上部脚間を固定金具で固定し、輸送
    タンクに納め密封輸送する手段と、 高、低圧、タップコイル等を組合せ内外周を絶縁筒で上
    下面を絶縁板でそれぞれ支持保護した巻線ユニットとし
    て組立て、外表面全体を耐油性防湿フィルムでシール密
    封し、この巻線ユニットを輸送タンク内の振止筒に挿入
    し上下方向に締付け密封輸送する手段と 鉄心、巻線、絶縁油を納める本体タンクを水平フランジ
    で2つ以上に分割し、タップリード等の内部リードはタ
    ンク内面より支持、組立てたままタンクに盲カバーを付
    けて輸送する手段と、現地において変圧器中身角組立お
    よび分割タンクの組合せシールを防水、防塵ハウス内部
    で実施する手段と、前記防水、防塵ハウス内部の調湿し
    低湿度レベルに管理する手段と、前記防水、防塵ハウス
    内で巻線ユニットを防湿フィルムで密封したまま鉄心脚
    へ挿入し、少なくとも巻線上面部近傍の防湿フィルムは
    巻線を上下方向に締付ける前迄に撤去する手段とから成
    る分解輸送変圧器の輸送、組立方法。
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