JPS6240841B2 - - Google Patents
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- JPS6240841B2 JPS6240841B2 JP6184878A JP6184878A JPS6240841B2 JP S6240841 B2 JPS6240841 B2 JP S6240841B2 JP 6184878 A JP6184878 A JP 6184878A JP 6184878 A JP6184878 A JP 6184878A JP S6240841 B2 JPS6240841 B2 JP S6240841B2
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- windings
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Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は変圧器などの巻線を収容する容器を
備えた静止誘導機器に関する。
備えた静止誘導機器に関する。
近年の電力需要の増加に伴つて変圧器、リアク
トル等の静止誘導機器の容量は飛躍的に増大し、
容積及び重量が輸送制限を超過し輸送対策が重要
な課題となつて来ている。
トル等の静止誘導機器の容量は飛躍的に増大し、
容積及び重量が輸送制限を超過し輸送対策が重要
な課題となつて来ている。
この輸送上の課題を解決するために従来は、組
立輸送が可能な単相器の組合せにより構成したり
或は工場での試験終了後に解体し巻線と鉄心とを
分解して輸送し現地において再度組立を行なう、
などしていた。
立輸送が可能な単相器の組合せにより構成したり
或は工場での試験終了後に解体し巻線と鉄心とを
分解して輸送し現地において再度組立を行なう、
などしていた。
前者の場合輸送上の問題は解決されるが据付面
積の増大を来し、又後者の場合は輸送中の絶縁物
の吸湿が避けられないため現地において再組立の
後、再乾燥、再試験を行なわねばならなかつた。
積の増大を来し、又後者の場合は輸送中の絶縁物
の吸湿が避けられないため現地において再組立の
後、再乾燥、再試験を行なわねばならなかつた。
この発明は上記のような欠点に鑑みてなされた
もので、輸送制限のために解体輸送を必要とする
静止誘導機器において、工場での組立時の品質を
据付現地において再現し現地における再乾燥再試
験を不要とできる静止誘導機器を提供することを
目的とする。
もので、輸送制限のために解体輸送を必要とする
静止誘導機器において、工場での組立時の品質を
据付現地において再現し現地における再乾燥再試
験を不要とできる静止誘導機器を提供することを
目的とする。
この発明に係る静止誘導機器は、巻線のみを内
部に密閉収容可能な絶縁物からなる容器を設け、
更にこの容器に機器の運転時には開放され、輸送
時には閉塞される開閉手段を備えたものである。
部に密閉収容可能な絶縁物からなる容器を設け、
更にこの容器に機器の運転時には開放され、輸送
時には閉塞される開閉手段を備えたものである。
〔作 用〕
この発明においては、先ず工場においては、開
閉手段は開放されて巻線の乾燥そして機器の試験
運転が行われ、輸送時には巻線と鉄心とは分割さ
れているが開閉手段は閉塞されて巻線の吸湿が防
止される。そして現地において、巻線と鉄心とが
組立てられ、開閉手段が再び開放されて正規の運
転がなされる。
閉手段は開放されて巻線の乾燥そして機器の試験
運転が行われ、輸送時には巻線と鉄心とは分割さ
れているが開閉手段は閉塞されて巻線の吸湿が防
止される。そして現地において、巻線と鉄心とが
組立てられ、開閉手段が再び開放されて正規の運
転がなされる。
以下この発明の実施例を変圧器を例に説明す
る。第１図〜第３図はこの発明の一実施例であり
同図において１及び２は銅線等の電気導体を巻回
して構成された低圧巻線及び高圧巻線で、各巻線
の電位に応じて絶縁紙等による電気絶縁が施され
ている。３及び４は熱硬化性樹脂を用いて構成さ
れた容器で、前記巻線１及び２を夫々密閉収容す
る。３ａ及び３ｂは第３図に示すように前記容器
を構成する部品、及び側板、３ｃ及び３ｄは前記
容器に設けられた下蓋及び上蓋、５は硅素鋼板等
を積層して構成された鉄心、６は前記巻線１及び
２、前記鉄心５を収容する外箱、７は前記巻線１
及び２を支持する巻線支持台である。
る。第１図〜第３図はこの発明の一実施例であり
同図において１及び２は銅線等の電気導体を巻回
して構成された低圧巻線及び高圧巻線で、各巻線
の電位に応じて絶縁紙等による電気絶縁が施され
ている。３及び４は熱硬化性樹脂を用いて構成さ
れた容器で、前記巻線１及び２を夫々密閉収容す
る。３ａ及び３ｂは第３図に示すように前記容器
を構成する部品、及び側板、３ｃ及び３ｄは前記
容器に設けられた下蓋及び上蓋、５は硅素鋼板等
を積層して構成された鉄心、６は前記巻線１及び
２、前記鉄心５を収容する外箱、７は前記巻線１
及び２を支持する巻線支持台である。
上記のように構成されたものにおいては、第３
図に示すように、容器３の部品３ａに、予め組立
てられた巻線１をはめ込み、側板３ｂを取付け、
下蓋３ｃ及び上蓋３ｄで蓋をする。このようにし
て巻線１は容器３に密閉収容される。巻線２につ
いても前記巻線１の場合と同様にして容器４に密
閉収容される。このようにして容器に収容された
ままの巻線１及び２の周囲に、鉄心５を巻線１及
び２と鎖交するように積層する。その後下蓋３ｃ
及び上蓋３ｄを取外して巻線１及び２と外部口出
端子（図示せず）との結線をし、かつこれにより
容器の内外が連通し巻線１及び２を冷却する絶縁
油等の冷媒の流通路が開かれる。このようにして
工場における組立をした後、乾燥し試験をして品
質を確認し解体し据付現地へ輸送することになる
が、解体時には前記容器３及び４に下蓋３ｃ及び
上蓋３ｄで蓋をし、容器３及び４内に巻線１及び
２を密閉し吸湿を防ぐ。据付現地においては、前
記の工場における組立の場合と同様の手順によつ
て再組立をするが、下蓋３ｃ及び上蓋３ｄは組立
の最後の段階、即ち注油直前まで取外さないよう
にして巻線の吸湿を防止することになる。
図に示すように、容器３の部品３ａに、予め組立
てられた巻線１をはめ込み、側板３ｂを取付け、
下蓋３ｃ及び上蓋３ｄで蓋をする。このようにし
て巻線１は容器３に密閉収容される。巻線２につ
いても前記巻線１の場合と同様にして容器４に密
閉収容される。このようにして容器に収容された
ままの巻線１及び２の周囲に、鉄心５を巻線１及
び２と鎖交するように積層する。その後下蓋３ｃ
及び上蓋３ｄを取外して巻線１及び２と外部口出
端子（図示せず）との結線をし、かつこれにより
容器の内外が連通し巻線１及び２を冷却する絶縁
油等の冷媒の流通路が開かれる。このようにして
工場における組立をした後、乾燥し試験をして品
質を確認し解体し据付現地へ輸送することになる
が、解体時には前記容器３及び４に下蓋３ｃ及び
上蓋３ｄで蓋をし、容器３及び４内に巻線１及び
２を密閉し吸湿を防ぐ。据付現地においては、前
記の工場における組立の場合と同様の手順によつ
て再組立をするが、下蓋３ｃ及び上蓋３ｄは組立
の最後の段階、即ち注油直前まで取外さないよう
にして巻線の吸湿を防止することになる。
第４図はこの発明の他の実施例を示す。同図に
おいて１０及び１１は防水処置を施した布等で構
成された袋、１２ａ，１２ｂ，１３ａ，１３ｂは
前記袋１０及び１１の周辺部に設けられたチヤツ
ク、１５及び１６は前記チヤツクの引手である。
巻線１を袋１０及び１１で包みチヤツク１２ａ，
１２ｂ，１３ａ，１３ｂを綴じ合わせることによ
つて巻線１を密閉収容する。変圧器組立時にはチ
ヤツクを第４図の矢印の方向に開くことによつて
油等の冷媒の流通路を開くと共に巻線と外部端子
との結線をすることが出来、解体時、諭送時には
上記のように閉じればよいから、前述の第３図に
示したものと同様、所期の目的を達成出来る。
おいて１０及び１１は防水処置を施した布等で構
成された袋、１２ａ，１２ｂ，１３ａ，１３ｂは
前記袋１０及び１１の周辺部に設けられたチヤツ
ク、１５及び１６は前記チヤツクの引手である。
巻線１を袋１０及び１１で包みチヤツク１２ａ，
１２ｂ，１３ａ，１３ｂを綴じ合わせることによ
つて巻線１を密閉収容する。変圧器組立時にはチ
ヤツクを第４図の矢印の方向に開くことによつて
油等の冷媒の流通路を開くと共に巻線と外部端子
との結線をすることが出来、解体時、諭送時には
上記のように閉じればよいから、前述の第３図に
示したものと同様、所期の目的を達成出来る。
尚、万一巻線内部で故障が生じても、上記各実
施例のように巻線のみを容器に収容しているので
巻線のみを工場に持帰り修理することができ補修
が容易となり、又、上蓋３ｄ、下蓋３ｃの開口の
大きさ及びチヤツク１３ａ，１３ｂの開き具合を
調整することにより、例えば常時はほとんど損失
を発生しない巻線には余計な油を流さないように
して、他の巻線の方に油を流すこともできるので
効率の良い冷却が可能になる。
施例のように巻線のみを容器に収容しているので
巻線のみを工場に持帰り修理することができ補修
が容易となり、又、上蓋３ｄ、下蓋３ｃの開口の
大きさ及びチヤツク１３ａ，１３ｂの開き具合を
調整することにより、例えば常時はほとんど損失
を発生しない巻線には余計な油を流さないように
して、他の巻線の方に油を流すこともできるので
効率の良い冷却が可能になる。
ところで上記説明ではこの発明を変圧器に実施
する場合について述べたがその他の静止誘導機器
にも利用できることはいうまでもない。
する場合について述べたがその他の静止誘導機器
にも利用できることはいうまでもない。
以上説明したように、この発明によれば、変圧
器などの静止誘導機器の巻線のみを内部に密閉収
容可能な容器を設け、更にこの容器に運転時及び
輸送時にそれぞれ開及び閉とされる開閉手段を備
えたので、機器の解体、輸送、再組立時にはこの
容器が巻線の吸湿を防止するとともに、容器を取
外すことなく機器の正常な運転が可能となり、現
地における再乾燥、再試験が不要となる。
器などの静止誘導機器の巻線のみを内部に密閉収
容可能な容器を設け、更にこの容器に運転時及び
輸送時にそれぞれ開及び閉とされる開閉手段を備
えたので、機器の解体、輸送、再組立時にはこの
容器が巻線の吸湿を防止するとともに、容器を取
外すことなく機器の正常な運転が可能となり、現
地における再乾燥、再試験が不要となる。
第１図はこの発明の一実施例を、一部を破断し
て示す斜視図、第２図はこの発明の要部を、一部
を破断して示す斜視図、第３図はこの発明の要部
を示す斜視図、第４図はこの発明の他の実施例の
要部を示す斜視図である。 図において１は低圧巻線、２は高圧巻線、３，
４は容器、３ａは部品、３ｂは側板、３ｃは不
蓋、３ｄは上蓋、５は鉄心、１０，１１は袋、１
２ａ，１２ｂ，１３ａ，１３ｂはチヤツク、１
５，１６はチヤツク引手である。なお各図中同一
符号は同一または相当する部分を示すものとす
る。
て示す斜視図、第２図はこの発明の要部を、一部
を破断して示す斜視図、第３図はこの発明の要部
を示す斜視図、第４図はこの発明の他の実施例の
要部を示す斜視図である。 図において１は低圧巻線、２は高圧巻線、３，
４は容器、３ａは部品、３ｂは側板、３ｃは不
蓋、３ｄは上蓋、５は鉄心、１０，１１は袋、１
２ａ，１２ｂ，１３ａ，１３ｂはチヤツク、１
５，１６はチヤツク引手である。なお各図中同一
符号は同一または相当する部分を示すものとす
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 磁気回路を形成する鉄心とこの鉄心に鎖交す
べき巻線とを有し、上記鉄心と巻線とを分割して
輸送する静止誘導機器において、上記巻線のみを
内部に密閉収容可能な絶縁物からなる容器を設け
るとともに、この容器に上記機器の運転時には開
放されて上記巻線への冷媒の通流を可能とし、輸
送時には閉塞されて上記巻線の吸湿防止を可能と
する開閉手段を備えたことを特徴とする静止誘導
機器。 ２ 容器が熱硬化性樹脂であることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の静止誘導機器。 ３ 開閉手段が容器の冷媒通流方向両端部に開閉
可能に備えられた一対の蓋であることを特徴とす
る特許請求の範囲第２項記載の静止誘導機器。 ４ 容器が、開閉手段をも構成するチヤツクの係
合によつて密閉袋体に形成される防水性布袋でな
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
静止誘導機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6184878A JPS54152122A (en) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | Stationary induction device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6184878A JPS54152122A (en) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | Stationary induction device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54152122A JPS54152122A (en) | 1979-11-30 |
| JPS6240841B2 true JPS6240841B2 (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=13182913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6184878A Granted JPS54152122A (en) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | Stationary induction device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54152122A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164507A (en) * | 1980-05-22 | 1981-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacture of electromagnetic induction apparatus |
| JPS5718311A (en) * | 1980-07-08 | 1982-01-30 | Toshiba Corp | Assembly of stationary induction electric appliance |
| JP2018157094A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | ファナック株式会社 | 絶縁構造を有する三相リアクトル |
-
1978
- 1978-05-23 JP JP6184878A patent/JPS54152122A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54152122A (en) | 1979-11-30 |
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