JPH05198450A - 超高圧用計器用変圧器装置 - Google Patents
超高圧用計器用変圧器装置Info
- Publication number
- JPH05198450A JPH05198450A JP4009082A JP908292A JPH05198450A JP H05198450 A JPH05198450 A JP H05198450A JP 4009082 A JP4009082 A JP 4009082A JP 908292 A JP908292 A JP 908292A JP H05198450 A JPH05198450 A JP H05198450A
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- Japan
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- transformer
- gas
- instrument
- voltage
- insulated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】大形の１次コイルや大形の鉄心を用いることな
く、超高圧用のガス絶縁計器用変圧器装置を提供する。 【構成】２台のガス絶縁計器用変圧器ＶＴ1 及びＶＴ2
を上下に並べて配置し、両計器用変圧器をカスケード接
続する。上側の計器用変圧器ＶＴ1 を外側容器２０内に
配置し、外側容器２０内にＳＦ6 ガスを封入する。
く、超高圧用のガス絶縁計器用変圧器装置を提供する。 【構成】２台のガス絶縁計器用変圧器ＶＴ1 及びＶＴ2
を上下に並べて配置し、両計器用変圧器をカスケード接
続する。上側の計器用変圧器ＶＴ1 を外側容器２０内に
配置し、外側容器２０内にＳＦ6 ガスを封入する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超高圧用の計器用変圧
器装置に関するものである。
器装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高圧用のガス絶縁計器用変圧器として、
図４に示したように、圧力容器の条件を満たした鉄製の
タンク１の内部に計器用変圧器本体２を収納したものが
ある。計器用変圧器本体２は、鉄心３と、該鉄心に巻装
された２次コイル４と、２次コイル４の外側に配置され
た円筒状の巻形５の上に巻回された１次コイル６と、１
次コイル６を外側から囲むように配置された高圧シール
ド７とを備えている。１次コイル６はボリエステル系フ
ィルムを層間に挿入して耐熱性樹脂被覆導体を成層巻き
したものからなり、その巻終わり（高圧側の端部）はシ
ールド７に接続されている。
図４に示したように、圧力容器の条件を満たした鉄製の
タンク１の内部に計器用変圧器本体２を収納したものが
ある。計器用変圧器本体２は、鉄心３と、該鉄心に巻装
された２次コイル４と、２次コイル４の外側に配置され
た円筒状の巻形５の上に巻回された１次コイル６と、１
次コイル６を外側から囲むように配置された高圧シール
ド７とを備えている。１次コイル６はボリエステル系フ
ィルムを層間に挿入して耐熱性樹脂被覆導体を成層巻き
したものからなり、その巻終わり（高圧側の端部）はシ
ールド７に接続されている。
【０００３】タンク１の上端開口部を気密に閉じるよう
に絶縁スペーサ８が取付けられて該絶縁スペーサの貫通
導体９が高圧シールド７に接続され、該貫通導体９を通
して１次高圧端子が導出されている。１次コイル６の巻
き始めはタンク１に接地されている。
に絶縁スペーサ８が取付けられて該絶縁スペーサの貫通
導体９が高圧シールド７に接続され、該貫通導体９を通
して１次高圧端子が導出されている。１次コイル６の巻
き始めはタンク１に接地されている。
【０００４】タンク１の内部にはＳＦ6 ガスが所定の圧
力で封入されている。絶縁スペーサ８にはガス絶縁開閉
装置の容器１０が接続され、該容器１０内にもＳＦ6 ガ
スが所定の圧力で封入されている。タンク１の側面には
２次端子箱１１及びガス充気バルブ１２が取り付けられ
ている
力で封入されている。絶縁スペーサ８にはガス絶縁開閉
装置の容器１０が接続され、該容器１０内にもＳＦ6 ガ
スが所定の圧力で封入されている。タンク１の側面には
２次端子箱１１及びガス充気バルブ１２が取り付けられ
ている
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の高圧用ガス絶縁
計器用変圧器の構造で超高圧用の計器用変圧器を構成し
ようとすると、１次コイルが非常に大きくなる上に絶縁
距離を長くとる必要があるため、計器用変圧器本体が非
常に大きくなる。そのため１次コイルの巻線機として大
形のものを必要とするなど、製造設備が大掛かりにな
り、製造コストが高くなるという問題がある。
計器用変圧器の構造で超高圧用の計器用変圧器を構成し
ようとすると、１次コイルが非常に大きくなる上に絶縁
距離を長くとる必要があるため、計器用変圧器本体が非
常に大きくなる。そのため１次コイルの巻線機として大
形のものを必要とするなど、製造設備が大掛かりにな
り、製造コストが高くなるという問題がある。
【０００６】例えば５５０kV用のガス絶縁計器用変圧器
装置をそのままスケールアップして１１００kV用の超高
圧計器用変圧器を製作しようとすると、１次コイルの重
量は約３倍、鉄心重量は約４倍となり、巻線作業や鉄心
の組立作業等に困難な問題が生じる。
装置をそのままスケールアップして１１００kV用の超高
圧計器用変圧器を製作しようとすると、１次コイルの重
量は約３倍、鉄心重量は約４倍となり、巻線作業や鉄心
の組立作業等に困難な問題が生じる。
【０００７】本発明の目的は、１次コイル及び鉄心の小
形化を図り、製造を容易にした超高圧用計器用変圧器装
置を提供することにある。
形化を図り、製造を容易にした超高圧用計器用変圧器装
置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明においては、計器
用変圧器本体を絶縁ガスが封入されたタンク内に収納し
て構成したガス絶縁計器用変圧器を２台設けて、該２台
のガス絶縁計器用変圧器をカスケード接続した。
用変圧器本体を絶縁ガスが封入されたタンク内に収納し
て構成したガス絶縁計器用変圧器を２台設けて、該２台
のガス絶縁計器用変圧器をカスケード接続した。
【０００９】また本発明のガス絶縁計器用変圧器装置は
次のように構成できる。即ち計器用変圧器本体を収納し
たタンクの上端開口部を気密に閉じるように絶縁スペー
サを取付けて、計器用変圧器本体の１次コイルの非接地
側の端子を絶縁スペーサの貫通導体を通して１次高圧端
子として外部に導出してなるガス絶縁計器用変圧器を２
台設け、該２台の計器用変圧器を上下に並べて配置す
る。そして上側の計器用変圧器のタンクを下側の計器用
変圧器の絶縁スペーサの貫通導体に電気的及び機械的に
接続して支持するとともに、上側のガス絶縁計器用変圧
器を収納する気密構造の外側容器を設け、該外側容器の
上端に設けた開口部を気密に閉じるように外側絶縁スペ
ーサを取付ける。また上側の計器用変圧器の１次高圧端
子を外側絶縁スペーサの貫通導体を通して超高圧入力端
子として外部に導出し、上側のガス絶縁計器用変圧器の
タンクと外側容器との間の空間に各計器用変圧器のタン
ク内の絶縁ガスと同種の絶縁ガスを封入する。
次のように構成できる。即ち計器用変圧器本体を収納し
たタンクの上端開口部を気密に閉じるように絶縁スペー
サを取付けて、計器用変圧器本体の１次コイルの非接地
側の端子を絶縁スペーサの貫通導体を通して１次高圧端
子として外部に導出してなるガス絶縁計器用変圧器を２
台設け、該２台の計器用変圧器を上下に並べて配置す
る。そして上側の計器用変圧器のタンクを下側の計器用
変圧器の絶縁スペーサの貫通導体に電気的及び機械的に
接続して支持するとともに、上側のガス絶縁計器用変圧
器を収納する気密構造の外側容器を設け、該外側容器の
上端に設けた開口部を気密に閉じるように外側絶縁スペ
ーサを取付ける。また上側の計器用変圧器の１次高圧端
子を外側絶縁スペーサの貫通導体を通して超高圧入力端
子として外部に導出し、上側のガス絶縁計器用変圧器の
タンクと外側容器との間の空間に各計器用変圧器のタン
ク内の絶縁ガスと同種の絶縁ガスを封入する。
【００１０】
【作用】以上のように、２台のガス絶縁計器用変圧器を
上下に並べて配置して、両計器用変圧器をカスケード接
続すると、１台のガス絶縁計器用変圧器の２倍の電圧に
耐えるガス絶縁計器用変圧器を実現することができる。
従って超高圧のガス絶縁計器用変圧器をその1/2 の電圧
に耐えるガス絶縁計器用変圧器２台により実現できるこ
とになり、１次コイル及び鉄心を大形にすることなく、
従来の製造設備の範囲内で製造することができる。
上下に並べて配置して、両計器用変圧器をカスケード接
続すると、１台のガス絶縁計器用変圧器の２倍の電圧に
耐えるガス絶縁計器用変圧器を実現することができる。
従って超高圧のガス絶縁計器用変圧器をその1/2 の電圧
に耐えるガス絶縁計器用変圧器２台により実現できるこ
とになり、１次コイル及び鉄心を大形にすることなく、
従来の製造設備の範囲内で製造することができる。
【００１１】また、試験の際には、個々のガス絶縁計器
用変圧器を全電圧の1/2 の電圧で試験すればよいので、
特に超高圧用の試験設備を設ける必要がなない。
用変圧器を全電圧の1/2 の電圧で試験すればよいので、
特に超高圧用の試験設備を設ける必要がなない。
【００１２】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示したもので、本
実施例においては、２台のガス絶縁計器用変圧器ＶＴ1
及びＶＴ2 を上下に配置して両者をカスケード接続した
構造を有する。
実施例においては、２台のガス絶縁計器用変圧器ＶＴ1
及びＶＴ2 を上下に配置して両者をカスケード接続した
構造を有する。
【００１３】ガス絶縁計器用変圧器ＶＴ1 及びＶＴ2 は
基本的に図４に示した従来の高圧用ガス絶縁計器用変圧
器と同様の構造を有している。各計器用変圧器におい
て、１は圧力容器の要件を満たしたタンク、２は計器用
変圧器本体であり、計器用変圧器本体は鉄心３と、該鉄
心に巻回された２次コイル４と、２次コイル４の外側に
巻形５を介して成層巻された１次コイル６と、１次コイ
ルを外側から囲むように配置された高圧シールド７とを
備えている。１次コイル６の巻始めはタンク１に接続さ
れ、巻終りは高圧シールド７に接続されている。タンク
１の開口部を閉じるように絶縁スペーサ８が取付けら
れ、該絶縁スペーサの貫通導体９が高圧シールド７に接
続されている。下側に配置された計器用変圧器ＶＴ2
は、図２に示したように、１次コイル６と高圧シールド
７との間に励磁コイル（結合コイル）１３を有してい
る。
基本的に図４に示した従来の高圧用ガス絶縁計器用変圧
器と同様の構造を有している。各計器用変圧器におい
て、１は圧力容器の要件を満たしたタンク、２は計器用
変圧器本体であり、計器用変圧器本体は鉄心３と、該鉄
心に巻回された２次コイル４と、２次コイル４の外側に
巻形５を介して成層巻された１次コイル６と、１次コイ
ルを外側から囲むように配置された高圧シールド７とを
備えている。１次コイル６の巻始めはタンク１に接続さ
れ、巻終りは高圧シールド７に接続されている。タンク
１の開口部を閉じるように絶縁スペーサ８が取付けら
れ、該絶縁スペーサの貫通導体９が高圧シールド７に接
続されている。下側に配置された計器用変圧器ＶＴ2
は、図２に示したように、１次コイル６と高圧シールド
７との間に励磁コイル（結合コイル）１３を有してい
る。
【００１４】上側の計器用変圧器ＶＴ1 は、圧力容器で
はない外側容器２０内に配置されている。外側容器２０
は上下に開口部を有していて、外側容器２０の上端開口
部は絶縁スペーサ２２を介してガス絶縁開閉装置の容器
１０に接続され、外側容器２０の下端開口部は下側の計
器用変圧器ＶＴ2 の絶縁スペーサ８に接続されている。
上側の計器用変圧器ＶＴ1 は外側容器２０内の中央に配
置され、該計器用変圧器ＶＴ1 のタンク１の底部が接続
導体２１を介して下側の計器用変圧器ＶＴ1 の絶縁スペ
ーサ８の貫通導体９に電気的及び機械的に接続されてい
る。これにより、図３に示したように上側の計器用変圧
器ＶＴ1 の１次コイル６と下側の計器用変圧器ＶＴ2 の
１次コイル６とが直列に接続されている。また上側の計
器用変圧器ＶＴ1 の絶縁スペーサ８の貫通導体９は、外
側容器２０の上端開口部を気密に閉じる絶縁スペーサ２
２の貫通導体２３に接続され、該貫通導体２３を通して
１次高圧端子Ｕが導出されている。外側容器２０の上端
の絶縁スペーサ２２及び下側の計器用変圧器ＶＴ2 の絶
縁スペーサ８はそれぞれ定格電圧の1/2 の電圧を分担す
る。
はない外側容器２０内に配置されている。外側容器２０
は上下に開口部を有していて、外側容器２０の上端開口
部は絶縁スペーサ２２を介してガス絶縁開閉装置の容器
１０に接続され、外側容器２０の下端開口部は下側の計
器用変圧器ＶＴ2 の絶縁スペーサ８に接続されている。
上側の計器用変圧器ＶＴ1 は外側容器２０内の中央に配
置され、該計器用変圧器ＶＴ1 のタンク１の底部が接続
導体２１を介して下側の計器用変圧器ＶＴ1 の絶縁スペ
ーサ８の貫通導体９に電気的及び機械的に接続されてい
る。これにより、図３に示したように上側の計器用変圧
器ＶＴ1 の１次コイル６と下側の計器用変圧器ＶＴ2 の
１次コイル６とが直列に接続されている。また上側の計
器用変圧器ＶＴ1 の絶縁スペーサ８の貫通導体９は、外
側容器２０の上端開口部を気密に閉じる絶縁スペーサ２
２の貫通導体２３に接続され、該貫通導体２３を通して
１次高圧端子Ｕが導出されている。外側容器２０の上端
の絶縁スペーサ２２及び下側の計器用変圧器ＶＴ2 の絶
縁スペーサ８はそれぞれ定格電圧の1/2 の電圧を分担す
る。
【００１５】図３に示したように、上側の計器用変圧器
ＶＴ1 の２次コイル４は下側の計器用変圧器ＶＴ2 の励
磁コイル１３に接続され、下側の計器用変圧器ＶＴ2 の
２次コイルの両端は該計器用変圧器ＶＴ2 のタンクの側
壁に取付けられた２次端子箱１１内の２次端子ｕ，ｖに
接続されている。
ＶＴ1 の２次コイル４は下側の計器用変圧器ＶＴ2 の励
磁コイル１３に接続され、下側の計器用変圧器ＶＴ2 の
２次コイルの両端は該計器用変圧器ＶＴ2 のタンクの側
壁に取付けられた２次端子箱１１内の２次端子ｕ，ｖに
接続されている。
【００１６】ここで、計器用変圧器ＶＴ1 の２次コイル
４は計器用変圧器ＶＴ2 の励磁コイル１３及び２次コイ
ル４と同一の巻数を有し、両計器用変圧器ＶＴ1 及びＶ
Ｔ2の１次コイル６は同一の巻数を有している。下側の
計器用変圧器ＶＴ2 のタンクは接地側１次端子Ｖとして
接地されている。
４は計器用変圧器ＶＴ2 の励磁コイル１３及び２次コイ
ル４と同一の巻数を有し、両計器用変圧器ＶＴ1 及びＶ
Ｔ2の１次コイル６は同一の巻数を有している。下側の
計器用変圧器ＶＴ2 のタンクは接地側１次端子Ｖとして
接地されている。
【００１７】上下の計器用変圧器ＶＴ1 及びＶＴ2 のタ
ンク内及び外側容器２０内にはそれぞれＳＦ6 ガスが所
定の圧力で封入されている。
ンク内及び外側容器２０内にはそれぞれＳＦ6 ガスが所
定の圧力で封入されている。
【００１８】上記実施例においては、上下の計器用変圧
器ＶＴ1 及びＶＴ2 として、それぞれの定格電圧が超高
圧計器用変圧器の定格電圧の1/2 のものを用いている。
例えば１１００KVの超高圧ガス絶縁計器用変圧器を構成
する場合には、計器用変圧器ＶＴ1 及びＶＴ2 として５
５０KVのものを用いる。上側の計器用変圧器のタンクは
下側の計器用変圧器ＶＴ2 の絶縁スペーサ８を介して大
地に対して絶縁されるとともに、外側容器２０との間の
ガス空間を介して対地絶縁されている。
器ＶＴ1 及びＶＴ2 として、それぞれの定格電圧が超高
圧計器用変圧器の定格電圧の1/2 のものを用いている。
例えば１１００KVの超高圧ガス絶縁計器用変圧器を構成
する場合には、計器用変圧器ＶＴ1 及びＶＴ2 として５
５０KVのものを用いる。上側の計器用変圧器のタンクは
下側の計器用変圧器ＶＴ2 の絶縁スペーサ８を介して大
地に対して絶縁されるとともに、外側容器２０との間の
ガス空間を介して対地絶縁されている。
【００１９】なお、以上の説明においては、２台の計器
用変圧器は同じ電圧のものを組合わせて用いていたが、
必ずしも同電圧にしなくてもよい。
用変圧器は同じ電圧のものを組合わせて用いていたが、
必ずしも同電圧にしなくてもよい。
【００２０】上記のように２台の計器用変圧器をカスケ
ード接続することにより超高圧用のガス絶縁計器用変圧
器を構成すると、高圧容器としてのタンク１は２個必要
になるが、上下のガス絶縁計器用変圧器のそれぞれの１
次コイル及び鉄心は小形のもので良いため、巻線機等の
製造設備として小形のものを用いることができ、製造を
容易にすることができる。また輸送の際には上下のガス
絶縁計器用変圧器を分離することができるため、輸送を
容易にすることができる。
ード接続することにより超高圧用のガス絶縁計器用変圧
器を構成すると、高圧容器としてのタンク１は２個必要
になるが、上下のガス絶縁計器用変圧器のそれぞれの１
次コイル及び鉄心は小形のもので良いため、巻線機等の
製造設備として小形のものを用いることができ、製造を
容易にすることができる。また輸送の際には上下のガス
絶縁計器用変圧器を分離することができるため、輸送を
容易にすることができる。
【００２１】更に、耐圧試験は、上下の計器用変圧器Ｖ
Ｔ1 及びＶＴ2 にそれぞれ超高圧用の試験電圧の1/2 の
試験電圧を印加して行えば良いため、超高圧用の試験設
備を用いないで試験を行うことができる。
Ｔ1 及びＶＴ2 にそれぞれ超高圧用の試験電圧の1/2 の
試験電圧を印加して行えば良いため、超高圧用の試験設
備を用いないで試験を行うことができる。
【００２２】また１次コイル、２次コイル、鉄心、高圧
シールド等の構成部品は、上下の計器用変圧器ＶＴ1 及
びＶＴ2 に共用することができ、特に超高圧用の部品を
用意する必要がないため、コストの低減を図ることがで
きる。
シールド等の構成部品は、上下の計器用変圧器ＶＴ1 及
びＶＴ2 に共用することができ、特に超高圧用の部品を
用意する必要がないため、コストの低減を図ることがで
きる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガス絶
縁計器用変圧器を２台設けて、両計器用変圧器をカスケ
ード接続することにより、超高圧用ガス絶縁計器用変圧
器装置を構成したので、１次コイル及び鉄心を大形化す
ることなく、従来の高圧用のガス絶縁計器用変圧器の製
造設備を利用して超高圧用のガス絶縁計器用変圧器装置
を低コストで製造できる利点がある。
縁計器用変圧器を２台設けて、両計器用変圧器をカスケ
ード接続することにより、超高圧用ガス絶縁計器用変圧
器装置を構成したので、１次コイル及び鉄心を大形化す
ることなく、従来の高圧用のガス絶縁計器用変圧器の製
造設備を利用して超高圧用のガス絶縁計器用変圧器装置
を低コストで製造できる利点がある。
【００２４】また、耐圧試験の際には、各ガス絶縁計器
用変圧器にそれぞれ超高圧用の試験電圧の1/2 の試験電
圧を印加すれば良いため、超高圧用の試験設備を用いる
ことなく、試験を簡単に行うことができる利点がある。
用変圧器にそれぞれ超高圧用の試験電圧の1/2 の試験電
圧を印加すれば良いため、超高圧用の試験設備を用いる
ことなく、試験を簡単に行うことができる利点がある。
【図１】本発明の実施例を一部断面して示した正面図で
ある。
ある。
【図２】図１の実施例で用いる下側の計器用変圧器の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図３】図１の実施例の電気的な構成を示す結線図であ
る。
る。
【図４】従来のガス絶縁計器用変圧器の構造を一部断面
して示した正面図である。
して示した正面図である。
１…タンク、２…計器用変圧器本体、３…鉄心、４…２
次コイル、６…１次コイル、２０…外側容器、２１…接
続導体。
次コイル、６…１次コイル、２０…外側容器、２１…接
続導体。
Claims (2)
- 【請求項１】計器用変圧器本体を絶縁ガスが封入された
タンク内に収納してなるガス絶縁計器用変圧器を２台設
けて、該２台のガス絶縁計器用変圧器をカスケード接続
したことを特徴とする超高圧用計器用変圧器装置。 - 【請求項２】計器用変圧器本体を収納したタンクの上端
開口部を気密に閉じるように絶縁スペーサを取付けて、
前記計器用変圧器本体の１次コイルの非接地側の端子を
前記絶縁スペーサの貫通導体を通して１次高圧端子とし
て外部に導出してなるガス絶縁計器用変圧器を２台設け
て、該２台の計器用変圧器を上下に並べて配置し、 上側の計器用変圧器のタンクを下側の計器用変圧器の絶
縁スペーサの貫通導体に電気的及び機械的に接続して支
持するとともに、上側のガス絶縁計器用変圧器を収納す
る気密構造の外側容器を設け、 前記外側容器の上端に設けた開口部を気密に閉じるよう
に外側絶縁スペーサを取付けて、前記上側の計器用変圧
器の１次高圧端子を前記外側絶縁スペーサの貫通導体を
通して超高圧入力端子として外部に導出し、 前記上側のガス絶縁計器用変圧器のタンクと前記外側容
器との間の空間に各計器用変圧器のタンク内の絶縁ガス
と同種の絶縁ガスを封入したことを特徴とする超高圧用
計器用変圧器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009082A JPH05198450A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 超高圧用計器用変圧器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009082A JPH05198450A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 超高圧用計器用変圧器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05198450A true JPH05198450A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11710696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009082A Withdrawn JPH05198450A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 超高圧用計器用変圧器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05198450A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109453574A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-03-12 | 成都高脉电子产品有限公司 | 一种电真空超高压老炼油气分离装置 |
| WO2020098750A1 (zh) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | 全球能源互联网研究院有限公司 | 高压隔离变压器 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4009082A patent/JPH05198450A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020098750A1 (zh) * | 2018-11-14 | 2020-05-22 | 全球能源互联网研究院有限公司 | 高压隔离变压器 |
| CN109453574A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-03-12 | 成都高脉电子产品有限公司 | 一种电真空超高压老炼油气分离装置 |
| CN109453574B (zh) * | 2018-12-24 | 2023-11-28 | 成都凯赛尔光电有限公司 | 一种电真空超高压老炼油气分离装置 |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |