JPH03297112A - 分解輸送変圧器の組立方法 - Google Patents

分解輸送変圧器の組立方法

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JPH03297112A
JPH03297112A JP9922190A JP9922190A JPH03297112A JP H03297112 A JPH03297112 A JP H03297112A JP 9922190 A JP9922190 A JP 9922190A JP 9922190 A JP9922190 A JP 9922190A JP H03297112 A JPH03297112 A JP H03297112A
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JP
Japan
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winding
site
film
moisture
assembly
Prior art date
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Pending
Application number
JP9922190A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kobayashi
正弘 小林
Minoru Yokoyama
実 横山
Toshio Kase
加瀬 俊雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は鉄心、巻線等を分解して輸送し、現地組立を行
う分解輸送変圧器の組立方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、電力需要の増大に伴い送電系統も500kV送電
のように高電圧化すると共に送、変電用に使用される変
圧器も大容量化している。さらに送電系統が長大化する
ことから変圧器を輸送条件の一段と厳しい山間地に据付
けるケースが多くなっており、その輸送サイズと重量の
大幅な低減が必要となっている。
従来、このような場所に設置する変圧器に対しては3相
変圧器の中身及びタンクを各相単位毎に分割する方式が
採用されている。この方式は現地でこれら単位変圧器を
3台一体構成に接続、組立てして3相変圧器に構成する
ものである。さらには工場で組立てた変圧器を鉄心脚、
上下ヨーク、巻線、分割タンク等に細分分解輸送し、現
地で再組立を行う方式もある。
(発明が解決しようとする課題) 300MVA以上の大容量変圧器を各相毎に分割する方
式では組立スペースや経済性等から輸送容量は50トン
程度に低減するのが限度である。
一方、細分分解輸送組立方式では工場において分解され
た部品を再組立てするため鉄心起立装置等の大掛りな設
備を要すると共に組立てに長時間を要するため絶縁物が
吸湿し、長時間にわたる乾燥工程が必要となる。
本発明の目的は大容量変圧器において分解輸送する各単
体の輸送サイズ、重量を大幅に低減すると共に分解部分
を極小化し、現地における組立工期の大幅な短縮と工場
、現地組立設備の簡略化と組立部分の極小化による品質
の向上を計った分解輸送変圧器の組立方法を得ることに
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は変圧器の巻線を各相毎に工場でフィルム密封シ
ールし、現地に分解ユニット輸送すると共に現地組立に
おいてフィルム密封した巻線を鉄心に装着した後、その
ままの状態で上部ヨーク積みを行なう。巻線をジヤツキ
で持ち上げスペースを確保した後で下部のフィルムを除
去する。巻線を正規位置に戻した後、上部フィルムを除
去し巻線の締付けを行い、鉄心と巻線の再組立を完了さ
せる。
(作用) 前述の如く構成した変圧器は工場試験後、鉄心、巻線を
単位、ユニットに分解して現地に輸送する。ここで巻線
は工場で各相毎に組立てた状態でフィルム密封シールし
たものを輸送する。現地再組立てにおいても、フィルム
密封した巻線を鉄心に装着、現地中身組立で最も時間を
費やす一ヒ部ヨーク積みを行った後の最終組立て状態で
フィルムを開封するため、輸送および現地組立時の吸湿
を最小とし現地再組立方法掛りな防湿対策や乾燥装置を
設置することを不要とする。又、上部ヨーク積み及び中
身支持装置組立時の巻線内への異物やゴミの混入をフィ
ルム密封シールにより完全に防止することが可能となり
変圧器品質を確保することが出来る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図から第4図を用いて説
明する。
第1図は各相毎に組立てられた巻線1のフィルム密封し
た断面図である。組立時巻線1の上下には絶縁板7、内
外周には絶縁筒8を配置し、内周側には内側円筒フィル
ム2、外周側は外側円筒フィルム3をそれぞれの絶縁筒
8面に取付けた後。
保護シーと9でフィルムが損傷しないように保護する。
又、工場試験完了後巻線1を油切り乾燥後上部ヨーク7
を外して抜取った後乾燥状態で上面は上面フィルム4、
下面は下面フィルム5を取付け、それぞれのフィルムの
継ぎ目をシールテープ6で密封シールして構成する。又
、各フィルムの継ぎ目は巻線1上下端で内側円筒フィル
ム2より外周側に配置する。前記のように巻線1を各相
単位ユニットでシール密封した状態で輸送箱に納め現地
へ輸送する。
第2図から第4図において前述の如くシール密封した巻
線1の現地再組立方法について説明する。
変圧器中身の再組立は湿度管理されたクリ−ハウス13
内で行ない、クリーンハウス内に配置された下部タンク
12内には下部中身支持装M11が取付けられており、
そこに鉄心10を起立し固定する。その後フィルム密封
したままの巻&!1をクレーンにて吊り降ろし鉄心10
に装着する。その状態で鉄心10上部ヨーク抜板16を
積み、上部中身支持装置14を取付ける。取付完了後、
下部タンク11底よりジヤツキ15等にて巻線下面を5
=20〜30ma程度持ち上げ後内側円筒フィルム2、
外側円筒フィルム3と下面フィルム5をシールする。シ
・−ルテープ6を取外し下面フィルム5を除去する。ジ
ヤツキ15を下げ正規位置に巻線1をセントした後で下
面フィルム5と同様に上面フィルムを除去し巻線1を油
圧ジヤツキ等で締付は固定して中身組立を完了する。
巻線1に装着した各フィルムのシール継目位置を巻線1
上下端において内側円筒フィルム2より外周側で実施し
たことにより内外側円筒フィルム2.3は工場での巻線
組立時、上、下面フィルム4.5は工場試験完了、油切
乾燥後、取付は可能であり、かつ現地でのフィルムの除
去が容易となる2又、内、外側円筒フィルム4,5は除
去不要のため短時間でフィルムの除去作業ができる。又
、フィルム除去は上部ヨーク16積み、上部中身支持装
置14取付は完了後行なうため大掛りな防湿防止処置を
計ることもなく、又、フィルム除去が後工程のため巻線
1内への異物やゴミの混入防止等も確実に可能となる。
第1図に示すように工場試験終了後乾燥した状態で巻線
1周囲を完全に防湿フィルム2〜5で密封シールする。
その為輸送および現地再組立工程において巻線上下面防
湿フィルムを取除くまで巻線1が外気に露出することは
無い。第2図乃至第4図に示すように現地中身組立作業
の内置も長時間を要するのは上部ヨーク16積みであり
300MVA級変圧器で2〜3日間の作業となる。本発
明によれば巻線上下の防湿フィルム4,5を取除くのは
最終巻線締付工程前であり1巻線1が外気に露出する時
間は変圧器タンク組立作業を含めても数時間程度に低減
可能である。
さらに本発明の分解輸送変圧器の中身組立は湿度を50
%以下に管理した低湿クリーンハウス13内で行うため
巻線絶縁物の吸湿は短時間露出では表面深さ1wn以下
であり通常の組立後真空工程で十分除去出来るレベルに
抑制可能となる。
防湿フィルム2〜5は現地再組立中に発生または外部か
ら侵入するゴミや異物が高電圧が課電する巻線1内部に
混入することを完全に防ぐので変圧器中身品質を全く低
下せずに現地組立を行うことが出来る。
さらに大掛りな乾燥工程が不要となることがら大幅な現
地組立工期を短縮することが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば巻線を各組錘に単体で乾燥した状態でフ
ィルム密封して輸送し最終組立工程まで防湿フィルムを
撤去させずに変圧器中身の現地組立が可能となる。さら
に湿度管理した室内で組立を行うことにより最も電器的
ストレスが過酷となる巻線内絶縁物中の水分量を1%以
下に抑えることが可能となり吸湿による絶縁強度の低下
を防止できる。又、工場内での乾燥と同等な乾燥状態を
保持できるため特別な現地乾燥工程も不要となる。巻線
内の絶縁物が中身再組立作業中大気中に露出する時間が
最短に低減されるので変圧器再組立完了後簡単な絶縁物
表面の水分除去のため熱油循環を実施するだけで十分で
あり、大掛りな水分除去のための加熱乾燥工程を省略す
ることが可能となり、現地組立における大幅な工期短縮
を計ることが可能となる。
又、大半の再組立作業は巻線をシール密封した状態で行
われるのでゴミや異物混入による品質の低下を防止する
ことができ変圧器の高信頼性を確保することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における巻線をフィルム密封した状態を
示す断面図、第2図から第4図は本発明におけるフィル
ム密封巻線の現地再組立方法の一実施例を示す正面図で
ある。 1・・・巻線 2・・・内側円筒フィルム 3−・外側円筒フィルム 4・上面フィルム 5・・下面フィルム 6・・シールテープ 7・・絶縁板 8・・絶l#筒 9・・・保護シート 10・・・鉄心 11・・・下部中身支持装置 12・・−下部タンク 13・・・クリーンハウス 14 ・上部中身支持装置 15・・ジヤツキ 16・・・上部ヨーク抜板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  鉄心と巻線を分解して輸送し、現地で再組立を行う分
    解輸送変圧器の組立方法において、高、低圧、タップを
    含む巻線組立の内外周を絶縁筒で、上下を絶縁板で保護
    支持すると共に内外周絶縁筒表面に円筒状の防湿フィル
    ムを、さらに上下絶縁板表面に防湿フィルムを取付け巻
    線を密封する構成とし、少なくとも上下面の防湿フィル
    ムは工場試験終了後鉄心より抜き取った後乾燥し、巻線
    を密封シールする工程と、上記防湿フィルムのシール継
    目を上下端において内側円筒フィルムより外周側に配置
    しシール作業を行う工程と、現地再組立時に防湿フィル
    ムをしたままで巻線を鉄心に装着すると共に、そのまま
    の状態で鉄心上部ヨーク、上部中身支持装置等の組立作
    業を行い、その後に巻線の下面からジャッキ等で上方に
    持上げ下面防湿フィルムを除去する工程と、上面防湿フ
    ィルムを除去後、巻線を油圧ジャッキ等で中身支持装置
    から締付け、固定する工程とから成り、上記現地組立作
    業を湿度管理した建家又は簡易形クリーンハウス内で行
    うことを特徴とする分解輸送変圧器の組立方法。
JP9922190A 1990-04-17 1990-04-17 分解輸送変圧器の組立方法 Pending JPH03297112A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57120325A (en) * 1981-01-19 1982-07-27 Mitsubishi Electric Corp Assembling method for transformer
JPS59171108A (ja) * 1983-03-18 1984-09-27 Toshiba Corp 分解輸送形変圧器の組立方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57120325A (en) * 1981-01-19 1982-07-27 Mitsubishi Electric Corp Assembling method for transformer
JPS59171108A (ja) * 1983-03-18 1984-09-27 Toshiba Corp 分解輸送形変圧器の組立方法

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