JPH0329344Y2 - - Google Patents

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JPH0329344Y2
JPH0329344Y2 JP13304985U JP13304985U JPH0329344Y2 JP H0329344 Y2 JPH0329344 Y2 JP H0329344Y2 JP 13304985 U JP13304985 U JP 13304985U JP 13304985 U JP13304985 U JP 13304985U JP H0329344 Y2 JPH0329344 Y2 JP H0329344Y2
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weft insertion
pump
weft
nozzle
water
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水噴射式織機の複数緯糸選択緯入れ
装置における緯入れ用圧力液体供給装置の改良に
関するものである。
(従来の技術) 従来の水噴射式織機における複数緯糸選択緯入
れ装置においては、緯入れされる複数の緯糸が全
て同一条件の糸とは限らず、むしろ各緯糸に異な
る条件の糸を用いる場合が多いため、各緯糸に適
合した緯入れ条件を得られるようにすることが必
要である。しかしながら従来のこの種の装置は、
例えば実公昭59−29974号公報あるいは第2図に
記載されているように、緯入れ用圧力液体の供給
源である単一のポンプ1から吐出される水を、切
換弁2a,2bを選択作動させることによつて所
定のノズル3a,3bへのみ供給するようにして
いたため、各緯糸に適合する緯入れ条件を得るに
は、ノズル3a,3bの調節によるか、さらに諸
元(仕様)の全く異なるノズルを用いることによ
り緯入れ条件の設定範囲を拡げていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の装置における緯糸種の変化に対
する対応策として、ノズルの調節によるものにあ
つては、調節により対応できる範囲が極めてせま
く使用する緯糸が限られてしまうという欠点があ
り、また諸元の異なるノズルを用いる方式にあつ
ては、緯入れ条件の範囲は拡くなるが多種類のノ
ズルを準備しておかねばならないため設備費がか
さむという問題点があつた。
そのため各緯入れ用ノズルに対応してポンプを
設け、このポンプを選択的に作動させることによ
りノズルの諸元に代えてポンプの容量等を選択す
ることで緯入れ条件の設定範囲を拡げるという方
法が考えられるが、選択的に作動させるために
は、主軸からのポンプへの動力を選択的に伝達さ
せることが必要となる。ところが、動力を選択的
に伝達させるためには、例えばポンプのプランジ
ヤを駆動するレバーを、カムに押し付けるスプリ
ング力に打ち勝つてカムより引き離す等の操作が
必要であり、それには大きな力が必要であるばか
りでなく、その分構造が複雑となりまた耐久性も
劣る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述したような諸問題を解決するため
になされたもので、各緯入れ用ノズルに対応して
ポンプを設けるに際し、各ポンプは、繊維と連動
して常時作動させ、緯入れすべき緯糸が挿通され
たノズルへのみ選択的にポンプからの水を供給す
るようにすると共に、その他のポンプから吐出さ
れる水はノズルに至る前に外部に放出するという
考え方にたち、各ポンプとノズルとの間の配管に
放出用の分岐管を接続し、この分岐管に水の放出
を制御する制御弁を設けたものである。
(作用) 上述のように構成すると、各ポンプを常に作動
状態とし、緯入れパターンに従つて緯入れすべき
緯糸が挿通されたノズルにのみ緯入れ用圧力液体
が供給されるので各ノズルに挿通された緯糸に適
合した緯入れ条件を容易に得ることができる上
に、装置が簡単になり耐久性も向上する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示すものである。
この実施例は2個の緯入れ用ノズル3a,3bを
用いるものであつて、これらのノズル3a,3b
に対応してポンプ1a,1bを設け、ノズル3
a,3bとポンプ1a,1bとを結ぶ管路A,B
の途中に、緯入れすべき緯糸が挿入されているノ
ズルへのみ水を供給するように選択作動する電磁
弁4a,4bを設ける。C,Dは、管路A,Bか
らそれぞれ分岐した放出用管路であつて、電磁弁
(制御弁)5によつて、放出可能となる管路Cま
たはDを選択できるようにする。なお、絞り弁6
a,6bおよび逆止弁7a,7bを含む管路8,
9は、ノズル3a,3bと電磁弁4a,4bとの
間の管路中でまれにではあるが発生する水の干上
がりを防止するために水道水を注水するための管
路である。
つぎに上述のように構成した本考案装置の作動
について説明すると、織機の運転中ポンプ1a,
1bは所定のタイミングで定水位タンク(図示せ
ず)から水を吸入し、そして吐出するようになつ
ているから、今ノズル3aが緯入れ選択される
と、電磁弁4aが開弁状態となり、電磁弁4bが
閉弁状態になつて、ノズル3aへ水を供給すると
共に、ノズル3bへの水の供給は不可能な状態に
おかれる。そして放出用の電磁弁5は、ノズル3
bに至る管路から分岐した管路Dを連通させるか
ら、この状態でポンプ1a,1bが水を吐出する
と、ポンプ1aから吐出された水は電磁弁4aを
通つてノズル3aからら噴射されて緯入れを行な
うが、ポンプ1bから吐出される水は電磁弁4b
によつてノズル3bへの連通を阻止されているの
で、分岐した管路Dおよび電磁弁5を通つて放出
される。この放出される水は、ポンプ前段の定水
位タンク(図示せず)に流すようにするのがよ
い。
尚、電磁弁4aおよび4bを設けずに電磁弁5
のみを設けて、外部に水を放出する側のノズルか
らも少量の水が出るようにしておけば、緯入れ休
止中のノズルに至る管路の水に干上がりを防止す
ることができる。
(考案の効果) 本考案装置は上述のように、各ポンプを常に作
動状態とし、緯入れパターンに従つて緯入れすべ
き緯糸が挿通されたノズルにのみ緯入れ用圧力液
体が供給されるうにしたので、各ノズルに挿通さ
れた緯糸に適合した緯入れ条件を容易に得ること
ができると共に、装置が簡単になり、耐久性も向
上するという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の説明図、第2図は従来装
置の説明図である。 1……ポンプ、3a,3b……緯入れ用ノズル
(ノズル)、4a,4b……第1の制御弁(電磁
弁)、5……第2の制御弁(電磁弁)、6a,6b
……絞り弁、7a,7b……逆止弁、8,9……
管路、A,B……管路、C,D……放出用管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個設けられた緯入れ用ノズル3a,3bの
    それぞれに対応して、織機と関連して毎ピツク作
    動する緯入れ用圧力液体の供給源であるポンプ1
    a,1bを設けると共に、該ポンプ1a,1bと
    ノズル3a,3bを接続する管路A,Bの途中に
    緯入れ時には開弁し、それ以外の時には閉弁する
    よう選択的に制御される第1の制御弁4a,4b
    をそれぞれ設け、さらに、該制御弁4a,4bと
    ポンプ1を接続する管路A,Bから分岐し、少な
    くとも対応するノズルが緯入れ時期にある時には
    閉弁し、緯入れ時期にない時には開弁するよう制
    御される第2の制御弁5を含む放出用分岐管路
    C,Dを設けたことを特徴とする水噴射式織機の
    複数緯糸選択緯入れ装置。
JP13304985U 1985-09-02 1985-09-02 Expired JPH0329344Y2 (ja)

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JP13304985U JPH0329344Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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JPS6244082U JPS6244082U (ja) 1987-03-17
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JP2705179B2 (ja) * 1989-01-17 1998-01-26 日産自動車株式会社 内燃機関のブローバイガス処理装置
JPH0724569Y2 (ja) * 1989-05-30 1995-06-05 ヤンマーディーゼル株式会社 内燃機関における動弁系の潤滑装置

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JPS6244082U (ja) 1987-03-17

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