JP2002138347A - ジェットルームにおける緯入れ装置 - Google Patents

ジェットルームにおける緯入れ装置

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JP2002138347A
JP2002138347A JP2000326806A JP2000326806A JP2002138347A JP 2002138347 A JP2002138347 A JP 2002138347A JP 2000326806 A JP2000326806 A JP 2000326806A JP 2000326806 A JP2000326806 A JP 2000326806A JP 2002138347 A JP2002138347 A JP 2002138347A
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JP2000326806A
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Yoichi Makino
洋一 牧野
Masanobu Sakai
正信 酒井
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/28Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
    • D03D47/30Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
    • D03D47/3026Air supply systems
    • D03D47/3053Arrangements or lay out of air supply systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の緯入れ用メインノズルにおける良好な噴
射圧立ち下がり特性を確保しつつ、緯入れ装置の専有ス
ペース及びコストを低減する。 【解決手段】緯入れ用開閉弁16,18と緯入れ用メイ
ンノズル11,12との間の供給管路15,17には排
気管路19,20が分岐するように接続されている。排
気管路19,20は、合流用排気管路21に合流してお
り、合流用排気管路21の末端には電磁式の排気用開閉
弁22が介在されている。各排気管路19,20上には
逆止弁23,24が介在されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緯入れ用メインノ
ズルのエア噴射作用によって緯糸を射出緯入れし、複数
本の緯糸を緯入れするための複数の前記緯入れ用メイン
ノズルを備えたジェットルームにおける緯入れ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ジェットルームでは緯入れ用メインノズ
ルの噴射圧立ち下がり特性が緯糸の緯入れ状態に影響を
与える。噴射圧立ち下がり時間が長いと、緯糸が緩み易
くなり、緯入れ不良が生じる。又、噴射圧立ち下がり時
間が長いと、弱糸の緯入れでは、弱糸が切れ易くなる。
【0003】噴射圧立ち下がり時間が長くなる原因の1
つには、緯入れ用メインノズルへのエア供給を制御する
ための緯入れ用開閉弁と緯入れ用メインノズルとの間の
エア供給管路内の残圧がある。この残圧が緯入れ用メイ
ンノズル側へ波及している期間が長いほど、噴射圧立ち
下がり特性が悪くなり、前記した不都合が生じる。
【0004】緯入れ用メインノズル側への残圧の波及を
迅速に排除するため、前記エア供給管路に排気管路を繋
ぐと共に、排気管路に排気用開閉弁を繋いで構成した排
気機構がある。排気用開閉弁は、緯入れ用開閉弁の開状
態から閉状態への切り換えとほぼ同時に、閉状態から開
状態へ切り換えられる。このような排気用開閉弁の開閉
切り換えタイミングの設定により、緯入れ用メインノズ
ル側への残圧の波及が迅速に解消される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、複数の緯入れ用
メインノズルを用いて複数種類の緯糸を緯入れする多色
ジェットルームでは、前記した排気機構が1つの緯入れ
用メインノズルに対して1つ対応するように用いられて
いる。複数の緯入れ用メインノズルのそれぞれに排気用
開閉弁を1つずつ用いる構成は、緯入れ装置の専有スペ
ースを増すと共に、緯入れ装置のコスト増をもたらす。
【0006】本発明は、複数の緯入れ用メインノズルに
おける良好な噴射圧立ち下がり特性を確保しつつ、緯入
れ装置の専有スペース及びコストを低減することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、緯
入れ用メインノズルのエア噴射作用によって緯糸を射出
緯入れし、複数本の緯糸を緯入れするための複数の前記
緯入れ用メインノズルを備えたジェットルームにおける
緯入れ装置を対象とし、請求項1の発明では、複数の前
記緯入れ用メインノズルの個々に対して1対1に対応し
て圧力エアの供給及び停止を行なう複数のメインバルブ
と、複数の前記緯入れ用メインノズルと複数の前記メイ
ンバルブとを1対1に接続する複数の供給管路と、前記
複数の供給管路に1対1に接続された複数の排気管路
と、前記排気管路が大気に連通する第1の状態と、前記
排気管路が大気に連通しない第2の状態とに切り換え可
能に前記排気管路に接続された排気切り換え手段と、前
記複数の緯入れ用メインノズルのうちの1つの緯入れ用
メインノズルに接続する排気管路を経由して、残りの排
気管路から前記1つの緯入れ用メインノズルへエアが逆
流することを防止する逆流防止手段とを備えた緯入れ装
置を構成し、前記排気管路の全部のうちの複数をまとめ
て前記第1の状態と前記第2の状態とに単一の前記排気
切り換え手段で切り換えるようにした。
【0008】少なくとも1つの排気切り換え手段には複
数の排気管路が接続されており、複数の緯入れ用メイン
ノズルを備えた緯入れ装置における排気切り換え手段の
個数が緯入れ用メインノズルの個数よりも少なくなる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1において、
前記排気管路の全部をまとめて前記第1の状態と第2の
状態とに単一の前記排気切り換え手段で切り換えるよう
にした。
【0010】排気切り換え手段は1つのみであり、複数
の緯入れ用メインノズルを備えた緯入れ装置の専有スペ
ースが最小になる。請求項3の発明では、請求項1にお
いて、前記排気管路の全部を複数群に分けて各群の単位
数を複数個とすると共に、単一の前記群をまとめて前記
第1の状態と第2の状態とに単一の前記排気切り換え手
段で切り換えるようにした。
【0011】1つの排気切り換え手段には複数の排気管
路が接続されており、複数の緯入れ用メインノズルを備
えた緯入れ装置における排気切り換え手段の個数が緯入
れ用メインノズルの個数よりも少なくなる。
【0012】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3のいずれか1項において、前記排気切り換え手段は電
磁式開閉弁であり、前記逆流防止手段は、複数の前記排
気管路上にそれぞれ介在された逆止弁とした。
【0013】電磁式開閉弁は、排気切り換え手段として
簡便である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0015】11,12は緯入れ用メインノズルであ
る。緯糸Y1は緯入れ用メインノズル11のエア噴射作
用によって経糸開口内へ射出緯入れされ、緯糸Y2は緯
入れ用メインノズル12のエア噴射作用によって経糸開
口内へ射出緯入れされる。13は圧力エア供給タンクで
ある。圧力エア供給タンク13の圧力は、圧力調整弁1
4によって調圧される。緯入れ用メインノズル11は、
供給管路15を介して圧力エア供給タンク13に接続さ
れており、供給管路15上には電磁式の緯入れ用開閉弁
16が介在されている。緯入れ用メインノズル12は、
供給管路17を介して圧力エア供給タンク13に接続さ
れており、供給管路17上には電磁式の緯入れ用開閉弁
18が介在されている。緯入れ用開閉弁16,18は、
緯入れ用メインノズル11,12の個々に対して1対1
に対応して圧力エアの供給及び停止を行なうメインバル
ブである。供給管路15,17は、複数の緯入れ用メイ
ンノズル11,12と、メインバルブである緯入れ用開
閉弁16,18とを1対1に接続する。
【0016】緯入れ用開閉弁16と緯入れ用メインノズ
ル11との間の供給管路15には排気管路19が分岐す
るように接続されている。緯入れ用開閉弁18と緯入れ
用メインノズル12との間の供給管路17には排気管路
20が分岐するように接続されている。排気管路19,
20は、合流用排気管路21に合流しており、合流用排
気管路21の末端には電磁式の排気用開閉弁22が接続
されている。各排気管路19,20上には逆止弁23,
24が介在されている。逆止弁23は、排気管路20側
から供給管路15側への排気管路19におけるエアの逆
流を防止する。逆止弁24は、排気管路19側から供給
管路17側への排気管路20におけるエアの逆流を防止
する。
【0017】図1は緯入れ待機状態を示し、緯入れ用開
閉弁16,18及び排気用開閉弁22は消磁状態にあ
る。排気用開閉弁22の消磁状態(即ち、閉状態)は、
排気管路19,20を大気に連通しない状態である。緯
入れ時期になると、緯入れ用開閉弁16又は緯入れ用開
閉弁18が励磁される。緯入れ用開閉弁16が励磁され
ると、緯入れ用メインノズル11がエア噴射して緯糸Y
1が緯入れされる。緯入れ用開閉弁18が励磁される
と、緯入れ用メインノズル12がエア噴射して緯糸Y2
が緯入れされる。図2は、緯入れ用開閉弁16の励磁状
態(即ち、開状態)及び排気用開閉弁22の消磁状態を
示す。図2の状態では、圧力エア供給タンク13から緯
入れ用開閉弁16を介して供給管路15に供給された圧
力エアの一部が排気管路19側へ流れる。逆止弁24
は、排気管路19側へ流れた圧力エアが排気管路20を
逆流して緯入れ用メインノズル12側へ流れることを阻
止する。消磁状態にある排気用開閉弁22は、排気管路
19側へ流れた圧力エアが大気側へ流出することを阻止
する。
【0018】緯入れ用開閉弁18が励磁状態にあって排
気用開閉弁22が消磁状態にあるとき、圧力エア供給タ
ンク13から緯入れ用開閉弁18を介して供給管路17
に供給された圧力エアの一部が排気管路20側へ流れ
る。逆止弁23は、排気管路20側へ流れた圧力エアが
排気管路19を逆流して緯入れ用メインノズル11側へ
流れることを阻止する。消磁状態にある排気用開閉弁2
2は、排気管路20側へ流れた圧力エアが大気側へ流出
することを阻止する。
【0019】励磁状態にある緯入れ用開閉弁16又は緯
入れ用開閉弁18が消磁されると、排気用開閉弁22が
励磁される。図3は、排気用開閉弁22の励磁状態(即
ち、開状態)を表す。排気用開閉弁22の励磁状態は、
排気管路19,20を大気に連通する第1の状態であ
る。排気用開閉弁22の消磁状態は、排気管路19,2
0を大気に連通しない第2の状態である。図3の状態で
は、供給管路15及び排気管路19内の残圧が合流用排
気管路21及び排気用開閉弁22を介して排除される。
【0020】図4(a),(b),(c)の曲線Mは、
緯入れ用開閉弁16,18に対する励磁信号を示す。図
4(a)の曲線C1は、排気管路のない従来の緯入れ装
置において得られる緯入れ用メインノズル11,12の
噴射圧波形を表す。図4(b)の曲線C2は、複数の排
気管路と排気用開閉弁とを1対1に接続した従来の緯入
れ装置において得られる緯入れ用メインノズル11,1
2の噴射圧波形を表す。図4(b)の曲線S1は、従来
の緯入れ装置における各排気管路19,20に別々に接
続された排気用開閉弁に対する励磁信号を示す。図4
(c)の曲線S2は、本実施の形態の排気切り換え手段
である排気用開閉弁22に対する励磁信号を示す。図4
(c)の曲線C3は、本実施の形態における緯入れ用メ
インノズル11,12の噴射圧波形を表す。
【0021】図4(a)の噴射圧波形C1における立ち
下がり部C12と、図4(b)の噴射圧波形C2におけ
る立ち下がり部C22とは、排気管路を介した残圧排除
の有無によって立ち下がり具合が異なる。排気管路を介
した残圧排除は、噴射圧波形の立ち下がり部の立ち下が
りを急にする。立ち下がり部の迅速な立ち下がりは、緯
糸の緩み、弱糸切れ等を回避する上で望ましい。
【0022】図4(a)の噴射圧波形C1における立ち
上がり部C11は、図4(b)の噴射圧波形C2におけ
る立ち上がり部C21よりも立ち上がりが急である。排
気管路のある緯入れ装置では、緯入れ用メインノズルに
通じる供給管路に供給された圧力エアの一部が排気管路
側へ流れるため、図4(b)の噴射圧波形C2における
立ち上がり部C21が緩やかになる。
【0023】図4(b)の噴射圧波形C2における立ち
下がり部C22と、図4(c)の噴射圧波形C3におけ
る立ち下がり部C32とは、立ち下がり具合がほぼ同じ
である。即ち、一対の排気管路19,20を合流して排
気用開閉弁22に接続した本実施の形態の緯入れ装置
は、排気管路と排気用開閉弁とを1対1に接続した従来
の緯入れ装置と同等の残圧排除機能を備える。
【0024】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)排気用開閉弁22は、排気管路19,20を大
気に連通する第1の状態と、大気に連通しない第2の状
態とに切り換え可能に排気管路19,20に接続された
排気切り換え手段である。逆止弁23,24は、排気管
路19,20におけるエアの逆流を防止する逆流防止手
段である。排気管路19,20は、合流用排気管路21
に合流して単一の排気用開閉弁22に接続されている。
即ち、全ての排気管路19,20が合流用排気管路21
を介して単一の排気用開閉弁22に接続されている。緯
入れ用メインノズル11,12の個数よりも排気用開閉
弁22の個数を少なくした本発明の緯入れ装置は、複数
の緯入れ用メインノズルと同数の排気用開閉弁によって
残圧排除を行なう従来の緯入れ装置と同等の良好な噴射
圧立ち下がり特性をもたらすと共に、緯入れ装置の専有
スペース及びコストを低減する。
【0025】(1-2)電磁式の排気用開閉弁22は、排
気タイミングを自由に設定できる簡便な排気切り換え手
段である。 (1-3)供給管路15,17の供給された圧力エアの一
部は、排気管路19,20側へ流れるが、排気管路19
(又は20)へ流れた圧力エアは、さらに排気管路20
(又は19)へ流れる。供給管路15,17から分流し
て流出した圧力エアの流出経路は、排気管路19,20
を合流させてあるために、従来の排気管路のある緯入れ
装置の場合よりも長くなる。そのため、排気管路19,
20側へ分岐して流出する圧力エア量が従来の排気管路
のある緯入れ装置の場合よりも多くなる。その結果、図
4(c)の噴射圧波形C3における立ち上がり部C31
は、図4(b)の噴射圧波形C2における立ち上がり部
C21よりも立ち上がりが緩やかになる。噴射圧波形に
おける立ち上がり部の緩やかな立ち上がりは、緯糸の吹
き切れ回避に有利である。
【0026】次に、図5の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用い
てある。この実施の形態では、4種類の緯糸Y3,Y
4,Y5,Y6が4個の緯入れ用メインノズル25,2
6,27,28及び緯入れ用開閉弁41,42,43,
44を用いて緯入れされる。圧力エア供給タンク13か
ら各緯入れ用メインノズル25〜28へ圧力エアを供給
するための供給管路29,30,31,32には排気管
路33,34,35,36が分岐接続されている。排気
管路33〜36は、合流用排気管路21に合流して接続
されており、各排気管路33〜36には逆止弁37,3
8,39,40が介在されている。合流用排気管路21
の末端には排気用開閉弁22が接続されている。
【0027】第2の実施の形態においても第1の実施の
形態の場合と同じ効果が得られる。全ての排気管路33
〜36を合流して単一の排気用開閉弁22に接続した構
成は、複数の緯入れ用メインノズル25〜28及び排気
機構を備えた緯入れ装置の専有スペースを最小にする。
【0028】次に、図6〜図8の第3の実施の形態を説
明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が
用いてある。この実施の形態では、排気切り換え手段と
して電磁三方弁45が用いられている。図6では、緯入
れ用開閉弁16,18及び電磁三方弁45はいずれも消
磁状態にある。消磁状態の電磁三方弁45は、排気管路
19を大気に連通すると共に、排気管路20を大気に連
通しない状態にある。図7では、緯入れ用開閉弁16及
び電磁三方弁45が励磁状態、緯入れ用開閉弁18が消
磁状態にあり、緯糸Y1の緯入れが行われている。励磁
状態の電磁三方弁45は、排気管路19を大気に連通し
ないと共に、排気管路20を大気に連通する状態にあ
る。図7の状態から緯入れ用開閉弁16が消磁状態に切
り換えられると、電磁三方弁45も同時に励磁状態から
消磁状態へ切り換えられる。図8では、緯入れ用開閉弁
18が励磁状態、緯入れ用開閉弁16及び電磁三方弁4
5が消磁状態にあり、緯糸Y2の緯入れが行われてい
る。消磁状態の電磁三方弁45は、排気管路20を大気
に連通しないと共に、排気管路19を大気に連通する状
態にある。図8の状態から緯入れ用開閉弁18が消磁状
態に切り換えられると、電磁三方弁45も同時に消磁状
態から励磁状態へ切り換えられる。
【0029】図7に示すように緯入れ用開閉弁16が励
磁しているとき、即ち緯入れ用メインノズル11がエア
噴射を行なっているときには、電磁三方弁45は、排気
管路19から排気管路20へエアを流さない逆流防止手
段となっている。図8に示すように緯入れ用開閉弁18
が励磁しているとき、即ち緯入れ用メインノズル12が
エア噴射を行なっているときには、電磁三方弁45は、
排気管路20から排気管路19へエアを流さない逆流防
止手段となっている。
【0030】第3の実施の形態では、第1の実施の形態
と同じ効果が得られる。又、第3の実施の形態では第1
の実施の形態における逆止弁23,24が不要になる。
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
【0031】(1)緯入れ用メインノズルを3個、又は
5個以上備えた緯入れ装置に本発明を適用すること。 (2)3個以上の緯入れ用メインノズルを備えた緯入れ
装置において、緯入れ用メインノズルの全部を2群に分
け、各群と排気切り換え手段とを1対1に対応させるこ
と。
【0032】(3)4個以上かつ偶数個の緯入れ用メイ
ンノズルを備えた緯入れ装置において、緯入れ用メイン
ノズルの全部を2個単位の群に分け、各群と排気切り換
え手段とを1対1に対応させること。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、排気管路
が大気に連通する第1の状態と、前記排気管路が大気に
連通しない第2の状態とに切り換え可能に前記排気管路
に排気切り換え手段を接続し、排気管路の全部のうちの
複数をまとめて前記第1の状態と前記第2の状態とに単
一の排気切り換え手段で切り換えるようにしたので、複
数の緯入れ用メインノズルにおける良好な噴射圧立ち下
がり特性を確保しつつ、緯入れ装置の専有スペース及び
コストを低減し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す圧力エア供給回路図。
【図2】緯入れ用開閉弁16を励磁した状態を示す圧力
エア供給回路図。
【図3】排気用開閉弁22を励磁した状態を示す圧力エ
ア供給回路図。
【図4】(a)は排気管路のない従来の緯入れ装置にお
ける噴射圧特性を示すグラフ。(b)は排気管路のある
従来の緯入れ装置における噴射圧特性を示すグラフ。
(c)は第1の実施の形態における噴射圧特性を示すグ
ラフ。
【図5】第2の実施の形態を示す圧力エア供給回路図。
【図6】第3の実施の形態を示す圧力エア供給回路図。
【図7】緯入れ用開閉弁16及び電磁三方弁45を励磁
した状態を示す圧力エア供給回路図。
【図8】緯入れ用開閉弁18を励磁した状態を示す圧力
エア供給回路図。
【符号の説明】
11,12,25,26,27,28…緯入れ用メイン
ノズル。16,18,41,42,43,44…メイン
バルブである緯入れ用開閉弁。15,17,129,3
0,31,32…供給管路。19,20,33,34,
35,36…排気管路。22…排気切り換え手段である
排気用開閉弁。23,24,37,38,39,40…
逆流防止手段である逆止弁。45…排気切り換え手段及
び逆流防止手段である電磁三方弁。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯入れ用メインノズルのエア噴射作用によ
    って緯糸を射出緯入れし、複数本の緯糸を緯入れするた
    めの複数の前記緯入れ用メインノズルを備えたジェット
    ルームにおいて、 複数の前記緯入れ用メインノズルの個々に対して1対1
    に対応して圧力エアの供給及び停止を行なう複数のメイ
    ンバルブと、 複数の前記緯入れ用メインノズルと複数の前記メインバ
    ルブとを1対1に接続する複数の供給管路と、 前記複数の供給管路に1対1に接続された複数の排気管
    路と、 前記排気管路が大気に連通する第1の状態と、前記排気
    管路が大気に連通しない第2の状態とに切り換え可能に
    前記排気管路に接続された排気切り換え手段と、 前記複数の緯入れ用メインノズルのうちの1つの緯入れ
    用メインノズルに接続する排気管路を経由して、残りの
    排気管路から前記1つの緯入れ用メインノズルへエアが
    逆流することを防止する逆流防止手段とを備え、 前記排気管路の全部のうちの複数をまとめて前記第1の
    状態と前記第2の状態とに単一の前記排気切り換え手段
    で切り換えるようにしたジェットルームにおける緯入れ
    装置。
  2. 【請求項2】前記排気管路の全部をまとめて前記第1の
    状態と第2の状態とに単一の前記排気切り換え手段で切
    り換えるようにした請求項1に記載のジェットルームに
    おける緯入れ装置。
  3. 【請求項3】前記排気管路の全部を複数群に分けて各群
    の単位数を複数個とすると共に、単一の前記群をまとめ
    て前記第1の状態と第2の状態とに単一の前記排気切り
    換え手段で切り換えるようにした請求項1に記載のジェ
    ットルームにおける緯入れ装置。
  4. 【請求項4】前記排気切り換え手段は電磁式開閉弁であ
    り、前記逆流防止手段は、複数の前記排気管路上にそれ
    ぞれ介在された逆止弁である請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載のジェットルームにおける緯入れ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013096038A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Toyota Industries Corp エアジェット織機の緯入れ装置
CN105821565A (zh) * 2016-06-07 2016-08-03 青岛百佳机械有限公司 一种喷气织机引纬选纬装置

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JP2013096038A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Toyota Industries Corp エアジェット織機の緯入れ装置
CN105821565A (zh) * 2016-06-07 2016-08-03 青岛百佳机械有限公司 一种喷气织机引纬选纬装置

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