JPH08199452A - 水噴射式織機の多色緯入れ装置 - Google Patents
水噴射式織機の多色緯入れ装置Info
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- JPH08199452A JPH08199452A JP2626395A JP2626395A JPH08199452A JP H08199452 A JPH08199452 A JP H08199452A JP 2626395 A JP2626395 A JP 2626395A JP 2626395 A JP2626395 A JP 2626395A JP H08199452 A JPH08199452 A JP H08199452A
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- pump
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切換弁から分岐するノズル側管路とポンプ側
管路と放出管路とを具え、個々に対応する専用ポンプを
具えた複数の緯入れノズルを選択的に使用して多色緯入
れを行うとともに、ノズルの非選択時には対応するポン
プから送出される水を系外に放出する型式の水噴射織機
の複数緯糸選択装置において、噴射水への気泡の混入に
起因する緯入れ状態の不安定化を回避すること。 【構成】 上記型式の複数緯糸選択装置において、放出
管路１１にノズル１の断面積と同程度の断面積の絞り部
１３を設けた。
管路と放出管路とを具え、個々に対応する専用ポンプを
具えた複数の緯入れノズルを選択的に使用して多色緯入
れを行うとともに、ノズルの非選択時には対応するポン
プから送出される水を系外に放出する型式の水噴射織機
の複数緯糸選択装置において、噴射水への気泡の混入に
起因する緯入れ状態の不安定化を回避すること。 【構成】 上記型式の複数緯糸選択装置において、放出
管路１１にノズル１の断面積と同程度の断面積の絞り部
１３を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は水噴射式織機の多色緯
入れ装置に関するものであり、さらに詳しくは、多色の
緯糸に対応する複数の緯入れノズルと、各緯入れノズル
毎に設けられて織機の主軸と連動して作動するポンプ
と、緯入れノズルとポンプとを連結する管路から分岐す
る放出管路と、緯入れノズルの選択、非選択時のそれぞ
れの場合にポンプから送り出される水の流路を切り換え
る切換弁と、ノズルの緯入れ選択時には対応するポンプ
から送り出される水をノズル側に供給して緯入れを行な
うとともにノズルの非選択時には水を上記の放出管路に
放出する型式の水噴射式織機の多色緯入れ装置におけ
る、緯入れ状態の改良に関するものである。
入れ装置に関するものであり、さらに詳しくは、多色の
緯糸に対応する複数の緯入れノズルと、各緯入れノズル
毎に設けられて織機の主軸と連動して作動するポンプ
と、緯入れノズルとポンプとを連結する管路から分岐す
る放出管路と、緯入れノズルの選択、非選択時のそれぞ
れの場合にポンプから送り出される水の流路を切り換え
る切換弁と、ノズルの緯入れ選択時には対応するポンプ
から送り出される水をノズル側に供給して緯入れを行な
うとともにノズルの非選択時には水を上記の放出管路に
放出する型式の水噴射式織機の多色緯入れ装置におけ
る、緯入れ状態の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記のような型式の水噴射式織機の多色
緯糸緯入れ装置としては特開昭６４−６１５２号および
実開平３−２９３４４号に開示されたものが知られてい
る。
緯糸緯入れ装置としては特開昭６４−６１５２号および
実開平３−２９３４４号に開示されたものが知られてい
る。
【０００３】これらの従来技術においては、例えば特開
昭６４−６１５２号では、緯糸の種類に対応した複数の
緯入れ用ノズルが用いられており、各ノズルには織機と
連動して各ピック毎に作動する専用ポンプが水送出管路
を介して接続されている。この水送出管路には途中に切
換弁が設けられており、切換弁より上流側のポンプ側管
路と下流側のノズル側管路とから水送出管路が構成され
ている。さらにこの切換弁には３ポートで２位置切換可
能な弁を用い、上記ノズル側管路、ポンプ側管路ととも
に水を系外に放出する放出管路が接続されている。ま
た、実開平３−２９３４４号では、上記切換弁には２ポ
ート開閉弁が用いられており、放出管路をポンプ側管路
から分岐させるとともに、さらに放出管路の途中にも開
閉弁を設けて流路の切換を行っている。
昭６４−６１５２号では、緯糸の種類に対応した複数の
緯入れ用ノズルが用いられており、各ノズルには織機と
連動して各ピック毎に作動する専用ポンプが水送出管路
を介して接続されている。この水送出管路には途中に切
換弁が設けられており、切換弁より上流側のポンプ側管
路と下流側のノズル側管路とから水送出管路が構成され
ている。さらにこの切換弁には３ポートで２位置切換可
能な弁を用い、上記ノズル側管路、ポンプ側管路ととも
に水を系外に放出する放出管路が接続されている。ま
た、実開平３−２９３４４号では、上記切換弁には２ポ
ート開閉弁が用いられており、放出管路をポンプ側管路
から分岐させるとともに、さらに放出管路の途中にも開
閉弁を設けて流路の切換を行っている。
【０００４】上記形式の緯入れ装置においては、ノズル
が緯入れ選択時には、切換弁の切換によりポンプ側管路
とノズル側管路とが連通状態となるとともに、放出管路
が遮断され、ポンプから送り出される水はポンプ側管路
からノズル側管路を介して緯入れノズルに供給される。
また、ノズルが非選択時には、切換弁の切換によりポン
プ側管路と放出管路とが連通状態となり、これらの管路
を介して水が系外（タンク）へと放出される。
が緯入れ選択時には、切換弁の切換によりポンプ側管路
とノズル側管路とが連通状態となるとともに、放出管路
が遮断され、ポンプから送り出される水はポンプ側管路
からノズル側管路を介して緯入れノズルに供給される。
また、ノズルが非選択時には、切換弁の切換によりポン
プ側管路と放出管路とが連通状態となり、これらの管路
を介して水が系外（タンク）へと放出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のような
従来技術のシステム構成によった場合には、水の放出時
にポンプの吐出口付近が負圧となることが原因で気泡が
発生して、ノズルが非選択時から選択時に切り替わった
直後の緯入れに際して、この気泡が正常な緯入れを阻害
する原因になるという問題が発生する。その理由を以下
に説明する。
従来技術のシステム構成によった場合には、水の放出時
にポンプの吐出口付近が負圧となることが原因で気泡が
発生して、ノズルが非選択時から選択時に切り替わった
直後の緯入れに際して、この気泡が正常な緯入れを阻害
する原因になるという問題が発生する。その理由を以下
に説明する。
【０００６】上記の３管路は全て口径が同一である。と
ころが緯入れ時に水が送り出される緯入れ側において
は、ノズル側管路は下流端に緯入れノズルが接続される
ため、これにより管路が絞られていることになる。しか
しながら放出時に水が送り出される放出管路にはそのよ
うに絞られた部分は存在していない。したがって水を放
出する際の放出管路の管路抵抗は緯入れ側へ水を送り出
す際の管路抵抗よりもかなり小さいものとなる。である
から放出管路中における水の速度はノズル側管路中にお
ける水の速度よりもかなり高いものとなる。すなわち水
の放出時には、管路抵抗が小さいためポンプの吐出速度
が速くなり管路中の流速も速くなる。このためポンプか
ら吐出される水は、緯入れ側と共通の管路であるポンプ
側管路を通して、緯入れ時よりもかなり高い速度で放出
管路へ流出する。
ころが緯入れ時に水が送り出される緯入れ側において
は、ノズル側管路は下流端に緯入れノズルが接続される
ため、これにより管路が絞られていることになる。しか
しながら放出時に水が送り出される放出管路にはそのよ
うに絞られた部分は存在していない。したがって水を放
出する際の放出管路の管路抵抗は緯入れ側へ水を送り出
す際の管路抵抗よりもかなり小さいものとなる。である
から放出管路中における水の速度はノズル側管路中にお
ける水の速度よりもかなり高いものとなる。すなわち水
の放出時には、管路抵抗が小さいためポンプの吐出速度
が速くなり管路中の流速も速くなる。このためポンプか
ら吐出される水は、緯入れ側と共通の管路であるポンプ
側管路を通して、緯入れ時よりもかなり高い速度で放出
管路へ流出する。
【０００７】この結果、水の放出時におけるポンプの吐
出が終了した直後、ポンプの吐出口付近が高い速度の水
の流れによる大きな慣性力により瞬間的に負圧状態とな
る。これが原因でポンプ側管路中の水に溶解している空
気が分離して、緯入れ側と共通の管路であるポンプ側管
路中の水中に多くの気泡が発生することになる。したが
ってポンプ側管路中の水は緯入れ時における吐出終了後
の状態よりもかなり多くの気泡を含んだ状態となる。こ
の状態の下でノズルが非選択状態から選択状態に切り替
えられると、緯入れ側の管路中に多数の気泡が混入した
状態となる。
出が終了した直後、ポンプの吐出口付近が高い速度の水
の流れによる大きな慣性力により瞬間的に負圧状態とな
る。これが原因でポンプ側管路中の水に溶解している空
気が分離して、緯入れ側と共通の管路であるポンプ側管
路中の水中に多くの気泡が発生することになる。したが
ってポンプ側管路中の水は緯入れ時における吐出終了後
の状態よりもかなり多くの気泡を含んだ状態となる。こ
の状態の下でノズルが非選択状態から選択状態に切り替
えられると、緯入れ側の管路中に多数の気泡が混入した
状態となる。
【０００８】上記のように管路中に多数の気泡が混入し
た状態のまま緯入れ動作が行われると、ポンプからの圧
力が正常に伝わらず、緯入れに必要な圧力の噴射水が得
られなくなる。すなわち、通常、水は非圧縮性のためポ
ンプからの圧力がそのまま伝わり緯入れに必要な圧力の
噴射水を得ることができる。しかしながら上記のように
管路中に多くの気泡が混入した状態では、気泡の圧縮に
より必要な圧力が伝達されず、よって緯入れに必要な圧
力の噴射水が得られずに噴射力の低下につながる。ま
た、水が緯入れノズルから噴射されるに際し、上記のよ
うに圧縮された水中の気泡が噴射とともに開放されて広
がる。このため噴射水が分散して収束性が悪くなり噴射
力の低下に拍車を掛けることになる。このように噴射力
が低下すると、緯入れが非常に不安定なものとなる。
た状態のまま緯入れ動作が行われると、ポンプからの圧
力が正常に伝わらず、緯入れに必要な圧力の噴射水が得
られなくなる。すなわち、通常、水は非圧縮性のためポ
ンプからの圧力がそのまま伝わり緯入れに必要な圧力の
噴射水を得ることができる。しかしながら上記のように
管路中に多くの気泡が混入した状態では、気泡の圧縮に
より必要な圧力が伝達されず、よって緯入れに必要な圧
力の噴射水が得られずに噴射力の低下につながる。ま
た、水が緯入れノズルから噴射されるに際し、上記のよ
うに圧縮された水中の気泡が噴射とともに開放されて広
がる。このため噴射水が分散して収束性が悪くなり噴射
力の低下に拍車を掛けることになる。このように噴射力
が低下すると、緯入れが非常に不安定なものとなる。
【０００９】ところでノズル側管路においては、通常緯
入れ条件、ポンプの作動条件などを考慮して、安定した
緯入れが行われるようにノズルの断面積などが設定され
ている。したがって上記のように管路内に気泡が負圧と
なって、気泡が発生するというような事態にはならない
のである。
入れ条件、ポンプの作動条件などを考慮して、安定した
緯入れが行われるようにノズルの断面積などが設定され
ている。したがって上記のように管路内に気泡が負圧と
なって、気泡が発生するというような事態にはならない
のである。
【００１０】この発明の目的は、上記のような気泡が管
路中に多数混入した状態となることに起因する緯入れ状
態の不安定化を回避することにある。
路中に多数混入した状態となることに起因する緯入れ状
態の不安定化を回避することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的達成のためにこ
の発明においては、上記型式の多色緯糸緯入れ装置にお
いて、放出管路中にノズルの断面積と同程度の断面積の
絞り部を設けたことを要旨とする。
の発明においては、上記型式の多色緯糸緯入れ装置にお
いて、放出管路中にノズルの断面積と同程度の断面積の
絞り部を設けたことを要旨とする。
【００１２】
【作用】放出管路に絞り部を設けた結果、放出時におけ
る放出管路中の水の流れの状態が緯入れ時におけるノズ
ル側管路中の水の流れの状態と同じとなり、水放出の際
のポンプの吐出が終了した直後、ポンプの吐出口付近が
負圧状態とならない。よって、緯入れ側と共通の管路で
あるポンプ側管路中に気泡が発生することなく、続く緯
入れが安定して行われる。
る放出管路中の水の流れの状態が緯入れ時におけるノズ
ル側管路中の水の流れの状態と同じとなり、水放出の際
のポンプの吐出が終了した直後、ポンプの吐出口付近が
負圧状態とならない。よって、緯入れ側と共通の管路で
あるポンプ側管路中に気泡が発生することなく、続く緯
入れが安定して行われる。
【００１３】
【実施例】この発明を応用した水噴射式織機の複数緯糸
選択システムの一例を図１に示す。この実施例における
緯入れ装置は、２色の緯糸を緯入れするための２個の緯
入れノズル（１、１’）と各ノズルに対応して設けられ
たポンプ（９、９’）とを備えるものであって、上記ノ
ズル（１、１’）は、ノズル側管路（３、３’）、切換
弁（５、５’）およびポンプ側管路（７、７’）から構
成される水送出管路を介してポンプ（９、９’）に連結
されている。また、上記切換弁（５、５’）には３ポー
トの弁が用いられており、放出管路（１１、１１’）が
水送出管路から分岐するようにして切換弁（５、５’）
に接続されている。さらに上記放出管路（１１、１
１’）の他端は定水位タンクに接続されており、放出さ
れた水をタンクに戻すようになっている。
選択システムの一例を図１に示す。この実施例における
緯入れ装置は、２色の緯糸を緯入れするための２個の緯
入れノズル（１、１’）と各ノズルに対応して設けられ
たポンプ（９、９’）とを備えるものであって、上記ノ
ズル（１、１’）は、ノズル側管路（３、３’）、切換
弁（５、５’）およびポンプ側管路（７、７’）から構
成される水送出管路を介してポンプ（９、９’）に連結
されている。また、上記切換弁（５、５’）には３ポー
トの弁が用いられており、放出管路（１１、１１’）が
水送出管路から分岐するようにして切換弁（５、５’）
に接続されている。さらに上記放出管路（１１、１
１’）の他端は定水位タンクに接続されており、放出さ
れた水をタンクに戻すようになっている。
【００１４】いま、緯入れノズル１が緯入れ選択時の場
合、切換弁５がポンプ側管路７とノズル側管路３とを連
通状態とするように切り替わり、ポンプ９が吐出する水
はノズル側管路３を介して緯入れノズルに供給される。
このとき放出管路１１は遮断されているため放出管路１
１にポンプからの水が流出することはない。また緯入れ
ノズル１の非選択時には、切換弁５がポンプ側管路７を
放出管路１１とを連通状態とするように切り替わり、ポ
ンプ９が吐出する水は放出管路１１に送り出される。
合、切換弁５がポンプ側管路７とノズル側管路３とを連
通状態とするように切り替わり、ポンプ９が吐出する水
はノズル側管路３を介して緯入れノズルに供給される。
このとき放出管路１１は遮断されているため放出管路１
１にポンプからの水が流出することはない。また緯入れ
ノズル１の非選択時には、切換弁５がポンプ側管路７を
放出管路１１とを連通状態とするように切り替わり、ポ
ンプ９が吐出する水は放出管路１１に送り出される。
【００１５】この発明においては、図２にその一例を示
すように、放出管路１１にノズル１の断面積と同程度の
断面積の絞り部１３を設けたものである。したがってノ
ズルの非選択時には、断面積がノズルの断面積とほぼ等
しく絞られた管路を通ってポンプから吐出された水が放
出される。この故に緯入れ時と同じ状態で水の吐出と放
出が行われるのである。
すように、放出管路１１にノズル１の断面積と同程度の
断面積の絞り部１３を設けたものである。したがってノ
ズルの非選択時には、断面積がノズルの断面積とほぼ等
しく絞られた管路を通ってポンプから吐出された水が放
出される。この故に緯入れ時と同じ状態で水の吐出と放
出が行われるのである。
【００１６】ところで特に図示はしないが、この発明に
おいては放出管路１１の下流端にフィルターを設けるの
が望ましい。すなわちこのフィルターにより水に一種の
整流作用を加えてから定水位タンクに水を放出するので
ある。このようにすると定水位タンク内において渦や気
泡の発生が抑制される。すなわち定水位タンクからポン
プに送出される水への気泡の混入、ひいてはポンプから
吐出される水への気泡の混入が回避されるのである。
おいては放出管路１１の下流端にフィルターを設けるの
が望ましい。すなわちこのフィルターにより水に一種の
整流作用を加えてから定水位タンクに水を放出するので
ある。このようにすると定水位タンク内において渦や気
泡の発生が抑制される。すなわち定水位タンクからポン
プに送出される水への気泡の混入、ひいてはポンプから
吐出される水への気泡の混入が回避されるのである。
【００１７】ところで上記の絞り部であるが、その断面
積はノズルのそれと同程度に設定されるものである。ノ
ズルの口径は通常ほぼ２〜３ｍｍ2の範囲にあるので、
絞り部の断面積もこの範囲、大きくても５ｍｍ2 位に設
定する。また、上記において放出管路の管路抵抗を緯入
れ側と同程度とするためにノズルの断面積と同程度の絞
り部を設けたが、これに代えて水の流れに抵抗を与える
ような部材を管路中に取付けてもよい。
積はノズルのそれと同程度に設定されるものである。ノ
ズルの口径は通常ほぼ２〜３ｍｍ2の範囲にあるので、
絞り部の断面積もこの範囲、大きくても５ｍｍ2 位に設
定する。また、上記において放出管路の管路抵抗を緯入
れ側と同程度とするためにノズルの断面積と同程度の絞
り部を設けたが、これに代えて水の流れに抵抗を与える
ような部材を管路中に取付けてもよい。
【００１８】図示の実施例においては、絞り部を放出管
路と切換弁との連結部に設けてある。しかしこれに限定
されるものではなく、放出管路中ならばどの位置に設け
ても、所期の目的は達成されるのである。
路と切換弁との連結部に設けてある。しかしこれに限定
されるものではなく、放出管路中ならばどの位置に設け
ても、所期の目的は達成されるのである。
【００１９】切換弁は図示のような機械駆動式（カムな
ど）であっても、電磁駆動式（ソレノイドなど）であっ
ても、いずれでもよい。また緯入れ装置の型式は上記の
ようなものに限られるものではなく、例えば実公平３−
２９３４４号に開示されたような型式のものであっても
よい。
ど）であっても、電磁駆動式（ソレノイドなど）であっ
ても、いずれでもよい。また緯入れ装置の型式は上記の
ようなものに限られるものではなく、例えば実公平３−
２９３４４号に開示されたような型式のものであっても
よい。
【００２０】
【発明の効果】この発明によれば、放出時の管路中の水
の流れの状態を緯入れ時と同じ状態とすることにより、
放出時のポンプの吐出が終了した直後、その吐出口付近
が負圧状態とならないので、管路中に気泡が発生するこ
ともなく、続く緯入れが非常に安定したものとなる。
の流れの状態を緯入れ時と同じ状態とすることにより、
放出時のポンプの吐出が終了した直後、その吐出口付近
が負圧状態とならないので、管路中に気泡が発生するこ
ともなく、続く緯入れが非常に安定したものとなる。
【図１】この発明を応用した水噴射式織機の複数緯糸選
択システムの構成を示す正面図である。
択システムの構成を示す正面図である。
【図２】この発明の緯糸選択装置の要部を示す一部断面
正面図である。
正面図である。
１、１’ 緯入れノズル ３、３’ ノズル側管路 ５、５’ 切換弁 ７、７’ ポンプ側管路 ９、９’ ポンプ １１、１１’ 放出管路
Claims (1)
- 【請求項１】多色の緯糸に対応する複数の緯入れノズル
と、該緯入れノズル毎に対応して設けられ、織機の主軸
と連動して作動するポンプと、上記緯入れノズルとポン
プとを連結する管路から分岐する放出管路と、上記緯入
れノズルの選択、非選択時のそれぞれの場合にポンプか
ら送り出される水の流路を切り換える切換弁とを具え、
上記緯入れノズルが緯入れ選択時には、対応するポンプ
から送り出される水をノズル側に供給して緯入れを行う
とともに、ノズルの緯入れ非選択時には、水を上記放出
管路を通して系外に放出する形式であって、上記放出管
路中にノズルの断面積と同程度の断面積の絞り部が設け
られていることを特徴とする水噴射式織機の多色緯入れ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02626395A JP3167567B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 水噴射式織機の多色緯入れ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02626395A JP3167567B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 水噴射式織機の多色緯入れ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199452A true JPH08199452A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3167567B2 JP3167567B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=12188385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02626395A Expired - Fee Related JP3167567B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 水噴射式織機の多色緯入れ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3167567B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110093707A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 株式会社丰田自动织机 | 喷水织机的水喷射装置 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP02626395A patent/JP3167567B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110093707A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 株式会社丰田自动织机 | 喷水织机的水喷射装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3167567B2 (ja) | 2001-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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