JP2576747Y2 - 着座検出装置 - Google Patents

着座検出装置

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JP2576747Y2
JP2576747Y2 JP1992013297U JP1329792U JP2576747Y2 JP 2576747 Y2 JP2576747 Y2 JP 2576747Y2 JP 1992013297 U JP1992013297 U JP 1992013297U JP 1329792 U JP1329792 U JP 1329792U JP 2576747 Y2 JP2576747 Y2 JP 2576747Y2
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pressure
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bypass
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JP1992013297U
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Inventor
謙一 押木
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タコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空気を噴出している検
出オリフィスの位置に被検出物が存在しているときに、
背圧が変化することを利用して被検出物の存在やその位
置、状態、形状の良否等を検出する着座検出装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の着座検出装置は、図3において、
空気圧源1に接続したメイン通路2に圧力制御弁3、各
可変オリフィス4及び圧力スイッチ5をこの順序で配置
し、バイパス通路6の途中に二方切換弁7を設けるか、
又は圧力スイッチ5の下流側に配置した三方切換弁8を
設けてこの三方切換弁8に分岐通路6aを接続し、メイ
ン通路2及びこれに連通する検出オリフィス9等に清掃
用空気を供給するとき、検出直前にそれぞれ二方切換弁
7及び三方切換弁8を切換えて高圧空気を流していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の着座検出装置では、各メイン通路2毎に切換弁7又
は8を設ける必要があるため、当該各切換弁を個別に切
換えるための制御信号が必要となり、切換制御が複雑に
なるという欠点があり、また、バイパス通路又は分岐通
路が長くなり不経済であるという欠点があった。
【0004】本考案の目的は、複数のメイン通路に対し
共通切換弁を設け、複数のメイン通路及び検出オリフィ
ス等の清掃用空気の供給を供給圧力の切換えのみで行う
ことが可能であり、且つバイパス通路又は分岐通路を短
くできる着座検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、それぞれの検出オリフィスに連通する複
数のメイン通路の途中にそれぞれの絞り部及び圧力スイ
ッチを設け、空気圧源から前記メイン通路を経て送られ
る圧力空気を前記検出オリフィスから被検出物に向けて
噴出させ、この噴出させた時の背圧を前記圧力スイッチ
で感知して該被検出物の着座を検出する着座検出装置に
おいて、前記空気圧源寄りの位置で互に並列に配置した
清掃用圧力制御弁及び検出用圧力制御弁と、該両圧力制
御弁の下流側に接続され該両圧力制御弁の何れか一方を
選択的に前記複数のメイン通路へ連通させる切換えを行
う共通切換弁とを有する圧力切換回路を設け、該圧力制
御切換回路の下流側で対応する各メイン通路から分岐し
前記絞り部及び圧力スイッチを避けてその下流で対応す
るメイン通路に合流するバイパス通路と、該バイパス通
路の途中に配置され作動圧力調整可能なバイパス圧力制
御弁とを備え、該バイパス圧力制御弁の作動圧力を清掃
用圧力よりも低く検出用圧力よりも高く設定したことを
特徴とする。
【0006】
【作用】本考案に係る着座検出装置によれば、圧力切換
回路の共通切換弁を切り換えるだけで、清掃用圧力制御
弁及び検出用圧力制御弁の流路の何れか一方を選択的に
複数のメイン通路へ連通させ、清掃用圧力制御弁を経て
高圧の清掃用圧力を供給すると、バイパス圧力制御弁が
開いて各メイン通路及び検出オリフィス等も清掃され、
そのまま被検出物を着座させると、被検出物の表面及び
着座面が清掃される。次に、検出用圧力制御弁を経て清
掃用よりも低い検出用圧力を供給すると、バイパス圧力
制御弁が閉じて、絞り部と検出オリフィスとの間の圧力
(背圧)が被検出物と検出オリフィスとの隙間によって
変化し、この背圧を圧力スイッチによって判別すること
で、被検出物の着座精度等が判定される。
【0007】
【実施例】以下において、本考案の実施例につき、図面
を参照しつつ詳細に説明する。図1は本考案の実施例に
係る着座検出装置の要部を示す回路図である。
【0008】本実施例に係る着座検出装置は、空気圧源
11寄りの位置に圧力切換回路12を設け、この圧力切
換回路12内で、互に並列に配置した清掃用圧力制御弁
14及び検出用圧力制御弁16を、その下流側に接続さ
れた共通切換弁17の切換えによって、何れか一方を選
択的に複数のメイン通路21,22,23へ連通させる
切換えを行い、着座検出操作前に、検出用圧力よりも高
圧の清掃用圧力空気を当該共通切換弁17の下流で分岐
して配置した複数のメイン通路21,22,23及びバ
イパス通路31,32,33に流して検出オリフィスか
ら噴出させることによって、これらの清掃を行い、しか
る後に、バイパス圧力制御弁である逆止弁31a,32
a,33aを閉状態に保持する程度の検出用圧力空気を
メイン通路21,22,23に流し検出オリフィス4
1,42,43等から噴出させてそのときの背圧を圧力
スイッチ21b,22b,23bによって判別すること
で、それぞれ対応する被検出物の着座検出を精度よく行
えるようになっている。
【0009】圧力切換回路12は、空気圧源11寄りの
位置で並列接続した清掃用流路13及び検出用流路15
に清掃用圧力制御弁14及び検出用圧力制御弁16を配
置し、これら両圧力制御弁14,16の下流で流路の切
換えを行う三方式電磁弁である共通切換弁17を設け、
清掃用圧力制御弁14の清掃用圧力の方を検出用圧力制
御弁16の検出用圧力よりも高圧に設定してあり、外部
から共通切換弁17に制御信号を送ることによって共通
切換弁17を切換え、清掃用流路13と検出用流路15
とのいずれか一方を選択的に複数のメイン通路21,2
2,23に一挙に連通させるものである。
【0010】各メイン通路21,22,23は、圧力切
換回路12の下流の各分岐点20a,20bで分岐させ
て配置されており、それぞれ途中に絞り部である可変オ
リフィス21a,22a,23a及び圧力スイッチ21
b,22b,23bをこの順序で接続し、先端にそれぞ
れの検出オリフィス41,42,43を連通接続させて
ある。各メイン通路21,22,23には、可変オリフ
ィス21a,22a,23a及び圧力スイッチ21b,
22b,23bを避けて当該可変オリフィス及び圧力ス
イッチの上流で分岐しその下流で合流するバイパス通路
31,32,33を設け、該バイパス通路の途中に作動
圧力調整可能なバイパス圧力制御弁としての逆止弁31
a,32a,33aを配置してある。各逆止弁31a,
32a,33aは作動圧力を清掃用圧力よりも低く検出
用圧力よりも高く設定してある。
【0011】次に、本考案の上記実施例に係る着座検出
装置の動作について説明する。清掃用圧力制御弁14を
通じて清掃用圧力空気をこの着座検出装置に供給する
と、逆止弁31a,32a,33aが開き、バイパス通
路31,32,33を通じて検出オリフィス41,4
2,43に多量の空気が流れ、検出オリフィス41,4
2,43が清掃される。次に、制御信号18により共通
切換弁17を切換え、検出用圧力制御弁16を通じて検
出用圧力空気を供給すると、逆止弁31a,32a,3
3aが閉となり、バイパス通路31,32,33には空
気が流れず、可変オリフィス21a,22a,23aと
検出オリフィス41,42,43との間の背圧が被検出
物と検出オリフィス41,42,43との隙間により変
化し、この背圧を圧力スイッチ21b,22b,23b
によって判別することで当該被検出物の着座が正常か否
かが判別される。
【0012】なお、本考案は、上記実施例によって限定
されるものではなく、可変オリフィスに代えてニードル
弁を用いてもよく、バイパス通路の逆止弁に代えて図2
に示すように、二方式シーケンス弁51aをバイパス通
路31に用いることも可能であり、その他要旨から逸脱
しない範囲で種々の変形が可能である。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、空気圧
源寄りの位置で並列に配置した清掃用圧力制御弁及び検
出用圧力制御弁と、該両圧力制御弁の下流側に接続され
該両圧力制御弁の何れか一方を選択的にメイン通路へ連
通させる切換えを行う共通切換弁とを有する圧力切換回
路を設け、バイパス通路の途中に配置され作動圧力調整
可能なバイパス圧力制御弁を備え、該バイパス圧力制御
弁の作動圧力を清掃用圧力よりも低く検出用圧力よりも
高く設定したことにより、検出オリフィス等の清掃用空
気の供給を共通切換弁の切換えのみで行うことが可能で
あり、バイパス通路が圧力制御切換回路の下流側で対応
する各メイン通路から分岐し絞り部及び圧力スイッチを
避けてその下流で対応するメイン通路に合流することに
より、バイパス通路を大幅に短くできるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る着座検出装置を示す回路
図である。
【図2】本考案の上記実施例の変形に係る着座検出装置
の回路の一部を示す図である。
【図3】従来の着座検出装置を示す回路図である。
【符号の説明】
11 空気圧源 12 圧力切換回路 13 清掃用流路 14 清掃用圧力制御弁 15 検出用流路 16 検出用圧力制御弁 17 共通切換弁 20a,20b 分岐点 21,22,23 メイン通路 21a,22a,23a 可変オリフィス(絞り部) 21b,22b,23b 圧力スイッチ 31,32,33 バイパス通路 31a,32a,33a 逆止弁(バイパス圧力制御
弁) 41,42,43 検出オリフィス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの検出オリフィスに連通する複
    数のメイン通路の途中にそれぞれの絞り部及び圧力スイ
    ッチを設け、空気圧源から前記メイン通路を経て送られ
    る圧力空気を前記検出オリフィスから被検出物に向けて
    噴出させ、この噴出させた時の背圧を前記圧力スイッチ
    で感知して該被検出物の着座を検出する着座検出装置に
    おいて、前記空気圧源寄りの位置で互に並列に配置した
    清掃用圧力制御弁及び検出用圧力制御弁と、該両圧力制
    御弁の下流側に接続され該両圧力制御弁の何れか一方を
    選択的に前記複数のメイン通路へ連通させる切換えを行
    う共通切換弁とを有する圧力切換回路を設け、該圧力制
    御切換回路の下流側で対応する各メイン通路から分岐し
    前記絞り部及び圧力スイッチを避けてその下流で対応す
    るメイン通路に合流するバイパス通路と、該バイパス通
    路の途中に配置され作動圧力調整可能なバイパス圧力制
    御弁とを備え、該バイパス圧力制御弁の作動圧力を清掃
    用圧力よりも低く検出用圧力よりも高く設定したことを
    特徴とする着座検出装置。
JP1992013297U 1992-02-12 1992-02-12 着座検出装置 Expired - Lifetime JP2576747Y2 (ja)

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JPH0564714U JPH0564714U (ja) 1993-08-27
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DE102013218731A1 (de) * 2013-09-18 2015-03-19 Stotz Feinmesstechnik Gmbh Vorrichtung zur pneumatischen Objektvermessung

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