JPH03293011A - サイクロン式エアクリーナ - Google Patents

サイクロン式エアクリーナ

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JPH03293011A
JPH03293011A JP2096936A JP9693690A JPH03293011A JP H03293011 A JPH03293011 A JP H03293011A JP 2096936 A JP2096936 A JP 2096936A JP 9693690 A JP9693690 A JP 9693690A JP H03293011 A JPH03293011 A JP H03293011A
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dust
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雅彦 前川
Toshiaki Nakayama
利明 中山
Kazuyuki Horie
一幸 堀江
Yoshiyuki Murao
善之 村尾
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は内燃1lrlAのサイクロン式エアクリーナに
関する。
「従来の技術」 内燃機関のサイクロン式エアクリーナは、側壁に入口を
有し底壁に出口を有する有底円筒状のケース内にろ過エ
レメントを配設し、前記入口とろ過エレメントとの間に
旋回流形成用のサイクロン羽根を設け、ケースの内部に
吸入された空気をサイクロン羽根により強制的に旋回流
にして空気中のダストを遠心分離し、該ダストをケース
の側壁の内周に沿って進行させ、ケースの側壁の底壁近
傍に穿設した排塵口から排出するようになっている。こ
のようなサイクロン式エアクリーナとして、例えば実公
昭62−1.60635号公報には、前記排塵口を丸形
とし、底壁付近に濾過エレメントの全周を覆う誘導板を
設けたものが開示されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記構成の従来のサイクロン式エアクリ
ーナでは、排塵口を通過したダストが再びケース内に戻
り、ダスト分離効率が低下しやすいという問題点があっ
た。また、濾過エレメントが短時間で目詰まりを起こす
という問題点があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、ダスト分離効率の高いサイクロン式エアクリーナを
提供することを第1の課題とし、濾過エレメントの寿命
が永いサイクロン式エアクリーナを提供することを第2
の課題とする。
[課題を解決するための手段および作用」前記第1の課
題を解決するための本発明によるサイクロン式エアクリ
ーナは、側壁に入口を有し底壁に出口を有する有底円筒
状のケース内にろ過エレメントを配設し、前記入口とろ
過エレメントとの間に旋回流形成用のサイクロン羽根を
設け、前記ケースに排塵パイプを設け、該排塵パイプ内
とケース内とを連通し展開形状が長方形の排塵口をケー
スの側壁と底壁とにわたって旋回流に直交するごとく形
成したことを特徴とする。
発明者は、サイクロン式エアクリーナのケースに設けた
排塵口の形状によって、該排塵口付近の空気の流れがど
のように変化するかにつき実験を行った。その結果、第
8図図示のように排塵口22°が丸形に形成されている
と、排塵口22″付近で空気の流れが乱れて流速が低下
するとともに、流れの乱れにより一旦排塵口から図示略
の排塵パイプ内に流入したダスl−が巻き上げられて再
びケース1内に戻ることが明らかになった。本発明の上
記構成によれば、排塵口の切り口が旋回流に直交してい
ることにより空気の流れが乱されず、空気中のダストに
充分な遠心力を与えることができ、ダスト分離効率が向
上される。また排塵口を側壁と底壁とにわたって設けた
ことにより、空気の流れが高速である場合°にケースの
底壁に向かったダストが排出口の底壁部から確実に排出
される。
また、前記第2の課題を解決するための本発明によるサ
イクロン式エアクリーナは側壁に入口を有し底壁に出口
を有する有底円筒状のケース内にろ過エレメントを配設
し、前記入口とろ過エレメントとの間に旋回流形成用の
サイクロン羽根を設け、前記ケースに排塵パイプを設け
、該排塵パイプ内とケース内とを連通ずる排塵口に対向
して前記濾過エレメントを覆う誘導板を設けたことを特
徴とする。
誘導板は、濾過エレメントに空気が流れ込み、排塵口付
近での空気の流れが乱されるのを防止するためのもので
あるが、発明者の実験によれば、機能上は濾過エレメン
トを底壁付近において全周を覆う必要はなく、排塵口に
対向して設ければ充分であることが明らかになった6本
発明の上記構成によれば、誘導板は、濾過エレメントを
排塵口に対向して部分的に覆うようにし、デッドスペー
スをなくして濾過エレメントを広い面積にわたって有効
に使用し、目詰まりを起きに<<シている。
「実地例」 以下、本発明の実地例につき図面を参照して説明する。
第1図は横置き型のサイクロン式エアクリーナの全体構
成を示す断面図である。ケース]は一端に開口部2、他
端に底壁5を有した有底円筒状に形成され、側壁3の開
口部2寄りに入口4が設けられ、底壁5の中央部に出口
6が設けられている。
第2図に示すように入口4には側壁3の接線方向に伸び
るインレットパイプ7が接合されている。
再び第1図を参照し、出口6にはケース1の軸線方向に
伸びるアウトレットパイプ8が接合されている。アウト
レットパイプ8はケース1内に一部嵌大しており、該嵌
入部9の内壁にステー10が接合されている。ステー1
0は帯材を略■字状に折曲してなり、その中心部に雄ね
じ]1が接合されている。275過エレメント12は円
筒状をなし、その一端には環状の端板14が接合され、
他端には取付板15が接合されている。濾過エレメント
12は、端板14の内周をアウトレットパイプ8の嵌入
部9の外周に嵌合させるとともに取付板]5の中心穴に
雄ねじ11を挿逆させて蝶ねじ16によりねし止めされ
ている。サイクロン羽根17は入口4とV過エレメント
12との間に設けられ、脚部17Aが側壁3の内周にス
ポット溶接等により接合されている。!18は、その中
心穴に雄ねじ11を挿通させて蝶ねじ19によりねじ止
めされ、ケース1の内部を密閉している。排塵パイプ2
0は、アウトレットパイプ8の下方で、側壁3と底壁5
とにわたってケース1に接合されている。排塵パイプ2
0の下端部には排塵弁21が取付けられている。排塵パ
イプ20内とケース1内とを連通ずる排塵口22は、側
壁部23と底壁部24とが連続してケース1に穿設され
ている。
排塵口22の展開形状は第3図図示のように、矢印25
A、25Bで示す空気の流れに直交する長方形に形成さ
れている。再び第1図を参照し、誘導板26は底壁5付
近では、第4図に示すように排塵口22の側壁部23に
対向して濾過エレメント]2の外周を部分的に覆うよう
に設けられている。再び第1図を参照し、誘導板26に
は脚部27が一体に形成されており該脚部27が側壁3
の内周にスポット溶接等で接合されている。
「作動」 上記構成の作動につき、主として第1図を参照して説明
する。
インレットパイプ7からはダストを含んだ空気が入口4
を経てケース1内に流入する。流入した空気はサイクロ
ン羽根17により強制的に旋回流とされ、側壁3の内周
に沿って旋回しつつ底壁5側へと向かう、このとき空気
中のダストが遠心分離される。
側壁3の内周に沿って排塵口22に達しなダストは、そ
の遠心力により排塵口22の側壁部23から排塵パイプ
20内に流入する。ところが底壁5に向かう速度成分が
大であるダストは勢い余って底壁5に達し、排塵口22
の底壁部24から排塵パイプ20内に流入する。旋回流
が低速の場合は大部分のダストが排塵口22の側壁部2
3から排出されるが、旋回流が高速になるにつれて排出
口22の底壁部24から排出されるダストの比率が増加
する。すなわち、排塵口22を側壁部23と底壁部24
とで構成したことにより、旋回流が低速の場合から高速
の場合まで幅広く対応して高いダスト分離効率が得られ
る。
また、第3図に示すように、排塵口22の展開形状を長
方形とし、矢印25A、25Bで示される旋回流に直交
するごとく設けたことにより、排塵口22の切り口が旋
回流に直交するため、第4図に示すように旋回流に乱れ
が発生しなくなって、ダスト分に効率が向上する。
なお、排塵口22の開口寸法は、サイクロン式1・アク
リーナを備えた内燃機関が搭載される車両の吸入空気量
に応じて決定される排塵口22付近の流速に基づいて、
第4図に示すごとく空気の流れが層状をなすように選択
される。例えば第5図に示すごとく排塵口22の側壁3
に沿う幅寸法が過大である場合は、矢印28A、28B
のように一旦排塵パイプ20内に流入したダストが再び
ケース]内に舞い込むという現象が発生する。また第6
図に示すごとく排塵口22の側壁3に沿う幅寸法か過小
である場合は、ダストが排塵パイプ20内に充分流入せ
ず、矢印29にて示すようにダストの一部が素通りして
しまうという現象が発生する。
再び第4図を参照し、誘導板26は沢過エレメント12
を覆い、旋回流の流れが乱れないようにして、旋回流が
濾過エレメント12に流れ込むことによる排塵口22の
側壁部23とろ過エレメント12との間での流れの乱れ
が防止される。ここで、誘導板26は排塵口22に対向
して底壁5付近で沢過ニレメン)−12の外周を部分的
に覆っているから、デッドスペースをなくしてr過エレ
メ、ントを広い面積にわたって有効に使用し、単位面積
あたりの負担を軽減して目詰りりが起きにくくしている
「数値的性能例。
発明者の実験によれば、第1図、第3図に示すように排
塵口22を側壁部23と底壁部24とで構成したことに
より、排塵口をケースの側壁だけに穿設した場合に比較
してダスI・分離効果を約20%程度向上することがで
きた。また第1図、第4図に示すように、誘導板26を
、排塵口22の側壁部23に対向して濾過エレメント1
2を部分的に覆うように設けたことにより、誘導板がな
かった場合に比較してダスト分離効率を約5〜10%程
度向上することができた。
「他の実施例」 本発明は上記実施例の細部にまで限定されるものではな
く、例えば第2図に示すように、誘導板26は、側壁3
と底壁5とにスポット溶接等により接合するのであって
もよい。また誘導板26は濾過エレメント12側に取り
付けてもよく、第7図に示すようにシール形態の誘導板
26を濾過エレメント12に貼着することもできる2そ
して有底円筒状のケースの軸線を鉛直に設け、排塵バイ
アと排塵弁とを排塵方向に設けて、*Ifき型のサイク
ロン式エアクリーナとしてもよい。
「発明の効果J 以上述べたように本発明によるサイクロン式エアクリー
ナは側壁に入口を有し底壁に出口を有する有底円筒状の
ケース内にろ過エレメントを配設し、前記入口とろ過エ
レメントとの間に旋回流形成用のサイクロン羽根を設け
、前記ケースに排塵パイプを設け、該排塵パイプ内とケ
ース内とを連通し展開形状が長方形の排塵口をケースの
側壁と底壁とにわたって旋回流に直交するごとく形成し
たことを特徴とする。従って、排塵口の切り口が旋回流
に直交し、空気の流れが乱されず、空気中のダストには
充分な遠心力が与えられ、ダスト分離効率が向上すると
いう優れた効果がある。また排塵口を側壁と底壁とにわ
たって設けたことにより、空気の流れが高速である場合
に、ケースの底壁に向かったダストが排塵口の底壁部か
ら確実に排出され、低速の旋回流から高速の旋回流まで
幅広く対応して高いダスト分離効率が得られるという優
れた効果がある。
また本発明によるサイクロン式エアクリーナは側壁に入
口を有し底壁に出口を有する有底円筒状のケース内にろ
過エレメントを配設し、前記入口とろ過エレメントとの
間に旋回流形成用のサイクロン羽根を設け、前記ケース
に排塵パイプを設け、該排塵パイプ内とケース内とを連
通ずる排塵口に対向して前記濾過エレメントを覆う誘導
板を設けたことを特徴とする。誘導板は、沢過エレメン
トの底壁付近で、全周を覆うのではなく排出口に対向し
た部分のみを覆うようにして、デッドスペースをなくし
て濾過エレメントを広い面積にわたって有効に使用して
いるから、目詰まりが起きにく<、濾過エレメントの寿
命が永くなるという優れた効果がある。
クリーナの濾過エレメントおよび誘導板を示す斜視図で
あり、第8図は従来例であるサイクロン式エアクリーナ
のケースの排塵口を示す斜視図である。
1・・・ケース、  3・・・側壁、 4・・・入口、
6・・・出口、  12・・・濾過エレメント、  1
7・・・サイクロン羽根、 20・・・排塵パイプ、 
22・・・排塵口、 23・・・側壁部、 24・・・
底壁部、26・・・誘導板。
【図面の簡単な説明】
第】図〜第7図は本発明の実施例を示し、第1図はサイ
クロン式エアクリーナの全体構成を示す断面図、第2図
は主としてケースおよび誘導板を一部破断して示す斜視
図、第3図は排塵口を示す斜視図、第4図は誘導板の作
動を示す説明図、第5図は排塵口の幅寸法を大きく形成
した場合の作動を示す説明図、第6図は排塵口の幅寸法
を小さく形成した場合の作動を示す説明図であり、第7
図は本発明の他の実施例であるサイクロン式エア第 1 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側壁に入口を有し底壁に出口を有する有底円筒状
    のケース内にろ過エレメントを配設し、前記入口とろ過
    エレメントとの間に旋回流形成用のサイクロン羽根を設
    け、前記ケースに排塵パイプを設け、該排塵パイプ内と
    ケース内とを連通し展開形状が長方形の排塵口をケース
    の側壁と底壁とにわたって旋回流に直交するごとく形成
    したことを特徴とするサイクロン式エアクリーナ。
  2. (2)側壁に入口を有し底壁に出口を有する有底円筒状
    のケース内にに過エレメントを配設し、前記入口とろ過
    エレメントとの間に旋回流形成用のサイクロン羽根を設
    け、前記ケースに排塵パイプを設け、該排塵パイプ内と
    ケース内とを連通する排塵口に対向して前記ろ過エレメ
    ントを覆う誘導板を設けたことを特徴とするサイクロン
    式エアクリーナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021142523A (ja) * 2017-12-05 2021-09-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気口フード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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