JP2541961Y2 - 内燃機関のエアクリーナ - Google Patents
内燃機関のエアクリーナInfo
- Publication number
- JP2541961Y2 JP2541961Y2 JP10032491U JP10032491U JP2541961Y2 JP 2541961 Y2 JP2541961 Y2 JP 2541961Y2 JP 10032491 U JP10032491 U JP 10032491U JP 10032491 U JP10032491 U JP 10032491U JP 2541961 Y2 JP2541961 Y2 JP 2541961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyclone
- combustion engine
- internal combustion
- air cleaner
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関の給気系路に
配置されるサイクロン式エアクリーナに関するものであ
る。
配置されるサイクロン式エアクリーナに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の内燃機関のサイクロン式エアクリ
ーナは図４及び図５で示すように、外周面にスパイラル
状のサイクロン翼３ａが形成されたサイクロン筒３とエ
レメント４がハウジング１に内設され、ハウジング１の
吸入口２より吸入される空気を前記サイクロン翼３ａに
よって旋回流を生起させる構造である。
ーナは図４及び図５で示すように、外周面にスパイラル
状のサイクロン翼３ａが形成されたサイクロン筒３とエ
レメント４がハウジング１に内設され、ハウジング１の
吸入口２より吸入される空気を前記サイクロン翼３ａに
よって旋回流を生起させる構造である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この種のサイクロン式
エアクリーナの吸入口における空気の流れは、タンジェ
ンシャル方向に流れる主流５の他に、サイクロン筒３と
サイクロン翼３ａで囲まれたデッドスペース部３ｂの方
向へ流れる逆流６が発生する。
エアクリーナの吸入口における空気の流れは、タンジェ
ンシャル方向に流れる主流５の他に、サイクロン筒３と
サイクロン翼３ａで囲まれたデッドスペース部３ｂの方
向へ流れる逆流６が発生する。
【０００４】前記デッドスペース部３ｂは行き止まりで
あり、そのため、逆流６の行き止まりによって吸入口２
の通気抵抗が増大する問題があった。
あり、そのため、逆流６の行き止まりによって吸入口２
の通気抵抗が増大する問題があった。
【０００５】本考案の目的は、上記従来の問題を解消し
た内燃機関のサイクロン式エアクリーナを提供すること
である。
た内燃機関のサイクロン式エアクリーナを提供すること
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、外周面にスパイラル状のサイクロ
ン翼が形成されたサイクロン筒とエレメントがハウジン
グに内設され、ハウジングの吸入口より吸入される空気
を前記サイクロン翼によって旋回流を生起させる内燃機
関のエアクリーナにおいて、前記サイクロン翼で囲まれ
たサイクロン筒のデッドスペース部に前記旋回流とは反
対の空気流をサイクロン筒内に流入させる穴を開設した
ことを特徴とするものである。
めの本考案の要旨は、外周面にスパイラル状のサイクロ
ン翼が形成されたサイクロン筒とエレメントがハウジン
グに内設され、ハウジングの吸入口より吸入される空気
を前記サイクロン翼によって旋回流を生起させる内燃機
関のエアクリーナにおいて、前記サイクロン翼で囲まれ
たサイクロン筒のデッドスペース部に前記旋回流とは反
対の空気流をサイクロン筒内に流入させる穴を開設した
ことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】上記の構成により、主流の旋回流とは反対の空
気流はサイクロン筒内に流入され、吸入口の通気抵抗を
低減する。
気流はサイクロン筒内に流入され、吸入口の通気抵抗を
低減する。
【０００８】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１はハウジング、２は吸引口、３は
前記ハウジング１に内設されたサイクロン筒、４はエレ
メント、７はダストパンである。前記サイクロン筒３の
外周面にはスパイラル状のサイクロン翼３ａが形成さ
れ、このサイクロン翼３ａによりデッドスペース部３ｂ
が形成されている。
る。図１において、１はハウジング、２は吸引口、３は
前記ハウジング１に内設されたサイクロン筒、４はエレ
メント、７はダストパンである。前記サイクロン筒３の
外周面にはスパイラル状のサイクロン翼３ａが形成さ
れ、このサイクロン翼３ａによりデッドスペース部３ｂ
が形成されている。
【０００９】本考案は、前記デッドスペース部３ｂにサ
イクロン筒３の外周面に対し直交する壁面３ｃを形成
し、この壁面３ｃにサイクロン筒３内に通じる穴３ｄを
開設した構造である。また、サイクロンの旋回流に寄与
しない無駄なサイクロン筒３のエレメント４が対接する
側の端面の一部３ｅをカットして、サイクロン筒３の前
記端面の一部に傾斜面３ｆを形成してもよい。
イクロン筒３の外周面に対し直交する壁面３ｃを形成
し、この壁面３ｃにサイクロン筒３内に通じる穴３ｄを
開設した構造である。また、サイクロンの旋回流に寄与
しない無駄なサイクロン筒３のエレメント４が対接する
側の端面の一部３ｅをカットして、サイクロン筒３の前
記端面の一部に傾斜面３ｆを形成してもよい。
【００１０】本考案は上記の通りの構造であるから、吸
入口２から吸入する空気流の主流５はサイクロン翼３ａ
に沿って旋回流を生起してタンジェンシャル方向に流
れ、この主流５の他に、サイクロン筒３とサイクロン翼
３ａで囲まれたデッドスペース部３ｂの方向へ流れる逆
流６は壁面３ｃに開口した穴３ｄからサイクロン筒３内
に流入する。
入口２から吸入する空気流の主流５はサイクロン翼３ａ
に沿って旋回流を生起してタンジェンシャル方向に流
れ、この主流５の他に、サイクロン筒３とサイクロン翼
３ａで囲まれたデッドスペース部３ｂの方向へ流れる逆
流６は壁面３ｃに開口した穴３ｄからサイクロン筒３内
に流入する。
【００１１】その結果、吸入口２の通気抵抗が著しく低
減し、主流５におけるサイクロン効率を向上するもので
ある。
減し、主流５におけるサイクロン効率を向上するもので
ある。
【００１２】
【考案の効果】以上のように本考案は、内燃機関のサイ
クロン式エアクリーナにおいて、サイクロン翼で囲まれ
たサイクロン筒のデッドスペース部に前記旋回流とは反
対の空気流をサイクロン筒内に流入させる穴を開設した
構成であるから、主流とは反対方向に流れる逆流による
抵抗がなくなり、サイクロライトの遠心分離機能を失う
ことなく吸入口の通気抵抗を低減する利点がある。
クロン式エアクリーナにおいて、サイクロン翼で囲まれ
たサイクロン筒のデッドスペース部に前記旋回流とは反
対の空気流をサイクロン筒内に流入させる穴を開設した
構成であるから、主流とは反対方向に流れる逆流による
抵抗がなくなり、サイクロライトの遠心分離機能を失う
ことなく吸入口の通気抵抗を低減する利点がある。
【図１】本考案の要部斜視図
【図２】本考案におけるサイクロン筒部の斜視図
【図３】図２のＡ矢視図
【図４】従来のサイクロン式エアクリーナの正面図
【図５】従来のサイクロン式エアクリーナの要部斜視図
１ ハウジング ２ 吸入口 ３ サイクロン筒 ３ａ サイクロン翼 ３ｂ デッドスペース ３ｄ 穴 ４ エレメント ５ 主流 ６ 逆流
Claims (1)
- 【請求項１】 外周面にスパイラル状のサイクロン翼が
形成されたサイクロン筒とエレメントがハウジングに内
設され、ハウジングの吸入口より吸入される空気を前記
サイクロン翼によって旋回流を生起させる内燃機関のエ
アクリーナにおいて、前記サイクロン翼で囲まれたサイ
クロン筒のデッドスペース部に前記旋回流とは反対の空
気流をサイクロン筒内に流入させる穴を開設したことを
特徴とする内燃機関のエアクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032491U JP2541961Y2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 内燃機関のエアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032491U JP2541961Y2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 内燃機関のエアクリーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542662U JPH0542662U (ja) | 1993-06-11 |
| JP2541961Y2 true JP2541961Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=14270997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10032491U Expired - Lifetime JP2541961Y2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 内燃機関のエアクリーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541961Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP10032491U patent/JP2541961Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0542662U (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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