JPH0152579B2 - - Google Patents
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- JPH0152579B2 JPH0152579B2 JP60096227A JP9622785A JPH0152579B2 JP H0152579 B2 JPH0152579 B2 JP H0152579B2 JP 60096227 A JP60096227 A JP 60096227A JP 9622785 A JP9622785 A JP 9622785A JP H0152579 B2 JPH0152579 B2 JP H0152579B2
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- Japan
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- inlet
- guide plate
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- air
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 2
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/024—Air cleaners using filters, e.g. moistened
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/0039—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with flow guiding by feed or discharge devices
- B01D46/0041—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with flow guiding by feed or discharge devices for feeding
- B01D46/0046—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with flow guiding by feed or discharge devices for feeding provoking a tangential stream
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/24—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies
- B01D46/2403—Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies characterised by the physical shape or structure of the filtering element
- B01D46/2411—Filter cartridges
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cyclones (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車、特にトラツク車に使われる
サイクロン式のエアクリーナに関する。
サイクロン式のエアクリーナに関する。
従来のこの種のサイクロン式エアクリーナとし
ては、実開昭53−91072号公報に記載されている
ごとく、インレツトよりケーシング内部にその接
線方向へ流入せしめた空気を、ケーシング内部に
配設した案内羽根によつて強制的に旋回させ、こ
れによりダストを遠心分離させている。
ては、実開昭53−91072号公報に記載されている
ごとく、インレツトよりケーシング内部にその接
線方向へ流入せしめた空気を、ケーシング内部に
配設した案内羽根によつて強制的に旋回させ、こ
れによりダストを遠心分離させている。
しかし、インレツトが自動車による搭載上の条
件により、ケーシング上面より下方に取付けなけ
らばならない場合、案内羽根はインレツト取付位
置より下方に設置しなければならない機能上の条
件より、流入空気を旋回させる空間が小さくなり
確実に旋回できなくなつたり、前記条件に加え
て、インレツトがケーシング上面に対し、水平に
取付けられる場合では、ケーシング上部へ流れ込
んだダストを含む一部の流入空気が、ケーシング
上方で滞在して降下できず、過体に結果的にほ
とんどのダストが付着してしまい、ダストの分離
が悪いという不具合がある。
件により、ケーシング上面より下方に取付けなけ
らばならない場合、案内羽根はインレツト取付位
置より下方に設置しなければならない機能上の条
件より、流入空気を旋回させる空間が小さくなり
確実に旋回できなくなつたり、前記条件に加え
て、インレツトがケーシング上面に対し、水平に
取付けられる場合では、ケーシング上部へ流れ込
んだダストを含む一部の流入空気が、ケーシング
上方で滞在して降下できず、過体に結果的にほ
とんどのダストが付着してしまい、ダストの分離
が悪いという不具合がある。
本発明は、円筒状のケーシングと、該ケーシン
グ内に、その円筒状外壁の接線方向に備えられ且
つ該ケーシング内部に開口したインレツトと、前
記ケーシング内に配設された過体と、前記ケー
シングに備えられ前記過体の出口側に開口した
アウトレツトと、を具備し、前記ケーシング内部
に案内板が設けられ、該案内板により前記インレ
ツトのうち前記ケーシングに対する開口側の流路
横断面積を他の側に比べて該ケーシングの接線方
向へ減少し、かつ、該案内板の先端が前記ケーシ
ング内部に位置しており、該先端によつて前記
過体のうち前記インレツトの開口部に直接対向す
る部分を閉じるように構成され、更に前記ケーシ
ング上面側から前記案内板の背面側へ向つて傾斜
させた傾斜案内板を設けた構成を具備するもので
ある。
グ内に、その円筒状外壁の接線方向に備えられ且
つ該ケーシング内部に開口したインレツトと、前
記ケーシング内に配設された過体と、前記ケー
シングに備えられ前記過体の出口側に開口した
アウトレツトと、を具備し、前記ケーシング内部
に案内板が設けられ、該案内板により前記インレ
ツトのうち前記ケーシングに対する開口側の流路
横断面積を他の側に比べて該ケーシングの接線方
向へ減少し、かつ、該案内板の先端が前記ケーシ
ング内部に位置しており、該先端によつて前記
過体のうち前記インレツトの開口部に直接対向す
る部分を閉じるように構成され、更に前記ケーシ
ング上面側から前記案内板の背面側へ向つて傾斜
させた傾斜案内板を設けた構成を具備するもので
ある。
本発明によれば、アウトレツトを内燃機関の吸
気口に連結して機関を運転すると、インレツトよ
りケーシング内に吸入されると共に、ケーシング
に対し接線方向に取付けてあるインレツトによつ
て、強制旋回流となり、吸入空気中の粗大ダスト
は、その遠心力により分離され、ケーシングの壁
面に沿つて降下する。ここで、インレツトのケー
シングに対する開口部は案内板によつて流路横断
面積が減少するようになつているので、インレツ
トから流入した空気は、ケーシングに流入する際
に加速され、全体の遠心力も増大してより大きな
旋回流速が得られる。
気口に連結して機関を運転すると、インレツトよ
りケーシング内に吸入されると共に、ケーシング
に対し接線方向に取付けてあるインレツトによつ
て、強制旋回流となり、吸入空気中の粗大ダスト
は、その遠心力により分離され、ケーシングの壁
面に沿つて降下する。ここで、インレツトのケー
シングに対する開口部は案内板によつて流路横断
面積が減少するようになつているので、インレツ
トから流入した空気は、ケーシングに流入する際
に加速され、全体の遠心力も増大してより大きな
旋回流速が得られる。
その上、前記案内板は、インレツトから流入し
た空気が過体に直接衝突しないように、過体
をさえぎるようになつているので、衝突による圧
損がなくなり、滑らかな強制旋回流を促し、通気
抵抗も低減できる。
た空気が過体に直接衝突しないように、過体
をさえぎるようになつているので、衝突による圧
損がなくなり、滑らかな強制旋回流を促し、通気
抵抗も低減できる。
同時に、ケーシング上方で滞在して降下できな
いケーシング上部へ流れ込んだダストを含む流入
空気も傾斜案内板によつて降下させられ、新たに
インレツトから流入する空気と共に旋回させられ
て、サイクロン効率の向上の効果を上げている。
いケーシング上部へ流れ込んだダストを含む流入
空気も傾斜案内板によつて降下させられ、新たに
インレツトから流入する空気と共に旋回させられ
て、サイクロン効率の向上の効果を上げている。
従つて、本発明においては、案内板と傾斜案内
板との相互の係わり合いによつて、サイクロン効
率を著しく向上できるという優れた効果を有す
る。
板との相互の係わり合いによつて、サイクロン効
率を著しく向上できるという優れた効果を有す
る。
第1実施例を示す第1図、第2図、第3図にお
いて、1は内燃機関用サイクロン式エアクリーナ
を示す。円筒状のケーシング2には、その接線方
向に、インレツト3が取付けてあり、ケーシング
2の上壁中心部には、アウトレツト4が取付けて
あり、インレツト3、及び、アウトレツト4は、
それぞれケーシング2内に開口している。また、
ケーシング2にはアウトレツト4に固設したU字
形支持体5を用いて、ガスケツト6を介して締付
具7で過体8をガスケツト9でシールしつつ仕
切板10と共に装着してあり、ガスケツト11を
介してダストパン12がケーシング2の底部に脱
着自在に取付けられている。
いて、1は内燃機関用サイクロン式エアクリーナ
を示す。円筒状のケーシング2には、その接線方
向に、インレツト3が取付けてあり、ケーシング
2の上壁中心部には、アウトレツト4が取付けて
あり、インレツト3、及び、アウトレツト4は、
それぞれケーシング2内に開口している。また、
ケーシング2にはアウトレツト4に固設したU字
形支持体5を用いて、ガスケツト6を介して締付
具7で過体8をガスケツト9でシールしつつ仕
切板10と共に装着してあり、ガスケツト11を
介してダストパン12がケーシング2の底部に脱
着自在に取付けられている。
ここで、ケーシング2の内壁には、略円板形状
を有した案内板13がインレツト3から流入した
空気が過体8に直接衝突しないように、前記
過体8の一部をさえぎるように固設してある。該
案内板13によつて、インレツト3の開口部3a
の流路横断面積を、インレツト3の他部に比べて
滑らかに減少させると共に、流入空気をケーシン
グ2の中心より更に遠い位置から流入するように
してある。
を有した案内板13がインレツト3から流入した
空気が過体8に直接衝突しないように、前記
過体8の一部をさえぎるように固設してある。該
案内板13によつて、インレツト3の開口部3a
の流路横断面積を、インレツト3の他部に比べて
滑らかに減少させると共に、流入空気をケーシン
グ2の中心より更に遠い位置から流入するように
してある。
一方、案内板13のインレツト3から流入した
空気が通過する側と反対側、つまり案内板13の
背面側に、案内板13とT字型をなすようケーシ
ング2の内壁にかけて、ケーシング2の上面側か
らインレツト3の取付け部に向つて傾いた略螺旋
状の傾斜案内板14が固設してある。
空気が通過する側と反対側、つまり案内板13の
背面側に、案内板13とT字型をなすようケーシ
ング2の内壁にかけて、ケーシング2の上面側か
らインレツト3の取付け部に向つて傾いた略螺旋
状の傾斜案内板14が固設してある。
アウトレツト4を内燃機関の吸気口に連結して
機関を運転すると、インレツト3よりケーシング
2内に吸入されると共に、ケーシング2に対し接
線方向に取付けてあるインレツト3によつて、強
制旋回流となり、吸入空気中の粗大ダストは、そ
の遠心力により分離され、ケーシング2の壁面に
沿つて降下し、仕切板10とケーシング2の隙間
を通つて、ダストパン12上に集積する。ここ
で、インレツト3のケーシング2に対する開口部
3aは案内板13によつて滑らかに流路横断面積
が減少するようになつていると共に、流入空気を
ケーシング2の中心より、案内板13がない場合
と比べ、更に遠い位置から流入するようになつて
いる。このため、インレツト3から流入した空気
は、ケーシング2に流入する際に加速され、全体
の遠心力も増大して、より大きな旋回流速が得ら
れ、従来の案内羽根式エアクリーナと比べて案内
羽根がなくてもサイクロン効率が向上できる。す
なわち、前記開口部3a(第1図のの範囲)で
は、インレツト3から流入した空気は、ケーシン
グ2に流入する際、ケーシング2と過体8との
間の隙間へ急激に拡散するため、インレツト3を
前記の如くすぼませて旋回流速を増しても、見掛
上の通路面積が減つているだけで、通気抵抗は上
げずに済み、その結果、第4図の特性図(後述す
る)の如く、従来の案内羽根式エアクリーナと比
べて、通気抵抗を上げずにサイクロン効率を向上
できるのである。
機関を運転すると、インレツト3よりケーシング
2内に吸入されると共に、ケーシング2に対し接
線方向に取付けてあるインレツト3によつて、強
制旋回流となり、吸入空気中の粗大ダストは、そ
の遠心力により分離され、ケーシング2の壁面に
沿つて降下し、仕切板10とケーシング2の隙間
を通つて、ダストパン12上に集積する。ここ
で、インレツト3のケーシング2に対する開口部
3aは案内板13によつて滑らかに流路横断面積
が減少するようになつていると共に、流入空気を
ケーシング2の中心より、案内板13がない場合
と比べ、更に遠い位置から流入するようになつて
いる。このため、インレツト3から流入した空気
は、ケーシング2に流入する際に加速され、全体
の遠心力も増大して、より大きな旋回流速が得ら
れ、従来の案内羽根式エアクリーナと比べて案内
羽根がなくてもサイクロン効率が向上できる。す
なわち、前記開口部3a(第1図のの範囲)で
は、インレツト3から流入した空気は、ケーシン
グ2に流入する際、ケーシング2と過体8との
間の隙間へ急激に拡散するため、インレツト3を
前記の如くすぼませて旋回流速を増しても、見掛
上の通路面積が減つているだけで、通気抵抗は上
げずに済み、その結果、第4図の特性図(後述す
る)の如く、従来の案内羽根式エアクリーナと比
べて、通気抵抗を上げずにサイクロン効率を向上
できるのである。
その上、前記案内板13は、インレツト3から
流入した空気が過体8に直接衝突しないよう
に、過体8をさえぎるようになつているので、
過体8に直接に空気が衝突する場合のような圧
損がなくなり、滑らかな強制旋回流を促し通気抵
抗も低減できる。
流入した空気が過体8に直接衝突しないよう
に、過体8をさえぎるようになつているので、
過体8に直接に空気が衝突する場合のような圧
損がなくなり、滑らかな強制旋回流を促し通気抵
抗も低減できる。
また、インレツト3が自動車による搭載上の条
件により、第2図の如く、ケーシング上面より下
方に取付けなければならない場合に、ケーシング
2上方で滞在して降下できないケーシング上部へ
流れ込んだ空気も、傾斜案内板14によつて滑ら
かに降下させられ、新たにインレツト3から流入
する空気と共に旋回させられて、更にサイクロン
効率を向上させている。
件により、第2図の如く、ケーシング上面より下
方に取付けなければならない場合に、ケーシング
2上方で滞在して降下できないケーシング上部へ
流れ込んだ空気も、傾斜案内板14によつて滑ら
かに降下させられ、新たにインレツト3から流入
する空気と共に旋回させられて、更にサイクロン
効率を向上させている。
ここで、傾斜案内板14においても、インレツ
ト3上方で滞在して降下できないケーシング上部
へ流れ込んだダストを含む流入空気と、新たにイ
ンレツト3から流入空気とを、インレツト3のケ
ーシング2との開口部で滑らかに合流させるの
で、傾斜案内板14のない場合に発生する上記空
気流の衝突による圧損も低減して、両者を滑らか
に強制旋回流に促すので、通気抵抗も低減でき
る。
ト3上方で滞在して降下できないケーシング上部
へ流れ込んだダストを含む流入空気と、新たにイ
ンレツト3から流入空気とを、インレツト3のケ
ーシング2との開口部で滑らかに合流させるの
で、傾斜案内板14のない場合に発生する上記空
気流の衝突による圧損も低減して、両者を滑らか
に強制旋回流に促すので、通気抵抗も低減でき
る。
上述のごとく粗大ダストを遠心分離させた空気
は、過体8を通過する際、遠心分離し得なかつ
た微小ダストが過体8より捕捉され、清浄化さ
れる。この空気は、過体8の中心部を通り、ア
ウトレツト4を経て内燃機関に吸入される。空気
の流れを図中に示す。
は、過体8を通過する際、遠心分離し得なかつ
た微小ダストが過体8より捕捉され、清浄化さ
れる。この空気は、過体8の中心部を通り、ア
ウトレツト4を経て内燃機関に吸入される。空気
の流れを図中に示す。
次に、第4図に示すごとく実験データにより効
果を説明する。なお、第4図のサイクロン効率、
通気抵抗体はJIS D1612による測定方法に基づい
て行ない、またダストはJIS Z8901−8種粉体を
用いた。従来品Aは、実開53−91072号公報に記
載されているような案内羽根式のサイクロン式エ
アクリーナで、インレツトよりケーシング内部に
その接線方向へ流入せしめた空気を、ケーシング
内部に配設した案内羽根によつて強制的に旋回さ
せ、これによりダストを遠心分離させている。
果を説明する。なお、第4図のサイクロン効率、
通気抵抗体はJIS D1612による測定方法に基づい
て行ない、またダストはJIS Z8901−8種粉体を
用いた。従来品Aは、実開53−91072号公報に記
載されているような案内羽根式のサイクロン式エ
アクリーナで、インレツトよりケーシング内部に
その接線方向へ流入せしめた空気を、ケーシング
内部に配設した案内羽根によつて強制的に旋回さ
せ、これによりダストを遠心分離させている。
これは、ケーシングと過体との間の全周にわ
たり、流入空気を強制的に旋回させているため、
第4図に示すごとく、ある程度のサイクロン効率
は出るものの通気抵抗が高く、かつ、案内羽根は
大きさも大きいため、コストも高くなる。
たり、流入空気を強制的に旋回させているため、
第4図に示すごとく、ある程度のサイクロン効率
は出るものの通気抵抗が高く、かつ、案内羽根は
大きさも大きいため、コストも高くなる。
また、インレツトが自動車による搭載上の条件
により、ケーシング上面より、下方に取付けなけ
ればならない場合、案内羽根はインレツト取付位
置より下方に設置しなければならない機能上の条
件より、流入空気を旋回させる空間が小さくなり
確実に旋回できなくなつたり、ケーシング上部へ
流れ込んだダストを含む一部の流入空気が、ケー
シング上方で滞在して降下できず、結局過体に
ダストが付着してしまい、ダストの分離が悪いと
いう不具合がある。
により、ケーシング上面より、下方に取付けなけ
ればならない場合、案内羽根はインレツト取付位
置より下方に設置しなければならない機能上の条
件より、流入空気を旋回させる空間が小さくなり
確実に旋回できなくなつたり、ケーシング上部へ
流れ込んだダストを含む一部の流入空気が、ケー
シング上方で滞在して降下できず、結局過体に
ダストが付着してしまい、ダストの分離が悪いと
いう不具合がある。
従来品Bは、実開58−14933号公報に記載され
ているような螺旋状の案内羽根をもつサイクロン
式エアクリーナで、ケーシング上面からインレツ
トの取付部に向つて傾かせ、ほぼ半円周にわたつ
て設けた案内羽根によつて、流入空気を強制的に
旋回させ、これによりダストを遠心分離させてい
る。
ているような螺旋状の案内羽根をもつサイクロン
式エアクリーナで、ケーシング上面からインレツ
トの取付部に向つて傾かせ、ほぼ半円周にわたつ
て設けた案内羽根によつて、流入空気を強制的に
旋回させ、これによりダストを遠心分離させてい
る。
これは、ダストを遠心分離させるほどの旋回流
速を得るために、ケーシングと過体との間の隙
間に所要の間隙をおいて案内管を設け、流入空気
の旋回室を設けなければならないため、第4図に
示す如く、サイクロン効率を上げるために通気抵
抗を犠性にして上げていた。その上、過体を覆
うほどの案内管のために、コストも高い。
速を得るために、ケーシングと過体との間の隙
間に所要の間隙をおいて案内管を設け、流入空気
の旋回室を設けなければならないため、第4図に
示す如く、サイクロン効率を上げるために通気抵
抗を犠性にして上げていた。その上、過体を覆
うほどの案内管のために、コストも高い。
逆に案内管がなければ、ケーシングと過体の
隙間が大きくなり、ダストを遠心分離させるほど
の旋回流速が得られない。すなわち、インレツト
から流入した空気は、ケーシング内に吸入される
と同時に、ケーシングと過体の隙間へ急拡散し
てしまい、旋回力がなくなりサイクロン効率が低
下するのである。また、インレツトから流入した
空気が過体に直接衝突してしまい圧損となり通
気抵抗を上げてしまうという不具合もある。
隙間が大きくなり、ダストを遠心分離させるほど
の旋回流速が得られない。すなわち、インレツト
から流入した空気は、ケーシング内に吸入される
と同時に、ケーシングと過体の隙間へ急拡散し
てしまい、旋回力がなくなりサイクロン効率が低
下するのである。また、インレツトから流入した
空気が過体に直接衝突してしまい圧損となり通
気抵抗を上げてしまうという不具合もある。
上記欠点を解消すべく本発明の第1実施例の如
くすれば、前述の効果により、第4図に示す如
く、従来品に比べ、サイクロン効率が向上できる
ばかりでなく通気抵抗も低減できる。また、上記
の案内管に比べ、小さな案内板13を設けるだけ
でよいので、コストも安い。
くすれば、前述の効果により、第4図に示す如
く、従来品に比べ、サイクロン効率が向上できる
ばかりでなく通気抵抗も低減できる。また、上記
の案内管に比べ、小さな案内板13を設けるだけ
でよいので、コストも安い。
第2実施例を第5図、第6図および第7図に示
す。これは、第1実施例に対し、傾斜案内板14
の螺旋長さを短くしたものである。この第2実施
例の特性を第4図に示す。
す。これは、第1実施例に対し、傾斜案内板14
の螺旋長さを短くしたものである。この第2実施
例の特性を第4図に示す。
第8図は本発明の第3実施例を示すもので、ケ
ーシング2の内側から見た状態である。この実施
例では、案内板13を略四角板状の形状としてあ
る。図中に傾斜案内板14に沿つてケーシング2
上方の空気が下方に流れる様子を矢印で示す。
ーシング2の内側から見た状態である。この実施
例では、案内板13を略四角板状の形状としてあ
る。図中に傾斜案内板14に沿つてケーシング2
上方の空気が下方に流れる様子を矢印で示す。
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図の
要部斜視図、第4図は本発明の効果の説明に供す
る特性図、第5図は本発明の第2実施例を示す断
面図、第6図は第5図のB−B断面図、第7図は
第5図の要部斜視図、第8図は本発明の第3実施
例をを示す斜視図である。 2…ケーシング、3…インレツト、4…アウト
レツト、8…過体、13…案内板、14…傾斜
案内板。
2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図の
要部斜視図、第4図は本発明の効果の説明に供す
る特性図、第5図は本発明の第2実施例を示す断
面図、第6図は第5図のB−B断面図、第7図は
第5図の要部斜視図、第8図は本発明の第3実施
例をを示す斜視図である。 2…ケーシング、3…インレツト、4…アウト
レツト、8…過体、13…案内板、14…傾斜
案内板。
Claims (1)
- 1 円筒状のケーシングと、該ケーシング内に、
その円筒状外壁の接線方向に備えられ且つ該ケー
シング内部に開口したインレツトと、前記ケーシ
ング内に配設された過体と、前記ケーシングに
備えられ前記過体の出口側に開口したアウトレ
ツトと、を具備し、前記ケーシング内部に案内板
が設けられ、該案内板により前記インレツトのう
ち前記ケーシングに対する開口側の流路横断面積
を他の側に比べて該ケーシングの接線方向へ減少
し、かつ、該案内板の先端が前記ケーシング内部
に位置しており、該先端によつて前記過体のう
ちインレツトの開口部に直接対向する部分を閉じ
るように構成され、更に前記ケーシング上面側か
ら前記案内板の背面まで、のばして傾斜させた傾
斜案内板を設けたことを特徴とするエアクリー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60096227A JPS61255258A (ja) | 1985-05-06 | 1985-05-06 | エアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60096227A JPS61255258A (ja) | 1985-05-06 | 1985-05-06 | エアクリ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61255258A JPS61255258A (ja) | 1986-11-12 |
JPH0152579B2 true JPH0152579B2 (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=14159343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60096227A Granted JPS61255258A (ja) | 1985-05-06 | 1985-05-06 | エアクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61255258A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100559900B1 (ko) * | 2004-06-07 | 2006-03-15 | 현대자동차주식회사 | 차량용 에어클리너 |
JP2018071424A (ja) | 2016-10-28 | 2018-05-10 | トヨタ紡織株式会社 | 筒形エアクリーナ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4311192Y1 (ja) * | 1965-12-25 | 1968-05-15 | ||
JPS5943663B2 (ja) * | 1981-03-09 | 1984-10-23 | 日産自動車株式会社 | ロツクアツプ式自動変速機のロツクアツプ制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56111259U (ja) * | 1980-01-29 | 1981-08-28 | ||
JPS5943663U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | 日本ドナルドソン株式会社 | 二段式エアクリ−ナにおける遠心分離機構 |
-
1985
- 1985-05-06 JP JP60096227A patent/JPS61255258A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4311192Y1 (ja) * | 1965-12-25 | 1968-05-15 | ||
JPS5943663B2 (ja) * | 1981-03-09 | 1984-10-23 | 日産自動車株式会社 | ロツクアツプ式自動変速機のロツクアツプ制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61255258A (ja) | 1986-11-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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