JPH03292432A - 液体封入ブッシュ - Google Patents

液体封入ブッシュ

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JPH03292432A
JPH03292432A JP9474390A JP9474390A JPH03292432A JP H03292432 A JPH03292432 A JP H03292432A JP 9474390 A JP9474390 A JP 9474390A JP 9474390 A JP9474390 A JP 9474390A JP H03292432 A JPH03292432 A JP H03292432A
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JP
Japan
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elastic body
inner cylinder
liquid
bushing
rigidity
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JP9474390A
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JP2859368B2 (ja
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Tsugunari Iwashita
岩下 嗣也
Akihiko Wake
昭彦 和気
Takamasa Kozai
香西 貴正
Keiichi Funakoshi
恵一 船越
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Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は自動車の枢支連結部におけるサスペンションに
使用するラバーブツシュに関するもので。 特に、液体封入により振動減衰機能を付与させたものの
改良に関するものである。
【従来の技術】
車両に使用されるラバーブツシュは、例えばエンジンマ
ウントの場合、いずれか一方が車体側で他方がエンジン
パワーユニット側へ取付けられる内筒と外筒との間に弾
性体を有している。最近では軟らかいものが検討されて
おり、そのための手段として内筒の内部へ更に第2内筒
と第2弾性体を有したもの(二重ブツシュ)が注目され
始めている。その場合、軸直角方向の性質を変えるため
に。 内外の弾性体の一部にすぐりを設けたり(特開昭60−
157539号、同60−172743号)、 内外の
弾性体のそれぞれに液室を設けて液体を封入したり(実
開昭62−80047号)、内側弾性体にすぐりを設け
て軟らかくする(実開昭63−106934号)等の従
来公知の技術がみられる。 これら、エンジンマウントの場合、軸直角方向の特性を
重視するのみで済む場合が多いが、枢支連結部に使用さ
れるサスペンションブツシュにおいては軸方向と軸直角
方向の両方の特性を考慮することが必要となってくる。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は主として自動車の枢支連結部におけるサスペン
ションに使用されているブツシュの内でも液体封入タイ
プのものに改良を加えて、軸直角方向のバネ定数は高く
(高剛性)、また、液体封入ブツシュの難点であるねじ
り方向の強度については、ねじり方向のバネ定数は従来
と同等以下にして耐久性に優れたブツシュの提供を可能
にしようとするものである。 このような構造とした場合、複雑な構造からくるコスト
上昇を極力避ける必要がある。また、複数の液室間を結
ぶ連通路を形成するリングや第1内筒は、直接荷重が作
用する外筒や第2内筒に比べて、材質に自由度があるの
で、本発明はこの点についても検討を行い、コスト上昇
もなく耐久性の優れた液体封入ブツシュの提供を図るも
のである。
【課題を解決するための手段】
前者の課題に対して1本発明は液体封入ブツシュに二重
ブツシュ構造を採用し、内外各弾性体に特殊な関係を付
与することによって解決したのである。 すなわち、内筒(1)と外筒(2)の間の弾性体(3)
の外側複数位置へ液室(4)を設けその液室(4)間を
連通路(5)で連結した液体封入ブツシュにおいて、内
筒(1)の内側に第2内筒(6)及び、その第2内筒(
6)と前記第1内筒(1)間に第2弾性体(7)を配設
し、弾性体(3) (7)の特性を下記のような関係。 軸直角方向の剛性; 第1弾性体く第2弾性体 軸方向及びねじり方向の剛性; 第1弾性体〉第2弾性体 とすることによって解決したのである。 この関係を具体化するための手段としては、第1ブツシ
ユにおいては、液体封入ブツシュが可能とする液室(4
)や連通路(5)の形状あるいは第1弾性体(3)の硬
度等を任意な設計条件に設定することであり、第2ブツ
シユにおいては第2弾性体(7)の厚みや硬度、更には
ぬすみ等を設けて任意な設計条件に設定することである
。 本発明では、更に、第1内筒(1)と連通路(5)を形
成するリング(8)の両者を合成樹脂によって形成する
こととしたのである。 このような構造の場合、二重ブツシュのうち第2弾性体
の外側へ更に金属製等の剛性部材を設けて、それを第1
内筒(1)へ圧入してもよい。また、液室(4)内には
必要ならば過大荷重時に作用するストッパーを設ける。
【作用】
上記のような構造の液体封入ブツシュは、軸直角方向の
荷重に対しては外側ブツシュの許容たわみ範囲すなわち
ストロークが大で流体が減衰効果を発揮して速やかに減
衰させる。軸方向やねじり入力に対しては内側ブツシュ
のストロークが大であるから、液体封入ブツシュの難点
である耐久性を向上させる。 第1内情(1)と連通路(5)を形成するリング(8)
の両者を合成樹脂製にすると射出成形法が採用でき、金
属加工等の必要性がなくなり、製造を容易なものすると
共に、低コスト化、軽量化を可能とする。 【実施例1 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明の液体封入ブツシュの第2図中A−A相
当断面図であり、第2図は中央部断面図である。この液
体封入ブツシュは、軸方向外方より外筒(2)、内部に
中間筒(9)のある第1弾性体(3)、第1内筒(1)
、第2弾性体(7)、第2内筒(6)が同心的に又は、
偏心して配置されている。 第1内筒(1)と外筒(2)の間の第1弾性体(3)は
その外側から凹所を設けて複数位置に液室(4)を設け
ている。液室(4)間はリング(8)の内面に形成され
た溝で形成された連通路(5)で連結している。 このリング(8)及び内筒(1)は合成樹脂のグラスフ
ァイバー強化されたナイロン樹脂を用いて樹脂成形によ
り作成されている。 外側ブツシュと内側ブツシュとは剛性が全く異なる、具
体的な数値で一例を示すと、第1表の通りである。 第1表 すなわち、軸直角方向剛性を第1弾性体(3)〈第2弾
性体(7)、軸方向及びねじり方向を第1弾性体(3)
〉第2弾性体(7)としている。 連通路(5)を形成する合成樹脂製のリング(8)は前
記実施例では内面に連通路(5)用の溝を有したものを
第1内筒(1)へ外装しているが、 これは第3図のよ
うに外面に溝を設けて第1内筒(1)へ内装してもよい
、また、第4図のように、連通路(5)を形成するため
に、第1内筒(1)とリング(8)の両方へ溝を設けて
もよい。 以上実施例に基づいて説明したが本件発明は、材質、構
成、形状など本発明の精神を逸脱しない限りにおいて、
様々な改良を加えることができるものである。 (発明の効果] 本発明の液体封入ブツシュは以上のような構造であるか
ら、下記のような特徴を有している。 ■軸直角方向の荷重に対して液体封入ブツシュの特性を
生かして外側ブツシュが大きなストロークで流体の減衰
作用により振動を速やかに減衰させる。また、軸方向や
ねじり入力に対しては内側ブツシュのストロークが大で
あるから、液体封入ブツシュの難点である耐久性を向上
させることが可能となった。 ■ブツシュの弾性体の中間位置に連通路が設けられてい
るので、特に鋼製にする必要がなく、コストダウン、軽
量化を可能とする。 ■第2弾性体は圧入することにより予圧縮でき、耐久性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液体封入ブツシュの第2図中A−A相
当断面図であり、第2図は中央部断面図である。第3,
4図は連通路の他の態様を示す要部断面図である。 (1)第1内筒     (2) (3)第1弾性体    (4) (5)連通路      (6) (7)第2弾性体    (8) 外筒 液室 第2内筒 リング 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内筒(1)と外筒(2)の間の弾性体(3)の外側
    複数位置へ液室(4)を設け該液室(4)間を連通路(
    5)で連結した液体封入ブッシュにおいて、内筒(1)
    の内側に第2内筒(6)及び該第2内筒(6)と前記第
    1内筒(1)間に第2弾性体(7)を配設し、弾性体の
    軸直角方向剛性を第1弾性体(3)<第2弾性体(7)
    、軸方向及びねじり方向剛性を第1弾性体(3)>第2
    弾性体(7)としたことを特徴とする液体封入ブッシュ
    。 2 請求項1記載の第1内筒(1)及び連通路(5)を
    形成するリング(8)が合成樹脂により形成されてなる
    液体封入ブッシュ。
JP9474390A 1990-04-09 1990-04-09 液体封入ブッシュ Expired - Fee Related JP2859368B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04296236A (ja) * 1991-03-23 1992-10-20 Tokai Rubber Ind Ltd 流体封入式筒型マウント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04296236A (ja) * 1991-03-23 1992-10-20 Tokai Rubber Ind Ltd 流体封入式筒型マウント

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