JPH03291979A - アバランシェフォトダイオード - Google Patents
アバランシェフォトダイオードInfo
- Publication number
- JPH03291979A JPH03291979A JP2093402A JP9340290A JPH03291979A JP H03291979 A JPH03291979 A JP H03291979A JP 2093402 A JP2093402 A JP 2093402A JP 9340290 A JP9340290 A JP 9340290A JP H03291979 A JPH03291979 A JP H03291979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- type
- refractive index
- superlattice
- wavelength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 abstract description 16
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 14
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 10
- 229910000530 Gallium indium arsenide Inorganic materials 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 7
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 5
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 240000002329 Inga feuillei Species 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- MODGUXHMLLXODK-UHFFFAOYSA-N [Br].CO Chemical compound [Br].CO MODGUXHMLLXODK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 description 1
- 238000000927 vapour-phase epitaxy Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高感度、低雑音特性を有するアバランシェフ
ォトダイオード(APD)に関する。
ォトダイオード(APD)に関する。
(従来の技術)
高速大容量光通信システムを構成にするには、超高速か
つ、低雑音・高感度特性を有する半導体受光素子が不可
欠である。このため、近年シリカ系ファイバの低損失波
長域1.0〜1.6pmに適応できるInP/InGa
As系アバランシェ、フォトダイオード(APD)の高
速化・高感度化に対する研究が活発となっている。この
InP/InGaAs系APDでは現在、小麦光径化に
よる低容量化、層厚最適化によるキャリア走行時間の低
域、ヘテロ界面への中間層導入によるキャリア・トラッ
プの抑制により、利得帯域幅(GB)積75GHzの高
速化が実現されている。しかしながら、この素子構造で
は、アバランシェ増倍層であるInPのイオン化率比p
/αが〜2と小さいため(α:電子のイオン化率、!3
:正孔のイオン化¥=)、過剰雑音指数X(イオン化率
比が小さいほど大きくなる)が〜0.7と大きくなり、
低雑音化・高感度化には限界がある。これは、他のII
LV族化合物半導体をアバランシェ増倍層に用いた場合
も同様であり、低雑音化・高GB積化を遠戚するにはイ
オン化率比(L/13を人工的に増大させる必要がある
。
つ、低雑音・高感度特性を有する半導体受光素子が不可
欠である。このため、近年シリカ系ファイバの低損失波
長域1.0〜1.6pmに適応できるInP/InGa
As系アバランシェ、フォトダイオード(APD)の高
速化・高感度化に対する研究が活発となっている。この
InP/InGaAs系APDでは現在、小麦光径化に
よる低容量化、層厚最適化によるキャリア走行時間の低
域、ヘテロ界面への中間層導入によるキャリア・トラッ
プの抑制により、利得帯域幅(GB)積75GHzの高
速化が実現されている。しかしながら、この素子構造で
は、アバランシェ増倍層であるInPのイオン化率比p
/αが〜2と小さいため(α:電子のイオン化率、!3
:正孔のイオン化¥=)、過剰雑音指数X(イオン化率
比が小さいほど大きくなる)が〜0.7と大きくなり、
低雑音化・高感度化には限界がある。これは、他のII
LV族化合物半導体をアバランシェ増倍層に用いた場合
も同様であり、低雑音化・高GB積化を遠戚するにはイ
オン化率比(L/13を人工的に増大させる必要がある
。
そこで、カバッソ(F、 Capasso)等はアプラ
イド、フィシツクスルター(Appl、 Phys、
Lett、、 40 (1)。
イド、フィシツクスルター(Appl、 Phys、
Lett、、 40 (1)。
pp、 38−40.1982)で、超格子による伝導
帯エネルギー不連続量ΔEcを電子のイオン化に利用し
てイオン化率比a/pを人工的に増大させる構造を提案
し、実際にGaAs/GaAlAs系超格子でイオン化
率比Q/pの増大(バルクGaAsの〜2に対して超格
子層で〜8)を確認した。そのアバランシェ増倍層のバ
イアス印加時のエネルギーバンド図を第4図に示す。1
1は厚さ550Aのn−型GaAlAs障壁層、12は
厚さ450人のn−型GaAs井戸層であり、11と1
2の25周期の繰り返しが超格子アバランシェ増倍層を
構成している。また、13.14はそれぞれ伝導帯不連
続量ΔEc、価電子帯不連続量ΔEvである。また、1
5.16はそれぞれ電子と正孔である。この構造では伝
導帯不連続量ΔEcが0.35eVと価電子帯不連続量
ΔEvの0.15eVより大きく、井戸層に入ったとき
バンド不連続により獲得するエネルギーが電子の方が大
きく、これによって電子がイオン化しきい値エネルギー
に達しやすくすることで電子イオン化率を増大させ、イ
オン化率比ct/13の増大を図っている。しかしなが
ら、このGaAlAs/GaAs系超棺子では長距離光
通信に用いられる波長1.0−1.6pm%Fに受光感
度をもたないという欠点を有する。更に広帯域と高量子
効率を同時に実現していなかった。
帯エネルギー不連続量ΔEcを電子のイオン化に利用し
てイオン化率比a/pを人工的に増大させる構造を提案
し、実際にGaAs/GaAlAs系超格子でイオン化
率比Q/pの増大(バルクGaAsの〜2に対して超格
子層で〜8)を確認した。そのアバランシェ増倍層のバ
イアス印加時のエネルギーバンド図を第4図に示す。1
1は厚さ550Aのn−型GaAlAs障壁層、12は
厚さ450人のn−型GaAs井戸層であり、11と1
2の25周期の繰り返しが超格子アバランシェ増倍層を
構成している。また、13.14はそれぞれ伝導帯不連
続量ΔEc、価電子帯不連続量ΔEvである。また、1
5.16はそれぞれ電子と正孔である。この構造では伝
導帯不連続量ΔEcが0.35eVと価電子帯不連続量
ΔEvの0.15eVより大きく、井戸層に入ったとき
バンド不連続により獲得するエネルギーが電子の方が大
きく、これによって電子がイオン化しきい値エネルギー
に達しやすくすることで電子イオン化率を増大させ、イ
オン化率比ct/13の増大を図っている。しかしなが
ら、このGaAlAs/GaAs系超棺子では長距離光
通信に用いられる波長1.0−1.6pm%Fに受光感
度をもたないという欠点を有する。更に広帯域と高量子
効率を同時に実現していなかった。
二のため、香川らはアプライド・フィジックス、レター
(Appl、 Phys、 Lett、 55 (10
) pp、 993−995.1989)に、上記の波
長域に受光感度を有するInAlAs/InGaA3超
格子APDの検討結果を報告した。
(Appl、 Phys、 Lett、 55 (10
) pp、 993−995.1989)に、上記の波
長域に受光感度を有するInAlAs/InGaA3超
格子APDの検討結果を報告した。
そのバイアス印加時のエネルギーバンド図を第5図に示
ず。21はp+梨型InGaAs光収層、22は厚さ2
0OAのn−型InAlAs障壁層、23は厚さ400
Aのn−型InGaAs井戸層であり、22と23の2
5周期の繰り返しが超格子アバランシェ増倍層を構成し
ている。また24はn+型InGaAs層、また、25
.26はそれぞれ電子と正孔である。
ず。21はp+梨型InGaAs光収層、22は厚さ2
0OAのn−型InAlAs障壁層、23は厚さ400
Aのn−型InGaAs井戸層であり、22と23の2
5周期の繰り返しが超格子アバランシェ増倍層を構成し
ている。また24はn+型InGaAs層、また、25
.26はそれぞれ電子と正孔である。
これによると、実験的にはイオン化率比a/pは9程度
(を異強度280kV/cm)が得られたが、5倍以上
の十分な増倍率を得る電界強度が250kV/cm以上
となり、バルク1nGaAsのトンネル降伏限界を超え
るため、超格子層に隣接する1nGaAs光吸収層21
に電界が印加されないよう、このInGaAsnGaA
s光吸収線21nを添加してp+型化しなければならな
かった。しかし、この構造ではInGaAsnGaAs
光吸収線21加されないことから、応答周波数はキャリ
アの拡散速度に律速されるので、5GHz程度の広帯域
特性を実現するには、該InGaAs光吸収層21の厚
さをキャリアの拡散長、約1pm程度以下と小さくしな
ければならず、60%以上の十分な量子効率を実現する
ことは不可能であった(波長1.3μmに対して量子効
率16%であった)。
(を異強度280kV/cm)が得られたが、5倍以上
の十分な増倍率を得る電界強度が250kV/cm以上
となり、バルク1nGaAsのトンネル降伏限界を超え
るため、超格子層に隣接する1nGaAs光吸収層21
に電界が印加されないよう、このInGaAsnGaA
s光吸収線21nを添加してp+型化しなければならな
かった。しかし、この構造ではInGaAsnGaAs
光吸収線21加されないことから、応答周波数はキャリ
アの拡散速度に律速されるので、5GHz程度の広帯域
特性を実現するには、該InGaAs光吸収層21の厚
さをキャリアの拡散長、約1pm程度以下と小さくしな
ければならず、60%以上の十分な量子効率を実現する
ことは不可能であった(波長1.3μmに対して量子効
率16%であった)。
第6図と第7図は高い量子効率を実現するためのAPD
の別の従来例の構造断面図を示す。両図において、31
はn+型半導体基板、32はn型バッファ層、33はn
−型アバランシェ倍増層(バルクもしくは、超格子層)
であり、34はn−型光吸収層、35はn−型キャップ
層、36はp+領領域37はn側電極、38はp側電極
、39は絶縁保護膜であり、40は金属膜(Au)反射
鏡、41はn−型またはn型の半導体多層膜反射鏡であ
る。
の別の従来例の構造断面図を示す。両図において、31
はn+型半導体基板、32はn型バッファ層、33はn
−型アバランシェ倍増層(バルクもしくは、超格子層)
であり、34はn−型光吸収層、35はn−型キャップ
層、36はp+領領域37はn側電極、38はp側電極
、39は絶縁保護膜であり、40は金属膜(Au)反射
鏡、41はn−型またはn型の半導体多層膜反射鏡であ
る。
これらの従来例では、p+梨型InGaAs光収層34
の厚さがlpmと薄いとき、波長1.55μm入射の光
の48%がこのInGaAs層34に吸収され、残りの
52%は透過する。量子効率を上げるためにこの透過光
を再びInGaAs吸収層34に入射させるためには、
InGaAsnGaAs光吸収上34、最初入射した面
(p側)と対向する位置(n側)に反射鏡を設ける必要
がある。
の厚さがlpmと薄いとき、波長1.55μm入射の光
の48%がこのInGaAs層34に吸収され、残りの
52%は透過する。量子効率を上げるためにこの透過光
を再びInGaAs吸収層34に入射させるためには、
InGaAsnGaAs光吸収上34、最初入射した面
(p側)と対向する位置(n側)に反射鏡を設ける必要
がある。
この様な反射鏡を形成するには、従来例では、■第6図
に示すように基板31裏面を鏡面研磨して、ここに、金
属膜あるいは誘電体多層膜による反射鏡40を形成する
、■第7図に示すようにn+型基板31と光吸収層34
の間に半導体多層膜反射鏡41を形成する、等が考えら
れる。しかし、■については、光フアイバ出射光が広が
り角をもつため、十分な反射率を得るには、基板31を
50〜70μm程度ときわめて薄く研磨して、ビームの
広がりの影響を少なくする必要がある。このため基板が
薄くなった状態での反射鏡40形成は、非常に複雑な工
程となりかつ歩留りが低下するという欠点がある。また
、■については、結晶成長で多層膜反射鏡41を形成す
るが、この多層膜反射鏡41は、これを構成する半導体
の屈折率差が通常0.2〜0,3と小さいため厚さ2〜
3μm程度と厚くなる。これにバルクまたは超格子増倍
層33の(多層)膜厚l〜2pmが加わって、多層反射
鏡41をn型またはn−型層とした場合は、光吸収層3
4以外のキャリア走行領域の厚さが3〜4pmと厚くな
ってしまい、結晶成長に多大の時間を必要とすると共に
、キャリア走行時間制限による帯域劣化が起きる。
に示すように基板31裏面を鏡面研磨して、ここに、金
属膜あるいは誘電体多層膜による反射鏡40を形成する
、■第7図に示すようにn+型基板31と光吸収層34
の間に半導体多層膜反射鏡41を形成する、等が考えら
れる。しかし、■については、光フアイバ出射光が広が
り角をもつため、十分な反射率を得るには、基板31を
50〜70μm程度ときわめて薄く研磨して、ビームの
広がりの影響を少なくする必要がある。このため基板が
薄くなった状態での反射鏡40形成は、非常に複雑な工
程となりかつ歩留りが低下するという欠点がある。また
、■については、結晶成長で多層膜反射鏡41を形成す
るが、この多層膜反射鏡41は、これを構成する半導体
の屈折率差が通常0.2〜0,3と小さいため厚さ2〜
3μm程度と厚くなる。これにバルクまたは超格子増倍
層33の(多層)膜厚l〜2pmが加わって、多層反射
鏡41をn型またはn−型層とした場合は、光吸収層3
4以外のキャリア走行領域の厚さが3〜4pmと厚くな
ってしまい、結晶成長に多大の時間を必要とすると共に
、キャリア走行時間制限による帯域劣化が起きる。
(発明が解決り、ようとする課題)
そこで、本発明は、高イオン化率比c4で低雑音特性・
広帯域の周波数応答特性を有し、かつ高量子効率のアバ
ランシェ・フォトダイオ・−ドを実現することを目的と
する。
広帯域の周波数応答特性を有し、かつ高量子効率のアバ
ランシェ・フォトダイオ・−ドを実現することを目的と
する。
(課題を解決するための手段)
本発明のアバランシェフォトダイオードは超格子構造を
アバランシェ増倍層とするアバランシェフォトダイオー
ドにおいて、該超格子層が、設計受光波長のブラック反
射条件を満たす構造であることを特徴とする。例えば、
該超格子層の屈折率が、ブラック反射条件を満たして、
周期的に変化していてもよい。あるいは該超格子層の屈
折率と層厚がブラック反射条件を満たしたまま変動して
いてもよい。
アバランシェ増倍層とするアバランシェフォトダイオー
ドにおいて、該超格子層が、設計受光波長のブラック反
射条件を満たす構造であることを特徴とする。例えば、
該超格子層の屈折率が、ブラック反射条件を満たして、
周期的に変化していてもよい。あるいは該超格子層の屈
折率と層厚がブラック反射条件を満たしたまま変動して
いてもよい。
(作用)
本発明は、上述の構成により従来より特性を改善した。
第1図は、本発明のアバランシェフォトダイオードの一
例を用ず構造断面図、第2図はそのバイアス印加時エネ
ルギーバンド図である。同図において、1はn+型半導
体基板、2はn型バッファ・−層である。3は本発明で
あるところのn″″″型超格子アバランシェ倍増層であ
り、4の高屈折率領域(倍増領域)と、5の低屈折領域
との周期的繰り返しにより構成される。また、6はp中
型光吸収層、7はp生型キャップ層、8はn@電極、9
はp側電極、10は絶縁保護膜である。これらの図を用
いて本発明の詳細な説明する。
例を用ず構造断面図、第2図はそのバイアス印加時エネ
ルギーバンド図である。同図において、1はn+型半導
体基板、2はn型バッファ・−層である。3は本発明で
あるところのn″″″型超格子アバランシェ倍増層であ
り、4の高屈折率領域(倍増領域)と、5の低屈折領域
との周期的繰り返しにより構成される。また、6はp中
型光吸収層、7はp生型キャップ層、8はn@電極、9
はp側電極、10は絶縁保護膜である。これらの図を用
いて本発明の詳細な説明する。
第2図に示す本発明の一実施例の超格子アバランシェ増
倍N3は、その屈折率が、設計受光波長のブラック反射
条件を満たすように周期的に変化する構造、すなわち、
高屈折率領域(増倍層)4と低屈折率5の各々の厚さが
設計受光波長の1/4n倍(nは半導体層の屈折率)の
層を交互に積層(−た構造となっていることから、増倍
層が反射鏡としても働く。即ち、超格子アバランシェ増
倍層3と半導体多層膜反射鏡を一体化して層厚を薄くで
き、結晶成長に要する時間が短縮できると共に、光吸収
層6以外のキャリア走行領域の厚さを薄くできる。この
ためキャリア走行時間制限による帯域を上げることが可
能となる。第2図では高屈折率領域(増倍層)4が更に
短周期の周期構造となっているが、これは高増倍を得る
ためである。
倍N3は、その屈折率が、設計受光波長のブラック反射
条件を満たすように周期的に変化する構造、すなわち、
高屈折率領域(増倍層)4と低屈折率5の各々の厚さが
設計受光波長の1/4n倍(nは半導体層の屈折率)の
層を交互に積層(−た構造となっていることから、増倍
層が反射鏡としても働く。即ち、超格子アバランシェ増
倍層3と半導体多層膜反射鏡を一体化して層厚を薄くで
き、結晶成長に要する時間が短縮できると共に、光吸収
層6以外のキャリア走行領域の厚さを薄くできる。この
ためキャリア走行時間制限による帯域を上げることが可
能となる。第2図では高屈折率領域(増倍層)4が更に
短周期の周期構造となっているが、これは高増倍を得る
ためである。
しt:がって、光吸収層6の厚さが、何らかの理由で(
本発明では、p”!;!!InGaAs層6でのキャリ
ア拡散速度制限の影響がでないように)厚くできず十分
な量子効率が取れない場合には特に、本発明の超格子ア
バラシエ増倍層を用いれば、高量子効率・低雑音(高イ
オン化率化)・広帯域のアバランシェフォトダイオード
を得ることができる。材料としてInP/InGaAs
/InALAs系を選べば波長1pm帯の本発明のAP
Dが得られる。
本発明では、p”!;!!InGaAs層6でのキャリ
ア拡散速度制限の影響がでないように)厚くできず十分
な量子効率が取れない場合には特に、本発明の超格子ア
バラシエ増倍層を用いれば、高量子効率・低雑音(高イ
オン化率化)・広帯域のアバランシェフォトダイオード
を得ることができる。材料としてInP/InGaAs
/InALAs系を選べば波長1pm帯の本発明のAP
Dが得られる。
(実施例)
以下、本発明の実施例として、波長1.0−2.6pm
帯に用いられるInAlAs/InGaAs系超格子ア
バランシェ・フォトダイオードを用いて説明する。第1
図に示すアバランシェフォトダイオードを以下の製造工
程によって製作した。
帯に用いられるInAlAs/InGaAs系超格子ア
バランシェ・フォトダイオードを用いて説明する。第1
図に示すアバランシェフォトダイオードを以下の製造工
程によって製作した。
n十型1nP基板l上に、n型InPバッファ層2を1
12m厚に、キャリア濃度〜IX1lX10l5のn−
型InAlGaAs −InAlAsよりなる超格子層
3を約3.Qm厚に、キャリア濃度〜2×1018cm
−3のp生型In。、53Gao4□As光吸収層6を
〜l¥1mNに、キャリア濃度〜2×1018cm−3
のp+型Ino、52AIo、48A8キャ7ブ層7を
0.5pm[に順次、有機金属気相成長法(MOVPE
)を用いて成長する。この超格子増倍層3は、厚さ11
85Aのn−型Ino、52A1o、、asASの低屈
折率領域5と、厚さa1=sq、1にのIno、52A
1o、48ASと厚さa2=76.2AのInAIGa
As(禁制帯幅に相当する波長1.45pm相当)10
周期からなる高屈折率領域4を、15周期繰り返しな構
造となっている。各層の膜厚は、波長λ=l、、55μ
mの光に対するIno 52A1o 4sASの屈折率
n1が2.17、InAIGaAs(禁制帯幅は波長1
.45pmに相当)の屈折率n2が3.36であること
から、低屈折率領域5はA/4n1、高屈折率領域4は
′)、J4nAvをその層厚とした。ここで”AVは次
式より得られた平均屈折率である。
12m厚に、キャリア濃度〜IX1lX10l5のn−
型InAlGaAs −InAlAsよりなる超格子層
3を約3.Qm厚に、キャリア濃度〜2×1018cm
−3のp生型In。、53Gao4□As光吸収層6を
〜l¥1mNに、キャリア濃度〜2×1018cm−3
のp+型Ino、52AIo、48A8キャ7ブ層7を
0.5pm[に順次、有機金属気相成長法(MOVPE
)を用いて成長する。この超格子増倍層3は、厚さ11
85Aのn−型Ino、52A1o、、asASの低屈
折率領域5と、厚さa1=sq、1にのIno、52A
1o、48ASと厚さa2=76.2AのInAIGa
As(禁制帯幅に相当する波長1.45pm相当)10
周期からなる高屈折率領域4を、15周期繰り返しな構
造となっている。各層の膜厚は、波長λ=l、、55μ
mの光に対するIno 52A1o 4sASの屈折率
n1が2.17、InAIGaAs(禁制帯幅は波長1
.45pmに相当)の屈折率n2が3.36であること
から、低屈折率領域5はA/4n1、高屈折率領域4は
′)、J4nAvをその層厚とした。ここで”AVは次
式より得られた平均屈折率である。
nAv:n1Xd1/(d□+d2)+n、Xd2/(
d、 +d2)=3.30膜厚d1、d2が、実効波長
A/nに対して1/10ないし1/20と十分小さいた
め、上式のような平均値で平均屈折率”AVが与えられ
るとすることは妥当である。
d、 +d2)=3.30膜厚d1、d2が、実効波長
A/nに対して1/10ないし1/20と十分小さいた
め、上式のような平均値で平均屈折率”AVが与えられ
るとすることは妥当である。
この様な本発明の構造の超格子層の反射率の波長依存性
を第3図に示す。これより中心波長1.55pmに対し
て反射率が60%になることがわかる。これにより、厚
さ111mの光吸収層6のみの場合の波長1.55pm
光に対する量子効率48%が、63%程度まで大きく改
善できる。
を第3図に示す。これより中心波長1.55pmに対し
て反射率が60%になることがわかる。これにより、厚
さ111mの光吸収層6のみの場合の波長1.55pm
光に対する量子効率48%が、63%程度まで大きく改
善できる。
次に、5102マスクを用いて直径50pm高さ5pm
の円形メサを0.5%臭素メタノールにて形成する。
の円形メサを0.5%臭素メタノールにて形成する。
Si○2マスクを除去した後、絶縁保護膜10を形成し
、裏面研磨を行ってから、n側電極8をAuGeで、p
側電極9をAuZnで形成した。
、裏面研磨を行ってから、n側電極8をAuGeで、p
側電極9をAuZnで形成した。
上記の実施例で、電子と正孔のイオン化率比a/13は
8程度、過剰雑音指数X〜0.3と低雑音化がなされた
。また、周波数応答特性については、厚さ1μmのp+
+InGaAs光吸収層中のキャリア拡散速度で決まる
帯域約5GHzが得られた。
8程度、過剰雑音指数X〜0.3と低雑音化がなされた
。また、周波数応答特性については、厚さ1μmのp+
+InGaAs光吸収層中のキャリア拡散速度で決まる
帯域約5GHzが得られた。
さらに、波長1.55pmに対する量子効率は、InG
aAs光吸収層厚1pmがら予想される値約48%より
大きい約60%が得られ、本発明による高量子効率化が
確認された。
aAs光吸収層厚1pmがら予想される値約48%より
大きい約60%が得られ、本発明による高量子効率化が
確認された。
以上、本発明の本実施例により、波長
1.0〜1.6pmに感度を有する低雑音高感度APD
が実現でき、本発明の価値は極めて太きい。
が実現でき、本発明の価値は極めて太きい。
本実施例では高屈折率領域4がInAlAsとInAl
GaAsの短周期構造となっているが、1116A(=
A/4n2)のInAlGaAs層でもよい。しがし短
周期構造とした方が超格子増倍層の増倍効果が大きい。
GaAsの短周期構造となっているが、1116A(=
A/4n2)のInAlGaAs層でもよい。しがし短
周期構造とした方が超格子増倍層の増倍効果が大きい。
通常500A以下の周期の超格子層にして、障壁数も多
い方が増倍効果が大きくなる。障壁層の高さ(エネルギ
ー)及びその幅と数を最適化すればよい。このとき、前
述したように層厚と屈折率(多層のときは平均屈折率)
がブラック反射条件を満たすようにすることは言うまで
もない。
い方が増倍効果が大きくなる。障壁層の高さ(エネルギ
ー)及びその幅と数を最適化すればよい。このとき、前
述したように層厚と屈折率(多層のときは平均屈折率)
がブラック反射条件を満たすようにすることは言うまで
もない。
本実施例では材料としてInGaAs/InAlGaA
s/InAlAs/InP系としたがこれに限らず他の
In−V族化合物半導体に適用できる。
s/InAlAs/InP系としたがこれに限らず他の
In−V族化合物半導体に適用できる。
本実施例ではアバランシェ増倍層3の超格子層、即ち高
屈折率領域4と低屈折率5の屈折率nと層厚dがそれぞ
れd = A/4nのブラック反射条件を満たした周期
構造であったが、必ずしも周期構造でなくてもよい。ブ
ラック反射条件を満たして高屈折率領域や低屈折率のそ
れぞれの層厚と屈折率(多層の場合には平均屈折率)が
変動したり、漸増、漸減していても同様の効果が得られ
る。
屈折率領域4と低屈折率5の屈折率nと層厚dがそれぞ
れd = A/4nのブラック反射条件を満たした周期
構造であったが、必ずしも周期構造でなくてもよい。ブ
ラック反射条件を満たして高屈折率領域や低屈折率のそ
れぞれの層厚と屈折率(多層の場合には平均屈折率)が
変動したり、漸増、漸減していても同様の効果が得られ
る。
(発明の効果)
本発明によれば高イオン化率比で低雑音特性、広帯域周
波数応答特性を有し、しがも高量子効率のアバランシェ
フォトダイオードが得られる。
波数応答特性を有し、しがも高量子効率のアバランシェ
フォトダイオードが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアバランシェフォトダイオードの一
実施例を示す構造断面図、第2図はそのバイアス印加時
エネルギーバンド図である。第3図は、本発明の実施例
の超格子層の反射率の波長依存性を示を図である。第4
図は、従来例のアバランシェ増倍層のバイアス印加時の
エネルギーバンド図を示す。第5図は、他の従来例のバ
イアス印加時のエネルギーバンド図を示す。第6図及び
第7図はそれぞれ他の従来例の構造断面図を示す。 各図において 1.31・・・n++半導体基板、 2.32・・・h型バッファー層、 3.33・・・n−型超格子アバランシェ増倍層、4・
・・高屈折率領域、5・・・低屈折率領域、6・・・p
++光吸収層、7・・・p+型キャップ層、8.37・
・・n側電極、9,38・・・p側電極、10、39・
4=!縁保護膜、1l−n−型GaAlAs障壁層、1
2・・・n−型GaAs井戸層、13・・・伝導帯不連
続量、140.価電子帯不連続量、15.25・・・電
子、16、26−・・正孔、21−、p+製型InGa
As光収層、22−n−型InAlAs障壁層、 23−n−型InGaAs井戸層、24−n++InG
aAs層、34・・・n−型光吸収層、35・・、n−
型キャップ層、36・・p+型領領域40・・・金属反
射膜、410.・半導体多層膜反射鏡 である。
実施例を示す構造断面図、第2図はそのバイアス印加時
エネルギーバンド図である。第3図は、本発明の実施例
の超格子層の反射率の波長依存性を示を図である。第4
図は、従来例のアバランシェ増倍層のバイアス印加時の
エネルギーバンド図を示す。第5図は、他の従来例のバ
イアス印加時のエネルギーバンド図を示す。第6図及び
第7図はそれぞれ他の従来例の構造断面図を示す。 各図において 1.31・・・n++半導体基板、 2.32・・・h型バッファー層、 3.33・・・n−型超格子アバランシェ増倍層、4・
・・高屈折率領域、5・・・低屈折率領域、6・・・p
++光吸収層、7・・・p+型キャップ層、8.37・
・・n側電極、9,38・・・p側電極、10、39・
4=!縁保護膜、1l−n−型GaAlAs障壁層、1
2・・・n−型GaAs井戸層、13・・・伝導帯不連
続量、140.価電子帯不連続量、15.25・・・電
子、16、26−・・正孔、21−、p+製型InGa
As光収層、22−n−型InAlAs障壁層、 23−n−型InGaAs井戸層、24−n++InG
aAs層、34・・・n−型光吸収層、35・・、n−
型キャップ層、36・・p+型領領域40・・・金属反
射膜、410.・半導体多層膜反射鏡 である。
Claims (1)
- 超格子構造をアバランシェ増倍層とするアバランシェ
フォドダイオードにおいて、該超格子層が、設計受光波
長のブラック反射条件を満たす構造であることを特徴と
するアバランシェフォトダイオード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093402A JP2844822B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | アバランシェフォトダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093402A JP2844822B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | アバランシェフォトダイオード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03291979A true JPH03291979A (ja) | 1991-12-24 |
JP2844822B2 JP2844822B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=14081307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2093402A Expired - Fee Related JP2844822B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | アバランシェフォトダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2844822B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005340339A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体素子 |
WO2006046276A1 (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | アバランシェフォトダイオード |
JP2007088496A (ja) * | 2000-12-19 | 2007-04-05 | Eudyna Devices Inc | 半導体受光装置 |
JP2008028421A (ja) * | 2007-10-10 | 2008-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | アバランシェフォトダイオード |
JP2009021323A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Dowa Electronics Materials Co Ltd | 半導体発光素子 |
CN113964237A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-21 | 北京英孚瑞半导体科技有限公司 | 一种具有二次外延集电区和电场保护环的雪崩光电探测器的制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101232057B (zh) * | 2004-10-25 | 2012-05-09 | 三菱电机株式会社 | 雪崩光电二极管 |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP2093402A patent/JP2844822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007088496A (ja) * | 2000-12-19 | 2007-04-05 | Eudyna Devices Inc | 半導体受光装置 |
JP2005340339A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体素子 |
WO2006046276A1 (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | アバランシェフォトダイオード |
JPWO2006046276A1 (ja) * | 2004-10-25 | 2008-05-22 | 三菱電機株式会社 | アバランシェフォトダイオード |
JP4609430B2 (ja) * | 2004-10-25 | 2011-01-12 | 三菱電機株式会社 | アバランシェフォトダイオード |
US9640703B2 (en) | 2004-10-25 | 2017-05-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Avalanche photodiode |
JP2009021323A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Dowa Electronics Materials Co Ltd | 半導体発光素子 |
JP2008028421A (ja) * | 2007-10-10 | 2008-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | アバランシェフォトダイオード |
CN113964237A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-21 | 北京英孚瑞半导体科技有限公司 | 一种具有二次外延集电区和电场保护环的雪崩光电探测器的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2844822B2 (ja) | 1999-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2699807B2 (ja) | 組成変調アバランシ・フォトダイオード | |
US5338947A (en) | Avalanche photodiode including a multiplication layer and a photoabsorption layer | |
JP2941349B2 (ja) | 超格子apd | |
US5324959A (en) | Semiconductor optical device having a heterointerface therein | |
JP3675223B2 (ja) | アバランシェフォトダイオードとその製造方法 | |
JPH03291979A (ja) | アバランシェフォトダイオード | |
US6437362B2 (en) | Avalanche photodiode | |
JP7298715B2 (ja) | 受光デバイス | |
JPH0493088A (ja) | アバランシェフォトダイオード | |
JPH04241473A (ja) | アバランシェフォトダイオード | |
JP2730472B2 (ja) | 半導体受光素子 | |
JPH051629B2 (ja) | ||
JP3061203B2 (ja) | 半導体受光装置 | |
JP2962069B2 (ja) | 導波路構造半導体受光素子 | |
JPS639163A (ja) | 半導体受光素子 | |
JPH06151940A (ja) | 半導体受光素子 | |
JPS59163878A (ja) | 半導体受光装置 | |
JPS62282469A (ja) | 半導体受光素子 | |
JP2671569B2 (ja) | アバランシェフォトダイオード | |
JPH0265279A (ja) | 半導体受光素子 | |
JPH03291978A (ja) | アバランシェフォトダイオード | |
JP3018589B2 (ja) | 半導体受光素子 | |
JPH04112582A (ja) | アバランシェフォトダイオード | |
JPH03238879A (ja) | 半導体受光装置 | |
JPH06237009A (ja) | アバランシェフォトダイオード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |