JPH03238879A - 半導体受光装置 - Google Patents
半導体受光装置Info
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- JPH03238879A JPH03238879A JP2033757A JP3375790A JPH03238879A JP H03238879 A JPH03238879 A JP H03238879A JP 2033757 A JP2033757 A JP 2033757A JP 3375790 A JP3375790 A JP 3375790A JP H03238879 A JPH03238879 A JP H03238879A
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- Japan
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- layer
- superlattice
- semiconductor
- semiconductor layer
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Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高速大容量光通信用のアバランシェフォトダ
イオード(APD)に関する。
イオード(APD)に関する。
従来、第1種超格子とグレーデツド層を組み合わせた超
格子APDについては、アイ・イー・イー・イー、・ト
ランザクションズ オン エレクトロン デバイスズ
イーデイ−30,pp、381−390 (1983
年) (IEEE、 丁rans、Electro
nDevices、 E D −30、pp、 381
−390 (1983))において論じられている。
格子APDについては、アイ・イー・イー・イー、・ト
ランザクションズ オン エレクトロン デバイスズ
イーデイ−30,pp、381−390 (1983
年) (IEEE、 丁rans、Electro
nDevices、 E D −30、pp、 381
−390 (1983))において論じられている。
従来の第1種超格子とグレーデツド層を組み合わせたA
PDは、電子あるいは正孔どちらか一方の走行がへテロ
界面で妨げられたり、蓄積する(パイルアップと呼ぶ)
という問題があった。
PDは、電子あるいは正孔どちらか一方の走行がへテロ
界面で妨げられたり、蓄積する(パイルアップと呼ぶ)
という問題があった。
本発明は、上記の問題を解消し、広帯域低雑音のAPD
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明においては。
第2種超格子とグレーデツド層を組み合わせた増倍層を
有する受光装置を考案した。
有する受光装置を考案した。
また、上記の第2種超格子がInGaAsとGaAsS
bからなり、グレーデツド層がInGaAsSbである
ことを特徴とする受光装置を考案した。
bからなり、グレーデツド層がInGaAsSbである
ことを特徴とする受光装置を考案した。
さらに、上記受光装置を用いた光受信システムあるいは
通信システムを考案した。
通信システムを考案した。
第2図は、従来の第1種超格子とグレーデツド層を組み
合わせたAPDにおける増倍層のエネルギーバンド図を
示したものである。この場合、電子はへテロ界面で塞止
められることはないが、正孔はInGaAs1lとIn
A Q As12のへテロ界面で塞止められ蓄積(パイ
プアップ)する。従って、光に対する応答速度が制限さ
れる。
合わせたAPDにおける増倍層のエネルギーバンド図を
示したものである。この場合、電子はへテロ界面で塞止
められることはないが、正孔はInGaAs1lとIn
A Q As12のへテロ界面で塞止められ蓄積(パイ
プアップ)する。従って、光に対する応答速度が制限さ
れる。
本発明の構造では、第1半導体層の禁制帯幅El、と電
子親和力x1が、第2半導体層のEgzとx2に対し、
x、)x、かツE g 1+ X z ) E s 2
+ X 2となる第2種超格子の関係にあり、第1半
導体と第2半導体の間に、両者の禁制帯幅をなめらかに
つなぐグレーデッドな第3半導体が設けられている。従
って、第1図のようなバンド図となり、電子・正孔とも
へテロ界面でパイルアップされることがない。
子親和力x1が、第2半導体層のEgzとx2に対し、
x、)x、かツE g 1+ X z ) E s 2
+ X 2となる第2種超格子の関係にあり、第1半
導体と第2半導体の間に、両者の禁制帯幅をなめらかに
つなぐグレーデッドな第3半導体が設けられている。従
って、第1図のようなバンド図となり、電子・正孔とも
へテロ界面でパイルアップされることがない。
実施例1
本発明の第1の実施例を第1図および第3図を用いて説
明する。まず、本発明の装置の作製方法について述べる
。
明する。まず、本発明の装置の作製方法について述べる
。
n型InP基板31上に、分子線エピタキシャル(MB
E)法により、n−InPバッファ層32(厚さ1 p
m) 、 n−InGaAs光吸収層33(2μm)
、n−4nP電界緩和層34 (n=5XIO”CI
−’、厚さ0.2μm)を成長した後、第1図で示した
エネルギーバンドになるように、GaAsSb層2 (
200大) 、 InGaAsSbグレーデツド層3
(100A ) 、 InGaAs層1 (100
A)を組として10周期形成し、超格子増倍層35を設
ける。この上にp −InA 12 Asバッファ層3
6を成長した。また、メサ形成は通常のウェットエツチ
ング法によって行った。p側電極37はT i / A
uで電子ビームを用いた真空蒸着法により設け、n側
電極38のAuGeNi/ A uは抵抗線加熱方式に
より形成した。さらに、基板31に深さ約350μmの
穴39を開け、光入射部とする。本素子の接合径は20
μmφとした。また、本実施例のAPDは、いわゆる正
孔注入型である。
E)法により、n−InPバッファ層32(厚さ1 p
m) 、 n−InGaAs光吸収層33(2μm)
、n−4nP電界緩和層34 (n=5XIO”CI
−’、厚さ0.2μm)を成長した後、第1図で示した
エネルギーバンドになるように、GaAsSb層2 (
200大) 、 InGaAsSbグレーデツド層3
(100A ) 、 InGaAs層1 (100
A)を組として10周期形成し、超格子増倍層35を設
ける。この上にp −InA 12 Asバッファ層3
6を成長した。また、メサ形成は通常のウェットエツチ
ング法によって行った。p側電極37はT i / A
uで電子ビームを用いた真空蒸着法により設け、n側
電極38のAuGeNi/ A uは抵抗線加熱方式に
より形成した。さらに、基板31に深さ約350μmの
穴39を開け、光入射部とする。本素子の接合径は20
μmφとした。また、本実施例のAPDは、いわゆる正
孔注入型である。
本実施例において、入射光1.55μmでの量子効率は
50%であった。また、雑音測定から求めたイオン化率
比α/βは、増倍率10で約0.05と極めて小さな値
が得られた。3dB遮断周波数は13GHz (増倍率
10)であった。以上の結果から、本発明の構造は、A
PDの高速化、低雑音化に極めて有効であることがわか
った。
50%であった。また、雑音測定から求めたイオン化率
比α/βは、増倍率10で約0.05と極めて小さな値
が得られた。3dB遮断周波数は13GHz (増倍率
10)であった。以上の結果から、本発明の構造は、A
PDの高速化、低雑音化に極めて有効であることがわか
った。
また1本発明の素子を用いて伝送実験を行った。
発振波長1.55μmの半導体レーザを用いた帯域10
G b / sの伝送実験において、ピットエラーレ
ート10−’での最小受信感度−30dBmを得た。
G b / sの伝送実験において、ピットエラーレ
ート10−’での最小受信感度−30dBmを得た。
実施例2
本発明の第2の実施例を第4図と第3図を用いて説明す
る。
る。
作製方法は実施例1とほぼ同様であり、−超格子増倍層
35の構造のみ異なる。本実施例の超格子増倍層は、第
4図で示したエネルギーバンドになるように、GaAs
Sb層42 (200λ) 、InGaAsSbグレー
デツド層43 (150λ)を組として15周期形成し
てなる。また、InGaAsSbグレーデツド層は、G
aAsSbからInGaAsへ徐々に組成が変化したも
のとする。これは丁度、実施例1において、InGaA
s層1を取り除いた構成となっている。
35の構造のみ異なる。本実施例の超格子増倍層は、第
4図で示したエネルギーバンドになるように、GaAs
Sb層42 (200λ) 、InGaAsSbグレー
デツド層43 (150λ)を組として15周期形成し
てなる。また、InGaAsSbグレーデツド層は、G
aAsSbからInGaAsへ徐々に組成が変化したも
のとする。これは丁度、実施例1において、InGaA
s層1を取り除いた構成となっている。
本実施例において、入射光1.55μmでの量子効率は
50%であった。また、雑音測定から求めたイオン化率
比α/βは、増倍率10で0.08と極めて小さな値が
得られた。3dB遮断周波数は12GHz(増倍率10
)であった。以上の結果から第2実施例においても1本
発明がAPDの高速化や低雑音化に対し、非常に有効で
あることがわかった。
50%であった。また、雑音測定から求めたイオン化率
比α/βは、増倍率10で0.08と極めて小さな値が
得られた。3dB遮断周波数は12GHz(増倍率10
)であった。以上の結果から第2実施例においても1本
発明がAPDの高速化や低雑音化に対し、非常に有効で
あることがわかった。
以上はInPに格子整合した材料系に対しての適用につ
いて記載したが、上記の他に本発明は、GaAs系ある
いはGaSb系に対しても適用できる。さらに、格子不
整合な系(杢糸)に対しても有効である。
いて記載したが、上記の他に本発明は、GaAs系ある
いはGaSb系に対しても適用できる。さらに、格子不
整合な系(杢糸)に対しても有効である。
本発明によれば、電子・正孔ともへテロ界面でパイルア
ップすることがなく増倍層中を高速走行できるので、広
帯域・低雑音の超格子APDが実現できる。
ップすることがなく増倍層中を高速走行できるので、広
帯域・低雑音の超格子APDが実現できる。
第1図は本発明の第1の実施例である受光装置の増倍層
のエネルギーバンド図、第2図は従来の超格子APDの
増倍層のエネルギーバンド図、第3図は本発明の実施例
である受光装置の断面図、第4図は本発明の第2の実施
例である受光装置の増倍層のエネルギーバンド図である
。
のエネルギーバンド図、第2図は従来の超格子APDの
増倍層のエネルギーバンド図、第3図は本発明の実施例
である受光装置の断面図、第4図は本発明の第2の実施
例である受光装置の増倍層のエネルギーバンド図である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、禁制帯幅E_g_1をもつ第1半導体層と禁制帯幅
E_g_2をもつ第2半導体層が第二種超格子の関係に
あり、さらに、該第1および第2半導体層の間に第3半
導体層が挾まれており、該第3半導体層は禁制帯幅が上
記第1半導体層側から第2半導体層側へE_g_1から
E_g_2に徐々に変化しているようなグレーデツド層
であるような3つの層からなる半導体が周期的に配置さ
れている増倍層を有することを特徴とする半導体受光装
置。 2、特許請求の範囲第1項記載の半導体受光装置におい
て、上記第1半導体層がInGaAs、第2半導体層が
GaAsSb、そして第3半導体層がInGaAsSb
であることを特徴とする半導体受光装置。 3、特許請求の範囲第1項および第2項記載の半導体受
光装置を用いた光通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2033757A JPH03238879A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 半導体受光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2033757A JPH03238879A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 半導体受光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03238879A true JPH03238879A (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=12395304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2033757A Pending JPH03238879A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 半導体受光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03238879A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06350123A (ja) * | 1993-06-08 | 1994-12-22 | Nec Corp | 組成変調アバランシ・フォトダイオード |
JPH07312442A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-11-28 | Nec Corp | 超格子アバランシェフォトダイオード |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2033757A patent/JPH03238879A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06350123A (ja) * | 1993-06-08 | 1994-12-22 | Nec Corp | 組成変調アバランシ・フォトダイオード |
JPH07312442A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-11-28 | Nec Corp | 超格子アバランシェフォトダイオード |
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