JPH03290512A - 路面ライン引装置 - Google Patents

路面ライン引装置

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JPH03290512A
JPH03290512A JP9345890A JP9345890A JPH03290512A JP H03290512 A JPH03290512 A JP H03290512A JP 9345890 A JP9345890 A JP 9345890A JP 9345890 A JP9345890 A JP 9345890A JP H03290512 A JPH03290512 A JP H03290512A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、路面にペイントを噴射し、路面にラインを引
く路面ライン引装置に関する。
[従来の技術] 従来の路面ライン引装置によって、路面に破線を引く場
合について説明する。
路面ライン引装置は、ペイントを路面に向かって噴射す
るペイント噴射手段を備える。このペイント噴射手段は
、電磁弁によって制御され、電磁弁が開弁されるとペイ
ントを噴射し、逆に電磁弁が閉弁されるとペイントの噴
射を停止する。なお、ペイント噴射手段のペイント噴射
口は、路面より数■、あるいは十数cmWLされて設置
される。また、路面ライン引装置は、車両の走行距離を
測定する距離測定手段、および電磁弁を制御する制御装
置を備える。制御装置は、距離測定手段の測定した車両
走行距離に応じて、電磁弁を操作し、制御装置に設定さ
れた長さの実線および空線を路面に引くように設けられ
ている。
一方、電磁弁が開く際、電磁弁の通電が開始されてから
、実際に路面に実線が描き始めるまでに、描始タイムラ
グが生じる。同様に、電磁弁が閉じる際、電磁弁が閉じ
てから実際に実線が描き終わるまでに、描線タイムラグ
が生じる。特に、電磁弁が閉じる隙は、残圧によって、
描線タイムラグが長くなる。
この様に、描始タイムラグおよび描線タイムラグが生じ
ると、車両走行速度によって、実線の措き始位置および
描き終位置が変化する。つまり、車両走行速度が変化す
ると、実線および空線の長さが変化してしまう。
このことを、具体的な数値を用いて説明する。
描始タイムラグが例えば0.02秒で、描線タイムラグ
が例えば0.3秒であったとする。
時速4kl/hノ時、0.02秒で車両は2.2cm進
み、時速6km、/hの時、002秒で車両は3.3c
m+進む。
同様に、時速4に■/hの時、03秒で車両は約33C
I進み、時速6km/hの時、0.3秒で車両は約50
cm進む。
つまり、車両走行速度が、時速21v/hの範囲内で変
化すると、実線の長さが約16cmの範囲内で変化する
そこで従来では、車両の走行速度を所定の速度に保って
走行するように、指示されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、車両の走行速度を所定の速度に保つのは困難
で、車両のアクセル開度の操作の他、路面の起伏によっ
ても、車両の速度が変化してしまう。
このため、従来の路面ライン引装置は、各破線の長さに
バラツキが生じたり、あるいは、設定された実線および
空線の長さと、実際に描かれた実線および空線の長さと
に、車両の速度変化によって、差が生じてしまう問題点
を備えていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、車両走行速度が変化しても、設定された実線および
空線の長さと、実際に描かれる実線および空線の長さと
を一致させる路面ライン引装置の提供にある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の路面ライン引装
置は、次の技術的手段を採用する。
路面ライン引装置は、第1I21の概略ブロック図に示
すように、路面101を走行する車両102に搭載され
、路面101に向かってペイントを噴射するペイント噴
射手段j03と、このペイント噴射手段103による、
ペイントの噴射および噴射の停止を行う電磁弁104と
、この電磁弁104の開閉制御を行う制御装W105と
を具備し、路面101に破線を引くことが可能に設けら
れている。
そして、前記制御装置105は、車両の走行速度を検出
する速度検出手段106を備えるとともに、路面101
に破線をペイントする際、車両走行速度に応じて、前記
電磁弁104の閉弁時期を変化させる閉弁時期可変手段
107を備える。
[作用および発明の効果] 制御装置の閉弁時期可変手段は、路面に破線を引く際、
車両の走行速度に応じて電磁弁の閉弁時期を変化させる
具体的には、電磁弁が閉じてから、実際に実線を描き終
わるまでの描線タイムラグは、車両走行速度に関係なく
ほぼ一定となる。このため、電磁弁が閉じてから描かれ
る実線の長さは、車両走行速度に対応する。そこで、電
磁弁を閉弁する際、車両走行速度を知ることで、電磁弁
が閉じてから描かれる実線の長さを知ることができる。
そこで、制御装置は、速度検出手段から車両の走行速度
を検出し、電磁弁が閉じてから描かれる実線の長さを考
慮して、電磁弁を閉じる。
この結果、車両走行速度に関係なく、設定された実線の
長さを描くことができる。
また、この結果、設定された実線および空線の長さと、
実際に描かれる実線および空線の長さとを一致させるこ
とができる。
[実施例] 次に、本発明の路面ライン引装置を、図に示す一実施例
に基づき説明する。
〈実施例の横絞) 第2図は路面ライン引装置の概略ブロック図、第3図は
路面ライン引装置を搭載した車両の側面図、第4図は路
面ライン引装置のガンキャレッジを示す。
路面ライン封装71.1は、車両2に搭載、設置されて
いる。路面ライン引装置1は、路面3に向けてペイント
を噴射し、路面3に実線を描くペイント噴射手段4と、
このペイント噴射手段4から噴射されるペイントに向け
てビーズを噴射し、路面3に描かれる実線の視認性を向
上させるビーズ噴射手段5とを備える。
ペイント噴射手段4は、ペイントを噴射するペイント噴
射口6を備える。このペイント噴射口6は、後述するガ
ンキャレッジ7に取り付けられ、路面3の十数0上方よ
り、路面3に向けてペイントを噴射するものである。ペ
イント噴射手段4は、ペイントタンク8から図示しない
ポンプによって圧送されたペイントを導くペイント供給
管9と、ペイント噴射口6より噴射されなかったペイン
トを再びペイントタンク8へ戻すリターン管10とが接
続されている。また、ペイント噴射口6とペイント供給
管9との間には、図示しない第1開閉弁が設けられてい
る。この第1開閉弁には、第1エア供給管11が接続さ
れており、第1エア供給管11から、高圧のエアが供給
されると第1開閉弁が開き、ペイント供給管9によって
供給されたペイントをペイント噴射口6へ導き、ペイン
ト噴射口6から路面3へ向けてペイントを噴射する。
また、第1エア供給管11から、第1開閉弁に、高圧の
エアの供給が停止されると、内部に配設されたスプリン
グ力で第1開閉弁が閉じ、ペイント噴射口6から噴射さ
れていたペイントの噴射を停止する。
第1開閉弁へのエアの供給、停止は、第1エア供給管1
1のキャレッジ7側の端部に設けられた第1を磁弁12
によってなされる。この第1を磁弁12は、後述する制
御装置13によって通電制御され、通電されることによ
って開弁し、第1開閉弁が開き、結果的にペイントをペ
イント噴射口6から路面3に向けて噴射させる。そして
、第1電磁弁12は、通電が停止されると閉弁し、第1
開閉弁が閉じ、結果的にペイントの噴射を停止する。
ビーズ噴射手段5も、ビーズを噴射するビーズ噴射口1
4を備える。このビーズ噴射口14も、キャレッジ7に
取り付けられ、ペイント噴射口6から十数cm離れた位
置の路面3の上方より、ペイント噴射口6から噴射され
、路面3に到達した時のペイントに向けてビーズを噴射
する。つまり、ペイントとビーズは、同じ箇所の路面3
に吹き付けられる。ビーズ噴射口14には、ビーズタン
ク15から図示しないポンプによって圧送されたビーズ
を導くビーズ供給管16が続されている。また5ピース
供給管16のキャレッジ7側の端部にも、図示しない第
2開閉弁が設けられている。この第2開閉弁には、第2
エア供給管17が接続されており、第2エア供給管17
から、高圧のエアが供給されると第2開閉弁が開き、ビ
ーズ供給管16によって供給されたビーズをビーズ噴射
口14へ導き、ビーズ噴射口14から路面3へ向けてビ
ーズを噴射する。また、第2エア供給管17から、第2
開閉弁に、高圧のエアの供給が停止されると、第2開閉
弁内に配設されたスプリング力で第2開閉弁が閉じ、ビ
ーズ噴射口14から噴射されていたビーズの噴射を停止
する。
第2開閉弁へのエアの供給、停止は、第2エア供給管1
7のキャレッジ7側の端部に設けられた第2を磁弁18
によってなされる。この第2電磁弁18も、後述する制
御装置■3によって通電制御され、通電されることによ
って開弁して、第2開閉弁を開き、結果的にビーズをビ
ーズ噴射口14から路面3に向けて噴射させる。そして
、第2電磁弁18は、通電が停止されると閉弁して、第
2開閉弁が閉じ、結果的にビーズの噴射を停止する。
キャレッジ7は、車両2の荷台の両側に、それぞれ設け
られている。各キャレツジ7は、アーム19を介して車
両2に支持されている。そして、キャレッジ7は、油圧
によって、車両2の横方向、および上下方向へ移動可能
に設けられている。キャレッジ7には、キャレッジ7が
下降した際、キャレッジ7を路面上で支える第1車輪2
0が設けられている。
一方、車両2には、キャレツジ7とは別に、車両2の走
行距離および走行速度を検出するための図示しないキャ
レッジが設けられている。この図示しないキャレッジに
も、キャレツジが下降した際、路面上で回転する図示し
ない第2車輪が設けられている。この第2車輪には、第
2車輪の回転に応じてパルス信号を発生するパルス発生
器21(第2図参照)が組み込まれている。このパルス
発生器21の発生するパルス信号は、制御装置13に出
力され、制御装置13によって、パルス数および単位時
間当りのパルス数より、車両2の走行距離を測定すると
ともに、車両2の走行速度を検出する。つまり、このパ
ルス発生器21は、車両2の走行距離を測定する距離測
定手段であるとともに、車両2の走行速度を検出する速
度検出手段でもある。
なお、キャレッジ7に設けられた符号22は、エア噴出
手段で、エア噴射口23からエアを吐出して、実線の描
かれる路面3のごみをエアの噴出圧力によって除去する
ためのものである。
次に、制御共f13の説明をする。
制御装置13は、少なくとも上述の第1電磁弁12およ
び第2電磁弁18の通電制御を行う。
制御共ff13は、上述のパルス発生器21からのパル
ス信号を入力する他、第5図に示す操作盤24に設けら
れた各種スイッチおよび各種設定器からの各種操作信号
を入力する。
操作盤24には、電源スィッチ25、トータル設定器2
6、実線設定器27、トータル補正設定器28、実線補
正設定器29などを含む各種スイッチや、設定器が設け
られている。なお、トータル設定器26は、1つの実線
と1つの空線とを合わせたトータルの破線長の設定を行
う設定器である。実線設定器27は、1つの実線の長さ
の設定を行う設定器である。トータル補正設定器28は
、第2車輪の磨耗変化などによる車両走行距離や車両走
行速度の補正を行い、トータルの破線長の補正を行う設
定器である。実線補正設定器29も、第2車輪の磨耗変
化などによる車両走行距離や車両走行速度の補正を行い
、実線の長さの補正を行う設定器である。
制御装置13は、電源スィッチ25が投入されると、ト
ータル設定器26および実線設定器27によって設定さ
れた実線および空線を描くように、第1電磁弁12の通
電制御を行う。具体的に制御装置F1Bは、トータル設
定器26および実線設定器27によって設定された実線
および空線を描くように、第1電磁弁12の通電時期を
制御するためのパルス数を算出する基本パルス数算出手
段30と、車両2の走行速度に応じて第1電磁弁12の
閉弁時期を変化させるため、基本パルス数算出手段30
で算出されたパルス数を変化させる閉弁時期可変手段3
1とを備える。
また、制御装置13は、第1電磁弁12の通電開始時期
および通電停止時期を基準に、第2電磁弁18の通電制
御を行う第2電磁弁制御手段32を備える。
さらに、制御装置13は、第2車輪の磨耗等によって実
際のキャレッジ7の移動量(実際の実線長およびトータ
ル長)とパルス発生器21の発生したパルス数との誤差
を修正する誤差修正手段33を備える。
これら、基本パルス数算出手段30、閉弁時期可変手段
31、第2電磁弁制御手段32および誤差修正手段33
を、第6図のタイムチャートを参照して説明する。
基本パルス数算出手段30は、電源スィッチ25がON
されると、トータル設定器26、実線設定器27によっ
て設定されたトータル長Tおよび実線長Jから、トータ
ル長Tおよび実線長Jに相当するトータルパルス数TP
および実線パルス数JPを算出する。このトータルパル
ス数TPおよび実線パルス数JPは、キャレッジ7が設
定されたトータル長Tおよび実線長J移動した際に、パ
ルス発生器21の発生するパルス数に相当するものであ
る。
閉弁時期可変手段31は、基本パルス数算出手段30に
よって算出された実線パルス数JPを。
車両走行速度に応じて補正し、第1電磁弁12の閉弁時
期を変化させるものである。具体的には、基本パルス数
算出手段30で設定された実線パルス数JPのカウント
終了前の所定パルス数SP前に、パルス発生器21の発
生するパルスの発生速度から車両2の走行速度を算出し
、第1電磁弁12が閉じてから実際に実線を描き終わる
までの誤差長Gに相当する誤差パルス数GPを算出する
そして、基本パルス数算出手段30で設定された実線パ
ルス数JPより、誤差パルス数GPを減算し、補正パル
ス数HPを算出する。
なお、本実施例の誤差パルス数GPは、第1電磁弁12
が開いてから実際に実線を描き始めるまでの誤差長GO
に相当する誤差パルス数GPOを差引いた値としている
。誤差長G◇は、大変短い。
このため、誤差パルス数GPOを速度に関係なく一義的
に決めても、あるいは、精度を向上する目的で速度に応
じて変化させても良い。また、所定パルス数SPは、誤
差パルス数GPOより多いパルス数である必要がるが、
誤差精度を向上させる目的から、誤差パルス数GPOに
近い方が良い。
つまり、第1電磁弁12の通電停止時期に近い方が良く
、路面3に破線を描く際の車両2の走行速度から適宜設
定されるものである。
第2を磁弁制御手段32は、ペイントによって描かれる
実線の全長に亘って、確実にビーズが吹き付けられるよ
うに、第1電磁弁12の通電が開始される前から第2電
磁弁18を通電し、第1電磁弁12の通電が停止した後
に第2を磁弁18の通電を停止するものである。具体的
には、電源スィッチ25がONされ、車両2が走行する
と、まず、第2電磁弁18の通電を行なう。そして、第
2電磁弁18の通電が開始されてから、所定時間]゛1
が経過した後に、第1電磁弁12の通電が開始される。
つまり、最初の実線を措く時は、まず第2電磁弁18を
通電し、タイマー手段によって所定時間T1が経過した
後に、第1電磁弁12の通電を開始する。また、2木目
以降の実線を描く際は、トータルパルス数TPのカウン
ト終了前の所定パルス数SPo前に、第2電磁弁18の
通電を開始する。一方、第2電磁弁18の通電の停止は
、補正パルス数HPのカウント終了後の所定時間T2の
経過後、つまり第1を磁弁12の通電が経過してから所
定時間T2が経過した後に、第2電磁弁18の通電を停
止する。
誤差修正手段33は、第2車輪の磨耗など第2車輪の径
によって発生する、パルス発生器21によって検出され
た車両2の移動距離と、実際の車両2の移動距離との誤
差を修正するものである。
具体的には、トータル補正設定器28および実線補正設
定器29が操作されると、操作された数値に応じて、車
両2の走行距離や、車両2の走行速度を修正するもので
、トータル補正設定器28および実線補正設定器29に
設定された数値に応じて基本パルス数算出手段30、閉
弁時期可変手段31の演算が行われる。
そして、制御装置13は、車両2が走行すると、第2車
輪に取り付けられたパルス発生器21の発生するパルス
数をカウントし、そのカウントしたパルス数と、制御装
ff1B内で算出されたトータルパルス数TPおよび補
正パルス数)IPとを比較して第1電磁弁12および第
2電磁弁18の通電制御を行う。
次に、上述の制御装置13による第1電磁弁12の制御
を、第7図のフローチャートを用いて簡単に説明する。
電源スィッチ25がONされ、車両2が走行を開始する
と、ステップS1において、第1電磁弁12を通電する
0次いで、ステップS2において、制御装置13のカウ
ントしたパルス数が、実線パルス数JPから所定パルス
数SPを減算したパルス数に達したか否かの判断を行う
。この判断結果がNOの場合は、ステップS2へ戻り、
Y[Sの場合はステップS3において、パルスの間隔か
ら車両速度を算出し、車両速度に応じた誤差パルス数G
Pを算出する。次に、ステップS4において、実線パル
ス数JPからステップS3で算出した誤差パルス数GP
を減算し、補正パルス数HPを算出する。
次に、ステップS5において、制御装置13のカウント
したパルス数が、補正パルス数HPに達したか否かの判
断を行う、この判断結果がNoの場合は、ステップS5
へ戻り、YESの場合はステップS6において、第1電
磁弁12の通電を停止する。続いて、ステップS7にお
いて、制御装置13のカウントしたパルス数が、トータ
ルパルス数TPに達したか否かの判断を行う、この判断
結果がNOの場合は、ステップS7へ戻り、YESの場
合は制御装置13のカウントしたパルス数をリセットし
て、ステップS1へ戻る。
(実施例の作動) 次に、車両走行中の第1を磁弁12の通電制御の作動を
、第6図のタイムチャートを参照して簡単に説明する。
制御装置f13のカウントするパルス数がリセットされ
、制御装置13がパルス発生器21の発生するパルス数
をカウントすると同時に、第1電磁弁12が通電される
。すると、第1電磁弁12が開いて、ペイント噴射口6
からペイントを路面3に向けて噴射する。第1を磁弁1
2が開いてから、ペイントが路面3に届くまでに、描始
タイムラグ]゛0が生じる。このため、描始タイムラグ
]゛0の間に車両2が走行して、第1電磁弁12が通電
されてから誤差長GOだけ遅れて、路面3に実線が描き
始められる。
第1電磁弁12が通電された状態で車両2が走行し、制
御装置13のカウントしたパルス数が、実線パルス数J
Pから所定パルス数SPを減算したパルス数に達すると
、制御装置13は、補正パルス数HPを算出する。そし
て、パルス数が補正パルス数HPに達すると、第1電磁
弁12の通電が停止される。すると、第1電磁弁12が
閉じ、ペイント噴射口6からのペイント噴射が停止され
る。第1電磁弁12の通電が停止されてから、噴射した
ペイントが路面3に届かなくなるまでに、描線タイムラ
グEが生じる。このため、描線タイムラグEの間に車両
2が走行して、第1電磁弁12の通電が停止されてから
、誤差長Gだけ遅れて、路面3の実線が描き終わる。
そして、第1電磁弁12の通電停止時期は、誤差長GO
と、誤差長Gとが考慮されているため、路面3には、実
線設定器27で設定された長さの実線が描かれる。
次いで、第1を磁弁12の通電が停止されると、制御装
置13は、パルス発生器21の発生するパルス数がトー
タルパルス数TPに達すると、制御装置13のカウント
するパルス数をリセットして、第1電磁弁12の通電を
開始し、上記を繰り返す。
(実施例の効果) 本実施例では、各実線を描く毎の、実線を描き終わる直
前に、車両2の走行速度から誤差長Gを補正して第1電
磁弁12の通電の停止時期を算出している。このため、
車両2の走行速度が変化しても、実線設定器27および
トータル設定器26で設定した実線および空線を、精度
良く路面3に描くことができる。
なお、補正パルス数HPを算出する時期と、第1電磁弁
12の通電が停止される時期とは一致しないが、その間
の時間は短いため、その間に車両2の走行速度が大きく
変化することはない。このため、補正パルス数HPを算
出する時期と、第1電磁弁12の通電が停4される時期
とが一致しなくとも、実線設定器27およびトータル設
定器26で設定した実線および空線が、精度良く路面3
に描かれる。
(変形例) 速度検出手段の一例として、車両のスピードメータを作
動させる速度検出手段とは別に、路面ライン引装置専用
の検出手段を設けた例を示したが、例えば車両のスピー
ドメータを作動させる速度検出手段を流用して用いても
良い。
車両の速度や、車両の走行距離をパルス数を発生するい
わゆるデジタル式の検出手段を用いて検出したが、アナ
ログ式の検出手段を用いて検出しても良い。
制御装置は、マイクロコンピュータを用いて槽底しても
良く、またマイクロコンピュータを用いずにlIr!i
、しても良い。
閉弁時期の算出を、電磁弁の通電が停止される時期以前
に行ったが、例えば常に閉弁時期を算出するように設け
、その算出する閉弁時期に達したときに電磁弁の通電を
停止させても良い。
−チャートである。
図中 101・・・路面  102・・・車両103・
・・ペイント噴射手段 104・・・電磁弁 105・・・制御装置106・・
・速度検出手段 107・・・閉弁時期可変手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)路面を走行する車両に搭載され、路面に向かってペ
    イントを噴射するペイント噴射手段と、このペイント噴
    射手段によるペイントの噴射および噴射の停止を行う電
    磁弁と、 この電磁弁の開閉制御を行う制御装置とを具備し、 路面に破線を引くことが可能な路面ライン引装置におい
    て、 前記制御装置は、 車両の走行速度を検出する速度検出手段を備えるととも
    に、 路面に破線をペイントする際、車両走行速度に応じて、
    前記電磁弁によるペイントの噴射停止時期を変化させる
    閉弁時期可変手段を備えることを特徴とする路面ライン
    引装置。
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