JPH03289701A - マイクロ波集積回路素子 - Google Patents

マイクロ波集積回路素子

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JPH03289701A
JPH03289701A JP9088790A JP9088790A JPH03289701A JP H03289701 A JPH03289701 A JP H03289701A JP 9088790 A JP9088790 A JP 9088790A JP 9088790 A JP9088790 A JP 9088790A JP H03289701 A JPH03289701 A JP H03289701A
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JP
Japan
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finger
gate
integrated circuit
microwave integrated
length direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP9088790A
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English (en)
Inventor
Noritsugu Saitou
斎藤 範嗣
Kunihiko Kanazawa
邦彦 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、マイクロ波の増幅に用いることのできるマイ
クロ波集積回路素子の改良に関するものである。
[従来の技術] 近年、マイクロ波領域における電力増幅用素子として信
頼性、経済性、小型軽量性などの観点から、GaAs集
積回路素子が進行波管にとって変わりつつある(例えば
、今井哲二他「化合物半導体デバイスL  (昭和59
年7月10日)工業調査会、第211頁)。
ところでマイクロ波は、波長約3mm〜30cm(周波
数約1ギガ〜100ギガHz)程度のもので、衛星放送
の通信や、電話回線の通信、ドツプラーレーダ等に使用
されるものである。例えば、軍事用としてはロケットや
ミサイル等の誘導・通信手段として搭載され、民生用と
しては衛星放送のコンバーター等として使用されている
以下、図面を参照しながら前記した従来のマイクロ波集
積回路素子について説明する。
第2図(a)は、従来のマイクロ波集積回路素子の概略
図である。図中21は能動素子であるGaAsFET、
22および23は各々RF倍信号分割、合成する内部整
合回路(Internal MatchingCirc
it、以下IMCと略す)、24はインピーダンスを微
調整するためのパッド、25はRF倍信号パッケージ内
に取り込むための入力リード、26は逆にパッケージ内
の信号を外部に取り出すための出力リード、27および
28は各々GaAsFETとIMC,リードとIMCと
を結ぶボンディングワイヤーである。
第2図(b)は前記能動素子21の拡大図であり、ソー
ス、ゲート、ドレインの各電極を交互に複数個配置し、
配線により接続した、いわゆるフィンガー構造となって
いる。図中29はドレイン電極、30はゲート電極、3
1はゲートフィンガー 32はドレインフィンガーであ
る。
また、ソース電極はバイアホールにより裏面に直接アー
スされる。
ここで従来のマイクロ波集積回路素子の特徴は、フィン
ガー群が、フィンガー長方向(矢印りの方向)には1列
だけであり、これに垂直な方向(矢印Pの方向)にのみ
複数列並んでいるという点である。
以上のように構成されたマイクロ波集積回路素子の動作
を以下に説明する。入力リード(ゲート側)25および
出力リード(ドレイン側)26には、各々外部よりバイ
アスが引加される。入力リード25から入ったRF倍信
号入力側IMCによりFETのインピーダンスに整合さ
れボンディングワイヤーを通じてゲート電極に伝播され
、左右に広がりつつある各ゲートフィンガーに分配され
て増幅される。増幅されたRF倍信号ドレインフィンガ
ーを通じてドレイン電極29に伝播された後、出力側I
MCにより所望の周波数帯域で負荷インピーダンスに整
合するよう各ドレイン電極からのRF倍信号合成され、
出力リード26より取り出される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記のような構成では、高出力化のために
ゲート幅を増す、即ちフィンガー数を増して行くと、矢
印Pの方向にのみ能動素子であるGaAsFET21の
チップサイズが増大してゆき、その周辺部を通過したR
F倍信号電気長(第2図(a)のB)が、中央部を通過
したRF倍信号電気長(第2図(a)のA)より長くな
ってしまい、位相差が生ずる。このため、出力側IMC
における合成の際に、たがいに打ち消し合い、出力や効
率の低下を招き、たいへん不都合であるという重大な課
題を有していた。
本発明は、前記従来技術の課題を解決するため、高出力
化のためにゲート幅を増しても、位相差の発生を抑制し
、合成ロスの極めて少ない、高効率なマイクロ波集積回
路素子を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明のマイクロ波集積回路
素子は、ドレイン、ゲート、ソースの各電極が交互に配
置され、かつ配線により接続されたフィンガー構造のマ
イクロ波集積回路の能動素子であって、フィンガー長方
向及びこれに垂直な方向の両方向ともに複数列のフィン
ガーを持つ能動素子を内蔵することを特徴とする。
[作用] 上記本発明の構成によれば、高出力化のためにゲート幅
を増す、即ちフィンガー数を増していっても、チップ幅
方向のサイズの増加は少なく、位相差の発生が抑制され
るので、合成ロスの極めて少ない、高効率なマイクロ波
集積回路素子を実現できる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を用いてさらに具体的に
説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるも
のではない。
第1図は本発明の実施例におけるマイクロ波集積回路素
子の概略を示すものである。第1図(a)において、1
は入力IMC,2は出力IMC,3人カリード、4は出
力リード、5はGaAs FET、6はインピーダンス
を微調整するためのパッド、7はパッケージである。
第1図(b)は、GaAsFET5の拡大図である。こ
のGaAsFET5は、ソース、ゲート、ドレインの各
電極を交互に複数個配置し、配線により接続した、いわ
ゆるフィンガー構造となっている。すなわち、ドレイン
電極9と、ゲート電極10と、ゲートフィンガー11と
で構成される。
ここで、本発明が従来のマイクロ波集積回路素子と本質
的に異なる点は、フィンガー群が、フィンガー長方向(
矢印りの方向)には3列、これに垂直な方向(矢印Pの
方向)には64列というように、両方向ともに複数列ず
つ並んでいるという点である。
本実施例では、ゲート長0.5μm1フインガ一長85
μm、1セルあたり48フインガーで4セル構成とし、
全体では16.32mmのゲート幅を有する。
上記のように構成されたマイクロ波集積回路素子の動作
において、チップ幅方向(矢印Pの方向)のサイズは同
じ長さのゲート幅を有する従来タイプのそれに比べ約1
73であるので、チップの周辺部を通過したRF倍信号
電気長(第1図(a)のB)と、中央部を通過したRF
倍信号電気長(第1図(a)のA)との差に起因する位
相差も約1/3となり、合成ロスが大幅に低減される。
通常合成ロスの発生が効率低下の主要原因であるので、
合成ロスの低減は、効率の向上に大きく貢献する。
なお、本実施例では能動素子をGaAsFETとしたが
、これに限定されるものではなく、増幅機能を有するも
のであれば何でも良く、例えば、バイポーラトランジス
タや他の半導体材料による増幅素子にも適用できる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明のマイクロ波集積回路素子
によれば、フィンガー長方向及びこれに垂直な方向の両
方向ともに複数列のフィンガー群を持つ能動素子を内蔵
することにより、従来に比べて、合成ロスの極めて少な
い、高効率なマイクロ波集積回路素子を得ることができ
るという特有の効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例におけるマイクロ波集積回
路素子の概略図、第2図は、従来のマイクロ波集積回路
素子の概略図である。 ■・・・入力IMC,2・・・出力IMC,3・・・入
力リード、4・・・出力リード、5・・・GaAsFE
T、6・・・パッド、7・・・パッケージ。 9・・・ドレンン電極 10・・・ゲート電極 11・・・ゲートフィンガー 第1図(1)) 第2図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドレイン、ゲート、ソースの各電極が交互に配置
    され、かつ配線により接続されたフィンガー構造のマイ
    クロ波集積回路の能動素子であって、フィンガー長方向
    及びこれに垂直な方向の両方向ともに複数列のフィンガ
    ーを持つ能動素子を内蔵することを特徴とするマイクロ
    波集積回路素子。
JP9088790A 1990-04-05 1990-04-05 マイクロ波集積回路素子 Pending JPH03289701A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022235A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Mitsubishi Electric Corp マイクロ波電力増幅器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5192185A (ja) * 1975-02-10 1976-08-12
JPS63211771A (ja) * 1987-02-27 1988-09-02 Nippon Mining Co Ltd 電界効果型トランジスタ

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