JPH03288373A - 記録媒体検査機能付き磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、媒体検査機能付きの磁気ディスク装置に関
し、詳しくは、従来専用の磁気ディスク検査装置により
行われている記録媒体に対する各種の検査を、磁気ディ
スク装置の実機により行うために、この実機に検査機能
を付加したものである。

［従来の技術］ コンピュータシステムの外部記憶装置として使用されて
いるハード磁気ディスク（以下単に磁気ディスクまたは
ディスクという）は、情報データを高密度に記録するも
ので、記録媒体に不均一などの欠陥があるときは品質が
低下するので生産段階で検査装置により厳密な検査が行
われる。検査においては、複数の磁気ディスクが実装さ
れた磁気ディスク装置を対象とし、各ディスクに対して
特定のパターンのテスト符号が書込み／続出しされ、符
号信号が欠落するミッシングエラー、その振幅が変動す
るモジュレーションエラー、符号信号が湧き出すエキス
トラエラーや、符号信号の位相ズレなどが検査される。

さらに、この検査により検出されたエラーの位置情報を
被試験磁気ディスク装置に登録し、動作中にエラー位置
が正常に回避されるか否かなどについて、総合的に実使
用状態が検査される。

この場合、第２図の構成による検査装置２が使用される
。検査装置２はマイクロプロセッサ（ＭＰＵ）２ａと、
メモリ部２ｂ、およびディスク制御回路（ＣＯＮＴ）２
ｃとエラー検出回路（ＥＲＲＤＥＴ）２ｄよりなる。メ
モリ部２ｂには所定のテストを含むテストプログラムが
格納され、これをＭＰＵ２ａが実行することにより指定
した磁気ディスク装置（ＤＫＵ）１が選択され、さらに
ＤＫＵｌに積層された複数の磁気ディスクより被検査デ
ィスクが指定され、そのトラックに対してテスト符号が
書込まれ、それが読み出されてエラー検査と動作確認が
行われる。

［解決しようとする課題］ 最近においては、コンピュータシステムの周辺機器はマ
イクロプロセッサを装備してインテリジェント化された
ものが多く、このような周辺機器は外部情報を必要とし
ない限り、センタコンピュータから切り離されて自体で
データを処理することができる。これに倣って、上記の
検査装置２の機能を実機のＤＫＵｌに設けて、自体で媒
体検査を行うことが考えられる。これによれば上記の検
査装置２を必要せず、磁気ディスク装置自身が任意に媒
体検査を行うことができ、種々のメリットかえられる。

この発明は、以上に鑑みてなされたもので、記録媒体の
検査機能を付加してインテリジェント化した磁気ディス
ク装置を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ この発明は、磁気ディスク装置に対して、記録媒体の検
査機能を付加したものである。マイクロプロセ、すと、
磁気ディスク装置に対する制御プログラムおよびテスト
プログラムを有し、テストプログラムの実行により、磁
気ディスク装置に装着された複数の磁気ディスクより被
検査ディスクを選択し、これに対して、テストプログラ
ムによるテスト符号の書込み／読出しを行い、読み出さ
れたテスト符号により媒体検査を行う検査部と、エラー
データを登録する登録部を具備したものである。

上言己の媒体検査は、被検査ディスクに対して書込み／
読出しされたテスト符号に発生した、符号のミッシング
エラー、モジュレーションエラーテスト符号が消去され
た状態で符号か湧き出すエキストラエラー、および符号
の位相ズレエラーのそれぞれに対するエラー検査、なら
びに、エラー検査により検出された各エラーのトラ、り
七における発生位置をテスト符号に指定し、指定された
エラーの発生位置に対して、アクセスを回避する動作を
確認する動作確認テストよりなるものである。

［作用コ 以りのこの発明による記録媒体検査機能付き磁気ディス
ク装置においては、マイクロプロセッサによる制御プロ
グラムの実行により、被検査ディスクが選択され、つい
でテストプログラムの実行によす、ミッシングエラー、
モジュレーションエラー、エキストラエラーおよび位相
ズレの各種のエラー検査と、エラー位置に対するアクセ
ス回避動作の確認とがなされ、えられたエラーデータが
登録部に登録される。この場合の検査は実機の磁電ディ
スク装置により天稼働と同等な動作状態で行われるので
、従来の専用の磁気ディスク検査装置による検査方法よ
り、より直接的にエラー検査と動作状態を確認すること
ができ、また、磁気ディスク装置自身により任意に検査
を行うことができるなど有利である。

［実施例コ 第１図は、この発明による記録媒体検査機能付き磁気デ
ィスク装置３の構成を示す。磁気ディスク装置３は、従
来の基本構成、すなわち磁気ヘッド３ａ、書込みアンプ
３ｂ、読出しアンプ３ｃ。

およびディスク・ヘッド制御部３ｄを有する。磁気ディ
スク装置のテストプログラムにより、ディスクが選択さ
れ、磁気ヘッド３ａが指定されたトラックヘシークする
。これに対してテストプログラムによるテスト符号のデ
ータが書込み／続出しアンプ３ｂ、３ｃを通してアクセ
スされる。なお、磁気ディスク媒体は図では省略してい
る。

この発明の実施例においては、以上の基本構成に対して
記録媒体検査機能として、ＭＰＵ３ｅ。

テスト符号を含むテストプログラムを格納したメモリ部
（ＭＥＭ）３ｆ　、テスト符号書込み部３ｇ１エラー検
出部３ｈ１および登録部３ｊよりなる検査部を付加する
。そして、外部からも検査できるように外部制御のため
の端子４ａ、４ｂ、４ｃを備えている。

記録媒体の検査においては、磁気ディスク装置自身の特
殊命令により、ＭＥＭ３ｒに格納されている制御プログ
ラムおよびテストプログラムを読出して実行する。制御
プログラムによるＭＰＵ３ｅの指令により、ディスク・
ヘッド制御部３ｄが被検査ディスクを指定し、これに対
応する磁気ヘッド３ａが所定のトラックをシークする。

ついで、テスト符号が、テスト符号書込み制御部３ｇに
よりタイミングがとられ、書込みアンプ３ｂを経て磁気
ヘッド３ａによりシークされたトラックの１周に対して
書き込まれる。書き込まれたテスト符号は、つづく１回
転において磁気ヘッド３ａ、読出しアンプ３ｃにより読
出され、エラー検出部３ｈにおいてエラーが検出され、
ＭＰＵ３ｅによりエラーデータが作成される。エラーデ
ータは登録部３ｊに登録される。そして、登録部３ｊの
エラーデータはＭ　Ｐ　Ｕ　３　ｅを介して外部に端子
４ｃから読出される。また、内部でテストできない項目
については、端子４ａ、４ｂ、４ｃを介して外部の検査
装置により検査が行われる。なお、検査は、上記の書き
込みのタイミングは図示しない回路により、ディスクよ
り検出されたインデックス信号を基準として行われる。

また、テスト符号書込み回路３ｇ１工ラー検出部３ｈは
、従来の磁気ディスク検査装置と同様のもので、小型な
電子部品によりコンパクトに構成することができ、また
、制御およびテストプログラムは従来のものがそのまま
利用できる。それらの内容は既に公知のものであるから
詳細な説明は省略する。

さらに、ディスク・ヘッド制御部３ｄにマイクロプロセ
ッサ（ＭＰＵ）が含まれている場合にはＭ　Ｐ　Ｕ　３
　ｅは、そのＭＰＵであってもよい。

［発明の効果］ 以上の説明により明らかなように、この発明による記録
媒体検査機能付き磁気ディスク装置においては、検査部
のマイクロプロセッサによる制御プログラムの実行によ
り、被検査ディスクが選択され、テストプログラムを実
行して各種のエラー検査と動作確認がなされ、えられた
エラーデータが登録部に登録されるもので、検査は磁気
ディスク装置自体により実稼働と同等な動作状態で行ゎ
れるので、従来の専用の磁気ディスク検査装置による検
査方法より、より直接的にエラー検査と動作状態を確認
することができ、また、ユーザー自身により任意に検査
を行うことができるなど有利な点があり、磁気ディスク
装置の進歩に寄与するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明による記録媒体検査機能付き磁気デ
ィスク装置の実施例の構成図、第２図は、該磁気ディス
ク装置に対する磁気ディスク検査装置の構成図である。 ２ｃ・・・ディスク制御装置（ＣＯＮＴ）、１・・・磁
気ディスク装置（ＤＫＵ）、２ａ・・・マイクロプロセ
ッサ（ＭＰＵ）、２ｂ・・・メモリ部、　　　２ｄ・・
・エラー検出部、３・・・記録媒体機能付き磁気ディス
ク装置、３ａ・・・磁気ヘッド、　　３ｂ・・・書込み
アンプ、３ｃ・・・読出しアンプ、 ３ｄ・・・ディスク・ヘッド制御部、 ３ｅ・・・マイクロプロセッサ（ＭＰＵ）、３ｆ・・・
メモリ部、 ３ｇ・・・テスト符号書込み制御部、 ３ｈ・・・エラー検出部、　　　３ｊ・・・表示部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ディスク装置内のテストプログラムの実行に
   より、上記磁気ディスク装置に装着された複数の磁気デ
   ィスクより被検査ディスクを選択し、選択された該被検
   査ディスクに対して上記テストプログラムによりテスト
   符号の書込み／読出しを行い、該読出しされたテスト符
   号により記録媒体の検査を行う検査部と、該検査により
   えられたエラーデータを登録する登録部とを、上記磁気
   ディスク装置に具備したことを特徴とする、記録媒体検
   査機能付き磁気ディスク装置。
2. （２）上記の記録媒体の検査は、上記被検査ディスクに
   対して書込み／読出しされたテスト符号に発生した、符
   号のミッシングエラー、モジュレーションエラー、テス
   ト符号が消去された状態で符号が湧き出すエキストラエ
   ラー、および符号の位相ズレエラーに対するそれぞれの
   エラー検査、ならびに、該エラー検査により検出された
   、トラック上における該各エラーの発生位置をテスト符
   号に指定し、指定されたエラー発生位置に対してアクセ
   スを回避する動作を確認する動作確認テストよりなる、
   請求項１記載の記録媒体検査機能付き磁気ディスク装置
   。