JPH03287928A - 油圧ショベルの油圧回路 - Google Patents

油圧ショベルの油圧回路

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JPH03287928A
JPH03287928A JP2087567A JP8756790A JPH03287928A JP H03287928 A JPH03287928 A JP H03287928A JP 2087567 A JP2087567 A JP 2087567A JP 8756790 A JP8756790 A JP 8756790A JP H03287928 A JPH03287928 A JP H03287928A
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travel
pump
oil passage
signal
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Yukitaka Mimura
三村 幸敬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は油圧ショベルの油圧回路に関するものである。
(従来技術) 一般に油圧ショベルは旋回体、走行体とブーム。
アーム、パケットなどから成るアタッチメントを備えて
おり、これらはそれぞれ旋回モータ、左右走行モータ、
ブームシリンダ、アームシリンダ。
パケットシリンダなどの油圧アクチュエータによって駆
動される。そしてこれらの油圧アクチュエータは各種方
向M錘弁によりそれぞれ単独にあるいは複合して制御さ
れる。
従来最も一般的な油圧駆動方式はこれらの方向制御弁を
2つのグループに分け、各グループを別個の油圧ポンプ
に接続すると共に各グループ内では油圧ポンプに対して
各方向制御弁をおおむね並列に接続するものである。こ
の従来技術に係る油圧回路の一例を第4図に示す。
第4図において、2個の油圧ポンプ1と2が備えられ、
第1の油圧ポンプ1に対して左走行モータ3.旋回モー
タ5.アームシリンダ6が第1のグループを形成し、第
2の油圧ポンプ2に対して右走行モータ4.ブームシリ
ンダ8.パケットシリンダ7が第2のグループを形成す
る。
前記各アクチュエータの作動を制御する方向制御弁とし
て、油圧ポンプ1に対して左走行制御弁11、ブーム■
制御弁13.旋回制御弁14.アームI制御弁15がそ
れぞれ並列に接続され、又油圧ポンプ2に対して右走行
制御弁12.ブーム■制御井18.パケット制御弁17
がそれぞれ並列に接続され、さらに最下流位置にアーム
■制御弁16がタンデムに接続されている。
ブーム■制御弁18とブーム■制御弁13は、図示しな
いブーム用操作レバーを操作することにより連動して切
換わり、特に高速が要求されるブーム上げ操作時には油
圧ポンプlの圧油が配管61を介して油圧ポンプ2に合
流する構成となっている。符号60はブームシリンダの
自然降下を防止する為のチェック弁である。同様にアー
ムI制御弁15とアーム■制御弁16は図示しないアー
ム用操作レバーを操作することにより連動して切換わり
、特に高速が要求されるアーム引込操作時には油圧ポン
プ2の圧油が配管62を介して油圧ポンプlに合流して
アームシリンダ6に供給される構成となっている。
符号19は前記方向切換弁群の上流に設置した走行直進
弁であり、油圧ポンプ1の中立油路34上最上流に位置
し、またブーム■制御弁18.パケット制御弁17はこ
の走行直進弁19を介して油圧ポンプ2に並列に接続さ
れている。方向制御弁11乃至18はそれぞれ主制御弁
の切換に連動して信号用油路を遮断する補助切換弁21
乃至28を有している。
次にパイロットポンプ31により発生したパイロット圧
油はオペレータのレバー操作により操作用パイロットバ
ルブ29.30等(図では走行用のみを示す)を介して
適宜前記方向制御弁1工乃至18の両端受圧ポートに導
かれ、該方向制御弁を切換え各アクチュエータを作動さ
せる。図で63はパイロット圧油ライン、64乃至67
はパイロットバルブから前記方向制御弁へ導かれたパイ
ロット作動ライン(図では走行用のみ)を示す。
さらにこのパイロット圧油は信号用油路32を構成して
いる。その中で信号用油路32aは補助切換弁21を、
信号用油路32bは補助切換弁22を、信号用油路32
cは補助切換弁23,24,25゜26.27及び28
をこの順に介してタンクへ連通している。信号用油路3
2dは油路32から分岐して前記走行直進弁19のポー
トAへ導かれる。
尚ここでパイロットポンプ31で発生する圧油は、前記
各方向制御弁が中立状態にある時は信号用油路32a、
32b、32cがタンクに連通しているにもかかわらず
絞り33によって必要な圧力が確保され、前記パイロッ
トバルブ29.30等へ導かれて各アクチュエータの作
動を可能としている。
左走行制御弁11の入力ポート38は、入力ポート38
側へのみ圧油を供給するチェック弁付絞り39を介して
油圧ポンプ1の並列油路35に接続されている。アーム
I制御弁の直前の並列油路35上に絞り41を設け、ア
ーム夏制御弁15と旋回制御弁14を同時に操作した場
合の旋回加速力低下を防止している。油圧ポンプ1,2
はそれぞれ中立油路34及び36の最下流に設けたボン
プコントロール弁42及び43を介してタンク44に連
通し、また上流の各方向制御弁が中立状態すなわち何も
仕事をしていない時には油圧ポンプ1゜2の吐出量を最
少の位置に保持するレギュレータ45.46を有してい
る。68.69はポンプレギュレータの信号用油路であ
る。油圧ポンプエ、2゜31はそれぞれの吐出圧力を設
定するリリーフ弁47.48.49を有している。
上記従来技術回路の特徴の一つは、走行直進弁19の働
きにあり、走行と他のアクチュエータを同時操作した時
の本体の走行直進性を確保するものである。その作用を
説明すると、 (↓)走行のみを操作した場合; 走行レバーにより走行用パイロットバルブ29゜30を
作動して、左走行制御弁11のみ、または右走行制御弁
12のみ、あるいは両者を同時に操作した場合、補助切
換弁21.22のいずれか、または両者が断位置口とな
って信号用油路32aまたは32b、あるいは32a、
 32b共に遮断されるが、他のアクチュエータは操作
していないので信号用油路32cはタンクに連通したま
まである。従って油路32dに圧油は発生せず走行直進
弁19は通常位置19aのままである。このため左走行
モータ3は油圧ポンプ1により、右走行モータ4は油圧
ポンプ2によりそれぞれ独立に駆動され、いわゆる1速
走行となる。
(2)走行以外のアクチュエータを操作した場合;走行
以外の方向制御弁13乃至18のいずれか1個以上の方
向制御弁を操作した場合、信号用油路32cはいずれか
の補助切換弁の断位置により遮断されるが、信号用油路
32a及び32bがタンクに連通しているため、油路3
2dに圧油が発生せず、走行直進弁19は通常位置19
aのままである。これにより走行以外のアクチュエータ
も油圧ポンプ1及び2によりそれぞれ独立に駆動される
。但し本回路ではブーム上げ作業時、アーム引込み時は
左右ポンプの圧油が合流する構成となっている。
(3)走行を左右同時に操作しながら他の7クチユエー
タを操作した場合; 左右走行と他のアクチュエータを同時に操作した場合は
、左右走行制御弁11.12に連動した補助切換弁21
.22がそれぞれ断位置口となるため信号用油路32a
、 32bが遮断され、さらに他のアクチュエータの制
御弁↓3乃至18に連動した補助切換弁23乃至28の
いずれか1個以上が断位置口となって信号用油路32c
が遮断されるので油路32dに圧油が発生し、走行直進
弁19が切換位置L9bに切換わる。これにより油圧ポ
ンプ2の圧油は、中立油路36を経て右走行制御弁12
に供給されると同時に並列油路70.走行直進弁の19
b位置、中立油路34を経て左走行制御弁1工にも並列
供給される。
一方油圧ポンプ1の圧油は並列油路35を経て、あるい
は走行直進弁の19b位置、並列油路37を経て操作さ
れたアクチュエータ用制御弁に並列に供給される。この
ことは、すなわち左右走行の同時操作による直進走行中
にブーム、旋回などの他の動作を行なっても、油圧ポン
プ2の圧油が左右走行モータ3,4に独占的に供給され
、並列駆動による走行の直進性を保証するものである。
尚この場合、油圧ポンプ2の吐出圧油を2個の走行モー
タ3,4で等分して吸収する為、走行のみを操作した場
合の半分の速度つまり走行0.5速となる。
次にチェック弁付絞り弁39について説明すると、走行
直進中に他のアクチュエータをひんばんに作動した場合
、走行直進弁19の断続的切換えに伴って走行速度が1
速−0,5速とひんばんに切換おり走行のショックを伴
うこととなる。そこでこのチェック弁付絞り弁39の開
度を適当に設定することにより、例えばブーム上げ、ア
ーム押出しなどの駆動圧力が高いアクチュエータ側のポ
ンプ1側回路の一部圧油を相対的に低圧であるポンプ2
側の走行回路へ供給して走行速度の急変を防止するもの
である。
また、走行中に旋回駆動をした場合は、一般に旋回加速
圧は回路のリリーフ圧力まで上昇し、旋回加速中はその
大部分がリリーフ弁よりタンクへ捨てられることになる
が、このチェック弁付絞り弁39により一部を走行回路
へ供給できるので、エネルギーロスを防ぎ走行速度の向
上を図ることができる。
尚第4図ではチェック弁付絞り弁39から糸走行制御弁
↓工にのみ圧油を供給しているが、油圧ポンプ2が走行
モータ3,4を並列に駆動しているので直進性は保たれ
るものである。
上記の様に第4図に示した従来回路によると、走行直進
中に他のアクチュエータを操作しても、ポンプ2の圧油
を優先的に左右走行モータに供給するので走行直進性は
保たれ、さらに他のアクチュエータの鮭動時の余剰油の
一部を走行回路へ供給し、速度向上を図る効率的な油圧
回路を提供しているが、次の様な欠点をも有している。
すなわち直進走行中にブーム下げ、アーム引込みなど負
荷の小さい動作を行なった場合、走行直進弁が切換わり
、ポンプ1はブーム下げ、アーム引込みなどを駆動する
が、走行回路より低圧のため絞り弁39より走行側へ圧
油を供給できない。
この結果それまでポンプ1,2と2個のポンプで走行駆
動されていた本体が急にポンプ2のみで走行駆動される
こととなり急減速を起してしまう。
これを何度もくり返す作業では荷揺れや荷こぼれを起こ
し非常に操縦しづらいものとなる。
また第1図の回路では走行のみを操作した場合はいわゆ
る1速であるが、精密な位置決め作業を行なう為の超微
速走行を実現するには、その都度別に設けたスロットル
レバーによりエンジン回転数を下げる必要があり操作が
面倒である。
(発明が解決しようとする課題) 油圧ショベルはその汎用性によりあらゆる建設現場で使
用されているが、とりわけ走行については近年高速走行
による機動性改善が進み、現場移動、資材運搬等に威力
を発揮している。ところが、資材運搬や生コン裏込めな
どの走行しながらの作業では、時に微速走行が求められ
る。また走行を含む複合操作時において、他のアクチュ
エータの作動の開始や停止時に走行スピードが変化する
ことは荷揺れや荷こぼれを誘発し、精密作業をする場合
に好ましくない。
本発明は油圧ショベルの走行作業において通常速度より
低い微速走行を実現し、さらに微速走行時に他のアクチ
ュエータを作動しても走行スピードが変化しない走行独
立の油圧回路を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 第1のポンプに対して一方の走行制御弁を最上流に配置
し、走行以外のアクチュエータをその下流に並列に接続
し、第2のポンプに対して他方の走行制御弁を最上流に
配置し、走行以外のアクチュエータをその下流に並列に
接続し、さらに最下°流にアーム■制御弁をタンデムに
接続し、前記一方の走行制御弁の上流の中立油路上に、
通常時は第1ポンプの中立油路と第2ポンプの並列油路
を構成する第1の位置と、切換時は第2ポンプの圧油を
一方の走行制御弁にも供給可能とし、また第エボンプの
圧油を第2ポンプ側の並列油路にも供給可能とする第2
の位置を有する走行直進弁を配した油圧ショベルの油圧
回路において、前記第1ポンプの並列油路と前記一方の
走行制御弁の入口ポート間を通常時は走行制御井側への
み流れを許すチェック弁付絞り弁によって連通し、切換
時は油路を閉塞する位置を有する第工の開閉弁にて接続
し、前記第2ポンプの並列油路最下流に、通常時は第2
ポンプの並列油路を閉塞し、切換時はその並列油路を第
1ポンプ側のポンプコントロール弁の上流へ連通する位
置を有する第2の開閉弁を設置し、さらに走行直進弁を
切換える信号用油路中に、通常時は前記2つの開閉弁の
受圧ポートをタンクに開放し、切換時は受圧ポートをパ
イロットポンプに連通ずる位置を有する電磁弁を設置し
前記電磁弁を切換えた状態では、左右の走行を同時操作
した場合に前記走行直進弁、第■及び第2の開閉弁の3
つの弁が同時に切換る様に信号用油路を構成し、さらに
この状態で走行以外の任意のアクチュエータを操作した
時、前記第2の開閉弁を通常位置に戻す様に信号用油路
を構成した。
(実施例) 本発明の実施例を第1図に基いて説明する。なお従来技
術と同一構成要素については第4図と同じ符号を付して
説明する。
左走行制御弁11の入力ポート38と油圧ポンプ上の並
列油路35を、通常時はチェック弁付絞り弁にて連通ず
る位fi50aと、信号圧力を受けた時は油路を閉塞す
る位置50bを有する第1の開閉弁50を介して接続す
る。
ポンプ2の並列油路37とポンプlのポンプコントロー
ル弁42の上流とを、通常時は回路を閉塞する位置51
aと、信号圧力を受けた時は連通ずる位置s1bを有す
る第2の開閉弁51を介して接続する。
信号用油路32cにおいてブーム■補助切換弁23の直
前に、通常時は補助切換弁23乃至28をこの順にパイ
ロットポンプ31に接続すると共に、前記第1及び第2
の開閉弁50.51の信号用受圧ポートをタンクに連通
ずる位[52aと、切換時は前記補助切換弁23乃至2
8を絞り56を介してパイロットポンプ31に接続する
と共に前記第1及び第2の開閉弁50.51の信号用受
圧ポートを前記パイロットポンプ31に接続する位置5
2bを有する電磁弁52を設置する。
前記第2の開閉弁5工への信号用油路中に、前記電磁弁
52を52bに切換えた状態において、通常時は第2の
開閉弁5工の信号用受圧ポートをパイロットポンプ31
に連通する位置53aと、信号圧力をうけた時は該開閉
弁51の信号用受圧ポートをタンクに連通ずる位@53
bを有する切換弁53を設置する。
前記各種切換弁50,51,52.53の各ポート間を
、 1)電磁弁52の一方の出力ポートBと補助切換弁23
の入力ポートEを信号用油路75で、2)電磁弁52の
一方の出力ポートBと切換弁53の信号用受圧ポートF
を信号用油路76で、3)電磁弁52の他方の出力ポー
トCと第1の開閉弁5oの信号用受圧ポートDを信号用
油路77で、 4)電磁弁52の他方の出力ポートCと切換弁53の入
力ポートGを信号用油路78で、5)切換弁53の出力
ポートHと第2の開閉弁51の信号用受圧ポートエを信
号用油路79で、それぞれ接続する。
第2図は本発明の第2実施例を示し、前記切換弁53を
廃止し、前記信号用油路78を直接第2の開閉弁51の
受圧ポートIに導くと共に、他の信号用油路76を開閉
弁51の他方の信号用受圧ポートJに接続して、エポー
トにあるいはJポートに信号圧力を作用させて開閉弁5
1をそれぞれ51bあるいは51aに切換え、また信号
圧力がエポートJポートに同時に作用した時はばね力K
により51a位置を保持する構成としたものである。
第3図は本発明の第3実施例を示し、前記第2の開閉弁
51の作用をアーム■制御弁16の内部に組込んだ構成
としている。図でアーム■制御弁の一方の切換位置16
bにおいて、油圧ポンプ2の並列油路37の延長油路7
1を油圧ポンプ上のポンプコントロール弁42側へ配管
72を介して連通ずる構成としている。
さらに該制御弁16を16bに切換えた時、補助切換弁
26の信号用油路を連通位置イとしている。
また、前記切換弁53の出力ポートHからの信号用油路
79を前記アーム■制御弁16の一方の受圧ポートLに
導いた構成としている。
(作動) 第1図において電磁弁52が通常位置52aにある時は
、パイロットポンプ31の正補は信号用油路32cから
75.補助切換弁23乃至28を経てタンク44へ連通
しており、一方間閉弁50.51の信号用受圧ポートD
、Iもそれぞれ電磁弁の52a位置を介してタンクへ連
通している為、開閉弁50゜51は作動せず、従来回路
と機能的に何ら変らない。
次に電磁弁52を切換位置52bに切換えると、信号用
油路77.78,79は電磁弁の52b位置を介してパ
イロットポンプ31に接続し、また信号用油路75.7
6は電磁弁52の切換位置52b内の絞り56を介して
パイロットポンプ3工に接続する。−力信号用油路32
a、 32bは従来通り補助切換弁21.22を経てタ
ンクへ通じている。
さてこの様に電磁弁52を52bに切換えた状態で、 1)オペレータが左右の走行制御弁11.12を同時に
操作して走行作業のみを行なうと、連動した補助切換弁
21.22が信号用油路32a、 32bを閉塞し、一
方電磁弁の切換位置52b中には絞り56があるため信
号用油路32に圧力が発生し、この圧力は信号用油路3
2dを介して走行直進弁19を切換位置19bに切換え
る。またこの信号圧力は電磁弁52b、信号用油路77
を介して開閉弁50を切換位置50bに、さらに信号用
油路78.79を介して開閉弁51を51bにそれぞれ
切換える。
尚この時信号用油路75.76はまだタンクに連通して
おり圧力は発生していない。走行直進弁19が切換位置
19bに切換るため、左右走行モータ3゜4は油圧ポン
プ2で並列に開動されることとなり、通常走行速度の半
分すなわち0.5速による走行が可能となる。
一方、ポンプ1の圧油は開閉弁50が閉位置50bとな
るため走行回路への応援を断たれ、さらに開閉弁51が
51bに切換わり、並列油路37及び71をタンク回路
へ連通するため、走行直進弁19の19b位置、並列油
路37,71.開閉弁51b。
配管72、ポンプコントロール弁42を経てタンク44
ヘアンロードされる。この時ポンプ(はポンプコントロ
ール弁42により発生した制御圧がレギュレータ45に
作用し、吐出量を最小に保持してエネルギーのロスを防
止できる。
2)次に前記走行0.5速により走行中に他のアクチュ
エータを操作した場合は、補助切換弁23乃至28の少
なくとも1つ以上が信号用油路75を遮断する為信号用
油路76にも圧力が発生し切換弁53を53bに切換え
る。これによりそれまで圧油発生していた信号用油路7
9はタンクに連通し、開閉弁5工ばばねKにより位置5
1aに戻されて、並列油路37,71をタンク回路から
遮断する。
つまり走行0.5速により直進中に走行以外のアクチュ
エータを同時操作した場合、油圧ポンプ2の圧油は左右
走行モータ3,4に並列に供給されるので微速走行を継
続できると共に、油圧ポンプ1の圧油は開閉弁50が閉
位置50b、開閉弁5工が閉位1ii51aに保持され
るので、走行以外の操作されたアクチュエータにのみ供
給される。これにより走行と他のアクチュエータを同時
操作しても走行速度が変化しない走行独立性を実現する
ことができる。
また第2図に示した第2の実施例では電磁弁52を52
bに切換えた状態で、 1)走行のみを操作した場合は信号用油路78を直接第
2の開閉弁の受圧ポートエに導びき、該開閉弁を51b
に切換えると共に、 2)この状態で走行以外のアクチュエータを操作した場
合は、信号用油路76に発生した信号圧力を直接開閉弁
51の他の受圧ポートJに導いているため、開閉弁51
は両端受圧ポートに同じ圧力を受けるので釣りあうが、
ばね力Kにより通常位置51aを保持することとなり、
いずれも第1図に示した回路と同じ作用をする。
さらに第3図に示した第3の実施例では電磁弁52を5
2bに切換えた状態で、 1)走行のみを操作した場合は信号圧力が油路78、切
換弁53a、油路79を介してアーム■切換弁16の一
方のパイロットポートLに作用し、並列油路37.71
を開位置]、6bに保持する。この時補助切換弁26も
信号用油路を開位置イとしであるため第1図回路と同じ
作用をする。
2)また走行直進中に走行以外のアクチュエータを同時
操作した場合は、信号圧力が油路76に発生し、切換弁
53を53bに切換えて信号用油路79をタンクに開放
する為、アーム■切換弁16は中立位置16cに復帰し
、並列油路71を遮断する。すなわちこれも第工図に示
した回路と同し作用をする。
つまり、第2の開閉弁51をアーム■切換弁に組込んだ
構成では、切換位置16bで微速走行中にアーム■を操
作した場合でも切換弁53により信号用油路79をタン
クに開放するため、双方の機能が干渉する恐れはなく、
アーム■が優先する合理的な作用を実現することができ
る。
尚、第2図に示した本発明の第2の実施例では信号用油
路78.76を直接開閉弁5↓の両側に導いた構成とし
たので、切換弁53を省略することができ、より安価な
回路を提供することができる。
また第3図に示した本発明の第3の実施例では。
開閉弁51の機能をアーム■切換弁の他方の切換位置に
組込可能としたため、開閉弁51を省略することができ
、さらに効率的な回路を提供することができる。
(効果) 本発明によれば、あらかじめ別途設けたスイッチ等によ
り電磁弁52を切換値1i:52bに切換えておくこと
により、左右走行のみを同時操作した場合に、ポンプ2
の圧油を左右走行モータ3,4で等分するため、従来回
路の半分の走行速度(すなわち0.5速の微速走行)を
実現することができる。
またこの微速走行中に他のアクチュエータを操作しても
ポンプ1は走行回路へ圧油を供給し得ないので走行の独
立性が保証される。すなわち油圧ショベルで走行しなが
らアタッチメントを操作して、例えばパケット内土砂の
排土や生コンの裏込めなどを行なう時も走行速度に変化
を生じることなく、なめらかな精密作業が可能となる。
もちろんスイッチ等を切って電磁弁を通常位置52aに
戻すと、従来通り走行速度アップ(1速)を実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例回路を示す。 第2図は同じく第2実施例回路を示す。 第3図は同じく第3実施例回路を示す。 第4図は公知油圧回路を示す。 図において: 1.2.31  油圧ポンプ 3.4 走行モータ  5 旋回モータ6 アームシリ
ンダ  7 パケットシリンダ8 ブームシリンダ 1
1.12  走行制御弁13〜18  他のアクチュエ
ータ用方向制御弁19  走行直進弁   21〜28
  補助切換弁29.30  パイロットバルブ 32  信号用油路   33  絞り34  中立油
路    35  並列油路36  中立油路    
37  並列油路38  人力ポート 39  チェック弁付絞り弁 41  絞り 42.43  ポンプコントロール弁 44  タンク      45.46  レギュレー
タ47.48.49  リリーフ弁 50.51  開閉弁    52  電磁弁53  
切換弁     56  絞り60  チェック弁  
 61.62  配管63  パイロット圧油ライン 64〜67  パイロット作動ライン 68、69  信号用油路  70.71  並列油路
72  配管      75〜79  信号用油路以

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1のポンプに対して一方の走行制御弁を最上流に配
    置し、走行以外のアクチュエータをその下流に並列に接
    続し、第2のポンプに対して他方の走行制御弁を最上流
    に配置し、走行以外のアクチュエータをその下流に並列
    に接続し、さらに最下流にアームII制御弁をタンデムに
    接続し、前記一方の走行制御弁の上流の中立油路上に、
    通常時は第1ポンプの中立油路と第2ポンプの並列油路
    を構成する第1の位置と、切換時は第2ポンプの圧油を
    一方の走行制御弁にも供給可能とし、また第1ポンプの
    圧油を第2ポンプ側の並列油路にも供給可能とする第2
    の位置を有する走行直進弁を配した油圧ショベルの油圧
    回路において、前記第1ポンプの並列油路と前記一方の
    走行制御弁の入口ポート間を通常時は走行制御弁側への
    み流れを許すチェック弁付絞り弁によって連通し、切換
    時は油路を閉塞する位置を有する第1の開閉弁にて接続
    し、前記第2ポンプの並列油路最下流に、通常時は第2
    ポンプの並列油路を閉塞し、切換時はその並列油路を第
    1ポンプ側のポンプコントロール弁の上流へ連通する位
    置を有する第2の開閉弁を設置し、さらに走行直進弁を
    切換える信号用油路中に、通常時は前記2つの開閉弁の
    受圧ポートをタンクに開放し、切換時は受圧ポートをパ
    イロットポンプに連通する位置を有する電磁弁を設置し
    、前記電磁弁を切換えた状態では、左右の走行を同時操
    作した場合に前記走行直進弁、第1及び第2の開閉弁の
    3つの弁が同時に切換る様に信号用油路を構成し、さら
    にこの状態で走行以外の任意のアクチュエータを操作し
    た時、前記第2の開閉弁を通常位置に戻す様に信号用油
    路を構成したことを特徴とする油圧ショベルの油圧回路
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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