JPH03286214A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子機器において、所定時間以上キー人力が
なかった場合に、自動的にＬＣＤデイスプレィ等のデイ
スプレィの照明をオフにすることができるデイスプレィ
の照明オフ装置に関する。

（従来の技術） バックライト、サイドライト等の照明手段を備えたＬＣ
Ｄデイスプレィを有する電子機器では、消費電力の削減
や素子の保護のために、所定時間以上キー人力がなかっ
た場合に、自動的に照明手段をオフにするＬＣＤデイス
プレィの照明オフ装置が設けられている場合が多い。以
下では、そのような照明手段及び照明オフ装置の典型例
としてとして、ＬＣＤデイスプレィのバックライト及び
バックライトオフ装置を説明する。

従来のバックライトオフ装置は、電子機器のシステムプ
ログラムの立ち上げ時に設定された監視時間を随時計時
し、牛−人力があるとこの計時を初期化すると共に、キ
ー人力がないまま継続して計時が完了した場合には、Ｌ
ＣＤデイスプレィのバックライトをオフにして、特定の
キー人力を待機するようになっていた。

（発明が解決しようとする課題） ところが、電子機器上で動作するアプリケージ璽ンブロ
グラムによっては、キーオペレーションがブランクとな
る時間が長いものがあり、このような場合に頻繁にバッ
クライトがオフになったのでは煩わしいことがある。し
かしながら、上記従来のバックライトオフ装置では、監
視時間がシステムプログラムの立ち上げ時に１度だけデ
ィスク装置等から読み込まれて設定されるので、この監
視時間がシステムで固定されていたり、ユーティリティ
プログラムによって変更可能な場合にも、−旦システム
をリセットして再度ディスク装置等から読み込み直さな
ければこの変更が有効にならないために、使用者に不便
をかけるという問題があった。

また、従来のバックライトオフ装置は、バックライトが
一旦オフになると、特定のキー人力が行われるまでルー
プするルーチンに入るため、使用者がこの特定のキーを
忘れると、いちいちマニュアルで探さなければならず面
倒であるという問題もあった。さらに、ここでのキー人
力の待機ルーチンは、システムプログラムのキー人力処
理ルーチンよりも上位のプログラム又は他の割り込みル
ーチン内に設定されるために、バックライトをオンにす
るためのキー人力は、この待機ルーチン内で読み捨てら
れることになり、使用者に無駄なキー人力を強いるとい
う問題も生じていた。

本発明は、上記事情に鑑み、牛−人力がない場合に計時
される監視時間をアプリケーションプログラム等からも
随時変更可能にすると共に、システムプログラム内のキ
ー人力処理によって照明手段をオンに戻させるようにす
ることにより、この際の牛−人力を無駄にすることのな
いデイスプレィの照明オフ装置を提供することを目的と
している。

（課題を解決するための手段） 本発明のデイスプレィの照明オフ装置は、照明手段を備
えたデイスプレィと、キー人力装置と、データ記憶装置
とを有する電子機器のためのデイスフレイの照明オフ装
置であって、システムプログラムによってデータを初期
設定される、該データ記憶装置内に設けられた監視時間
データ記憶領域と、一定時間ごとに計時を行い、該監視
時間データ記憶領域内に格納されたデータ分の計時が継
続して完了した場合に該照明手段をオフにする計時手段
と、該牛−人力装置からのキー人力を監視し、キー人力
があった場合に、バッフ７リングのためのキー人力バッ
ファにこの入力データをセットし、該計時手段を初期化
し、かつ、該照明手段がオフ状態のときにこれをオンに
するキー人力処理手段と、該監視時間データ記憶領域内
のデータを任意に書き換えることができる監視時間デー
タ書換手段とを備えており、そのことにより上記目的が
達成される。

（作用） 監視時間データ記憶領域は、通常ＲＡＭ上におけるシス
テムプログラムのデータ領域内に取られる。計時手段は
、通常ＲＡＭ上の特定の領域に計時データを置くと共に
、この計時データに一定時間ごとに演算を施す割り込み
プログラム等によって実現される。そして、キー人力処
理手段の初期化によって監視時間データ記憶領域内のデ
ータを計時データにセ、）される場合には、一定時間ご
とにこの計時データの減算を行い、演算結果がＯとなっ
た場合にＬＣＤデイスプレィのバンクライト（照明手段
）をオフする。また、キー人力処理手段の初期化によっ
て計時データがＯに初期化される場合には、一定時間ご
とにこの計時データの加算を行い、演算結果が監視時間
データ記憶領域内のデータと一致した場合にＬＣＤデイ
スプレィのバックライトをオフすることになる。

キー人力処理手段は、自身の一連のルーチンによって随
時キー人力を監視する他、別個設けられたキー人力監視
ルーチンからの割り込み等を受け付けることによって監
視することもできる。また、このキー人力処理手段がセ
ットしたキー人カバ、ッファの入力データは、システム
プログラムの他のルーチン又はアプリケーションプログ
ラム等によって取り出されることになる。

監視時間データ書換手段は、通常リンクモジュールとし
て提供され、アプリケーションプログラムにリンクされ
ることによって使用可能となる。

上記構成により、計時手段は、キー人力処理手段によっ
て初期化されない限り計時を続行するので、監視時間デ
ータ記憶領域内に格納されたデータ分の時間だけキー人
力がないと、デイスプレィのバックライトをオフにする
。そして、この計時手段によって一旦オフにされたデイ
スプレィのバックライトは、キー人力装置からのキー人
力のバッファリングを行うためのキー人力処理手段によ
って牛−人力が検出された際にオンに戻される。

従って、このバックライトをオンにするための入カキ−
は任意のものとすることができる。また、この際に入力
されたキーデータは、キー人カバ。

ファを介してアプリケージ２ンプログラム等が取り込む
ことができる。さらに、上記監視時間データ記憶領域内
に格納されたデータは、監視時間データ書換手段をリン
クすることにより、アプリケーションプログラムの実行
中であっても任意に書き換えが可能となり、バックライ
トがオフされるまでの時間をアプリケーションプログラ
ムごとに変更することができる。

（実施例） 本発明を実施例について以下に説明する。

本実施例の電子機器は、第３図に示すように、中央処理
装置としてのＣＰＵＩを備え、このＣＰＵ１のバス２に
ＲＯＭ３及びＲＡＭ４並びにＬＣＤデイスプレィ５、キ
ーボード６及びディスク装置７が接続されている。ＲＯ
Ｍａ内には、初期プログラムが格納され、ディスク装置
７には、システムプログラムや各種アプリケーションプ
ログラムが格納されている。そして、電子機器の電源オ
ン時やリセット時には、ＣＰＵ１がこのＲＯＭａ内の初
期プログラムによってディスク装置７内のシステムプロ
グラムをＲＡＭＡ上にロードしこれを実行スる。このシ
ステムプログラムは、各種アプリケージフンを選択して
ＲＡＭｄ上にロードし実行することができる。また、こ
のディスク装置７内には、後に説明するＲＡＭｄ上の監
視時間領域のデータを書き換えるためのプログラムがリ
ンクモジュールの形で格納されている。そして、この監
視時間領域書換モジュールは、アプリケーションプログ
ラムに静的にリンクすることにより、これらのプログラ
ム内で利用することができるようになっている。キーボ
ード６は、多数の牛−を備えた入力装置であり、ここか
らのキー人力は、システムプログラム内のキー人力処理
ルーチンによって一旦ＲＡＭｄ上の所定領域に設定され
た牛−人力バノファにセットされバッファリングが行わ
れる。システムプログラムの他のルーチンやアプリケー
ションプログラムでは、必要に応じてこのキー人カバ・
７フアからキー人力データを取り込むことができる。Ｌ
ＣＤデイスプレィ５は、システムプログラムやアプリケ
ーションプログラムからのデータ又はメツセージ等を表
示するためのマトリクス型液晶表示によるデイスプレィ
装置であり、ＥＬ等によるバックライトが設けられてい
る。

上記システムプログラム内のキー人力処理ルーチンの動
作を第１Ａ図のフローチャート及び第２図のメモリマツ
プに基づいて説明する。まず、ステップＳ１において、
ディスク装置７からシステムプログラムがＲＡＭｄ上に
ロードされ立ち上がると、このディスク装置７の特定領
域に書き込まれた監視時間データを読み込む（ステップ
Ｓ２）。

このディスク装置７上の監視時間データは、従来と同様
にユーティリティプログラムによって書き換えることが
できるが、この書き換えられたデータを利用する場合に
は、システムを再度リセットしなければならない。この
ディスク装置ｔ７上の監視時間データは、このデータが
有効なものであることを示すＩＤ（識別標識）が付加さ
れ、ユーティリティプログラムによる書き換えの際にも
同時に書き込まれるようになっている。システムプログ
ラムは、この監視時間データを読み込むと、そのＩＤを
検査することにより有効なデータかどうかの判断を行う
（ステップＳ３）。読み込まれた監視時間データが有効
なものであると判断されると、第２図に示すＲＡＭＪ上
の特定の領域である監視時間領域ＴＩＭＥにこのデータ
を書き込む（ステップＳ４）。しかしながら、読み込ま
れた監視時間データが無効なものであると判断された場
合には、システムプログラムに予め設定されていた既定
値がこの監視時間領域ＴＩＭＥに書き込まれることにな
る（ステップ３５）。このようにして監視時間領域ＴＩ
ＭＥのデータがセットされると、このデータがＲＡＭＪ
上の他の領域である計時領域ＣＮＴに転送されて（ステ
ップｓ６）、キーボード６からのキー人力の監視が開始
される（ステップＳ７）。

キー人力が行われない場合には、このステップ５７１７
）処理を繰り返すことによりキーが入力されるまで待機
する。なお、実際にはこのキー人力の監視は他のキー人
力監視プログラム等によって実行され、キー人力処理ル
ーチンは、このキー人力監視プログラム等からの割り込
みを待って動作する割り込み処理ルーチンを構成するの
で、システムプログラムやアプリケーションプログラム
はこの間も他の処理を実行することが可能となる。

ステップＳ７において、キー人力があった場合には、こ
のキー人力データをＲＡＭＡ上の特定の領域に設定した
キー人力バッファにセットする（ステップＳ８）。この
キー人力バッファは、ＦＩＦ　Ｏ（ｆｉｒｓｔ−ｉｎ　
ｆｉｒｓｔ−ｏｕｔ）による待ち行列（ｑｕｅｕｅ）に
よってキー人力のバッファリングを行うものであって、
アプリケーションプログラム等からの牛−入力要求に応
じて先頭のデータより順に取り出されるようになってい
る。キー人力データがセットされると、再度監視時間領
域ＴＩＭＥのデータが計時領域ＣＮＴに転送されること
により、次に説明する計時割り込み処理ルーチンの計時
が初期化される（ステップＳ９）。そして、ＬＣＤデイ
スプレィ５０バツクライトがオフであるかどうかを検査
しくステップ５ＩＯ）、オフでなければステップＳ７の
キー人力待機処理に戻る。このバックライトは、上記の
計時割り込み処理ルーチンによってオフにされる場合が
あり、これによってオフ状態となっているときには、こ
れをオンに戻した後に（ステップ５１１）、ステップＳ
７の牛−人力待機処理に戻る。

次に、計時割り込み処理ルーチの動作を第１Ｂ図のフロ
ーチャートと第２図のメモリマツプに基づいて説明する
。この計時割り込み処理ルーチンは、電子機器に内蔵さ
れたタイマ等により一定時間ごとく例えば１秒ごと〉に
発生するソフトウェア割り込みによって起動される。こ
のルーチンが起動されると、まずＲＡＭＡ上の計時領域
ＣＮＴのデータをデクリメントする（ステップ５２１）
。

次に、この計時領域ＣＮＴのデータがＯになったかどう
かの判断を行い（ステップＳ　２２）　、まだＯになっ
ていない場合には、そのまま割り込み処理を終了する。

また、計時領域ＣＮＴのデータが０になった場合には、
バックライトをオフにしてから割り込み処理を終了する
（ステップ５２３）。

上記動作により、計時割り込み処理ルーチンは、計時領
域ＣＮＴのデータを一定時間ごとにデクリメントするこ
とによって監視時間の計時を行い、この計時が完了する
とバックライトをオフにすることになる。ただし、計時
が完了するまでにキー人力があった場合には、キー人力
処理ルーチンかステ・ノブＳ９の処理によって計時領域
ＣＮＴのデータを初期化するために、計時を最初からや
り直すことになってバックライトはオフにはならない。

また、計時割り込み処理ルーチンによってバンクライト
がオフにされた場合であっても、その後にキー人力があ
れば、キー人力処理ルーチンによって計時領域ＣＮＴが
初期化されバックライトがオンに戻される。

また、前述のアプリケーションプログラムにリンクされ
た監視時間領域書換モジュールは、第２図に示すように
、アプリケーションプログラムの実行時に上記ＲＡＭｄ
上の監視時間領域ＴＩＭＥのデータを書き換えることが
できる。従って、これによって監視時間領域ＴＩＭＥの
データが書き換えられると、それ以降キー人力処理手段
がこのデータに基づいて計時領域ＣＮＴの初期化を行う
ので、計時割り込み処理ルーチンの計時によってバック
ライトがオフされるまでの時間を変更することができる
。

以上説明したように、本実施例のバックライトオフ装置
によれば、所定時間以上キー人力がなかったために一旦
オフになったバックライトを、その後のキー人力により
システムプログラム内の牛−入力処理ルーチンがオンに
戻すことになるので、このときの入カキ−は任意のもの
とすることができる。また、この際に入力されたキー人
力データは、キー人力バッファを介しアプリケーション
プログラム等によって取り込むことができる。さらに、
バックライトがオフになるまでの時間は、監視時間領域
書換モジュールによって監視時間領域ＴＩＭＥのデータ
を書き換えることにより、アプリケーションの実行中に
も動的に変更することができる。

（発明の効果） 以上の説明から明かなように、本発明のデイスプレィの
照明オフ装置によれば、計時終了によって一旦オフとな
ったバックライト等の照明手段を任意のキー人力によっ
て再びオンにすることができるので、特定の入カキ−を
使用者が覚える必要がなくなる。

また、このオンのためのキー人力は、アプリケーション
プログラムによって取り込むことができるので、キー人
力操作に無駄がなくなる。しかも、キーオペレーション
のブランクが長くなるようなアプリケーションプログラ
ムであっても、照明手段がオフになるまでの監視時間を
随時書き換えることが可能となるので、不用意に照明手
段がオフしてしまうような不便がなくなる。

４、　　゛　　　の　　　　な！　Ｂ 第１Ａ図乃至第３図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第１Ａ図はキー人力処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャート、第１Ｂ図は計時割り込み処理ルーチンの
動作を示すフローチャート、第２図はＲＡＭ内のメモリ
マツプ、第３図は電子機器の全体構成図である。

４・・・ＲＡＭ、５・・・ＬＣＤデイスプレィ、６・・
・キーボード、ＴＩＭＥ・・・監視時間領域。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、照明手段を備えたディスプレイと、キー入力装置と
   、データ記憶装置とを有する電子機器のためのディスプ
   レイの照明オフ装置であって、システムプログラムによ
   ってデータを初期設定される、該データ記憶装置内に設
   けられた監視時間データ記憶領域と、 一定時間ごとに計時を行い、該監視時間データ記憶領域
   内に格納されたデータ分の計時が継続して完了した場合
   に該照明手段をオフにする計時手段と、 該キー入力装置からのキー入力を監視し、キー入力があ
   った場合に、バッファリングのためのキー入力バッファ
   にこの入力データをセットし、該計時手段を初期化し、
   かつ、該照明手段がオフ状態のときにこれをオンにする
   キー入力処理手段と、該監視時間データ記憶領域内のデ
   ータを任意に書き換えることができる監視時間データ書
   換手段と を備えたディスプレイの照明オフ装置。