JPH03281771A - 高温軟窒化炉及び軟窒化方法 - Google Patents

高温軟窒化炉及び軟窒化方法

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JPH03281771A
JPH03281771A JP8150890A JP8150890A JPH03281771A JP H03281771 A JPH03281771 A JP H03281771A JP 8150890 A JP8150890 A JP 8150890A JP 8150890 A JP8150890 A JP 8150890A JP H03281771 A JPH03281771 A JP H03281771A
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Takakazu Marumo
敬和 丸茂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼材の表面を軟窒化処理する場合に使用する
軟窒化炉に関するものである。
〔従来のt支術〕
鋼等の表面層を高9素状態にして硬化させる窒化処理に
、従来軟窒化炉か使用されている。第3図に従来の軟窒
化処理炉を断面て示す。炉体l内の天井に隔壁11f!
−設けて炉体l内を予熱ゾーンAと複数の均熱ゾーンC
1〜C3とに区画し、炉体1内には窒素(N2)ガスを
ベースとしてアンモニア(NH))ガスを導メし、各ゾ
ーンにはファン6を設けて雰囲気を均一とする。
治JLに取付りたワークWをブツシャ−で搬込「J9か
ら炉体l内に込れ、炉体l内に入れられたワークW、〜
W、、はレール71−を図において左から、l、に搬送
されながら加熱され、複数の均熱ゾーンC,−C,を通
過するときに、ワークWの鉄中にアンモニアカスの”W
Eか拡散されて軟窒化処理か11われ、軟窒化処理か済
んたワークWは搬出l−1i。
からパ・の焼入れ工程に移される。
この場合、炉内の灼熱ゾーンCI″−C,の温度は、第
4図に示すように、570°Cの一定温度で処理するの
か−・般である。
〔発明か解決しようとする課題〕
前記従来の軟窒化処理では、ワークWの鉄中にアンモニ
アカスの窒素が拡散する速度か遅く、軟窒化処理に長時
間を要するので、炉内に複数の均熱ゾーンC1〜C□が
設けられている。したかって、大型の炉を必要とする上
処理能力が低い。
このため、軟窒化処理の温度なLげて処理時間を短縮す
ることか考えられるか、これには次の問題点がある。
被!6理材の鋼材は、590℃て共析変態を起こし、フ
ェライト相(α)とFe、N相(γ′)との捉゛合物て
あった組轟か、Fe<N相(γ′)かオーステナイト相
(γ)に変り、 α+y う 。+γ    となる。
第5図は処理温度と疲労強度の関係を示す図て、材質を
553cNRとし、試験片形状は151@φの丸棒を半
径25asの円弧て最小直径9麺■φに狭搾したものと
した。
図中の■は、従来の570°Cで20分処理したものて
、疲労強度は±58.0に87膳膳2である。()は処
理温度を585°Cに上げて16分処理した場合て、疲
労強度は±57.5Kg/am”となる。+’JCは処
理温度を更に600℃にEげ′〔16分処理した場合で
、疲労強度は±55.5にg/麿Im2  に低ドする
第6図にクランクシャフトの処理温度と疲労強度の関係
を示す。
図中の(0は、従来の570℃て20分処理したものて
、疲労強度は±l15.OKg/s寵2である。■は処
理温1■を585°Cに1−ばて16分処理した場合で
、疲労強度は±40.8Kg/sn2と大幅に低ドした
オーステナイト相(γ)か析出した材料は般に疲労強度
か低下するか、このオーステティ1−相(γ)か析出し
た材料は、焼戻lノ、サフセロ処理等により、組織を変
えることかできる。しかし、大幅なコスト上、昇となる
本発明は前記の課題を解決し、被処理材の疲労強1バを
低rさせることなく、軟窒化処理の処理時間を短縮し、
生邊効率の向1−を図ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための1段及び作用〕本発明は、炉体
内を予熱ゾーンに連なる高温ゾーンと焼入れゾーンとに
区画し、高温ゾーンては焼入れゾーンにおける被処理材
の焼入れ温度より高温に加熱して窒化処理を行うように
した高温軟窒化炉である。
被処理Iか高温ゾーンて被処理材の焼入れ温度より高温
に加熱されるため、被処理材の鉄中にアンモニアガスの
窒素か迅速に拡散されて、軟窒化処理か短時間て行われ
ろ。
高温ゾーンでの軟窒化処理か済んだ被処理材は連続した
炉体の焼入れゾーンに移送され、この焼入れゾーンは、
被処理材の最適の焼入れ温度どしであるので、高温ゾー
ンで共析変態を起して析出したオーステナイト相(γ)
かF e<N相(γ′)へ戻り、従来の焼入れ前と同一
の組織となるの゛(1Rj労強度の低下か防止される、 (実施例) 本発明の実施例を図面について説【!1する。
第1図は自動車用エンジンのクランクシャツlへの軟窒
化処理炉を断面て示す。炉体l内の天井を傾斜天井5と
して炉体l内を予熱り−ンA、高温ゾーンB及び焼入れ
ゾーンCに区画し、高温ゾーンBと焼入れゾーンCとl
(nには、巻上げ装こ3とシリンダ4て作動される遮断
扉2を配設し、炉体l内を高温炉1aと焼入れ炉1bか
連続して設置された構成とし、炉体1内には窒素(N2
)ガスをベースとしてアンモニア(NH,’)ガスを導
入する。炉体l内には搬入[19から高温ゾーンBに力
1&J″CワークWの移動案内用のレール7を設おし、
それ以降搬出[]IOまでの間には搬送ローラー8を、
良質し、各ゾーンの天J1にはファン6か、投けである
tftjJ、に取付けたクランクシャツ1−をワークW
と17てブツシャ−て搬入「19から炉体1内に入れ、
炉体l内に入れられたワークW1〜W1.はレール71
を国においてノ1.から右に搬送されながら加熱され、
高温ゾーンBては第2図に示すように590〜6υυ°
Cの高温に加熱される。このため、ワ・−りWの鉄中に
アンモニアガスの窒素が;R速に拡散されて軟窒化処理
か短時間て行われる。110温ソーンBての軟窒化処理
か済んだワークWは、遮断扉2をL昇させて搬送ローラ
ー8て焼入れゾーンCに移送する。焼入れゾーンCは、
ワークWの最適の焼入れ温度570℃としであるので、
高温ゾーンBて高温に加熱されて共析変態を起して析出
したオーステナイト相(γ)かFe4N相(γ′)へ変
り、搬出口10から次の焼入れ工程に移されるときには
、従来の焼入れ前と回−の組織となり、N%強度の低下
か防1てきる。
辺土の実施例ては、従来の同サイズ軟窒化炉に比べて疲
労強度を低下させずに約30%処理能力か向−)Zした
(発明の効果) 未発IJIは、被処理材の疲労強度を低下させることな
く、軟窒化処理の処理時間を短縮lノ、生産効率を向−
1−する効果か有る。
【図面の簡単な説明】
11[Mは本発明の実施例の断面図、第2図は炉内温度
を示す図、第3図は従来の軟窒化炉の断面図、第4図は
炉内温度を示す図、第5図は丸棒試験片の処理温度と疲
労強度の関係を示す図、第6図はクランクシャフトの処
理温度と疲労強度の関係を示す図である。 l・炉体      1a・高温炉 lb:焼入れ炉   2.遮断扉 38上げIa    4ニジリンダ 5・傾斜天井    6.ファン レール 8:搬送ローラー A:r−8ソーン 高温ゾーン 焼入れゾーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炉体内を予熱ゾーンに連なる高温ゾーンと焼入れゾーン
    とに区画し、該高温ゾーンでは前記焼入れゾーンにおけ
    る被処理材の焼入れ温度より高温に加熱して窒化処理を
    行うことを特徴とする高温軟窒化炉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003068997A1 (fr) * 2002-02-12 2003-08-21 Dowa Mining Co., Ltd. Four de traitement thermique
JP2007270338A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Dowa Holdings Co Ltd 窒化炉および窒化処理方法

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WO2003068997A1 (fr) * 2002-02-12 2003-08-21 Dowa Mining Co., Ltd. Four de traitement thermique
US7090488B2 (en) 2002-02-12 2006-08-15 Dowa Mining Co., Ltd. Heat treatment furnace
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