JPH0328113Y2 - - Google Patents

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JPH0328113Y2
JPH0328113Y2 JP1983159923U JP15992383U JPH0328113Y2 JP H0328113 Y2 JPH0328113 Y2 JP H0328113Y2 JP 1983159923 U JP1983159923 U JP 1983159923U JP 15992383 U JP15992383 U JP 15992383U JP H0328113 Y2 JPH0328113 Y2 JP H0328113Y2
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JP
Japan
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eaves
base member
curtain plate
falling
long hole
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JP1983159923U
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JPS6068144U (ja
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建物の剥離物落下防止装置、代表的
には軒先のような老朽化などに伴い、次第に部分
的な剥離が予想されるモルタルやタイルを上塗り
した建物の庇部分の落下を防止する装置に関する
ものである。
剥離し易く落下が予想される建物部分として、
第1図に例示するような軒1の斜線で示す軒先2
が挙げられるが、この軒1は水こう配面3のθ角
が種類によりさまざまであり、またその水こう配
面3は軒1の老朽化に伴い面一性を損なうもので
ある。
ところが、従来の剥離物落下防止装置は、剥離
物落下防止用の幕板を軒1にボルトなどを用いて
直接に装着する調整不能な固定タイプの幕板を採
用しているため、軒1の上記緒変化に対応でき
ず、その装着を面倒ないし不能にし、剥離物の落
下を十分に防ぐことができないという欠点を有し
ていた。
そこで、この考案は上記従来例の難点に対処し
たものであり、剥離が予想される建物の軒先の部
分2を外被する剥離物落下防止用の幕板4と、建
物1の軒先の水こう配面に取り付けられる幕板装
着用の下地部材5とを備え、かつこの幕板4の上
部に縦長孔12を有するブラケツト7を固着し、
下地部材5の軒先側に横長孔13を穿設し、前記
ブラケツト7の縦長孔12と下地部材5の横長孔
13とにボルト14を挿入締着して幕板4と下地
部材5とを回動自在に連結することにより、その
装着状態が軒先の水こう配面に合致して適正かつ
確実になり、剥離物の落下を十分に防止し得る建
物の水こう配面を有する軒先の剥離物落下防止装
置を提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
第2図は平面図で、軒1の軒先2にそつて剥離
物落下防止用の幕板4が、また軒1の水こう配面
3に幕板装着用の下地部材5がアンカーボルト6
で取り付けられ、幕板4と下地部材5とはブラケ
ツト7を介して回動可能に連結されている。軒1
のコーナ部には、端面を斜状に突き合わせて幕板
4,4をL状に連続させ、またその部分の下地部
材5,5を外側に曲折して対処させてある。下地
部材5は幕板4を軒1に確実に装着すべく、幕板
4の長手に適当数配設されるようにする。
第3図は縦断面図、第4図は平面図であり、同
図において、幕板4は、軒1の水こう配面を有す
る軒先2を外被し、軒先2の剥離落下を受け止め
る受け部4aとその支え部4bとからなる断面略
[形の金属板で、その受け部4aは軒1の底下に
張り出し、軒2の落下を十分に受け止めるに足り
るW寸法を有するようにする。また、幕板受け部
4aの長手には水抜孔10が適当数穿設されてお
り、幕板4内に流れ込んだ雨水を排水する。
8はビス9で幕板4の内面にそわせて着される
帯状の補強板であり、下地部材5の各配設位置に
備え付けられ、幕板4を補強し、幕板4の落下物
の支持能力を高める。また、補強板8はその下隅
部に補強リブ11を溶着しており、幕板受け部4
aの垂れ下がり防止が図れる。
ブラケツト7はアングル片で、補強板8の上隅
部に溶着され、縦長孔12を穿設してなる。下地
部材5は一定長さを有するアングル材で、その軒
先側には横長孔13が穿設されている。下地部材
5の横長孔13とブラケツト7の縦長孔12とに
ボルト14を挿入しかつナツト15で締着して、
下地部材5と幕板4とをブラケツト7を介して回
動可能に連結する。
下地部材5の軒元側には長孔16が穿設されて
おり、この長孔16に軒1の軒先2から離れて剥
離落下しないであろう軒1の軒元位置に埋設され
たアンカーボルト6を挿入しナツト17を締着し
て、下地部材5の軒元側を軒1に固着し、この下
地部材5を軒1の水こう配面3にそつて取り付け
る。
上記構成において、軒先2を外被する幕板4と
軒1に取り付けられる下地部材5とはブラケツト
7を介して連結され、ボルト14を枢軸として回
動可能となつており、幕板4と下地部材5との連
結角度を自由に変え、軒1の水こう配面3の傾斜
角いかんにかかわらず、軒先2を幕板4を用いて
適正かつ確実に外被することができ、しかもその
装着作業はこれにより迅速・正確となる。装着後
ナツト15を締付ければ、幕板4は下地部材5に
固定的に支持され、軒先2の剥離物をしつかりと
受け止め、その地上への落下を防止する。
また、ブラケツト7の縦長孔12は幕板4の高
さ調整を可能にし、下地部材5の軒元側の長孔1
6は該下地部材5の平面方向の位置調整を可能に
し、下地部材5の軒先側の横長孔13は幕板4の
前後方向の位置調整を可能とするものであり、こ
れにより幕板4の装着状態は一層適正となり、老
朽化などにより表面がでこぼこ状となつた軒に対
しても対応することができる。
以上のように、この考案の建物の軒先の剥離物
落下防止装置によれば、剥離物落下防止用の幕板
の装着状態が軒先の水こう配面があつても適正か
つ確実になり、剥離物の落下を十分に防止できる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は軒の側面図、第2図は平面図、第3図は断面
図、第4図は第3図の平面図である。 1……軒、2……軒先、3……水こう配面、4
……幕板、5……下地部材、7……ブラケツト、
12……縦長孔、13……横長孔、14……ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部分的な剥離が予想される建物の軒先の部分を
    外被させる剥離物落下防止用の幕板と、建物の軒
    先の水こう配面に取り付けられる幕板装着用の下
    地部材とを備えるとともに、この幕板の上部に縦
    長孔を有するブラケツトを固着し、下地部材の軒
    先側に横長孔を穿設し、前記ブラケツトの縦長孔
    と下地部材の横長孔とにボルトを挿入締着して幕
    板と下地部材とを回動可能に連結したことを特徴
    とする建物の軒先の剥離物落下防止装置。
JP15992383U 1983-10-14 1983-10-14 建物の軒先の剥離物落下防止装置 Granted JPS6068144U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15992383U JPS6068144U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 建物の軒先の剥離物落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15992383U JPS6068144U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 建物の軒先の剥離物落下防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6068144U JPS6068144U (ja) 1985-05-15
JPH0328113Y2 true JPH0328113Y2 (ja) 1991-06-18

Family

ID=30351899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15992383U Granted JPS6068144U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 建物の軒先の剥離物落下防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6068144U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724530Y2 (ja) * 1988-06-03 1995-06-05 大成建設株式会社 養生棚

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63934Y2 (ja) * 1981-04-08 1988-01-11
JPS63935Y2 (ja) * 1981-04-15 1988-01-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6068144U (ja) 1985-05-15

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