JPH0327695B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327695B2 JPH0327695B2 JP11482783A JP11482783A JPH0327695B2 JP H0327695 B2 JPH0327695 B2 JP H0327695B2 JP 11482783 A JP11482783 A JP 11482783A JP 11482783 A JP11482783 A JP 11482783A JP H0327695 B2 JPH0327695 B2 JP H0327695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof sheet
- roof
- building
- parapet
- waterproof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は建物の屋根（陸屋根を含む）の防水
工法に関するものである。
工法に関するものである。
屋根部の防水工法として防水シートを使用する
方法は隣接する防水シートの重なり縁を溶接によ
り、又は接着剤を使用してその全長にわたりピン
ホールなく完全一体化する必要があり、防水シー
トの少なくとも前記溶着部等は屋根面に固定する
必要があるが、降雨後は防水施工面が乾燥するま
で施工を待たねばならず、又降雪地帯では降雪季
を避けなければならず工期が著しく遅延する。そ
の理由は下地に湿気の存在で接着剤による下地と
シートの接着が不完全となり漏水事故を発生する
危険があるからである。
方法は隣接する防水シートの重なり縁を溶接によ
り、又は接着剤を使用してその全長にわたりピン
ホールなく完全一体化する必要があり、防水シー
トの少なくとも前記溶着部等は屋根面に固定する
必要があるが、降雨後は防水施工面が乾燥するま
で施工を待たねばならず、又降雪地帯では降雪季
を避けなければならず工期が著しく遅延する。そ
の理由は下地に湿気の存在で接着剤による下地と
シートの接着が不完全となり漏水事故を発生する
危険があるからである。
又従来の陸屋根における防水工法においてパラ
ペツト部における防水や、防水シートの端末処理
工法は以下に述べるように作業が煩雑である。
ペツト部における防水や、防水シートの端末処理
工法は以下に述べるように作業が煩雑である。
第４図は陸屋根部の従来の防水工法の一例を示
し、イは陸屋根、ロは周側のパラペツトである。
し、イは陸屋根、ロは周側のパラペツトである。
パラペツトロには笠木ハが装着されるが、隣接
する笠木の対向するつき合せ部下方に予め取付ベ
ースニをアンカーボルトホにより固定してこの取
付ベースに笠木を嵌着し、図示を省略したが取付
ベース上に水切り板が配され、又防水シートヘ
の、パラペツトロ部に立上る端末部分はコーキン
グ材トやシール材チによる処理を必要とする。そ
してこの工法は全面接着のため降雨の際は乾燥す
るまで施工を中断しなければならない。
する笠木の対向するつき合せ部下方に予め取付ベ
ースニをアンカーボルトホにより固定してこの取
付ベースに笠木を嵌着し、図示を省略したが取付
ベース上に水切り板が配され、又防水シートヘ
の、パラペツトロ部に立上る端末部分はコーキン
グ材トやシール材チによる処理を必要とする。そ
してこの工法は全面接着のため降雨の際は乾燥す
るまで施工を中断しなければならない。
この発明は屋根防水工法の上記問題点を解決し
たもので、その目的とするところは、歩行するこ
となき屋根で防水シートの浮かし貼りを可とする
場合、降雨直後や、降雪地帯でも降雪なきときは
除雪するだけで、コンクリート表面が湿潤してい
ても直ちに防水施工をなし得る防水工法を提供す
るにある。
たもので、その目的とするところは、歩行するこ
となき屋根で防水シートの浮かし貼りを可とする
場合、降雨直後や、降雪地帯でも降雪なきときは
除雪するだけで、コンクリート表面が湿潤してい
ても直ちに防水施工をなし得る防水工法を提供す
るにある。
この発明は、建物の屋根の平場部に合成樹脂膜
を形成した棧体を防水シートの幅寸法に等しい間
隔を保つて並列に固定し、次に防水シートの側縁
相互を順次棧体上で重ねながら溶着又は接着によ
り、棧体と側縁相互の重なり部分とを固定し、平
場部に防水シートを貼りつめることを特徴とする
ものである。
を形成した棧体を防水シートの幅寸法に等しい間
隔を保つて並列に固定し、次に防水シートの側縁
相互を順次棧体上で重ねながら溶着又は接着によ
り、棧体と側縁相互の重なり部分とを固定し、平
場部に防水シートを貼りつめることを特徴とする
ものである。
この発明の詳細を添付図面に示す実施例に基い
て以下に説明する。
て以下に説明する。
第１図において１は建物の屋根の一種である陸
屋根であり、周側にパラペツト２が起立してい
る。
屋根であり、周側にパラペツト２が起立してい
る。
この屋根の平場部に防水工法を施すには、先づ
桟体３を使用する防水シート４の巾寸法に等しい
間隔を保つて並列固定する。５は桟体固定用の打
込釘である。
桟体３を使用する防水シート４の巾寸法に等しい
間隔を保つて並列固定する。５は桟体固定用の打
込釘である。
桟体３はプレート型の長尺金属板であるが、第
３図に示すように金属板芯材等に流動浸漬等の手
段により防水シート４と同効材質の熱可塑性合成
樹脂、例えば塩化ビニル樹脂の膜層６が形成して
ある。
３図に示すように金属板芯材等に流動浸漬等の手
段により防水シート４と同効材質の熱可塑性合成
樹脂、例えば塩化ビニル樹脂の膜層６が形成して
ある。
防水シート４は防水すべき部分において端の方
から、隣接する２条の桟体上にその両側縁を重ね
て溶着固定し、前記固定した防水シート４の側縁
に次の防水シート４ａの一方側縁を重ねて溶接固
定する。７は溶接固定部を示す。
から、隣接する２条の桟体上にその両側縁を重ね
て溶着固定し、前記固定した防水シート４の側縁
に次の防水シート４ａの一方側縁を重ねて溶接固
定する。７は溶接固定部を示す。
はじめの防水シート４はパラペツト２の立上り
部に移行する部分に貼つており、その立上り隅角
部にはアングル型の桟体３ａが使用され、この桟
体も第２図に示すように表面に熱可塑性合成樹脂
の膜層６をそなえている。８は桟体３，３ａに形
成した打込釘用孔である。
部に移行する部分に貼つており、その立上り隅角
部にはアングル型の桟体３ａが使用され、この桟
体も第２図に示すように表面に熱可塑性合成樹脂
の膜層６をそなえている。８は桟体３，３ａに形
成した打込釘用孔である。
又前記アングル型の桟体をパラペツト２の頂部
においてその内外隅角部に固定することによつて
パラペツト部まで防水シートのみによる防水工法
が可能となる。
においてその内外隅角部に固定することによつて
パラペツト部まで防水シートのみによる防水工法
が可能となる。
なお桟体は防水シートの巾寸法に等しい間隔を
保つ並行配列に加えてこれに直角に交差する方向
の桟体を配し、この交差する桟体にも防水シート
を熱融着するようにしてもよい。
保つ並行配列に加えてこれに直角に交差する方向
の桟体を配し、この交差する桟体にも防水シート
を熱融着するようにしてもよい。
又防水シートと桟体の一体化は、熱可塑性合成
樹脂の種類によつては前記熱融着によることなく
接着剤による接着固定とすることもできる。
樹脂の種類によつては前記熱融着によることなく
接着剤による接着固定とすることもできる。
なお、パラペツト２の部分の防水工法は従来ど
おりであり、この発明の工法は平場部の防水工法
にある。
おりであり、この発明の工法は平場部の防水工法
にある。
この発明は上記したようなものであり、この建
物の屋根防水工法は歩行することなき屋根であつ
て防水シートの浮かし貼りを可とする場合、防水
すべき部分に予め、流動浸食等により表面に塩化
ビニル等の合成樹脂膜層をそなえる桟体を、使用
する防水シートの巾寸法に等しい間隔を保つて並
列固定し、次に防水シートの両側縁を前記桟体中
の対応する２条の桟体上に重ねて溶着又は接着に
より固定して順次防水シートを貼りつめるもので
あるから、防水すべき面が降雨直後や降雪地で除
雪直後の未だ濡れていたり湿つていても防水施工
ができて工期が遅延するおそれがないという効果
がある。
物の屋根防水工法は歩行することなき屋根であつ
て防水シートの浮かし貼りを可とする場合、防水
すべき部分に予め、流動浸食等により表面に塩化
ビニル等の合成樹脂膜層をそなえる桟体を、使用
する防水シートの巾寸法に等しい間隔を保つて並
列固定し、次に防水シートの両側縁を前記桟体中
の対応する２条の桟体上に重ねて溶着又は接着に
より固定して順次防水シートを貼りつめるもので
あるから、防水すべき面が降雨直後や降雪地で除
雪直後の未だ濡れていたり湿つていても防水施工
ができて工期が遅延するおそれがないという効果
がある。
第１図は本発明に係る防水工法を施した建物屋
根の一例の要部の切欠斜視図、第２図、第３図は
桟体の各例の拡大断面図であり、第４図は従来の
防水工法を施した建物屋根の一例の要部の縦断面
図である。 １……陸屋根、２……パラペツト、３，３ａ…
…桟体、４……防水シート、６……塩化ビニル樹
脂の膜層、７……溶接固定部。
根の一例の要部の切欠斜視図、第２図、第３図は
桟体の各例の拡大断面図であり、第４図は従来の
防水工法を施した建物屋根の一例の要部の縦断面
図である。 １……陸屋根、２……パラペツト、３，３ａ…
…桟体、４……防水シート、６……塩化ビニル樹
脂の膜層、７……溶接固定部。
Claims (1)
- １ 建物の屋根の平場部に合成樹脂膜を形成した
棧体を防水シートの幅寸法に等しい間隔を保つて
並列に固定し、次に防水シートの側縁相互を順次
棧体上で重ねながら溶着又は接着により、棧体と
側縁相互の重なり部分とを固定し、平場部に防水
シートを貼りつめることを特徴とする建物の屋根
防水工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11482783A JPS605957A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 建物の屋根防水工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11482783A JPS605957A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 建物の屋根防水工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS605957A JPS605957A (ja) | 1985-01-12 |
| JPH0327695B2 true JPH0327695B2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=14647676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11482783A Granted JPS605957A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 建物の屋根防水工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605957A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2724040B2 (ja) * | 1990-11-06 | 1998-03-09 | 早川ゴム株式会社 | 塩化ビニル樹脂製シートの防水絶縁工法 |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP11482783A patent/JPS605957A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS605957A (ja) | 1985-01-12 |
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