JP2795887B2 - 屋根の止水方法 - Google Patents

屋根の止水方法

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JP2795887B2 JP1081245A JP8124589A JP2795887B2 JP 2795887 B2 JP2795887 B2 JP 2795887B2 JP 1081245 A JP1081245 A JP 1081245A JP 8124589 A JP8124589 A JP 8124589A JP 2795887 B2 JP2795887 B2 JP 2795887B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、家屋等の屋根の止水方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 一般にプレハブ住宅等の屋根には、家屋の組み立て現
場での作業を省力化するために工場で製作された複数の
パネルを現場において一平面状に整列させて接合させ、
構成させるものがある。この種の屋根は、通常組み立て
の際に止水が施され、雨漏りが防止されている。
従来、上記のような屋根の止水方法として第4図に示
すものがある。
第4図において、符号1は家屋である。家屋1の上部
には梁2,2…が架設されている。これら梁2,2…は、その
上部に屋根3を所定の傾斜を付けて構成させるものであ
る。
上記のように架設された梁2,2…の上部に屋根3を構
成させる場合には、これらの梁2,2…の上部に複数の屋
根パネル4,4…を一平面状に整列させて接合させ、さら
にその外周部に調整板5を取り付け、屋根パネル4,4…
を固定させる。
次に、上記のように固定された屋根パネル4,4…の上
面部よりアスファルトルーフィング等の防水シート6,6
…をステープル止めし、水密させることによって止水が
施され、そしてその上部より図に示す鋼板7,7…または
着色石綿板、かわら等を連結させるように敷設させる。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の止水方法は、屋根を構成させる屋根パネル
上面部よりアスファルトルーフィング等の防水シートを
ステープル止めするものであるので、作業員が屋根パネ
ルの上面部より落下する危険性があり、また、作業に多
大な労力が浪費され、かつコストアップを招くという欠
点があった。
この場合、上記事情を解決するために、屋根パネルの
製作工場にて、複数の屋根パネルの上面部と側面部とに
予め防水材を塗布し、その屋根パネルを家屋の上部に一
平面状に整列させて接合させることにより、止水構造を
確保する方法が考えられるが、この方法だけでは、屋根
パネルの接合部より雨水が侵入する恐れがある。このた
め屋根パネルの接合部にコーキング材を充填させたり、
同接合部に防水テープを貼着させる等の止水方法が考ら
れるが、これら止水方法は、施工のときに作業員がパネ
ルの上面部にて作業を行う必要がある。
この発明は、上記事情を考慮してなされたもので、止
水構造を施すために作業員が屋根パネルの上面部で作業
する必要がなく、施工に多大な労力を浪費しないととも
に、コストダウンを図ることができる屋根の止水方法を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明は、複数の屋根パネルを一平面状に整列させ
て接合させ、屋根を構成させる際に、前記屋根パネルの
上面部と側面部とに予め防水材を上面部から側面部にか
けて連続して施すとともに側面部に弾力性のあるシール
材を設けておき、前記屋根パネル同士を互いに前記一平
面方向へ突き合わせ、前記シール材同士を変形させて密
着することにより、前記屋根パネルの上面部から側面部
にかけて連続して施された防水材と、前記屋根パネルの
側面部に設けられたシール材とによって止水構造を確保
することを特徴としている。
[作用] この発明によれば、家屋の上部にて複数の屋根パネル
を一平面状に整列させて接合させ屋根を構成させる際
に、屋根パネル同士を互いに一平面方向へ突き合わせ、
屋根パネルの側面部に設けられた弾力性のあるシール材
同士を変形させて密着させることにより、このシール材
と、屋根パネルの上面部から側面部にかけて連続して施
された防水材とによって、屋根の止水構造を確保するこ
とができる。
[実施例] 本発明の一実施例を図において説明する。第1図にお
いて、符号11,11は屋根パネル、符号12は調整板であ
る。これら屋根パネル11,11及び調整板12は各々互いに
突き合わされ、一平面を形成させている。
ここで、第2図に示すように、屋根パネル11は、枠体
13に合板14を固定させたものである。この枠体13は、合
板14の外周部に沿うように角材13aは枠組みして形成さ
せたものであり、その外周の側面は、合板14の側面より
も所定の寸法だけ外部方向に位置されている。合板14の
上面部と側面部とには予め防水材15が上面部から側面部
にかけて連続して塗布されているとともに側面部にはシ
ール材16が設けられており、このシール材16の端部は枠
体13の側面部よりも所定の寸法Lだけ外部方向に膨出さ
れている。このシール材16は、弾力性のある材質を形成
されたものであり、例えば天然ゴム、ウレタン、シリコ
ン等の各種ゴム類及び加熱することにより接着効果が生
ずるホットメルト系の樹脂等が使用可能である。
上記構成の屋根パネル11,11同士あるいは屋根パネル1
1,11と調整板12とを互いに一平面方向に突き合わせ、各
シール材16同士あるいはシール材16と調整板12とを突き
合わせことにより各シール材16の端部を所定の寸法L
(第2図参照)だけ圧縮させ、同端部を偏平状に変形さ
せ、密着させることにより止水構造を確保する。
特に、シール材16にホットメルト系の樹脂を使用した
場合には、屋根パネル11,11同士あるいは屋根パネル11,
11と調整板12とを突き合わせるときに、各シール材16を
加熱し、接着効果を生じさせ、そして各シール材16同士
あるいはシール材16と調整板12とを密着させる。こうす
ることにより、密着部分が接着され、より良い止水構造
が確保される。
上記の方法によって、止水構造が確保された屋根を構
成させる際には、第3図に示すように、家屋17の上部に
梁18,18…を架設させ、これら梁18,18…の上部に屋根パ
ネル11,11…を一平面状に整列させて接合させる。梁18,
18…は、屋根パネル11,11…が形成する一平面に所定の
傾斜を付けて構成させるように架設させる。次に、屋根
パネル11,11…の外周部に調整板12を取り付け、屋根パ
ネル11,11…を固定させ、そして、その上部より鋼板19,
19…を連結するように敷設させる。このようにすると屋
根20が所定の傾斜を有した状態に構成される。
上記構成の屋根20の上部より雨が降った場合には、そ
の雨水は、鋼板19,19…の上面部を流れ落ちる。万一、
この雨水が鋼板19,19…を通過し、屋根パネル11,11…の
上面部に侵入した場合にも、屋根20は雨漏りすることは
ない。すなわち、屋根20には、屋根20を構成している屋
根パネル11,11…の上面部と側面部とに塗布された防水
材15と、屋根パネル11,11…の側面部に取り付けられた
シール材16とによって止水構造が施されており、その止
水構造が屋根パネル11,11…の接合部への雨水の侵入を
防止し、屋根20の雨漏りを防止する。
なお、上記一実施例の屋根は傾斜を有するものである
が、この発明は上記実施例に限られることなく屋根が水
平であっても良い。また、上記実施例は屋根上部に鋼板
を敷設させたものであるが、屋根上部に、着色石綿板、
かわら等の屋根材を敷設させても良い。
[発明の効果] この発明によれば、家屋の上部にて複数の屋根パネル
を一平面状に整列させて接合させ屋根を構成させる際
に、屋根パネル同士を互いに一平面方向へ突き合わせ、
屋根パネルの側面図に設けられた弾力性のあるシール材
同士を変形させて密着させることにより、このシール材
と、屋根パネルの上面部から側面部にかけて連続して施
された防水材とによって、屋根の止水構造を確保するこ
とができる。従って、屋根に止水構造を施すために作業
員が屋根パネルの上部で作業する必要がないので、危険
性が少ないとともに、施工に多大な労力を浪費すること
なく極めて容易に施工でき、コストダウンを図ることが
できる。また、屋根パネルの上面部から側面部にかけて
連続して施された防水材によって、雨水が屋根パネルの
内部に侵入することを防止できるとともに、弾力性のあ
るシール材同士を押出変形させることによって、シール
材同士の密着する面積を増大させることができ、従っ
て、シール性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図は本発明の屋根の止水方法を説明する断面図、第
2図は本発明を実施するために使用されるパネルの一部
分を断面視した斜視図、第3図は本発明の屋根の止水方
法を実施した屋根の構成を示す斜視図、第4図は従来の
屋根の止水方法を説明する斜視図である。 11……屋根パネル、15……防水材、 16……シール材、20……屋根、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の屋根パネルを一平面状に整列させて
    接合させ、屋根を構成させる際に、 前記屋根パネルの上面部と側面部とに予め防水材を上面
    部から側面部にかけて連続して施すとともに側面部に弾
    力性のあるシール材を設けておき、前記屋根パネル同士
    を互いに前記一平面方向へ突き合わせ、前記シール材同
    士を変形させて密着させることにより、 前記屋根パネルの上面部から側面部にかけて連続して施
    された防水材と、前記屋根パネルの側面部に設けられた
    シール材とによって止水構造を確保することを特徴とす
    る屋根の止水方法。
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