JPH03276297A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電子キャッシュレジスタや電子料金秤等の商
品販売データ処理装置に関する。

［従来の技術］ 一般に、電子キャッシュレジスタや電子料金秤において
は、各商品の売上や生産に関する情報を商品別１時間帯
別、責任者別等の各種分類毎に合計するための各種合計
器メモリが設けられている。

そして、登録モードにおいて商品の売上または生産に関
する情報が入力されると、その情報を上記各種合計器メ
モリに分類毎に累計処理する。また、精算モードにおい
て各種合計器メモリの精算が指示されると、各種合計器
メモリの合計データを精算レポートとしてプリントアウ
トするとともにその合計データをクリアするようになっ
ている。

ところで、このような電子キャッシュレジスタや電子料
金秤の納入時や保守点検時に、メーカ側がテスト操作を
行って機器が正常に動作するか否かをチエツクすること
がある。この場合のテスト操作は実際の登録操作と全く
同様にして行われるため、各種合計器メモリには売上ま
たは生産に関する情報が累計処理されることになる。従
って、テスト終了後は各種合計器メモリの全ての合計デ
ータをクリアする必要があり、従来は各種合計器メモリ
の精算処理を行うことによってクリアしていた。

［発明が解決しようとする課題］ このように従来技術にあっては、テスト操作後において
各種合計器メモリの全合計データをクリアするためには
合計器メモリ毎に精算処理を行わなければならなかった
ため、不要な精算レポートが出力されてしまい用紙が無
駄遣いされていた。

また、合計器メモリ毎に精算処理が行われるため操作が
煩雑で手間がかかる上、レポート出力に無駄な時間を要
し、作業能率の悪いものであった。

各種合計器メモリの内容を一括してクリアすることは可
能だが、この場合、合計データとともに各商品の商品コ
ード、品名、単価等の商品情報や時間帯データ、責任者
番号データ等の必要設定情報までもクリアされてしまい
、後でこれら設定情報の再設定が必要となるため都合が
悪い。

そこで本発明は、各種合計器メモリにて累計された合計
データのクリアのみを簡単な操作により短時間で行うこ
とができ、テスト操作後の作業能率を大幅に向上できる
商品販売データ処理装置を提供しようとするものである
。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、商品別１時間帯別、責任者別等の各種分類毎
に各商品の売上または生産に関する情報を合計する各種
合計器メモリを有し、登録モードにおいて商品の売上ま
たは生産に関する情報が入力されるとその情報を各種合
計器メモリに分類毎に累計処理し、精算モードにおいて
各種合計器メモリの精算が指示されるとその精算が指示
された合計器メモリの合計データをプリントアウトする
とともにその合計データをクリアする商品販売データ処
理装置において、各種合計器メモリの一括クリアを指示
する指示手段と、この指示手段による一括クリア指示に
応動して各種合計器メモリの全合計データをプリントア
ウトすることなくクリアするクリア処理手段とを備えた
ものである。

［作　用］ このような手段を講じたことにより、本発明装置の納入
時または保守点検時にメーカ側はテスト操作を行うが、
このテスト操作終了後、各種合計器メモリの一括クリア
を指示するための必要操作を行うことによって、テスト
操作により累計された各種合計器メモリの全合計データ
が自動的にクリアされる。このとき、合計データのプリ
ントアウトは行われないので、プリントアウトに要する
用紙の無駄や時間の無駄がなくなる。しかも、簡単な操
作により各種合計器メモリの全部の合計データが短時間
でクリアされるので、テスト操作後の作業が簡便となる
。

〔実施例］ 以下、本発明を電子料金秤に適用した一実施例について
、図面を参照しながら説明する。

第１図は電子料金秤の構成を示すブロック図である。制
御部本体としてのＣＰＵ　（中央処理装置）１は、パス
ライン２を介して記憶部及びコントローラ部を制御する
。ここで記憶部としては、プログラムデータ等が記憶さ
れるＲＯＭ３と、データ処理に使用される各種メモリが
形成されるＲＡＭ４とが設けられている。コントローラ
部としては、プリンタ５に印字データを出力するプリン
タコントローラ６、表示器７に表示データを出力する表
示器コントローラ８およびキーボード９からのキー信号
が入力されるキーボードコントローラ１０が設けられて
いる。

またＣＰＵ１は、モードスイッチ１１と、現在の日時を
計時するための時計回路１２とから必要に応じて信号を
入力するように構成されている。

さらにＣＰＵＩは、秤部１３にて計量された重量データ
をディジタルなカウント値に変換するＡ／Ｄ変換器１４
から所定のタイミングでカウントデータを取り込むよう
になっている。

前記モードスイッチ１１は、第２図に示すように電源の
オン、オフを制御するとともに、「登録」「点検」　「
精算」　「設定」　「サービス」等の各種業務モードを
選択するための制御スイッチで、鍵にて切替操作される
ようになっている。ここで、「登録」とは入力された商
品の販売または生産に関する情報をメモリに累計登録す
るとともに用紙にプリントアウトする業務である。「点
検」とは「登録」によってメモリに累計登録された合計
データを用紙にプリントアウトする業務である。

「精算」とは「登録」によってメモリに累計登録された
合計データを用紙にプリントアウトするとともにそのメ
モリの合計データを“０″にクリアする業務である。「
設定」とは「登録」　「点検」「精算」等の各種業務モ
ードを実行するために必要なデータを予めメモリに設定
する業務である。

「サービス」とはメーカ側（サービスマン）が所持する
鍵によってのみ選択可能な業務で、本実施例においては
メモリに累計登録された合計データの“０“クリアに使
用する。なお、「サービス」モードは店では必要としな
いため、第２図に示すような（サービス）なる文字は表
記されていない。

前記表示器７は、第３図に示すように、商品の品名が表
示される品名表示部７１と、秤部１３にて計量された商
品の重量が表示される重量表示部７２と、商品の単位重
量当りの単価が表示される単価表示部７３と、商品の値
段が表示される値段表示部７４とから構成されている。

前記キーボード９には、第４図に示すように、数値デー
タを入力するためのテンキー９１の他に、当該電子料金
秤を操作可能な店員いわゆる各操作責任者の責任者番号
が割り付けられた複数の責任者キー９２、現計キー９３
、品番キー９４、＊キー９５、廃棄キー９６等の各種フ
ァンクションキーが配設されている。

前記ＲＡＭ４には、第５図に示すように、各商品の品番
に対応して品名、単価、風袋量などの商品情報が設定さ
れるとともに、各商品の売上または精算に関する情報を
商品別に合計する商品別テーブル４１、予め設定された
時間帯データに応じて各商品の売上に関する情報を時間
帯別に合計する時間帯別テーブル４２、予め設定された
責任者番号に応じて各商品の売上に関する情報を操作責
任者別に合計する責任者別テーブル４３、の各種合計器
メモリが設けられている。

因みに前記商品別テーブル４１には、商品別の一日の売
上回数、売上重量及び売上金額を合計する日計エリアＡ
１、この日計エリアＡ１にて累計された一日の合計デー
タを累計する累計エリアＡ２、商品別の廃棄回数、廃棄
重量及び廃棄金額を合計する廃棄エリアＡ３が形成され
ている。時間帯別テーブル４２には、時間帯別の一日の
売上回数、売上重量及び売上金額を合計する日計エリア
Ａ４と、この日計エリアＡ４にて累計された一日の合計
データを累計する累計エリアＡ５とが形成されている。

また責任者別テーブル４３にも、責任者別の一日の売上
回数、売上重量及び売上金額を合計する日計エリアＡ６
と、この日計エリアＡ６にて累計された一日の合計デー
タを累計する累計エリアＡ７とが形成されている。

しかして、前記ＣＰＵ１は電源が投入されるとＲＯＭ３
に記憶されたプログラムに基いて次のような処理を実行
するように構成されている。すなわち、モードスイッチ
１１により「登録」モードが選択されている状態でキー
ボード９のテンキー９１により商品の品番が置数され、
続いて品番キー９４がキー入力されると、上記商品別テ
ーブル４１から入力品番に対応する品名、単価、風袋な
どの商品情報を読み取る。また、秤部１３にて計量され
ている商品の重量データをＡ／Ｄ変換器１４からカウン
トデータとして取込み重量値に変換する。そして、この
重量値から風袋を減算して正味重量を求め、この正味重
量に単価を乗じて値段を算出する。そして、表示器７の
各表示部７１〜７４にそれぞれ品名９重量値、単価及び
値段を表示させる。次いで、いずれか１つの責任者キー
９２が入力操作されると、プリンタ５を駆動してレシー
トに品名、単価１重量値、値段等をプリントアウトする
とともに各合計器メモリ４１〜４３に対する累計登録を
行う。すなわち、商品別テーブル４１の入力品番に対応
する日計エリアＡ１及び累計エリアＡ２に重量値及び値
段をそれぞれ累計処理するとともに回数を「＋１」だけ
更新する。

また責任者別テーブル４２の入力責任者キー９２に割り
付けられた責任者番号に対応する日計エリアＡ４及び累
計エリアＡ５に重量値及び値段をそれぞれ累計処理する
とともに回数を「＋１」だけ更新する。さらに時計回路
１２にて計時されている現在時刻を読出し、時間帯別テ
ーブル４３の該当時間帯に対応する日計エリアＡ６及び
累計エリアＡ７に重量値及び値段をそれぞれ累計処理す
るとともに回数を「＋１」だけ更新する。

また、モードスイッチ１１により「精算」モードが選択
されている状態で、キーボード９のテンキー９１により
商品別テーブル４１の日計エリアＡ１の精算を指示する
コードが置数され、続いて精算実行を宣言する＊キー９
５がキー入力されると、上記商品別テーブル４１の各商
品コードに対応する日計エリアＡ１の内容を順次読出し
てプリンタ５によりレシートに印字出力する。そして全
データの印字出力完了後、レシートを商品別日計売上レ
ポートとして発行するとともに、当該日計エリアＡ１を
０°にクリアする。

同様に「精算」モードが選択されている状態で、キーボ
ード９のテンキー９１により商品別テーブル４１の累計
エリアＡ２の精算を指示するコードが置数され、続いて
＊キー９５がキー入力されると、上記商品別テーブル４
１の各商品コードに対応する累計エリアＡ２の内容を順
次読出してプリンタ５によりレシートに印字出力する。

そして全データの印字出力完了後、レシートを商品別累
計売上レポートとして発行するとともに、当該累計エリ
アＡ２を０°にクリアする。

またその他の合計エリア、つまり商品別テーブル４１の
廃棄エリアＡ３、時間帯別テーブル４２の日計エリアＡ
４及び累計エリアＡ５、責任者別テーブル４３の日計エ
リアＡ６及び累計エリアＡ７についてもそれぞれ同様に
して精算が指示されると、レポートの発行及び合計デー
タのクリアが行われるようになっている。

一方、モードスイッチ１１により「サービス」モードが
選択されている状態で、キーボード９のテンキー９１に
より各種合計器メモリ４１〜４３における合計エリアＡ
１〜Ａ７の一括クリアを指示するコード（例えばｒ９９
Ｊ）が置数され、続いてクリア実行を宣言する＊キー９
５がキー入力されると（指示手段）、第６図に示す処理
を実行する。すなわち、＊キー９５のキー入力に応じて
「サービス」モードが選択されていること、数値データ
「９９」が置数されていることを確認した後、第７図（
ａ）に示す如く表示器７の品名表示部７１に「合計器ク
リア」なるメツセージを表示させる。この状態で、合計
エリアのクリア開始を宣言するためのキーとしていずれ
か１つの責任者キー７２がキー入力されると、各合計器
メモリ４１〜４３の合計エリアＡ１〜Ａ７を順次″０＃
にクリアする。そして、このクリア処理実行中は第７図
（ｂ）に示す如く上記品名表示部７１に「＊」マークを
点滅させる（クリア処理手段）。

しかして、各合計器メモリ４１〜４３の合計エリアＡ１
〜Ａ７を全て“０”にクリアし終えたならば、上記品名
表示部７１の表示を消去して、この処理を終了する。

このように構成された本実施例においては、メーカ側の
サービスマンによって当該電子料金秤の納入時または保
守点検時にテスト操作が行われ、’ｃ　（７）　テスト
操作が終了すると、サービスマンは自身が所持する鍵に
てモードスイッチ１１を切替操作し、「サービス」モー
ドを選択する。続いて、キーボード９のテンキー９１に
てコード「９９」を置数後、＊キー９５をキー操作する
。そうすると、表示器７の品名表示部７１に「合計器ク
リア」なるメツセージが表示されるので、サービスマン
は適当な責任者キー９２をキー操作して一括クリアを開
始させる。これにより、各種合計器メモリ４１〜４３の
各合計エリアＡ１〜Ａ７にテスト操作によって累計処理
された合計データが一括して０”にクリアされる。その
クリア実行中は上記品名表示部７１に「＊」マークが点
滅しているので、サービスマンはクリア実行中であるこ
とを知り得る。しかして、上記「＊ｊマークの点滅表示
が消えたならば各種合計器メモリ４１〜４３における各
合計器エリアＡ１〜７の一括クリアが終了したので、サ
ービスマンは作業を終える。

このように本実施例によれば、「サービス」モードにお
いて簡単なキー操作を行うだけで各種合計器メモリ４１
〜４３における合計エリアＡ１〜Ａ７の合計データを全
て短時間で“０”にクリアできる。このとき、各種合計
器メモリ４１〜４３の設定データには何等影響を及ぼす
ものではない。

従って、機器の納入時や保守点検時におけるテスト操作
後、各種合計メモリ４１〜４３の合計エリアＡ１〜Ａ７
を“Ｏ″にクリアする必要があるが、従来のように合計
メモリ毎に精算処理を行う必要がなくなる。その結果、
精算処理に伴う用紙の無駄遣いや印字に要する時間の無
駄を防止できる。しかも、簡単な操作でかつ短時間で一
括クリアできるのでテスト操作後の作業が簡便となり１
、作業能率の向上をはかり得る。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではない。

例えば前記実施例では「サービス」モードにおいて各合
計エリアの一括クリアを処理する例を示したが、他のモ
ード、例えば「設定」モード等において適当なキー操作
により実行されるようにしてもよい。また、合計器メモ
リとしても前記実施例のものに限定されないのは言うま
でもないことである。さらに、本発明は電子料金秤のみ
ならず、電子式キャッシュレジスタやＰＯ５（販売時点
情報管理）システムの端末機にも適用可能である。この
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明によれば、各種合計器メモ
リにて累計された合計データのクリアのみを簡単な操作
により短時間で行うことができ、テスト操作後の作業能
率を大幅に向上できる商品販売データ処理装置を提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を電子料金秤に適用した一実施例を示す図で
あって、第１図は電子料金秤の全体構成を示すブロック
図、第２図はモードスイッチの構成図、第３図は表示器
の構成図、第４図はキーボードの構成図、第５図はＲＡ
Ｍの各種合計器メモリを示す図、第６図はＣＰＵの本発
明に関わるキー処理を示す流れ図、第７図は第６図に示
すキー処理時の表示例を示す図である。 １・・・ＣＰＵ、３・・・ＲＯＭ、４・・・ＲＡＭ。 ５・・・プリンタ、７・・・表示器、９・・・キーボー
ド、１１・・・モードスイッチ、４１・・・商品別テー
ブル、４２・・・時間帯別テーブル、 ４３・・・責任者別テーブル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　商品別，時間帯別，責任者別等の各種分類毎に各商品
   の売上または生産に関する情報を合計する各種合計器メ
   モリを有し、登録モードにおいて商品の売上または生産
   に関する情報が入力されるとその情報を前記各種合計器
   メモリに分類毎に累計処理し、精算モードにおいて前記
   各種合計器メモリの精算が指示されるとその精算が指示
   された合計器メモリの合計データをプリントアウトする
   とともにその合計データをクリアする商品販売データ処
   理装置において、 前記各種合計器メモリの一括クリアを指示する指示手段
   と、この指示手段による一括クリア指示に応動して前記
   各種合計器メモリの全合計データをプリントアウトする
   ことなくクリアするクリア処理手段とを具備したことを
   特徴とする商品販売データ処理装置。