JPH03275609A - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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JPH03275609A
JPH03275609A JP2073993A JP7399390A JPH03275609A JP H03275609 A JPH03275609 A JP H03275609A JP 2073993 A JP2073993 A JP 2073993A JP 7399390 A JP7399390 A JP 7399390A JP H03275609 A JPH03275609 A JP H03275609A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は皮膚化粧料、更に詳細には皮脂分泌促進作用を
有し、肌荒れの改善、皮膚炎症の軽減及び肌の老化を防
止・改善する皮膚化粧料に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕皮脂は
トリグリセライド、スクワレン及びワックスエステルを
主要構を成分とし、皮脂腺及び表皮細胞から分泌される
ものであり、皮膚や毛髪等の表面で膜を形成することに
よって皮膚や毛髪組織を外部刺激等から保護するという
重要な役割を果たしている。
また、斯かる皮脂の分泌は年齢と共に減少することが知
られており、こうした皮脂の欠乏が肌荒れや乾皮症等の
大きな原因の一つと考えられている。更に、皮脂腺機能
が衰えてくると、同時に肌の美しい外観やなめらかな感
触も損なわれ、「っや」や「はり」を失った、いわゆる
老化した肌を呈するようになる。
そこで肌荒れ等を防止、改善するためには、皮脂分泌促
進作用を有する成分を化粧料等に配合することが有用な
手段と考えられ、様々な研究がなされてきたが、皮脂分
泌促進作用を有する物質としては、フェルラ酸エステル
の混合物であるT−オリデノールC小林敏夫、早用律子
、皮膚、21゜123 (1979))や、分岐型脂肪
酸エステル誘導体〔吉塚直伸、芋用玄爾1日皮会誌、9
4.411(1984))などごくわずかなものしか見
出されておらず、また得られる効果も未だ充分満足のい
くものではなかった。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実情に鑑み、本発明者らは皮脂分泌促進という観
点から種々検討した結果、杭孔、決明子及び金桜子から
選ばれる生薬の抽出物が顕著な皮脂分泌促進作用を有し
ていることを見出し、本発明を完成した。      
         −すなわち、本発明は棟花、決明子
及び金桜子から選ばれる生薬の抽出物の一種又は二種以
上を含有することを特徴とする皮膚化粧料を提供するも
のである。
本発明に用いられる棟花、決明子及び金桜子から得られ
る生薬抽出物の調製法は特に限定されないが、例えば種
々の適当な溶媒を用いて室温〜加温下で抽出される。抽
出溶媒としては、例えば、水;メチルアルコール、エチ
ルアルコール等の低級−価アルコール;グリセリン、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の
液状多価アルコール;酢酸エチル等の低級アルキルエス
テル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;ジエチルエー
テル等のエーテル類等の一種又は二種以上を用いること
ができる。就中、水又は水溶性溶媒、特に水、エチルア
ルコール、グリセリン、1.3−ブチレングリコールの
一種又は二種以上の混合溶媒が好ましい。また抽出条件
としては、生薬に対し容量比で1〜1000倍量、特に
5〜100倍量の溶媒を用い、4℃以上、特に15〜3
0℃の温度で工時間以上、特にl〜3日間行うのが好ま
しい。
以上のような条件で得られる生薬抽出物は、抽出された
溶液のまま用いてもよいが、さらに必要により濃縮、濾
過等の処理をしたものを適宜使い分けて用いることがで
きる。
本発明の皮膚化粧料において、生薬抽出物は一種又は二
種以上を配合することができ、その量は、乾燥固形分に
換算して合計で0.0001〜10,0重量%が好まし
く、特に0.01〜5,0重量%の範囲が好ましい。
また、本発明の皮膚化粧料には、必要により牛血液除蛋
白物、アデノシン三リン酸又はその塩、ビタミンA1ビ
タミンD等の細胞賦活剤などを添加してもよい。
本発明の皮膚化粧料は、上記成分の他、通常化粧品、医
薬部外品に用いられる水性成分、粉体、界面活性剤、油
剤、保湿剤、アルコール、pH調整剤、防腐剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、香料、美容成分等
を必要に応じて適宜配合することにより調製される。
本発明の皮膚化粧料の剤型は特に限定されず、化粧水、
乳液、クリーム、パック、洗浄料等種々の剤型とするこ
とができる。
〔実施例] 以下に試験例及び実施例を挙げて本発明を更に説明する
試験例1 シリアンハムスターの耳介部皮脂腺を用いて、各被験物
質の皮脂腺に対する作用を検討した。
棟花、決明子及び金桜子のそれぞれ10gに70%エチ
ルアルコール30m1を加え、時々攪拌しながら室温で
2日間浸漬した後、濾過して得られた生薬抽出物並びに
5%T−オリザノールエチルアルコール溶液を被験物質
とした。
10週齢の雌のシリアンハムスターを1群6匹とし、そ
れぞれのシリアンハムスターの右側耳介部内側に、上述
の被験物質を0.05m1iずつ毎日塗布した。また、
左側耳介部内側には対照として70%エチルアルコール
0.05m1を塗布した。
塗布は10日間行い、11日目に左右の耳介を一定の大
きさに打ちぬき、表皮と軟骨を剥離して真皮シートを作
成した。該真皮シートを顕微鏡下で20倍に拡大して写
真を撮影し、花弁状に観察される皮脂腺の最大径を10
カ所測定した。
その結果、皮脂腺の大きさは下記第1表のようになり、
被験物質塗布側はいずれも顕著に皮脂腺が拡大されてお
り、比較として用いたγ−オリザノールよりも優れた皮
脂腺賦活作用、すなわち皮脂分泌促進作用を示した。
以下余白 実施例1 化粧水: (組 戊) (1)グリセリン (2)  1.3−ブチレングリコール(3)エチルア
ルコール (4)ポリオキシエチレンソルビタン モノラウリン酸エステル(20B、 0. )(5) 
 ピロリドンカルボン酸ナトリウム   0.2(6〕
  杭孔1.3−ブチレングリコール抽出液10.5(
7)ウロカニン酸           0.1(8)
  ヒアルロン酸ナトリウム       0.02(
9)コラーゲン             0.1叫 
防腐剤              適量0 香 料 
             適量(重量%) 8、O 12,0 5,0 1,0 計                    100.
0*1 杭孔抽出物を乾燥固形分として約9%含有した
もの。
(製 法) A、(3)、(4)、叫〜0を混合溶解する。
B、(1)、(2,)、(5〕〜(9)及び○を混合溶
解する。
C,AとBを混合して均一にする。
実施例2 クリーム: (組 成)             (重量%〉(1
)  ミツロウ              5.0(
2)  セタノール             5.0
(3)  還元ラノリン            6.
0(4)スクワラン            42.0
(5)  グリセリンモノステアレート     4.
0(6)  コレステリルステアレート0.5(7) 
 ビタミンEリル−ト        0.1(8)親
油型モノステアリン酸グリセリン 2.0(9)ポリオ
キシエチレンソルビタンモノ  2.0ラウリン酸エス
テルC20B、 0. )(2)デオキシリボ核酸ナト
リウム     0.050 防腐剤        
      適量0 香 料            
  適量a4j1,3−ブチレングリコール     
 5.0*2決明子抽出物を乾燥固形分として約7%含
有したもの。
(製 法) A、(1)〜(9)及び0〜00を混合し、加熱して7
0℃に保つ。
B、α01(2)及び■を混合し、加熱して70℃に保
つ。
C,BにAを加えて均一に乳化し、3[)tまで冷却す
る。
実施例3 乳液: (組 或)             (重量%)(1
)スクワラン            7.0(2) 
 ワセリン              0.7(3)
  ミツロウ               0.3(
4) ソルビタンセスキオレイン酸    0.8エス
テル (5)  ポリオキシエチレンオレイル     1.
5エーテル(20B、 O,’) (6)  1.3−ブチレングリコール8.0 計 100、0 (8)  ビタミンE 0.1 (9)紫外線吸収剤            0.5α
Q プラセンタエキス          0.50 
グリチルリチン酸ジカリウム    0.02(2)エ
チルアルコール         5.0(2)防腐剤
              適量(2)香 料   
          適量針            
       100.0本3金桜子抽出物を乾燥固形
分として約7%含有したもの (製 法) A、(1)〜(9)及び(支)〜α0を混合し、加熱し
て70℃に保つ。
B、αQ、 Ql)及び(イ)を混合し、加熱して70
℃に保つ。
C,BにAを加えて均一に乳化し、30℃まで冷却する
実施例4  パック: (組 T&)(重量%) (1)  ポリビニルアルコール       15.
01.3−ブチレングリコール 金桜子水抽出液中4 エチルアルコール コウジ酸 防腐剤 香料 3°0 0.3 10.0 1.0 適量 適量 計                    100.
0*4 金桜子抽出物を乾燥固形分として約11%含有
したもの (製法〉 A、(1)〜(4)、(6)及び(9)を混合し、70
℃に加熱し攪拌しながら溶解せしめる。
B、(5)、(7)及び(8)を混合する。
C,AにBを加えて混合した後冷却する。
試験例2 使用効果試験: 本発明の皮膚化粧料の肌荒れ改善効果及び老化防止効果
につき、使用テストにより試験を行った。
使用テストは、それぞれ30〜50才の20名の女性を
パネルとし、毎日、朝と夜の2回、洗顔後に試験化粧料
を適量顔面に2週間にわたって塗布することにより行っ
た。試験化粧料は実施例1の化粧水、実施例3の乳液及
び対照として実施例3の乳液の(7)金桜子70%エタ
ノール抽出液を除いて精製水で補正した以外は実施例3
と同様に製造したものを用いた。結果を第2表に示す。
尚、評価は次の基準で行った。
・肌荒れ改善効果 有  効二肌のかさつきや荒れが改善された。
やや有効二肌のかさつきや荒れがやや改善された。
無  効:変わらない。
・老化防止効果 有  効:小じわが目立たなくなり、肌につやが出た。
やや有効:小じわがやや目立たなくなった。
無  効:変わらない。
第2表の結果より明らかなように、実施例1の化粧水及
び実施例3の乳液の使用により、肌荒れが改善されたと
いう効果及び小じわが目立たなくなったという効果が高
い有効率をもって確認された。
〔発明の効果〕
本発明の皮膚化粧料は顕著な皮脂分泌促進作用を有する
ため、優れた肌荒れ改善効果、皮膚の炎症の軽減効果等
があり、幅広く適用することができ、また小じわの発生
、肌の「つや」や「はり」の喪失といった肌の老化現象
を防止・改善する効果をも有する。
以上 手 続 補 正 書(自発) 平底3年4月8日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、槐花、決明子及び金桜子から選ばれる生薬の抽出物
    の一種又は二種以上を含有することを特徴とする皮膚化
    粧料。
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