JPH0327136B2 - - Google Patents
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- JPH0327136B2 JPH0327136B2 JP60165198A JP16519885A JPH0327136B2 JP H0327136 B2 JPH0327136 B2 JP H0327136B2 JP 60165198 A JP60165198 A JP 60165198A JP 16519885 A JP16519885 A JP 16519885A JP H0327136 B2 JPH0327136 B2 JP H0327136B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、データ伝送用のループバツクが可能
なリング結合装置のイニシヤル診断方式に関す
る。
なリング結合装置のイニシヤル診断方式に関す
る。
計算機相互間のデータ転送にループバツクが可
能なリング結合装置が開発されている。第2図で
これを説明するとl1,l2は光ケーブルでいずれも
ループを構成し、前者はメインリング、後者はバ
ツクアツプリングと呼ばれる。これらのリング
l1,l2に複数個のノード装置11,12,……が
挿入され、各ノード装置に複数個のアダプタ
ADPTが設けられ、各アダプタにブロツクマル
チプレクサチヤネルBMCを介して中央処理装置
(計算機)CPUが接続される。
能なリング結合装置が開発されている。第2図で
これを説明するとl1,l2は光ケーブルでいずれも
ループを構成し、前者はメインリング、後者はバ
ツクアツプリングと呼ばれる。これらのリング
l1,l2に複数個のノード装置11,12,……が
挿入され、各ノード装置に複数個のアダプタ
ADPTが設けられ、各アダプタにブロツクマル
チプレクサチヤネルBMCを介して中央処理装置
(計算機)CPUが接続される。
ノード装置は同じ構成を有しており、ノード装
置11に示すように光/電気変換器O/E及び電
気/光変換器E/Oを備え、伝送されて来た光信
号を電気に変換して取込み、また電気信号を光に
変換して送出する。従つてリング(伝送路)上は
光信号であるが、ノード装置内は電気信号であ
る。O/Eで光電変換され電気信号となつたメイ
ンリング上の信号はノード装置の複数個のアダプ
タADPT内を順次通過し、E/Oで光信号に戻
つて次のノード装置へ向けて送出される。アダプ
タADPTはシフトレジスタを備え、信号はアダ
プタに入力すると該シフトレジスタ内をシフトさ
れ、それより出て次のアダプタへ向う。CPUが
接続されていない又はCPUが休止状態で不使用
のアダプタADPTはスイツチSWでバイパスされ
(点線で示す)、信号は該アダプタ内を通ることな
く次のアダプタへ向う。シフトレジスタに入つて
いる状態で、その信号ブロツクが自己宛のものか
否か又は空きブロツクであるか否かチエツクさ
れ、前者ならBMCを経てCPUへ取込まれ、後者
ならそして送信データがあるとき該送信データが
空きブロツクに収容され送出される。
置11に示すように光/電気変換器O/E及び電
気/光変換器E/Oを備え、伝送されて来た光信
号を電気に変換して取込み、また電気信号を光に
変換して送出する。従つてリング(伝送路)上は
光信号であるが、ノード装置内は電気信号であ
る。O/Eで光電変換され電気信号となつたメイ
ンリング上の信号はノード装置の複数個のアダプ
タADPT内を順次通過し、E/Oで光信号に戻
つて次のノード装置へ向けて送出される。アダプ
タADPTはシフトレジスタを備え、信号はアダ
プタに入力すると該シフトレジスタ内をシフトさ
れ、それより出て次のアダプタへ向う。CPUが
接続されていない又はCPUが休止状態で不使用
のアダプタADPTはスイツチSWでバイパスされ
(点線で示す)、信号は該アダプタ内を通ることな
く次のアダプタへ向う。シフトレジスタに入つて
いる状態で、その信号ブロツクが自己宛のものか
否か又は空きブロツクであるか否かチエツクさ
れ、前者ならBMCを経てCPUへ取込まれ、後者
ならそして送信データがあるとき該送信データが
空きブロツクに収容され送出される。
メインリングl1上の信号は矢印で示すように一
方向、本例では時計方向に循環する。同じ信号が
バツクアツプリングl2上を矢印で示すように逆方
向に、本例では反時計方向に循環する。各ノード
装置はマイクロコンピユータμCONを備えてお
り、メインリング上の信号を監視する。
方向、本例では時計方向に循環する。同じ信号が
バツクアツプリングl2上を矢印で示すように逆方
向に、本例では反時計方向に循環する。各ノード
装置はマイクロコンピユータμCONを備えてお
り、メインリング上の信号を監視する。
第3図はノード装置の構造をやゝ詳しく示す図
で、上記マイコンはクロツク源CLK、プロセツ
サMPU、メモリROM、RAM、送信バツフアT
−BUF、受信バツフアR−BUFからなる。メイ
ンリングとはループモニタLMを介して接続され
る。M−LBC及びS−LBCはマスタ側及びスレ
ーブ側のループバツク回路で、この回路を動作さ
せることによりメインリングl1の信号をバツクア
ツプループl2へ折返すことができる。BUFはバツ
フアであり、図示の如くスイツチSW間などに挿
入される。
で、上記マイコンはクロツク源CLK、プロセツ
サMPU、メモリROM、RAM、送信バツフアT
−BUF、受信バツフアR−BUFからなる。メイ
ンリングとはループモニタLMを介して接続され
る。M−LBC及びS−LBCはマスタ側及びスレ
ーブ側のループバツク回路で、この回路を動作さ
せることによりメインリングl1の信号をバツクア
ツプループl2へ折返すことができる。BUFはバツ
フアであり、図示の如くスイツチSW間などに挿
入される。
ループバツク回路LBCは第4図に示すように
データ用のマルチプレクサMPX1及びクロツク用
のマルチプレクサMPX2を備えており、前者は当
該ノード装置出側のメインリング上データD1と、
クロツク抽出回路10からのバツクアツプリング
l2上のデータD2が入力され、当該ノード装置で自
発的ループバツク指示LBIが出されるとオアゲー
ト14を通つた該指示で出力データをD2からD1
へ切換える。同様に後者MPX2はLBIがあるとク
ロツクをC2からC1へ切換える。自発的ループバ
ツク指示LBIはまたオアゲート14を通つて電
気/光変換器E/Oに入力して光出力を停止さ
せ、またフリツプフロツプ12をクリアしてQ出
力を0にする。このフリツプフロツプ12はバツ
クアツプリング側の光/電気変換器O/Eが光断
を検出するとセツトされ、Q出力を1にする。こ
れは光有無表示信号LDを“1”光無しにし、ま
たオアゲート14の出力となつてLBI入力時と同
様にE/Oの光出力停止、MPX1及びMPX2のル
ープバツク側(D1、C1送出側)への切換えを行
なう。
データ用のマルチプレクサMPX1及びクロツク用
のマルチプレクサMPX2を備えており、前者は当
該ノード装置出側のメインリング上データD1と、
クロツク抽出回路10からのバツクアツプリング
l2上のデータD2が入力され、当該ノード装置で自
発的ループバツク指示LBIが出されるとオアゲー
ト14を通つた該指示で出力データをD2からD1
へ切換える。同様に後者MPX2はLBIがあるとク
ロツクをC2からC1へ切換える。自発的ループバ
ツク指示LBIはまたオアゲート14を通つて電
気/光変換器E/Oに入力して光出力を停止さ
せ、またフリツプフロツプ12をクリアしてQ出
力を0にする。このフリツプフロツプ12はバツ
クアツプリング側の光/電気変換器O/Eが光断
を検出するとセツトされ、Q出力を1にする。こ
れは光有無表示信号LDを“1”光無しにし、ま
たオアゲート14の出力となつてLBI入力時と同
様にE/Oの光出力停止、MPX1及びMPX2のル
ープバツク側(D1、C1送出側)への切換えを行
なう。
リング上を伝送される信号のフレームは第5図
aに示すようにスターテイングデリミタSD、ア
クセスコントロールAC、フレームコントロール
FC、デステイネーシヨンアドレスDA、ソースア
ドレスSA、インフオメーシヨンINF、フレーム
チエツクシーケンスFCS、エンデイングデリミタ
EDおよびフレームステータスFSからなる。数
1、6等は各ブロツクのバイト数字を示す。これ
はデータフレームで、この他にトークンフレーム
があり、これは第5図bに示すようにSD,AC,
EDからなる。アクセスコントロールACはTKビ
ツトを持ち、TK=1ならデータフレーム、TK
=0ならトークン(TOKEN)フレームを示す。
aに示すようにスターテイングデリミタSD、ア
クセスコントロールAC、フレームコントロール
FC、デステイネーシヨンアドレスDA、ソースア
ドレスSA、インフオメーシヨンINF、フレーム
チエツクシーケンスFCS、エンデイングデリミタ
EDおよびフレームステータスFSからなる。数
1、6等は各ブロツクのバイト数字を示す。これ
はデータフレームで、この他にトークンフレーム
があり、これは第5図bに示すようにSD,AC,
EDからなる。アクセスコントロールACはTKビ
ツトを持ち、TK=1ならデータフレーム、TK
=0ならトークン(TOKEN)フレームを示す。
各アダプタは動作中、SDに続くACをチエツク
し、そのTKビツトが1ならデータフレームであ
ることを知り、宛先アドレスDAが自己のアドレ
スを示しているなら、続く情報ブロツクINFのデ
ータを取込む。宛先アドレスが他のアドレスを示
しているなら勿論続くINFブロツクのデータは取
込まず、そしてデータを取込む、取込まないに
かゝわらず受信データは原則として次へ送出す
る。TKビツトをチエツクしてこれが0ならトー
クンフレームであることを知り、送信データがあ
るなら、TKビツトを1にし宛先アドレスDA、
送信元アドレスSA等を付して該送信データを情
報ブロツクINFに入れて送出する。送信元はリン
グを一循して戻つてきた上記送信データを検出
し、TKビツトを0にする。従つてトークンフレ
ームでもデータフレームでもリング上を一巡する
だけである。
し、そのTKビツトが1ならデータフレームであ
ることを知り、宛先アドレスDAが自己のアドレ
スを示しているなら、続く情報ブロツクINFのデ
ータを取込む。宛先アドレスが他のアドレスを示
しているなら勿論続くINFブロツクのデータは取
込まず、そしてデータを取込む、取込まないに
かゝわらず受信データは原則として次へ送出す
る。TKビツトをチエツクしてこれが0ならトー
クンフレームであることを知り、送信データがあ
るなら、TKビツトを1にし宛先アドレスDA、
送信元アドレスSA等を付して該送信データを情
報ブロツクINFに入れて送出する。送信元はリン
グを一循して戻つてきた上記送信データを検出
し、TKビツトを0にする。従つてトークンフレ
ームでもデータフレームでもリング上を一巡する
だけである。
このようなリング結合装置では、各ノード装置
等は独立に動作するので、あるノード装置は電源
を投入されて動作状態にあるが、他のノード装置
は電源断で休止状態にある、等のことがある。ま
たメインリングl1が各ノード装置間のある箇所で
断線し、光伝送不能の状態にあることがある。こ
のような場合本システムでは折り返すことによつ
て、残りの健全部分でデータ伝送することができ
る。例えば第2図の点P1で断線した場合は、ノ
ード装置11の図面右側で折り返し(l1をl2へ接
続し)またノード装置14の同上端で折り返す
(l2をl1へ接続する)ことにより全CPUが今まで
通り交信することができる。更に点P2でも断線
した場合はノード装置11の右端とノード装置1
2の下端で折り返し、またノード装置14の上端
とノード装置13の左端で折り返すことにより、
2ブロツクに分離はされるが各ブロツク内の
CPUは相互に交信することができる。あるノー
ド装置が電源不投入で休止状態にある場合も同様
で、その休止状態のノード装置は外して、残りで
ループを形成すればよい。
等は独立に動作するので、あるノード装置は電源
を投入されて動作状態にあるが、他のノード装置
は電源断で休止状態にある、等のことがある。ま
たメインリングl1が各ノード装置間のある箇所で
断線し、光伝送不能の状態にあることがある。こ
のような場合本システムでは折り返すことによつ
て、残りの健全部分でデータ伝送することができ
る。例えば第2図の点P1で断線した場合は、ノ
ード装置11の図面右側で折り返し(l1をl2へ接
続し)またノード装置14の同上端で折り返す
(l2をl1へ接続する)ことにより全CPUが今まで
通り交信することができる。更に点P2でも断線
した場合はノード装置11の右端とノード装置1
2の下端で折り返し、またノード装置14の上端
とノード装置13の左端で折り返すことにより、
2ブロツクに分離はされるが各ブロツク内の
CPUは相互に交信することができる。あるノー
ド装置が電源不投入で休止状態にある場合も同様
で、その休止状態のノード装置は外して、残りで
ループを形成すればよい。
電源不投入で休止状態にあるノード装置が電源
を投入して動作状態に入るときはイニシヤル診断
を行なう必要がある。O/E、E/O、μCON、
ADPなどが正常に動作するか否か、伝送フレー
ムの構成及びその送受信が正常に行なわれる否か
のチエツクがそのイニシヤル診断の内容である
が、これにはデータ伝送させてみてその結果をチ
エツクするのが適切である。しかもこのデータ伝
送は、ループバツク回路M/S−LBCを利用す
ると他ノード装置電源不投入などの状態でも容易
に行なうことができる。本発明はかゝる点に着目
したもので、複数ノード装置を含むリング結合装
置のイニシヤル診断を行なう適切な方式を提供し
ようとするものである。
を投入して動作状態に入るときはイニシヤル診断
を行なう必要がある。O/E、E/O、μCON、
ADPなどが正常に動作するか否か、伝送フレー
ムの構成及びその送受信が正常に行なわれる否か
のチエツクがそのイニシヤル診断の内容である
が、これにはデータ伝送させてみてその結果をチ
エツクするのが適切である。しかもこのデータ伝
送は、ループバツク回路M/S−LBCを利用す
ると他ノード装置電源不投入などの状態でも容易
に行なうことができる。本発明はかゝる点に着目
したもので、複数ノード装置を含むリング結合装
置のイニシヤル診断を行なう適切な方式を提供し
ようとするものである。
本発明は、メインリングとバツクアツプリング
を備え、これらのリングに複数個のノード装置を
挿入し、これらのノード装置の各複数個のアダプ
タに計算機を接続して相互交信可能とし、各ノー
ド装置の入側及び出側にはループバツク回路を設
けてメインリングの信号をバツクアツプリングへ
また逆にバツクアツプリングの信号をメインリン
グへ伝達可能としたリンク結合装置のイニシヤル
診断方式において、ノード装置の電源投入時に入
側及び出側のループバツク回路を動作させて自装
置内でループを構成し、次いで出側ループバツク
回路を開いて光信号を送出し、次のノード装置が
電源投入済み、自装置内イニシヤル診断終了であ
れば該次装置の入側ループバツク回路を開放させ
て該次装置との間でループを構成してノード装置
間イニシヤル診断を行なうことを特徴とするもの
である。
を備え、これらのリングに複数個のノード装置を
挿入し、これらのノード装置の各複数個のアダプ
タに計算機を接続して相互交信可能とし、各ノー
ド装置の入側及び出側にはループバツク回路を設
けてメインリングの信号をバツクアツプリングへ
また逆にバツクアツプリングの信号をメインリン
グへ伝達可能としたリンク結合装置のイニシヤル
診断方式において、ノード装置の電源投入時に入
側及び出側のループバツク回路を動作させて自装
置内でループを構成し、次いで出側ループバツク
回路を開いて光信号を送出し、次のノード装置が
電源投入済み、自装置内イニシヤル診断終了であ
れば該次装置の入側ループバツク回路を開放させ
て該次装置との間でループを構成してノード装置
間イニシヤル診断を行なうことを特徴とするもの
である。
第1図で説明するとaは全ノード装置11,1
2,……が電源不投入で休止の状態を示す。この
状態ではイニシヤル診断は行なわれない。bはノ
ード装置12が電源を投入して動作可能になつた
状態を示し、この場合は該装置12のループバツ
ク回路M−LBC、S−LBCを動作させて自装置
内でリングを形成させる。図面ではこのリングは
単純に長円L1で示しているが、詳しくはそして
第3図で言えばこのリングはM−LBC、BUF、
ADPT、BUF、……LM、S−LBC−BUF,M
−LBCで構成され、そして不使用のADPTはス
イツチSWでバイパスされている。ノード装置1
3も電源を投入すると同様に自装置内でリングを
形成してイニシヤル診断する。そして本例のよう
に2装置12,13が電源投入され、自装置内イ
ニシヤル診断が済んだら、次はこれらの装置1
2,13を含むリングを形成してイニシヤル診断
するのがよいが、該リングL2は第1図cに示す
ように装置12のS−LBCと装置13のM−
LBCを用い(閉じ)、装置12のM−LBC及び装
置13のS−LBCは不使用する(開く)ことで
形成できる。
2,……が電源不投入で休止の状態を示す。この
状態ではイニシヤル診断は行なわれない。bはノ
ード装置12が電源を投入して動作可能になつた
状態を示し、この場合は該装置12のループバツ
ク回路M−LBC、S−LBCを動作させて自装置
内でリングを形成させる。図面ではこのリングは
単純に長円L1で示しているが、詳しくはそして
第3図で言えばこのリングはM−LBC、BUF、
ADPT、BUF、……LM、S−LBC−BUF,M
−LBCで構成され、そして不使用のADPTはス
イツチSWでバイパスされている。ノード装置1
3も電源を投入すると同様に自装置内でリングを
形成してイニシヤル診断する。そして本例のよう
に2装置12,13が電源投入され、自装置内イ
ニシヤル診断が済んだら、次はこれらの装置1
2,13を含むリングを形成してイニシヤル診断
するのがよいが、該リングL2は第1図cに示す
ように装置12のS−LBCと装置13のM−
LBCを用い(閉じ)、装置12のM−LBC及び装
置13のS−LBCは不使用する(開く)ことで
形成できる。
更に装置11も電源を投入しそして自装置内イ
ニシヤル診断が済み、これでリング結合装置の全
ノード装置が電源投入及び自装置内イニシヤル診
断が済んだら、次は全装置をリング内に含めてイ
ニシヤル診断するのがよいが、これは第1図dに
示すように全装置のM/S−LBCは不使用とし
てメインリングl1を形成させて行なうことができ
る。
ニシヤル診断が済み、これでリング結合装置の全
ノード装置が電源投入及び自装置内イニシヤル診
断が済んだら、次は全装置をリング内に含めてイ
ニシヤル診断するのがよいが、これは第1図dに
示すように全装置のM/S−LBCは不使用とし
てメインリングl1を形成させて行なうことができ
る。
自装置で折返すには第4図に示した自発的ルー
プバツク指示LBIを出力してマルチプレクサ
MPX1,MPX2を切換えればよい。第4図はS−
LBC側を示すが、M−LBC側も同様である。
LBIが出力されると電気/光変換器E/Oには光
出力停止信号が与えられるので、次装置へ向けて
の光送出はない。第1図bからcの如くイニシヤ
ル診断ループをL1からL2へ広げるとき装置12
は、S−LBC側の自発的ループバツク指示信号
LBIを落として(例えば1から0にして)S−
LBCを不動作にしE/Oの光出力停止を解除す
る。これにより次装置13へ光信号が送出され、
次装置のO/Eは若し動作中ならこれを検出して
光断表示出力を0にし、これにより次装置13で
はM−LBCを不動作にする。こうして第1図c
の状態になる。この状態でノード装置13がその
S−LBCを開いて光信号を送出すればループL2
を装置11まで延ばすことが可能であり、装置1
1でも同様処理をすれば第1図dの状態にするこ
とができる。
プバツク指示LBIを出力してマルチプレクサ
MPX1,MPX2を切換えればよい。第4図はS−
LBC側を示すが、M−LBC側も同様である。
LBIが出力されると電気/光変換器E/Oには光
出力停止信号が与えられるので、次装置へ向けて
の光送出はない。第1図bからcの如くイニシヤ
ル診断ループをL1からL2へ広げるとき装置12
は、S−LBC側の自発的ループバツク指示信号
LBIを落として(例えば1から0にして)S−
LBCを不動作にしE/Oの光出力停止を解除す
る。これにより次装置13へ光信号が送出され、
次装置のO/Eは若し動作中ならこれを検出して
光断表示出力を0にし、これにより次装置13で
はM−LBCを不動作にする。こうして第1図c
の状態になる。この状態でノード装置13がその
S−LBCを開いて光信号を送出すればループL2
を装置11まで延ばすことが可能であり、装置1
1でも同様処理をすれば第1図dの状態にするこ
とができる。
イニシヤル診断は具体的には電源投入後、送受
信回路(LMとμCON)においてテストフレーム
を作り、送信したのちこれを受信して、送、受信
フレームパターンを比較して行なう。テストフレ
ームはFS,AC,DA,SA,INF(4096+2バイ
ト)、FCS,FEの構成とし、DA,SAは共に自装
置がアドレスとする。INFにはMPUに格納され
ているテストパターンを用い、特にチエツクする
のはDA,SA,INFである。テストフレームの受
信不能ならエラーであり、またテストフレームの
送、受信パターンが異なればFCSエラーであり、
これらのエラー時にはチエツクランプを点灯させ
る。この自装置内イニシヤル診断がエラーなく終
了すれば、一時的にループバツクを解除して次装
置へ光送出する。これが受信されれば上述の制御
が行なわれるが、受信されなければ自装置内での
ループに戻り、自装置内CPU間のデータ伝送を
行なう。
信回路(LMとμCON)においてテストフレーム
を作り、送信したのちこれを受信して、送、受信
フレームパターンを比較して行なう。テストフレ
ームはFS,AC,DA,SA,INF(4096+2バイ
ト)、FCS,FEの構成とし、DA,SAは共に自装
置がアドレスとする。INFにはMPUに格納され
ているテストパターンを用い、特にチエツクする
のはDA,SA,INFである。テストフレームの受
信不能ならエラーであり、またテストフレームの
送、受信パターンが異なればFCSエラーであり、
これらのエラー時にはチエツクランプを点灯させ
る。この自装置内イニシヤル診断がエラーなく終
了すれば、一時的にループバツクを解除して次装
置へ光送出する。これが受信されれば上述の制御
が行なわれるが、受信されなければ自装置内での
ループに戻り、自装置内CPU間のデータ伝送を
行なう。
以上説明したように本発明では自装置内、自装
置と隣接装置間、更には全装置に亘つてループを
形成してイニシヤル診断を行なうことができ、甚
だ有効である。
置と隣接装置間、更には全装置に亘つてループを
形成してイニシヤル診断を行なうことができ、甚
だ有効である。
第1図は本発明方式を説明する図、第2図はリ
ング結合装置の構成を示すブロツク図、第3図は
ノード装置の構成を示すブロツク図、第4図はル
ープバツク回路部の構成を示すブロツク図、第5
図は信号フオーマツトの説明図である。 図面で、l1はメインリング、l2はバツクアツプ
リング、11,12,13はノード装置、ADP
はアダプタ、CPUは計算機、M−LBC,S−
LBCは入側、出側ループバツク回路である。
ング結合装置の構成を示すブロツク図、第3図は
ノード装置の構成を示すブロツク図、第4図はル
ープバツク回路部の構成を示すブロツク図、第5
図は信号フオーマツトの説明図である。 図面で、l1はメインリング、l2はバツクアツプ
リング、11,12,13はノード装置、ADP
はアダプタ、CPUは計算機、M−LBC,S−
LBCは入側、出側ループバツク回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メインリングとバツクアツプリングを備え、
これらのリングに複数個のノード装置を挿入し、
これらのノード装置の、メインリングに直列に挿
入された各複数個のアダプタに計算機を接続して
相互交信可能とし、各ノード装置の入側及び出側
にはループバツク回路を設けてメインリングの信
号をバツクアツプリングへまた逆にバツクアツプ
リング信号をメインリングへ伝達可能としたリン
ク結合装置のイニシヤル診断方式において、 ノード装置の電源投入時に入側及び出側のルー
プバツク回路を動作させて自装置内でループを構
成し、次いで出側ループバツク回路を開いて光信
号を送出し、次のノード装置が電源投入済み、自
装置内イニシヤル診断終了であれば該次装置の入
側ループバツク回路を開放させて該次装置との間
でループを構成してノード装置間イニシヤル診断
を行なうことを特徴とするイニシヤル診断方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165198A JPS6225537A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | イニシヤル診断方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165198A JPS6225537A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | イニシヤル診断方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225537A JPS6225537A (ja) | 1987-02-03 |
JPH0327136B2 true JPH0327136B2 (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=15807698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60165198A Granted JPS6225537A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | イニシヤル診断方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6225537A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07105807B2 (ja) * | 1986-07-18 | 1995-11-13 | 株式会社日立製作所 | リング状ネットワークの構成制御方法 |
JPH0817396B2 (ja) * | 1987-03-30 | 1996-02-21 | 株式会社東芝 | 光化デ−タ伝送方法及び装置 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60165198A patent/JPS6225537A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6225537A (ja) | 1987-02-03 |
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