JP2544329B2 - 集線装置の診断および障害切離し方法 - Google Patents

集線装置の診断および障害切離し方法

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JP2544329B2
JP2544329B2 JP60026238A JP2623885A JP2544329B2 JP 2544329 B2 JP2544329 B2 JP 2544329B2 JP 60026238 A JP60026238 A JP 60026238A JP 2623885 A JP2623885 A JP 2623885A JP 2544329 B2 JP2544329 B2 JP 2544329B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は集線装置によるスター・リング・ネットワー
クの障害対策方式に係り、特に各種データ端末を前記ネ
ットワークに接続するために集線装置から引出した伝送
路が異常の場合に、これを切離すために好適な診断およ
び障害切離し方法に関する。
従来の方式は、例えば次の(1),(2)に述べられ
た方式がある。
(1) bit誌Vol.16,No.3,1984“トークン・リング方
式によるローカル・エリア・ネットワーク”高木英明著 (2) 特開昭58−117750号公報(ステーション識別方
法) 上記(1)及び(2)によると次の手順での障害箇所
切離しが可能である。
(i) 各ステーション(以下、STと呼ぶ)は、ネット
ワークに接続するときに自STの集線装置接続口(以下、
ポートと呼ぶ)を識別するための情報即ちポート番号を
与えられる。
(ii) 各STは、ネットワークの異常時、例えば伝送路
断線時にすべてのSTに宛てて異常通知フレームを送出す
る。該フレームを受信したSTは、自STが異常通知フレー
ムを送出中であれば送出をやめる。この結果、障害のす
ぐ下流のひとつのSTだけが前記異常通知フレームを送出
し続けることになる。
(iii) 前記異常通知フレームにはポート番号が含ま
れる。該フレームを受信したSTは、障害がどこに在るの
か即ち障害ポートを特定できる。これにより障害ポート
をネットワークから切離すことができる。
このような方式では次の問題がある。
(a) STにポート識別(ポート番号)を与えるための
機構(装置)が特別に必要となる。
(b) ポート番号を誤設定した場合、障害ポートをネ
ットワークから切離すことができない。
(c) ひとつのポートに複数のSTを接続する場合、前
記(2)の方法ではこれら複数のSTにポート番号を与え
るための配慮がなされておらず、この場合前記障害ポー
ト切離し方式は適用できない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記ポート番号を付与するための機
構を不要とし、またひとつのポートに複数のSTを接続す
る場合でも障害ポートの切離しを可能とする集線装置の
診断および障害切離し方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
スター・リング・ネットワークを形成させる集線装置
は、各種データ端末(ST)を前記ネットワークに接続さ
せるためのポートを持つ。リング伝送路の一部はこのポ
ートから引出され、これにひとつ又は複数のデータ端末
がつながる。これらのデータ端末は、ネットワークへの
接続や離脱更には他ポートへの移動等が自由かつ簡単に
できることを考慮しておくことが望ましい。また、ポー
トから引出された前記伝送路は、少なくともひとつの部
屋内の各データ端末、もしくは部屋間に散在するデータ
端末を結べる程度に広域に敷設されるため、比較的障害
が起り易くなる。一方、リング(スター)ネットワーク
はシリアル・システムであるため、リング伝送路上の一
箇所の障害でもシステム全体の通信機能が失なわれる問
題がある。このため集線装置にとってはポート(つまり
ポートから出た伝送路系)の障害対策を可能としておく
ことが大切になる。
本発明によるポートの障害対策は次の基本的考え方に
よる。
障害対策を司るステーション(ST)は、予め決めた規
則に従ってポートを接続もしくは切離しテスト・データ
を送出し該データの受信状況をもって障害ポートの特定
及び切離しを行なう。ここではポートの診断を1つのポ
ート単位に行なう。即ちリングには1つのポートしか含
めない。リングに複数のポートを含めて診断するのでは
次の欠点がある。つまり、ひとつの被診断ポートを診断
中に他のポートが障害に陥った場合、該障害の影響を受
けて前記被診断ポートの診断を正しくできない。これは
リング・ネットワークがシリアルシステムでありリング
上一箇所の障害でもシステム全体の通信が不能となるこ
とから明らかである。前記テスト・データを受信できる
と当該ポートは正常とみなし、受信できないと異常とみ
なす。1つの被診断ポートの診断し終えると診断結果を
記憶しこのポートを切離し、次の被診断ポートだけをリ
ングに含める。こうして全てのポートの診断の後、正常
とみなしたポートをリングに含める。もし、ここで再び
リングに異常が起きたなら、そのたびにポートの障害対
策(1ポート単位での診断)を行なえば不合理なく障害
ポートをリングから切離せることになる。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明を実施する通信システムの概要図であ
る。
第2図は、第1図における集線装置1の構成図であ
る。第2図において、2−9は当該集線装置自身のリン
グ通信アダプタ、3−9は当該集線装置自身のデータ端
末装置、4−1,…,4−8はデータ端末装置を通信システ
ムに接続させるために引出した伝送路(以下、ポートと
総称)である。
第1図の通信システムでは、各リング通信アダプタ2
−1,…,2−8は閉じた通信リング(伝送路)で集線装置
1につながる。各データ端末装置3−1,…,3−8はリン
グ通信アダプタ2−1,…,2−8につながることにより、
互いに通信が可能となる。上記データ端末装置として
は、表示装置、マイクロ・コンピュータ、データ収集装
置などの装置を1つまたは幾つか含むことができる。こ
のシステムの機能はこれらの装置間でデータを交換もし
くは配布することである。尚、第1図では1つのポート
には1つのリング通信アダプタしか接続していないが、
1つのポートに複数のリング通信アダプタを接続するこ
とも可能である。
第3図はリング通信アダプタ2−1のブロック構成図
である。リング通信アダプタは、リング接続機構30を含
んでいる。これはリングに送出されるデータ及びリング
から受信されるデータに対する電気信号変換を実施する
電子回路で構成される。このような信号変換は変調と復
調を含んでいる。リング接続機構30は、リング入力線40
からデータ(シリアル・データ)を受取り、リング出力
線41へデータを送り出す。更に、リング接続機構30は、
受信したデータからタイミング信号を抜き出し、、それ
を用いて送受信データの同期をとる。
リング入力線40から受信したデータは、信号線42を通
ってリング・プロトコル管理機構32へ送られる。信号線
43は前記タイミング信号を送るためのクロック線で、デ
ータ転送を同期させるのに使用する。信号線44により、
同期させて伝送リングに送出すべきデータ信号をリング
・プロトコル管理機構32からリング接続機構30へ送る。
リング・プロトコル管理機構32は、自リング通信アダ
プタを宛先とする通信フレームを認識すると、データ線
45,47および制御線46を用いて、一時記憶機構34に複写
(コピー)する。制御線46は読み書き信号、アドレス信
号、タイミング信号などの制御情報を一時記憶機構34へ
入力する。また、一時記憶機構34とデータ端末装置間の
データのやりとりは、信号線48及び49を介して行なわれ
る。リング・プロトコル管理機構32は、一時記憶機構34
に記憶されているデータを伝送リングに送出する。
第4図はポートの診断に用いる通信フレームの構成を
示す。第4図において、51はフレームの開始を示すStar
t Delimiter(SD)、52はフレームの種別を示すFrame C
ontrol(FC)、53は宛先アドレスを示すDestination Ad
dress(DA)、54は送出元アドレスを示すSource Addres
s(SA)、55はInformation(I)、56はFrame Check Se
quence(FCS)、57はフレームの終了を示すEnd Delimit
er(ED)である。診断に用いるフレームは例えば次のよ
うに設定できる。
FC52:B`01000010´を診断フレーム表示とし、B`0100
0010´以外を診断以外に用いるフレームとする。尚、FC
は1バイトの情報とする。
DA53:自リング通信アダプタ・アドレス I55:診断用データ 第5図は各ポートを診断する場合のリング通信アダプ
タ、特にその中のリング・プロトコル管理機構32の動作
手順を示すフローチャートである。まず、ステップ110
で1つの被診断ポートだけを含むリングを形成(第2図
参照、尚、ポートを接続・切離するための制御信号線は
省略)する。この後、ステップ120で診断フレームを送
出し、ステップ130,140でその受信状況を監視する。一
定時間内に受信できないと、ステップ160で当該ポート
は異常と記憶し、一方、受信した場合はステップ150で
正常と記憶する。ステップ170では、診断したポートを
リングから切離しステップ180で未診断ポートの有無を
チェックする。有りの場合、再び1つの被診断ポート単
位に診断を繰り返す。もし無し、即ち全被診断ポートの
診断を完了したなら、ステップ190で正常と判断したポ
ートだけをリングに含めステップ190で診断フレームを
送出し、ステップ210220で該フレームの受信を監視す
る。受信できない場合、再び上記診断を再実現する。受
信することにより異常(障害)ポートの切離し終了とす
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ポート番号をステーション(実施例
でのリング通信アダプタとデータ端末装置を合せた総
称)に付与するための機構が不要となるため、ポート番
号誤設定により障害対策が不能となること及び該機構の
物量増加にいたることを避けられる効果がある。また、
一つの支線に複数の端末装置を接続し、多数の端末を少
数のポートに収容した状態でポート単位に診断を行うこ
とによって、端末装置単位で診断を行う場合に比較し
て、効率良く伝送系の診断動作を完了することができ、
障害ポートを切離すことによって、ネットワーク・シス
テムの高信頼化を図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は通信システムの全体構成図、第2図は集線装置
の構成図、第3図はリング通信アダプタのブロック構成
図、第4図は診断フレームの構成図、第5図はポート診
断及び障害ポート切離しの動作手順を示すフローチャー
トである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布施 昌裕 秦野市堀山下1番地 株式会社日立製作 所神奈川工場内 (56)参考文献 特開 昭56−46348(JP,A) 特開 昭56−110160(JP,A) 特開 昭51−9319(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング上の内部伝送路と、上記内部伝送路
    に接続された管理装置と、それぞれ端末装置接続用の支
    線を収容するための複数のポートと、上記各ポートと上
    記内部伝送路との間に設けられ、それぞれ上記管理装置
    からの制御信号に応答して該当ポートを上記内部伝送路
    に対して接続状態または切離し状態にする複数のスイッ
    チを備え、上記ポートに収容された支線のうちの何れか
    が複数の端末装置と接続されている集線装置の診断およ
    び障害切離し方法において、 上記管理装置が、上記複数のスイッチに選択的に制御信
    号を送ることによって被試験ポートを替えながら順次に
    1ポートずつ上記内部伝送路に接続し、 各接続状態において上記内部伝送路上でのテスト信号の
    一巡試験を行なうことによって、被試験ポートに収容さ
    れた支線と、該支線上に直列接続され、その1つずつに
    対して、少なくとも1つの端末装置からなる端末装置群
    をそれぞれ1群ずつ接続するための複数のリング通信ア
    ダプタとからなる伝送路系が異常か否かを判定し、 全てのポートについてテスト信号の一巡試験を終えた時
    点で、異常ポートを除いた残り全てのポートを上記内部
    伝送路に接続するようにスイッチの状態を切り替え、 この状態で再度テスト信号の一巡試験を行なってリング
    の正常性を確認する ことを特徴とする集線装置の診断および障害切離し方
    法。
JP60026238A 1985-02-15 1985-02-15 集線装置の診断および障害切離し方法 Expired - Lifetime JP2544329B2 (ja)

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