JP2830096B2 - 双方向光通信方式 - Google Patents
双方向光通信方式Info
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- JP2830096B2 JP2830096B2 JP1175968A JP17596889A JP2830096B2 JP 2830096 B2 JP2830096 B2 JP 2830096B2 JP 1175968 A JP1175968 A JP 1175968A JP 17596889 A JP17596889 A JP 17596889A JP 2830096 B2 JP2830096 B2 JP 2830096B2
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- optical
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- signal
- optical communication
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- Optical Communication System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光通信技術に関し,特に光通信回線の断障害
を検出できる双方向光通信方式に関する。
を検出できる双方向光通信方式に関する。
[従来の技術] 従来,双方向光通信において,光通信回線が断障害を
起こし,光信号が自局の光電気変換部に入力されない場
合に光通信回線に断障害が有ると判断している。
起こし,光信号が自局の光電気変換部に入力されない場
合に光通信回線に断障害が有ると判断している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら,上述した従来の光通信回線断障害を検
出する方法では,光コネクタがはずれた状態では,その
部分の端面反射によって自局の送出した光信号が光電気
変換部に戻ってきて光通信回線断障害を検出することは
できないという問題点がある。
出する方法では,光コネクタがはずれた状態では,その
部分の端面反射によって自局の送出した光信号が光電気
変換部に戻ってきて光通信回線断障害を検出することは
できないという問題点がある。
本発明の目的は,光通信回線へ断障害を起こした部分
で端面反射が生じてもその断障害を検出できる双方向光
波長多重通信方式を提供することにある。
で端面反射が生じてもその断障害を検出できる双方向光
波長多重通信方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は,第1の局と第2の局を光ファイバで接続
し,光フィルタを用いて互いに異なる波長の光を用いて
光通信を行う双方向光通信方式において,光信号に含ま
れるサービス・データ部に光通信の伝送方向を表わすビ
ットを割り当てて送出し,前記第1又は第2の局に入力
される光信号が自局の送出した光信号か否かを前記伝送
方向を表わすビットに基づいて検出し,自局の送出した
光信号であれば光通信回線に断障害が有ると判断するこ
とを特徴とする。
し,光フィルタを用いて互いに異なる波長の光を用いて
光通信を行う双方向光通信方式において,光信号に含ま
れるサービス・データ部に光通信の伝送方向を表わすビ
ットを割り当てて送出し,前記第1又は第2の局に入力
される光信号が自局の送出した光信号か否かを前記伝送
方向を表わすビットに基づいて検出し,自局の送出した
光信号であれば光通信回線に断障害が有ると判断するこ
とを特徴とする。
[実施例] 以下に図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図に本発明で使用される双方向通信装置のブロッ
ク図を示す。この双方向通信装置は,データ組立回路1,
10,データ挿入回路2,11,電気光変換部3,12,光フィルタ
4,13,光電気変換部5,14,及びアラームコントロールユニ
ットを備えている。
ク図を示す。この双方向通信装置は,データ組立回路1,
10,データ挿入回路2,11,電気光変換部3,12,光フィルタ
4,13,光電気変換部5,14,及びアラームコントロールユニ
ットを備えている。
第1図の双方向通信装置で,A局からB局へデータ伝送
を行う際には,組立回路1から例えばサービスビット列
OH1,OH2が挿入回路2に与えられる。挿入回路2にはデ
ータ(DATA)列が入力され,挿入回路2はデータ列にフ
レームビット列F1,サービスビット列OH1,フレームビッ
ト列F2,サービスビット列OH2の順でこれらビット列を挿
入し,第2図に示す主信号を生成する。なお,第2図に
示すようにフレームビット列F1,F2,及びサービスビット
列OH1,OH2はそれぞれ6ビットで構成されている。
を行う際には,組立回路1から例えばサービスビット列
OH1,OH2が挿入回路2に与えられる。挿入回路2にはデ
ータ(DATA)列が入力され,挿入回路2はデータ列にフ
レームビット列F1,サービスビット列OH1,フレームビッ
ト列F2,サービスビット列OH2の順でこれらビット列を挿
入し,第2図に示す主信号を生成する。なお,第2図に
示すようにフレームビット列F1,F2,及びサービスビット
列OH1,OH2はそれぞれ6ビットで構成されている。
上述の主信号は電気光変換部3で光信号に変換され,
光フィルタ4,光結合器(光コネクタ)8を介して光通信
回線である光ファイバ9に送出される。
光フィルタ4,光結合器(光コネクタ)8を介して光通信
回線である光ファイバ9に送出される。
光ファイバ9を伝送した主信号は光結合器17及び光フ
ァイバ4を介して光電気変換部14に与えられる。主信号
はここで電気信号に変換されて,分離回路15に入力され
る。分離回路15は主信号からデータ列を分離して後段の
回路(図示せず)に送出する。さらに,分離回路15はサ
ービスビット列OH2のデータ“6”(つまり,6番目
のビット)を順次分離して例えば,第3図に示すように
280kビット/秒程度のサービスデータ信号列を生成し
て,アラームコントロールユニット(ACU)16に与え
る。
ァイバ4を介して光電気変換部14に与えられる。主信号
はここで電気信号に変換されて,分離回路15に入力され
る。分離回路15は主信号からデータ列を分離して後段の
回路(図示せず)に送出する。さらに,分離回路15はサ
ービスビット列OH2のデータ“6”(つまり,6番目
のビット)を順次分離して例えば,第3図に示すように
280kビット/秒程度のサービスデータ信号列を生成し
て,アラームコントロールユニット(ACU)16に与え
る。
第3図に示すようにサービスデータ信号列の各サービ
スデータ信号は初めの4ビットは同期のためのビットと
して用いられ,残りのビット(9ビット)のうちの1ビ
ットに光信号の方向を示す情報ヒットを割り当ててい
る。つまり,A局において,組立回路1では第3図に示す
サービスデータ信号列が生成されるように順次サービス
ビット列OH2を生成して,挿入回路2に与える。ここで
は,例えば,8番目のビットに光信号の方向を示す情報ビ
ットを割り当てる。そして,A局からB局へデータを伝送
する場合には,第4図(a)に示すように上記の8番目
のビットをロウレベル(論理“0")とする。つまり,A局
において,組立回路1はサービスデータ信号の8番目の
ビットがロウ(low)レベルとなるようにサービスビッ
ト列OH2を生成することになる。
スデータ信号は初めの4ビットは同期のためのビットと
して用いられ,残りのビット(9ビット)のうちの1ビ
ットに光信号の方向を示す情報ヒットを割り当ててい
る。つまり,A局において,組立回路1では第3図に示す
サービスデータ信号列が生成されるように順次サービス
ビット列OH2を生成して,挿入回路2に与える。ここで
は,例えば,8番目のビットに光信号の方向を示す情報ビ
ットを割り当てる。そして,A局からB局へデータを伝送
する場合には,第4図(a)に示すように上記の8番目
のビットをロウレベル(論理“0")とする。つまり,A局
において,組立回路1はサービスデータ信号の8番目の
ビットがロウ(low)レベルとなるようにサービスビッ
ト列OH2を生成することになる。
一方,B局からA局へデータ伝送を行う際には,A局から
B局へデータ伝送を行う場合と同様にして組立回路10か
らサービスビット列を挿入回路11に与えて挿入回路11で
主信号を生成する。この主信号は電気光変換部12で光信
号に変換され,光フィルタ13及び光結合器17を介して光
ファイバ9に送出される。B局からA局への主信号は光
結合器8及び光フィルタ4を介して光電気変換部5に与
えられ,ここで電気信号に変換される。そして,この主
信号は分離回路6でデータ列が分離されて後段の回路
(図示せず)に入力される。さらに分離回路6はサービ
スデータ信号列を生成してアラームコントロールユニッ
ト7に与える。
B局へデータ伝送を行う場合と同様にして組立回路10か
らサービスビット列を挿入回路11に与えて挿入回路11で
主信号を生成する。この主信号は電気光変換部12で光信
号に変換され,光フィルタ13及び光結合器17を介して光
ファイバ9に送出される。B局からA局への主信号は光
結合器8及び光フィルタ4を介して光電気変換部5に与
えられ,ここで電気信号に変換される。そして,この主
信号は分離回路6でデータ列が分離されて後段の回路
(図示せず)に入力される。さらに分離回路6はサービ
スデータ信号列を生成してアラームコントロールユニッ
ト7に与える。
B局からA局へデータを伝送する場合には,第4図
(b)に示すようにサービスデータ信号の8番目のビッ
トに情報ビットとしてハイ(論理“1")レベルを割り当
てるように組立回路10はサービスデータを生成する。
(b)に示すようにサービスデータ信号の8番目のビッ
トに情報ビットとしてハイ(論理“1")レベルを割り当
てるように組立回路10はサービスデータを生成する。
ところで,通常の場合(異常のない場合),B局ではA
局からの主信号を受信しており,その結果,アラームコ
ントロールユニット16が受けるサービスデータ信号の情
報ビットはロウレベルである。従って,アラームコント
ロールユニット16は正常であると判断する。
局からの主信号を受信しており,その結果,アラームコ
ントロールユニット16が受けるサービスデータ信号の情
報ビットはロウレベルである。従って,アラームコント
ロールユニット16は正常であると判断する。
ここで,光コネクタ17がはずれる等の事故があると,B
局からの光信号(主信号)が光コネクタ17で端面反射す
る。一方,A局からの光信号はB局に入力されない。この
結果,アラームコントロールユニット16が受けるサービ
スデータ信号の情報ビットはハイレベルとなって,アラ
ームコントロールユニット16は回線断と判断する。
局からの光信号(主信号)が光コネクタ17で端面反射す
る。一方,A局からの光信号はB局に入力されない。この
結果,アラームコントロールユニット16が受けるサービ
スデータ信号の情報ビットはハイレベルとなって,アラ
ームコントロールユニット16は回線断と判断する。
なお,光ファイバの断線の場合には従来と同様に光信
号がまったく受信されないから,これによって回線断と
判定できる。
号がまったく受信されないから,これによって回線断と
判定できる。
同様にして,A局のアラームコントロールユニット7で
も光コネクタ8がはずれる等の事故が発生した場合には
回線断と判断する。
も光コネクタ8がはずれる等の事故が発生した場合には
回線断と判断する。
当然のことながら,本発明の双方向光通信方式は双方
向光波長多重通信方式にも適用できる。
向光波長多重通信方式にも適用できる。
[発明の結果] 以上説明したように本発明では,光通信において,光
信号の方向を示す情報をサービス・データの1ビットに
割り当てるようにしたから光電気変換された信号が他局
のものか自局のものか混同することなく光通信回線断を
検出できるという効果がある。
信号の方向を示す情報をサービス・データの1ビットに
割り当てるようにしたから光電気変換された信号が他局
のものか自局のものか混同することなく光通信回線断を
検出できるという効果がある。
第1図は本発明による双方向光通信方式を適用した通信
システムのブロック図,第2図は主信号のフォーマット
を示す図,第3図はサービスデータ信号列を示す図,第
4図(a)及び(b)は光信号の方向を示す情報ビット
が付加された状態でサービスデータ信号列を示す図であ
る。 1,10……組立回路(OHDATA),2,11……挿入回路(IN
S),3,12……電気光変換部(E/O),4,13……光フィルタ
(FIL),5,14……光電気変換部(O/E),6,15……分離回
路(DROP),8,17……光結合器(光コネクタ),9……光
ファイバ。
システムのブロック図,第2図は主信号のフォーマット
を示す図,第3図はサービスデータ信号列を示す図,第
4図(a)及び(b)は光信号の方向を示す情報ビット
が付加された状態でサービスデータ信号列を示す図であ
る。 1,10……組立回路(OHDATA),2,11……挿入回路(IN
S),3,12……電気光変換部(E/O),4,13……光フィルタ
(FIL),5,14……光電気変換部(O/E),6,15……分離回
路(DROP),8,17……光結合器(光コネクタ),9……光
ファイバ。
Claims (1)
- 【請求項1】光フィルタを用い,互いに異なる波長の光
で双方向光通信を行う双方向光通信方式において,光信
号に含まれるサービス・データ部に光信号の伝送方向を
表すビットを割り当てて送出し,入力される光信号が自
局の送出した光信号か否かを前記伝送方向を表すビット
に基づいて検出し,自局の送出した光信号であれば,光
通信回線に断障害が有ると判断することを特徴とする双
方向光通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175968A JP2830096B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 双方向光通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175968A JP2830096B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 双方向光通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340614A JPH0340614A (ja) | 1991-02-21 |
JP2830096B2 true JP2830096B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=16005401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1175968A Expired - Lifetime JP2830096B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 双方向光通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830096B2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1175968A patent/JP2830096B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340614A (ja) | 1991-02-21 |
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