JPH025640A - 光伝送路診断方法 - Google Patents
光伝送路診断方法Info
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- JPH025640A JPH025640A JP63153378A JP15337888A JPH025640A JP H025640 A JPH025640 A JP H025640A JP 63153378 A JP63153378 A JP 63153378A JP 15337888 A JP15337888 A JP 15337888A JP H025640 A JPH025640 A JP H025640A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 138
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000002405 diagnostic procedure Methods 0.000 claims description 2
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 abstract description 15
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract 1
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 8
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、データ伝送用の光伝送路の状態を診断する光
伝送路診断方法に関する。
伝送路診断方法に関する。
(従来の技術)
従来から、データ端末装置相互間を光伝送路で結び、そ
れらの間で光信号を用いてデータを伝送するデータ伝送
装置が知られている。
れらの間で光信号を用いてデータを伝送するデータ伝送
装置が知られている。
このようなデータ伝送装置では、送信側が送信データに
CRC検査符号等の誤り検出符号を付加し、受信側がそ
の誤り検出符号を参照して受信データに誤りが発生して
いるかどうかを判定し、受信データに誤りが発生してい
ないときに限り、その受信データを使用するようにして
いた。
CRC検査符号等の誤り検出符号を付加し、受信側がそ
の誤り検出符号を参照して受信データに誤りが発生して
いるかどうかを判定し、受信データに誤りが発生してい
ないときに限り、その受信データを使用するようにして
いた。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、このような従来技術では、光伝送路の劣化な
どによる伝送路の異常を、受信側でエラー検出するまで
発見することができず、したがって、かかる異常を発生
したときには、それ以降。
どによる伝送路の異常を、受信側でエラー検出するまで
発見することができず、したがって、かかる異常を発生
したときには、それ以降。
正常なデータ伝送を行なうことができない。
そのため、伝送路の異常が発生したときには、データ伝
送の停止、あるいは、データ送信タイミングのずれなど
の異常状態を発生し、データ伝送装置を使用するシステ
ムに重大な障害を及ぼすという不都合を生じるおそれが
あった。
送の停止、あるいは、データ送信タイミングのずれなど
の異常状態を発生し、データ伝送装置を使用するシステ
ムに重大な障害を及ぼすという不都合を生じるおそれが
あった。
そこで、本発明は、かかる従来技術の課題を解消し、デ
ータ伝送が不可能になる前に光伝送路の異常を検出でき
る光伝送路診断方式を提供することを目的としている。
ータ伝送が不可能になる前に光伝送路の異常を検出でき
る光伝送路診断方式を提供することを目的としている。
[発明の構成〕
(課題を解決するための手段)
本発明は、データ伝送用光信号と異なる波長の診断用光
信号を光伝送路に出力し、その診断用光信号の受信レベ
ルに基づいて光伝送路の劣化を診断している。
信号を光伝送路に出力し、その診断用光信号の受信レベ
ルに基づいて光伝送路の劣化を診断している。
(作用)
したがって、光伝送路の劣化の状態を判定することがで
き、劣化が進んだときには、それに対処することができ
るので、データ伝送が不可能になることを防止できる。
き、劣化が進んだときには、それに対処することができ
るので、データ伝送が不可能になることを防止できる。
(実施例)
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する6 第1図は、本発明の一実施例にかかる光データ伝送シス
テムを示している。
に説明する6 第1図は、本発明の一実施例にかかる光データ伝送シス
テムを示している。
同図において、データ処理装置IA、IBに付設されて
いる光伝送装置f 2A 、 2Bは、スター状の光伝
送路3を介して相互にデータをやりとりしている。
いる光伝送装置f 2A 、 2Bは、スター状の光伝
送路3を介して相互にデータをやりとりしている。
光伝送装置2A、2Bにおいて、送信制御部4A、4B
は。
は。
データ処理装置IA、IBから出力される送信情報DS
a。
a。
DSbを所定形式の送信データに変換し、その送信デー
タを波長n1の送信光信号O5a、O3bに光変調する
ものであり、その送信光信号O3a、O5bは光分波合
波器5A、5Bの一方の光合波入力端に加えられている
。
タを波長n1の送信光信号O5a、O3bに光変調する
ものであり、その送信光信号O3a、O5bは光分波合
波器5A、5Bの一方の光合波入力端に加えられている
。
また、送信制御部4A、4Bは、送信光信号O3a、O
3bの出力開始タイミングに同期して診断信号送信開始
指令信号C5a、C3bを発生し、この診断信号送信開
始指令信号C5a、C5bを診断信号送信部6A 、
6Bに出力する。
3bの出力開始タイミングに同期して診断信号送信開始
指令信号C5a、C3bを発生し、この診断信号送信開
始指令信号C5a、C5bを診断信号送信部6A 、
6Bに出力する。
診断信号送信部6A 、 6Bは、診断信号送信開始指
令信号C3a、C3bを入力すると、送信光信号O5a
、O5bの最小時間よりも短い時間持続する波長n2の
一定のパターンデータからなる診断光信号OMa、OM
bを発生するものであり、その診断光信号OMa、OM
bは、光分波合波器5A 、 5Bの他方の光合波入力
端に加えられている。
令信号C3a、C3bを入力すると、送信光信号O5a
、O5bの最小時間よりも短い時間持続する波長n2の
一定のパターンデータからなる診断光信号OMa、OM
bを発生するものであり、その診断光信号OMa、OM
bは、光分波合波器5A 、 5Bの他方の光合波入力
端に加えられている。
光分波合波器5A 、 5Bは、2つの光合波入力端に
加わる波長n工の送信光信号O3a、O3bと、波長n
2の診断光信号OMa、OMbを合波して光伝送路3の
光ファイバ7A 、 7Bに送出する一方、光伝送路3
の光ファイバ8A、8Bより入力される光信号を2つの
波長n工、n2の光信号に分波し、波長n4の光信号を
受信光信号ORa、ORbとして受信制御部9A 、
9Bに出力し、波長n2の光信号を受信診断光信号ON
a、ONbとして診断信号受信部10A、IOBに出力
するものである。
加わる波長n工の送信光信号O3a、O3bと、波長n
2の診断光信号OMa、OMbを合波して光伝送路3の
光ファイバ7A 、 7Bに送出する一方、光伝送路3
の光ファイバ8A、8Bより入力される光信号を2つの
波長n工、n2の光信号に分波し、波長n4の光信号を
受信光信号ORa、ORbとして受信制御部9A 、
9Bに出力し、波長n2の光信号を受信診断光信号ON
a、ONbとして診断信号受信部10A、IOBに出力
するものである。
受信制御部9A 、 9Bは、受信光信号ORa、OR
bを電気信号の受信データに変換し、その受信データの
内容を解析して受信情報DRa、DRbを形成するもの
であり、その受信情報DRa、DRbはデータ処理装置
IA。
bを電気信号の受信データに変換し、その受信データの
内容を解析して受信情報DRa、DRbを形成するもの
であり、その受信情報DRa、DRbはデータ処理装置
IA。
IBに出力される。
また、受信制御部9A 、 9Bは、受信データの送信
元あるいは送信先が自端末になっていることを検出する
と、解析開始信号DDa 、 Dubを発生し、その解
析開始信号DDa 、 DDbを診断信号受信部10A
、10111に出力する。
元あるいは送信先が自端末になっていることを検出する
と、解析開始信号DDa 、 Dubを発生し、その解
析開始信号DDa 、 DDbを診断信号受信部10A
、10111に出力する。
診断信号受信部10A、10Bは、解析開始信号DDa
。
。
DDbを入力すると、受信診断光信号ONa、ONbが
基準の診断受信レベルより大きいかどうかを判定するも
のであり、その判定結果をあられす診断結果情報DXa
、DXbは、データ処理装置IA、 IBに加えられて
いる。
基準の診断受信レベルより大きいかどうかを判定するも
のであり、その判定結果をあられす診断結果情報DXa
、DXbは、データ処理装置IA、 IBに加えられて
いる。
また、光伝送路3において、光スターカップラ11は、
光ファイバ7Aから入力した光信号を他の3つの光ファ
イバ7[3,8A、8Bにそれぞれ分岐する一方、光フ
ァイバ7Bから入力した光信号を他の3つの光ファイバ
7A 、 8A 、 8Bにそれぞれ分岐するものであ
る。
光ファイバ7Aから入力した光信号を他の3つの光ファ
イバ7[3,8A、8Bにそれぞれ分岐する一方、光フ
ァイバ7Bから入力した光信号を他の3つの光ファイバ
7A 、 8A 、 8Bにそれぞれ分岐するものであ
る。
したがって、光伝送装置2Aから出力された光信号は、
対向する光伝送装置2Bで受信されるとともに、光伝送
装置2人にも受信される。また、同様に、光伝送装置2
Bから出力された光信号は、対向する光伝送装置2Aで
受信されるとともに、光伝送装置2Bにも受信される。
対向する光伝送装置2Bで受信されるとともに、光伝送
装置2人にも受信される。また、同様に、光伝送装置2
Bから出力された光信号は、対向する光伝送装置2Aで
受信されるとともに、光伝送装置2Bにも受信される。
以上の構成で、データ処理装置LAからデータ処理装置
IBにデータ伝送する場合、まず、データ処理′J装置
IAは、データ処理装置IBに伝送する送信情報DSa
を光伝送装fi2Aに出力する。
IBにデータ伝送する場合、まず、データ処理′J装置
IAは、データ処理装置IBに伝送する送信情報DSa
を光伝送装fi2Aに出力する。
これにより、光伝送装置2Aの送信制御部4Aは、第2
図(a)に示した形式の送信データを形成する。
図(a)に示した形式の送信データを形成する。
この送信データは、送信情報DSaの先頭に送信元を表
示するための送信元識別情報SAおよび宛先を表示する
ための宛先識別情報DAを付加し、送信元識別情報SA
の先頭ビットから送信情報DSaの最終ビットまでのデ
ータについて、所定の生成多項式を適用して形成したC
RC検査符号を、送信情報DSaの後尾に付加した形式
をもつ。
示するための送信元識別情報SAおよび宛先を表示する
ための宛先識別情報DAを付加し、送信元識別情報SA
の先頭ビットから送信情報DSaの最終ビットまでのデ
ータについて、所定の生成多項式を適用して形成したC
RC検査符号を、送信情報DSaの後尾に付加した形式
をもつ。
送信制御部4Aは、この送信データを形成すると、診断
信号送信部6Aに診断信号送信開指令信号C3aを出力
するとともに、その送信データの光変調を開始する。
信号送信部6Aに診断信号送信開指令信号C3aを出力
するとともに、その送信データの光変調を開始する。
これにより、送信データに対応した送信光信号O5aが
光分波合波器5Aに出力されるとともに、診断信号送信
部6Aからは、第2図(b)に示すように、所定のビッ
トパターンの繰返しからなる診断データを光変調して得
た時間Taの診断光信号OMaが光分波合波器5Aに出
力される。
光分波合波器5Aに出力されるとともに、診断信号送信
部6Aからは、第2図(b)に示すように、所定のビッ
トパターンの繰返しからなる診断データを光変調して得
た時間Taの診断光信号OMaが光分波合波器5Aに出
力される。
これによって、光分波合波器5Aは、送信光信号O3a
と診断光信号OMaを合波して光ファイバ7Aに出力す
る。
と診断光信号OMaを合波して光ファイバ7Aに出力す
る。
この光ファイバ7Aに出力された光信号は、光スターカ
ップラ11により光ファイバ7B、8A、8Bにそれぞ
れ分岐され、光ファイバ8A、8Bに分岐された光信号
は、それぞれ光分波合波器5A 、 5Bに入力される
。
ップラ11により光ファイバ7B、8A、8Bにそれぞ
れ分岐され、光ファイバ8A、8Bに分岐された光信号
は、それぞれ光分波合波器5A 、 5Bに入力される
。
これにより、光分波合波器5Aから出力された光信号の
うち、波長n工の受信光信号ORa、ORbは受信制御
部9A 、 9Bに、波長n2の受信診断光信号ONa
、ONbは診断信号受信部10A、IOBにそれぞれ入
力される。
うち、波長n工の受信光信号ORa、ORbは受信制御
部9A 、 9Bに、波長n2の受信診断光信号ONa
、ONbは診断信号受信部10A、IOBにそれぞれ入
力される。
受信制御部9A 、 9Bは、まず、受信光信号ORa
、ORbを電気信号に復調して第2図(C)に示すよう
な受信データを形成し、その受信データに所定の生成多
項式を適用してCRC検査を行なう。
、ORbを電気信号に復調して第2図(C)に示すよう
な受信データを形成し、その受信データに所定の生成多
項式を適用してCRC検査を行なう。
そして、その結果が良好で、受信エラーを検出しなかっ
た場合、受信制御部9A 、 9Bは、送信元識別情報
SAおよび宛先識別情報OAを、それぞれ自端末に設定
されている識別情報と比較する。
た場合、受信制御部9A 、 9Bは、送信元識別情報
SAおよび宛先識別情報OAを、それぞれ自端末に設定
されている識別情報と比較する。
この場合、受信制御部9Aは、送信元識別情報SAが自
端末の識別情報と一致していることを検出するので、そ
の検出結果を得た時点t工で、診断信号受信部10Aに
解析開始信号DDaを出力する。
端末の識別情報と一致していることを検出するので、そ
の検出結果を得た時点t工で、診断信号受信部10Aに
解析開始信号DDaを出力する。
それとともに、受信制御部9Aは、送信元が自端末であ
ることを通知した状態で、受信データおよびCRC検査
結果をデータ処理装置1Aに出力する。
ることを通知した状態で、受信データおよびCRC検査
結果をデータ処理装置1Aに出力する。
また、受信制御部9Bは、宛先識別情報DAが自端末の
識別情報と一致していることを検出するので、その検出
結果を得た時点t2で、診断信号受信部10Bに解析開
始信号DDbを出力する。
識別情報と一致していることを検出するので、その検出
結果を得た時点t2で、診断信号受信部10Bに解析開
始信号DDbを出力する。
それとともに、受信制御部9Aは、送信元がデータ処理
装置IAで、かつ、宛先が自端末であることを通知した
状態で、受信データおよびCRC検査結果をデータ処理
装置1Bに出力する。
装置IAで、かつ、宛先が自端末であることを通知した
状態で、受信データおよびCRC検査結果をデータ処理
装置1Bに出力する。
このようにして、受信制御部9A 、 9Bより解析開
始信号DDa 、 DDbを入力すると、診断信号受信
部10A。
始信号DDa 、 DDbを入力すると、診断信号受信
部10A。
10Bは、その時点1. 、12から、受信診断光信号
ONa 。
ONa 。
ONbを電気信号に復調し、それによって得た診断デー
タに、規定のビットパターンがあられれているかどうか
を調べる。
タに、規定のビットパターンがあられれているかどうか
を調べる。
そして、規定のビットパターンを検出できた場合には、
伝送路が正常であることを、検出できなかった場合には
、伝送路に異常が発生していることをそれぞれデータ処
理装置IA、IBに通知する。
伝送路が正常であることを、検出できなかった場合には
、伝送路に異常が発生していることをそれぞれデータ処
理装置IA、IBに通知する。
このようにして、データ処理装置IAには、自端末から
の送信信号がフィードバックされ、データ処理装置IB
には、データ処理装置IAからの送信信号が受信される
。
の送信信号がフィードバックされ、データ処理装置IB
には、データ処理装置IAからの送信信号が受信される
。
それとともに、データ処理装置IA、1Bには、診断信
号受信部10A、IOBから伝送路状態の検査結果が通
知され、このときに宛先に指定されたデータ処理装置1
Bは、そのデータ受信時の伝送路の状態を光伝送装置2
Bを用いてデータ処理装置tlAに通知する。
号受信部10A、IOBから伝送路状態の検査結果が通
知され、このときに宛先に指定されたデータ処理装置1
Bは、そのデータ受信時の伝送路の状態を光伝送装置2
Bを用いてデータ処理装置tlAに通知する。
次に、伝送路3の診断原理について説明する。
第3図に示すように、データ伝送に使用する波長n1の
信号光のレベルC1は、診断用に使用する波長n2の診
断光のレベルC2よりも十分に大きく設定されており、
また、受信制御部9A 、 9Bにおける受信光の検出
限界値R1に対するレベルCIのマージンは、診断信号
受信部10A、IOBにおける受信光の検出限界値R2
に対するレベルC2のマージンより十分大きい値に設定
されている。さらに、波長n2の診断光は、波長n1の
信号光に比べて光伝送路3における減衰量が大きい。
信号光のレベルC1は、診断用に使用する波長n2の診
断光のレベルC2よりも十分に大きく設定されており、
また、受信制御部9A 、 9Bにおける受信光の検出
限界値R1に対するレベルCIのマージンは、診断信号
受信部10A、IOBにおける受信光の検出限界値R2
に対するレベルC2のマージンより十分大きい値に設定
されている。さらに、波長n2の診断光は、波長n1の
信号光に比べて光伝送路3における減衰量が大きい。
この状態で、第1図のシステムの稼働時間が長期にわた
ると、光伝送路3を構成する光部品、すなわち、光ファ
イバ7A 、 7B 、 8A 、 8Bおよび光スタ
ーカップラ11が徐々に劣化し、減衰量が増大していく
。
ると、光伝送路3を構成する光部品、すなわち、光ファ
イバ7A 、 7B 、 8A 、 8Bおよび光スタ
ーカップラ11が徐々に劣化し、減衰量が増大していく
。
例えば、第3図で、時点T1から、光伝送路3における
減衰が徐々に大きくなってきたとすると、それに伴って
信号光の受信レベル、および、診断光の受信レベルが徐
々に低下する。このとき、診断光の減衰量がより大きい
ので、診断光の受信レベルの低下の割合が大きい。
減衰が徐々に大きくなってきたとすると、それに伴って
信号光の受信レベル、および、診断光の受信レベルが徐
々に低下する。このとき、診断光の減衰量がより大きい
ので、診断光の受信レベルの低下の割合が大きい。
その結果1診断光の受信レベルは時点T2で検出限界値
R2よりも小さい値となり、また、信号光の受信レベル
は、時点T2よりもあとの時点T3で検出限界値R1よ
りも小さい値となる。
R2よりも小さい値となり、また、信号光の受信レベル
は、時点T2よりもあとの時点T3で検出限界値R1よ
りも小さい値となる。
このようにして、受信レベルが検出限界値よりも低下す
ると、診断信号受信部10A、IOBにおいては、受信
診断信号ONa、ONbの復調処理が不安定となり、そ
の結果、診断データのデータパターンの検出ができなく
なる。また、受信制御部9A、9Bにおいては、受信光
信号ORa、ORbの復調が不安定となってデータエラ
ーを生じる。
ると、診断信号受信部10A、IOBにおいては、受信
診断信号ONa、ONbの復調処理が不安定となり、そ
の結果、診断データのデータパターンの検出ができなく
なる。また、受信制御部9A、9Bにおいては、受信光
信号ORa、ORbの復調が不安定となってデータエラ
ーを生じる。
したがって、光伝送路3の状態が悪化してくると、光伝
送路3のデータ伝送が完全にできなくなる前の段階で、
診断信号受信部10A、IOBが伝送路の異常を検出し
てデータ処理装置IA、IBに通知する。
送路3のデータ伝送が完全にできなくなる前の段階で、
診断信号受信部10A、IOBが伝送路の異常を検出し
てデータ処理装置IA、IBに通知する。
これによって、データ処理装置IAは、例えば、次のよ
うに光伝送路3の異常状態を判定することができる。
うに光伝送路3の異常状態を判定することができる。
例えば、データ処理装置IAが送信元になっているとき
に、診断信号受信部10Aから伝送路異常が通知され、
そのデータ伝送について、データ処理装置IBから伝送
路正常が通知されたときには、光伝送13の自端末側の
要素である光ファイバ7A 、 8Aおよび光スターカ
ップラ11の自端末側要素が異常状態になっていると判
定することができる。
に、診断信号受信部10Aから伝送路異常が通知され、
そのデータ伝送について、データ処理装置IBから伝送
路正常が通知されたときには、光伝送13の自端末側の
要素である光ファイバ7A 、 8Aおよび光スターカ
ップラ11の自端末側要素が異常状態になっていると判
定することができる。
また、このときに、データ処理装置IBから伝送路異常
が通知されたときには、自端末側の光伝送要素、例えば
、送信制御部4Aの発光部やその駆動制御部が異常状態
になっていると判定することができる。
が通知されたときには、自端末側の光伝送要素、例えば
、送信制御部4Aの発光部やその駆動制御部が異常状態
になっていると判定することができる。
さらに、データ処理装置IAからのデータ伝送時、およ
び、データ処理袋MIBからのデータ伝送時の両方で伝
送路異常が通知されているときには、この光伝送系全体
が異常状態になりつつあるということがわかる。
び、データ処理袋MIBからのデータ伝送時の両方で伝
送路異常が通知されているときには、この光伝送系全体
が異常状態になりつつあるということがわかる。
そこで、これらの異常状態を警報表示してオペレータに
通知し、オペレータがそれぞれの異常状態に応じて1部
品交換や、調整を行なうことで、データ伝送が完全にと
どこおる前にかかる事態を解消するための作業を適切に
行なうことができ、重大な障害が発生することを未然に
防ぐことができる。
通知し、オペレータがそれぞれの異常状態に応じて1部
品交換や、調整を行なうことで、データ伝送が完全にと
どこおる前にかかる事態を解消するための作業を適切に
行なうことができ、重大な障害が発生することを未然に
防ぐことができる。
このようにして、本実施例では、データ伝送用の信号光
よりも減衰量が大きくかつレベルマージンの小さい診断
光を用いて、光伝送路の状態が悪化していることを検出
しているので、データ伝送が困難になるという事態を未
然に防止でき、信頼性の高いデータ伝送を行なうことが
できる。
よりも減衰量が大きくかつレベルマージンの小さい診断
光を用いて、光伝送路の状態が悪化していることを検出
しているので、データ伝送が困難になるという事態を未
然に防止でき、信頼性の高いデータ伝送を行なうことが
できる。
なお、上述した実施例では、診断光として、信号光より
も減衰量が大きくかつレベルマージンの小さい光を用い
ているが、信号光よりも減衰量が大きければレベルマー
ジンを小さく設定する必要はない。信号光よりも先に検
出限界値より小さくなるような光を用いればよい。
も減衰量が大きくかつレベルマージンの小さい光を用い
ているが、信号光よりも減衰量が大きければレベルマー
ジンを小さく設定する必要はない。信号光よりも先に検
出限界値より小さくなるような光を用いればよい。
ところで、上述した実施例では、光伝送路の診断のため
の診断光を特別に使用しているが、データ伝送用の信号
光を光伝送路の診断に用いることもできる。
の診断光を特別に使用しているが、データ伝送用の信号
光を光伝送路の診断に用いることもできる。
その場合、送信データに一定のビットパターンからなる
検査データを付加し、この検査データの受信状態を、第
4図に示したように、信号光の検出限界値R1よりも大
きい検出限界値R3で判定する。
検査データを付加し、この検査データの受信状態を、第
4図に示したように、信号光の検出限界値R1よりも大
きい検出限界値R3で判定する。
これにより、データ伝送ができなくなる前の段階で(第
4図の時点T4)、光伝送路の劣化を検出することがで
きる。
4図の時点T4)、光伝送路の劣化を検出することがで
きる。
なお、上述した検査データを特に付加せずに、送信デー
タ自体を検査データとして用いることもできる。
タ自体を検査データとして用いることもできる。
また、上述した実施例では、光伝送路をもちいて1対l
のデータ伝送を行なっている場合を説明したが、N対N
のデータ伝送を行なうデータ伝送システムにも1本発明
を同様にして適用することができる。
のデータ伝送を行なっている場合を説明したが、N対N
のデータ伝送を行なうデータ伝送システムにも1本発明
を同様にして適用することができる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、データ伝送用光信号と
異なる波長の診断用光信号を光伝送路に出力し、その診
断用光信号の受信レベルに基づいて光伝送路の劣化を診
断しているので、データ伝送がとどこおる前の段階で光
伝送路の劣化の状態を判定することができ、データ伝送
が不可能になることを防止できるという効果を得る。
異なる波長の診断用光信号を光伝送路に出力し、その診
断用光信号の受信レベルに基づいて光伝送路の劣化を診
断しているので、データ伝送がとどこおる前の段階で光
伝送路の劣化の状態を判定することができ、データ伝送
が不可能になることを防止できるという効果を得る。
第1図は本発明の一実施例にかかる光データ伝送システ
ムを示す概略図、第2図は光データ伝送システムにおけ
る各種信号の形式を示す概略図、第3図は診断光を使用
したときの診断態様を説明するためのグラフ図、第4図
は信号光を伝送路診断用に流用したときの診断態様を説
明するためのグラフ図である。 IA、IB・・・データ処理装置、2A 、 2B・・
・光伝送装置。 3・・・光伝送路、4A、4B・・・送信制御部、5A
、 5B・・・光分波合波器、6A 、 6B・・・
診断信号送信部、7A、7B、8A。 8B・・・光ファイバ、9A 、 9B・・・受信制御
部、IOA、IOB・第1図 第4図
ムを示す概略図、第2図は光データ伝送システムにおけ
る各種信号の形式を示す概略図、第3図は診断光を使用
したときの診断態様を説明するためのグラフ図、第4図
は信号光を伝送路診断用に流用したときの診断態様を説
明するためのグラフ図である。 IA、IB・・・データ処理装置、2A 、 2B・・
・光伝送装置。 3・・・光伝送路、4A、4B・・・送信制御部、5A
、 5B・・・光分波合波器、6A 、 6B・・・
診断信号送信部、7A、7B、8A。 8B・・・光ファイバ、9A 、 9B・・・受信制御
部、IOA、IOB・第1図 第4図
Claims (2)
- (1)データ伝送用光信号と異なる波長の診断用光信号
を発生する診断信号発生手段と、データ伝送用光信号と
診断用光信号を合波して光伝送路に送出する光合波器と
、光伝送路から受信した光信号をデータ伝送用光信号と
診断用光信号に分波する光分波器と、この光分波器で分
波された診断用光信号の受信レベルが、規定値よりも小
さくなっていることを検出する診断受信レベル判定手段
を備え、この診断受信レベル判定手段の判定出力に基づ
いて光伝送路の劣化を診断することを特徴とする光伝送
路診断方法。 - (2)データ伝送用光信号の受信レベルを、データ判定
用基準レベルよりも大きい診断用基準レベルで比較する
比較手段を備え、この比較手段の比較結果に基づいて光
伝送路の劣化を診断することを特徴とする光伝送路診断
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63153378A JPH025640A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 光伝送路診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63153378A JPH025640A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 光伝送路診断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025640A true JPH025640A (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=15561156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63153378A Pending JPH025640A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 光伝送路診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH025640A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991015903A1 (en) * | 1990-03-30 | 1991-10-17 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Device for evaluating signal transmission performance of optical communication equipment |
JPH05153053A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-18 | Nec Corp | スター形光加入者伝送装置 |
JP2003114835A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-04-18 | Robert Bosch Gmbh | 光導波体によってネットワークに接続されている複数のノードを有する電子システムならびに該電子システムを診断する方法およびコンピュータプログラム |
WO2022168576A1 (ja) * | 2021-02-04 | 2022-08-11 | 日本電気株式会社 | 接続状況特定システム及び接続状況特定方法 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP63153378A patent/JPH025640A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991015903A1 (en) * | 1990-03-30 | 1991-10-17 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Device for evaluating signal transmission performance of optical communication equipment |
JPH05153053A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-18 | Nec Corp | スター形光加入者伝送装置 |
JP2003114835A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-04-18 | Robert Bosch Gmbh | 光導波体によってネットワークに接続されている複数のノードを有する電子システムならびに該電子システムを診断する方法およびコンピュータプログラム |
WO2022168576A1 (ja) * | 2021-02-04 | 2022-08-11 | 日本電気株式会社 | 接続状況特定システム及び接続状況特定方法 |
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