JPH0326999Y2 - - Google Patents

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JPH0326999Y2
JPH0326999Y2 JP1983196030U JP19603083U JPH0326999Y2 JP H0326999 Y2 JPH0326999 Y2 JP H0326999Y2 JP 1983196030 U JP1983196030 U JP 1983196030U JP 19603083 U JP19603083 U JP 19603083U JP H0326999 Y2 JPH0326999 Y2 JP H0326999Y2
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JP
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step panel
grill
bumper
panel
front bumper
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JP1983196030U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用ステツプの取付構造に係り、特
にトラツク等の大型車両用ステツプの取付構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
トラツク等の大型車両のフロントガラスを清掃
する場合、作業台に乗つて行なうか又はフロント
バンパに足を掛けて行なわなければ困難である。
フロントバンパに足を乗せてフロントガラスを
清掃する場合にも、作業者はどこかにつかまらな
ければ清掃作業を円滑に行なうことは困難であ
る。
そこで第1図に示されるように、フロントガラ
ス10下部のフロントグリル12に把手14を配
設することが各種のトラツクに採用されている。
第1図に示されるようなトラツクのフロントガ
ラス10を清掃する場合、作業者がフロントバン
パ16の上に足を乗せ、一方の手で把手14を握
り、他方の手でフロントガラス10を清掃すれ
ば、清掃作業を行なうことができる。
ところが、フロントバンパ16上面側の前後方
向の幅が狭いため、滑りやすく又足場の確保が困
難であつた。
そこで、実開昭57−62148号公報に記載されて
いるように、フロントバンパ裏面にブラケツトを
突設すると共にこのブラケツトに回動自在にアー
ムを支持し、そのアームに平板状のステツプを回
動自在に支持し、ブラケツトとアームとの間及び
アームとステツプとの間にそれぞればねを張設
し、ステツプを回動自在及び格納自在にしたもの
が提案されている。
前記ステツプ装置の場合は、清掃作業を行なう
ときにフロントバンパ裏面からフロントバンパ上
面側にステツプを引き出すことによつてステツプ
を足場とすることができるので、足場の確保が確
実に行なえるため、フロントガラスの清掃作業を
行なうことができる。
又、実開昭56−14752号公報には、バンパ本体
上縁所要箇所に螺着された足乗せ板と、当該バン
パ本体側に縦方向に螺着され不使用時には折り畳
んで格納でき、使用時には上記足乗せ板の裏側に
展開してこれを支えるよう組み合わせた支柱板
と、更に当該支柱板を収納してこれを足乗せ板で
覆い固定できるロツク装置とからなる足乗せ兼用
バンパが開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者のステツプ装置の場合はス
テツプがフロントバンパ裏面側から引き出される
ように構成されているので、ステツプの支持機構
が複雑であり、又フロントバンパとフロントグリ
ルとの間が狭い車両では取付けが困難である。
又、後者の足乗せ兼用バンパにあつては、足乗
せ板の上側がバンパ本体上縁に展開可能に螺着さ
れているため、足乗せ板を固定するには当該足乗
せ板を手前側に引き上げて上記支柱板で支える必
要があるが、斯様に足乗せ板を引き上げるには、
足乗せ板をバンパ位置で不自然な姿勢で展開しな
ければならず、然も、支柱板が足乗せ板の裏側に
位置して確認し難いため、支柱板の係止が不完全
となつて足乗せ板が脱落し作業者が怪我をしてし
まう等の虞があつた。
又、靴底で汚れた足乗せ板を通常位置に戻した
場合、汚れた面がバンパの表面側に露出するた
め、美観上好ましくなかつた。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
簡単な構造によつて足場の確保が容易且つ安全に
行なえる車両用ステツプの取付構造を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案に係る車両
用ステツプの取付構造は、フロントバンパ近傍の
フロントグリル下部に、水平軸を中心として開動
するフロントグリルの一部を構成するステツプ用
パネルを回動自在に取り付け、そのステツプ用パ
ネルにはフロントグリル側に係止されてフロント
バンパに当接する前に開動が阻止されるストツパ
部を有するガイド部材と、フロントグリルに設け
られたグリル側ストツパと係合するロツク部材と
を設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
ステツプ用パネルを手前に開動すると、フロン
トバンパの上面に当接する直前にステツプ用パネ
ルの開動が阻止され、ステツプ用パネルが水平に
保持される。
一方、ステツプ用パネルを閉動すると、ステツ
プ用パネル側のロツク部材がフロントグリルに設
けられたグリル側ストツパに係合してロツクさ
れ、ステツプ用パネルがフロントグリルの一部を
構成するものとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第2図に基づき詳細
に説明する。
トラツク20のフロントガラス22下部のフロ
ントグリル24には把手26が固定されている。
又、フロントバンパ28近傍のフロントグリル2
4本体下部にはフロントグリル24の一部を構成
すると共に、フロントグリル24本体とは別体と
されたステツプ用パネル30が着脱自在にかつ水
平軸を中心として回動自在に固定されている。即
ち、ステツプ用パネル30は、その下部側が第3
図に示されるように、フロントバンパ28裏面側
のフレーム32に軸支された水平軸34に回動自
在に固定されていると共に、その上部側がグリル
側ストツパ43に着脱自在に係止されている。ス
テツプ用パネル30の上側中央部には手前側(正
面側)に突出した把手36が固定され、この把手
36の裏面側にはフロントグリル24のグリル側
ストツパ43の係止孔43aとの係止によりステ
ツプ用パネル30のフロントグリル24本体から
の離脱を阻止する、例えばスリツトが形成された
ロツク部材38が固定されている。このため、ス
テツプ用パネル30はロツク部材38がフロント
グリル24のグリル側ストツパ43の係止孔43
aと係止することによつてフロントグリル24に
ロツクされ、一方、把手36を手前側に引つ張る
と、ロツク部材38のロツク状態が解除され、水
平軸34を中心として回動可能となる。
又、前記ステツプ用パネル30の裏面両側に
は、円弧状のガイド部材40がそれぞれ設けら
れ、そのガイド部材40の端部にはフロントグリ
ル24側に係止されるストツパ部42が設けられ
ている。そして、ステツプ用パネル30を手前に
開動すると、ステツプ用パネル30がガイド部材
40の端部のストツパ部42によりフロントバン
パ28の上面に当接する直前に開動が阻止されて
ステツプ用パネル30のステツプ面が水平に保持
される。従つて、ステツプ用パネル30がフロン
トバンパ28と当接してフロントバンパ28上面
側に傷等を付けるのを避けることができ、又ステ
ツプ用パネル30は左右に設けたストツパ部42
を有するガイド部材40によりステツプ面が水平
に保持された状態で強固に支持される。
以上の構成において、フロントガラス22の清
掃作業を行なう場合、作業者が把手36をつかん
でフロントバンパ28側へ引つ張ると、ロツク部
材38によるロツク状態が解除され、ステツプ用
パネル30が水平軸34を中心として回動し、ス
テツプ用パネル30がフロントバンパ28上面側
で静止する。ステツプ用パネル30が引き出され
ると、フロントグリル24本体下部側は第4図に
示されるような状態となる。なお、符号44はラ
ジエータ用の通気孔である。
フロントバンパ28上面側に引き出されたステ
ツプ用パネル30を足場としてステツプ用パネル
30の上に作業員が足を掛け、一方の手を把手2
6にかけ、他方の手でフロントガラス22の清掃
を行なえば、足場が安定しているためフロントガ
ラス22の清掃作業を円滑にかつ安全に行なうこ
とができる。
又、ステツプ用パネル30の両側に剛性のある
ガイド部材40が配設さているので、フロントガ
ラス22の清掃中、横に移動しようとして足を動
かす際に、足がガイド部材40に当接してステツ
プ用パネル30の端がわかり、ステツプ面から足
を踏みはずすこともない。
清掃作業が終わつた後、把手36をつかんでス
テツプ用パネル30を引き上げ、フロントグリル
24側へ押し付ければ、ステツプ用パネル30側
のロツク部材38とグリル側ストツパ43の係止
孔4aとの係止によつてパネル30がロツクさ
れ、ステツプ用パネル30をフロントグリル24
に固定することができ、フロントグリル24の一
部となる。
このように本実施例においては、フロントグリ
ル24本体下部に着脱自在にかつ回動自在に固定
されたステツプ用パネル30を足場として用いる
ようにしているので、フロントバンパ28とフロ
ントグリル24との間が狭い車両でも、ステツプ
用パネル30を取り付けることが可能である。
又、本実施例によれば、ステツプ用パネル30
を下の水平軸34で手前側に展開させる構造とす
ると共に、ステツプ用パネル30の展開と同時に
ストツパ部42を有するガイド部材40の働きで
ステツプ用パネル30がフロントバンパ28の上
面側に固定されるので、上記実開昭56−14752号
公報の従来例の如く支柱板を操作するといつた作
業が不要となると共に、支柱板のセツトミスによ
る足乗せ板の脱落といつた虞がなく、操作が安全
で迅速に行なえる利点を有する。更に、本実施例
によれば、ガイド部材40又はストツパ部42が
損傷しても、ステツプ用パネル30はフロントバ
ンパ28で支持されるのでステツプ用パネル30
が脱落する虞がない。
更に又、本実施例によれば、靴底で汚れたパネ
ルの面が通常走行時はフロントグリル24内に隠
れるので、実開昭56−14752号公報の従来例に比
し美観上好ましい利点を有する。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、フロント
ガラスの清掃作業を行なう際の足場を迅速、安全
確実に確保できると共に、ステツプを簡単な構造
によつて装着できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステツプの取付構造を説明する
ためのトラツクの前面側斜視図、第2図は本考案
の一実施例を示すトラツクの前面側の構成図、第
3図は第2図に示す−線に沿う断面図、第4
図は第2図に示すステツプ用パネルが引き出され
たときのフロントグリル本体下部の要部構成図で
ある。 図面において、24はフロントグリル、28は
フロントバンパ、30はステツプ用パネル、38
はロツク部材、40はガイド部材、42はストツ
パ部、43はグリル側ストツパである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントバンパ近傍のフロントグリル下部に、
    水平軸を中心として開動するフロントグリルの一
    部を構成するステツプ用パネルを回動自在に取り
    付け、そのステツプ用パネルにはフロントグリル
    側に係止されてフロントバンパに当接する前に開
    動が阻止されるストツパ部を有するガイド部材
    と、フロントグリルに設けられたグリル側ストツ
    パと係合するロツク部材とを設けたことを特徴と
    する車両用ステツプの取付構造。
JP19603083U 1983-12-20 1983-12-20 車両用ステツプの取付構造 Granted JPS60103054U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19603083U JPS60103054U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 車両用ステツプの取付構造

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JP19603083U JPS60103054U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 車両用ステツプの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS60103054U JPS60103054U (ja) 1985-07-13
JPH0326999Y2 true JPH0326999Y2 (ja) 1991-06-11

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4989284B2 (ja) * 2007-04-13 2012-08-01 日野自動車株式会社 車両用可動ステップ取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5614752B2 (ja) * 1978-09-18 1981-04-06

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53112033U (ja) * 1977-02-15 1978-09-07
JPS5614752U (ja) * 1979-07-16 1981-02-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5614752B2 (ja) * 1978-09-18 1981-04-06

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JPS60103054U (ja) 1985-07-13

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