JPS632371Y2 - - Google Patents

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JPS632371Y2
JPS632371Y2 JP10483383U JP10483383U JPS632371Y2 JP S632371 Y2 JPS632371 Y2 JP S632371Y2 JP 10483383 U JP10483383 U JP 10483383U JP 10483383 U JP10483383 U JP 10483383U JP S632371 Y2 JPS632371 Y2 JP S632371Y2
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JP
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stay
handle
lock handle
protrusion
cab
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JP10483383U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キヤブを傾倒可能としたテイルトキ
ヤブ車両におけるステー装置、とくにセフテイハ
ンドルを設けたステー装置に関する。
従来、キヤブの前端下部をシヤシーフレームに
枢着して、キヤブを前方へ傾倒させるようにした
テイルトキヤブ車両においては、キヤブを傾倒完
了位置で支持するためのステー装置を設けてい
る。
前記従来のステー装置は、例えば第1図〜第2
図に示すように、下部ステー1および上部ステー
2をコの字状断面により形成し、基端をピン11
によつてシヤシーフレーム3に枢着した下部ステ
ー1の先端と、先端をキヤブcの床裏面中央部に
ピン21によつて枢着した上部ステー2の基端と
をピン12によつて軸着する。下部ステー1は、
ピン12から先端側に若干量延在する延在部1a
を形成している。両ステー1,2は開口部を前方
に向けるとともに下部ステー1の内面にステー2
を嵌挿して前記ピン12によつて軸着する。
第2図は、キヤブcが傾倒完了した位置で、下
部ステー1と上部ステー2が後方へわずかに屈曲
したほぼ直線状態でロツクハンドル4によつてロ
ツクされた状態を示している。該第2図におい
て、ロツクハンドル4は所定巾の細長プレート状
に形成され、その先端部には下方に延在突出する
突出部4cを設け、その基部には直角に折曲げた
ハンドル部4bを設け、さらに、長手方向中間に
は下方に延在突出する突起4aを設ける。
該ロツクハンドル4は、上部ステー2の後壁2
aに穿設した長穴2bを貫通させるとともに前記
突出部4cをピン41によつて下部ステー1の延
在部1a先端縁付近における上部ステー2に回転
可能に枢着し、ハンドル部4bと中間部は後壁2
aから後方に突出している。しかも、該ロツクハ
ンドル4は、その先端と上部ステー2との間に張
設したコイルバネ42によつて、下方に回動する
よう付勢されて、その下縁が長穴2bの下縁2c
に当接して停止している。これとともに、ロツク
ハンドル4の突起4aの前面が、上部ステー2よ
りも若干後方に突出した下部ステー1の延在部1
aの後壁2a先端の後面に当接し、一方、延在部
1a先端側部の前縁がピン41の頭部41aとわ
ずかな隙間を有して対向するため、延在部1aの
先端は前記突起4aとピン41の頭部41aとで
挾むように係止されることとなつて、上部ステー
2と下部ステー1は後方へわずか屈曲した直線状
の状態でロツクされる。
下部ステー1と上部ステー2をロツクした状態
で両ステー1,2を直線状態とせず後方へ屈曲し
た状態としたのは、ロツクを解放してキヤブcを
傾倒位置から正規位置へ回動させる際に両ステー
1,2を初期折屈させることなく折屈回動を可能
にするためであり、テイルト作業の効率化をはか
つたものである。
かかるステー装置においては、キヤブcが傾倒
を完了して下部ステー1、上部ステー2がロツク
された状態において、不注意により作業者の身体
や工具がロツクハンドル4に接触してハンドル部
4bを押上げた場合には、ロツクハンドル4の突
起4aが下部ステー1の延在部1a先端から外れ
て係合が解除される恐れがあつた。
本考案は、前記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、キヤブの前端下部をシヤシーフレームに
枢着して前方へ傾動可能にしたテイルトキヤブ車
両において、基端をシヤシーフレームに枢着した
下部ステーの先端と、先端をキヤブの下面部に枢
着した上部ステーの基端とを回動可能に軸着し、
前記下部ステーは上部ステーとの軸着部から先端
側に所定量延在させ、該延在部付近における上部
ステーにはロツクハンドルの先端部を軸着し、そ
のハンドル部を後方に突出させるとともに該ロツ
クハンドルはバネによつて下部ステー側に回動付
勢してなり、該ロツクハンドルの中間には下部ス
テー側に突出する突起を設けて、該突起は前記延
在部の先端に係合して上部ステーと下部ステーと
をロツク可能とし、前記のロツクハンドルの中間
に、セフテイハンドルを枢着して、該セフテイハ
ンドルの前部上端には前記ロツクハンドルとの枢
着部よりも上方で上部ステーに設けた係合部と係
合する鈎部を設け、該セフテイハンドルはバネに
よつて該鈎部を上部ステーに係合する方向に回動
付勢させてなり該セフテイハンドルの下端には前
記ロツクハンドルの突起の後面よりもやや後方に
突出してなる突起部を形成したことを特徴とする
テイルトキヤブにおけるステー装置であつて、安
全性・操作性共に優れたステー装置を提供するこ
とを目的とする。以下、本考案の一実施例につい
て図面により説明する。なお、以下の説明では、
本考案の構成の特徴であるセフテイハンドル5と
その関連の構成のみを説明する。その他は前述し
た従来の構成と全く同じであるため説明を省略す
る。
第3図、第4図に示すように、セフテイハンド
ル5は、板材により幹部5a、前枝部5cおよび
後枝部5dよりなるY字状に形成しその中央部を
ロツクハンドル4の中間の突起部4aの上方に枢
着する。該セフテイハンドル5の幹部5aの先端
には下部ステー1の延在部1a先端に係合する突
起部5a′を形成しており、第3図の実線で示すよ
うに、ロツクハンドル4によつて両ステー1,2
をロツクし、かつセフテイハンドル5を上部ステ
ー2に係合した状態では、ロツクハンドル4の突
起4aならびにセフテイハンドル5の突起部5
a′における下部ステー1の後面は突起4aよりも
突起部5a′の方がやや後方に突出している。
該セフテインドル5の前部上端すなわち前枝部
5cの先端には、上部ステー2の長穴2bから突
出するロツクハンドル4よりも上方にある長穴2
bの上縁2dに係合する鈎部5eを形成し、後枝
部5dの中間にはロツクハンドル4のハンドル部
4bと同じ方向に直角に折曲げてハンドル部5b
を形成し、該後枝部5dの上端には上部ステー2
との間にコイルバネ52を張設して、セフテイハ
ンドル5をピン51を中心に前側に回動付勢す
る。
以上の構成の本考案の作用について説明すれ
ば、キヤブcが正規位置に固定されているとき
は、第1図の破線で示すように下部ステー1、上
部ステー2は屈曲して折畳まれた状態にある。キ
ヤブcを前方へ回動して傾倒させた場合、キヤブ
cの回動に伴なつて上部ステー2の先端が前上方
へ移動して、両ステー1,2はほぼ直線状となる
ように変位するが、キヤブcが傾倒完了となる直
前から傾倒完了位置に至る間にロツクハンドル4
とセフテイハンドル5は以下のように作動する。
すなわち、第3図において、下部ステー1が2
点鎖線の状態になつたとき、延在部1a先端の後
壁2aの前面がセフテイハンドル5の突起部5
a′の前面に、後壁2aの前面がロツクハンドル4
の突起4aに当接するに先んじて、当接押圧し
て、セフテイハンドル5をピン51を中心に回動
させて2点鎖線で示す状態、すなわち鈎部5eが
長穴2bの上縁2dから解放された状態となる。
延在部1aがさらに上部ステー2に近接する方向
に回動すると、延在部1aは後壁2aの先端によ
つてロツクハンドル4の突起4aとセフテイハン
ドル5の突起部5a′を共に押上げてロツクハンド
ル4とセフテイハンドル5を回動させることによ
つて移動し、ついには、延在部1aの先端は、突
起4a、突起部5a′を通り越すことによりロツク
ハンドル4はバネ42によつて下降して該延在部
1a先端の後壁2a後面をロツクハンドル4の突
起4aの前面によつて係止し、かつ該延在部1a
先端の側部前縁をピン41の頭部41aの後縁に
よつて係止して、すなわち、該延在部1a先端を
ピン41の頭部41aとロツクハンドル4の突起
4aとで挾むように両ステー1,2はロツクされ
ることとなる。しかもセフテイハンドル5はバネ
52によつて前方に回動されて、鈎部5eが上部
ステー2の長穴2bの上縁2dに係合して、両ス
テー1,2がわずかに後方に屈曲した直線状をな
す第3図の実線の状態となる。
かかる状態では、ロツクハンドル4は上方への
回動がセフテイハンドル5によつて抑止されてお
り、不注意によつてロツクハンドル4に触れて上
方へ回動しようとしてもロツクハンドル4の回動
は不可能でありロツクが解除されることはない。
次に、傾倒位置にあるキヤブcを元の正規位置
に回動下降させる場合は、第3図、第4図に示す
ロツクハンドル4とセフテイハンドル5のそれぞ
れのハンドル部4b,5bを共に手で握つて上方
に持上げることにより、セフテイハンドル5をピ
ン51を中心にして、バネ52に抗して下方に回
動して鈎部5eが上部ステー2の上縁2dから離
脱した状態となる。この状態で両ハンドル4,5
全体を上方へ持上げれば、ロツクハンドル4はピ
ン41を中心にバネ42に抗して上方へ回動する
ことになり、ロツクハンドル4の突起4aが延在
部1aの先端から離脱してロツクハンドル4のロ
ツクが解除される。
両側ステー1,2が屈曲を開始し、下部ステー
1の延在部1aの後面2aの先端が両ハンドル
4,5の突起部4aと突起5aを通過すれば、そ
の後は両ハンドル4,5から手を離した状態でも
両ステー1,2はピン12を中心に自由に屈曲が
進行して、キヤブcが正規位置になつたときは両
ステー1,2は第1図で破線で示す状態となる。
以上のように、本考案は、上部ステー、下部ス
テーを有するテイルトキヤブのステー装置におい
て下部ステーの延在部をロツクするロツクハンド
ルを上部ステーに枢着して設け、該ロツクハンド
ルがロツク状態のときは解除方向へのロツクハン
ドルの回動を抑止すべく上部ステーに係合するセ
フテイハンドルをロツクハンドルに枢着したもの
であつて、キヤブが傾倒完了位置において、上部
ステー、下部ステーがロツクされた状態で、不注
意により作業者等の身体や工具がロツクハンドル
に触れて該ロツクハンドルがロツク解除の方向に
回動しようとしてもセフテイハンドルによつて抑
止されるため極めて安全である。
また、傾倒状態のキヤブを正規位置に下降回動
させる場合はロツクハンドル及びセフテイハンド
ルの両ハンドル部を一方の手で握つて上方に持上
げるだけで両ハンドルが互いに近寄る方向に回動
し、ワンタツチでロツクが解除できる。
また、キヤブを傾倒させるには、上部ステー、
下部ステーは屈曲状態から伸長しキヤブが傾倒完
了すると同時に前記両ハンドルを特別に操作する
ことなく、両ステーはロツクハンドルによつて自
動的にロツクされ、しかもセフテイハンドルによ
つてロツク解除不能となるものであり、本考案の
ステー装置は操作性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す全体側面図、第2図は第
1図の矢印部分の詳細を示す要部側面図、第3
図は本考案の一実施例を示す第2図と同様の要部
側面図、第4図は第3図と同じ部分を示す斜視図
である。 c……キヤブ、1……下部ステー、1a……延
在部、2……上部ステー、2d……長穴の上縁、
3……シヤシーフレーム、4……ロツクハンド
ル、4a……突起、42……バネ、5……セフテ
イハンドル、5a′……突起部、5e……鈎部、5
2……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブの前端下部をシヤシーフレームに枢着し
    て前方へ傾動可能にしたテイルトキヤブ車両にお
    いて、基端をシヤシーフレームに枢着した下部ス
    テーの先端と、先端をキヤブの下面部に枢着した
    上部ステーの基端とを回動可能に軸着し、前記下
    部ステーは上部ステーとの軸着部から先端側に所
    定量延在させ、該延在部付近における上部ステー
    にはロツクハンドルの先端部を軸着し、そのハン
    ドル部を後方に突出させるとともに該ロツクハン
    ドルはバネによつて下部ステー側に回動付勢して
    なり、該ロツクハンドルの中間には下部ステー側
    に突出する突起を設けて、該突起は前記延在部の
    先端に係合して上部ステーと下部ステーとをロツ
    ク可能とし、前記ロツクハンドルの中間に、セフ
    テイハンドルを枢着して、該セフテイハンドルの
    前部上端には前記ロツクハンドルとの枢着部より
    も上方で上部ステーに設けた係合部と係合する鈎
    部を設け、該セフテイハンドルはバネによつて該
    鈎部を上部ステーに係合する方向に回動付勢させ
    てなり該セフテイハンドルの下端には前記ロツク
    ハンドルの突起の後面よりもやや後方に突出して
    なる突起部を形成したことを特徴とするテイルト
    キヤブにおけるステー装置。
JP10483383U 1983-07-05 1983-07-05 テイルトキヤブ車両におけるステ−装置 Granted JPS6011877U (ja)

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JPS6011877U JPS6011877U (ja) 1985-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022094832A (ja) * 2020-12-15 2022-06-27 いすゞ自動車株式会社 チルトキャブのステーロック構造

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