JPH03268246A - 光デイスクの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、レーザ光により記録層に与えた選択的除去ま
たは変形によって情報を光学的に読み出す光ディスクの
製造方法に関し、とくに少なくとも一方に記録層を有す
る２枚のディスク基板を貼合わせてなる光ディスクの製
造方法に関する。

（従来の技術） 従来、第２図に断面図で示すように、ディスク基板１上
に、レーザ光により選択的に除去または変形によって情
報が記録される記録層２を形成し、これら２枚のディス
ク基板１を記録層２を内側にし、ディスク基板１間に空
隙を形成するようにして、スペーサＰを介して貼合わせ
た後、該光ディスクにレーザ光を照射して記録層２に情
報を記録することが知られている。３は、アルミニウム
等の反射層である。

（発明が解決しようとする課題） ところが、上記従来の方法であると、ディスク基板１間
に空隙を形成しであるから、再生装置に光ディスクを挿
入して再生する際、温度の影皆によりディスク基板１が
膨張、収縮を繰返し、このためディスク基板１に歪が生
じ、記録された情報にエラーが発生する恐れがあった。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記従来の点に鑑みなされたものであって、
レーザ光により選択的に除去または変形によって情報が
記録される記録層を少なくとも一方に有する２枚のディ
スク基板を貼合わせてなる光ディスクの製造方法であっ
て、レーザ光によって記録層にあらかじめ情報を記録し
た後、ついで２枚のディスク基板同志を接着剤を介して
貼合わせることにより、ディスク基板に歪みが生じるの
を防止して、読み取りの際にエラーが生じるのを防止し
た光ディスクの製造方法を提供するものである。

（実施例） 以下、本発明を第１図（ａ）、（ｂ）に示す実施例に基
づいて説明する。

第１図（ａ）、（ｂ）は、本発明の光ディスクの製造方
法の一実施例を示す断面図である。

第１図（ａ＞に断面図として示すように、まず、ディス
ク基板１をアクリル樹脂などにより射出成形により成形
し、ついでディスク基板１表面に有機系染料とニトロセ
ルローズとからなる記録層２を形成する。記録層２はス
ピンコータにて１０μｍ程度の厚みに形成すれば良い。

ついで該記録層２上にアルミニウム等の反射層３を形成
する。アルミニウム等の反射層３を形成するには、例え
ば蒸着により１００ＯＡの厚さに形成する。このように
して得られたディスク基板１の記録層２にレーザ光を照
射して情報を記録する。ついで、第１図（ｂ）に示すよ
うに、このようにして情報が記録された２枚のディスク
基板１同志を接着剤４を介して貼り合わせる。接着剤４
としては、ホットメルト系接着剤を好適に使用すること
ができる。

図示してないが、反射層３上に紫外線硬化型樹脂層を形
成しておくと、記録層２および反射層３がこれにより保
護され好適である。

本発明は、２枚のディスク基板１の記録層２にあらかじ
め情報を記録した後、２枚のディスク基板１同志を接着
して両面が記録可能としたものに限定されず、片側のデ
ィスク基板１には記録層２、反射層３を形成しないで、
片面のみ記録可能な光ディスクとしても良い。

（発明の効果） 以上の通り、本発明によれば、レーザ光により選択的に
除去または変形によって情報が記録される記録層を少な
くとも一方に有する２枚のディスク基板を貼合わせてな
る光ディスクの製造方法であって、レーザ光によって記
録層にあらかじめ情報を記録した後、ついで２枚のディ
スク基板同志を接着剤を介して貼合わせることにより、
ディスク基板に歪みが生じるのを防止して、読み取りの
際、エラーが生じるのを防止することができる等の利点
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は、本発明の光ディスクの製造方
法の一実施例を示す断面図、第２図は従来の光ディスク
の製造方法を示す断面図である。 図中、１はディスク基板、２は記録層、３は反射層、４
は接着剤である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　レーザ光により選択的に除去または変形によって情報
   が記録される記録層を少なくとも一方に有する２枚のデ
   ィスク基板を貼合わせてなる光ディスクの製造方法であ
   って、レーザ光によって記録層にあらかじめ情報を記録
   した後、ついで２枚のディスク基板同志を接着剤を介し
   て貼合わせたことを特徴とする光ディスクの製造方法。