JPH03260404A - 油圧回路の診断方法 - Google Patents
油圧回路の診断方法Info
- Publication number
- JPH03260404A JPH03260404A JP2058475A JP5847590A JPH03260404A JP H03260404 A JPH03260404 A JP H03260404A JP 2058475 A JP2058475 A JP 2058475A JP 5847590 A JP5847590 A JP 5847590A JP H03260404 A JPH03260404 A JP H03260404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplitude value
- hydraulic circuit
- failure
- pulsation
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002405 diagnostic procedure Methods 0.000 title description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 claims abstract description 29
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 abstract description 10
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 abstract 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポンプ、弁等の油圧回路構成機器の異常を定
量的に診断する方法に関する。
量的に診断する方法に関する。
従来から、ポンプ等の油圧回路構成機器の吸込み側、吐
出側の油圧波形の変化具合を観察して異常発生を定性的
に診断する方法がある。
出側の油圧波形の変化具合を観察して異常発生を定性的
に診断する方法がある。
また、その故障の程度を定量的に診断するための方法と
して、例えば特開昭49−30901号公報に、稼働中
のポンプ、ブロワ−等の吐出側圧力波を検出し、この検
出圧力波から変動波部分を抽出し、その波形の変化の状
態から知ることが開示されている。この方式は測定すべ
き装置の正常稼働時の特定帯域の波と他の帯域とのスペ
クトル強度比によって油圧回路構成機器の異常、例えば
劣化あるいは故障の程度を知るものである。
して、例えば特開昭49−30901号公報に、稼働中
のポンプ、ブロワ−等の吐出側圧力波を検出し、この検
出圧力波から変動波部分を抽出し、その波形の変化の状
態から知ることが開示されている。この方式は測定すべ
き装置の正常稼働時の特定帯域の波と他の帯域とのスペ
クトル強度比によって油圧回路構成機器の異常、例えば
劣化あるいは故障の程度を知るものである。
しかしながら、この定量的な診断方式は、故障モード毎
のスペクトル強度等の算出を必要とし、診断のための装
置が複雑になる欠点がある。
のスペクトル強度等の算出を必要とし、診断のための装
置が複雑になる欠点がある。
本発明は、ポンプ、ブロワ−等の油圧回路の故障の程度
を知るための定量値変換に格別複雑な装置を必要とする
ことなく、一義的に油圧回路構成機器の劣化あるいは故
障の程度を知ることができる診断方式を提供するもので
ある。
を知るための定量値変換に格別複雑な装置を必要とする
ことなく、一義的に油圧回路構成機器の劣化あるいは故
障の程度を知ることができる診断方式を提供するもので
ある。
本発明は、ポンプの吐出側圧力等の油圧圧力の絶対振幅
値とその脈動振幅値との比、すなわち脈動率を定常状態
における基準となる脈動率と比較してその偏差の絶対量
に基づいて油圧回路構成機器の劣化あるいは故障の程度
の診断を行うものである。
値とその脈動振幅値との比、すなわち脈動率を定常状態
における基準となる脈動率と比較してその偏差の絶対量
に基づいて油圧回路構成機器の劣化あるいは故障の程度
の診断を行うものである。
ポンプの吐出圧力等は、
f、 =NXZ/60
ここでf、;吐出圧力の脈動周波数(枇)N:ポンプ回
転数(rpm) 2:ポンプの羽根、ベーン、シリン ダ等の数 で示される周波数を主成分として変動すなわち脈動して
いる。脈動振幅値PACは、ポンプ等の異常例えばベー
ンの欠損等の故障があれば、正常時とは異なる値を示す
(実施例参照)。但し、脈動振幅値PACの大きさは、
絶対振幅値PDCの大小に大きく依存するので、一定の
基準で評価するためには、次式のように無次元化する必
要がある。
転数(rpm) 2:ポンプの羽根、ベーン、シリン ダ等の数 で示される周波数を主成分として変動すなわち脈動して
いる。脈動振幅値PACは、ポンプ等の異常例えばベー
ンの欠損等の故障があれば、正常時とは異なる値を示す
(実施例参照)。但し、脈動振幅値PACの大きさは、
絶対振幅値PDCの大小に大きく依存するので、一定の
基準で評価するためには、次式のように無次元化する必
要がある。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図は本発明を実施例するため機能システムを示す図
である。
である。
同図において、1は油圧タンクであって、同油圧タンク
1からの油を吐出するポンプ2の吐出圧は圧力センサ3
で測定され、アナログ電圧信号として表示される。この
アナログ電圧信号は、直流分/脈動分分離ユニット4に
よって直流分として現される絶対振幅値と脈動分として
現される脈動振幅値の電圧に分離して、それぞれ信号処
理装置5に出力する。
1からの油を吐出するポンプ2の吐出圧は圧力センサ3
で測定され、アナログ電圧信号として表示される。この
アナログ電圧信号は、直流分/脈動分分離ユニット4に
よって直流分として現される絶対振幅値と脈動分として
現される脈動振幅値の電圧に分離して、それぞれ信号処
理装置5に出力する。
この信号処理装置5において脈動率は以下の式によって
算出する。
算出する。
6は判定装置であって、同判定装置6には正常時の脈動
率と比較偏差による異常度合が人力されており、上記稼
働状態の下で算出された脈!Ill率と正常時の脈動率
とを比較し、その偏差によって定量的な異常度合を判定
することができる。
率と比較偏差による異常度合が人力されており、上記稼
働状態の下で算出された脈!Ill率と正常時の脈動率
とを比較し、その偏差によって定量的な異常度合を判定
することができる。
さらに、この診断結果並びに脈動率の算出結果等は、表
示装置7に表示すると共に記憶装置8に記憶され、それ
を経時的な正常値の変化として補正する。
示装置7に表示すると共に記憶装置8に記憶され、それ
を経時的な正常値の変化として補正する。
第2図は上記第1図に示す機能システムの各過程で処理
され出力された波形の例を示す。
され出力された波形の例を示す。
同図(a)は第1図に示す圧力センサ3によって出力さ
れたアナログ電圧信号の波形の例を示す。
れたアナログ電圧信号の波形の例を示す。
同アナログ電圧信号(a)は信号処理装置5においてL
PF (ローパスフィルタリング)とHPF (バイパ
スフィルタリング)処理され、それぞれ絶対振幅値(P
oc) 0))、と脈動振幅値(Pac)(C)に変換
出力される。
PF (ローパスフィルタリング)とHPF (バイパ
スフィルタリング)処理され、それぞれ絶対振幅値(P
oc) 0))、と脈動振幅値(Pac)(C)に変換
出力される。
さらに、この両者から前記変動率(イ)を求めて、判定
袋f6内に入力する。
袋f6内に入力する。
この入力された変動率(d)を予め人力されている正常
時の脈動振幅値と比較してその比較値を絶対値(e)と
して出力する。
時の脈動振幅値と比較してその比較値を絶対値(e)と
して出力する。
この最終出力である比較絶対値(e)を予め設定された
安全値との差として抽出することによって、故障の程度
を定量的に、しかもリアルタイムに求めることかできる
。
安全値との差として抽出することによって、故障の程度
を定量的に、しかもリアルタイムに求めることかできる
。
第3図は、ベーンポンプについての正常! (a)とベ
ーンが一枚欠損したとき(b)の吐出圧力波形を示して
いる。図より、ポンプに異常が発生すると、波形の規則
性が変化し、脈動振幅が3〜5倍に増大しているのがわ
かる。従って、脈動率は正常値の3〜5倍となり、ポン
プ異常と判定できる。
ーンが一枚欠損したとき(b)の吐出圧力波形を示して
いる。図より、ポンプに異常が発生すると、波形の規則
性が変化し、脈動振幅が3〜5倍に増大しているのがわ
かる。従って、脈動率は正常値の3〜5倍となり、ポン
プ異常と判定できる。
本発明により以下の効果を奏することができる。
(1)脈動率の検出には、フィルター等の単純な組合せ
よりなる直流分/脈動分・分離ユニットさえあれば良く
、格別複雑な装置を必要としない。
よりなる直流分/脈動分・分離ユニットさえあれば良く
、格別複雑な装置を必要としない。
(2)脈動率を用いた、簡単で且つ定量的な油圧回路の
異常診断が可能となる。
異常診断が可能となる。
(3)脈動率の劣化傾向管理が可能であり、油圧回路の
故障を未然に予測できる。
故障を未然に予測できる。
添付図は本発明の実施例を示す。
第1図は本発明を実施するための機能システム図、第2
図は本発明の実施例として各プロセスにおいて出力され
た波形処理の説明図、第3図はベーンポンプについての
正常値(a)とベーンが一枚欠損したとき(b)の吐出
圧力波形図である。 l:油圧タンク 2:ポンプ 3:圧力センサ 4:直流分/脈動分分離ユニット 5;信号処理装置 6:判定装置 7:記憶装置
図は本発明の実施例として各プロセスにおいて出力され
た波形処理の説明図、第3図はベーンポンプについての
正常値(a)とベーンが一枚欠損したとき(b)の吐出
圧力波形図である。 l:油圧タンク 2:ポンプ 3:圧力センサ 4:直流分/脈動分分離ユニット 5;信号処理装置 6:判定装置 7:記憶装置
Claims (1)
- 1、稼働中の機器の油圧回路における油圧圧力の絶対振
幅値とその脈動振幅値との比で表される脈動率を、回路
正常時に算出した前記脈動率の基準値と比較し、その偏
差の絶対量に基づいて油圧回路構成機器の劣化あるいは
故障の程度の診断を行うことを特徴とする油圧回路の診
断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2058475A JPH0747963B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 油圧回路の診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2058475A JPH0747963B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 油圧回路の診断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03260404A true JPH03260404A (ja) | 1991-11-20 |
JPH0747963B2 JPH0747963B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=13085460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2058475A Expired - Lifetime JPH0747963B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 油圧回路の診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747963B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008082269A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
JP2013170509A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 液圧ポンプの異常検出装置および油圧作業機械 |
CN103836025A (zh) * | 2014-02-20 | 2014-06-04 | 吉林大学 | 液压系统快速检测与故障加速复合系统 |
JP2014101759A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Ricoh Co Ltd | ポンプの故障検知装置、インクジェット記録装置、及びプログラム |
WO2017065249A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 日本電産トーソク株式会社 | 油振診断装置および油振診断方法 |
JP2018527568A (ja) * | 2015-08-25 | 2018-09-20 | アルテミス インテリジェント パワー リミティドArtemis Intelligent Power Limited | 油圧装置の油圧剛性の測定及び使用 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56104222A (en) * | 1980-01-24 | 1981-08-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Trouble shooting device of pressure-oil pump motor |
JPH029969A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Nkk Corp | Lngポンプの劣化診断方法 |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP2058475A patent/JPH0747963B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56104222A (en) * | 1980-01-24 | 1981-08-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Trouble shooting device of pressure-oil pump motor |
JPH029969A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Nkk Corp | Lngポンプの劣化診断方法 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008082269A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
JP2013170509A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 液圧ポンプの異常検出装置および油圧作業機械 |
JP2014101759A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Ricoh Co Ltd | ポンプの故障検知装置、インクジェット記録装置、及びプログラム |
CN103836025A (zh) * | 2014-02-20 | 2014-06-04 | 吉林大学 | 液压系统快速检测与故障加速复合系统 |
CN103836025B (zh) * | 2014-02-20 | 2015-12-30 | 吉林大学 | 液压系统快速检测与故障加速复合系统 |
JP2018527568A (ja) * | 2015-08-25 | 2018-09-20 | アルテミス インテリジェント パワー リミティドArtemis Intelligent Power Limited | 油圧装置の油圧剛性の測定及び使用 |
US11078934B2 (en) | 2015-08-25 | 2021-08-03 | Artemis Intelligent Power Limited | Measurement and use of hydraulic stiffness properties of hydraulic apparatus |
WO2017065249A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 日本電産トーソク株式会社 | 油振診断装置および油振診断方法 |
CN108138816A (zh) * | 2015-10-14 | 2018-06-08 | 日本电产东测有限公司 | 油振诊断装置以及油振诊断方法 |
JPWO2017065249A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2018-08-09 | 日本電産トーソク株式会社 | 油振診断装置および油振診断方法 |
CN108138816B (zh) * | 2015-10-14 | 2020-03-03 | 日本电产东测有限公司 | 油振诊断装置以及油振诊断方法 |
US10724896B2 (en) | 2015-10-14 | 2020-07-28 | Nidec Tosok Corporation | Oil vibration diagnosis apparatus and oil vibration diagnosis method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0747963B2 (ja) | 1995-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6709240B1 (en) | Method and apparatus of detecting low flow/cavitation in a centrifugal pump | |
US6933693B2 (en) | Method and apparatus of detecting disturbances in a centrifugal pump | |
CN101124523A (zh) | 用于过程控制系统的诊断设备 | |
JPH03260404A (ja) | 油圧回路の診断方法 | |
JP2016053308A (ja) | 液圧ポンプの故障診断装置 | |
US5767780A (en) | Detector for flow abnormalities in gaseous diffusion plant compressors | |
JP3092453B2 (ja) | 遊星歯車機構の診断方法 | |
JPH0579903A (ja) | 回転機の異常診断方法及びその装置 | |
JPH02240536A (ja) | 歯車の異常診断装置 | |
JPH01152335A (ja) | ころがり軸受異常診断装置 | |
JPH0615987B2 (ja) | 振動検出機構の診断方法 | |
DE69935898T2 (de) | Primäres Pumpen mit variabler Geschwindigkeit für einen Gastracer-Leckdetektor | |
JPH10220372A (ja) | 真空ポンプ状態評価システム | |
EP0105600A2 (en) | Apparatus for selecting a signal representing vibrations | |
JP3839855B2 (ja) | ポンプの吐出量異常診断装置 | |
JP3739681B2 (ja) | 振動監視方法及びその装置 | |
JPH0875617A (ja) | ポンプの故障診断方法 | |
JP3501593B2 (ja) | トンネル内送風機の設備診断用監視方法及びシステム | |
JPH07318457A (ja) | 軸受の異常診断装置 | |
JP2003302421A (ja) | 回転数センサの診断装置 | |
JPS5963530A (ja) | 回転機械診断装置 | |
JPH0748070B2 (ja) | 摺動運動部の信頼性評価システム | |
JPS6157491B2 (ja) | ||
JPH06300618A (ja) | 回転機の異常診断方法およびその装置 | |
JPH06281547A (ja) | 機器の異常監視方法および装置 |