JP2014101759A - ポンプの故障検知装置、インクジェット記録装置、及びプログラム - Google Patents

ポンプの故障検知装置、インクジェット記録装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メカニカルな故障も含めたポンプの故障を検知することができるポンプの故障検知装置、インクジェット記録装置、及びプログラムを提供する。
【解決手段】吸引側の流路と吐出側の流路とを両端に有し、両方の流路内に出力側に開く弁をそれぞれ配置し、容積を変化させることにより流路内の液体を移動させるポンプと、流路にそれぞれ設けられた電極と、電極間のインピーダンスを検知し、インピーダンスを直流電圧に変換する変換回路と、変換回路の出力に基づいて、ポンプの駆動中に電極間のインピーダンスが周期的に変動することを利用し、第一の電圧範囲を検出した後に、所定の時間後に第一の電圧範囲より低い第二の電圧範囲を検出した場合にポンプが正常に動作していると判断し、第二の電圧範囲を検出しない場合はポンプが故障したと判断する判別回路と、を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、ポンプの故障検知装置、インクジェット記録装置、及びプログラムに関する。
インクジェット記録装置において、前処理として用紙への液体の塗布を行うための液体塗布装置がある。この液体塗布装置は、用紙に液体を塗布する塗布部に液体を供給する目的で液体の流路を多数有する。この塗布用の液体は、導電性の液体である。その液体の流路中にポンプを用いている場合、そのポンプの故障を検知する為にポンプへ供給する電流を検出する手段が既に知られている。
電動オイルポンプの故障診断を行う目的で、電動オイルポンプに回転駆動力を与えるブラシレスモータの回転数情報、及びブラシレスモータドライバの故障情報を上位制御装置に報告する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ポンプのメカニカルな故障を検知できない。
そこで、本発明の目的は、メカニカルな故障も含めたポンプの故障を検知することができるポンプの故障検知装置、インクジェット記録装置、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、吸引側の流路と吐出側の流路とを両端に有し、両方の流路内に出力側に開く弁をそれぞれ配置し、容積を変化させることにより前記流路内の液体を移動させるポンプと、前記吸引側の流路内と前記吐出側の流路内とにそれぞれ設けられた電極と、前記電極間のインピーダンスを検知し、前記インピーダンスを直流電圧に変換する変換回路と、前記変換回路の出力に基づいて、前記ポンプの駆動中に前記電極間のインピーダンスが周期的に変動することを利用し、第一の正常電圧範囲を検出した後に、所定の時間後に前記第一の正常電圧範囲より低い第二の正常電圧範囲を検出した場合に前記ポンプが正常に動作していると判断し、前記第二の正常電圧範囲を検出しない場合は前記ポンプが故障したと判断する判別回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、メカニカルな故障も含めたポンプの故障を検知することができる。
用紙に液体としての塗布液を塗布させる装置の一例についての説明図である。 (a)、(b)、(c)は、図1におけるダイアフラム型供給ポンプ52の構造の一例について説明する図である。 本実施形態による液体検知センサを利用したダイアフラム型供給ポンプ52の故障検知手段について説明するための説明図である。 (a)〜(d)は、図3に示した回路を詳細に説明するための説明図である。 図3に示した構成において発生する電圧振幅について説明するための説明図である。 ポンプ故障チェックの動作について説明するためのフローチャートの一例である。
<概 要>
本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、メカニカルな故障も含めたポンプの故障検知に関するものであり、以下に概要を示す。
塗布液の漏液の検知やチューブ内液体の有無を検知する手段として、2本の電極を用意し、一方に交流電圧を印加し、他方を地絡させ、電極間のインピーダンスを検知し、インピーダンスを直流電圧に変換し、基準電圧との差を比較する。液体としての塗布液の有無を検知する液体検知センサの2本の電極をそれぞれポンプの両端に接続された流路内に備え、チューブ内部の塗布液と接するようにする。ダイアフラム型のポンプ駆動時にはポンプ内部の弁が一定周期で開閉を繰り返す。この開閉に伴い電極間のインピーダンスが一定周期で変動する。つまり、インピーダンス変動を電圧に変換した電圧変動を検出し、一定の電圧変動、かつ周期的な変動であればポンプが正常に動作していることを確認することができる。また、ポンプを駆動しているにも関わらず、一定の電圧変動、又は周期的な電圧変動を検出できない場合には故障とする判断を行うことができる。
<構 成>
本実施形態について、以下、図面を用いて詳細に解説する。
図1は、用紙に液体としての塗布液を塗布させる装置の一例についての説明図である。
用紙60に塗布液を塗布する装置は、塗布液タンク51、ダイアフラム型の供給ポンプ52、塗布液槽53、塗布ローラ54、押さえローラ55、ソレノイドを用いた電磁弁56、廃液タンク57、及び各部材を接続する流路58を有する。
ダイアフラム型の供給ポンプ52は、駆動中にインピーダンスが周期的かつ一定で変動する他の駆動方式のポンプであってもよい。
塗布液タンク51内で未使用の塗布液を保持し、チューブを用いた流路58を通して、供給ポンプ52で塗布液タンク51内の未使用の塗布液を塗布液槽53に供給する。塗布液槽53は供給された塗布液59を保持する。塗布ローラ54は塗布液槽53で保持された塗布液59を用紙60に塗布する。用紙60は押さえローラ55によって塗布ローラ54に押し付けられる。
塗布液槽53内の塗布液59が経時的変化等により劣化した場合、廃液する必要がある。通常は電磁弁56を閉じることで廃液はされないようになっているが、廃液する場合、電磁弁56を開放し、水頭差を用いて廃液タンク57内に塗布液59を廃液する。
図2(a)、(b)、(c)は、図1におけるダイアフラム型供給ポンプ52の構造の一例について説明する図である。
ダイアフラム型供給ポンプ52は、駆動部71、ダイアフラム72、吸引側逆止弁73、吐出側逆止弁74、液室75、及び流路76を有する。
駆動部71は、例えば、図示しないソレノイドのアクチュエータ、もしくは図示しないリンク機構とギヤードモーターとを組み合わせてダイアフラム72を矢印方向に移動させる公知の駆動部である。駆動部71はポンプ駆動回路110により駆動制御される。
吸引側逆止弁73及び吐出側逆止弁74は、例えばシリコーンゴムやブタジエンゴム等の柔軟性を有する材質からなる弁である。
ダイアフラム72は、塗布液の吸引時には駆動部71が上方に移動し、ダイアフラム72を上方に引っ張る。ダイアフラム72の上方に引っ張られることにより液室75の内部の圧力が下がり、吸引側逆止弁73が開き、塗布液が液室75の内部に流入する。そのとき吐出側逆止弁74は閉じている(図2(a))。
塗布液の吐出時には駆動部71が下方に駆動し、ダイアフラム72を下方に押す。それにより液室75の内部の圧力が上がり、吐出側逆止弁74が開き、塗布液が液室75の内部から吐出される。そのとき吸引側逆止弁73は閉じている(図2(c))。
液室75は、ダイアフラム72の吸引動作と吐出動作とを繰り返し行うことでポンプとして機能する。
また、液室75は、吸引動作と吐出動作の中間状態として吸引側逆止弁73と吐出側逆止弁74とが共に開いている状態がある(図2(b))。
図3は、本実施形態による液体検知センサを利用したダイアフラム型供給ポンプ52の故障検知手段について説明するための説明図である。
図4(a)〜(d)は、図3に示した回路を詳細に説明するための説明図である。すなわち、図4(a)は、図3に示した変換回路、及び交流電源の回路図、図4(b)は、入力電圧波形、図4(c)は、接続点P1の電圧波形、図4(d)は、出力電圧波形を示す図である。
まず液体検知センサについて説明する。
図3に示す液体検知センサは、電極104、105、AD(Analog to Digital)コンバータ107、判別回路108、制御回路109、及びポンプ駆動回路110を有する。電極104、105は、ポンプからの距離は任意である。電極104、105は、塗布液と接する表面積は任意である。電極104、105に印加する交流電圧は、電圧値、又は周波数が任意である。
電極104は、交流電源101と第1のケーブル102とを介して接続されている。電極105は、第2のケーブル103を介して地絡されている。変換回路106は、電極104と電極105との間のインピーダンスを直流電圧に変換する。
図4に示す変換回路106は、微分回路、分圧回路、及び整流回路を有する。
微分回路は交流電源101からの交流電圧(パルス電圧)が入力される入力端子、一端が入力端子に接続されたコンデンサCd、一端が地絡し、他端がコンデンサCdの他端に接続された抵抗Rdを有する回路である。
分圧回路は、一端がコンデンサCdの他端に接続され、他端が電極104に接続された抵抗R1、電極104、105間の塗布液のインピーダンスR2を有する。
整流回路は、アノードが抵抗R1の他端に接続されたダイオード(例えば、シリコンダイオード)Dr、一端がダイオードDrのカソードに接続され他端が地絡した抵抗Rr及びコンデンサCrを有する。
判別回路108は、ADコンバータ107によって変換されたデジタルデータでダイアフラム型供給ポンプ52の故障を検知する。制御回路109は、判別回路108からの信号を受け取り、ポンプの駆動制御に反映させる。
ここで、インピーダンスの変化は、直列接続された抵抗との分圧比によって電圧として検出される。
電極104と電極105との間のインピーダンスが所定値より大きかった場合、変換回路106によって変換される直流電圧は高くなる。逆に電極104と電極105との間のインピーダンスが所定値より小さかった場合、変換回路106によって変換される直流電圧は低くなる。
用紙60に塗布液を塗布する装置(図1)に用いられ、図3に示した装置において、導電性の塗布液を流路内に満たし、電極104をダイアフラム型供給ポンプ52の一方のチューブ111内に設置し、電極105を他方のチューブ112内に設置する。これにより、電極104が、チューブ111内の塗布液と接し、電極105がチューブ112内の液体と接するようにする。
ポンプ駆動回路110によってダイアフラム型供給ポンプ52が駆動すると、図2を参照して説明したようにダイアフラム型供給ポンプ52は吸引動作と吐出動作とを繰り返す。吸引側逆止弁73もしくは吐出側逆止弁74のいずれか一方が閉じているときは電極104と電極105との間の塗布液が吸引側逆止弁73と吐出側逆止弁74とで遮られるため、電極104、105間のインピーダンスが大きくなる。
しかし吸引動作と吐出動作との中間状態においては、吸引側逆止弁73と吐出側逆止弁74とが共に開いている状態である。このため、電極104と電極105との間の塗布液が導通し、2本の電極104、105間のインピーダンスが小さくなる。
結果としてダイアフラム型供給ポンプ52の駆動時においては2本の電極104、105間のインピーダンスが大きい状態と小さい状態とが繰り返されることとなり、一定周期の電圧振幅が発生する。
このとき導電性の塗布液の導電率は1.5S/mとし、ダイアフラム型供給ポンプ52から電極までの距離を例えば10cm程度とし、交流電源を5V、60Hzとすると、振幅1.0Vの電圧振幅が発生する。周期はダイアフラム型供給ポンプ52の回転数に依存する。
図5は、図3に示した構成において発生する電圧振幅について説明するための説明図である。
図3に示した構成において、ダイアフラム型供給ポンプ52の駆動時においては電極104、105間のインピーダンスの変動により、変換回路106の出力には図5に示すような一定周期の電圧振幅が発生する。この電圧振幅の波形は正弦波となっているが、これは、吸引側逆止弁73及び吐出側逆止弁74が柔軟性を有するためである。
ダイアフラム型供給ポンプ52の停止時においては一定電圧を出力する。ただし電圧は停止時の吸引側逆止弁73もしくは吐出側逆止弁74の状態による。
吸引側逆止弁73もしくは吐出側逆止弁74の何れか一方が閉じている時は電圧が高くなり、吸引側逆止弁73と吐出側逆止弁74とが共に開いている時は電圧が低くなる。
出力電圧差1.0[V]、周期2n[ms]とする。このとき高電圧側に正常電圧範囲1を、低電圧側に正常電圧範囲2をそれぞれ設定し、正常電圧範囲1を検出後、n[ms]以内に正常電圧範囲2を検出できなかった場合にはダイアフラム型供給ポンプ52の故障であると判断する。
図6は、ポンプ故障チェックの動作について説明するためのフローチャートの一例である。
ポンプ故障チェック開始後、2n[ms]以内に正常電圧範囲1の出力電圧を検出したか否かを判断する(ステップS1)。正常電圧範囲1の出力電圧を検出した場合(ステップS1/Y)、ステップS2に進み、正常電圧範囲1の出力電圧を検出しない場合(ステップS1/N)、ダイアフラム型供給ポンプ52が異常であると判断する(ステップS4)。
正常電圧範囲1の出力電圧を検出したn[ms]後に正常電圧範囲2の出力電圧を検出したか否かを判断する(ステップS2)。正常電圧範囲2の出力電圧を検出した場合(ステップS2/Y)、ダイアフラム型供給ポンプ52が正常であると判断する(ステップS3)。正常電圧範囲2の出力電圧を検出しない場合(ステップS2/N)、ダイアフラム型供給ポンプ52が異常であると判断する(ステップS4)。
ダイアフラム型供給ポンプ52の正常もしくは異常の判断が行われたら(ステップS3、S4)、ポンプ故障チェック動作を終了する(ステップS5)。
<作用効果>
以上において、本実施形態によれば、漏液の検知やチューブ内の塗布液の有無を検知する手段として、2本の電極を用意し、一方に交流電圧を印加し、もう一方を地絡させ、電極間のインピーダンスを検知する。検知後、インピーダンスを直流電圧に変換し、基準電圧との差を比較することで塗布液の有無を検知する液体検知センサがある。この液体検知センサの2本の電極をそれぞれポンプの両端に接続された流路内に備え、チューブ内部の塗布液と接するようにする。このとき、ダイアフラム型のポンプ駆動時にはポンプ内部の弁が一定周期で開閉を繰り返す。それに伴い2本の電極間のインピーダンスが一定周期で変動する。
つまり、本実施形態によれば、インピーダンス変動を電圧に変換した電圧変動を、ADコンバータを用いて検出し、一定の電圧変動、かつ周期的な変動であればポンプが正常に動作していることを確認することができる。ポンプを駆動しているにも関わらず、一定の電圧変動、又は周期的な電圧変動を検出できない場合には故障とする判断を行うことができる。
すなわち、本実施形態によれば、メカニカルな故障も含めたポンプの故障検知ができる。
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーション等の汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明を実現する場合の説明を以下で行う。
例えば、
吸引側の流路と吐出側の流路とを両端に有し、両方の流路内に出力側に開く弁をそれぞれ配置し、容積を変化させることにより流路内の液体を移動させるポンプの故障を検知する装置のコンピュータに、
変換回路が、吸引側の流路内と吐出側の流路内とにそれぞれ設けられた電極間のインピーダンスを検知し、インピーダンスを直流電圧に変換する手順、
判別回路が、変換回路の出力に基づいて、ポンプの駆動中に電極間のインピーダンスが周期的に変動することを利用し、第一の電圧範囲を検出した後に、所定の時間後に第一の電圧範囲より低い第二の電圧範囲を検出した場合にポンプが正常に動作していると判断し、第二の電圧範囲を検出しない場合はポンプが故障したと判断する手順、
を実行させるプログラムが挙げられる。
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明に係るポンプの故障検知装置及びインクジェット記録装置を実現することができる。
<記憶媒体>
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
記憶媒体としては、例えばCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリやHDD(Hard Disc Drive)が挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
51 塗布液タンク
52 ダイアフラム型供給ポンプ
53 塗布液槽
54 塗布ローラ
55 押さえローラ
56 電磁弁
57 廃液タンク
58、76 流路
59 塗布液
60 用紙
71 駆動部
72 ダイアフラム
73 吸引側逆止弁
74 吐出側逆止弁
75 液室
101 交流電源
102 第1のケーブル
103 第2のケーブル
104、105 電極
106 変換回路
107 ADC
108 判別回路
109 制御回路
110 ポンプ駆動回路
111、112 チューブ
特開2010−183787号公報

Claims (8)

  1. 吸引側の流路と吐出側の流路とを両端に有し、両方の流路内に出力側に開く弁をそれぞれ配置し、容積を変化させることにより前記流路内の液体を移動させるポンプと、
    前記吸引側の流路内と前記吐出側の流路内とにそれぞれ設けられた電極と、
    前記電極間のインピーダンスを検知し、前記インピーダンスを直流電圧に変換する変換回路と、
    前記変換回路の出力に基づいて、前記ポンプの駆動中に前記電極間のインピーダンスが周期的に変動することを利用し、第一の正常電圧範囲を検出した後に、所定の時間後に前記第一の正常電圧範囲より低い第二の正常電圧範囲を検出した場合に前記ポンプが正常に動作していると判断し、前記第二の正常電圧範囲を検出しない場合は前記ポンプが故障したと判断する判別回路と、
    を備えたことを特徴とするポンプの故障検知装置。
  2. 前記電極は、前記ポンプからの距離が任意であることを特徴とする請求項1に記載のポンプの故障検知装置。
  3. 前記電極は、前記液体と接する表面積が任意であることを特徴とする請求項1に記載のポンプの故障検知装置。
  4. 前記電極に印加する交流電圧は、電圧値、又は周波数が任意であることを特徴とする請求項1に記載のポンプの故障検知装置。
  5. 前記ポンプは、駆動中にインピーダンスが周期的かつ一定で変動する他の駆動方式のポンプであることを特徴とする請求項1に記載のポンプの故障検知装置。
  6. 前記判別回路が正常と判断する所定の正常電圧範囲は任意であることを特徴とする請求項1に記載のポンプの故障検知装置。
  7. 請求項1から6の何れか一項記載のポンプの故障検知装置を備え、前記ポンプにより前処理として用紙への液体の塗布を行うようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 吸引側の流路と吐出側の流路とを両端に有し、両方の流路内に出力側に開く弁をそれぞれ配置し、容積を変化させることにより前記流路内の液体を移動させるポンプの故障を検知する装置のコンピュータに、
    変換回路が、前記吸引側の流路内と前記吐出側の流路内とにそれぞれ設けられた電極間のインピーダンスを検知し、前記インピーダンスを直流電圧に変換する手順、
    判別回路が、前記変換回路の出力に基づいて、前記ポンプの駆動中に前記電極間のインピーダンスが周期的に変動することを利用し、第一の正常電圧範囲を検出した後に、所定の時間後に前記第一の正常電圧範囲より低い第二の正常電圧範囲を検出した場合に前記ポンプが正常に動作していると判断し、前記第二の正常電圧範囲を検出しない場合は前記ポンプが故障したと判断する手順、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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