JPH03257734A - 電子スイッチ - Google Patents

電子スイッチ

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JPH03257734A
JPH03257734A JP5691490A JP5691490A JPH03257734A JP H03257734 A JPH03257734 A JP H03257734A JP 5691490 A JP5691490 A JP 5691490A JP 5691490 A JP5691490 A JP 5691490A JP H03257734 A JPH03257734 A JP H03257734A
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resin
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electronic switch
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injected
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JP5691490A
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Hiroyuki Nakano
弘幸 中野
Koichi Tsujino
辻野 孝一
Motohiro Kita
喜多 源弘
Kenichi Goto
健一 後藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば近接スイッチなどの電子スイッチに係り
、特に製造が容易で耐水性、耐衝撃性の優れた電子スイ
ッチに関する。
〔従来の技術〕
例えば近接スイッチなどの電子スイッチにおいては、耐
水性、耐衝撃性を確保するために、従来は電子部品など
が収納されたケース内に樹脂を充填していた。
第7図及び第8図に従来の電子スイッチの一例の構成を
示す。第7図において、基板1にはIC、トランジスタ
、抵抗、コンデンサなどの電子部品2乃至5と表示灯6
とが実装されている。またIC11−ランジスタなどの
電子部品2,3は、ボッティング樹脂7により基板1上
に密封被覆されている。基板1にはセンサ部8及びコー
ト部9が取り付けられており、基板1上に形成された配
線パターンの所定の位置にそれぞれハンダ接続されてい
る。
上記のように構成された電子スイッチ本体を動作確認し
た後に、第8図に示すように一端が密閉された筒形のケ
ース10内に開口端から挿入する。
挿入後、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂11をケース
10内に充填して硬化させることにより、各部品を固定
し気密性を確保する。このとき使用する樹脂11は表示
灯6の周辺も被覆するので透明のものを用い、表示灯6
から発する光が透過してケース10に形成された表示窓
12から外部に放射するようにする。
次にケース10の開口端側から不透明の樹脂13を注入
、硬化させて、内部が外側から見えないようにする。ま
たこの2次充填樹脂13は外装の一部を構成するため、
硬化収縮による凹みが発生した場合には、この凹みを埋
めるためにさらに3次充填樹脂14を注入、硬化させる
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら第7図及び第8図に示した従来の電子スイ
ッチによると、ケース10の内部に樹脂11を常圧で注
入するため、注入、硬化に時間がかかるという問題があ
った。これを改善するために熱硬化の反応性を高めた樹
脂を使用すると、樹脂が注入作業中に硬化してしまい、
作業性が悪くなる。また、硬化時の自己発熱により構成
部品の変形が発生したり、電子部品に悪影響を及ぼすお
それもある。さらに急激に硬化させると樹脂層に内部応
力が残り、経時的な温度サイクルによりクラックが発生
して耐水性が確保できない。しかも樹脂が硬化時に収縮
するため、2回以上も樹脂の追加注入を行なわなければ
ならない、などの問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な
工程で短時間に製造することができ、耐水性、耐衝撃性
の優れた電子スイッチを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電子スイッチは、電子部品が実装された基板と
、基板が挿入された筐体と、筐体内に注入された弾力性
を有する樹脂と、樹脂を筐体内に封止する封止部材とを
具備し、筐体と封止部材とを熱可塑性樹脂により一体に
成形接合したことを特徴とする。
〔作用〕
上記構成の電子スイッチにおいては、基板が挿入された
筐体内には弾力性のある樹脂が注入されているので、経
時的に熱サイクルが作用しても、電子部品やワイヤなど
の基板に対するハンダ付は部にストレスがかからない。
また、基板は筐体内において弾力性のある樹脂によって
支承されているので、耐振動性、耐衝撃性が向上する。
さらに筐体と封止部材とを熱可塑性樹脂で一体に成形接
合するので、短時間で接合することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に本発明の一実施例を示す。
なお、第7図に示す従来の場合と対応する部分には同一
の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
電子部品2乃至5及び表示灯6が実装された基板1と、
基板1に接続されたセンサ部8及びコード部9とからな
る電子スイッチ本体の構成は第7図に示す従来例と同様
である。
第1図において、上記のように構成され動作確認が終了
した電子スイッチ本体21はボリアリレート樹脂で一端
が密閉され、筒形に形成された筐体であるケース22内
に開口端23から挿入されている。ケース22の上面に
は内部に樹脂を充填するための注入口24と1表示灯6
から発する光を外部から確認するための表示窓25とが
設けられている。
またコート部9の基板1との接続端には、ボリアリレー
ト樹脂で矩形板状に形成されたコートホルダ26が設け
られており、ケース22の開口端23に嵌合している。
コートホルダ26によって密閉されたケース22内には
、注入口24から、発泡ポリスチレンなどの弾力性のあ
る発泡性樹脂27が充填されている。そして樹脂27が
充填された後に、注入口24はボリアリレート樹脂等で
形成されたキャップ28で閉塞され、キャップ28とケ
ース22との間及びコードホルダ26とケース22との
間は、第2図に示すようにそれぞれボリアリレー1へ樹
脂29で接合されている。
次に本実施例の電子スイッチの製造手順及び作用を、第
1図乃至第6図を参照して説明する。
まず、電子部品2乃至5及び表示灯6が実装された基板
1と、基板1の両端にそれぞれ接続されたセンサ部8及
びコード部9とからなる電子スイッチ本体21を、第3
図に示すように、ケース22内に開口端23から挿入す
る。そしてケース22の開口端23にコードホルダ26
を嵌合して、ケース22を密閉する。この状態で表示灯
6と表示窓25とは対向する位置にある。
次に電子スイッチ本体21が挿入されたケース22を図
示しない金型内に外周を密着して装着し、第4図に示す
ように成形機ノズル31からケース22に形成された注
入口24を介して、発泡ポリエチレンなどの弾力性のあ
る発泡性樹脂27を射出成形により、ケース22内に注
入する。このときケース22及びコードホルダ26は金
型内に密着して装着されているので、樹脂注入の圧力に
よりふくらむことはない。またセンサ部8及び基板1は
弾力性のある樹脂27により固定保持されるので、電子
スイッチ本体21の耐衝撃性及び耐振動性を向上させ、
内部応力の発生を防止することができる。
次に第5図に示すように、ケース22に成形された注入
口24に、ボリアリレート樹脂等により円板状に構成さ
れたキャップ28を嵌合装着する。
次に第6図に示すように、固定された直角の2面31.
32と、これらの2面31.32にそれぞれ沿って摺動
可能に設けられたサイドコア33.34と、図示しない
上下のコアとからなる金型35内に、上記のように構成
された電子スイッチの組立体36を装着する。そしてサ
イトコア33.34をそれぞれ矢印A、B方向に移動さ
せて、組立体36の各側面を金型に密着させる。
なお、この金型は完成品としての電子スイッチの外形に
整合する形状となっており、上下のコアで組立体36を
締め付けるとき、サイドコア33.34はそれぞれ矢印
A、Bで示す方向に自動的に移動するようになっている
。また、第6図に示す符号37は組立体36のコード部
9を嵌合する溝部であり、符号38は金型内に樹脂を注
入するゲート口である。
次にゲート口38から金型内に熱可塑性樹脂であるボリ
アリレート樹脂29を注入する。この結果、第1図及び
第2図に示すように、ケース22とコードホルダ26間
、及びケース22とキャップ28間のそれぞれの接合部
にボリアリレート樹脂29が充填され、樹脂29の接着
力により耐水性を確保する。このとき注入口24はギャ
ップ28により閉塞されているので、金型内においてシ
ールのためのボリアリレート樹脂29を射出成形すると
きに、この樹脂29が射出成形圧によりケース22内に
侵入することを防止できる。
本実施例によれば、ケース22内に弾力性のある発泡性
樹脂27が注入されているので、経時的に熱サイクルが
作用しても、電子部品やワイヤなどの基板1に対するハ
ンダ付は部にストレスがかからない。また、基板1はケ
ース22内において弾力性のある樹脂27によって支承
されているので、耐振動性、耐衝撃性が向上する。さら
にケース22と封止部材であるコートホルダ26及びキ
ャップ28とを熱可塑性樹脂であるボリアリレート樹脂
29で一体に成形接合するので、短時間で接合すること
ができる。
上記実施例ではケース22、コートホルダ26゜キャッ
プ28を、それぞれボリアリレート樹脂で形成した場合
について説明したが、これらの材質はこれに限定される
ものではなく1例えばポリブチレンテレフタレート(P
BT)やポリサルフォン(P S F)などの他の熱可
塑性樹脂であってもよい。ケース22とコートホルダ2
6及びキャップ28とを接合するボリアリレート樹脂や
、注入する樹脂についても同様である。また樹脂を注入
するための注入口24はコードホルダ26側に設けても
よい。さらに各部の構造の細部は本発明の主旨を逸脱し
ない範囲で変更してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の電子スイッチによれば、
基板が挿入された筐体内に弾力性を有する樹脂を注入し
て封止部材で封止し、封止部材と筐体とを熱可塑性樹脂
で接合したので、電子部品やワイヤなどの基板との接合
力の劣化を防止し、電子スイッチの耐水性、耐衝撃性、
耐振動性を向上することができ、加工時間も短縮される
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子スイッチの一実施例の構成を示す
縦断面図、第2図は同じく斜視図、第3図乃至第5図は
同じく製造工程を説明する縦断面図、第6図は同じく製
造工程を説明する斜視図、第7図は電子スイッチ本体を
示す側面図、第8図は従来の電子スイッチの構成を示す
縦断面図である。 1・・・基板、2乃至5・・・電子部品、8・・・セン
サ部。 9・・・コード部、21・・・電子スイッチ本体、22
・・・ケース(筐体)、26・・・コードホルダ(封止
部材)、27・・・弾力性樹脂、28・・・キャップ(
封止部材)、29・・・ボリアリレート樹脂(熱可塑性
樹脂)、36・・・組立体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子部品が実装された基板と、前記基板が挿入された筺
    体と、前記筐体内に注入された弾力性を有する樹脂と、
    前記樹脂を前記筐体内に封止する封止部材とを具備し、
    前記筐体と前記封止部材とを熱可塑性樹脂により一体に
    成形接合したことを特徴とする電子スイッチ。
JP5691490A 1990-03-08 1990-03-08 電子スイッチ Expired - Fee Related JP2833114B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014197528A (ja) * 2013-03-08 2014-10-16 オムロン株式会社 電子機器およびその製造方法
JP2014199740A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 オムロン株式会社 電子機器およびその製造方法
JP2014209570A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 オムロン株式会社 電子機器
CN111619066A (zh) * 2019-02-28 2020-09-04 东莞市艾奇诺传感器科技有限公司 一种三次成型的磁感应开关及其制备方法

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