JPH03255145A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH03255145A
JPH03255145A JP5297190A JP5297190A JPH03255145A JP H03255145 A JPH03255145 A JP H03255145A JP 5297190 A JP5297190 A JP 5297190A JP 5297190 A JP5297190 A JP 5297190A JP H03255145 A JPH03255145 A JP H03255145A
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olefin
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 4製象韮五透1 本発明は、軟質重合体と、環状オレフィン系樹脂とを含
む熱可塑性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、耐熱性
、剛性、耐薬品性、耐溶剤性、誘電特性、寸法安定性、
耐衝撃性に優れるとともに耐熱老化性に優れた熱可塑性
樹脂組成物に関する。
Hの 術的 − 種々の熱可塑性樹脂の中でもポリオレフィン系樹脂は、
耐熱性、耐溶剤性および誘電特性に優れており、しかも
成形性に優れていることから、汎用樹脂として広く利用
されている。
しかしながら、熱可塑性樹脂についてより広範な用途へ
の利用が考えられている今日においては、ポリオレフィ
ン系樹脂の耐熱性、剛性、寸法安定性および耐衝撃性等
の特性をさらに改善することが望まれている。特に、耐
熱性、耐薬品性、耐溶剤性、誘電特性および寸法安定性
に優れるとともに耐熱老化性に優へ しかも剛性、耐衝
撃性等の機械的強度の向上した熱可塑性樹脂への要請が
高発」生og的 本発明は、耐熱性、剛性、耐薬品性、耐溶剤性、誘電特
性、寸法安定性、耐衝撃性に優れるとともに耐熱老化性
に優れた熱可塑性樹脂組成物を提供することを目的とし
ている。
及奥凶旦1 本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は、 [A]軟質重合体と、 [B]エチレンと、少なくとも下記の式[I]〜[I]
〜[IVv]から選ばれる構造式のひとつで表される環
状オレフィンとの共重合体であり、135℃のデカリン
中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dlA軟
化温度(TMA)が70℃以上である環状オレフィン系
ランダム共重合体とを含み、 軟質重合体[A]と環状オレフィン系ランダム共重合体
[B]との組成比が、[A]/[B] (重量比)で6
0/40〜5/95であることを特徴としている。
・・ [i] (式[■]中、 1はOまたは正の整数であって、R1
〜RI8は、それぞれ同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる
群から選ばれる原子もしくは基であり、 RI5〜Roeは、互いに結合して単環または多環を形
成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を
有していてもよく、 また、 R口とR16とで、 またはR17とRIBと
でアルキリデン基を形成していてもよい)。
[n] (式[n]中、mは0または正の整数であって、R1〜
RIBは、それぞれ同一であっても異なっていてもよく
、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる群
から選ばれる原子もしくは基であり、 R9とRIBとでアルキリデン基を形成していてもよい
)。
・・ [m] (式[m]中、nはOまたは正の整数であって、RI−
RI2は、それぞれ同一であっても異なっていてもよく
、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる群
から選ばれる原子もしくは基であり、 RI IとRI2とでアルキリデン基を形成していても
よい)。
・・・ [■] (式[TV]中、pはOまたは1以上の整数であり、q
およびrlt、Ol 1または2であり、R1〜RIB
はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化
水素基 芳香族炭化水素基 およびアルコキシ基よりな
る群から原子もしくは基を表LR8(またはR6)とR
4(またはR4)とは、炭素数1〜3のアルキレン基を
介して結合していてもよく、また何の基も介さずに直接
結合していてもよい。 ) 本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は、軟質重合体[A]
と、特定の環状オレフィン系ランダム共重合体[B]と
からなるため、耐熱性、剛性、耐薬品性、耐溶剤性、誘
電特性、寸法安定性、耐衝撃性に優れるとともに耐熱老
化性に優れている。
βの  的な親日 次に本発明に係る熱可塑性樹脂組成物について具体的に
説明する。
本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は、 軟質重合体[Aコと、 エチレンと、上記の式[I]〜[TV]から選ばれる構
造式のひとつで表される特定の環状オレフィンとの共重
合体である環状オレフィン系ランダム共重合体[B]と
を含むことを特徴としている。
本発明の熱可塑性樹脂組成物を構成する軟質重合体[A
]としては、 (1)環状オレフィンから誘導された繰り返し単位を有
する軟質型合本 (ii)a−オレフィン系共電合本 (iii) a−オレフィン・ジエン系共重合本(iv
)芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン系軌質共重合本 および (V)インブチレンまたはインブチレン・共役ジエンか
らなる軟質重合体または共重合体を挙げることができる
以下これらの軟質重合体について説明する。
環状オレフィンから誘導された繰り返しを する  重
合 (i) 環状オレフィンから誘導された繰り返し単位を有する軟
質重合体は、エチレンと、前記環状オレフィンと、任意
成分としてのa−オレフィンとから形成される共重合体
である。ここでa−オレフィンとして1転 たとえば、
 プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ブテン、
1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセ
ン、1−テトラデセン、1−へキサデセン、1−オクタ
デセンおよび1−エイコセンなどの炭素数3〜20のσ
−オレフィンを挙げることができる。これらの中で14
 炭素原子数3〜20のa−オレフィンが好ましい。ま
た、ノルボルネン、エチリデンノルボルネンおよびジシ
クロペンタジェン等の環状オレフィン、環状ジエンも併
せて使用することができる。
環状オレフィンから誘導される繰り返し単位を有する軟
質重合体(i)中において、エチレンから誘導される繰
り返し単位は、通常は40〜99モル%、好ましくは5
0〜90モル%、特に好ましくは75〜90モル%の範
囲内の量で含有されている。a−オレフィンから誘導さ
れる繰り返し単位は、通常はO〜も 好ましくは0〜3
5モル%の範囲内の量で含有さ れている。また、環状オレフィンから誘導される繰り返
し単位は、通常は1〜40.好ましくは1〜20モル%
、好ましくは2〜15モル%の範囲内の量で含有されて
いる。
この軟質重合体(1)において、エチレンから誘導され
る繰り返し単位、エチレン以外のa−オレフィンから誘
導される繰り返し単位、および環状オレフィンから誘導
される繰り返し単位は、ランダムに配列されており、か
つこれらは実質的に線状に配列されている。この軟質重
合体カー 実質状線状構造を有しており、架橋構造を有
していないことは、この共重合体が135℃のデカリン
に完全に溶解することによって確認することができる。
この環状オレフィンから誘導された繰り返し単位を有す
る軟質重合体(i)は、前記の環状オレフィン系重合体
とは異なり、ガラス転移温度(Tg)が通常は0℃以下
、好ましくは一10℃以下であり、135℃のデカリン
中で測定した極限粘度[η]は、通常は0.01〜10
dl/Q  好ましくは0.8〜7dl/gである。こ
の軟質重合体(i)はX線回折法により測定した結晶化
度が、通常は0〜10%、好ましくは0〜7%、特に好
ましくは0〜5%の範囲内にある。
この軟質重合体(i)は、特開昭60−168708号
、同61−120816号、 同61−115912号
、 同61−271308号、 同61−272216
号および同62−252406号等のがく公報に、本出
願人が提案した方法に従い適宜に条件を選択して製造す
ることができる a−オレフィン系 重合 (if) 本発明において軟質重合体[A]として使用されるa−
オレフィン系共重合体(11)は、少なくとも2種のa
−オレフィンからなり、非品性ないし低結晶性の共重合
体である。具体的な例としては、エチレン・α−オレフ
ィン共重合体およびプロピレン・αオレフィン共重合体
を挙げることができる。
エチレン・a−オレフィン共重合体を構成するσ−オレ
フィンとして14  通常は炭素数3〜20のものが用
いられ 具体的な例としては、プロピレン、1−ブテン
、 4−メチル−1−ブテン、 1−ヘキセン、 1−
オクテン、1−デセンおよびこれらの混合物を挙げるこ
とができる。この八 特に炭素数3〜1oのa−オレフ
ィンが好ましく、さらにプロピレンまたは1−ブテンが
特に好ましい。
エチレン・a−オレフィン共重合体中におけるエチレン
から誘導される繰り返し単位と、a−オレフィンから誘
導される繰り返し単位のモル比エチレン/α−オレフィ
ン)は、 a−オレフィンの種類によっても異なるが、
通常は40/ 60〜9515である。
また、上記モル比はa−オレフィンとしてプロピレンを
使用した場合には、通常は30/ ’Q  好ましくは
40/ 60〜9515、特に好ましくは50/ 50
〜90/10であり、 σ−オレフィンとして炭素数4
以上のaオレフィンを使用する場合には、通常は50/
 50〜9515、好ましくは80/ 20〜9515
である。
プロピレン・a−オレフィン共重合体を構成するα−オ
レフィンは、通常I4  炭素数4〜20のa−オレフ
ィンであり、具体的な例としては、1−ブテン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−ヘキセン、ニーオクテン、1
−デセンおよびこれらの混合物が挙げることができる。
このヘ 特に炭素数4〜10のa−オレフィンが好まし
い。
上記のようなプロピレン・α−オレフィン共重合体にお
いては、プロピレンから誘導される繰り返し単位とa−
オレフィンから誘導される繰り返し単位とのモル比(プ
ロピレン/ミーオレフィン)は、σ−オレフィンの種類
によっても異なるが、通常は50/ 50〜9515で
ある。上記モル比は、a−オレフィンが炭素数5以上の
a−オレフィンである場合には、80/ 20〜951
5であることが好ましい。
また、このα−オレフィン系軟質重合体の130℃デカ
リン中で測定した極限粘度[ワ]は、通常は0.2〜1
0dl/i  好ましくは1〜5dl/gの範囲内にあ
る。さらにその密度は、通常は0.82〜0.96g/
m2、好ましくは0.84−0.92g/a、、2の範
囲内にある。
このa−オレフィン系軟質重合体は、不飽和カルボン酸
またはその誘導体でグラフト変性されていてもよい。こ
の場合のグラフト変性率は、通常は0.01〜5重量%
、好ましくは0.1〜4重量%である。
ここで使用される不飽和カルボン酸またはその誘導体の
例としては、アクリル酸、マレイン酸、フマール酸、テ
トラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロ
トン酸、イソクロトン酸およびナジック酸1 (エンド
シス−ビシクロ[22,1Fヘプト−5−エン−2,3
−ジカルボン酸)のような不飽和カルボン酸またはこれ
らの不飽和カルボン酸のハライド、アミド、イミド、無
水物およびエステル等の誘導体を挙げることができる。
上記のような不飽和カルボン酸誘導体の具体的な例とし
ては、塩化マレイル、マレイミド、無水マレイン酸、無
水シトラコン酸、マレイン酸モノメチルエステル、マレ
イン酸ジメチルエステルおよびグリシジルマレエートを
挙げることができる。
これらの中でも特にマレイン酸および無水マレイン酸な
らびにナジック酸−および無水ナジック酸1が好ましい
上記のようなグラフトモノマーを用いてa−オレフィン
系軟質重合体を編成する方法としては、従来公知の種々
の方法を採用することができる。例えば、α−オレフィ
ン系軟質重合体を溶融させ、グラフトモノマーをこの溶
融物に添加してグラフト重合させる方法、 α−オレフ
ィン系軟質重合体を溶媒に溶解させ、この溶液にグラフ
トモノマーを添加してグラフト重合させる方法などの方
法を採用することができる。上記のようなグラフト方法
を採用するに際しては、ラジカル開始剤を使用すること
が好ましい。ラジカル開始剤の使用によって、グラフト
反応を効率よく行うことができる。
上記のようなグラフト反応は、通常は60〜350℃の
範囲内の温度で行われる。またラジカル開始剤は、 a
−オレフィン系軟質重合体100重量部に対して、通常
は、0.001〜1重量部の範囲内の量で使用される。
なお、ここで使用されるラジカル開始剤としては、特に
制限はなく、グラフト重合反応の際に通常使用されてい
る化合物を使用することができる。
すなわち、ここで使用することができるラジカル開始剤
の例としては、有機ペルオキシドあるいは有機ベルエス
テル目殊  ベンゾイルオキシペルオキシド、ジクロル
ベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、ジー
tert−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル−2
,5−ジ(ペルオキシドベンゾエート)ヘキシン−al
、4−ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピル
)ベンゼン、ラウロイルペルオキシド、tert−ブチ
ルペルアセテート、25−ジメチル−2,5−ジ(te
rt−ブチルペルオキシ)ヘキシン−a2.5−ジメチ
ル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン、tert−ブチルペルベンゾエート、tert−ブ
チルペルー5ec−オクトエート、tert−ブチルペ
ルピバレート、クミルペルピバレートおよびtert−
ブチルペルジエチルアセテート等]。
アゾ化合物[似 アゾビスイソブチロニトリルおよびジ
メチルアソイソブチレートなど]を挙げることができる
。これらのうち、ジアルキルペルオキシド、ジーter
t−ブチルペルオキシド、2.5−ジメチル−2,5−
ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシン七 2,5
−ジメチル−2,5−ジ(tert−グチルペルオキシ
)ヘキシンおよび1.4−ビス(tert−ブチルペル
オキシイソプロピル)ベンゼンなどのジアルキルペルオ
キシドが好ましく使用される。
α−オレフィン・ジエン系 重合体(iii)本発明に
おいて、軟質重合体[A]として使用されるα−オレフ
ィン・ジエン系共重合体(iii)の例としては、エチ
レン・a−オレフィン・ジエン共重合体ゴム、プロピレ
ン・α−オレフィン・ジエン共重合体ゴムを挙げること
ができる。
これ等の共重合体ゴムを調製するに際しては、通常は炭
素数3〜20のa−オレフィンが使用される。
このa−オレフィンの例としては、プロピレン、1−ブ
テン、 1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、 
1ヘキセン、1−オクテン、■−デセンおよびこれ等の
混合物などが挙げられる。これらの中では、炭素原子数
3〜10のa−オレフィンが好ましい。但しプロピレン
・σ−オレフィン・ジエン共重合体の場合にはα−オレ
フィンとしては、炭素数4〜20が使用される。
また、これ等の共重合体ゴムを構成するジエン成分の例
としては、1,4−へキサジエン、■、6−オクタジエ
ン、2−メチル−1,5−へキサジエン、6−メチル=
1,5−へブタジェンおよび7−メチル−1,6−オク
タジエンのような鎖状非共役ジエン、シクロへキサジエ
ン、ジシクロペンタジェン、メチルテトラヒドロインデ
ン、5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−2−ノ
ルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−イ
ンプロピリデン−2−ノルボルネンおよび6−クロロメ
チル−5−イソプロペニル−2−ノルボルネンのような
環状非共役ジエン、ならびに23−ジイソプロピリデン
−5−ノルボルネン、2−エチリデン−3−イソプロピ
リデン−5−ノルボルネンおよび2−プロペニル−2,
2−ノルボルナジェン等が挙げられる。
上記エチレン・a−オレフィン・ジエン共重合体ゴム中
におけるエチレンから誘導される繰り返し単位とσ−オ
レフィンから誘導される繰り返し単位とのモル比(エチ
レン/α−オレフィン)は、σ−オレフィンの種類によ
っても相違するカー 通常は50/ 50〜9515、
好ましくは印 50−印°10である。
また、これ等共重合体ゴムにおけるジエン成分から誘導
される繰り返し単位の含有量は、通常は0.5〜10モ
ル%、好ましくは0.5〜5モル%である。
上記のようなプロピレン・σ−オレフィン・ジエン共重
合体ゴムにおいて、プロピレンから誘導される繰り返し
単位とα−オレフィンから誘導される繰り返し単位との
モル比(プロピレン/ミーオレフィン)臥 α−オレフ
ィンの種類によっても異なるが、一般には50/ 50
〜9515の範囲内に設定される。上記モル比は、a−
オレフィンとして1−ブテンを使用する場合には、この
プロピレンから誘導される繰り返し単位と1−ブテンか
ら誘導される繰り返し単位とのモル比は、50/ 50
〜90/ 10の範囲内にあることが好ましく、また、
 a−オレフィンとして炭素数5以上のa−オレフィン
を使用する場合には、プロピレンから誘導される繰り返
し単位とaオレフィンから誘導される繰り返し単位との
モル比は、通常は80/ 20〜9515の範囲内に設
定される。
このようなa−オレフィン・ジエン系軟質重合体は、X
線回折法により測定した結晶化度が、通常は0〜10%
、好ましくは0〜5%の範囲内にある。
またa−オレフィン・ジエン系軟質重合体の135℃の
デカリン中で測定した極限粘度[マコは、通常は0.1
〜10dl/甑 好ましくは1〜5dl/gの範囲内に
ある。さらにそのヨウ素値は、通常は、 1〜黴 好ま
しくは5〜25の範囲内にある。
芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン 系   重合 (1V) 本発明において、軟質重合体[A]として使用される芳
香族ビニル系炭化水素・共役ジエン系軟質共重合体は、
芳香族ビニル系炭化水素と共役ジエン系化合物とのラン
ダム共電合本 ブロック共重合体またはこれらの水素化
物である。具体的な例としては、スチレン・ブタジエン
ブロソク共重合体ゴム、スチレン・ブタジェン・スチレ
ンブロック共重合体ゴム、スチレン・イソプレンブロッ
ク共重合体ゴム、スチレン・イソプレン・スチレンブロ
ック共重合体ゴム、水素添加スチレン・ブタジェン・ス
チレンブック共電合本 水素添加スチレン・イソプレン
・スチレンブック共重合体ゴムおよびスチレン・ブタジ
ェンランダム共重合体ゴム等を挙げることができる。
スチレン・ブタジェン共重合体ゴムにおいては、スチレ
ンから誘導される繰り返し単位と、ブタジェンから誘導
される繰り返し単位とのモル比は、0 / 100〜6
0/ 40の範囲内にあることが好ましい。
スチレン・ブタジェン・スチレンブロック共重合体ゴム
においては、スチレンから誘導される繰り返し単位とブ
タジェンから誘導される繰り返し単位とのモル比は、通
常はO/ 100〜60/ 40の範囲内にある。そし
て、各成分の重合度は、スチレンが、 O〜5000程
度であり、 ブタジェンが10〜20000程度である
ことが多い。
スチレン・イソプレンブロック共重合体コムにおいては
、スチレンから誘導される繰り返し単位と、イソプレン
から誘導される繰り返し単位とのモル比は、通常はO/
 100〜60/ 40である。
スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体ゴム
においては、スチレンから誘導される繰り返し単位と、
イソプレンから誘導される繰り返し単位とのモル比は、
通常はO/1@ 好ましくは60/ 40の範囲内にあ
る。そして、各成分の重合度は、スチレンがO〜500
0程度であり、イソプレンが、 10〜20000程度
である。
水添スチレン・ブタジェン・スチレンブロック共重合体
としては、上記のスチレン・ブタジェン・スチレンブロ
ック共重合体ゴム中に残存する一重結合を部分子に水素
化した共重合体ゴムであり、共重合体中におけるスチレ
ン部分とゴム部との重量比は、通常はO/100〜60
/40の範囲内にある。
水添スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体
ゴムは、上記のようなスチレン・イソプレン・スチレン
ブロック共重合体中に残存する二重結合を部分的に水素
化した共重合体ゴムである。
この共重合体ゴムにおけるスチレン部分と、ゴム部との
重量比は、通常はO/ 100〜60/ 40の範囲内
にある。
このような芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン系軟質
共重合体のcpc (ゲル・パーミェーション・クロマ
トグラフィー 溶媒; オルトジクロロベンゼン、温度
、140℃)により測定した重量平均分子量は、通常は
、500〜2.000. O臥 好ましくは10.00
0〜1.000.000の範囲内にある。
イソブチレンまたはインブチレン・ 共役ジエンからなる軟質重合体また は 重合体(v) 軟質重合体[A]として使用されるイソブチレン系軟質
重合体または共重合体(v)としては、具体的には、ポ
リイソブチレンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジ
ェンゴムあるいはインブチレン・イソプレン共重合体ゴ
ム等が用いられる。
なお、軟質重合体である(11)〜(v)の共重合体の
特性は、環状オレフィン系軟質重合体(i)の特性と同
様であり、これら軟質重合体の135℃のデカリン中で
測定した極限粘度[η]は、通常は0.01〜10di
/i  好ましくは0.05〜7dl/gの範囲内にあ
り、ガラス転移温度(Tg) L  通常は0℃以下、
好ましくは一10℃以下、特に好ましくは一20℃以下
である。また、X線回折法により測定した結晶化度は0
〜10%、好ましくは0〜7%、特に好ましくは0〜5
%の範囲内にある。
上記のような(i)〜(V)で例示した軟質重合体は、
単独で、あるいは組み合わせて使用することができる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物を構成する環状オレフィン
系ランダム共重合体[B]は、エチレンから導かれる構
成単位(a)および特定の環状オレフィンから導かれる
構成単位(b)から構成される環状オレフィンランダム
共重合体である。
上記環状オレフィンは少なくとも上記の式[I]〜[■
]から選ばれる構造式のひとつで表される環状オレフィ
ンである。
ただし、上記式[1]において、 1はOまたは正の整
数であり、好ましくはO〜3である。上記式[n]にお
いて、mはOまたは正の整数であり、好ましくはO〜3
である。上記式[m]において、nはOまたは正の整数
であり、好ましくはO〜3である。また上記式[■]に
おいて、pはOまたは正の整数であり、好ましくはO〜
3の整数である。
そして、 R1〜RI@(式[I])、 R1〜R1@
(式[■])、R1−R12(弐[■])またはR1−
R15(式[■])は、それぞれ同一であっても異なっ
ていてもよく、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素
基よりなる群から選ばれる原子もしくは基である。ここ
で、ハロゲン原子としては、たとえば、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子およびヨウ素原子を挙げることができ
る。また、炭化水素基としては、それぞれ独立に、通常
は炭素原子数1〜10のアルキル基 炭素原子数5〜1
5のシクロアルキル基を挙げることができ、アルキル基
の具体的な例としては、メチル基 エチル基 イソプロ
ピル基 イソブチルミn−アミル五 ネオペンチルミn
−ヘキシルミn−オクチルin−デシル基 2−エチル
ヘキシル基等を挙げることができ、シクロアルキル基の
具体的な例としては、シクロペンチル基 シクロヘキシ
ル基 メチルシクロヘキシル基 エチルシクロヘキシル
基等を挙げることができる。
また、上記式[I]において、RI5とRI6とで、ま
たはR17とRI8とでアルキリデン基を形成していて
もよく、上記式[m]において、R9とR111とでア
ルキリデン基を形成していてもよく、上記式[m]にお
いて、RzとR12とでアルキリデン基を形成していて
もよい。このようなアルキリデン基は、通常は炭素原子
数3〜10のアルキリデン基を挙げることができ、その
具体的な例としては、エチリデン基 プロピリデン基お
よびイソプロピリデン基 ブチリデン基 イソブチリデ
ン基等を挙げることができる。
さらに、上記式[I]において、R15〜R1@は互い
に結合して(共同して)単環または多環を形成していて
もよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していて
もよい。
また上記式[I]〜[IVv]において RS(または
R6)とR9(またはR?)とは、炭素数1〜3のアル
キレン基を介して結合していてもよく、また何の基も介
さずに直接結合していてもよい。
前記式[1]〜[■]で表される環状オレフィンは、シ
クロペンタジェン類と、相応するオレフィン類あるいは
環状オレフィン類とをディールス・アルダ−反応により
縮合させることにより容易に製造することができる。
前記式[I]〜[I]〜[IVv]で表される環状オレ
フィンとしては、具体的には、たとえば、明細書の浄書
(内容に変更なし) 8−エチリデン 9−イ ードデセン 8−エチリデン−9 ブチ (以下余白) 5.17 10コー3−ドデセ 5.17 ドデセン 明細書の浄書(内容に変更なし) 明m書の浄書(内容に変更なし) 8−イソプロピリデン ドデセン などのジエン化合物 8−イソプロピリデン 一ドデセン セン 10] 3−ドデセン など0’)ヘン9 シフO[4,7,0,12−’、0
’−1’、LL !2]−3−ペンタデセン誘導体 ドデセン などのテトラシクロ[4,4,0,12・5.17・s
o]−3−ドデセン誘導体。
コセン 明細書の浄書(内容に変更なし) 明m書の浄書(内容に変更なし) そして更には 12 +5] 4−エイコセン などのへブタシクロ [7,8,0113,6,Q2 7.110 17゜0 16.112 +5コ 4−エイコセン誘導体: 21.113 20.014 19、ll5 16] 5−ベンタコセン 5−ベンタコセン などのノナシクロ [9 10、1,14・7.Qジ・8.02 10.0+2゜ 21.113 20、Q10 +9.ll5 18] 5−ベンタコセン誘導 体等を挙げることができる。
明細書の浄書(内容に変更なし) 明m書の浄書(内容に変更なし) トー2−エン を挙げることができる。
本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体[B]は、エチレンから導かれる構成単
位(a)および前記環状オレフィンから導かれる構成単
位(b)を必須構成単位としている力C1これら必須2
構威単位の他に本発明の目的を損なわない範囲で、必要
に応じて他の共重合可能な、不飽和単量体から導かれる
構成単位を含有していてもよい。必要に応じ添加さ札 
共重合されていてもよい不飽和単量体として具体的には
、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン
、1−ヘキセン、 1−オクテン、 1−デセン、 1
−ドデセン、 1−テトラデセン、1−へキサデセン、
1−オクタデセン、1−エイコセンなどの炭素数3〜2
0のa−オレフィンなどを例示することができる。これ
らの不飽和単量体から導かれる構成単位は、生成するラ
ンダム共重合体中におけるエチレンから導かれる構成単
位(a)に対して等モル未満の範囲で含まれていてもよ
い。
本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体[B]中において、エチレンから導かれ
る構成単位(a)は、40〜85モル%、好ましくは5
0〜75モル%の範囲で含まれていることが望ましい。
また環状オレフィンから導かれる構成単位(b)は15
〜60モル%、好ましくは25〜50モル%の範囲で含
まれていることが望ましい。本発明においては、エチレ
ンから導かれる構成単位(a)および環状オレフィンか
ら導かれる構成単位(b)がランダムに配列し 実質上
線状の環状オレフィンランダム共重合体が形成されてい
る。
本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体[B]の135℃のデカリン中で測定し
た極限粘度[V] は0.05〜10 dl/g、  
好ましくは0.08〜5 dl/gの範囲である。
また本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン
系ランダム共重合体[B、]としては、サーモ・メカニ
カル・アナライザーで測定した軟化温度(TMA)が7
0℃以上、好ましくは90〜250℃、さらに好ましく
は100〜200℃の範囲にあることが望ましい。
また本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン
系ランダム共重合体[B]のガラス転移温度(Tg)は
通常50〜230℃、好ましくは70〜210℃の範囲
にあることが望ましい。
また本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン
系ランダム共重合体[B]のX線回折分析法により決定
される結晶化度は0〜10%、好ましくは0〜7%、と
くに好ましくは0〜5%にあることが望ましい。
本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体[B]としては、上記範囲の物性を有す
る共重合体のみを用いてもよいが、上記範囲外の共重合
体が一部含まれていてもよく、この場合、環状オレフィ
ン系ランダム共重合体[B]全全体しての物性値が上記
範囲内に含まれていればよい。
本発明に係る樹脂組成物を構成する環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体[B]  は、特開昭60−16870
8号公転 特開昭61−120816号公私 特開昭6
1−115912号公転 特開昭61−115916号
公私 特開昭61−271308号公転 特開昭61−
272216号公獣特開昭62−252406号公転 
特開昭62−252407号公報などのおいて本出願人
が提案した方法に類似した方法で製造することができる
なお、本発明においては上記のような環状オレフィン系
ランダム共重合体の一部が無水マレイン酸等の不飽和カ
ルボン酸等で変性されていてもよい。このような変性物
は、上記のような環状オレフィン系樹脂と、不飽和カル
ボン酸、これらの無水物、および不飽和カルボン酸のア
ルキルエステル等の誘導体とを反応させることにより製
造することができる。なお、この場合の環状オレフィン
系樹脂の変性物中における変性剤から導かれる構成単位
の含有率は、通常は0.001〜5重量%以下である。
このような環状オレフィン系樹脂変性物は、所望の変性
率になるように環状オレフィン系樹脂に変性剤を配合し
てグラフト重合させて製造することもできるし 予め高
変性率の変性物を調製し、次いでこの変性物と未変性の
環状オレフィン系樹脂とを混合することによっても製造
することができる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物中において軟質重合体[A
]と環状オレフィン系ランダム共重合体成分[B]との
組成比は、[A]威成分[B]威成分重量比)で60/
40〜5/95、好ましくは、 40/60〜7/93
、特に好ましくは30/70〜10/90である。
さらに、本発明においては、上記のような環状オレフィ
ン系ランダム共重合体を製造するに際して、得られる重
合体等の物性を損なわない範囲で、上記式[I]〜[■
]で表される環状オレフィン以外の環状オレフィンを重
合させることもできる。このような環状オレフィンとし
ては、たとえ1!、シクロブテン、 シクロペンテン、 シクロヘキセン、 3.4−ジメチルシクロヘキセン、 3−メチルシクロヘキセン、 2−(2−メチルブチル)−1−シクロヘキセン、2、
3.3a、 7a−テトラヒドロ−4,7−メタノ−1
H−インデン、 3a、 5.6.7a−テトラヒ ンなどのほかに ドロー47−メタノ−IH−インテ / などのようなビシクロ[2,2 1] ヘプト − エン誘 導体; ン 10−ジメチルテトラ CH。
CHa 2.10−ジメチルテトラ 2、7.9− )リメチルテ 5、8.9.10−テトラメチ 8−メチルテトラシフ 8−エチルテトラシフ +@]−3−ドデセン 8−へキシルテトラジ イソブチル 2.7− 9、11.12− )リフチル 9−エチル 11、12−ジメ イソブチルー11.12 −ドデセン 1m ]−]3−ドデセ ン−メチル 9−エチルテ 8−クロロテトラシフ −3−ドデセン プロモチトラシフ 8−フルオロテトラシ 1@] 3−ドデセン I@J 3 ドデセン ・+ 7 ]−4−へブタデセン 5.17 1@]−3 ドデセン デセン II!] 3−ドデセン デセン −3−ドデセン などのテトラシクロ[4,4,0,126,17,1@
コー3−ドデセ ン誘導体; ヘプタデセン (以下余白) 15−エチルオクタシフ +t、Q2.7.Q・ +a]−4−ヘプ 2、+7]−5 トコセン タデセン などのオクタシクロ[8,8,0,129,11 7,1■ 目、11 などのへキサシクロ[6,6,1,1=・s、1+s、
目Q2 、7 、 Q9IelαL@、Ql2 +?]−5 トコセン誘導体; l濾]−4−へブタデセン誘導体; トコセン +@、1宜1.111.(p 1、Ql 2.171−5 ドコセン ブタシクロ−5−ヘンエイコセン誘導体トリシクロ[4
,3,0,1 などのペンタシクロ[6,6,1,12・6.02・〒
、09+ 4 ] −4− ヘキサデセン誘導体; 5−メチル ドーリシクロ ヘプタシクロ[8,7,0 などのトリシクロ[4,3,0,12 5コ デセン誘導体; コセン などのへブタシクロ−5−イコセン誘導体あるいはへ1
.6−シメチルベンタ 10−メチル トリシフ 14、15−ジメヂルベン などのトリシクロ[4,4,0,12・5]−3ウンデ
セン誘導 などのペンタシクロ[6,5,1,1”6.02?、Q
lll−4− 体; ペンタデセン誘導体等を挙げることができる。
(以下余白) 1.3 ジメチルーベンタ このような他の環状オレフィンは、単独で、あるいは組
み合わせて使用することができ、通常、0〜20モル%
の量で用いられる。
さらに本発明の樹脂組成物には、上記[A]および[B
]戒成分他&; 耐熱安定弁L 耐候安定剤L 帯電防
止弁L スリップ斉L アンチブロッキング斉L 防曇
斉L 滑斉L 染料、顔料、天然源 合成法 ワックス
などを配合することができ、その配合割合は適宜量であ
る。たとえば、任意成分として配合される安定剤として
具体的には、テトラキス[メチレン3(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコ
メタン、 β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオン酸アルキルエステル、22°
−オキザミドビス[エチル−3(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)]プロピオネートなどの
フェノール系酸化防止1k  ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステアリン酸カ
ルシウムなどの脂肪酸金属塩、グリセリンモノステアレ
ート、グリセリンモノラウレート、グリセリンジステア
レート、ペンタエリスリトールモノステアレート、ペン
タエリスリトールジステアレート、ペンタエリスリトー
ルトリステアレート等の多価アルコールの脂肪酸エステ
ルなどを挙げることができる。これらは単独で配合して
もよい力f1  組み合わせて配合してもよく、たとえ
ば、テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタン
とステアリン酸亜鉛およびグリセリンモノステアレート
との組合せ等を例示することができる。
本発明では特に、フェノール系酸化防止剤および多価ア
ルコールの脂肪酸エステルとを組み合わせて用いること
が好ましく、該多価アルコールの脂肪酸エステルは3価
以上の多価アルコールのアルコール性水酸基の一部がエ
ステル化された多価アルコール脂肪酸エステルであるこ
とが好ましい。
このような多価アルコールの脂肪酸エステルとしては、
具体的には、グリセリンモノステアレート、グリセリン
モノラウレート、グリセリンモノミリステート、グリセ
リンモノパルミテート、グリセリンジステアレート、グ
リセリンジラウレート等のグリセリン脂肪酸エステル、
ペンタエリスリトールモノステアレート、ペンタエリス
リトールモノラウレート、ペンタエリスリトールジラウ
レート、ペンタエリスリトールジステアレート、ペンタ
エリスリトールトリステアレート等のペンタエリスリト
ールの脂肪酸エステルが用いられる。
このようなフェノール系酸化防止剤は、熱可塑性樹脂組
成物100重量部に対して0.01〜10重量部好まし
くは0.05〜3重量部さらに好ましくは0.1〜1重
量部の量で用いら札 また多価アルコールの脂肪酸エス
テルは該組成物100重量部に対して0.01〜10重
量部好ましくは0305〜3重量部の量で用いられる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物には、本発明の目的を損な
わない範囲で、充填剤を添加してもよい。
このような充填剤としては、シリカ、ケイ藻土、アルミ
ナ、酸化チタン、酸化マグネシウム、軽石粉、軽石バル
ーン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、塩基
性炭酸マグネシウム、 ドロマイト、硫酸カルシウム、
チタン酸カリウム、硫酸バリウム、亜硫酸カルシウム、
タルク、クレーマイカ、アスベスト、ガラスフレーク、
ガラスピーズ、ケイ酸カルシウム、モンモリロナイト、
ベントナイト、グラファイト、アルミニウム粉、硫化モ
リブデン、ガラス繊維、チタン酸カリウム繊維、炭素繊
組 ボロン繊維、炭化ケイ素繊糺 ポリエチレン繊維、
ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊
維等の充填剤が用いられこれら充填剤は1種単独で、あ
るいは組み合わせて使用することができる。このような
充填剤の添加量は添加する充填剤の種類によっても異な
るが、軟質重合体[A]と環状オレフィン系ランダム共
重合体[B]の合計量100重量部に対して通常150
〜5重量部の量で用いられる。
例えば上記充填剤において、ガラス繊維は、通常繊維径
が1〜20μ孔 好ましくは6〜12μm1繊維長が1
〜10.、、好ましくは3〜6紬の範囲のものを用いる
ことが好ましい。また、ガラス繊維の表面をシラン系化
合叡 例えばビニルトリエトキシシラン、2−アミノプ
ロビルトリエトキシシラン、2−グリシドキシプロビル
トリメトキシシラン等で処理しておいてもよい。
このようなガラス繊維は、軟質重合体[A]と環状オレ
フィン系ランダム共重合体[B]との合計量100重量
部に対して150〜5重量狐 好ましくは70〜10重
量部の量で用いることが好ましい。
このような量でガラス繊維を、本発明に係る樹脂組成物
に用いることによって、本発明に係る樹脂組成物を用い
た成形品の成形収縮取 線膨張係数等が改良されること
がある。
また、たとえば上記充填剤において、チタン酸カリウム
繊維は、一般弐に20・(TiO2)nで示される繊維
状の結晶であり、通常繊維径が0.1〜3μ孔好ましく
は0.2〜1μmであり、繊維長が5〜1100p、好
ましくは10〜50pmの範囲のものを用いることが好
ましい。このようなチタン酸カリウム繊維は、軟質重合
体[A]と環状オレフィン系ランダム共重合体[B]の
合計量100重景重化対して150〜5重量脈 好まし
くは70〜10重量部の量で用いることが好ましい。こ
のような量でチタン酸カリウム繊維を、本発明に係る樹
脂組成物に添加することによって、本発明に係る樹脂組
成物を用いた成形品の外観が向上することがある。
さらに、たとえば上記充填剤において、炭素繊維は、通
常繊維径が3〜20μ孔 好ましくは7〜18μmであ
り、繊維長が0.1〜10□、好ましくは0.3〜3關
の範囲のものを用いることが好ましい。このような炭素
繊維は、軟質重合体[A]と環状オレフィン系ランダム
共重合体[B]の合計量100重量部に対して150〜
5重量狐 好ましくは70〜10重量部の量で用いるこ
とが好ましい。このような量で炭素繊維を、本発明に係
る樹脂組成物に添加することによって、本発明に係る樹
脂組成物を用いた成形品の線膨張係数、摺動特性等が改
良されることがある。
また本発明の熱可塑性樹脂組成物には前記成分に加えて
、各種充填剤と環状オレフィン系ランダム共重合体CB
]との親和性、接着性等を増すために、無水マレイン酸
等の不飽和カルボン酸でグラフト変性した変性ポリオレ
フィン、たとえばエチレン・プロピレン共重合体 エチ
レン・ブテン共重合体などを無水マレイン酸等でグラフ
ト変性した不飽和カルボン酸含有ポリオレフィン共重合
倣 および環状オレフィン系ランダム共重合体を無水マ
レイン酸等でグラフト変性した不飽和カルボン酸含有環
状オレフィン系ランダム共重合体を添加しておいてもよ
い。このような不飽和カルボン酸含有ポリオレフィン共
重合体または不飽和カルボン酸含有環状オレフィン系ラ
ンダム共重合体は、軟質重合体[A]および環状オレフ
ィン系ランダム共重合体[B]の合計量100重量部に
対して、100重量部以下、好ましくは5〜80重量部
の量で添加されていることが望ましい。
本発明に係る熱可塑性樹脂組成物の製法としては、公知
の方法が適用でき、軟質重合体[A]および環状オレフ
ィン系ランダム共重合体[B]、ならびに所望により添
加される他の成分を押出機、ニーダ−等で機械的にブレ
ンドする方法、あるいは各成分を適当な良溶尾 たとえ
ばヘキサン、ヘプタン、デカン、シクロヘキサン、ベン
ゼン、 トルエン、キシレン等の炭化水素溶媒に同時に
溶解し、またはそれぞれ別々に溶解した後混合し、溶媒
を除去する方法さらにはこれらの二つの方法を組み合わ
せて行う方法等を挙げることができる。
例えば上記の製法により得られる熱可塑性樹脂組成物は
、軟質重合体[A]と、特性の環状オレフィン系ランダ
ム共重合体[B]とからなるため、耐熱性、剛性、耐薬
品性、耐溶剤性、誘電特性、寸法安定性、耐衝撃性に優
れるとともに耐熱老化性に優れた熱可塑性樹脂組成物で
ある。
笈旦立匁( 以上の通り、本発明によれば、[B]環環状オレフィン
系ランダム共重合体骨分軟質重合体[A]を配合したた
め、耐熱性、剛性、耐薬品性、耐溶剤性、誘電特性、寸
法安定性、耐衝撃性に優れるとともに耐熱老化性に優れ
た熱可塑性樹脂組成物を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明をさらに実施例によって説明するが本発明
はこれら実施例に限定されるものではななお、本発明に
おける各種物性値の測定方法および評価方法を次に示す
(1)溶融流れ指数(MFRt ) ASTM D1238に準じ所定の温度T℃、荷重2.
16kgで測定しt4 (2)試験片の作威 東芝機械■製射出底形機lS−55EPNおよび所定の
試験片用金型を用い、以下の成形条件で成形し九試験片
は成形後、室温で48時間放置した後、測定し九 成形条件゛ シリンダ温度270℃、金型温度90℃、
射出圧カー次/二次= 1000/800kg/cm2
射出速度(−次) 30mm/5ee (3)曲げ試験 ASTM D790に準じて行っ九 試験片形状: 5X 1/2x 1/8’ インチ、ス
パン間距離1mm 試験速度: 20mm/min 試験温度、23℃、80℃、100℃ (4)熱変形温度(HDT) ASTM D628に準じて行った 試験片形状: 5X 1/4X 1/21 インチ荷 
   重:  264psi (5)軟化温度(TMA) デュポン社製Thermo Mechanical A
nalyzerを用いて厚さ1mmのシートの熱変形挙
動により測定しf。
すなわち、シート上に石英製針をのせ、荷重49gをか
け、5℃/minの速度で昇温していき、針が0.63
5mm浸入した温度をTMAとし九 (6)ガラス転移温度(Tg)および融点(Tm)(D
SC法)SEIKO電子工業■製DSC−20を用いて
昇温速度10’C/minで測定した。
(7)ロックウェル硬度 ASTM D785に準じて23℃で測定した(8)ア
イゾツト衝撃試験 ASTM D256に準じて行っ九 試験片形状: 5/2X 1/8X 1/2’インチ試
験温度:23℃ (9)引張り試験 ASTM D638に準じて行っ九 試験片形状、タイプ■ 試験速度: 50mm/min 試験温度:23℃ 免1111JI [Aコ成分としてエチレン含有量:  80mo1%。
%ニー54℃、M F R230℃: 0.7g/10
m1n、  135℃デカリン中で測定した極限粘度[
η]: 2.2dl/g  のエチレン・プロピレンラ
ンダム共重合体ペレット1kg、[B]酸成分して+3
cmNMRで測定したエチレン含量53mo1%、M 
F R260℃: 32g/10m1n。
135℃デカリン中で測定した極限粘度[’J]0.4
8d1/g(、T M A 150℃、Tg 140℃
(Tmは観測されず)であるエチレンと1、4. 5.
 8−ジメタノ=12、 3.4 4a  4b、  
5. 8. 8a、  9a −デカヒドロ−9H−フ
ルオレン(以下DMDFと略す)とのランダム共重合体
ペレット4kgを補充混合した後、二軸押出機(池貝鉄
工■製 PCM45)によりシリンダー温度230℃で
溶解ブレンドしペレタイザーにてペレット化し九得られ
たペレットを用いて前記の方法により試験片を作威し物
性を評価し?= 結果を表1に示す。
基41鮭」二二1 実施例1において、 [A]酸成分して用いたエチレン
・プロピレンランダム共重合体の代わりに他の軟質重合
体を用いた以外は同様の操作を行っ4 結果を表1に示す。
夫亀旦1:」 実施例1において、 [B]酸成分して用いた環状オレ
フィンランダム共重合体の代わりに他のエチレン・環状
オレフィンランダム共重合体を用いた以外は同様の操作
を行った 結果を表2に示す。
比較例 実施例1で[B]酸成分して用いたエチレン・DMDF
ランダム共重合体のみを用いて試験片を作威し物性を評
価し九 結果を表1に示す。
手−続辛市正書 平底2年 7月 9日 1゜ 事件の表示 平成2年 特 57「  廓 第52.971号平成2
年3115目提出の特許願(A)2゜ 発明の名称 熱可塑性樹脂組成物 3゜ 補正をする者 事件との関係   特許出廓人 住 所 東京都千代l]区霞が関三丁目2番5号名 称
 三ノ1石油化学工業株式会社 代表者  竹林 省吾 4、代 理 人 住所 (郵便番号14+) 東京部品用区西五反田二丁目19番2号荒久ビル3階 [電話03(491)31B1 ] 6゜ 7゜ 補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)[A]軟質重合体と、 [B]エチレンと、少なくとも下記の式[ I ]〜[IV
    ]から選ばれる構造式のひとつで表される環状オレフィ
    ンとの共重合体であり、135℃のデカリン中で測定し
    た極限粘度[η]が0.05〜10dl/g、軟化温度
    (TMA)が70℃以上である環状オレフィン系ランダ
    ム共重合体とを含み、 軟質重合体[A]と環状オレフィン系ランダム共重合体
    [B]との組成比が、[A]/[B](重量比)で60
    /40〜5/95であることを特徴とする熱可塑性樹脂
    組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[ I ] (式[ I ]中、lは0または正の整数であって、R^
    1〜R^1^8は、それぞれ同一であっても異なってい
    てもよく、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よ
    りなる群から選ばれる原子もしくは基であり、 R^1^5〜R^1^8は、互いに結合して単環または
    多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二
    重結合を有していてもよく、 また、R^1^5とR^1^6とで、またはR^1^7
    とR^1^8とでアルキリデン基を形成していてもよい
    )。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[II] (式[II]中、mは0または正の整数であって、R^1
    〜R^1^8は、それぞれ同一であっても異なっていて
    もよく、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基より
    なる群から選ばれる原子もしくは基であり、 R^9とR^1^0とでアルキリデン基を形成していて
    もよい)。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[III] (式[III]中、nは0または正の整数であって、R^
    1〜R^1^2は、それぞれ同一であっても異なってい
    てもよく、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よ
    りなる群から選ばれる原子もしくは基であり、 R^1^1とR^1^2とでアルキリデン基を形成して
    いてもよい)。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[IV] (式[IV]中、pは0または1以上の整数であり、qお
    よびrは、0、1または2であり、R^1〜R^1^5
    はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化
    水素基、芳香族炭化水素基、およびアルコキシ基よりな
    る群から原子もしくは基を表し、R^5(またはR^6
    )とR^9(またはR^7)とは、炭素数1〜3のアル
    キレン基を介して結合していてもよく、また何の基も介
    さずに直接結合していてもよい。)
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