JPH03254654A - 昆布ペースト状食品の製造法 - Google Patents

昆布ペースト状食品の製造法

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JPH03254654A
JPH03254654A JP2053399A JP5339990A JPH03254654A JP H03254654 A JPH03254654 A JP H03254654A JP 2053399 A JP2053399 A JP 2053399A JP 5339990 A JP5339990 A JP 5339990A JP H03254654 A JPH03254654 A JP H03254654A
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JP
Japan
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saccharified
food
rice
kelp
sea tangle
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JP2053399A
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Seitaro Takahashi
清太郎 高橋
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  • Edible Seaweed (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はたとえばパンや煎餅にぬったり最中の中味とし
て食される昆布ペースト状食品の製造法に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来この種のパンや煎餅にぬるものとして、バター類や
ジャム、マーマレード類が使用されている。
このバター類は牛乳より分離したクリーム中の脂肪を撹
拌操作で塊状に集合させて作られ、またジャム、マーマ
レード類は果汁又は果実に多量の糖類を加えて煮詰め、
さらにペクチン、酸味料、香料などを加えてゼリー化す
るまで加熱して製造される。
そして上記糖類としては価格、風味の点から砂糖、特に
上白糖が最も良いとされている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、バターは脂肪を80%以上含む高脂肪食
であり中高年層には敬遠されがちであり、また砂糖は酸
性食品でありしかもカルシューム、カリウム、鉄分等の
無機質やビタミンを全く含んでおらず、血液性状のバラ
ンスをくずし易く、またたとえばごはんに代表される近
年の食生活の変化により澱粉質の摂取量が激減し、高脂
肪食、高動物性食品食の多量の摂取により太り過ぎや心
臓病、糖尿病を多発させる原因となる虞れがあるという
問題を有している。
[課題を解決するための手段] 本発明はこれらの問題を解決することを目的とするもの
で、その要旨は、穀類を加水加熱処理する工程と、該処
理体を米糀を加えて一定温度の保温状態下で所定時間置
いて糖化させる工程と、該糖化粘体に所定量の粉末昆布
を添加して加熱状態下で練り上げる工程とを備えて成る
昆布ペースト状食品の製造法にある。
[第1実施例] 第1図は本発明の第1実施例の製造工程を示し、すなわ
ち、穀類を加水加熱処理する工程として、穀類としても
ち米を選定し、このもち米を水中に約24時間程浸漬し
、この浸漬処理後に水切りをしてもち米を蒸煮し、この
もち米を搗いて餅状の処理体を製造するようにしている
次にこの処理体を米糀を加えて一定温度の保温状態下で
所定時間置いて糖化させる工程として、この場合前記餅
状の処理体の温度が50℃乃至60℃に低下したら米糀
を30乃至50重量%加えて再度搗き、この50℃乃至
60℃の一定温度の保温状態で5時間乃至8時間置き、
処理体を糖化させるようにしている。
この保温温度として50℃乃至60℃が設定されるのは
澱粉が糖化するに適した温度であるからであり、また餅
状の処理体に対し米糀を30乃至50重量%加えること
にしたのは、30%以下になると糖化時間が掛かり、5
0%以上になると硬くなったり匂いや着色がきつくなる
からである。
次いでこの糖化粘体に所定量の粉末昆布を添加して加熱
状態下で練り上げる工程として、この場合無塩の粉末昆
布を約2重量%乃至12重量%程度及び塩を塩分濃度的
0.5%乃至0.9%程度添加し、加熱状態下で練り上
げ、昆布ペースト状食品を製造するようにしている。
この粉末昆布の混合量を約2重量%乃至12重量%程度
としたのは2%以下では少な過ぎ、12%以上になると
匂いや着色がきつくなるからである。
因に糖化粘体と粉末昆布との混合割合を変えてみたとこ
ろ次の結果が得られた。
(試料i ) 糖化粘体・・・400g、粉末昆布・・・20g粘度及
び色調良 (試料ii) 糖化粘体・・・400g、粉末昆布・・・30g粘度強
及び色調濃過ぎ (試料iii  ) 糖化粘体・・・400g、粉末昆布・・・50g粘度強
、色調濃過ぎ及び昆布香強 これから明らかなように、総じて試料iが望ましいとい
う結果になった。
また無塩の粉末昆布を使用するのは減塩を考慮するとと
もに適度に調節された塩味を付けるためであり、また塩
分濃度を約0.5%乃至0.9%程度とするのは、人間
が塩味を感するのは0.5%であり、みそ汁は0.9%
とされていることがらである。
また加熱状態下で練り上げるのは糖化粘体と粉末昆布及
び塩との混合を高めるとともに殺菌作用を得るためであ
る。
この第1実施例にあっては、穀類及び米糀を用いている
ため澱粉質の摂取量が多くなり、食生活の改善に寄与す
ることができ、かつ上記の如く砂糖を一切使用せずに、
もち米の中に多く含まれている澱粉を米糀を加えて糖化
させて甘味を得ており、しかもカルシューム、カリウム
、ヨード等の天然ミネラルを多く含む昆布を添加してい
るため栄養食品として優れ、牛乳の苦手な人や、パンを
主食とする人達にも喜んで食され、栄養バランスのとれ
た健康食品を得る。
[第2実施例] 第2図は本発明の第2実施例の製造工程を示し、すなわ
ち、穀類を加水加熱処理する工程として、穀類としてコ
ーンスターチを用い、このコーンスターチに3乃至5重
量倍の水を加えて加熱して処理体を製造するようにして
いる。
次にこの処理体を米糀を加えて一定温度の保温状態下で
所定時間置いて糖化させる工程として、この場合処理体
の温度が50℃乃至60℃に低下したら米糀を30乃至
50重量%加え、この50℃乃至60℃の一定温度の保
温状態で5時間乃至8時間置き、処理体を糖化させるよ
うにしている。
次いでこの糖化粘体に所定量の粉末昆布を添加して加熱
状態下で練り上げる工程とし゛で、上記第1実施例と同
様に無塩の粉末昆布を約2重量%乃至12重量%程度及
び塩を塩分濃度的0.5%乃至0.9%程度添加し、加
熱状態下で練り上げ、昆布ペースト状食品を製造するよ
うにしている。
この第2実施例にあっては、上記第1実施例と同様な食
品を得ることができるとともに穀類としてコンスターチ
を用いているため浸漬や蒸煮の工程がなく、容易に製造
することができる。
尚、穀類としては上記もち米やコーンスターチに限らず
、小麦、大麦、小麦・澱粉、麦芽等を用いてもよい。
また本食品の用途はパンや煎餅に限らず、塩味の加減や
他の香辛料、調味料の添加により拡大されるものである
[発明の効果コ 本発明は上述の如く、穀類及び米糀を用いているため澱
粉質の摂取量が多くなり、食生活の改善に寄与すること
ができ、かつ上記の如く砂糖を一切使用せずに、もち米
の中に多く含まれている澱粉を米糀を加えて糖化させて
甘味を得ており、しかもカルシューム、カリウム、ヨー
ド等の天然ミネラルを多く含む昆布を添加しているため
栄養食品として優れ、牛乳の苦手な人や、パンを主食と
する人達にも喜んで食され、栄養バランスのとれた健康
食品を提供することができる。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は第1実
施例の製造工程図、第2図は第2実施例の製造工程図で
ある。 平成 2年 3月 5日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 穀類を加水加熱処理する工程と、該処理体を米糀を加え
    て一定温度の保温状態下で所定時間置いて糖化させる工
    程と、該糖化粘体に所定量の粉末昆布を添加して加熱状
    態下で練り上げる工程とを備えて成る昆布ペースト状食
    品の製造法。
JP2053399A 1990-03-05 1990-03-05 昆布ペースト状食品の製造法 Granted JPH03254654A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2053399A JPH03254654A (ja) 1990-03-05 1990-03-05 昆布ペースト状食品の製造法

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JP2053399A JPH03254654A (ja) 1990-03-05 1990-03-05 昆布ペースト状食品の製造法

Publications (2)

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JPH03254654A true JPH03254654A (ja) 1991-11-13
JPH0476655B2 JPH0476655B2 (ja) 1992-12-04

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ID=12941751

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102783600A (zh) * 2012-09-05 2012-11-21 福建省龙海市安利达工贸有限公司 一种海带馒头的加工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102783600A (zh) * 2012-09-05 2012-11-21 福建省龙海市安利达工贸有限公司 一种海带馒头的加工方法

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JPH0476655B2 (ja) 1992-12-04

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