JPH0325306Y2 - - Google Patents

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JPH0325306Y2
JPH0325306Y2 JP8771584U JP8771584U JPH0325306Y2 JP H0325306 Y2 JPH0325306 Y2 JP H0325306Y2 JP 8771584 U JP8771584 U JP 8771584U JP 8771584 U JP8771584 U JP 8771584U JP H0325306 Y2 JPH0325306 Y2 JP H0325306Y2
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JP
Japan
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switching plate
operation switching
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fast
plate
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JP8771584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、テープレコーダーの動作切換を行な
う切換装置に関し、特に同時操作の防止装置に係
る。
(ロ) 従来技術 一般にテープレコーダーは、録音、再生、早送
り及び巻戻し等の各動作を行なうことが出来るよ
うに構成されていると共に各動作を行なうための
操作釦を備えている。複数の操作釦を備えたテー
プレコーダーでは、複数の操作釦を同時に操作す
ると駆動機構を構成するギヤー等の部品が損傷す
るという問題がある。斯かる点を改良した技術と
して実公昭55−50834号公報に開示されたものが
あり、斯かる技術は、同時に2つの操作釦の操作
を不可能にしたものである。斯かる技術によれば
確かに複数の操作釦の同時操作を阻止することが
出来るものの超小型のテープレコーダーでは各操
作に対応した数の操作釦を配置することは困難で
あるため、斯かる防止装置を採用することは出来
ない。
(ハ) 考案の目的 本考案は、録音、再生、早送り及び巻戻し等の
各動作に対応した数の操作釦を設けることが困難
な超小型のテープレコーダーに適した同時操作防
止装置を提供しようとするものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は、固定基板に摺動変位可能に取付けら
れていると共に非動作位置、該非動作位置に対し
て互いに逆方向である再生動作位置及び録音動作
位置そして再生動作位置より更に変位した巻戻し
動作位置に変位せしめられる第1動作切換板と、
該第1動作切換板に形成されている係合凹部と係
合し該第1動作切換板を各位置にロツク保持する
第1ロツク部材と、前記第1動作切換板に形成さ
れている制御凹部と、固定基板に前記第1動作切
換板の変位方向に対して直角方向に変位可能に取
付けられていると共に早送り操作時非動作位置よ
り早送り動作位置に変位せしめられる第2動作切
換板と、該第2動作切換板に形成されている係合
凹部と係合し該第2動作切換板を各位置にロツク
保持する第2ロツク部材と、前記第2動作切換板
に形成されている制御片とよりなり、前記第1動
作切換板が動作位置にあるとき前記第2動作切換
板に形成されている制御片の該第1動作切換板へ
の当接により該第2動作切換板の早送り動作位置
への変位を阻止すると共に前記第2動作切換板が
早送り動作位置にあるとき該第2動作切換板に形
成されている制御片の前記第1動作切換板に形成
されている制御凹部との係合により該第1動作切
換板の動作位置への変位を阻止するようにしたも
のである。
(ホ) 実施例 図面は、何れも本考案の同時操作防止装置に関
し、第1図は停止状態、第2図は再生状態、第3
図は巻戻し状態、第4図は録音状態、第5図は早
送り状態を夫々示す平面図である。図において、
1は固定基板2にピン3,4とガイド孔5,6と
の協働によつて矢印A及びBの方向への変位を可
能に取付けられていると共に操作釦7が取付けら
れている第1動作切換板であり、非動作位置、再
生動作位置、巻戻し動作位置及び録音動作位置に
変位せしめられると共に各動作位置にあるとき駆
動機構等を各動作を行なうための状態に切換える
作用を有している。8は固定基板2に軸9によつ
て回動可能に取付けられていると共にスプリング
10によつて反時計方向に回動付勢されている第
1ロツク部材であり、前記第1動作切換板1に形
成されている第1係合凹部11、第2係合凹部1
2、第3係合凹部13及び第4係合凹部14と係
合し該第1動作切換板1を非動作位置、再生動作
位置、巻戻し動作位置及び録音動作位置にロツク
保持するロツク部材15が形成されている。また
前記第1動作切換板1の中央部には制御凹部16
が形成されている。17は前記固定部材2にピン
18,19とガイド孔20,21との協働によつ
て前記第1動作切換板1の変位方向に対して直角
となる矢印C及びD方向への変位を可能に取付け
られている第2動作切換板であり、早送り操作時
非動作位置より早送り動作位置に変位せしめられ
ると共に早送りのための駆動機構を動作状態にせ
しめる作用を有している。22は固定基板2に軸
23によつて回動可能に取付けられていると共に
スプリング24によつて反時計方向に回動付勢さ
れている第2ロツク部材であり、前記第2動作切
換板17に形成されている第1係合凹部25及び
第2係合凹部26と係合し該第2動作切換板17
を非動作位置及び早送り動作位置にロツク保持す
るロツク部27が形成されている。28は前記第
2動作切換板17の端部に形成されている制御片
であり、前記第1動作切換板1が動作位置にある
とき第2動作切換板17の早送り動作位置への変
位を阻止すると共に該第2動作切換板17が早送
り動作位置にあるとき前記第1動作切換板1に形
成されている制御凹部16との係合により該第1
動作切換板1の動作位置への変位を阻止する作用
を成すものである。
以上の如く本考案の同時操作防止装置は構成さ
れており、次に動作について説明する。テープレ
コーダーが停止状態にあるときには第1図に示し
たように第1ロツク部材8のロツク部15が第1
動作切換板1に形成されている第1係合凹部11
と係合した状態にあり、該第1動作切換板1は非
動作位置に保持された状態にある。また第2ロツ
ク部材22のロツク部27は第2動作切換板17
に形成されている第1係合凹部25と係合した状
態にあり、該第2動作切換板17は非動作位置に
保持された状態にある。斯かる停止状態にある状
態では第2動作切換板17に形成されている制御
片28は第1動作切換板1に形成されている制御
凹部16と係合しない位置にある。
テープレコーダーが停止状態にあるときに操作
釦7を矢印A方向へ押圧操作すると第1動作切換
板1が再生動作位置に変位せしめられ、該第1動
作切換板1は第1ロツク部材15が第2係合凹部
12と係合することによつて再生動作位置にロツ
ク保持される。第2図は斯かる動作が行なわれた
再生動作状態を示すものであり、前記第1動作切
換板1の再生動作位置への変位により駆動機構は
再生のための定速駆動を行なう状態になる。斯か
る切換動作によつてテープレコーダーは再生動作
状態になる。
このように停止状態から再生動作状態への切換
が行なわれるが、再生動作状態にあるとき操作釦
7を矢印A方向へ押圧操作すると第1動作切換板
1が巻戻し動作位置に変位せしめられ、該第1動
作切換板1は第1ロツク部材8のロツク部15が
第3係合凹部13と係合することによつて巻戻し
動作位置にロツク保持される。第3図は斯かる動
作が行なわれた巻戻し動作状態を示すものであ
り、前記第1動作切換板1が巻戻し動作位置に変
位することによつて駆動機構が巻戻しのための動
作状態になる。斯かる切換動作によつてテープレ
コーダーは巻戻し動作状態になる。
第2図に示した再生動作状態より操作釦7を矢
印A方向へ押圧すると前述したようにテープレコ
ーダーは第3図に示した巻戻し動作状態になる
が、第3図に示した巻戻し動作状態より操作釦7
を矢印B方向へ押圧すると第1動作切換板1が再
生動作位置に変位せしめられ第2図に示した再生
動作状態になる。そしてテープレコーダーが第2
図に示した再生動作状態にあるときに操作釦7を
矢印B方向へ押圧すると第1動作切換板1が第1
図に示した非動作位置に変位せしめられテープレ
コーダーは停止状態になる。
以上の如く停止状態より再生動作状態及び巻戻
し動作状態への切換動作、また巻戻し動作状態よ
り再生動作状態そして停止状態への切換動作は行
なわれるが、次に録音動作状態への切換について
説明する。斯かる録音動作状態への切換は、第1
図に示した停止状態にあるときに操作釦7を矢印
B方向へ押圧することによつて行なわれる。前記
操作釦7を矢印B方向へ押圧すると第1動作切換
板1が録音動作位置に変位せしめられ、該第1動
作切換板1は第1ロツク部材8のロツク部15が
第4係合凹部14と係合することによつて録音動
作位置にロツク保持される。第4図は斯かる動作
が行なわれた録音動作状態を示すものであり、前
記第1動作切換板1が録音動作位置に変位すると
駆動機構が録音のための定速駆動を行なう状態に
なると共にテープレコーダーを構成する増幅回路
を録音状態と再生状態に切換える作用を有する録
音再生切換スイツチ(図示せず)が録音側に切換
えられる。斯かる切換動作によつてテープレコー
ダーは録音動作状態になる。
このように停止状態から操作釦7を矢印B方向
へ押圧操作すると第1動作切換板1が録音動作位
置に変位せしめられてテープレコーダーは録音動
作状態になるが、斯かる録音動作状態にあるとき
に操作釦7を矢印A方向へ押圧操作すると第1動
作切換板1が第1図に示した停止位置に変位せし
められ、テープレコーダーは停止状態になる。
以上の如く、操作釦7により再生、巻戻し及び
録音動作状態への切換は行なわれるが、次に早送
り動作について説明する。斯かる早送り動作状態
への切換は、テープレコーダーが第1図に示した
停止状態にあるときに早送り用操作釦(図示せ
ず)を操作することによつて行なわれる。テープ
レコーダーが停止状態にあるときに早送り用操作
釦を操作すると非動作位置にあつた第2動作切換
板17が矢印C方向である早送り動作位置に変位
せしめられ、該第2動作切換板17は第2ロツク
部材22のロツク部27が第2係合凹部26と係
合することによつて早送り動作位置にロツク保持
される。第5図は、斯かる動作が行なわれた早送
り動作状態を示すものであり、前記第2動作切換
板17の早送り動作位置への変位により駆動機構
は早送りを行なうための状態になる。斯かる切換
動作が行なわれてテープレコーダーは早送り動作
状態になる。そしてテープレコーダーが第5図に
示した早送り動作状態にあるときに早送り用操作
釦を停止位置に変位せしめると第2動作切換板1
7が矢印D方向である非動作位置に変位せしめら
れテープレコーダーは第1図に示した停止状態に
なる。
以上の如く、本実施例における各動作状態への
切換は行なわれるが、次に、阻止動作について説
明する。テープレコーダーの再生操作、巻戻し操
作及び録音操作を行なうと第1動作切換板1が
夫々第2図、第3図及び孫4図に示される各動作
位置に偏位せしめられて各動作が行なわれるが、
斯かる動作状態にあるときに早送り用操作釦を操
作すると第2動作切換板第17が矢印C方向への
変位力を受ける。しかしながら該第2動作切換板
17に形成されている制御片28が第1動作切換
板1の平坦部1aに当接するため該第2動作切換
板17の矢印C方向への変位即ち早送り動作位置
への変位が阻止される。このように第1動作切換
板1が動作位置にある場合の第2動作切換板17
の動作位置への変位の阻止動作は行なわれるが次
に第2動作切換板17により第1動作切換板1の
動作位置への変位の阻止動作について説明する。
テープレコーダーが早送り動作状態にある状態で
は第2動作切換板17は第5図に示した早送り動
作位置にある。該第2動作切換板17が早送り動
作位置にある状態では第5図に示したように該第
2動作切換板17に形成されている制御片28が
第1動作切換板1に形成されている制御凹部16
内に位置せしめられている。従つて斯かる状態に
あるときに使用者が操作釦7を矢印A方向又はB
方向へ操作すると第1動作切換板1が矢印A方向
又はB方向への押圧力を受けるが、該第1動作切
換板1に形成されている制御凹部16を形成する
縁部16a又は16bが第2動作切換板17に形
成されている制御片28に当接するため該第1動
作切換板1の動作位置への変位が阻止される。
(ヘ) 考案の効果 本考案の同時操作防止装置は、1つの操作釦に
よつて再生、巻戻し及び録音動作状態への切換を
行なうようにしたので操作性に優れたものであ
る。また再生、巻戻し及び録音動作の切換を行な
う第1動作切換部材及び早送り動作の切換を行な
う第2動作切換部材を設け、一方の動作切換部材
が動作位置にある場合には他方の動作切換部材の
動作位置への変位を阻止するようにしたので各動
作に対応した数の操作釦を設けることが困難な超
小型のテープレコーダーに実施した場合に本考案
に大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本考案の同時操作防止装置に関
し、第1図は停止状態、第2図は再生状態、第3
図は巻戻し状態、第4図は録音状態、第5図は早
送り状態を夫々示す平面図である。 主な図番の説明、1……第1動作切換板、8…
…第1ロツク部材、16……制御凹部、17……
第2動作切換板、22……第2ロツク部材、28
……制御片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定基板に摺動変位可能に取付けられていると
    共に非動作位置、該非動作位置に対して互いに逆
    方向である再生動作位置及び録音動作位置そして
    再生動作位置より更に変位した巻戻し動作位置に
    変位せしめられる第1動作切換板と、該第1動作
    切換板に形成されている係合凹部と係合し該第1
    動作切換板を各位置にロツク保持する第1ロツク
    部材と、前記第1動作切換板に形成されている制
    御凹部と、固定基板に前記第1動作切換板の変位
    方向に対して直角方向に変位可能に取付けられて
    いると共に早送り操作時非動作位置より早送り動
    作位置に変位せしめられる第2動作切換板と、該
    第2動作切換板に形成されている係合凹部と係合
    し該第2動作切換板を各位置にロツク保持する第
    2ロツク部材と、前記第2動作切換板に形成され
    ている制御片とよりなり、前記第1動作切換板が
    動作位置にあるとき前記第2動作切換板に形成さ
    れている制御片の該第1動作切換板への当接によ
    り該第2動作切換板の早送り動作位置への変位を
    阻止すると共に前記第2動作切換板が早送り動作
    位置にあるとき該第2動作切換板に形成されてい
    る制御片の前記第1動作切換板に形成されている
    制御凹部との係合により該第1動作切換板の動作
    位置への変位を阻止するようにしたことを特徴と
    するテープレコーダーの同時操作防止装置。
JP8771584U 1984-06-12 1984-06-12 テ−プレコ−ダ−の同時操作防止装置 Granted JPS613534U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8771584U JPS613534U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 テ−プレコ−ダ−の同時操作防止装置

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JP8771584U JPS613534U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 テ−プレコ−ダ−の同時操作防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS613534U JPS613534U (ja) 1986-01-10
JPH0325306Y2 true JPH0325306Y2 (ja) 1991-05-31

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ID=30640190

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JP8771584U Granted JPS613534U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 テ−プレコ−ダ−の同時操作防止装置

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