JPH064420Y2 - カセット式テープレコーダーの誤録音防止装置 - Google Patents

カセット式テープレコーダーの誤録音防止装置

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JPH064420Y2
JPH064420Y2 JP15082488U JP15082488U JPH064420Y2 JP H064420 Y2 JPH064420 Y2 JP H064420Y2 JP 15082488 U JP15082488 U JP 15082488U JP 15082488 U JP15082488 U JP 15082488U JP H064420 Y2 JPH064420 Y2 JP H064420Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、録音動作時操作される録音用操作釦、再生動
作時操作される再生用操作釦及び巻戻し(レビュー)動
作時操作される巻戻し用操作釦を備えたカセット式テー
プレコーダーに関し、特に誤録音防止装置に係る。
(ロ)従来の技術 カセットと呼ばれる容器内に磁気テープが収納されてい
るカセットテープを使用するカセット式テープレコーダ
ーが普及している。斯かるカセット式テープレコーダー
は長時間の録音再生動作を行なう必要性から第1方向へ
の録音再生動作だけでなく該第1方向の反対方向である
第2方向への録音再生動作を連続的に行なう機能即ちオ
ートリバースと呼ばれる機能を備えたものが増加しつつ
ある。斯かるオートリバース機能を備えたテープレコー
ダーは、磁気テープの走行方向に対応して磁気テープの
駆動機構及び磁気ヘッドの切換動作を行なうように構成
されている。またカセット式テープレコーダーの中に
は、マイクロカセット(商品名)と呼ばれるカセットテ
ープを使用する超小型のテープレコーダーがあるが、斯
かるマイクロカセットを使用するカセット式テープレコ
ーダーでも長時間の録音再生動作を行なうためにオート
リバース機能が要求されており、斯かる技術として例え
ば実公昭62−24344号公報に開示されたものがあ
る。そして、斯かるテープレコーダーの中には、録音、
再生、早送り及び巻戻しの各基本機能に加えて再生しな
がら巻戻し動作を行ない、その巻戻し動作を解除すると
再生動作状態に復帰するレビューと呼ばれる機能を備え
たものがある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述した各機能を備えたテープレコーダーにおいて、磁
気テープの走行方向の切換動作は電動機の回転をリール
軸等に伝達する経路を切換えることによって行なわれて
いるが、斯かる機構では構成が複雑になり超小型のテー
プレコーダーには適していなかった。そのため最近では
磁気テープの走行方向の切換を電動機の回転方向を反対
にすることによって行なうようにしたものが多く見られ
る。また、斯かるテープレコーダーにおいて、巻戻し状
態にあるときに録音操作を行なうと電動機の回転方向が
切換えられることになるが電動機等に慣性があるため、
磁気テープが逆方向に走っている状態で磁気テープに信
号が録音されるという問題がある。斯かる問題を解決す
る方法として巻戻し動作状態にあるとき録音用操作釦の
押圧操作を阻止する方法があるが、一般には動作切換を
行なう操作釦を動作位置にロック保持するロック板の移
動を利用して行なうようにしているため超小型のテープ
レコーダーには適していなかった。本考案は、斯かる点
を改良した誤録音防止装置を提供しようとするものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の誤録音防止装置は、巻戻し及びレビュー動作時
操作される巻戻し用操作釦が取付けられていると共に巻
戻し(レビュー)操作時動作位置に変位せしめられる巻
戻し用操作レバーと、固定基板に変位可能に取付けられ
ていると共に前記巻戻し用操作レバーの動作位置への変
位により動作位置に変位せしめられる制御板と、ピンチ
ローラーが取付けられていると共に再生動作時再生動作
位置に変位せしめられ、且つレビュー動作時再生動作位
置よりレビュー動作位置に変位せしめられる変位基板
と、前記制御板の動作位置への変位により動作位置に回
動変位せしめられると共にレビュー動作時前記変位基板
をレビュー動作位置に変位せしめる回動制御部材とより
構成されている。
(ホ)作用 本考案は、レビュー動作時ピンチローラーが取付けられ
ている変位基板を再生動作位置よりレビュー動作位置に
変位せしめる回動制御部材の変位動作を利用して録音用
操作釦の動作位置への変位動作を制御するようにしたも
のである。
(ヘ)実施例 図面は、何れも本考案に関し、第1図は停止状態を示す
平面図、第2図は録音状態を示す平面図、第3図は巻戻
し状態を示す平面図、第4図はレビュー状態を示す底面
図である。第4図において、(1)はマイクロカセット
(図示せず)の前方の中央部に形成されているキャプス
タン孔に挿入されると共に磁気テープ(図示せず)を定
速走行駆動せしめるキャプスタン軸であり、第1方向へ
の録音再生動作時時計方向に回転すると共に第2方向へ
の録音再生動作時反時計方向に回転駆動せしめられるよ
うに構成されている。(2)は再生動作時矢印(A)方向へ押
圧される再生用操作釦、(3)は固定基板(4)に矢印(A)及
び(B)方向への変位を可能に取付けられていると共に端
部に前記再生用操作釦(2)が取付けられている再生用操
作レバーであり、スプリング(5)によって非動作位置で
ある矢印(B)方向へ付勢されていると共に動作位置へ変
位したとき駆動機構を再生動作を行なうための状態にす
る作用を有している。(6)は録音動作時矢印(A)方向へ押
圧される録音用操作釦、(7)は固定基板(4)に矢印(A)及
び(B)方向への変位を可能に取付けられていると共に端
部に前記録音用操作釦(6)が取付けられている録音用操
作レバーであり、スプリング(8)によって非動作位置で
ある矢印(B)方向へ付勢されていると共に動作位置へ変
位したとき録音再生切換スイッチ(図示せず)を録音側
に切換える作用を有している。(7a)は前記録音用操作レ
バー(7)に形成されていると共に前記再生用操作レバー
(3)に形成されている係合部(3a)に当接する押圧片であ
り、前記録音用操作レバー(7)が動作位置へ変位すると
き該再生用操作レバー(3)を動作位置へ変位せしめる作
用を有している。また、(7b)及び(7c)は前記録音用操作
レバー(7)に形成されているロック部及び阻止部であ
る。(9)は巻戻し及びレビュー動作時矢印(A)方向へ押圧
される巻戻し用操作釦、(10)は固定基板(4)に矢印(A)及
び(B)方向への変位を可能に取付けられていると共に端
部に前記巻戻し用操作釦(9)が取付けられている巻戻し
用操作レバーであり、スプリング(11)によって非動作位
置である矢印(B)方向へ付勢されていると共に動作位置
へ変位したとき駆動機構を巻戻し動作を行なうための状
態にする作用を有している。(10a)は前記巻戻し用操作
レバー(10)に形成されている押圧係合片、(12)は前記固
定基板(4)に矢印(C)及び(D)方向への変位を可能に取付
けられていると共にスプリング(13)によって非動作位置
である矢印(C)方向へ付勢されている制御板であり、前
記巻戻し用操作レバー(10)が矢印(A)方向へ変位すると
該巻戻し用操作レバー(10)に形成されている押圧係合片
(10a)の傾斜部(12a)への当接力によって動作位置である
矢印(D)方向へ変位せしめられるように構成されてい
る。(14)は固定基板(4)にピン(15)によって回動可能に
取付けられていると共にスプリング(16)により反時計方
向に回動付勢されているロック部材であり、前記録音用
操作レバー(7)が動作位置に変位したとき該録音用操作
レバー(7)に形成されているロック部(7b)と係合し該録
音用操作レバー(7)を動作位置にロック保持するロック
片(14a)が形成されている。また、前記ロック部材(14)
に形成されているロック片(14a)は、前記制御板(12)に
形成されている係合孔(12b)内に位置せしめられてお
り、該制御板(12)の動作位置への変位により該ロック部
材(14)は非ロック位置である時計方向に回動変位せしめ
られるように構成されている。(17)は軸(18)によって固
定基板(4)に回動可能に取付けられていると共にスプリ
ング(19)によって非動作位置である時計方向に付勢され
ている変位基板であり、ピンチローラー(20)が回転可能
に取付けられていると共に第1方向への録音再生消去動
作を行なう第1磁気ヘッド(21)及び第2方向への録音再
生消去動作を行なう第2磁気ヘッド(22)が取付けられて
いる。(23)は前記再生操作レバー(3)と変位基板(17)と
の間に取付けられていると共に前記スプリング(19)より
大きい弾性力を有するスプリングであり、該再生用操作
レバー(3)が動作位置に変位したとき該変位基板(17)を
再生動作位置である反時計方向に回動変位せしめる作用
を有している。(24)は固定基板(4)にピン(15)によって
回動可能に取付けられていると共にスプリング(25)によ
って時計方向(第4図)に回動付勢されている回動制御
部材であり、巻戻し操作により前記制御板(12)が矢印
(D)方向に変位すると該制御板(12)に形成されている当
接片(12c)によって反時計方向(第4図)に回動変位せ
しめられるように関係付けられている。(24a)は前記回
動制御部材(24)に形成されている押圧用突起であり、再
生動作状態より巻戻し操作即ちレビュー操作が行なわれ
ると前記変位基板(17)を軸(18)を中心として時計方向に
少しく即ちレビュー動作位置に回動変位せしめる作用を
有している。(24b)は前記回動制御部材(24)に形成され
ている阻止用突起であり、巻戻し操作に伴なう制御板(1
2)の動作位置への変位によって回動変位せしめられた状
態にあるとき前記録音用操作レバー(7)に形成されてい
る阻止部(7c)と当接し該録音用操作レバー(7)の動作位
置への変位動作を阻止する作用を有している。斯かる構
成において、前記再生用操作レバー(3)は図示しないロ
ック部材によって動作位置にロック保持されるように、
また巻戻し用操作レバー(10)は巻戻し動作時ロック部材
(図示せず)によって動作位置にロック保持されるがレ
ビュー動作時にはロック保持されないように構成されて
いる。以上の如く本考案は構成されており、次に動作に
ついて説明する。
第1図に示した状態は、停止状態であり、再生用操作レ
バー(3)、録音用操作レバー(7)及び巻戻し用操作レバー
(10)は非動作位置にある。斯かる状態にあるとき制御板
(12)はスプリング(13)の付勢力によって矢印(C)方向へ
変位した非動作位置にあり、回動制御部材(24)も第1図
に示す非動作位置にある。斯かる状態において、再生用
操作釦(2)を押圧操作すると再生用操作レバー(3)がスプ
リング(5)の付勢力に抗して動作位置に変位せしめられ
ると共にロック部材によって動作位置にロック保持され
る。前記再生用操作レバー(3)が動作位置に変位すると
スプリング(23)の付勢力によって変位基板(17)が再生動
作位置である反時計方向に回動変位せしめられる。その
結果、前記変位基板(17)に取付けられているピンチロー
ラー(20)がキャプスタン軸(1)に圧接せしめられると共
に第1磁気ヘッド(21)又は第2磁気ヘッド(22)が磁気テ
ープに接触し第1方向又は第2方向への再生動作が行な
われる。このように再生動作は行なわれるが、次に録音
動作について説明する。第1図に示した停止状態にある
ときには、回動制御部材(24)は非動作位置にあり、録音
用操作レバー(7)の動作位置への変位動作は阻止されな
い状態にある。斯かる状態において、録音用操作釦(6)
を押圧操作すると録音用操作レバー(7)がスプリング(8)
の付勢力に抗して動作位置である矢印(A)方向へ変位せ
しめられるが、このとき該録音用操作レバー(7)に形成
されている押圧片(7a)が再生用操作レバー(3)に形成さ
れている係合部(3a)に当接し該係合部(3a)を押圧する結
果該再生用操作レバー(3)は動作位置である矢印(A)方向
へ変位せしめられる。前記録音用操作レバー(7)が矢印
(A)方向へ変位すると該操作レバー(7)に形成されている
傾斜部(7d)がロック部材(14)に形成されているロック片
(14a)を押圧する結果、該ロック部材(14)はスプリング
(16)の付勢力に抗して時計方向に回動変位せしめられ
る。そして、前記録音用操作レバー(7)が動作位置まで
変位するとロック部材(14)がスプリング(16)の付勢力に
よって反時計方向に回動復帰し、該ロック部材(14)に形
成されているロック片(14a)が録音用操作レバー(7)に形
成されているロック部(7b)と係合するため該録音用操作
レバー(7)は第2図に示す動作位置にロック保持される
ことになる。斯かる状態にあるとき再生用操作レバー
(3)が動作位置にロック部材によってロック保持される
ため変位基板(17)が再生動作位置に変位せしめられると
共に駆動機構が再生即ち録音動作を行なう状態になる。
また録音用操作レバー(7)が動作位置に変位すると録音
再生切換スイッチが録音側に切換えられるためテープレ
コーダーは第1方向又は第2方向への録音動作状態にな
る。
以上の如く停止状態にあるときに再生操作及び録音操作
を行なった場合の動作は行なわれるが、次にレビュー動
作について説明する。第2図に示した録音動作状態にあ
るときに巻戻し用操作釦(9)を押圧操作すると巻戻し用
操作レバー(10)がスプリング(11)の付勢力に抗して動作
位置である矢印(A)方向へ変位せしめられる。前記巻戻
し用操作レバー(10)が矢印(A)方向へ変位すると該操作
レバー(10)に形成されている押圧係合片(10a)が制御板
(12)に設けられている傾斜部(12a)に当接し該傾斜部(12
a)を押圧する結果、前記制御板(12)はスプリング(13)の
付勢力に抗して動作位置である矢印(D)方向へ変位せし
められる。前記制御板(12)が矢印(D)方向へ変位すると
該制御板(12)に形成されている係合孔(12b)内にロック
片(14a)が位置せしめられているロック部材(14)が非ロ
ック位置である時計方向に回動変位せしめられる。前記
ロック部材(14)が非ロック位置に回動変位すると録音用
操作レバー(7)に形成されているロック部(7b)とロック
片(14a)との係合関係が断たれるため該録音用操作レバ
ー(7)はスプリング(8)の付勢力によって矢印(B)方向で
ある非動作位置に復帰せしめられる。その結果、録音側
に切換えられていた録音再生切換スイッチが再生側に切
換えられ、電気回路は再生動作を行なう状態になる。一
方磁気テープの駆動機構は、前記巻戻し用操作レバー(1
0)の動作位置への変位動作によって巻戻し動作を行なう
状態になる。そして、前記制御板(12)が動作位置である
矢印(D)方向へ変位すると回動制御部材(24)が反時計方
向(第4図)に回動変位せしめられる。その結果、前記
回動制御部材(24)に形成されている押圧用突起(24a)が
変位基板(17)に当接し、該変位基板(17)をスプリング(2
3)の付勢力に抗して時計方向に少しく即ちレビュー位置
に回動変位せしめる。第4図は、斯かるレビュー動作が
行なわれた状態を示すものであり、ピンチローラー(20)
がキャプスタン軸(1)より離間した状態になると共に磁
気テープが第1磁気ヘッド(21)又は第2磁気ヘッド(22)
に軽く接触した状態になる。従って、磁気テープに録音
されている信号は、巻戻しされながら再生されることに
なる。そして、斯かる状態において、巻戻し用操作釦
(9)への押圧操作力を断つと巻戻し用操作レバー(10)は
動作位置にロックされていないためスプリング(11)の付
勢力によって矢印(B)方向である非動作位置に復帰せし
められるが、再生用操作レバー(3)は動作位置にロック
保持されているためテープレコーダーは再生動作状態に
なる。このように録音動作状態からのレビュー動作は行
なわれるが、再生動作状態からのレビュー動作も同様に
行なうことが出来るためその説明は省略する。
次に第1図に示した停止状態にあるときに巻戻し操作を
行なう場合の動作について説明する。停止状態にあると
きに巻戻し用操作釦(9)を押圧操作すると巻戻し用操作
レバー(10)がスプリング(11)の付勢力に抗して動作位置
である矢印(A)方向へ変位せしめられると共にロック部
材によって動作位置にロック保持される。前記巻戻し用
操作レバー(10)が動作位置に変位すると磁気テープの駆
動機構が巻戻し動作を行なう状態になると共に押圧係合
片(10a)の傾斜部(12a)への押圧当接力によって制御板(1
2)が動作位置である矢印(D)方向へ変位せしめられる。
前記制御板(12)が動作位置に変位すると前述したように
回動制御部材(24)が回動変位せしめられるが、この場合
変位基板(17)は非動作位置にあるため該回動制御部材(2
4)に形成されている押圧用突起(24a)が前記変位基板(1
7)に当接することはない。第3図は、斯かる巻戻し操作
が行なわれた状態を示すものであり、斯かる図面より明
らかなように前記回動制御部材(24)の動作位置への回動
変位動作によって該回動制御部材(24)に形成されている
阻止用突起(24b)が録音用操作レバー(7)に形成されてい
る阻止部(7c)と当接する状態にある。従って、斯かる巻
戻し動作状態にあるときに録音用操作釦(6)の押圧操作
を行なっても録音用操作レバー(7)の動作位置への変位
動作が阻止されるため、テープレコーダーは巻戻し動作
状態より録音状態に切換えられることはない。それ故、
電動機の回転方向を切換えることによって磁気テープの
走行方向を切換えるように構成されたテープレコーダー
において生じていた問題即ち逆方向に走っている磁気テ
ープに信号が録音されるという問題を解決することが出
来る。
以上の如く、再生動作、録音動作及び巻戻し動作は行な
われるが、各動作状態にあるときに停止用操作釦(図示
せず)を押圧操作すると各操作レバーを動作位置に保持
していたロック部材によるロック動作が解除されテープ
レコーダーは停止状態に復帰せしめられる。
(ト)考案の効果 本考案は、レビュー動作時ピンチローラーが取付けられ
ている変位基板を再生動作位置よりレビュー動作位置に
変位せしめる回動制御部材の変位動作を利用して巻戻し
動作状態より録音動作状態への切換動作を阻止するよう
にしたことを特徴とするものであり、このようにしたの
で構成が簡単になり、各操作釦を共通のロック板により
動作位置に保持するロック機構を組込むことが出来ない
超小型のテープレコーダーに実施した場合に非常に大き
な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本考案の誤録音防止装置に関し、第1図
は停止状態を示す平面図、第2図は録音状態を示す平面
図、第3図は巻戻し状態を示す平面図、第4図はレビュ
ー状態を示す底面図である。 主な図番の説明 (1)……キャプスタン軸、(2)……再生用操作釦、(3)…
…再生用操作レバー、(4)……固定基板、(6)……録音用
操作釦、(7)……録音用操作レバー、(9)……巻戻し用操
作釦、(10)……巻戻し用操作レバー、(12)……制御板、
(17)……変位基板、(20)……ピンチローラー、(24)……
回動制御部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】録音動作時操作される録音用操作釦、再生
    動作時操作される再生用操作釦及び巻戻し(レビュー)
    動作時操作される巻戻し用操作釦を備えたカセット式テ
    ープレコーダーにおいて、前記巻戻し用操作釦が取付け
    られていると共に巻戻し(レビュー)操作時動作位置に
    変位せしめられる巻戻し用操作レバーと、固定基板に変
    位可能に取付けられていると共に前記巻戻し用操作レバ
    ーの動作位置への変位により動作位置に変位せしめられ
    る制御板と、ピンチローラーが取付けられていると共に
    再生動作時再生動作位置に変位せしめられ、且つレビュ
    ー動作時再生動作位置よりレビュー動作位置に変位せし
    められる変位基板と、前記制御板の動作位置への変位に
    より動作位置に回動変位せしめられると共にレビュー動
    作時前記変位基板をレビュー動作位置に変位せしめる回
    動制御部材とより成り、前記回動制御部材が動作位置に
    あるとき前記録音用操作釦の動作位置への変位動作を阻
    止する阻止部を該回動制御部材に形成したことを特徴と
    するカセット式テープレコーダーの誤録音防止装置。
JP15082488U 1988-11-18 1988-11-18 カセット式テープレコーダーの誤録音防止装置 Expired - Lifetime JPH064420Y2 (ja)

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