JPH0325229B2 - - Google Patents
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- JPH0325229B2 JPH0325229B2 JP13900083A JP13900083A JPH0325229B2 JP H0325229 B2 JPH0325229 B2 JP H0325229B2 JP 13900083 A JP13900083 A JP 13900083A JP 13900083 A JP13900083 A JP 13900083A JP H0325229 B2 JPH0325229 B2 JP H0325229B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はメークイン馬鈴薯等の大小、長短さま
ざまな形状をした不定形塊状物品を、計量コンベ
ア装置で計量した後仕分け用コンベア装置を用い
て重量別に仕分ける選別方法とその装置に関する
ものである。
ざまな形状をした不定形塊状物品を、計量コンベ
ア装置で計量した後仕分け用コンベア装置を用い
て重量別に仕分ける選別方法とその装置に関する
ものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点] 従来、果実等の重量選別方法には物品を1個ず
つ受皿付きの計量容器にのせて重量選別するもの
と、受皿容器を用いずに物品を1個ずつ裸で計量
コンベア上に搬送して重量選別するものと2通り
がある。
点] 従来、果実等の重量選別方法には物品を1個ず
つ受皿付きの計量容器にのせて重量選別するもの
と、受皿容器を用いずに物品を1個ずつ裸で計量
コンベア上に搬送して重量選別するものと2通り
がある。
果実等を前記後者の方法で重量選別するものに
特開昭54−65570号公報、及び特開昭54−65571号
公報に示された如きものが一般に用いられてい
る。
特開昭54−65570号公報、及び特開昭54−65571号
公報に示された如きものが一般に用いられてい
る。
これら従来のものは、計量コンベアに物品を確
実に1個ずつ一定の間隔で供給することが必須の
条件であり、その為の手段として物品を1個ずつ
掬い上げて一定の間隔に切離して供給する装置が
用いられるが、被選別物品の形状が球体の場合は
コンベア装置の乗り移り時に転動して間隔を一定
に維持することができず計量コンベア上に2個近
接して乗る等の欠点があつた。又被選別物品がほ
ぼ同一形状で大小差の比較的少ない柿等は上記公
報に示された技術でもよいが、メークイン馬鈴薯
の如く大は約20cmの長方形から小は約5cm程度の
短いものまであり、大小差が3〜4倍と大きいも
のは1個ずつ掬い上げて切離し供給することがで
きず、小さいものは2個同時に供給される等の欠
点があつた。
実に1個ずつ一定の間隔で供給することが必須の
条件であり、その為の手段として物品を1個ずつ
掬い上げて一定の間隔に切離して供給する装置が
用いられるが、被選別物品の形状が球体の場合は
コンベア装置の乗り移り時に転動して間隔を一定
に維持することができず計量コンベア上に2個近
接して乗る等の欠点があつた。又被選別物品がほ
ぼ同一形状で大小差の比較的少ない柿等は上記公
報に示された技術でもよいが、メークイン馬鈴薯
の如く大は約20cmの長方形から小は約5cm程度の
短いものまであり、大小差が3〜4倍と大きいも
のは1個ずつ掬い上げて切離し供給することがで
きず、小さいものは2個同時に供給される等の欠
点があつた。
これらの欠点の為に計量コンベア上に2個近接
して搬送され計量機に対して同時に2個の負荷が
かかり、計量誤差を生じて小さい物品が大きい物
品と同一階級に判定され仕分け排出される等の欠
点があつた。
して搬送され計量機に対して同時に2個の負荷が
かかり、計量誤差を生じて小さい物品が大きい物
品と同一階級に判定され仕分け排出される等の欠
点があつた。
又仕分け用コンベア装置は、搬送路に沿つて階
級毎に排出装置が設けられているがこの排出装置
は、物品が所定の間隔で搬送されて来ることを条
件として作動する為、所定の間隔以下に近接した
ものがあると、先行する物品の排出時に後続のも
のまで落されたり、接触により正常でないコンベ
ア外に落下させたりする不具合な欠点があつた。
級毎に排出装置が設けられているがこの排出装置
は、物品が所定の間隔で搬送されて来ることを条
件として作動する為、所定の間隔以下に近接した
ものがあると、先行する物品の排出時に後続のも
のまで落されたり、接触により正常でないコンベ
ア外に落下させたりする不具合な欠点があつた。
又被選別物品が馬鈴薯等の根菜類の場合は、選
別工程の前処理として土落し処理工程を経て来る
が、付着した土ほこりは物品の搬送工程の各所で
少しずつ落下し計量コンベアに汚れとして付着し
たり堆積して来るので、計量値に加算され実重量
を正確に計量されず計量誤差が大となる欠点があ
つた。この場合計量機の零点補正をすればよいが
物品の供給を停止しなければならないのと、補正
をする時期を見はからうことが実際には困難であ
り、能率の低下になる欠点があつた。
別工程の前処理として土落し処理工程を経て来る
が、付着した土ほこりは物品の搬送工程の各所で
少しずつ落下し計量コンベアに汚れとして付着し
たり堆積して来るので、計量値に加算され実重量
を正確に計量されず計量誤差が大となる欠点があ
つた。この場合計量機の零点補正をすればよいが
物品の供給を停止しなければならないのと、補正
をする時期を見はからうことが実際には困難であ
り、能率の低下になる欠点があつた。
従来のものはこれらの欠点のため通常他の方式
の果実選果機(受皿付き重量選果機)が毎秒2〜
3個の能力に対して能力が低下し、毎秒1個程度
しかできず、設備台数が増加して経済的でなかつ
た。
の果実選果機(受皿付き重量選果機)が毎秒2〜
3個の能力に対して能力が低下し、毎秒1個程度
しかできず、設備台数が増加して経済的でなかつ
た。
本発明はこれらの欠点を解消し高能力の選別装
置を得ることを目的とする。
置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記のような課題を解決するものであ
つてその方法の特徴とするところは、大小、長短
各種混在する不定形物品を前後に離隔して計量コ
ンベア装置上に載せて搬送し、搬送中に所定長さ
の滑走受台を有する電子秤で不定形物品の重量を
計量して計量信号を出力し、該計量信号に基づい
て演算装置により不定形物品の階級判定を行い、
該判定結果に基づいて前記計量コンベア装置に接
続して設けられた仕分け用コンベア装置の所定位
置から不定形物品を仕分け排出する選別方法であ
つて、前記電子秤の入口部に設けた非接触式測長
センサーにより該不定形物品の後端を検出する
と、この検出信号に基づき演算装置により、計量
信号の積算を所定時間行うことを開始すると同時
に、先行物品の後端と計量物品の後端との距離を
前記非接触式測長センサーからの検出信号に基づ
き演算して求め、この値が滑走受台の長さ以下の
ときには計量をキヤンセルし、一方、前記所定の
積算時間内に後続の不定形物品の先端を前記非接
触式測長センサーが検出すると計量をキヤンセル
するようにしたことを特徴とするものである。
つてその方法の特徴とするところは、大小、長短
各種混在する不定形物品を前後に離隔して計量コ
ンベア装置上に載せて搬送し、搬送中に所定長さ
の滑走受台を有する電子秤で不定形物品の重量を
計量して計量信号を出力し、該計量信号に基づい
て演算装置により不定形物品の階級判定を行い、
該判定結果に基づいて前記計量コンベア装置に接
続して設けられた仕分け用コンベア装置の所定位
置から不定形物品を仕分け排出する選別方法であ
つて、前記電子秤の入口部に設けた非接触式測長
センサーにより該不定形物品の後端を検出する
と、この検出信号に基づき演算装置により、計量
信号の積算を所定時間行うことを開始すると同時
に、先行物品の後端と計量物品の後端との距離を
前記非接触式測長センサーからの検出信号に基づ
き演算して求め、この値が滑走受台の長さ以下の
ときには計量をキヤンセルし、一方、前記所定の
積算時間内に後続の不定形物品の先端を前記非接
触式測長センサーが検出すると計量をキヤンセル
するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明の装置の特徴とするところは、大
小、長短各種混在する不定形物品を前後に離隔し
て計量コンベア装置上に載せて搬送し、搬送中に
所定長さの滑走受台を有する電子秤で不定形物品
の重量を計量して計量信号を出力し、該計量信号
に基づいて演算装置により不定形物品の階級判定
を行い、該判定結果に基づいて前記計量コンベア
装置に接続して設けられた仕分け用コンベア装置
の所定位置から不定形物品を仕分け排出する選別
方法であつて、電子秤の入口部に不定形物品を検
出してその検出信号を前記演算装置に出力する非
接触式測長センサーを設け、前記演算装置は、該
非接触式測長センサーが該不定形物品の後端を検
出したとき、この検出信号から前記計量信号の積
算を所定時間行うことを開始すると同時に先行物
品の後端と計量物品の後端との距離を前記非接触
式測長センサーからの検出信号に基づき演算して
求め、この値が滑走受台の長さ以下のときには計
量をキヤンセルし、一方、前記所定の積算時間内
に後続の不定形物品の先端を前記非接触式測長セ
ンサーが検出すると計量をキヤンセルするように
したことを特徴とするものである。
小、長短各種混在する不定形物品を前後に離隔し
て計量コンベア装置上に載せて搬送し、搬送中に
所定長さの滑走受台を有する電子秤で不定形物品
の重量を計量して計量信号を出力し、該計量信号
に基づいて演算装置により不定形物品の階級判定
を行い、該判定結果に基づいて前記計量コンベア
装置に接続して設けられた仕分け用コンベア装置
の所定位置から不定形物品を仕分け排出する選別
方法であつて、電子秤の入口部に不定形物品を検
出してその検出信号を前記演算装置に出力する非
接触式測長センサーを設け、前記演算装置は、該
非接触式測長センサーが該不定形物品の後端を検
出したとき、この検出信号から前記計量信号の積
算を所定時間行うことを開始すると同時に先行物
品の後端と計量物品の後端との距離を前記非接触
式測長センサーからの検出信号に基づき演算して
求め、この値が滑走受台の長さ以下のときには計
量をキヤンセルし、一方、前記所定の積算時間内
に後続の不定形物品の先端を前記非接触式測長セ
ンサーが検出すると計量をキヤンセルするように
したことを特徴とするものである。
前記計量コンベア装置は例えばベルトコンベア
式の計量コンベアが用いられ、計量機としてロー
ドセル式電子秤、又はフオースバランス式電子秤
を用い、該電子秤の上面には不定形物品の予想さ
れる最大長さと同程度の長さ及びベルト巾相当の
大きさを有する滑走受台を設けて計量受台付き電
子秤を形成し、ベルトの走行面(ベルト受スライ
ドプレート)の一部を切欠き、該部に上記滑走受
台を臨ませ滑走受台上にベルトを走行させてベル
ト上の不定形物品の荷重を検出し、該滑走受台を
通過した後その不定形物品を次の仕分け用コンベ
ア装置に移送する如く構成する。
式の計量コンベアが用いられ、計量機としてロー
ドセル式電子秤、又はフオースバランス式電子秤
を用い、該電子秤の上面には不定形物品の予想さ
れる最大長さと同程度の長さ及びベルト巾相当の
大きさを有する滑走受台を設けて計量受台付き電
子秤を形成し、ベルトの走行面(ベルト受スライ
ドプレート)の一部を切欠き、該部に上記滑走受
台を臨ませ滑走受台上にベルトを走行させてベル
ト上の不定形物品の荷重を検出し、該滑走受台を
通過した後その不定形物品を次の仕分け用コンベ
ア装置に移送する如く構成する。
仕分け用コンベア装置は、前記計量コンベア装
置から移送される不定形物品を搬送すると共に搬
送中途中に側方又は側下方に不定形物品を排出で
きるコンベア装置、好ましくはスラツト状の受板
を有するチエンコンベアを用いる。この仕分け用
コンベア装置はコンベアの移動増分に対してパル
スを発生する増分パルス発生装置を取付け不定形
物品の移行と同期して仕分け信号が送れるように
構成する。更に、この仕分け用コンベア装置は、
搬送中の不定形物品を所定の位置でコンベア上か
ら排出させる排出作動装置を備え、不定形物品の
移行と同期して送られる仕分け信号により不定形
物品を排出する如く構成する。
置から移送される不定形物品を搬送すると共に搬
送中途中に側方又は側下方に不定形物品を排出で
きるコンベア装置、好ましくはスラツト状の受板
を有するチエンコンベアを用いる。この仕分け用
コンベア装置はコンベアの移動増分に対してパル
スを発生する増分パルス発生装置を取付け不定形
物品の移行と同期して仕分け信号が送れるように
構成する。更に、この仕分け用コンベア装置は、
搬送中の不定形物品を所定の位置でコンベア上か
ら排出させる排出作動装置を備え、不定形物品の
移行と同期して送られる仕分け信号により不定形
物品を排出する如く構成する。
前記計量コンベア装置の電子秤入口部には該コ
ンベアの搬送軌道と直交する方向で不定形物品を
検出する非接触式測長センサー(例えば実公昭58
−4625号公報に示されたもの、又はラインセンサ
ーカメラ等)を設け、電子秤上に移行する不定形
物品を検出してその信号を演算装置に出力するよ
うに構成する。
ンベアの搬送軌道と直交する方向で不定形物品を
検出する非接触式測長センサー(例えば実公昭58
−4625号公報に示されたもの、又はラインセンサ
ーカメラ等)を設け、電子秤上に移行する不定形
物品を検出してその信号を演算装置に出力するよ
うに構成する。
[実施例]
以下本発明の1実施例を示す図について説明す
る。
る。
1は供給コンベアであり大小、長短各種のサイ
ズと形状のものが混在した不定形な被選別物品2
(以下、単に物品2という。尚、図示のものはメ
ークイン馬鈴薯を示す。)をランダムに搬入供給
する。処理量に応じて機巾を大小選択して用いる
が処理量が大きい場合には第2図によく示す如く
先端に小型のベルトコンベア1aを2台並設接続
して物品2を2分割して分流供給する。3は供給
シユート、4は列化装置である。列化装置4は好
ましくは複数本のブラシロール5を用い、該ブラ
シロール5の軸を進行方向に向けて先下り傾斜で
架設し、駆動装置(図示せず)により回転させる
もので、ブラシロール5,5間に前記物品2をラ
ンダムに供給すると該ブラシロール5の回転作用
により谷間6で転動しつつ長径方向を進行方向に
向けて1列に列化されつつ先方に自動搬送され
る。尚、複数本のブラシロール5のうち1本は第
3図によく示す如く外周にらせん状の凹溝加工を
施したらせんブラシロール5aを用いて送り作用
を付加することが好ましい。
ズと形状のものが混在した不定形な被選別物品2
(以下、単に物品2という。尚、図示のものはメ
ークイン馬鈴薯を示す。)をランダムに搬入供給
する。処理量に応じて機巾を大小選択して用いる
が処理量が大きい場合には第2図によく示す如く
先端に小型のベルトコンベア1aを2台並設接続
して物品2を2分割して分流供給する。3は供給
シユート、4は列化装置である。列化装置4は好
ましくは複数本のブラシロール5を用い、該ブラ
シロール5の軸を進行方向に向けて先下り傾斜で
架設し、駆動装置(図示せず)により回転させる
もので、ブラシロール5,5間に前記物品2をラ
ンダムに供給すると該ブラシロール5の回転作用
により谷間6で転動しつつ長径方向を進行方向に
向けて1列に列化されつつ先方に自動搬送され
る。尚、複数本のブラシロール5のうち1本は第
3図によく示す如く外周にらせん状の凹溝加工を
施したらせんブラシロール5aを用いて送り作用
を付加することが好ましい。
この列化装置4はブラシロールを用いない他の
公知のベルト式等の機構のものを用いてもよい。
公知のベルト式等の機構のものを用いてもよい。
7は整列バイブレートフイダーであり、そのト
ラフ8は物品2が列を乱さず搬送されるように断
面がV型、又は樋形に形成され、該トラフ8上面
には好ましくは特許第575534号(特公昭44−
29098号)に開示された加速装置を進行方向に加
速し得るように張設し、転動により不安定な姿勢
で供給された物品2を振動により搬送面上に姿勢
を安定させつつ入口側から出口側に向つて次第に
スピードを上げて走行させ物品2を若干離隔させ
る如く構成している。該バイブレートフイダー7
の先端部7aは物品2を次工程に移乗させる際に
不安定な姿勢にならないようにするため次工程の
切離しコンベア装置9の受入部に沿うような上り
傾斜に形成している。
ラフ8は物品2が列を乱さず搬送されるように断
面がV型、又は樋形に形成され、該トラフ8上面
には好ましくは特許第575534号(特公昭44−
29098号)に開示された加速装置を進行方向に加
速し得るように張設し、転動により不安定な姿勢
で供給された物品2を振動により搬送面上に姿勢
を安定させつつ入口側から出口側に向つて次第に
スピードを上げて走行させ物品2を若干離隔させ
る如く構成している。該バイブレートフイダー7
の先端部7aは物品2を次工程に移乗させる際に
不安定な姿勢にならないようにするため次工程の
切離しコンベア装置9の受入部に沿うような上り
傾斜に形成している。
この整列バイブレートフイダー7までの前工程
は物品2の供給がランダムであり、脈流により一
時的、部分的に過量供給になる場合が生じるので
トラフ8の一部を切欠いて物品2のオーバーフロ
ー排出口10を設け、該部から排出される過量分
をリターンコンベア11に導くと共に供給コンベ
ア1側にリターンさせる。これにより、整列バイ
ブレートフイダー7から次工程の切離しコンベア
装置9に定量を供給することができる。
は物品2の供給がランダムであり、脈流により一
時的、部分的に過量供給になる場合が生じるので
トラフ8の一部を切欠いて物品2のオーバーフロ
ー排出口10を設け、該部から排出される過量分
をリターンコンベア11に導くと共に供給コンベ
ア1側にリターンさせる。これにより、整列バイ
ブレートフイダー7から次工程の切離しコンベア
装置9に定量を供給することができる。
9の切離しコンベア装置は入口側9aに大径の
ドラムプーリー12を用い、該ドラムプーリー1
2の項上より若干下つた手前側の上り傾斜部13
に前記整列バイブレートフイダー7の先端部7a
を組合せる。
ドラムプーリー12を用い、該ドラムプーリー1
2の項上より若干下つた手前側の上り傾斜部13
に前記整列バイブレートフイダー7の先端部7a
を組合せる。
切離用ベルト14は第6図によく示す如く一定
のピツチで多数の吸気穴15を設けており、好ま
しくはベルト上表面に立毛部材14aを張設した
ものを用いて物品2が安定し易くする。ドラムプ
ーリー12は円周に多数の吸気穴16を設けてい
る。17はドラムプーリー12の内周に近接して
設けた空気吸込口であり、前記整列バイブレート
フイダー7の先端部7aとの組合せ部からドラム
プーリー12項上までの上り傾斜部13の内周円
弧に沿つて扇形に開口して電気掃除機の吸込口の
如くなしている。18は吸気管であり外部に設置
した空気吸込装置(図示せず)の吸込口に接続さ
れている。空気吸込装置には真空度が高く吸引力
の大きい集塵機又はフアンを用いる。
のピツチで多数の吸気穴15を設けており、好ま
しくはベルト上表面に立毛部材14aを張設した
ものを用いて物品2が安定し易くする。ドラムプ
ーリー12は円周に多数の吸気穴16を設けてい
る。17はドラムプーリー12の内周に近接して
設けた空気吸込口であり、前記整列バイブレート
フイダー7の先端部7aとの組合せ部からドラム
プーリー12項上までの上り傾斜部13の内周円
弧に沿つて扇形に開口して電気掃除機の吸込口の
如くなしている。18は吸気管であり外部に設置
した空気吸込装置(図示せず)の吸込口に接続さ
れている。空気吸込装置には真空度が高く吸引力
の大きい集塵機又はフアンを用いる。
切離しコンベアの出口側9bは好ましくは前記
ドラムプーリー12の項上から水平に延びた先に
極小径プーリー19を用いて次工程の計量コンベ
ア装置20へ物品2をスムースに安定姿勢で移送
する如くなしている。
ドラムプーリー12の項上から水平に延びた先に
極小径プーリー19を用いて次工程の計量コンベ
ア装置20へ物品2をスムースに安定姿勢で移送
する如くなしている。
上記の如く構成した整列供給装置の要部の作用
を説明すると、整列バイブレートフイダー7の先
端部7aに達した物品2は、切離しコンベア装置
9の入口側9aのドラムプーリー12により形成
される上り傾斜部13で切離用ベルト14に接す
るが、丁度該ベルト14の吸気穴15とタイミン
グが一致したときは該部で吸着されて傾斜部13
を上り、そこで空気吸込口17から外れ吸着を解
放されて切離用ベルト14で水平に安定姿勢で搬
送される。
を説明すると、整列バイブレートフイダー7の先
端部7aに達した物品2は、切離しコンベア装置
9の入口側9aのドラムプーリー12により形成
される上り傾斜部13で切離用ベルト14に接す
るが、丁度該ベルト14の吸気穴15とタイミン
グが一致したときは該部で吸着されて傾斜部13
を上り、そこで空気吸込口17から外れ吸着を解
放されて切離用ベルト14で水平に安定姿勢で搬
送される。
物品2が整列バイブレートフイダー7の先端部
7aに達したとき切離用ベルト14に接して該ベ
ルト14の吸気穴15とタイミングが一致しない
場合は、ベルト14が上り傾斜しているのでスリ
ツプしてそのまま整列バイブレートフイダー7の
先端部7aに停滞し、吸気穴15が来たときに吸
着されて上り傾斜部13を上つて前記と同様に一
定ピツチで水平に搬送されるので自動的に確実な
定間隔整列供給ができる。又整列バイブレートフ
イダー7の先端部7aに停滞中に後続の物品2が
多く連なつて来た場合は、オーバーフロー排出口
10から側方のリターンコンベア11に排出させ
るので先頭のベルト14に接した物品2が吸気穴
15のない部分で上り傾斜部を上つて行くことは
なく確実に吸気穴15の間隔で供給する。
7aに達したとき切離用ベルト14に接して該ベ
ルト14の吸気穴15とタイミングが一致しない
場合は、ベルト14が上り傾斜しているのでスリ
ツプしてそのまま整列バイブレートフイダー7の
先端部7aに停滞し、吸気穴15が来たときに吸
着されて上り傾斜部13を上つて前記と同様に一
定ピツチで水平に搬送されるので自動的に確実な
定間隔整列供給ができる。又整列バイブレートフ
イダー7の先端部7aに停滞中に後続の物品2が
多く連なつて来た場合は、オーバーフロー排出口
10から側方のリターンコンベア11に排出させ
るので先頭のベルト14に接した物品2が吸気穴
15のない部分で上り傾斜部を上つて行くことは
なく確実に吸気穴15の間隔で供給する。
20の計量コンベア装置は第4図によく示す如
くベルトコンベア式の計量コンベアで入口20a
と出口20bとに小径のプーリー21を配設して
乗り継ぎの落差を軽減させる形状に構成し(好ま
しくはエツジベルト状)、入口と出口で物品2が
移乗の際転動することなくスムースに安定して渡
るようになす。
くベルトコンベア式の計量コンベアで入口20a
と出口20bとに小径のプーリー21を配設して
乗り継ぎの落差を軽減させる形状に構成し(好ま
しくはエツジベルト状)、入口と出口で物品2が
移乗の際転動することなくスムースに安定して渡
るようになす。
22は計量コンベア装置20の計量機としての
電子秤であり、ロードセル式電子秤又はフオース
バランス式電子秤を用い、該電子秤22の計量上
面には物品2の最大長さと同程度の長さLと、ベ
ルト巾相当の巾Wを有する滑走受台23を設けて
計量受台付きの計量機を構成する。この計量機は
前記プーリー21,21間に張設したベルト24
の走行を支持する走行面(ベルト受けスライドプ
レート)25を一部切欠き、該部に上記滑走受台
23を臨ませてその上面をベルト24が走行する
如く構成する。
電子秤であり、ロードセル式電子秤又はフオース
バランス式電子秤を用い、該電子秤22の計量上
面には物品2の最大長さと同程度の長さLと、ベ
ルト巾相当の巾Wを有する滑走受台23を設けて
計量受台付きの計量機を構成する。この計量機は
前記プーリー21,21間に張設したベルト24
の走行を支持する走行面(ベルト受けスライドプ
レート)25を一部切欠き、該部に上記滑走受台
23を臨ませてその上面をベルト24が走行する
如く構成する。
該ベルト24に搬送される物品2が滑走受台2
3上に来ると電子秤22はその荷重に比例した計
量信号(重量信号)を出しアンプ26で増巾して
後述する演算装置9へ入力する。
3上に来ると電子秤22はその荷重に比例した計
量信号(重量信号)を出しアンプ26で増巾して
後述する演算装置9へ入力する。
27は非接触式測長センサーであり実公昭58−
4625号公報に示された如きものか、又はラインセ
ンサーカメラ式のものを用い、電子秤22の入口
部22aに設けて該部を通過する物品2を検出し
てその信号をアンプ28で増巾して後述する演算
装置29へ入力する。
4625号公報に示された如きものか、又はラインセ
ンサーカメラ式のものを用い、電子秤22の入口
部22aに設けて該部を通過する物品2を検出し
てその信号をアンプ28で増巾して後述する演算
装置29へ入力する。
29はマイクロコンピユータを用いた演算装
置、30は仕分け用コンベア装置、31は該コン
ベア装置30の移動増分に対しパルスを発生させ
るコンベアの増分パルス発生装置である。32は
仕分け用の排出作動装置である。前記増分パルス
発生装置31は仕分け用コンベア装置30の従動
部に関連して取付けられ、コンベアの進行一定距
離(チエンピツチの数分の1)に対して1パルス
を発生するようになつており、このパルスは前記
演算装置29へ入力する如くなしている。該仕分
け用コンベア装置30と前記計量コンベア装置2
0とは同速で走行回転しており、増分パルス発生
装置31のパルス信号は測長センサー27の長さ
算出用として用いると共に、仕分け信号を物品2
と同期して所定の排出作動装置32にシフトする
のに用いる。この増分パルス発生装置31にはロ
ータリーエンコーダを用いることもできる。
置、30は仕分け用コンベア装置、31は該コン
ベア装置30の移動増分に対しパルスを発生させ
るコンベアの増分パルス発生装置である。32は
仕分け用の排出作動装置である。前記増分パルス
発生装置31は仕分け用コンベア装置30の従動
部に関連して取付けられ、コンベアの進行一定距
離(チエンピツチの数分の1)に対して1パルス
を発生するようになつており、このパルスは前記
演算装置29へ入力する如くなしている。該仕分
け用コンベア装置30と前記計量コンベア装置2
0とは同速で走行回転しており、増分パルス発生
装置31のパルス信号は測長センサー27の長さ
算出用として用いると共に、仕分け信号を物品2
と同期して所定の排出作動装置32にシフトする
のに用いる。この増分パルス発生装置31にはロ
ータリーエンコーダを用いることもできる。
仕分け用コンベア装置30はベルトコンベア又
はトツププレートコンベア、その他各種のコンベ
アを用いることができるが、好ましくは第9,1
0,11,12,13図に示す如く物品2を受け
る搬送面33を形成するスラツト状受板34を傾
倒自在に支持し、該スラツト状受板34の一部と
係合してスラツト状受板34を水平に保持する係
合機構35を設けてなる搬送体ユニツト36を、
コンベアチエン37のアタツチメントにそれぞれ
取付けた傾倒式スラツトコンベアを用いる。該コ
ンベアの所定の仕分け位置で搬送路の側方に排出
作動装置32を設けて物品2の搬送と同期して送
られて来る仕分け信号により、上記物品2が乗つ
ている部分の搬送体ユニツト36の係合機構35
を解放させ、該部のスラツト状受板34が傾倒し
て物品2を側下方に排出する。
はトツププレートコンベア、その他各種のコンベ
アを用いることができるが、好ましくは第9,1
0,11,12,13図に示す如く物品2を受け
る搬送面33を形成するスラツト状受板34を傾
倒自在に支持し、該スラツト状受板34の一部と
係合してスラツト状受板34を水平に保持する係
合機構35を設けてなる搬送体ユニツト36を、
コンベアチエン37のアタツチメントにそれぞれ
取付けた傾倒式スラツトコンベアを用いる。該コ
ンベアの所定の仕分け位置で搬送路の側方に排出
作動装置32を設けて物品2の搬送と同期して送
られて来る仕分け信号により、上記物品2が乗つ
ている部分の搬送体ユニツト36の係合機構35
を解放させ、該部のスラツト状受板34が傾倒し
て物品2を側下方に排出する。
仕分け用コンベア装置30にトツププレートコ
ンベア又はベルトコンベアを用いる場合は、排出
作動装置としてエアーノズル(エゼクター)を用
い非接触で排出させるように構成する。
ンベア又はベルトコンベアを用いる場合は、排出
作動装置としてエアーノズル(エゼクター)を用
い非接触で排出させるように構成する。
38は階級別に仕分け排出された物品2を所定
の包装部まで搬送する引出しベルトコンベアであ
り、39は引出しベルトコンベア38の先端にセ
ツトされる包装容器である。包装容器39は一般
にダンボール箱が用いられるが、紙袋又はネツト
袋を用いる場合もある。
の包装部まで搬送する引出しベルトコンベアであ
り、39は引出しベルトコンベア38の先端にセ
ツトされる包装容器である。包装容器39は一般
にダンボール箱が用いられるが、紙袋又はネツト
袋を用いる場合もある。
40は包装容器39の移送装置であり、物品2
が所定量充填されると該容器39を先方に送り出
すと共に空の容器39を定位置にセツトして包装
容器39の自動入替えをするものである。該容器
移送装置40は計量機能を有せず、前記計量コン
ベア装置20で計量された物品2の個々の重量を
演算装置29で積算して送られる信号によつて包
装容器39の入替え作動をする。
が所定量充填されると該容器39を先方に送り出
すと共に空の容器39を定位置にセツトして包装
容器39の自動入替えをするものである。該容器
移送装置40は計量機能を有せず、前記計量コン
ベア装置20で計量された物品2の個々の重量を
演算装置29で積算して送られる信号によつて包
装容器39の入替え作動をする。
41は前記計量コンベア装置20で計量をキヤ
ンセルされた物品2のリターンコンベアであり、
前記整列供給部のオーバーフロー排出口10のリ
ターンコンベア11と合流して供給コンベア1側
にリターンさせる如く設ける。
ンセルされた物品2のリターンコンベアであり、
前記整列供給部のオーバーフロー排出口10のリ
ターンコンベア11と合流して供給コンベア1側
にリターンさせる如く設ける。
ここで、前記演算装置29について更に詳しく
説明する。
説明する。
この演算装置29は、前記非接触式測長センサ
ー27が前記計量コンベア装置20上で搬送され
る物品2の後端2bを検出したとき、この検出信
号から前記電子秤22から出力される計量信号の
積算を所定時間行うことを開始する。同時に先行
物品2の後端2bと計量物品2の後端2bとの距
離を、前記増分パルス発生装置31からのパルス
数を前記非接触式測長センサー27の検出信号に
起因して演算することにより求める。そして、こ
の値が前記計量コンベア装置20の滑走受台23
の長さ(L)以下のとき及び、前記所定の計量時
間内に後続の物品2の先端2aを非接触式測長セ
ンサー27が検出したとき計量の積算をキヤンセ
ルするようになつている。
ー27が前記計量コンベア装置20上で搬送され
る物品2の後端2bを検出したとき、この検出信
号から前記電子秤22から出力される計量信号の
積算を所定時間行うことを開始する。同時に先行
物品2の後端2bと計量物品2の後端2bとの距
離を、前記増分パルス発生装置31からのパルス
数を前記非接触式測長センサー27の検出信号に
起因して演算することにより求める。そして、こ
の値が前記計量コンベア装置20の滑走受台23
の長さ(L)以下のとき及び、前記所定の計量時
間内に後続の物品2の先端2aを非接触式測長セ
ンサー27が検出したとき計量の積算をキヤンセ
ルするようになつている。
一方、前記電子秤22から出力された計量信号
は、キヤンセルがないとき重量計量回路によつて
所定時間積算して重量を算出し、この値を比較判
定回路により予め設定された階級区分値と比較し
て階級を判定する。更に、前記非接触式測長セン
サー27が物品2の前端2aと後端2bとを検出
することで長さ計測回路により増分パルス発生装
置31からのパルス数を演算して長さlを算出
し、この測長データlと前記階級データとを組合
せてメモリー回路の所定の排出番地に登録(記
憶)させておく。
は、キヤンセルがないとき重量計量回路によつて
所定時間積算して重量を算出し、この値を比較判
定回路により予め設定された階級区分値と比較し
て階級を判定する。更に、前記非接触式測長セン
サー27が物品2の前端2aと後端2bとを検出
することで長さ計測回路により増分パルス発生装
置31からのパルス数を演算して長さlを算出
し、この測長データlと前記階級データとを組合
せてメモリー回路の所定の排出番地に登録(記
憶)させておく。
計量が終つた物品2が仕分け用コンベア装置3
0に移乗し前記メモリー回路に登録された番地の
排出位置に達すると、排出口読取回路は前記各デ
ータを読取り、測長データlに等しい長さに該当
する個数のスラツト状受板34を傾倒させるよう
に作用する。即ち排出作動装置32が長さlの通
過時間に等しい時間作動して係合機構35を解放
させる。データの読取りは電子秤22から排出位
置までの増分パルス数によつて行なわれる。
0に移乗し前記メモリー回路に登録された番地の
排出位置に達すると、排出口読取回路は前記各デ
ータを読取り、測長データlに等しい長さに該当
する個数のスラツト状受板34を傾倒させるよう
に作用する。即ち排出作動装置32が長さlの通
過時間に等しい時間作動して係合機構35を解放
させる。データの読取りは電子秤22から排出位
置までの増分パルス数によつて行なわれる。
更に、この演算装置29には選別品の包装容器
1個当りの包装重量(箱詰め重量又は袋詰め重
量)を重量積算回路に予め設定されており、この
重量積算回路は電子秤22で計量した物品2の重
量を階級毎に積算し、包装重量に達したら次の階
級データと測長さデータlはメモリーの他の番地
(例えばB)に切替え登録する。更にB番地に登
録した物品2の積算重量が一定量に達したら再び
A番地に切替え登録する。AからBへ、BからA
へ切替えられるとき、その最後の物品2が仕分け
用コンベア装置30から排出されて引出しベルト
コンベアA、又はBの先端にセツトされた包装容
器39に入ると、移送装置40を作動させる信号
を出す。最後の物品2が包装容器39に投入完了
するまでの時間設定は増分パルス数によつておこ
なうことができる。
1個当りの包装重量(箱詰め重量又は袋詰め重
量)を重量積算回路に予め設定されており、この
重量積算回路は電子秤22で計量した物品2の重
量を階級毎に積算し、包装重量に達したら次の階
級データと測長さデータlはメモリーの他の番地
(例えばB)に切替え登録する。更にB番地に登
録した物品2の積算重量が一定量に達したら再び
A番地に切替え登録する。AからBへ、BからA
へ切替えられるとき、その最後の物品2が仕分け
用コンベア装置30から排出されて引出しベルト
コンベアA、又はBの先端にセツトされた包装容
器39に入ると、移送装置40を作動させる信号
を出す。最後の物品2が包装容器39に投入完了
するまでの時間設定は増分パルス数によつておこ
なうことができる。
また、この演算装置29は計量された物品2の
後端2bが電子秤22の滑走受台23の出口から
外れたとき測長センサー27に次の物品2がキヤ
ツチされない場合、即ち先行の物品2と後続の物
品2との間隔が過大に空いていたとき電子秤22
のオートゼロ(自動零点補正)をさせて朝夕の気
温の変動やホコリの堆積等による零点の変化を自
動補正し、常に誤差のない計量が行われる如く構
成する。
後端2bが電子秤22の滑走受台23の出口から
外れたとき測長センサー27に次の物品2がキヤ
ツチされない場合、即ち先行の物品2と後続の物
品2との間隔が過大に空いていたとき電子秤22
のオートゼロ(自動零点補正)をさせて朝夕の気
温の変動やホコリの堆積等による零点の変化を自
動補正し、常に誤差のない計量が行われる如く構
成する。
これらの物品2の前後の間隔の監視は測長セン
サー27の信号と増分パルス発生装置31からの
増分パルスによつて演算装置29でおこなう。
サー27の信号と増分パルス発生装置31からの
増分パルスによつて演算装置29でおこなう。
前記の物品2を選別階級毎に積算計量して一定
重量ずつ包装容器に供給するのを、一部変更して
階級毎に個数をカウントし一定の個数に達したら
切換え排出してA、B交互に包装することもでき
る。更に又階級毎の積算と計数を省いて、引出し
ベルトコンベアの先端に公知の自動計量箱詰め装
置を用いてもよい。
重量ずつ包装容器に供給するのを、一部変更して
階級毎に個数をカウントし一定の個数に達したら
切換え排出してA、B交互に包装することもでき
る。更に又階級毎の積算と計数を省いて、引出し
ベルトコンベアの先端に公知の自動計量箱詰め装
置を用いてもよい。
[発明の効果]
本発明は上記の如く整列供給装置を改良すると
共に計量コンベア装置の電子秤入口に測長センサ
ーを設け、物品の長さを検出すると共に前端と後
端と近接の有無を監視し、適正な位置で計量する
ようにしたので正確な計量ができる上に、判定さ
れた階級データーと測長テーターとを組合せて排
出作動装置に送り物品の長さに応じた長さで排出
させるので同一階級で細長い物品の丸型に近い同
一重量の物品とが混在していても、隣り合う物品
までつれられて排出混入する等の不良現象を防止
することができる。
共に計量コンベア装置の電子秤入口に測長センサ
ーを設け、物品の長さを検出すると共に前端と後
端と近接の有無を監視し、適正な位置で計量する
ようにしたので正確な計量ができる上に、判定さ
れた階級データーと測長テーターとを組合せて排
出作動装置に送り物品の長さに応じた長さで排出
させるので同一階級で細長い物品の丸型に近い同
一重量の物品とが混在していても、隣り合う物品
までつれられて排出混入する等の不良現象を防止
することができる。
更に物品の形状が転動し易い球塊状のもので整
列供給装置を経て計量コンベアに入る時転動等に
より物品同士が所定の間隔以下に近接した場合は
計量をキヤンセルし、キヤンセルされた物品はリ
ターンコンベアで再度供給し直すので正確にムダ
なく計量し、仕分けすることができる。
列供給装置を経て計量コンベアに入る時転動等に
より物品同士が所定の間隔以下に近接した場合は
計量をキヤンセルし、キヤンセルされた物品はリ
ターンコンベアで再度供給し直すので正確にムダ
なく計量し、仕分けすることができる。
更に電子秤は滑走受台上には積分計量する瞬間
的な数十ミリ秒間を除けば2個乗つていても正確
に計量できるので、物品間隔を必要以上に大きく
とるムダが省かれ能率を向上させることができ
る。
的な数十ミリ秒間を除けば2個乗つていても正確
に計量できるので、物品間隔を必要以上に大きく
とるムダが省かれ能率を向上させることができ
る。
更に本発明は電子秤上に物品が供給されない場
合は、常にオートゼロ回路を作動させるので、選
別作業中に電子秤にゴミ、ホコリ等異物が付着し
たりしても自動的に零点を補正し計量誤差が生じ
るのを防止することができる特徴を有するもので
ある。
合は、常にオートゼロ回路を作動させるので、選
別作業中に電子秤にゴミ、ホコリ等異物が付着し
たりしても自動的に零点を補正し計量誤差が生じ
るのを防止することができる特徴を有するもので
ある。
図面はいずれも本発明の実施例を示すものであ
り、第1図は全体平面図、第2図は設置数を多く
した整列供給装置部分平面図、第3図は整列供給
装置と計量コンベア装置の組合せ平面図、第4図
は第3図の側面略図、第5図は切離しコンベア装
置の要部説明図、第6図は切離しベルトとドラム
プーリー説明図、第7図は長さと重量の計測要部
説明図、第8図は測長と計量のフローチヤート、
第9図は仕分け用コンベア装置の断面図、第10
図は搬送体ユニツトの平面図、第11図は第10
図の正面図、第12図は第10図の側面図、第1
3図は仕分け用コンベアの傾倒排出状態斜視図、
第14図は長さに応じた仕分け排出を示す説明
図、第15図は演算装置の説明図を示す。 1……供給コンベア、2……物品、3……供給
シユート、4……列化装置、5……ブラシロー
ル、6……ブラシロールの谷間、7……整列バイ
ブレートフイダー、8……トラフ、9……切離し
コンベア装置、10……オーバーフロー排出口、
11……リターンコンベア、12……ドラムプー
リー、13……上り傾斜部、14……切離用ベル
ト、15,16……吸気穴、17……空気吸込
口、18……吸気管、19,21……小径プーリ
ー、20……計量コンベア装置、22……電子
秤、23……滑走受台、24……ベルト、25…
…ベルト走行面、26,28……アンプ、27…
…測長センサー、29……演算装置、30……仕
分け用コンベア装置、31……増分パルス発生装
置、32……排出作動装置、33……搬送面、3
4……スラツト状受板、35……係合機構、36
……搬送体ユニツト、37……コンベアチエン、
38……引出しベルトコンベア、39……包装容
器、40……容器移送装置、41……リターンコ
ンベア。
り、第1図は全体平面図、第2図は設置数を多く
した整列供給装置部分平面図、第3図は整列供給
装置と計量コンベア装置の組合せ平面図、第4図
は第3図の側面略図、第5図は切離しコンベア装
置の要部説明図、第6図は切離しベルトとドラム
プーリー説明図、第7図は長さと重量の計測要部
説明図、第8図は測長と計量のフローチヤート、
第9図は仕分け用コンベア装置の断面図、第10
図は搬送体ユニツトの平面図、第11図は第10
図の正面図、第12図は第10図の側面図、第1
3図は仕分け用コンベアの傾倒排出状態斜視図、
第14図は長さに応じた仕分け排出を示す説明
図、第15図は演算装置の説明図を示す。 1……供給コンベア、2……物品、3……供給
シユート、4……列化装置、5……ブラシロー
ル、6……ブラシロールの谷間、7……整列バイ
ブレートフイダー、8……トラフ、9……切離し
コンベア装置、10……オーバーフロー排出口、
11……リターンコンベア、12……ドラムプー
リー、13……上り傾斜部、14……切離用ベル
ト、15,16……吸気穴、17……空気吸込
口、18……吸気管、19,21……小径プーリ
ー、20……計量コンベア装置、22……電子
秤、23……滑走受台、24……ベルト、25…
…ベルト走行面、26,28……アンプ、27…
…測長センサー、29……演算装置、30……仕
分け用コンベア装置、31……増分パルス発生装
置、32……排出作動装置、33……搬送面、3
4……スラツト状受板、35……係合機構、36
……搬送体ユニツト、37……コンベアチエン、
38……引出しベルトコンベア、39……包装容
器、40……容器移送装置、41……リターンコ
ンベア。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 大小、長短各種混在する不定形物品を前後に
離隔して計量コンベア装置上に載せて搬送し、搬
送中に所定長さの滑走受台を有する電子秤で不定
形物品の重量を計量して計量信号を出力し、該計
量信号に基づいて演算装置により不定形物品の階
級判定を行い、該判定結果に基づいて前記計量コ
ンベア装置に接続して設けられた仕分け用コンベ
ア装置の所定位置から不定形物品を仕分け排出す
る選別方法であつて、前記電子秤の入口部に設け
た非接触式測長センサーにより該不定形物品の後
端を検出すると、この検出信号に基づき演算装置
により、計量信号の積算を所定時間行うことを開
始すると同時に、先行物品の後端と計量物品の後
端との距離を前記非接触式測長センサーからの検
出信号に基づき演算して求め、この値が滑走受台
の長さ以下のときには計量をキヤンセルし、一
方、前記所定の積算時間内に後続の不定形物品の
先端を前記非接触式測長センサーが検出すると計
量をキヤンセルするようにしたことを特徴とする
不定形物品の選別方法。 2 前記演算装置は非接触式測長センサーからの
信号により不定形物品の進行方向の長さを求め、
この不定形物品を仕分け用コンベア装置の所定の
仕分け位置から排出する際、該部の排出作動装置
をその不定形物品の長さに応じて作動させるよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の不定形物品の選別方法。 3 前記演算装置は先行の不定形物品の後端が電
子秤の滑走受台を通過したときで且つ後続の物品
の先端が非接触式測長センサーに検出されないと
きに、前記電子秤の零点補正のスタート信号を出
力するようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項または2項記載の不定形物品の選別方
法。 4 大小、長短各種混在する不定形物品を前後に
離隔して計量コンベア装置上に載せて搬送し、搬
送中に所定長さの滑走受台を有する電子秤で不定
形物品の重量を計量して計量信号を出力し、該計
量信号に基づいて演算装置により不定形物品の階
級判定を行い、該判定結果に基づいて前記計量コ
ンベア装置に接続して設けられた仕分け用コンベ
ア装置の所定位置から不定形物品を仕分け排出す
る選別装置であつて、電子秤の入口部に不定形物
品を検出してその検出信号を前記演算装置に出力
する非接触式測長センサーを設け、前記演算装置
は、該非接触式測長センサーが該不定形物品の後
端を検出したとき、この検出信号から前記計量信
号の積算を所定時間行うことを開始すると同時に
先行物品の後端と計量物品の後端との距離を前記
非接触式測長センサーからの検出信号に基づき演
算して求め、この値が滑走受台の長さ以下のとき
には計量をキヤンセルし、一方、前記所定の積算
時間内に後続の不定形物品の先端を前記非接触式
測長センサーが検出すると計量をキヤンセルする
ようにしたことを特徴とする不定形物品の選別装
置。 5 前記仕分け用コンベア装置は各階級仕分け排
出部にそれぞれA、B2式の排出作動装置を備え、
前記演算装置は階級毎に不定形物品の重量を積算
し、該積算値が予め設定された値に達する毎に仕
分信号を前記排出作動装置のAとBとに交互に切
替えて送ることを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載の不定形物品の選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900083A JPS6031871A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 不定形物品の選別方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900083A JPS6031871A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 不定形物品の選別方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6031871A JPS6031871A (ja) | 1985-02-18 |
JPH0325229B2 true JPH0325229B2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=15235131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13900083A Granted JPS6031871A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 不定形物品の選別方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031871A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63261106A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | Ishida Tekkosho:Kk | 原木等の形状検測装置における原木等の移送装置 |
JP4875426B2 (ja) * | 2006-07-13 | 2012-02-15 | シブヤ精機株式会社 | 農産物の選別装置 |
US20080035390A1 (en) * | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Wurz David A | Dimensioning and weighing system |
DE102020131570A1 (de) | 2020-11-27 | 2022-06-02 | Wipotec Gmbh | Sortierer |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13900083A patent/JPS6031871A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6031871A (ja) | 1985-02-18 |
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