JPH03250908A - フィルタを付加した高周波増幅器 - Google Patents

フィルタを付加した高周波増幅器

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JPH03250908A
JPH03250908A JP2048878A JP4887890A JPH03250908A JP H03250908 A JPH03250908 A JP H03250908A JP 2048878 A JP2048878 A JP 2048878A JP 4887890 A JP4887890 A JP 4887890A JP H03250908 A JPH03250908 A JP H03250908A
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JP
Japan
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coil
filter
pattern
circuit board
stage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2048878A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Hayashi
克彦 林
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Amplifiers (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルタを付加した高周波増幅器に関し、更
に詳しくいえば、例えばセラミック多層回路基板搭載型
のフィルタを付加した高周波増幅器として用いられ、特
に、厚膜で形成したコイルパターンを改善し、小型で、
良好な特性を有する、フィルタを付加した高周波増幅器
に関する。
〔従来の技術〕
第3図乃至第6図は従来例を示した図であり、第3図は
フィルタを付加した高周波増幅器の回路例、第4図はデ
ィスクリート部品による抵抗とコイルの実装例、第5図
はLPFの特性説明図、第6図はLPFの回路例である
図中、1は増幅段、2はフィルタ段(LPF)、R1−
RAは抵抗、01〜CBはコンデンサ、L1〜L2はコ
イル、Trはトランジスタ、Vccは駆動電源、INは
入力、OUTは出力を示す。
フィルタを付加した高周波増幅器の例としては、例えば
第3図のような回路がある。この回路は、前段がトラン
ジスタTrによる増幅段1であり、入力INより入力さ
れる微小信号をトランジスタTrにより、駆動電源Vc
cで増幅を行う部分である。
前記増幅段lのコイルLx、抵抗R1、コンデンサC4
、Csの部分は、トランジスタTrの出力インピーダン
スを、後段のフィルタ(LPF)の入力インピーダンス
(通常は50Ω)に整合させるためのインピーダンス交
換部分である。
また後段は通常のLPF (ローパスフィルタ)で構成
したフィルタ段2であり、上記増幅段1で発生する高周
波ノイズの除去を行う。
ところで、増幅段1では通常の場合、回路のQを低くお
さえるために、コイルL1と並列に抵抗R1を付加させ
る。これは回路のQが高くなると、発振現象を起こす心
配があるためである。なお上記抵抗R1は、回路テクニ
ックとしては、コイルL1にできるだけ近づけて配置す
る必要がある。
このため、ディスクリート部品による上記抵抗R1とコ
イルL1の実装例としては、第4図のようなものがある
。これは、抵抗器に空芯コイルを巻き付けて実装する方
法である。これは、コイル自身のQを低下させてやるこ
とにより、構成する回路のQを低下させることができる
ためである。
今、一般的に、コイルのインダクタンスをL2コイルの
抵抗成分をR1角周波数をω(ω=2πf)、とすれば
、コイルのQは、Q=ωL/Rで与えられる。
回路のQの設定は、上記第3図に示したような高周波回
路の場合では、スミスチャートを使って通常設計される
。そこで前記チャートが非常に外側を回るような場合、
回路のQが高く、その逆の場合、Qが低い等の判断をす
る。
上記のように、増幅段ではQの低い(Qの小さい)コイ
ルの方が使いやすいことになる。
次にフィルタ段2のコイルL2は、Qが高い(Qが大き
い)方が望ましい。一般に、LPFの特性は第5図のよ
うな通過特性となるが、矢印a部分の傾斜を設計通りに
出すためにはコイル素子のQが高いことが望まれる。
即ち、コイルのインダクタンスの虚数成分の純度が高い
方がフィルタ特性が計算通りになるためである。
また、ヘリカルコイルは形状的にストレ容量をもちやす
いが、フィルタ段20回路構成として、第6図のような
回路(有極型)を用いた場合は、コンデンサCeがある
ため、コイルし!のストレーキャパシタンスの影響をあ
まり気にしな(てよい(但し、回路定数や周波数との絡
みもある)。
従来は、上記のようなフィルタを付加した高周波増幅器
をHIC用回路基板に実装する際、通常はコイルし1及
びL2としてデイスクリード部品を用いていた。
その場合、増幅段1のコイルLlは、Qを低下させるた
めに、例えば第4図のようにして、抵抗R1と一体化し
て実装することが行われていた。
また、コイルを厚膜パターンで形成する場合には、HI
C基板上にスパイラルコイルパターンを形成していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のものにおいては次のような欠点があ
った。
(1)  フィルタを付加した増幅回路を、HIC用回
路基板に実装する場合、コイルをディスクリート部品で
構成すると、Qを低く抑えるために、上記コイルに抵抗
を付加させる必要がある。
このため、部品点数が多くなり、かつHICの小型化が
困難であった。
(2)  コイルを厚膜で形成する場合、従来のHIC
用回路基板では、スパイラルコイルを用いていた(スパ
イラルコイルしか作れなかった)。
このスパイラルコイルは、低Qのコイルを作るのに容易
であるが、高Qのコイルは作るのが困難である。
従って、フィルタ段のコイルのように、高Qのコイルを
必要とする回路には使えなかった。
このため、HICの小型化が困難であった。
本発明は、上記のような従来の欠点を解消し、小型で、
良好な特性を有する、多層回路基板実装型の、フィルタ
を付加した高周波増幅器を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、増幅段1とフィル
タ段2とから成り、この増幅段1及びフィルタ段2には
、それぞれ回路の構成要素として、コイルL1及びL!
を備え、少なくとも、これらのコイルLl及びL!を、
多層回路基板に厚膜パターンとして形成した、フィルタ
を付加した高周波増幅器において、 上記コイルの内、増幅段1を構成するコイルL1を、ス
パイラル型、あるいは蛇行線型のコイルパターンから成
る低Qのコイルで形成し、フィルタ段2を構成するコイ
ルし!は、ヘリカル型のコイルから成る高Qのコイルで
形成し、上記2つのコイルL!及びL!Iを、多層回路
基板に内蔵させたものである。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したので、次のような作用が
ある。
一般に、フィルタを付加した高周波増幅器では、増幅段
に使うコイルは低Qであることが必要であり、フィルタ
段に使うコイルは高Qを使うことが必要である。
ところが、多層回路基板では、低Qのスパイラル型のコ
イルパターンや、低Qの蛇行線型のコイルパターン、あ
るいは高Qのヘリカル型のコイルパターンを自由に形成
できる。このため、増幅段のコイルを上記のような低Q
のコイルで形成し、フィルタ段のコイルを高Qのコイル
で形成することができ、小型で、しかも特性の良好なフ
ィルタを付加した高周波増幅器が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は本発明の1実施例を示した図であり、
第1図は増幅段の実装例、第2図はフィルタ段の実装例
である。なお、第1図及び第2図において、A図は分解
斜視図、B図は断面図を示す。
図中、3はセラミック回路基板、4は部品搭載面、5は
スパイラルコイルパターン、6は内部配線パターン、7
はディスクリート部品、8はヘリカルコイルパターンを
示す。
この実施例は、第3図で示した回路を、セラミック多層
回路基板に実装した例である。
上記のように、増幅段1 (第3図参照)のコイルL1
は、Qの低いコイルが必要であり、またフィルタ段2の
コイルL!は、Qの高いコイルが必要である。従って、
上記の増幅段1とフィルタ段2とを1つの回路基板に実
装するには、低Qのコイルトと、高Qのコイルとが必要
になる。
また、実装した際の小型化を実現するには、上記コイル
L1及びL!を厚膜パターンで形成する必要がある。
そこでこの実施例では、回路基板としてセラミック多層
回路基板を用い、このセラミック多層回路基板に低Qの
コイルパターンと高Qのコイルパターンを厚膜パターン
として形成し、上記2つのコイルLl及びL2を内蔵さ
せる。
この場合、厚膜のコイルパターンとして、スパイラル型
、あるいは蛇行線型(スパイラルコイル、あるいは蛇行
線コイル)を用いると低Qのコイルとなり、ヘリカル型
(ヘリカルコイル)を用いると高Qになる。
従って、第1図の増幅段の実装例では低Qのスパイラル
型のコイルパターンを用い、第2図のフィルタ段の実装
例では高Qのヘリカル型のコイルパターンを用いて実装
した。
第1図に示した増幅段の実装例は、セラミック回路基板
3を4層に積層したセラミック多層回路基板を用いた例
である。
この場合、スパイラル型のコイルパターン5を2層にわ
たって形成し、それらの間をブラインドスルーホール(
内部が導体で満たされたスルーホール)を介して接続す
ることにより、1つのスパイラルコイルとしたものであ
る。
このセラミック多層回路基板の表面及び裏面の部品搭載
面4には、他のディスクリート部品7を搭載し、表裏両
面の部品間、及び内部のスパイラルコイル等との間をブ
ラインドスルーホールや内部配線パターン6等により接
続する。
また第2図に示したフィルタ段の実装は、上記増幅段の
実装に用いたセラミック多層回路基板を用いる。
この場合は、ヘリカル型のコイルパターン8を3層にわ
たって形成し、これらの各層のパターン8をブラインド
スルーホールによって接続し、3ターンのヘリカルコイ
ルを形成したものである。
このセラミック多層回路基板の表裏両面の部品搭載面4
には、ディスクリート部品7(コンデンサ)を搭載し、
上記ヘリカル型のコイルパターンとブラインドスルーホ
ール等により接続し、第3図の回路図と同じ結線をした
ものである。
以上、実施例について説明したが、本発明は、1次のよ
うにしても実施可能である。
(1)  セラミック多層回路基板は、上記のような4
層に限らず、任意の層数でよく、かつ、コイルのターン
数も、使用する回路の条件(例えば周波数)等により、
任意に選択して使用すればよい。
(2)低Qのコイルとしては、スパイラルコイルか、蛇
行線型のコイルのどちらか一方を用いればよい。
(3)増幅段で用いたスパイラルコイルは、インダクタ
ンス値が大きい時に、上記実施例のように、2層間にわ
たって(2階建)パターンを形成すれば、大型にならず
に済む。
その際、眉間でスパイラル形状の電極パターンが重なら
ないようにすれば、ストレーキャパシタンスを増加させ
なくて済む。
しかし、インダクタンス値が小さい時は、−層の基板上
にスパイラルコイルを形成するだけでもよい。
(4)  フィルタ段で使用したヘリカルコイルの場合
は、ストレーキャパシタンスが増加しないように、各層
のコイルパターンをずらして、互いに重ならないように
する必要がある。
しかし、第6図に示したような回路を用いた場合には、
ストレーキャパシタンスを気にする必要がなく、円形の
コイルパターンをそのまま積み上げても問題はない。
(5)フィルタを付加した高周波増幅器以外でも、例え
ばVCo (電圧制御発振器)等、低Qのコイルと、高
Qのコイルを同時に必要とする回路ならば、同様にして
適用することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば次のような効果が
ある。
(11例えばセラミック多層回路基板のような多層回路
基板を用いると、低Qのコイルと高Qのコイルが自由に
形成できる。
このため、低Qのコイルと高Qのコイルを同時に必要と
する、フィルタを付加した高周波増幅器では、コイルを
全て多層回路基板に厚膜パターンとして形成し、内蔵で
きる。
従って、多層回路基板搭載型の、フィルタを付加した高
周波増幅器が小型化できる。
(2)小型化しても、十分良好な低Qのコイルと、高Q
のコイルが形成できるから、増幅段及びフィルタ段の特
性は良好な状態を維持できる。
(3)厚膜パターンでスパイラルコイル等の低Qのコイ
ルが容易に形成できるから、余分な抵抗(第3図の抵抗
R1)が不要になり、その分小型化ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は末完・明の1実施例における増幅段の実装例、 第2図は上記実施例におけるフィルタ段の実装例、 第3図は従来のフィルタを付加した高周波増幅器の回路
例、 第4図は従来のディスクリート部品による抵抗とコイル
の実装例、 第5図は従来のLPFの特性説明図、 第6図は従来のLPFの回路例である。 ・−セラミック回路基板 ・一部品搭載面 ・・・スパイラルコイルパターン −・−内部配線パターン ・〜ディスクリート部品 ヘリカルコイルパターン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  増幅段(1)とフィルタ段(2)とから成り、この増
    幅段(1)及びフィルタ段(2)には、それぞれ回路の
    構成要素としてコイル(L_1、L_2)を備え、 少なくとも、これらのコイル(L_1、L_2)を多層
    回路基板に厚膜パターンとして形成した、フィルタを付
    加した高周波増幅器において、 上記コイル(L_1、L_2)の内、 増幅段(1)を構成するコイル(L_1)を、スパイラ
    ル型、あるいは蛇行線型のコイルパターン(5)から成
    る低Qのコイルで形成し、フィルタ段(2)を構成する
    コイル(L_2)を、ヘリカル型のコイルパターン(8
    )から成る高Qのコイルで形成し、 これら2つのコイル(L_1、L_2)を多層回路基板
    に内蔵させたことを特徴とする フィルタを付加した高周波増幅器。
JP2048878A 1990-02-28 1990-02-28 フィルタを付加した高周波増幅器 Pending JPH03250908A (ja)

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JP (1) JPH03250908A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0853048A (ja) * 1994-06-06 1996-02-27 Delco Electronics Corp 車両用保安装置
JP2002026617A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Murata Mfg Co Ltd 伝送線路
JP2017038115A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 Tdk株式会社 方向性結合器

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