JPH03249763A - フルカラー画像形成方法 - Google Patents

フルカラー画像形成方法

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JPH03249763A
JPH03249763A JP2048484A JP4848490A JPH03249763A JP H03249763 A JPH03249763 A JP H03249763A JP 2048484 A JP2048484 A JP 2048484A JP 4848490 A JP4848490 A JP 4848490A JP H03249763 A JPH03249763 A JP H03249763A
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JP
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color
image
electrostatic latent
yellow
magenta
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JP2048484A
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English (en)
Inventor
Toshio Sakai
捷夫 酒井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/04Arrangements for exposing and producing an image
    • G03G2215/0495Plural charge levels of latent image produced, e.g. trilevel

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、互いに異なる波長光に対して光感度を有する
複数の感光層を積層してなる複合感光体を用いたフルカ
ラー画像形成方法に関する。
(従来の技術) 一般に、フルカラー画像を形成する複写機、プリンター
などの各種フルカラー画像形成装置おいては、各色画像
に対応する静電潜像が感光体上に形成されるとともに、
カラー現像装置内に設けられている現像ローラー上に2
成分系あるいは1成分系の現像剤が保持され、この現像
剤中のカラートナーが感光体との対向領域である現像領
域において上記各色静電潜像に供給されて現像動作が実
行される。現像によって得られた各色トナー可視像は互
いに重ね合わせられて記録用紙側に転写され、これによ
りフルカラー画像が得られるように構成されている。
このようなカラー画像形成装置におけるカラー画像形成
方法としては、 ■、複数設置された感光体(例えば4ドラム感光体)上
に各色ごとのカラー画像を形成する方法(特開昭58−
38966号公報)。
■、1つの感光体の別々の位置に形成された各色画像に
対応させて、記録用紙を複数回に亘って搬送転写させる
方法(特開昭58−78157号公報)。
■、モザイクフィルター付きの感光体に対して均一露光
を行ない各色ごとの静電潜像を順に呼び出して現像を行
なう方法(特開昭58−82270号公報、特公昭59
−34310号広報など)。
■0分光感度の異なる多層感光体に、1回の帯電・露光
で、多段の電位分布を形成し、電位ごとに色のことなる
トナーで現像する方法(特開昭59−12451号広報
)。
0.5層の光導電層を積層してなる複合感光体の各光導
電層に各色対応の静電潜像を形成する方法(特開昭59
−121356公報、特開昭62−23417公報など
)。
■、1つの感光体の1回転中に、3回の帯電・露光・現
像を行う方法(特開昭62−127755号広報)、及
び、1つの感光体の4回転で、各色ごとのカラー画像を
形成した後、−度に転写する方法(特開昭62−195
686号広報)。
などの方法が、従来より多数提案されている。
しかしながら、このような従来のカラー画像形成方法(
または装置)は1次のような不具合がある。
すなわち、上記■の方法では、構造の複雑化や高コスト
化を招来しているとともに、コピー速度が遅くなる。
上記■の方法では、1つの感光体の別々の位置に画像露
光を行うため、画像転写時に色ずれを生じたり、完全な
フルカラー画像を得られない。
上記■の方法では、各色のトナーがモザイク状に現像さ
れるため、画像の色濃度が低くなる。
上記■の方法では、多色画像を得ることはできるも、良
好なフルカラー画像を安定的に得るに至っていない。
上記■の方法では、簡易な構造で1回の画像形成工程の
みによりフルカラー画像形成を行なうことが原理的には
可能になっているが、このフルカラー画像形成方法によ
る感光体の作成は実際上において困難になっており、そ
の実用化の面で多くの課題が残されている。
上記■の方法では、その露光時に各色間での位置ずれが
発生し易いため、画像の解像力が低下して、色ずれによ
る変色や、不必要なパターンが発生する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前述のような、従来の方法の不具合を解消す
るために、互いに異なった波長光に対して分光感度を有
する3層の光導電層が積層された複合感光体に、レッド
・グリーン・ブルー、もしくは、ブラック・レッド・ブ
ルーの各色ごとの静電潜像を形成し、これらの各色画像
に対応する静電潜像を各色トナーにより現像して3色カ
ラー画像を得るようにしたカラー画像形成方法が提案さ
れだ(特開昭61−15662号広報、特公昭63−5
4185号広報)。
しかしながら、この従来のカラー画像形成方法では、レ
ッド・グリーン・ブルー、もしくは、ブラック・レッド
・ブルーの3色の画像形成が可能なだけで、完全なフル
カラー画像を得るに至っていなかった。
そこで、この最も実現性の高い方法に基いて、互いに異
なった波長光に対して分光感度を有する3層の光導電層
が積層された複合感光体を所定の電位に一様帯電させた
後、シアン・マゼンタ・イエローの各色ごとの画像情報
の露光書き込みを行なって各色画像に対応する静電潜像
を形成し、これらの各色画像に対応する静電潜像を各色
トナーにより現像してフルカラー画像を得るようにした
フルカラー画像形成方法(以下これを先願技術という)
が、先に提案された。
しかしながら、この先願技術では、シアン・マゼンタ・
イエローの各色のトナーを並べることによって、原稿画
像の無彩色画素を再現し、シアン・マゼンタ・イエロー
の各色のトナーを重ね合せることによって、原稿画像の
有彩色画素を再現しているため、この原稿画像の無彩色
画素が色付いた画像に現像されたり、有彩色画素が暗く
濁った画像に現像される不具合があった。
また、このように、シアン・マゼンタ・イエローの各ト
ナーでカラー画像を再現する場合の最重要課題の一つは
、グレーバランスの再現性を高めることにある。
しかしながら、上述の先願技術では、シアン・マゼンタ
・イエローの各インク(印刷機の場合)や各トナー(プ
リンターや複写機の場合)を重畳して最高画像濃度で黒
を再現することは比較的易しいが、中間調濃度で灰色を
再現することが極めて難しく、再生画像のハイライト部
分がマゼンタがかったり、高濃度部分がシアンがかった
りする不具合があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、上記先願技術における画像の同時露光(On
e−8hot露光)の特徴、すなわち、各色の静電潜像
間に位置ずれが絶対に発生しないという特徴を活かして
、1つの画素内に、複数に分割した番地を設け、各色ご
との静電潜像を各番地順に現像することにより、色付き
の無い無彩色、及び明度の高い有彩色を再現することの
できるフルカラー画像形成方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述の課題を解決するために、互いに異なっ
た波長光に対して分光感度を有する3層の光導電層が積
層された複合感光体の各層を、正・負・正、または、負
・正・負の所定の電位に一様帯電させた後、シアン・マ
ゼンタ・イエローの各色からなる各色ごとの画像情報を
、上記各波長光にそれぞれ載、せて上記複合感光体を同
時に露光し、これらの各色画像に対応する静電潜像を各
色トナーにより現像してフルカラー画像を得るようにし
たフルカラー画像形成方法において、 上記感光体の1つの画素内に、複数に分割した番地を設
けるとともに、 再現すべき画素が無彩色の場合は、シアン・マゼンタ・
イエローの各静電潜像を上記画素内の同一番地に形成し
、 再現すべき画素が有彩色の場合は、画素内の別の番地に
各静電潜像を順次形成し、全番地が埋められた後、初め
て同一番地内に2つの潜像を形成することを特徴とする
(作 用) 本発明によれば、シアン・マゼンタ・イエローの各色か
らな゛る静電潜像が、−度の画像露光により同時に形成
されるとともに、1つの画素内の複数に分割された各番
地順に現像される。
(実 施 例) 以下1本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
但し、以下の記述から明らかに想起し得る範囲の構成・
作用、及び本発明の前記並びにその他の目的と新規な特
徴については、説明の煩雑化を避ける上から、その図示
並びに開示を省略、その図示並びに開示を省略、もしく
は簡略化する。
本発明に使用される複合感光体、及び作像プロセスは、
先願技術のそれらを、そのまま、もしくは選択的に使用
することができる。
そこで、先ず、先願技術を実施するための装置例として
のフルカラー複写機を第4図に基づいて説明する。
第4図において、感光体ドラム1の周囲には、その回転
方向(図示右回り方向)に沿って、感光体ドラム1の初
期帯電を行なう帯電器2、感光体ドラム1に各色ごとの
静電潜像を形成する図示を省略したディジタル露光系(
露光光路を符号3で示す。)、シアン対応の静電潜像の
現像を行なうシアン現像装置4、シアン対応の静電潜像
を除去する除電ランプ5、マゼンタ対応の静電潜像の現
像を行なうマゼンタ現像装置6、マゼンタ対応の静電潜
像を除去する除電ランプ7、イエロ一対応の静電潜像の
現像を行なうイエロー現像装置8、現像によって感光体
ドラム1側に付着された各色トナーの帯電状態を調整す
る転写前チャージャー9、記録用紙にトナー可視像を転
写させる転写チャージャ−11,及び、転写後に感光体
ドラム1上に残留しているトナーを除去するクリーニン
グ装置12などがそれぞれ配置されている。
感光体ドラム1は、第2図および第3図に示すように、
互いに異なる波長λ0.λ2.λ3の各層に感度を有す
る3層の光導電層を有しており、基体としての電極la
上に内側からL層、M層、U層が順に積層されている。
ここで、L層は、電極la上に蒸着されたセレン(Se
)層からなり、青色の光(波長λ1)に光感度を有して
いる。
また、M層は、L層上にオーバーコートされた微結晶分
散型のOPCからなり、赤色の光(波長λ2)に光感度
を有している。
さらに、U層は、L層上にCTLとCGLとをスプレー
法でオーバーコートしてなる機能分離型のOPCからな
り、近赤外色の光(波長λ、)に光感度を有している。
このとき、波長λ1の光は、M層およびU層を通過する
とともに、波長λ2の光は、U層を通過するように、予
め設定されいる。
そして、上記り層は正帯電で使用され1M層は負帯電で
使用され、U層は正帯電で使用されるように設定されて
おり、上記各層の電気容量は、互いに等しくなるように
設定されている。
第4図に示す帯電器2は、波長λ3の光と波長λ2の光
とを均一露光するランプを備えた一次帯電器2aと、波
長λ、の光を均一露光するランプを備えた二次帯電器2
bと、露光ランプを具備しない三次帯電器2Cとで構成
されている。
一方、シアン対応の静電潜像を除去する除電ランプ5は
、波長λ3の光を均一露光するランプで構成されている
また、マゼンタ対応の静電潜像を除去する除電ランプ7
は、波長λ2の光を均一露光するランプで構成されてい
る。
また、図示を省略した露光系は、λ□、λ2.λ3の3
種類の波長のレーザー光を同時に発するように構成され
ており、これによる露光作用によってシアン、マゼンタ
、イエローの3つの静電潜像が感光体ドラム1に対して
同時に書き込まれるようになっている。
このとき、波長λ1の光は、442nmに設定されてお
り、He−Cdレーザーから発せられるように構成され
ている。
また、波長λ2の光は、680nmに設定されており、
半導体レーザーから発せられるように構成されている。
さらに、波長λ、の光は、780nmに設定されており
、半導体レーザーから発せられるように構成されている
次に、上述のように構成された装置を用いる先願技術の
一実施例における作像プロセスを説明する。
先ず、第2図(、)に示すように、−吹寄電器2aによ
って波長λ、の光と波長λ2の光とが均一露光されなが
ら正コロナで感光体ドラムlの一次帯電が行なわれる。
これにより、感光体ドラム1のL層のみが、+1500
Vに帯電(充電)され、感光体ドラム1の表面電位が、
+1500Vに帯電される。
次に、第2図(b)に示すように、二次帯電器2bによ
って波長λ3の光が均一露光されながら。
負コロナで感光体ドラム1の二次帯電が行なわれる。
このときの負コロナ電荷密度は、−次帯電における正コ
ロナの4/3に設定されており、これによって、M層が
負帯電されて感光体ドラム1の表面電位が、−2500
Vに帯電される。
さらに、暗中において、三次帯電器2Cの正コロナによ
り三次帯電が行なわれる。
このときの正コロナの電荷密度は、−次帯電における正
コロナに対して2/3に設定されており、これによって
、感光体ドラム1のU層が負帯電される。
そして、感光体ドラム1は、結果的に、そのL層が+5
00Vに帯電(充電)されるとともに、M層が一100
0¥に帯電(充電)され、U層が+1000Vに帯電(
充電)されることとなる。
このとき、感光体ドラム1の表面電位は、+500Vに
帯電されるようになっている。
ここで、感光体ドラム1のL層の+500Vは、イエロ
ー静電潜像形成用であるとともに、M層の一100OV
中おける一500vは、マゼンタ静電潜像形成用であり
、残りの一500Vは、イエロー静電潜像形成用である
このM層の負イエロー静電潜像は、L層の正イエロー静
電潜像形成用と同一であり、工程終了まで表面化させな
い役割を有している。
同様に、U層の+100OV中における+500Vは、
シアン静電潜像形成用であり、残りの+500Vは1M
層の負マゼンタ静電潜像を中和する正マゼンタ静電潜像
形成用に使用されている。
感光体ドラム1がこのような帯電状態になされると、λ
1.λ2.λ□の3種類の波長のレーザー光によりシア
ン、マゼンタ、イエローの3つの色に対応する光像が同
時に露光・書き込みされる。
すなわち、波長λ□の光レピはイエロー画像情報が載せ
られているとともに、波長λ2の光にはイエロー画像情
報とマゼンタ画像情報とが載せられており、さらに波長
λ、の光にはマゼンタ画像情報とシアン画像情報が載せ
られている。
そして、波長λ2の光と波長λ、の光とは工。の出力で
露光行なわれるとともに、波長λ、の光は■。/2の出
力で露光が行なわれるようになっており、これに対して
上記各り層、M層、U層は、出カニ。によって100O
Vの光減衰を行なうとともに、出カニ。/2で500v
の光減衰を行なうようになっている。
このような露光後の電荷分布が第3図(a)。
(b)、(c)に示されている。
すなわち、第3図に示されているように、ブラック(B
lack)、シアン(Cyan)、グリーン(Gree
n)およびブルー(Blue)の各色対応画素は+50
0vの表面電位になされているとともに、マゼンタ(M
agenta)、イ!O−(Ye l l ow) 、
レッド(Red)およびホワイト(White)の各色
対応画素はOvの表面電位になされている(第3図d′
点参照)。
なお、第3図では、白色に対応する画素は省略されてい
る。
そして、先ず、第3図(a)に示されているように、負
側に帯電されているシアントナーによる現像が行なわれ
、黒丸印のようにブラック(Black)、シアン(C
yan)、グリーン(Green)、およびブルー(B
lue)の各色対応画素に対してシアントナーの付着が
行なわれる。
次に、第3図(b)に示されているように、波長λ3の
光(780nm)による均一露光が行なわれた後に、マ
ゼンタトナーによる現像が行なわれる。
このとき、波長λ3の光の90%以上は、既に付着され
ているシアントナーを通過するため、感光体ドラム1の
U層の正帯電部分のみが選択的に光減衰されて、第3図
(b)に示されるような電荷分布となる。
すなわち、感光体ドラム1のU層のおける正のマゼンタ
静電潜像が消滅されるとともに、感光体ドラム1のM層
における負のマゼンタ静電潜像が現われることとなり、
これによって、ブラック(Black)、マゼンタ(M
agenta)レッド(Red)、およびブルー(Bl
ue)、の各色対応画素が、−500Vの表面電位に帯
電されるとともに、他色であるシアン(Cyan)。
グリーン(Green)、イエロ(Yellow)、お
よびホワイト(White)の各色対応画素が、Ovの
表面電位に帯電される。
この状態において、正側に帯電されているマゼンタトナ
ーによる現像が行なわれ、第3図(b)中の黒丸印のよ
うに、ブラック(Black)、マゼンタ(Magen
ta)、レッド(Red)。
およびブルー(Blue)、の各色対応画素に、マゼン
タトナーの付着が行なわれる さらに、第3図(c)に示されているように、波長λ2
の光(680nm)による均一露光が行なわれた後に、
イエロートナーによる現像が行なわれる。
ここで、既に付着されているマゼンタトナーも波長λ2
の光の光を良く通すため、これにより、感光体ドラム1
のM層の負帯電部位のみが、選択的に光減衰されて、第
3図(C)に示されるような電荷分布となる。
すなわち、感光体トラム1のM層おける正のイエロー静
電潜像が消滅されて、感光体ドラム1のL層における負
のイエロー静電潜像が表われ、これによって、ブラック
(Black)、イエロー(Yellow)、レッド(
Red)、およびグリーン(Green)、の各色対応
画素が、+500Vの表面電位に帯電されるとともに、
他色であるマゼンタ(Magenta)  ブルー(B
lue)、シアン(Cyan)、およびホワイト(Wh
ite)、の各色対応画素が、Ovの表面電位に帯電さ
れることとなる。
この状態において、負側に帯電されているイエロートナ
ーによる現像が行なわれ、第3図(c)中の白丸印のよ
うに、ブラック(Black)、イエロー(Yello
w)、レッド(Red)、およびプリン(Green)
の各色対応画素に。
イエロートナーの付着が行なわれる。
これにより、フルカラートナー可視像が、感光体ドラム
1上に形成されることとなる。
なおこのような現像中、マゼンタトナーによる現像およ
びイエロートナーによる現像は、いわゆる非接触現像に
よって行なわれるのが好ましい。
このようにして感光体ドラム1上に形成されたフルカラ
ートナー可視像は、転写チャージャー11によって記録
紙側に転写されて写し取られることとなるが、その前段
において、転写前チャージャー9によるトナーの極性調
整が行なわれる。
すなわち、現像後におけるシアントナーとイエロートナ
ーとは、負帯電状態になっているとともに、マゼタート
ナーは、正帯電状態になっているため、転写前チャージ
ャー9によってトナーの極性が負側に統一されるように
なっている。
この転写チャージャー11による転写作用は、通常のコ
ロナ転写と同一であり、この転写チャージャー11によ
り転写された転写画像は、熱定着にっよて記録紙上に固
定される。
二のようにして得られたフルカラー画像は、高濃度で全
く位置ずれのない画像であり、また、シアン、マゼンタ
、イエローの各トナーを重ねあわせて得られる黒画像に
おいても位置ずれがないので、良好な再現が可能となる
しかしながら、上述の先願技術では、前述したように、
中間調濃度で灰色を再現することが極めて難しく、再生
画像のハイライト部分がマゼンタがかったり、高濃度部
分がシアンがかったりするなど、グレーバランスの再現
性が悪くなる不具合があった。
そこで2本発明では、感光体ドラムの1つの画素内に、
複数に分割した番地を設けるとともに、再現すべき画素
が無彩色の場合は、シアン・マゼンタ・イエローの各静
電潜像を上記画素内の同一番地に形成し、再現すべき画
素が有彩色の場合は、画素内の別の番地に各静電潜像を
順次形成し、全番地が埋められた後、初めて同一番地内
に2つの潜像を形成して画像を再現する。
本発明では、その初期設定段階において、カラー画像処
理が行われる。
このカラー画像処理は、先ず、図示しないカラースキャ
ナーで、カラー原稿の各画素が、レッド(R)、グリー
ン(G)、ブルー(B)の各色の出力信号に変換され、
次いで、これらの各出方信号を互いに比較することによ
って、カラー原稿の各画素が、無彩色及び有彩色の何れ
であるかが判定される。
ここで、各出力信号のそれぞれのレベルが、略同−であ
れば無彩色、互いに異なっていれば有彩色であると判定
される。
以下、本発明の実施例では、その出力を、1画素・8値
で、時分割法で行うこととして説明する。
すなわち、帯電された感光体ドラム1をレーザ光でスキ
ャン露光するときの、1画素の照射時間を140μSe
cとした場合、画像濃度レベル1〜8に応じて、その照
射時間を、0μsecから、20μSecおきに変化さ
せて、1画素内の露光面積を8レベルに、時分割して作
成する (400DPIのときの1画素内の露光面積は、約63
μmである) 本発明の代表例として、灰色と緑を再現する場合の静電
潜像と、この静電潜像を現像した結果得られるトナー増
のモデルを第1図に示す。
第1図において、1画素内に、1〜7の番地を付ける。
ここで、感光体ドラム1のり、M、Uの各層は、上述の
先願技術のようにして帯電されているものとする。
カラー画像処理の結果、再現色が″白″の場合は、第1
図(a)に示すように、λ□、λ2.λ。
の各層とも、100%デユーティで露光し、全番地の電
荷を消去する。
従って、この場合は、トナーの付着が行われないので、
再現色は純白となる。
再現色が″薄い灰色″の場合は、第1図(b)に示すよ
うに、λ0.λ2.λ□の各層とも、86%デユーティ
で露光し、1番地を除いた、2〜7番地の電荷を消去す
る。
これにより、1画素の1番地のみが、シアン・マゼンタ
・イエローの各トナーが重畳されてなる黒色に現像され
る。
従って、この場合は、1画素の1番地が黒、その他の2
〜7番地が白となるので、画素が全体として薄い灰色に
見える。
ここで、灰色の濃度が高い場合には、第1図(C)に示
すように、その濃度が濃くなるに従って、シアン・マゼ
ンタ・イエローの各トナーが重畳されて黒色に現像され
る1画素内の番地を、2番地、3番地と、順次増加させ
ることによって再現される。
このように、無彩色画像の場合には、シアン・マゼンタ
・イエローの各カラートナーが単独で存在することが無
いので、どのような濃度の場合であっても、再現画像が
色付いて見えることが無い。
このような、1画素8値のカラー画像形成方法により、
最も“薄い緑″を再現する場合には、第1図(d)に示
すように、1画素内の1番地にシアン静電潜像を、2番
地にイエロー静電潜像をそれぞれ形成するとともに、そ
の他の3〜7番地の全電荷を消去した後、シアン及びイ
エローの各トナーで現像することにより達成される。
ここで、″緑″の濃度を明るく濃くしたい場合には、第
1図(e)に示すように、その濃度に応じて、シアンが
形成される番地、及びイエローが形成される番地を、上
述の灰色の場合と同様にして、順次増加させさせること
によって再現される。
また、“緑”の濃度を暗く濃くしたい場合には、第1図
(f)に示すように、シアンが形成される番地、及びイ
エローが形成される番地を、順次増加させさせて、1画
素内の全番地を埋めた後、シアンとイエローが重畳して
形成される番地を1つずつ増加させることによって再現
される。
(発明の効果) 本発明によれば、画像の全濃度に亘って、グレーバラン
スが良く、かつ、濁りや色付きの無い無彩色、及び明度
の高い有彩色を再現することのできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)、(d)、(e)(f)
は本発明の実施例における帯電工程及び現像工程を説明
するための感光体の概略側面図、第2図(a)、(b)
、(c)は先願技術の実施例における帯電工程を説明す
るための感光体の概略側面図、第3図(a)、(b)、
(c)は先願技術の実施例における現像工程を説明する
ための感光体の概略側面図、第4図は先願技術を実施す
るための画像形成装置の概略側面図である。 1・・・感光体ドラム、2・・・帯電器、2a・・・−
成帯電器、2b・・・二次帯電器、2c・・・三次帯電
器、4・・・シアン現像装置、5,7・・・除電ランプ
、6・・・マゼンタ現像装置、8・・・イエロー現像装
置、9・・・転写前チャージャー 11・・・転写チャ
ージャー 12・・・クリーニング装置。 ( ばか1名 )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに異なった波長光に対して分光感度を有する3層の
    光導電層が積層された複合感光体の各層を、正・負・正
    、または、負・正・負の所定の電位に一様帯電させた後
    、シアン・マゼンタ・イエローの各色からなる各色ごと
    の画像情報を、上記各波長光にそれぞれ載せて上記複合
    感光体を同時に露光し、これらの各色画像に対応する静
    電潜像を各色トナーにより現像してフルカラー画像を得
    るようにしたフルカラー画像形成方法において、上記感
    光体の1つの画素内に、複数に分割した番地を設けると
    ともに、 再現すべき画素が無彩色の場合は、シアン・マゼンタ・
    イエローの各静電潜像を上記画素内の同一番地に形成し
    、 再現すべき画素が有彩色の場合は、画素内の別の番地に
    各静電潜像を順次形成し、全番地が埋められた後、初め
    て同一番地内に2つの潜像を形成することを特徴とする
    フルカラー画像形成方法。
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