JPH0324959A - 凹版印刷機のシリンダーに印刷プレートを固定する方法及び該方法を実施する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、凹版印刷機（ｉｎｔａｇｌｉｏ　ｐｒｉｎｔ
ｔｎｇｍａｃｈｉｎｅ）のスリーブ又はプレートシリン
ダーで形成されたシリンダー上に印刷プレートを固定す
る方法、及び該方法を実施する装置に関するものである
。

印刷分野で、“゜プレートシリンダー（ｐ１ａｔｅｃｙ
ｌｉｎｄｅｒ）　”の用語は、印刷プレートを支持する
シリンダーの本体と、このシリンダー本体の一部分であ
るシャフトとから戒っているユニットを意味すると理解
され、そして“スリーブ（ｓｌｅｅｖｅ）”の用語は、
単にシャフトの無いチューブ又は円筒状シェルを意味す
ると理解される。プレートシリンダーは通常枚葉祇印刷
機（ｓｈｅｅｔ−ｆｅｄ　ｐｒｉｎｔｉｎｇｍａｃｈ　
ｉｎｅ）に用いられ、そして機械の軸受にユニソトとし
て据付けられ、また軸受からシャフトを外すことによっ
てそれぞれ機械から完全に分解されねばならないが、し
かるに通常巻取紙印刷機（ｗｅｂ−ｆｅｄ　ｐｒｉｎｔ
ｉｎｇ　ｍａｃｈｉｎｅ）で用いられるスリーブはシャ
フト上に単に据付けられ、またそのシャフトから分解さ
れ、印刷プレートは、スリーブがシャフト上に据付けら
れる前に、スリーブ上に据付けられる。

本発明はプレートシリンダーとスリーブとの両方に関す
るものであるので、それらが概括的な手法で記載及びク
レーム中で言及されている時、両者を限定するために“
シリンダー″゛の用語を用いることに決定されている。

凹版印刷のために、プレートを支持しているシリンダー
は、一方では印刷の鮮明を、他方ではそれぞれのイメー
ジ（像）間の印刷面の整合を保証するという一定の非常
に厳密な要求を満たさねばならない。主たる要求（必要
条件）は以下のとおりであり： 印刷プレートはシリンダーの周面に固定された後、プレ
ート間にどのようなギャップも無しに端を端に接続して
位置付けられねばならず、従って連続表面を形成して、
この表面上に、こすりつけ及び印刷中でのシリンダーが
委ねられる非常に高い圧力によって引起される衝撃を阻
止せねばならない。この連続した周面は、巻取紙印刷機
の場合にはどのような紙の損失もなしに連続印刷を達戒
するのに必要である。

シリンダーは、一方ではインクを付けた後の完全なこす
りつけを保証し、他方では据付けられた印刷プレートを
変形する傾向を生ずる印刷及びこすりつけの間のシリン
ダー上への不均一な圧力を阻止するために、完全な同心
であらねばならぬ。

経済的な理由のために、巻取紙印刷機ではスリーブは、
その内孔が機械のシャフトの対応する円錐形状に完全に
合致するためにわずかに円錐形であり、印刷中にスリー
ブはシャフト上に固定されるので、このスリーブの製造
が特に精密な機械加工を要し、且つ製造コストが非常に
高いので、他の印刷プレートをスリーブに取付けること
によって再利用されるべきである。

製造方法は、印刷プレートをスリーブに接着固定し、そ
して裂け目が出来ないようにその継ぎ目を処理すること
から成る米国特許第４　，　２２４　，　０９５号、及
び第４，６８０，０６７号で提案されている。

これらの公知の方法は、しかしながらかなり高価である
。

本発明の目的は、プレートの縁間でスリットが避けられ
て固定出来るような容易な仕方で、凹版印刷プレートを
プレートシリンダー上にか、スリーブ上に固定する方法
を企てることにある。

この目的を達威するために、本発明に従かう方法は、請
求項ｌの特徴部分によって特性が記述されている。

この方法の有利な点は次の如くである：印刷プレートの
ｔＪ．備が、これらプレートが曲げられる時に、曲率半
径がプレートの固定されるシリンダーの曲率半径より小
であることを除いては、慣用の仕方で催される。シリン
ダー表面の溝とこの溝内に収容されるべく予定された手
段を準備することは勿論、ストリップを固定することの
作業は、プレートがシリンダー上に固定される前に果た
され、それによってプレートの実際に固定するために要
する作業時間には影響がない。

プレートの位置決めは迅速に催される。ストリップをく
さび形状で溝内に挿入することによって、一方では、２
つのプレートの隣接縁間で非常に密接した接触が保証さ
れ、そしてこの接触は、その後のどのような充填及び研
磨作業も避けることが出来、そして他方では、シリンダ
ーの周面にぴったり合致したプレートに張力が及ぼされ
る。

本発明に係る方法は、巻取紙印刷のためのスリーブ、及
び枚葉祇印刷のためのプレートシリンダーの両者に凹版
プレートを固定するのに利用される。特に枚葉紙印刷の
ために、プレートを固定するこの仕方は、２枚の連続プ
レート間で空き領域の回避を可能にする。

印刷中にプレートが委ねられる周方向の張力、及び圧縮
力の作用下での印刷プレートの変形を阻止するために、
軸方向力がこれら応力の対抗作用として適用されるのが
好都合である。

上の本文ではプレートが複数として言及されているとは
いえ、本発明はまたシリンダーが単一プレートを支持す
ることの予定された場合にも関連している。

本発明方法の好適実施例は従属項２〜５から明らかにな
る。

本発明はまた該方法の実施のための装置にも関するもの
であり、該装置は請求項６によって限定されている。装
置の好適な変形実施例は請求項７〜ｌ２によって限定さ
れている。

本発明は以下添付図面を参照して詳述する。

〔実施例〕

第１図から第３図までによれば、取付けられるべき凹版
印刷プレートと同じ数の軸方向溝２（第２図）がスリー
ブＩの周面上に形成されている。

図示された例では、スリーブ１　．ｈに固定されるべき
プレートとして２枚の印印１プレート３と４とが選ばれ
ている。第１図には、２つのプレート３と４の端部のみ
が示されており、プレートの他の２つの端部は対称的で
あり、同一に準備されている。

精密なフライス削りと機械加工によって作られた溝２（
第２図）は、まず第１に完全に平担なベース２−１と該
ベース２・１に垂直な２つの壁２・２及び２・３を有す
るように形成される。壁２・２はスリーブの軸に平行で
あるが、壁２・３はスリーブの軸に関して傾斜しており
、だからくさび形溝を形成している。

金属ストリップ５と６とが準備され、これらは２つのプ
レート３と４の端部に固定され、そしてこれらストリッ
プは、２つのプレート３と４の他端に関する同一のスト
リップと同様にスリーブの軸に平行である。同一の各ス
トリップは、それぞれ２つの面５・１．５・２と６・１
，６・２とを有し、そして相互に平行であり、それぞれ
第３の面５・３及び６−３に垂直であり、第３の面は溝
２の平担ベース２・ｌと接触するものである。ストリッ
プ５と６のそれぞれ上面５・４及び６・４は曲面であっ
て、スリーブｌの周面の曲率に合致している。第３のく
さび形ストリソプ７（第３図）もまた、据付けられた時
に３つのストリップ５，６．７が溝２を正確に満たし、
この溝内のこれら３つのストリンプによって占められる
スペースがスリーブｌのフライス削りで取除かれた欠落
部を完全に満すように形成されている。溝２内での配置
は、ストリップ６の面６・１が面２・２と接触し、同時
に２つのストリップ５．６の面５・２とと６・２とが精
密な接触になり；くさび形の支えとして用いられるくさ
び形ストリンブ７が、溝２の壁２・３の傾斜に合致した
傾斜側面と、スリーブ１の表面の曲率に合致した上面と
を有し：その寸法が、ストリソプ５と６が位置決めされ
た後、溝２（第３図）の残余のスペースが充填されるの
を可能とするようになっている。

印刷プレート３と４とは、それぞれがスリーブ１の周囲
の半分よりわずかに大きな長さを有し、公知の手段によ
って準備された後、スリーブの半径の曲率半径より小さ
な曲率半径で曲げられる。

反対端部での対応ストリップ同様にストリップ５．６は
、そこで２つのプレート３，４の端部上に、好都合には
印刷プレートのどのような変形も防止するレーザー溶着
によって固定される。この固定は、ストリップ５の面５
・２とプレート３の他端でのストリップの対応している
面との間のプレート３の長さがスリーブ１の周囲の半分
に等しく、スリーブが他のプレート４に関しても保持す
る仕方でなされ、この事は面５・２と６・２間の全プレ
ート長がスリーブ１の周聞に等しい事を意味する。後で
、各プレートの端部は、面６・２とプレート４の端部間
と同様に、面５・２とプレー１・３の端部間で連続表面
を形戒するように、機械加工される。

この作業が完了した時、各プレートは、図示されてない
端部に位置したス１〜リップ同様に、ストリップ５，６
が、既に記述した如く溝２、又はスリーブｌの正反対の
位置にある溝を占有するように、スリーブ１上に置かれ
る。２つのプレートがスリーブの曲率半径より小の曲率
半径で藺げられていることが、プレートに、曲率半径の
この相違の結果として得られる締付けによって適所に維
持することを可能とする。２つのプレート３と４の２つ
の隣接縁が正確に所定位置に置かれる時に、第３のくさ
び型ストリソプ７は溝２内に導入され、そしてそれを可
能な限り押し込むことによって２つのストリップ５と６
とが、その各面５・２及び６・２によって、その結果と
してプレート３と４の各端部同様に、精密な接触状態に
される。同し作用が溝の正反対側の位置で達成され、そ
して該作用が、一方ではプレートに、スリーブの周面に
対して張られるのを可能とし、他方では、２つのプレー
ト３と４の端部間で非常に精密な接触を達成することを
可能にする。

くさび形ストリップ７での位置決め及び圧縮力はどのよ
うな装置によっても実現出来るが、しかしストリップ７
上方に位置したプレート３及びスリーブの両者の変形又
は破壊を引起こす力を越えないようにせねばならず、導
入及び特に締付けは、例えばその力が制御されるマイク
ロメータスクリュー　（ｍｉｃｒｏｍｅｔｅｒ　ｓｃｒ
ｅｗ）が、ジャッキを用いるシステムの如き適切な装置
によって挙げられる。ストリップ７が溝２内に十分に導
入され、且つ所定の締付けが得られた時、３つのストリ
ップ５，６．７（第３図）は、スリーブ１を貫通する通
路１１，１２　．　１３内に配置され、且つ溝２のベー
ス２・１に垂直な３つのスクリュー（ねじ）８，９．１
０によって最終位置に固定される。スリーブ１の内側と
外面特に溝２との間の密封はスクリューヘッド８，９，
１０と対応している通路１１　．　１２　．　１３の肩
との間に配置されたシールｌ４によって確保される。勿
論幾つものスクリューがストリ・ノブ５．６．７の固定
を確実にするために軸方向に配置して使用可能であるが
、しかしスクリューの数と特に用いられる通路の数がス
リーブ１の強度を弱めてはならない。２つのプレートの
第２の端部を固定するのに用いる正反対側のストリップ
が同様手段によって固定され締着されている事は自明で
ある。

２つのプレートの円周方向の締付けと、勿論それから生
ずる半径方向応力は、印刷プレートのスリーブの表面と
の密着、且つ均一接触と、２つの連続的なプレート３と
４の端部間での密着接触を達威し、そしてスリーブの周
面の連続性を確保するためのその後の干渉は必要ない。

若しスリーブ１上に据付けられるべきプレートの数が２
つより多ければ、この場合にはプレートの数だけ溝が準
備されねばならない点を除いて、同じ方法で用いられる
。

やはり、諦付力はプレートの円周方向のみであるので、
それらはプレートの幅方向、即ち軸方向のどのような収
縮力も考慮に入れてない。同様に、印刷中に、プレート
はプレー１・に集中される時々刻々の変形を生ずるだろ
う高い圧縮に委ねられる。

このような収縮と変形との発生を阻止するために、印刷
プレートの側縁に働かされるべき軸方向の対抗応力を与
える手段が準備されており、この手段は第４図及び第５
図を用いて以下に記述する。

スリーブｌは、その両側に、スリーブと同一の径を有し
、スリーブの側面の延長で各プレート３，４の各側縁に
関して１つのセクターが置かれた、２つの環状セクター
１５ａ，１５ｂを備えている。印刷プレート３．４が据
付けられる時に、該プレートの周方向の張力が第３図を
引用して述べたと同様の方法でもたらされ、これらプレ
ートの側縁は該セクターに後述される如く取付けられる
。各セクター１５ａ，１５ｂは、スリーブ１の端部で盲
（ｂｌｉｎｄ）と雌ねじの切られた軸方向ハウジング１
７内に螺入される規則的に配置されたスクリューｌ６に
よって、スリーブ上に軸方向に取付けられるが、同時に
スクリューは、各セクター１５ａ，１５ｂがスリーブ１
に関して軸方向に転置可能なように、セクター１５ａ，
１５ｂを自由に貫通する。これらセクターの半径方向で
の保持と案内とは規則的に配置したガイド１８によって
保証される。これらガイドはスリーブの側面の軸方向の
盲通路１８ａ内に軸方向に貫通されるピンによって形成
され、そしてその寸法は、各セクター１５ａ，１５ｂ内
に設けられた札内で摺動することを可能にしている。

プレートを位置決めし側方に緊張するためのスクリュー
２５が、スクリュー１６及びガイドｌ８と交互に配置さ
れており、このスクリュー２５は、セクター内に雌ねじ
の切られた通路内でセクター１５ａ，１５ｂにのみ螺着
され、そして、一方ではスリーブ上に、他方ではスリー
ブｌに向かい合っているセクター１５ａ，１５ｂ内に軸
方向に延びている盲で向かい合っているハウジング２０
及び２１内に貫通している。スクリュー２５は、ハウジ
ング２０の底に隣接し、そして印刷プレートが軸方向に
位置決めされること、及びプレートに適用される軸方向
張力が該環状セクターを介して調整されること、を可能
にする。スクリュー２５を取巻き、ハウジング２ｏと２
１の底に対抗支持されている螺旋スプリング１９がこの
盲ハウジング内に入れられている。この圧縮スプリング
は軸方向に一定の応力を保証し、その結果、セクターを
外方に押圧し、このスプリングによって得られるだろう
最大間隙がスクリューｌ６の位置によって定められる。

スクリュー１６は、プレートの据付け又は分解中にスプ
リング１９の圧縮することと、セク・ター１５ａ，１５
ｂに軸方向位置決めされることを可能にし、そしてプレ
ートに側方への引張り応力を適用する。

フライス削りされたヘッドを備えたスクリュー２３が螺
人されるねじ孔２２が各セクターの円面から半径方向に
穴開けされている。印刷プレート３と４の位置決め中に
、スクリュー１６はスプリング１９を圧縮するために締
められる。セクター１５ａ，１５ｂと一緒のレベルに置
かれたこれらプレートの側端部は、対応セクター上のス
クリュー２３が螺人される皿穴２４を有している。さら
穴の用語は、プレート内に押しつぶされ、従ってプレー
トから突出しないスクリュー頭部のためのハウジングと
して役立つ形状を意味するものである（第４図での部分
断面参照）。プレートがスクリュー２３で固定された後
、スクリ．−１６は、セクター１５ａ，１５ｂが螺旋ス
プリング１９の作用に服従し、従ってプレートに牽引力
が作用するように、わずかにゆるめられる。プレートが
くさび形ストリップ７によって締付けられる時、スリー
ブの軸方向応力がまた軸方向収縮を可能にしているスプ
リング１９によって保証され、印刷プレートは反作用さ
れることに委ねられ、印刷中に瞬間的に集中される変形
を防止する。セクター１５ａ，１５ｂはストリップ７に
対応しているノッチを有しており、セクターを取外すこ
となくストリップの位置決め又は引っ込めを可能にして
いる。

同様に、プレートの交換が望まれる時に、ブレー１・の
分解を容易にするために、これらスクリュー１６はスプ
リング１９を圧縮するために再び締付けられる。

第６図と第７図に、スリーブ１′上に印刷プレ−４３’
　　．４’を固定するための変形くさび固定を有する他
の装置が示されている。各溝２′がスリーブの半径方向
の平面に対して対称であり、且・つ溝２′の底２・ｌ′
に垂直である。溝２′の２つの側面２・２′と２・３′
が該半径方向面に関して対称的に傾斜している。Ｔ型金
属形材３０が各溝の内側に配置され、そしてスリーブ１
′内側の半径方向ハウジングを通して導かれるスクリュ
ー３１によって固定され、密封は○リングシール３２に
よって確保され、金属形材３０の下面３０・ｌが溝の底
２・１′の面に関して傾斜している。

２つの印刷プレート４′と３′の端部でのストリップ５
′と６′とは、それらの寸法及び形状が異なっている点
を除いて、以前のものと同一方法で固定される。実際、
第６図に示されたストリップ５′、６′は、それぞれが
傾斜面５・１′と６・１′を有し、その高さが溝２′の
深さより小である台形をしている。

プレート３’　　，４’を位置決めするために、各溝に
取外し可能なストリップの３対、即ち３３ａ５３３ｂ　
：　３４ａ　，　３４ｂ、及び３５ａ，３５ｂが備えら
れている。ストリノプ３３ａと３３ｂは、一方ではスト
リップ５′及び６′の形状と結合する形状のノッヂを、
そしてその下部に金属形材３０の部分的収容をなし、金
属形材の傾斜面３０・１と各ストリップ３３ａ，３３ｂ
の下部との間に自由スペースを置いたハウジングを有し
ている。

ストリップ３４ａ　，　３４ｂ　，　３５ａ　，　３５
ｂはくさび形である。

ストリップの位置決めは次の仕方で実施される：ストリ
ップ３３ａと３３ｂは各溝２′内に導入され、そしてプ
レート３′、４′の端部に固定されたストリップ５′、
６′はそこでその中に置かれ、くさび形ストリノプ３４
ａ，３４ｂが、ストリップの従って印刷プレートの周方
向での位置決めを確保するために、第３図の場合の如く
導入され、半径方向でのユニットの位置決めを確実にす
るように、くさび形ストリソプ３５ａと３５ｂが金属形
材３０の傾斜面３０・１と各ストリップ３３ａ，３３ｂ
の下部との間の該１’１山スペース内に導入され、従っ
て半径方向でのユニットの再緊張を確保する。

第４図及び第５図に係る第１実施例での如く、スリーブ
１′は、各側面に、セクターに軸方向張力を創出するよ
うに交互に配置された、スクリュー１６、ガイド１８及
びスクリュー２５の３要素によって取付けられた２つの
環状セクター１５’　ａ　，　１５’　　ｂを備えてい
る。

第８図及び第９図はプレートシリンダー１ａ上に印刷プ
レート３’　　．４’を固定するための同様の配置を、
それ故枚葉祇印刷機のために予定された配置を示してい
る。この場合、そのシャント上に取付けられたシリンダ
ー本体のために、Ｔ型金属形材３０を固定する取付けス
クリュー３６は、第７図を参照して記込されたのと同し
形態でシリンダー内部から螺着出来ず、外側から螺着す
る。この事のみが第６図及び第７図と異なっており、ス
トリソプ５’　　，　６’　　，３３ａ　．３３ｂ　，
３４ａ　，３４ｂ　，３５ａ，３５ｂなどは同一である
。

第８図及び第９図に示された軸方向にプレートを固定す
る装置は、第５．６、及び７図に示されたのと同し仕方
で、各側面に２つの環状セクター１５ａ，と１５ｂを備
えて構成され、そして同一手段が同一記号で表示されて
いる。

若し、印刷機械が適当な長期間作業継続した後、印刷プ
レートが、既述の変形のためにプレートに永続する緊張
を及ぼしている螺旋スプリングの応力の下でスクリュー
２５がもはやハウジング２０の底に接触しないような伸
長を受ければ、全スクリュー２５は、機械を停止した後
、働きを再生するために再び締付けられる。

螺旋スプリング■９を不要とすることもまた可能であり
、そして機械が一定時間稼動した後、必要なら、プレー
トの軸方向張力はスクリュー２５を締め直すことで再調
整される。

若し、シリンダーが単一プレートを備えておれば、この
条件下では、閉環状セクター、即ちリングがプレートの
各側縁に施される。

本発明は既述の実施例に限定されるものでなく、可能な
各種変形例を包含するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、２つの固定ストリップを備えた２つの印刷プ
レー１・の部分断面図である。 第２図は、第１実施例に係る固定ストリップを位置決め
する溝を備えたスリーブの半径方向部分断面図であり、
第３図は２枚の凹版印刷プレートの固定された第２図の
スリーブの半径方向部分断面図である。 第４図は、プレートを軸方向に引張るために環状セクタ
ーを備えたスリーブの側面図であり、第５図は、第４図
の■−Ｖ線断面図である。 第６図は、スリーブの第２実施例での第４図と同様の側
面図であり、第７図は、第６図の■−■線断面図である
。 第８図は、プレートを軸方向に引張るために環状セクタ
ーを備えたプレートシリンダーの側面図であり、第９図
は、第８図のＩＸ−ＩＸ線断面図である。 １．１′、１ａ・・・シリンダー ２．２′・・・溝、 ３，４．３’　　．４’　・・一印刷プレート、５，６
．５’　　．６’　・−・ストリノプ、７　．　３４ａ
，３４ｂ，３５ａ，３５ｂ　＋＋＋　＜さび形ストリッ
プ、８　，　９　，　１０，　１６．２５・・・スクリ
ュー１５ａ，１５ｂ，１５’　ａ，１５’　ｂ　−・・
環状セクタ１８・・・ピン、　　　　　　１つ・・・螺
旋スプリング、３０・・・金属形材。 ｉｕＩＩｌ ＬＬＩ ＬＬＩ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ａ、固定されるための印刷プレート（３、４；３′
   、４′）と同数の規則的に配置された軸方向溝（２、２
   ′）がシリンダー（１、１′；１ａ）の周面に配置され
   ； ｂ、１つ又はそれ以上の印刷プレート（３、４；３′、
   ４′）が準備され、その長さ又はその全長がシリンダー
   （１、１′；１ａ）の周囲より大であり、且つ各印刷プ
   レートがシリンダーの周面の曲率半径より小の曲率半径
   で曲げられ；ｃ、ストリップ（５、６；５′、６′）が
   各印刷プレート（３、４；３′、４′）の両端の凹状面
   に密接固定され、プレートの端部に隣接した該ストリッ
   プの面がプレートに垂直であり、該ストリップの位置が
   、該ストリップの該面間でのプレート（３、４：３′、
   ４′）の長さ又はプレートの合計長がシリンダーの周囲
   と等しいようになっており； ｄ、対応しているストリップ（５、６；５′、６′）の
   後方に突出している各プレート（３、４；３′、４′）
   の縁が、プレートの縁がストリップの面と連続面を形成
   するように切落され； ｅ、印刷プレート（３、４；３′、４′）が、シリンダ
   ーの周面上に、印刷プレートの２つの隣接縁のストリッ
   プ（５、６；５′、６′）を溝（２、２′）内にそれぞ
   れ導入することによって配置し、そして、プレートをシ
   リンダーの表面に対してぴんと張り、プレートの隣接縁
   間を圧縮接続し、且つプレートを定着するために、溝の
   自由スペースを、少くとも１つのくさび形ストリップ（
   ７；３４ａ、３４ｂ；３５ａ、３５ｂ）から成る手段に
   よって満たす； 以上の各要件を特徴とする凹版印刷機のスリーブ（１、
   １′）又はプレートシリンダー（１ａ）で形成されたシ
   リンダー上に印刷プレートを固定する方法。 ２、ストリップ（５、６：５′、６′）が金属で作られ
   、各印刷プレート（３、４：３′、４′）上へのその固
   定がレーザー溶着によって実施される、請求項１の固定
   方法。 ３、各溝（２、２′）の側面の１つの平面（２・３）が
   シリンダーの軸と角度を形成し、くさび形ストリップ（
   ７）が溝（２）の該傾斜した面（２・３）で限定される
   スペース内に挿入される、請求項１又は２の固定方法。 ４、溝の底（２・１′）には、半径方向に保持され、溝
   の自由スペースを満たす手段の少くとも１部をなし、シ
   リンダーの内側の方へ半径方向に向けられた傾斜面を有
   する部材（３０）が固定され、該部材（３０）の該傾斜
   面と協同作用する少くとも１つの他のくさび形要素（３
   ５ａ、３５ｂ）が該手段（３３ａ、３３ｂ）とストリッ
   プ（５′、６′）の溝（２′）の内側の半径方向での位
   置決めを確保するために用いられる、請求項１又は２の
   固定方法。 ５、ストリップ（５、６；５′、６′）が溝（２、２′
   ）内に位置決めされた後、印刷プレートを軸方向に引張
   るように軸方向張力が各印刷プレート（３、４；３′、
   ４′）の２つの周縁に反対方向に適用される、請求項１
   又は４の固定方法。 ６、シリンダー（１、１′）がその周面上に、規則的に
   配置された軸方向溝（２）を、シリンダー（１、１′）
   上に固定される印刷プレート（３、４）の数と同じ数だ
   け備えていること、及び幾つかの要素が各溝のために準
   備されて、この溝内に取付けられた時に要素群がシリン
   ダーの欠落部を精密に満たすように寸法決めされており
   、該要素群は２つのストリップ（５、６；５′、６′）
   と少くとも１つのくさびの形態の要素（７）から成って
   おり、その側面で水平方向に接続されるようになってい
   る該ストリップがそれぞれプレートの端部下面に固定さ
   れており、プレートの縁が端と端をつないで配置されて
   おり、くさび形の要素が、該溝内に軸方向に転置可能に
   配置されて、くさび形のこの要素を軸方向に押し込むこ
   とによって、この溝の高さに置かれたプレートの両端を
   引張るために、周方向に応力を付与するように、くさび
   形要素の傾斜面が他の要素の１つか該溝の壁に備えられ
   た対向面と相互作用すること、を特徴とする凹版印刷機
   のスリーブ（１、１′）又はプレートシリンダー（１ａ
   ）によって形成されたシリンダー上に印刷プレートを固
   定する装置。 ７、各溝がシリンダーの軸に平行な１つの側面（２・２
   ）とシリンダーの軸に対して傾斜した１つの側面（２・
   ３）とを有し、３つのストリップ（５、６、７）が該溝
   の完全充填を可能にするために溝（２）ごとに備えられ
   ており、プレート両端に固定された２つのストリップ（
   ５、６）が同一であり、且つそれぞれがシリンダー（１
   ）の軸に平行であって相互にも平行な２つの面（５・１
   、５・２；６・１、６・２）を備えており、くさび形の
   第３のストリップ（７）が各印刷プレート（３、４）を
   引張るために１つのストリップ（５）と溝の傾斜面（２
   ・３）との間に配置されており、そしてシリンダーがス
   トリップ（５、６、７）の締着手段、特にスクリュー（
   ８、９、１０）を有している、請求項６の装置。 ８、各溝（２′）がシリンダーの軸に関して傾斜した２
   つの側面（２・２′、２・３′）を有し、Ｔ型金属形材
   （３０）が例えばスクリュー（３１、３６）によって溝
   の底の中間線上に固定され、金属形材の頭部が溝の頂部
   の方に向けられ、該頭部の下面（３０・１）がシリンダ
   ーの軸に関して傾斜されており、そしてストリップの４
   対が溝（２′）毎に備えられ、プレート端に固定された
   第１の対（５′６′）が台形断面を有し、第２の対（３
   ３ａ、３３ｂ）が、その上部には各印刷プレート（３′
   、４′）に固定されたストリップ（５″、６″）の部材
   を補足する雌部材を、その下部には金属形材（３０）の
   収容を可能にしているハウジングと、金属形材の頭部の
   下部傾斜面とストリップ（３３ａ、３３ｂ）の下部との
   間に残るスペースとを有し、そして該スペースは半径方
   向での保持力を保証する該スペースを補足する形状を備
   えた第３の対のくさび形ストリップ（３５ａ、３５ｂ）
   を収容するために設けてあり、周方向に締着力を作用さ
   せるように第２のストリップ対（３３ａ、３３ｂ）と各
   溝（２′）の傾斜側面（２・２′、２・３′）間で第４
   のくさび形ストリップ対（３４ａ、３４ｂ）を摺動させ
   るようになっている、請求項６の装置。 ９、シリンダー（１、１′）が両側面で各印刷プレート
   の側縁に反対方向の軸方向応力を付与するための手段を
   備えており、該手段が各印刷プレートの各側縁のための
   環状セクター（１５ａ、１５ｂ；１５′ａ、１５′ｂ）
   を含んでおり、印刷プレートが単一片の場合には該セク
   ターが閉じてリングを形成しており、これらセクターが
   、シリンダーと同一外径を有し、且つ各印刷プレート（
   ３、４；３′、４′）の側縁をセクターに取付けるため
   の、そして軸方向に各印刷プレートの側縁に引張り力を
   通用するために軸方向に転置可能なようにシリンダー（
   １、１′、１ａ）の側面に据付けられるための手段、好
   ましくはスクリュー（２３）を備えている、請求項６か
   ら８までのいずれか１項の装置。 １０、弾性手段（１９）が該環状セクター（１５ａ、１
   ５ｂ；１５′ａ、１５′ｂ）とシリンダー（１、１′、
   １ａ）の側面との間に備えられ、この弾性手段が該環状
   セクター（１５ａ、１５ｂ；１５′ａ、１５′ｂ）とシ
   リンダー（１、１′、１ａ）から軸方向に移動する傾向
   の圧縮力を付与した、請求項９の装置。 １１、該環状セクター（１５ａ、１５ｂ；１５′ａ、１
   ５′ｂ）がスクリュー（１６）によってシリンダー（１
   、１′、１ａ）の側面に取付けられ、そしてスクリュー
   （１６）は、印刷プレートが無いときにそれを軸方向に
   確保するために、そして印刷プレートが据付け及び分解
   される時に弾性手段（１９）を圧縮するために、シリン
   ダーに軸方向に螺入され、且つ環状セクターを自由に貫
   通しており、該環状セクターが軸方向ピン（１８）によ
   って軸方向に案内され、そしてそれが環状セクターに螺
   入され、且つ印刷プレートの軸方向位置決めと該環状セ
   クターを介してプレートに適用される軸方向張力の調整
   を可能にするためにシリンダーに接触しているスクリュ
   ー（２５）を含んでいる、請求項１０の装置。 １２、弾性手段が、環状セクターに螺入された該スクリ
   ュー（２５）を取巻いており、シリンダー内に備えられ
   たハウジング（２０）内に収容された螺旋スプリング（
   １９）であり、そして該スプリング内にこのスクリュー
   （２５）が貫通している、請求項１１の装置。