JPH0324884B2 - - Google Patents

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JPH0324884B2
JPH0324884B2 JP59007759A JP775984A JPH0324884B2 JP H0324884 B2 JPH0324884 B2 JP H0324884B2 JP 59007759 A JP59007759 A JP 59007759A JP 775984 A JP775984 A JP 775984A JP H0324884 B2 JPH0324884 B2 JP H0324884B2
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JP
Japan
Prior art keywords
foaming
urethane foam
conveyor
hard urethane
stock solution
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Application number
JP59007759A
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English (en)
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JPS60155416A (ja
Inventor
Shiro Kikuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
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Publication date
Application filed by Nichias Corp filed Critical Nichias Corp
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Publication of JPS60155416A publication Critical patent/JPS60155416A/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、硬質ウレタンフオームを連続的に
製造するための製造装置の改良に関するものであ
る。
従来、硬質ウレタンフオームを連続的に製造す
る方法として、一定速度で走行する底部コンベア
と底部コンベアの両縁部上面に底部コンベアと同
一速度で走行する1対の側部コンベアとを組合わ
せて上向きコ字形の長尺溝を形成し、その長尺溝
に、それに沿うように折り曲げたクラフト紙など
から成る離型紙を載置し、その離型紙の底部を前
記底部コンベアで支持して連続的に前方に送り出
し、離型紙底部の上に硬質ウレタンフオームの発
泡原液を連続的に供給して発泡反応を行わせ、発
泡反応終了後コンベアから離脱させる手段を使用
して連続的に製造する方法が知られている。
しかしながら、硬質ウレタンフオームの発泡反
応の際に発生する発泡圧は非常に高く(0.1ない
し0.5Kg/cm2)、左右の側部コンベアに大きな応力
が作用するため、従来の方法による製造装置は、
この大きな発泡圧に耐えるに十分な強度を有する
必要があり、堅固できわめて複雑な構造となつて
おり、そのため取扱いが煩雑で、また非常に高価
で硬質ウレタンフオームの製造費を上昇させる欠
点がある。
この発明は、上述した従来のすべての欠点を解
消するためになされたものであり、硬質ウレタン
フオームおよびその加工品を経済的に製造する装
置を提供することを目的とするものである。
この発明による硬質ウレタンフオームの製造装
置は、一定速度で走行する無端走行コンベア上に
硬質ウレタンフオームの発泡原液を連続的に供給
し、コンベア上で発泡反応を行わせて硬質ウレタ
ンフオームを連続的に製造する装置において、底
面部を形成する連続帯板と、この連続帯板上で所
要の間隔をおいた部位に脱着自在に装着された側
板とで無端走行ベルトが構成され、前記連続帯板
と連続対向側板とで形成される上向きコ字形の長
尺受溝の上方所定位置に、その長尺受溝に挿入可
能な幅を有する載荷装置が配置されている構成に
特徴を有するものである。
次に、この発明をその実施の態様を示す添付図
面に基づいて詳細に説明する。
図面において、1は下部コンベアであり、終端
側が下降するよう水平面から0.5°ないし6°傾斜し
て設置されている。下部コンベア1はアタツチメ
ント付きローラコンベアチエン2に固着した金属
板、合成樹脂板、木質材等で形成した多数の連続
帯板3と、各帯板3の上面に間隔を設けて直立
し、かつ脱着自在に装着した1対の連続対向側板
4,4とから構成され、それにより上向きコ字形
の長尺受溝5がつくられている。下部コンベア1
はベース構体6に装架された駆動スプロケツト7
および従動スプロケツト8に張架されており、駆
動スプロケツト7の作動により、長尺受溝5が矢
印方向に移動する機構に構成してある。左右に対
向する側板4,4は金属、合成樹脂、木質材等か
ら前記帯板3の幅と同一寸法の幅に形成されてお
り、帯板3上の対向側板相互の設置間隔は発泡成
形される硬質ウレタンフオームの横幅を決定する
ものとなつている。側板4,4はボルト、ナツト
などの脱着自在な固定具9を用いて帯板3の上面
に装着され、その間隔を容易に変更できる機構に
なつており、それがため所望の幅を有する硬質ウ
レタンフオームを容易に製造できるようになつて
いる。
10は上部コンベア11から成る載荷装置であ
り、長尺受溝5の上方位置において、発泡反応が
進行している発泡原液の上面に載置することによ
り、上方向(厚さ方向)への自由な発泡における
発泡速度より遅い速度で発泡を制御できる機構に
なつている。上部コンベア11はコンベアチエン
12と、それに固着された多数の帯板13とから
形成され、駆動スプロケツト14および従動スプ
ロケツト15間に張架され、下部コンベア1と同
期して走行駆動されるようになつている。また、
上部コンベア11はコンベアチエン12の屈節運
動により容易に前後に屈曲し、かつ、その長さは
図示する如く、駆動スプロケツト14および従動
スプロケツト15の設置間隔より大きく設定され
ているので、硬質ウレタンフオームの発泡原液の
発泡反応の進行にともなつて刻々変化する発泡原
液の上面形状に良く追随する機構になつている。
それがため上部コンベア11の重量は発泡原液の
反応性およびそれに作用(載荷)する時期によつ
て適宜選択されるが、通常10Kg/m2ないし150
Kg/m2の範囲である。一方、左右方向は、その剛
性等により変形することなく、上、下コンベアに
より長尺受溝5を常に断面方形に保持している。
必要あれば、その補助手段としてローラ等の水平
保持装置(図示せず)を併用してもよい。
硬質ウレタンフオームの発泡原液がコンベア上
に供給されてから発泡反応が終了する間に接する
上下コンベアを構成する帯板3,13および側板
4,4には、離型剤塗布装置16,17を用いて
離型処理して表面に離型性を賦与することによ
り、発泡成形された硬質ウレタンフオームが上下
コンベアから物性的および形状的な損傷を受ける
ことなく、離脱される機構になつている。この離
型手段としては、上下コンベアの発泡原液が接す
る部材の表面を弗素樹脂でコーテイングするなど
して、予め離型処理した自己離型性を有するもの
としてもよく、あるいは上下コンベア1,13の
始端部側に、硬質ウレタンフオームを発泡原液を
透過しないフイルム、ペーパーなどを繰出し自在
に配置し、発泡原液が接するコンベア面を連続的
に被覆する手段によつて離型処理してもよく、ま
たそれらを併用して離型処理してもよい。18は
硬質ウレタンフオームの発泡原液を連続的に供給
するための吐出ノズルであり、これは複数個をな
らべるか、あるいは長尺スリツトのノズルを使用
するか、あるいはノズルを左右に移動して発泡原
液を幅方向に均一に配分する機構に構成する。1
9は発泡成形された硬質ウレタンフオームを前方
に搬送するための搬送ローラである。
次に前記装置によつて硬質ウレタンフオームを
製造する操作について説明する。
前記装置を操作するには、下部コンベア1およ
び載荷装置10を起動させ、矢印方向に走行さ
せ、下部コンベア1で形成される長尺受溝5の底
部に吐出ノズル18から硬質ウレタンフオームの
発泡原液21を幅方向に均一になるようにしなが
ら連続的に供給すると、10秒ないし300秒以内に
発泡反応が開始する。最終発泡率の20ないし70%
まで発泡反応が進行すると、載荷装置10が作動
し、上方向の発泡が制御されながら、さらに発泡
反応が進行し、100秒ないし10数分後には発泡反
応が終了し、下部コンベア1および載荷装置10
を介して前方に送り出され、さらに進んでそれら
から離脱し、次で搬送ローラ19に支持されなが
ら搬送され、断面方形状の硬質ウレタンフオーム
22が連続的に得られる。
上記製造工程において発泡原液21が接触する
下部コンベア1、載荷装置10を発泡原液21を
供給する前に加温してもよく、あるいはまた発泡
反応の進行中あるいは/および終了後加温装置を
使用して加温してもよい。
前記実施例で述べたように、この発明によれ
ば、ローラコンベアチエンに固定された多数の帯
板と、その帯板上に脱着自在に直立して装着した
側板とで発泡原液を発泡させる長尺受溝が形成さ
れるので、従来の装置では不可欠とされていた大
規模で堅固な側部コンベアを必要としない。その
ため前記硬質ウレタンフオームの連続製造装置は
シンプル、かつコンパクトな構造であり、低廉か
つ操作がきわめて容易であつて、前記装置の使用
によれば硬質ウレタンフオームの製造費を大幅に
節減することができる。
また、発泡反応が進行中で形状が固定する前に
発泡体は載荷装置で載荷されるので、これがレベ
ルコントローラとして機能し、また脱着自在な側
板で横幅が規制されているので、所望サイズの方
形断面を有する硬質ウレタンフオームをきわめて
容易に、かつ安価に製造することができ、そのた
めにこれを二次加工してボード、パイプカバーな
どの断熱材を製造する際、裁断屑の発生を最小に
抑制することが可能であり、有限かつ貴重な資源
の最大限の有効利用が図れる効果がある。
かつまた、上方向への発泡が加速されて、気泡
が伸長して異方性気泡が生成する原因となる最終
発泡率の20ないし70%の発泡反応進行時に載荷装
置を作動させ、上方向への発泡が抑制されながら
発泡反応が進行され、上方への気泡の異常な伸長
が未然に防止されるので、物性上の弱点を持たな
い均質性に富んだ硬質ウレタンフオームを製造す
ることができる。
なお、前記実施例で示した発泡原液が接する下
部コンベア1および載荷装置10を構成する部材
の表面に断熱材を貼設してもよい。
以上に述べたように、この発明によれば、一定
速度で走行する無端走行コンベア上に硬質ウレタ
ンフオームの発泡原液を連続的に供給し、コンベ
ア上で発泡反応を行わせて連続的に硬質ウレタン
フオームを製造する装置において、底面部を形成
する連続帯板と、この連続帯板上で所要の間隔を
とつて立設された連続対向側板とで無端走行コン
ベアが構成され、前記連続帯板と連続対向側板と
で形成される上向きコ字形の長尺受溝の上方所定
の位置に、その長尺受溝に挿入可能な幅を有す
る、硬質ウレタンフオームの発泡原液の発泡反応
の進行にともなつて変化する発泡原液上面に追随
して変化し且つ前記無端走行コンベアに同期して
走行する上部無端走行コンベアから成る載荷装置
を配置したものであるから、所望サイズの方形断
面を有する硬質ウレタンフオームを極めて容易
に、かつ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す硬質ウレタ
ンフオームの製造装置の概要構成図、第2図は第
1図の−拡大断面図である。 1……下部コンベア、2……コンベアチエン、
3……帯板、4……側板、5……長尺受溝、6…
…ベース構体、7……駆動スプロケツト、8……
従動スプロケツト、9……固定具、10……載荷
装置、11……上部コンベア、12……コンベア
チエン、13……帯板、14……駆動スプロケツ
ト、15……従動スプロケツト、16,17……
塗布装置、18……原液吐出ノズル、19……搬
送ローラ、21……発泡原液、22……硬質ウレ
タンフオーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定速度で走行する無端走行コンベア上に硬
    質ウレタンフオームの発泡原液を連続的に供給
    し、コンベア上で発泡反応を行わせて硬質ウレタ
    ンフオームを連続的に製造する装置において、底
    面部を形成する連続帯板と、この連続帯板上で所
    要の間隔をおいた部位に脱着自在に装着された連
    続対向側板とで無端走行コンベアが構成され、前
    記連続帯板と連続対向側板とで形成される上向き
    コ字形の長尺受溝の上方所定位置に、その長尺受
    溝に挿入可能な幅を有する載荷装置が配置されて
    いることを特徴とする硬質ウレタンフオームの製
    造装置。 2 前記載荷装置は、硬質ウレタンフオームの発
    泡原液の発泡反応の進行にともなつて変化する発
    泡原液上面に追随して変形し、かつ前記無端走行
    コンベアに同期して走行する上部無端走行コンベ
    アとされている特許請求の範囲第1項記載の硬質
    ウレタンフオームの製造装置。
JP59007759A 1984-01-19 1984-01-19 硬質ウレタンフォームの製造装置 Granted JPS60155416A (ja)

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JP59007759A JPS60155416A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 硬質ウレタンフォームの製造装置

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JPS60155416A JPS60155416A (ja) 1985-08-15
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51128365A (en) * 1975-04-22 1976-11-09 Metzeler Schaum Gmbh Method and device for continuously producing rectangular foam block

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51128365A (en) * 1975-04-22 1976-11-09 Metzeler Schaum Gmbh Method and device for continuously producing rectangular foam block

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JPS60155416A (ja) 1985-08-15

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