JPH03248538A - 電荷結合素子及びその製造方法 - Google Patents

電荷結合素子及びその製造方法

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JPH03248538A
JPH03248538A JP4462990A JP4462990A JPH03248538A JP H03248538 A JPH03248538 A JP H03248538A JP 4462990 A JP4462990 A JP 4462990A JP 4462990 A JP4462990 A JP 4462990A JP H03248538 A JPH03248538 A JP H03248538A
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film
layer
gate electrode
layer gate
polysilicon film
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Norio Murakami
則夫 村上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は電荷結合素子(Charge Couple
d Device:CCD)及びその製造方法に係り、
特にCODのゲート構造及びその製造方法に関するもの
である。
(従来の技術) 文献「電荷転送デバイス、CCD、BBDの基礎と応用
J  (1978−2−20)近代科学社P17〜P2
7にて開示されているように、電荷結合素子(以下CC
Dと略す)は、M OS (Metal−Oxide−
5ilicon)構造のいわゆるMOSキャパシタを連
続的にシリコン基板上に配列し、各々のキャパシタのゲ
ート電極に印加する電圧によりSi/SiO2界面近傍
のSi中に電位の井戸(Potential Well
)を形成することで、信号電荷(通常は移動度の大きい
電子が利用される)の転送を順次行うようにしたもので
ある。従って、信号電荷の転送を行う意味で電荷転送素
子(Charge Transfer Device 
: CT D )とも呼称される。
第3図(a) 〜(C)は、従来のCODにおけるMO
Sキャパシタ列の一部断面図をその製造順に従い示して
おり、特にMOSキャパシタのゲート構造およびその製
造法を説明するためのものである。
まず第3図(a)に示すように、P型不純物を含む半導
体基板1上にMOSキャパシタのゲート絶縁膜(SiO
□膜)2を熱酸化法で形成する。さらに、その上に、キ
ャパシタのゲート電極形成用のポリシリコン膜をCVD
法で形成した後、高濃度のN型不純物、例えばリンをポ
リシリコン膜中に拡散させ、該ポリシリコン膜(電極)
の抵抗を下げる。
次に、ホトリソ及びエツチング技術を用いて上記ポリシ
リコン膜をパターニングすることにより、第1層目のゲ
ート電極3を複数個所定間隔に形成する。
次に、第1層目のゲート電極3と半導体基板1に挾まれ
た領域以外のゲート絶縁膜2を希弗酸液にて選択的にエ
ツチング除去した後に、第3図(b)に示すように、第
2層目のゲート絶縁膜(SiOx膜)4を熱酸化法にて
全面に形成する。さらにキャパシタの第2層目のゲート
電極形成用のポリシリコン膜5をCVD法にて全面に形
成した後、高濃度のN型不純物を該ポリシリコン膜5中
に拡散させ、第1層目と同様にポリシリコン膜(電極)
の抵抗を下げる。
次に、ホトリソ及びエツチング技術を用いてポリシリコ
ン膜5をバターニングすることにより、第3図(C)に
示すように、第1層目のゲート電極3と交互に配列され
るように第2層目のゲート電極6を形成する。このとき
、第1層目と第2層目のゲート電極3.6は、電極の両
端においてわずかな重なり部(図中ので示す部分)を有
するようにすることで、CCDにおける電荷転送が支障
なく達成されるようにする。
以上、第1及び第2層目のゲート電極3.6を形成した
後、順次中間絶縁膜、配線接続用のコンタクト孔、アル
ミ配線層、パッシベーション膜を形成するが、図では省
略した。
このようにして形成された第1層目のゲート電極3.第
2層目のゲート電極6より成るMOSキャパシタが、そ
れぞれ設定されたバイアス条件にて各々駆動されること
で、前述のように半導体基板1中に電位の分布ができ、
信号電荷の転送を行えるわけである。
(発明が解決しようとする課B) 上記CODは、CCD型光センサー 遅延線(Dela
y 1ine)及びCCDフィルター(Filter)
などの信号処理素子、CCDメモリ等に応用され使用さ
れているが、近年、他のMOS及びバイポーラ(Bip
olar )などの半導体素子と同様にその要求性能と
して、動作速度の高速化が必要になってきた。
CCDを高速で駆動する場合、その阻害要因を列挙する
と、先ず、信号電荷の転送の面から見た場合、MOSキ
ャパシタの電極長、チャネル内の電界の強さが挙げられ
る。一般に、MO5素子でそのゲート下を電子が移動す
る場合、電子の移動時間は(ゲート長: L)”/(移
動度二μe)・(電位差:■)の関係にあることが知ら
れており、キャパシタのゲート長が短い程、電界の強い
程、より素子の高速化が達成できることがわかる。CO
Dに於てもほぼ同様の議論が出来、高速化のためには前
述のMOSキャパシタより成る転送電極長を短く、又、
転送のためのチャネル電位は、よりその電界が信号電荷
に印加されるようにすることが必要となる。
その手段として、転送電極長はホトリソ及び工ッチング
技術の微細化により、さらに、チャネル電位はキャパシ
タのゲート電極に印加する電圧を高めることにより達成
できるが、一般に、細化は製造装置の加工精度に、ゲー
ト電圧はCCDの使用電圧によっである値に制限される
一方、CCDを駆動する外部回路(例えばCCDドライ
バー)からCCDの高速化を考えた場合、その阻害要因
としては、CCDを構成するゲート電極周辺に生ずる寄
生のキャパシタ、及びゲート電極自体の抵抗によるCC
D駆動パルスの遅延が挙げられる。この寄生容量に関し
ては、転送電極長と同様に素子の微細化によりある程度
の改善は可能である。しかしながら、ゲート電極自体の
抵抗は、その材料を変更しない限り低い値にすることは
至難であり、素子が微細化されても、その抵抗値は改善
されないことは周知の事実である。
ここで、従来構造及び製造方法においては、微細化の面
では充分改良が可能であるが、上記CCDのゲート電極
の抵抗については、前述のごとく、その材料としてポリ
シリコンのみを使用していることから、抵抗値が30〜
40Ω10もあり、高速化に際して改善が望まれていた
。一方、ポリシリコンにおける不純物の同容限界は、例
えばリンの場合〜6E20CIl−’程度で飽和し、抵
抗値としては上記の値まで低下させる程度が限界とされ
ており、より一層の低抵抗化への改善策は現状の場合期
待できない状態であった。
この発明は、以上述べたCCDのゲート電極部における
抵抗値による駆動パルスの遅延(ひいてはCCDの性能
限界につながる)を改善するため、ゲート電極を低抵抗
化し、高速駆動の可能なCCD及びその製造方法を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明では、従来のポリシリコン膜に加えて高融点金
属シリサイド膜、さらには第2のポリシリコン膜を順次
形成してこれら3層膜(多層導電膜構造)で、CODの
第1層目および第2層目のゲート電極を形成する。さら
に、第1層目ゲート電極においては、その側壁に、CV
D絶縁膜によるサイドウオールを形成する。
(作 用) 上記この発明においては、ポリシリコン膜に高融点金属
シリサイド膜を追加した多層導電膜構造で第1層目およ
び第2層目ゲート電極を形成したので、これらゲート電
極の抵抗値は従来の〜1/10になる。
また、下からポリシリコン膜、高融点金属シリサイド膜
、ポリシリコン膜の多層導電膜構造とし、特に高融点金
属シリサイド膜上を第2のポリシリコン膜で覆うことに
より、高融点金属シリサイド膜を使用したことによる問
題点を除去して、多層ゲート電極構造において、各ゲー
ト電極に上述のように高融点金属シリサイド膜を使用す
ることが可能となる。
また、この発明においては、第1層目ゲート電極の側壁
に、CVD絶縁膜によるサイドウオールを形成しており
、このサイドウオールも前記高融点金属シリサイド膜使
用上の問題点除去に貢献する。さらに、このサイドウオ
ールは、第1層目と第2層目ゲート電極間の耐圧向上に
役立つ。
(実施例) 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明のCODの一実施例を示す断面図であ
る。この図において、11はP型半導体基板であり、こ
の基板11上に第1層目ゲート絶縁膜12を挟んで第1
層目ゲート電極13が複数個所定間隔に形成される。こ
の第1層目ゲート電極13は、下からポリシリコン膜1
4.高融点金属シリサイド膜15.ポリシリコン膜16
の3層膜からなる。この第1層目ゲート電極13の側壁
には、CVD絶縁膜(例えばSin、膜または5iJa
膜など)からなるサイドウオール17が形成される。さ
らにそのサイドウオール17の側面、ポリシリコン膜1
6の上面、第1層目ゲート電極間の基板11表面、すな
わち全面には第2層目ゲート絶縁膜18が形成される。
そして、この第2層目ゲート絶縁膜1日を挾んで基板1
1上には、前記第1層目ゲート電極13と交互に配列さ
れるようにして第2層目ゲート電極19が形成される。
この第2層目ゲート電極19は、下からポリシリコン膜
20.高融点金属シリサイド膜21.ポリシリコン膜2
2の3層膜からなる。
このようなCCDは第2図(a)〜(d)(この発明の
製造方法の一実施例)に示すようにして製造される。
まず第2図(a)に示すように、P型半導体基板11上
にMOSキャパシタの第1層目ゲート絶縁膜12を形成
する。この第1層目ゲート絶縁膜12としては、具体的
には、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜を熱酸化ある
いはCVD法にて形成する。この第1層目及び後述の第
2層目のゲート絶縁膜厚はキャパシタの容量及び膜の耐
圧等により決定されるが、通常100〜1000人程度
の厚さで変時。
この第1層目ゲート絶縁膜12形成後、その上に同第2
図(a)に示すように、1000〜3000人の第1層
目のポリシリコン膜14をCVD法にて形成し、その後
イオン注入又は拡散法により高濃度(〜10”ell−
3)のN型又はP型の不純物を第1層目のポリシリコン
膜14中に拡散させる。このポリシリコン膜14は、こ
の後で形成する高融点金属シリサイド膜に対する熱スト
レスの緩和材として、さらには従来のMOSキャパシタ
特性におけるシリコン基板との仕事関数差を維持させる
ことで特性変動を防ぐ、あるいは、金属に含まれるNa
の汚染を防ぐ、ゲート耐圧の劣化を防止する、といった
種々の役目をする。
この第1層目のポリシリコン膜14を形成した後、その
上に高融点金属シリサイド膜15(例えばwstXI 
MoSix+ 1tsL、 TaSixなど)を200
0〜3000人の厚さで形成する。形成方法としては蒸
着法、スパッタ法、CVD法など種々考えられるが、ス
パッタ法又はCVD法が一般的である。
また、高融点金属シリサイド膜の特徴としては、高温の
熱処理が可能である、抵抗が20〜100μΩ・1とポ
リシリコンより〜1桁小さい、などがあるが、その中で
も耐薬品性(主にIIFに対して)、酸化膜質の面から
考えてtasiyとMoSixが比較的安定性があり、
半導体製造工程との互換性が高いとされている。
以上の、ポリシリコン膜と高融点金属シリサイド膜の2
層の積層構造によるゲート電極は、通称ポリサイド(P
olycide )ゲート電極構造として使用されてお
り、単体のゲート電極構造としては一般的になりつつあ
り、DRAM等に適用されている。一方、CCDやEF
ROMなどのように多層のゲート電極構造を有する半導
体装置においては、多層ゲート電極すべてにこのポリサ
イド構造を実現させた例は未だ出ていないのが現状であ
る。その理由として、高融点金属シリサイド膜の熱スト
レスが大きく、且つシリコンとの密着性に乏しいことか
ら、非常にはがれ易いこと、さらには高融点金属シリサ
イド上に成長させた5ift腹中に金属が拡散し、その
絶縁耐圧が著しく劣化するなどのために、多層ポリサイ
ドゲート電極構造は採りにくいとされているためである
。この発明では、この点に注目して、その解決策として
次の工程を取り入れた。
すなわち、第2図(a)に示すように、上述工程でいわ
ゆる従来のポリサイド構造としてのポリシリコン膜14
と高融点金属シリサイド膜15を形成した後、さらにそ
の上に厚さ1000〜3000人のポリシリコン膜16
をCVD法にて形成する。
その後、第1層目のポリシリコン膜14と同様に、高濃
度のN又はP型不純物を〜l Q ” ’ ell ”
 ’の濃度で拡散法にてポリシリコン膜16に拡散させ
、抵抗値を下げてやる。ここで注目したいのは、CVD
法と拡散法の処理温度である。ポリシリコン膜16の形
成においては600℃程度が、拡散法では800〜90
0°C程度が用いられることから、いわゆる熱酸化とし
て用いられる1000°Cを超える熱処理に較べ熱的な
ストレスを充分抑えることが可能となる。さらにはこの
ポリシリコン膜16が存在することで、シリコンと密着
性の弱いシリサイド膜15を保持する、あるいは、これ
以降に続(熱処理でのストレスを緩和する、さらには金
属シリサイド中の不純物の拡散を阻止する、といった利
点が期待できるわけである。しかしながら、以上の利点
に加えて、本方法の一番の目的とするところは、ポリシ
リコン膜16上の酸化膜を、第2層目のポリサイドゲー
ト電極間の絶縁膜として使用できることにある。従って
、前述のような従来のポリシリサイド上のSi0g膜の
耐圧の弱さ、あるいは金属酸化物の形成、といった欠点
を解決できることとなる。
以上のポリシリコン膜14.高融点金属シリサイド膜1
5.ポリシリコン膜16の3層膜を形成した後、通常の
ホトリソ技術及びエツチング技術を用いて該3層膜をパ
ターニングすることにより、第2図0))に示すように
複数の第1層目ゲート電極13を所定間隔に形成する。
次に、同第2図(b)に示すように、全面に2000〜
4000人厚にCVD絶縁膜(例えばSiO□又はSi
、N、膜等、ここでは1例としてCV D −5iO2
膜とする。)17aを堆積させる。
その後、RIE(リアクティブイオンエツチング法)に
てCVD絶縁膜17aをエッチバックすることにより、
残存CVD絶縁膜17aからなるサイドウオール17を
第2図(C)に示すごとく第1層目のゲート電極13の
側壁に形成する。二〇CV D  Stowによるサイ
ドウオール17の目的は、高融点金属シリサイド膜15
の側壁部を覆い、第1と第2層目のゲート電極間の絶縁
耐圧を上げること、及び高融点金属シリサイド膜15の
シリコンへの密着性を保持させること、さらには、金属
シリサイド中に含まれる不純物(前述のようにNaなと
、高融点金属シリサイド膜の製法によってはフッ素Fな
ども含まれて特性変動を引き起す)の拡散を阻止するこ
とにある。
次に、同第2図(C)に示すように、ゲート電極13下
およびサイドウオール17下以外の第1層目のゲート絶
縁膜12をドライ又はウェットエッチ法によりエツチン
グ除去した後、これにより露出した基板11表面、サイ
ドウオール17側面、ポリシリコン膜16の上面、すな
わち全面に第2層目のゲート絶縁膜18(例えばSi0
g膜、5t1N4膜)を100〜1000人の厚さで形
成する。この第2層目のゲート絶縁膜18としては、C
CDの場合には第1層目のゲート電極13との重なり容
量(寄生成分となる)を減らすために、できるだけ厚い
ことが望ましい。よって、高濃度の不純物を含むポリシ
リコン上に形成されるSiO□膜の方が、5iJ4膜に
較べて容易に厚くでき、且つ誘電率も小さいことから有
利である。しかし、基本的にはどちらでも利用できる。
上記第2層目のゲート絶縁膜18を形成後、第2図(C
)に示すように、その上に、第1層目のゲート電極13
の各膜と同程度の膜厚、同程度の不純物濃度、同一の製
法にて、ポリシリコン膜20゜高融点金属シリサイド膜
21.ポリシリコン膜22を順次形成する。
その後、このポリシリコン膜20.高融点金属シリサイ
ド膜21.ポリシリコン膜22の3層膜を通常のホトリ
ソおよびエツチング技術でパターニングすることにより
、第2図(5)に示すように、第1層目のゲート電極1
3と交互に配列されるように第2層目ゲート電極19を
形成する。
この第2層目ゲート電極19形成後は従来通りの製法に
て中間絶縁膜、コンタクト孔、メタル配線層、バッシベ
ーシッン膜などを図示しないが形成する。
なお、この製法において、第2層目ゲート電極19の側
壁に、第1層目ゲート電極13と同様にサイドウオール
を設けることは勿論可能である。
そのサイドウオール形成は、特に第2層目ゲート電極材
料にCCD周辺のオンチップされたMOSトランジスタ
回路を同時に形成する場合に、トランジスタの信鎖性を
上げる上で役立つ。
さらに、CODには、埋込チャネルCCD(BCOD)
、表面チャネルCOD (SCOD)など種々の方式が
あるが、この発明の構造および製法はCCD全般の構造
および製法に於いて応用可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明によれば、ポリシ
リコン膜に高融点金属シリサイド膜を追加した多層導電
膜構造で第1層目および第2層目ゲート電極を形成した
ので、これらゲート電極の抵抗値を従来の〜1/10に
下げることができ、高速駆動が可能となる。しかも、下
からポリシリコン膜。
高融点金属シリサイド膜、ポリシリコン膜の多層導電膜
構造とし、特に高融点金属シリサイド膜上を第2のポリ
シリコン膜で覆うことにより、高融点金属シリサイド膜
を使用したことによる問題点を除去して、多層ゲート電
極構造において、各ゲート電極に高融点金属シリサイド
膜を使用することが可能となり、低抵抗化という上述利
点を得ることができ、かつ上述のように高融点金属シリ
サイド膜使用上の問題点を除去して信軌性の高い多層ゲ
ート電極構造を実現できる。また、この発明によれば、
第1層目ゲート電極の側壁にCVD絶縁膜によるサイド
ウオールを形成したので、高融点金属シリサイド膜使用
上の問題点をより一層良好に除去でき、多層ゲート電極
構造の信鯨性をより向上させることができるとともに、
このサイドウオールにより第1層目と第2層目のゲート
電極間の絶縁耐圧が上がるので、この点からも多層ゲー
ト電極構造の信軌性を向上させることができる。
このように、この発明によれば高速駆動でき、かつ信較
性の高い電荷結合素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電荷結合素子の一実施例を示す断面
図、第2図はこの発明の電荷結合素子の製造方法の一実
施例を示す断面図、第3図は従来の電荷結合素子の製造
方法を示す断面図である。 11・・・P型半導体基板、12・・・第1層目ゲート
絶縁膜、13・・・第1層ゲート電極、14・・・ポリ
シリコン膜、15・・・高融点金属シリサイド膜、16
・・・ポリシリコン膜、17・・・サイドウオール、1
8・・・第2層目ゲート絶縁膜、19・・・第2層目ゲ
ート電極、20・・・ポリシリコン膜、21・・・高融
点金属シリサイド膜、22・・・ポリシリコン膜。 P型半導体基板 第1層目ゲートl!!、縁膜 篤1層目ゲート電極 ポリシリコン膜 高融点金属シリサイド膜 ポリシリコン膜 サイドウオール 第2層目ゲート絶縁膜 第2層目ゲート電極 ポリシリコン膜 高融点金属シリサイド膜 ポリシリコン膜 本発明の構造の 実施例 第 図 本発明の製造方法の 第2図 実施例

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に第1層目と第2層目のゲート電極
    を交互に配列した電荷結合素子において、第1層目およ
    び第2層目のゲート電極は、ポリシリコン膜−高融点金
    属シリサイド膜−ポリシリコン膜の3層膜にて形成され
    、 かつ第1層目のゲート電極側壁には、CVD絶縁膜によ
    るサイドウォールを有することを特徴とする電荷結合素
    子。
  2. (2)半導体基板上に第1層目ゲート絶縁膜を形成後、
    ポリシリコン膜、高融点金属シリサイド膜、ポリシリコ
    ン膜を順次形成し、この3層膜をパターニングすること
    により、第1層目のゲート電極を複数個所定間隔で形成
    する工程と、 その後、全面にCVD絶縁膜を形成後、このCVD絶縁
    膜を異方性エッチングでエッチングすることにより、残
    存CVD絶縁膜からなるサイドウォールを第1層目ゲー
    ト電極の側壁に形成する工程と、 その後、第1層目ゲート電極下およびサイドウォール下
    以外の第1層目ゲート絶縁膜を除去した後、その除去部
    分の基板表面および第1層目ゲート電極最上層のポリシ
    リコン膜上に第2層目ゲート絶縁膜を形成する工程と、 その後、全面にポリシリコン膜、高融点金属シリサイド
    膜、ポリシリコン膜を順次形成後、この3層膜をパター
    ニングすることにより、第1層目ゲート電極と交互に配
    列されるように複数の第2層目ゲート電極を形成する工
    程とを具備してなる電荷結合素子の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04279036A (ja) * 1991-01-08 1992-10-05 Nec Corp 電荷転送素子の製造方法
JPH08274307A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Nec Corp 電荷結合装置およびその製造方法

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