JPH04279036A - 電荷転送素子の製造方法 - Google Patents

電荷転送素子の製造方法

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JPH04279036A
JPH04279036A JP64791A JP64791A JPH04279036A JP H04279036 A JPH04279036 A JP H04279036A JP 64791 A JP64791 A JP 64791A JP 64791 A JP64791 A JP 64791A JP H04279036 A JPH04279036 A JP H04279036A
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JP
Japan
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gate electrode
gate
oxide film
charge transfer
film
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Takashi Nakano
隆 中野
Koichi Arai
浩一 新井
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高融点金属あるいはその
シリサイドをゲート電極とする電荷転送素子の構造及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電荷転送素子としては、図2(b
)に示すように電荷転送効率を上げるため第1ゲート電
極8と第2ゲート電極9がオーバーラップした構造を持
ちゲート電極にはSiプロセスとの整合性を考えポリシ
リコンが用いられているものと、図3に示すように単層
ゲート構造を持ちゲート電極10a、bには高融点金属
が用いられているものがある。製造工程としては、前者
はまず図2(a)に示すようにSi基板1表面を酸化し
て第1ゲート酸化膜2を形成し、その上に第1ゲート電
極8形成後リフレッシュし第2ゲート酸化を行い、第1
ゲート電極8と重なるように第2ゲート電極9を形成し
て図2(b)に示す構造とする。後者はエッチングによ
り第1ゲート電極10a、第2ゲート電極10bを同時
に形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2の構造の場合、ポ
リシリコンの配線抵抗の大きさが原因となり高速転送時
に駆動パルスの波形がなまる等の問題が生じる。このこ
とは現在多画素化が進みポリシリコンの配線の長くなっ
ている固体撮像素子に電荷転送素子を用いた場合特に顕
著な問題となる。
【0004】また、図3の構造の場合隣接するゲート電
極間にギャップが生じるため、電荷転送時その部分のポ
テンシャルにディップが生じ電荷転送効率の劣化を招く
【0005】しかし、図2(a)、(b)で説明したよ
うな従来のプロセスを用いてオーバーラップ構造を持つ
高融点金属またはそのシリサイドをゲート電極とする電
荷転送素子を作成した場合、第2ゲート酸化膜形成時、
高融点金属またはそのシリサイドは酸化されやすいため
、第1ゲート電極が酸化され粉状になりゲートとして機
能しないという問題が生じる。
【0006】本発明は、第2ゲート酸化膜の膜質を低下
させることなく、かつ第2ゲート酸化膜形成時第1ゲー
ト電極の酸化を抑制し、オーバーラップ構造を持ち高融
点金属またはそのシリサイドをゲート電極とする電荷転
送素子を作成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1ゲート電極上部と側
壁を低温で形成された絶縁膜により覆った後、第2ゲー
ト酸化膜を形成し、その後第2ゲート電極を一部、第1
ゲート電極にオーバーラップさせて形成することにより
上記問題を解決している。
【0008】
【作用】本発明では第1ゲート電極を高温処理する前に
低温で形成された絶縁膜で覆い第1ゲート電極が酸化さ
れることを抑制している。
【0009】
【実施例】図1(d)は本発明に係わる電荷転送素子の
構造の一実施例を説明するための断面図である。ゲート
電極3、7は抵抗低減のためタングステンから成り、第
1ゲート電極3は第2ゲート酸化膜6形成時に酸化され
ないよう450℃で形成されたCVD酸化膜4、5bで
覆われている。また、第2ゲート電極7は転送効率を上
げるためその一部が酸化膜を介して第1ゲート電極3に
オーバーラップしている。
【0010】ここで、かかる構成の電荷転送素子を作製
する場合について具体的に説明する。まずSi基板1の
表面に熱酸化で第1ゲート酸化膜2を厚さ700A形成
し、その後第1ゲート膜(タングステン)を厚さ200
0A、次いでCVD酸化膜(形成温度450℃)を厚さ
2000Aを形成しゲート形状3、4にエッチングする
(図1(a))。さらにCVD酸化膜5a(形成温度4
50℃)を厚さ2000A全面に形成した(図1(b)
)後エッチバックしサイドウォール5bを形成する(図
1(c))。その後第2ゲート酸化膜6(HTO、形成
温度850℃)を厚さ700A形成し第2ゲート電極7
(タングステン)を一部、第1ゲート電極3(タングス
テン)にオーバーラップさせて厚さ2000A形成する
。なお、上記タングステンの代わりに他の高融点金属(
Mo、Ti等)またはそのシリサイド(WSi等)を用
いた場合、またCVD酸化膜の代わりに他の低温で形成
可能な絶縁膜(プラズマ窒化膜、形成温度300℃等)
を用いた場合がある。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば配線抵抗が小さく、かつ
転送効率の良い電荷転送素子を形成することができる。
【0012】また、第2ゲート酸化膜形成時、第2ゲー
ト酸化膜の膜質を低下させることなく高融点金属または
そのシリサイドからなる第1ゲート電極の酸化を抑制す
ることができる。
【0013】また、本発明の方法を用い、第1ゲート電
極上部及び側壁を低温形成の絶縁膜で覆った時点でイオ
ン注入することにより注入イオンがCVD酸化膜でスト
ップされるので、高融点金属またはそのシリサイドはイ
オン注入時チャネリングを起こすという欠点が抑えられ
、第2ゲート電極下部にセルフアラインでイオン注入す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程を示す断面図。
【図2】従来例を示す断面図。
【図3】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1  基板 2  第1ゲート酸化膜(熱酸化膜) 3  第1ゲート電極(タングステン)4  5a、5
b、CVD酸化膜 6  第2ゲート酸化膜(HTO)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  隣接するゲート電極の一部が絶縁膜を
    介してオーバーラップしている構造を持つ電荷転送素子
    において、ゲート電極が高融点金属あるいはそのシリサ
    イドから成ることを特徴とする電荷転送素子。
  2. 【請求項2】  表面に酸化膜が形成された基板上に高
    融点金属またはそのシリサイドから成る膜を形成し、そ
    の上層に絶縁膜を低温で形成する工程と、前記高融点金
    属またはそのシリサイドから成る膜とその上層の絶縁膜
    をゲート形状にパターニングする工程と、全面に絶縁膜
    を低温で形成しエッチバックする事によりゲート電極側
    壁にサイドウォールを形成する工程と、第2ゲート酸化
    膜を形成する工程と、第2ゲート酸化膜上に高融点金属
    またはそのシリサイドから成る第2ゲート電極を第1ゲ
    ート電極にオーバーラップさせて形成する工程とを有す
    ることを特徴とする電荷転送素子の製造方法。
JP3000647A 1991-01-08 1991-01-08 電荷転送素子の製造方法 Expired - Lifetime JP2817404B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7098066B2 (en) 2002-02-01 2006-08-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Charge coupled device producing method

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JP2817404B2 (ja) 1998-10-30

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