JPH03248145A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH03248145A
JPH03248145A JP4523390A JP4523390A JPH03248145A JP H03248145 A JPH03248145 A JP H03248145A JP 4523390 A JP4523390 A JP 4523390A JP 4523390 A JP4523390 A JP 4523390A JP H03248145 A JPH03248145 A JP H03248145A
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silver halide
emulsion
gelatin
layer
silver
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JP4523390A
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Yukio Miyaki
幸夫 宮木
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料(以下、感材)に関
し、特にその製造時における塗布液の安定性に優れた白
黒用感材に関する。
(従来の技術) −gにハロゲン化銀乳剤は、ゼラチンをバインダーとし
て含む、ゼラチンは細菌の良い栄養源になるため、腐敗
が起きやすい、このため、2−フェノキシエタノールの
ような防腐剤を添加し腐敗をふセぐ、ところが、感材に
用いる防腐剤は、他の分野で一般的に用いられる防腐剤
がそのまま使用できるわけではなく、感材特有の制約を
うける。
すなわち、防腐能力に優れていることの他に、例えば感
材の感度、被り、粒状性、シャープネスなどの写真特性
に悪影響を及ぼさないこと、感材の膜強度に悪影響を及
ぼさないこと(すなわち摩擦や引っかきに対し手傷がつ
きやすくならないこと)感材の構成層間の接着強度を低
下させないことなどの性能が要求され、感材に防腐剤を
用いることは、種々の制約を受ける。2−フェノキシエ
タノールは、これらの制約に対し、悪影響が少なく、広
く感材に使われている防腐剤である。ところが、2−フ
ェノキシタノールを防腐剤として用いた場合、塗布液を
放置すると、ハロゲン化銀粒子どうしの凝集が起き、そ
の凝集物が沈澱するという問題があった。この凝集、沈
降により、塗布物の塗布銀量がずれて性能の異常が起き
たり、塗布面にムラができたり、沈降した凝集物により
製造工程の汚染が生じ易かった。
(発明の目的) 本発明の目的は、良好な、防腐能を有し、かつ、その塗
布液の安定性に優れた感材を提供することである。
(発明の開示) 本発明の目的は、 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有す
る感材において、該乳剤層中に、該乳剤層中のゼラチン
量に対して1〜10重量%の2−フェノキシエタノール
を含有し、かつ該乳剤はその脱塩水洗工程に於いて硫酸
を用いて製造されたことを特徴とする感材によって達成
された。
本発明に於ける、2−フェノキシエタノールの含有量は
、該乳剤中に含まれるゼラチンの重層の1.0−10重
層%、好ましくは、2−5重層%が望ましい。2−フェ
ノキシエタノールは、乳剤製造過程の、どの段階で加え
てもよい。
特に好ましくは、ハロゲン化銀乳剤を化学増感をする際
の化学増感剤添加時期より前に、2−フェキシエタノー
ルを、該乳剤中に添加することが好ましい。
次に、本発明のハロゲン化銀乳剤はその製造工程中の脱
塩水洗工程において硫酸を用いることに特徴がある。
本発明における脱塩水洗工程とは、Re5earchG
isclosure 1989 November I
tem−307105第■項にしめされるごとく、沈降
剤を加え、pHを25、望ましくは4. 5−3. 5
にすることで、ハロゲン化銀の保護コロイドたるゼラチ
ンを凝集沈鋒させ、上澄液をデカントして、脱塩を行う
ものである。この際、pHを下げるためには、酸を加え
ることが必要である。
本発明はこのpHを5.0以下にする為に用いる酸とし
て硫酸を添加することに特徴があり、他の酸(例えば、
リン酸など)を用いてpHを5゜0以下にしても、脱塩
水洗処理は可能であるが、その後の塗布液としての安定
性において格段の差を生じる。
即ち、硫酸を用いてpH5,0以下とし、脱塩水洗され
たハロゲン化銀乳剤はその後の工程における塗布液とし
ての安定性が格段に優れていることは全くの予想外のこ
とであり、驚くべきこである。
本発明における脱塩水洗工程のその他の条件、例えば用
いる凝集剤の種類、装置等については特に制限はなく、
たとえば、米国特許第2.618556号、同第2,6
14.928号、同第2゜489.341号、同第2,
463,794号、同第3,707.378号、同第2
.996,287号、同第3,498.454号、英国
特許第1.305,409号、同第1,167.159
号、同第1,336,629号、特公昭47−2689
8号、特開昭47−16125号、等の記載を参考にす
ることができる。
本発明に用いられる感光性ハロゲン化銀乳剤のハロゲン
化銀としては塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩
沃臭化銀を用いることができるが好ましくは沃臭化銀が
用いられる。ここで沃化銀の含量は好ましくは30モル
%以下、特に15モル%以下の範囲であることが好まし
い。沃臭化銀粒子中の沃素の分布は均一でもよく又、 内部と表面 とで異なっていてもよい。
平均粒子サイズは0゜ μm以上であることが好ましい、特に0.5〜2.0μ
mであることが好ましい0粒子サイズ分布は狭くても広
くてもいずれでもよい。
乳剤中のハロゲン化銀粒子は立方体、8面体、14面体
、菱12面体のような規則的(regular)な結晶
形を有するものでもよく、また球状、板状、じゃがいも
状などのような変則的(irregular)な結晶形
を有するものでも或いはこれらの結晶形の複合形を有す
るものでもよい、種々の結晶形の粒子の混合から成って
もよい、また粒子径が粒子厚みの5倍以上の平板粒子で
あってもよい。
さらに、平板状ハロゲン化銀粒子の中でも単分散六角平
板粒子はとりわけ有用な粒子である。
に従うが、簡単に述べると、該乳剤は、分散媒とハロゲ
ン化銀粒子とからなるハロゲン化銀乳剤であって、該ハ
ロゲン化銀粒子の全投影面積の70%以上が、最小の長
さを有する辺の長さに対する最大の長さを有する辺の長
さの比が、2以下である六角形であり、かつ、平行な2
面を外表面として有する平板状ハロゲン化銀によって占
められており、さらに、該六角平板状ハロゲン化銀粒子
の粒子サイズ分布の変動係数〔その投影面積の円換算直
径で表わされる粒子サイズのバラツキ(I準偏差)を、
平均粒子サイズで割った値]が20%以下の単分散性を
もつものである。結晶構造は−様なものでもよいが、内
部と外部が異質なノ\ロゲン組成から成るものが好まし
く、層状構造をなしていてもよい、また、粒子中に還元
増感銀核を含んでいることが好ましい。
該ハロゲン化銀粒子は、核形成−オストワルドーーの記
載に従う。
また、本発明で用いるハロゲン化銀粒子は、該六角平板
粒子をコアとして、コア/シェル型減内潜型乳剤を形成
し、それを用いてもよい、この場合のコアの化学増感法
およびシェル付けの方法、および、ハロゲン化銀溶剤を
含む現像液での現像に関しては、特開昭59−1335
42号、英国特許第145816号と参考にすることが
できる。
この場合のシェルの厚さとしては、1〜100格子好ま
しくは、5〜50格子が好ましい。
本発明に用いられる六角平板粒子は、内部に転位線を有
するものであってもよい、転位線が入っているか否か及
びその本数は、低温(液体He温度)透過型電子顕微鏡
で観察することにより判別することができる。
転位線の入った六角平板粒子は、該六角平板粒子の結晶
成長期もしくは該六角平板粒子を種晶とし、更に結晶成
長させる時の結晶成長期のある期間に沃化物塩を添加す
ることにより形成することができる。この場合、ある期
間とは瞬時(約1/2秒間)から、全結晶成長期間をさ
す、加える沃化物塩の添加速度は、その添加により桟積
する沃臭化銀の沃度含量とサブストレートの沃臭化銀の
沃度含量の差が5モル%以上の場合に形成される。
本発明において、感光性ハロゲン化銀乳剤は、2種類以
上のハロゲン化銀乳剤を混合して用いてもよい、混合す
る乳剤の粒子サイズ・ハロゲン組成・感度・等が異なっ
ていてもよい、感光性乳剤に実質的に非感光性の乳剤(
表面あるいは内部がかぶっていてもよいし、いなくても
よい)を混合して用いてもよいし、別の層に分けてもよ
い(詳しくは米国特許2,996.382号、同3.3
97 987号などに記載されている)0例えば、球状
もしくはじゃがいも状の感光性乳剤と粒子径が粒子厚み
の5倍以上の平板粒子からなる感光性ハロゲン化銀乳剤
とを同一層もしくは特開昭58−127921号公報に
記載の如く異なった層に用いてもよい、異なった層に用
いる時、平板粒子からなる感光性ハロゲン化銀乳剤は支
持体に近い側にあってもよいし、逆に遠い側にあっても
よい。
本発明に用いられる写真乳剤はP、 Glafkide
s著Chemie et Ph1sjque Phot
ographiqua (Paul Mante1社刊
、1967年) 、G、F、 Duffin著Phot
ographicE+ulsjon Chemistr
y (the Focal Press刊、1966年
) 、V、L、 Zelikman at al著門a
king andCoting Photograph
ic Emulsion (The Focal Pr
ess刊、1964年)特開昭58−127921号及
び同5B−113926号公報などに記載された方法を
用いて調製することができる。すなわち、酸性法、中性
法、アンモニア法等のいずれでもよく、また可溶性根塩
と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては片側混合
法、同時混合法、それらの組合せなどのいずれを用いて
もよい。
ハロゲン化銀粒子を銀イオン過剰の下において形成させ
る方法(いわゆる逆混合法)を用いることもできる。同
時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成される
液相中のPAgを一定に保つ方法、すなわちいわゆるコ
ンドロールド・ダブルジェット法を用いることもできる
。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均
一に近いハロゲン化銀粒子よりなるハロゲン化銀乳剤か
えられやすい。
ハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部まで−様なものであ
っても、また内部と外部が異質の層状構造をしたものや
、英国特許635,841号、米国特許3,622,3
18号に記載されているような、いわゆるコンバージョ
ン型のものであってもよい、又エピタキンヤル接合によ
って組成の異なるハロゲン化銀が接合されていてもよく
、また例えばロダン銀、酸化銀、ハロゲン化銀以外の化
合物や、銀化合物以外の化合物と接合されていてもよい
。又表面潜像型であっても内部潜像型であってもどちら
でもよい、ハロゲン化銀製造時のハロゲン化銀粒子形成
または物理熟成の過程において、カドミウム塩、亜鉛塩
、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩またはその錯塩、ロ
ジウム塩またはその錯塩、鉄塩または鉄錯塩などを共存
させてもよい。
また、粒子形成時にはアンモニア、チオニーチル化合物
、チアゾリジン−2−チオン、四置換チオ尿素、ロダン
カリ、ロダンアンモン、アミン化合物の如きいわゆるハ
ロゲン化銀溶剤を存在せしめ粒子成長をコントロールし
てもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は化学増感されて
いても、されていなくてもよい、化学増感の方法として
は硫黄増悪法、還元増感法、貴金属増感法などの知られ
ている方法を用いることができ、単独または組合せで用
いられる。
貴金属増感法のうち金増感法はその代表的なもので金化
合物、主として金相場を用いる。全以外の貴金属、たと
えば白金、パラジウム、イリジウム等の錯塩を含有して
も差支えない。
硫黄増感剤としては、ゼラチン中に含まれる硫黄化合物
のほか、種々の硫黄化合物、たとえばチオ硫酸塩、チオ
尿素類、チアゾール類、ローダニン類等を用いることが
できる。
還元増感剤としては第一すず塩、アミン類、ホルムアミ
ジンスルフィン酸、シラン化合物などを用いることがで
きる。
本発明に用いられる写真孔部には、感光材料の製造工程
、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、あるい
は写真性能を安定化させる目的で、種々の化合物を含存
させることができる。すなわちアゾール類(例えばベン
ゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベン
ズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール類、ブロ
モベンズイミダゾール類、ニトロインダゾール類、ベン
ゾトリアゾール類、アミノトリアゾール類など) ;メ
ルカプト化合物類(例えばメルカプトチアゾール類、メ
ルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズイミダ
ゾール類、メルカプトチアジアゾール類、メルカプトテ
トラゾール類(特に1−フェニル−5−メルカプトテト
ラゾール)、メルカプトピリミジン類、メルカプトトリ
アジン類など);例えばオキサドリンチオンのようなチ
オケト化合物;アザインデンM(例えばトリアザインデ
ン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロキシ置換
(1,3,3a、7)テトラアザインデン類)ペンタア
ザインデン類など) ;ベンゼンチオスルホン酸、ベン
ゼンスルフィン酸、ヘンゼンスルホン酸アミド等のよう
なカブリ防止剤または安定剤として知られた、多くの化
合物を加えることができる。
具体的にはRESEARCHDISCLO3URE I
tem 17643■項(1978年12月号P、24
〜P、25)に記載もしくは引用された文献に記載され
ている。
特に特開昭60−76743号、同60−87322号
公報に記載のニトロン及びその誘導体、特開昭60−8
0839号公報に記載のメルカプト化合物、特開昭57
−164735号公報に記載のへテロ環化合物、及びペ
テロ環化合物と銀の錯塩(例えば1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール銀)などを好ましく用いることが
できる。
本発明の感光性ハロゲン化銀乳剤は、増感色素によって
比較的長波長の青色光、緑色光、赤色光または赤外光に
分光増感されてもよい。増感色素として、シアニン色素
、メロシアニン色素、コンプレックスシアニン色素、コ
ンプレックスメロシアニン色素、ホロホーラージアニン
色素、スチリル色素、ヘミシアニン色素、オキソノール
色素、ヘミオキソノール色素等を用いることができる。
本発明に使用される有用な増感色素は例えばRESEA
RCHDISCLO5URE Iteml 7643 
1V  A項(1978年12月P、23)、同Ite
ml 831X項(1979年8月P、437)に記載
もしくは引用された文献に記載されている。
二二で増感色素は写真乳剤の製造工程のいかなる工程に
存在させて用いることもできるし、製造後塗布直前まで
のいかなる段階に存在させることもできる。前者の例と
しては、ハロゲン化銀粒子形成工程、物理熟成工程、化
学熟成工程などである。
本発明を用いて作られる感光材料の写真乳剤層または他
の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性
改良、乳化分散、接着防止及び写真特性改良(例えば、
現像促進、硬調化、増悪)等積々の目的で、種々の界面
活性剤を含んでもよい。
例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイ
ド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール/ポリプロピレングリコール縮合物、ボリ
ニチレングリコールアルキルエーテル類又はポリエチレ
ングリコールアルキルアリールエーテル類、ポリエチレ
ングリコールエステル類、ポリエチレングリコールソル
ビタンエステル類、ポリアルキレングリコールアルキル
アミン又はアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサ
イド付加物類)、グリシドール誘導体〔例えばアルケニ
ルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポリグ
リセリド)、多価アルコールの脂肪酸エステル類、糖の
アルキルエステル類などの非イオン性界面活性剤1アル
キルカルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキル
ベンゼンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォ
ン酸塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸エス
テル類、N−アシル−N−アルキルタウリン類、スルホ
コハク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンア
ルキルリン酸エステル類などのような、カルボキシ基、
スルホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、リン酸エステル
基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、
アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫酸又は
リン酸エステル類、アルキルベタイン類、アミンオキシ
ド類などの両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、脂肪
族あるいは芳香族第4級アンモニウム塩類、ピリジニウ
ム、イミダゾリウムなどの複素環第4級アンモニウム塩
類、及び脂肪族又は複素環を含むホスホニウム又はスル
ホニウム塩類などのカチオン界面活性剤を用いることが
できる。これらは小田良平他著「界面活性剤とその応用
」(槙書店、1964年)、堀口博著「新界面活性剤」
 (三共出版@)、1975年)あるいは「マツクカチ
オンズ デイ タージェント アンドエマルジファイン
アーズ」 (マツフカチオン ディビイジョンズ、エム
シー パブリッシング カンパニー−1985)(rM
ccutcheon’s Detergents& E
mulsifiers」(McCutcheon Di
visions、 MCPublishing Co、
 1985 ) ) 、特開昭60−76741号、特
願昭61−13398号、同61−16056号、同6
1−32462号、などに記載されている。
帯電防止剤としては、特に特開昭59−74554号、
同60−80849号、特願昭60−249021号、
同61−32462号に記載の含フツ素界面活性剤ある
いは重合体、特開昭60−76742号、同60−80
846号、同6〇−80848号、同60−80839
号、同6〇−76741号、同58−208743号、
特願昭61−13398号、同61−16056号、同
61−32462号、などに記載されている。ノニオン
系界面活性剤、あるいは又、特開昭57−204540
号特願昭61−32462号に記載されているit性ポ
リマー又はラテックス(ノニオン性、アニオン性、カチ
オン性、両性)を好ましく用いろる。又無機系帯電防止
剤としてはアンモニウム、アルカリ金属、アルカリ土類
金属のノ\ロゲン塩、硝酸塩、過塩系酸塩、硫酸塩、酢
酸塩、リン酸塩、チオシアニン酸塩などが、又特開昭5
7−118242号などに記載の導電性酸化スズ、酸化
亜鉛又はこれらの金属酸化物にアンチモン等をドープし
た複合酸化物を好ましく用いることができる。
本発明に於てはマット剤としてポリメチルメタクリレー
トのホモボッマー又はメチルメタクリレートとメタクリ
ル酸とのポリマー、デンプンなどの有機化合物、ソリ力
、二酸化チタン、硫酸、ストロンチウム、バリウム等の
無機化合物の微粒子を用いることができる0粒子サイズ
としては1.0〜10μm、特に2〜5μmであること
が好ましい。
本発明の写真感光材料の表面層には滑り荊として米国特
許第3.489,576号、同4,047.958号等
に記載のシリコーン化合物、特公昭56−23139号
公報に記載のコロイダルシリカの他に、パラフィンワッ
クス、高級脂肪酸エステル、デン粉誘導体等を用いるこ
とができる。
本発明の写真感光材料の親水性コロイド層には、トリメ
チロールプロパン、ベンタンジオール、フタンジオール
、エチレングリコール、グリセリン等のポリオール類を
可塑剤として用いることができる。さらに、本発明の写
真感光材料の親水性コロイド層には、耐圧力性改良の目
的でポリマーラテックスを含有せしめることが好ましい
、ポリマーとしてはアクリル酸のアルキルエステルのホ
モポリマー又はアクリル酸とのコポリマー、スチレン−
ブタジェンコポリマー、活性メチレン基ををするモ′ツ
マ−からなるポリマー又はコポリマーを好ましく用いる
ことができる。
本発明の写真乳剤及び非感光性の親水性コロイドには無
機または有機の硬膜剤を含有してよい。
例えばクロム塩(クロム明ばんなど)、アルデヒド類(
ホルムアルデヒド、グリタールアルデヒドなど)、N−
メチロール化合物(ジメチロール尿素など)、ジオキサ
ン誘導体、活性ビニル化合物(13,5−トリアクリロ
イル−へキサヒドロ−8−トリアジン、ビス(ビニルス
ルホニル)メチルエーテル、N、N’−メチレンビス−
〔β−(ビニルスルホニル)プロピオンアミド〕など)
、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロ
キシ−8−トリアジンなど)、ムコハロゲン酸類などを
単独または組合せて用いることができる。なかでも、特
開昭53−41220、同53−57257、同59−
162546、同60−80846に記載の活性ビニル
化合物および米国特許3,325,287号に記載の活
性ハロゲン化物が好ましい。
本発明の感光材料がXレイ溶剤として用いられる場合親
水性コロイド層はこれらの硬膜剤により水中での膨潤率
が200%以下、特に150%以下になるように硬膜さ
れていることが好ましい。
本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いることのでき
る結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
るのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも用い
ることができる。
例えばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグラ
フトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質;ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
、セルロース硫酸エステル類等の如きセルロース誘導体
、アルギン酸ソーダ;ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリビニル
イミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは
共重合体の如き多種の合成親水性襄分子物質を用いるこ
とができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンや酵素処理ゼラチンを用いてもよく、また、ゼラチ
ンの加水分解物も用いることができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は感光性/%ロゲン
化恨乳剤層の他に表面保護層、中間層、ハレーシジン防
止層等の非感光性層を存していてもよい。
ハロゲン化銀乳剤層は2層以上でもよく、2層以上のハ
ロゲン化銀乳剤層の感度、階調等は異っていてもよい、
又、支持体の両側に1層又は2層以上のハロゲン化銀乳
剤層や非感光性層をゆうしていてもよい。
一般惑材用の支持体としては三酢酸セルロースフィルム
が好ましく、アンチハレーション用に着色されていても
着色されていなくてもどちらでもよい。
XMf!影用支持体としてはポリエチレンテレフタレー
トフィルムまたは三酢酸セルロースフィルムが好ましく
、特に青色に着色されていることが好ましい。
支持体は親水性コロイド層との回着力を向上せしめるた
めに、その表面をコロナ放電処理、あるいはクロー放電
処理あるいは紫外線照射処理する方法が好ましくあるい
は、スチレンブタジェン系ラテックス塩化ビニリデン系
ラテックス等からなる下塗層を設けてもよくまた、その
上層にゼラチン層を更に設けてもよい、またポリエチレ
ン膨潤側とゼラチンを含むを@溶剤を用いた下塗層を設
けてもよい、これ等の下塗層は表面処理を加えることで
更に親水性コロイド層との回着力を向上することもでき
る。
本発明の感光材料の写真処理には、例えばリサーチ・デ
ィスクロージャー(RESEARC)I DISCLO
5III?E)176号第28〜30頁(RD−176
43)に記載されているような、公知の方法及び公知の
処理液のいずれをも適用することができる。この写真処
理は、目的に応じて、録画像を形成する写真処理(黒白
写真処理)、あるいは色素像を形成する写真処理(カラ
ー写真処理)のいずれであってもよい、処理温度は普通
18°Cから50°Cの間に選ばれるが、18°Cより
低い温度または50″Cを越える温度としてもよい。
例えば、黒白写真処理する場合に用いる現像液は、知ら
れている現像主薬を含むことができる。
現像主薬としては、ジヒドロキシベンゼン類(たとえば
ハイドロキノン)、3−ピラゾリドン類(たとえば1−
フェニル−3−ピラゾリドン)、アミノフェノール類(
たとえばN−メチル−p−アミノフェノール)などを、
単独もしくは組合せてもちいることができる0本発明の
感光材料の写真処理には、特開昭57−78535号に
記載のハロゲン化銀溶剤としてイミダゾール類を含む現
像液にて処理することもできる。また、特開昭58−3
7643号に記載のハロゲン化銀溶剤とインダゾールも
しくはトリアゾールなどの添加剤とを含む現像液にて処
理することができる。現像液には一般にこの他公知の保
恒剤、アルカリ荊、p)Ill衝剤、カブリ防止剤など
を含み、さらに必要に応じ溶解助剤、色調剤、現像促進
剤、界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、硬膜剤(例えば
グルタルアルデヒド)、粘性付与剤などを含んでもよい
定着液としては一般に用いられる組成のものを用いるこ
とができる。定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸
塩のほか、定着剤としての効果が知られている有機硫黄
化合物を用いることができる。
定着液には硬膜剤としては水溶性アルミニウム塩を含ん
でもよい。
以下に実施例を挙げ本発明をさらに詳しく説明する。
実施例−1 0ハロゲン化銀粒子の調製 水1!に、KBr 25 g、 KI24 g、 KS
CNI、  9g、ゼラチン24gを60°Cに保ち、
通常のアンモニア法によって、AgNO3水溶液と、K
Br水溶液をダブルジェット法で添加して、最終的に、
法度含量8モル%、平均粒径1.0μmの比較的不定形
に近い厚板状の沃臭化銀乳剤を調製した。次に、沈降剤
(A)と、硫酸120gをくわえ、pHを4.1に調節
し、乳剤を凝集沈降させ上澄液をデカントした。次に、
水inを加え、攪拌したのち、攪拌を止め、粒子を沈腎
させた。再び上澄みをデカントし、ゼラチン、水を加え
、再分散した。この後、色素(A ) 230 g/A
gmolと2−フェノキシエタノール6gを添加し、チ
オ硫酸ナトリうム及び、塩化金酸を用いて、化学増感を
行い、乳剤Aを作った。Aと同様に、但し、最初の溶液
中のKI量を18gにし、温度を40℃にして、乳剤B
を得た。更にBと同様に、但し、化学増感を施していな
い怒光性沃臭化銀乳剤Cを得た。
上記Aと同様に、但し、水洗脱塩工程での硫酸の代わり
に、リン酸64gを用いた比較乳剤りを作った。
色素(A) 沈陳剤(A) n==3〜4 0塗布試料の作成 塗布試料1 トリアセチルセルロース支持体上に、下記処方で各層を
塗設し、塗布試料1を得た。但し、乳剤面第3層は、塗
布液を40°Cで6時間静置してから用いた。
塗布試料2 上記塗布試料と同様に、但し、乳剤面第3層には、比較
乳剤りを用いた。
更に、上記塗布試料1、塗布試料2の、それぞれの乳剤
面第3層の塗布液を、調液後40″Cで6時間静置し、
その液面付近の比重を測定した。
(裏面) 最下層 ゼラチン 0゜ 45g/ボ CB。
−(CI、−C1l←T「−→Cl!−c +富。
0ONa COOCHzCHzOCo −(C−CI(2 ト CHI 0゜ 37g/ボ (裏面) 第2層 ゼラチン 5g/ボ l3 (C1,−CH汁y「−(c)b−C+。
COONa       C00CHzCHtOCO(
C−CHI + CH3 2゜ 9g/イ (裏面)最上層 ゼラチン 1g/イ C@FrqsOsK ポリボタシウム〜p−ビニルベン ゼンスルホネート ポリメチルメタクリレート微粒子 (平均粒径3μm) 6■/ポ 51■/ボ 35■/n? 13■/ポ ビス (ビニルスルホニルアセト アミド)エタン 470■/が (孔部面) 最下層 Ag量乳孔部C) を用いた 0゜ 8g/rrr ゼラチン 1゜ 1g/ボ ポリエチレンオキサイド 4−ヒドロキシ−6−メチル 1.3.3a、7−チトラザ インデン 4■/ポ 8.5■/ボ ポリボタチウム−p−ビニル ベンゼンスルホネート 17■/イ υ 第2層 Ag量 乳剤(B)を用いた ゼラチン ポリエチレンオキサイド 4−ヒドロキシ−6−メチル− 1,3,3a、7−チトラザ インデン 1.4g/ボ 2g/イ ア■/イ 15■/イ ポリポタシウムーp−ビニル ベンゼンスルホネート 50■/ポ 第3層 Ag量 乳剤(A)を用いた ゼラチン ポリエチレンオキサイド 4−ヒドロキシ−6−メチル− 1,3,3a、7−チトラザ インデン C!(3GHzc(CHzOH) s ポリボタシウム=p−ビニルベ ンゼンスルホネート 2−フェノキシエタノール 5g/ボ 3g/イ 55■/ボ 45■/イ 210a/ITr 60■/が 205■/ボ 最上層 ゼラチン 0゜ 9g/nf 50■/ボ ロ 4−ビトロキシ−6−メチル−1゜ 7−チトラザインデン ポリメチルメタクリレート微粒子 (平均粒径3μ) ポリホタシウムーp−ビニルベン ゼンスルホネート 3a。
15■/nf 24■/イ 6■/nf CゴH7 C1F+tSOJCHzCOOK          
   4 IIg/が結果 塗布試料1 (乳剤面第3jWに本発明乳剤を用いたも
の);塗布ムラ無し 塗布試料2(乳剤面第3層に比較乳剤を用いたもの);
スジ状の塗布ムラあり 塗布液の液面付近の比重 調液直後 40°C6時間静置後 塗布試料1の塗布液 1.09    1.09塗布試
料2の塗布液 1.09    1.02上記結果から
、比較乳剤を用いた塗布液よりも本発明乳剤を用いた塗
布液が、安定性に優れ、また塗布物の面状性も優れてい
ることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    る写真感光材料において、該乳剤層中に、該乳剤層中の
    ゼラチン量に対して1〜10重量%の2−フェノキシエ
    タノールを含有し、かつ該乳剤はその脱塩水洗工程に於
    いて硫酸を用いて製造されたことを特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料。
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