JPH03247479A - 印字ヘッド用クリーナ - Google Patents
印字ヘッド用クリーナInfo
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- JPH03247479A JPH03247479A JP3017157A JP1715791A JPH03247479A JP H03247479 A JPH03247479 A JP H03247479A JP 3017157 A JP3017157 A JP 3017157A JP 1715791 A JP1715791 A JP 1715791A JP H03247479 A JPH03247479 A JP H03247479A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
この発明は、リボンカートリッジを用いるドツトプリン
タを適用対象とする印字ヘッド用のクリーナに関する。 [0002]
タを適用対象とする印字ヘッド用のクリーナに関する。 [0002]
ドツト方式のプリンタでは、印字ヘッドにマイクロダス
トや繊維屑等が付着すると、印字ムラや字体のくずれな
どの印字品質の低下を生じる。例えば、熱転写方式のド
ツトプリンタの場合は、印字ヘッドに設けられた一部の
印字素子でインクリボンを押圧加熱して、加熱されたパ
ターン通りにインクを紙面に転写するが印字ヘッドに異
物が付着していると、熱がインクリボンに伝わりにくく
なり文字の一部がかすれたり、文字の濃さにムラを生じ
る。 こうした印字品質の低下を防ぐには、印字ヘッドを清掃
しその印字素子の表面を清浄にする以外にないが、従来
はこの清掃を手作業で行っていた。例えば、クリーニン
グ液を含潰した綿棒でヘッド面を払拭して、付着した塵
埃等を除去していた。 [0003]
トや繊維屑等が付着すると、印字ムラや字体のくずれな
どの印字品質の低下を生じる。例えば、熱転写方式のド
ツトプリンタの場合は、印字ヘッドに設けられた一部の
印字素子でインクリボンを押圧加熱して、加熱されたパ
ターン通りにインクを紙面に転写するが印字ヘッドに異
物が付着していると、熱がインクリボンに伝わりにくく
なり文字の一部がかすれたり、文字の濃さにムラを生じ
る。 こうした印字品質の低下を防ぐには、印字ヘッドを清掃
しその印字素子の表面を清浄にする以外にないが、従来
はこの清掃を手作業で行っていた。例えば、クリーニン
グ液を含潰した綿棒でヘッド面を払拭して、付着した塵
埃等を除去していた。 [0003]
上記のような従来の清掃方法では、事前に印字ヘッドの
周辺構造体を分解したり、印字ヘッドを見やすい位置ま
で移動させる必要があるなど作業が面倒である。とくに
、ヘッド面とプラテンとの間は一般に狭く設定されてい
るため、このわずかの隙間に無理に綿棒を挿入すること
は、ヘッド基部を変形させたり、あるいはヘッド面を損
傷することになり好ましいものではなかった。また、印
字ヘッドの周辺空間が狭く綿棒のように細い棒状体でし
か清掃作業を行えないので、ヘッド面のクリーニングを
十分に行い難く能率も悪い。 本発明は、カートリッジ化されたクリーナで印字ヘッド
の清掃を行うようにして、清掃作業の容易化と能率化を
図り、しかもヘッド面を隅々まで確実にクリニングでき
るようにすることを主な目的とする。 [0004]
周辺構造体を分解したり、印字ヘッドを見やすい位置ま
で移動させる必要があるなど作業が面倒である。とくに
、ヘッド面とプラテンとの間は一般に狭く設定されてい
るため、このわずかの隙間に無理に綿棒を挿入すること
は、ヘッド基部を変形させたり、あるいはヘッド面を損
傷することになり好ましいものではなかった。また、印
字ヘッドの周辺空間が狭く綿棒のように細い棒状体でし
か清掃作業を行えないので、ヘッド面のクリーニングを
十分に行い難く能率も悪い。 本発明は、カートリッジ化されたクリーナで印字ヘッド
の清掃を行うようにして、清掃作業の容易化と能率化を
図り、しかもヘッド面を隅々まで確実にクリニングでき
るようにすることを主な目的とする。 [0004]
【課題を解決するための手段】
本発明はカートリッジケース1を本来のリボンカートリ
ッジのそれと実質的に同一として、プリンタに装着可能
とする。そして、カートリッジケース1内に本来のイン
クリボンに代えてクリーニングテープ12を収容し、プ
リンタに装着した状態において、ケース外面に設けた操
作部材27でテープリール2を回転操作してクリーニン
グテープ12を手送り移動できるようにしたものである
。 [0005] すなわち本発明の印字ヘッド用クリーナは、クリーニン
グテープ12と、該テープ12を移行操作するテープリ
ール2と、これら両部材212を収容するカートリッジ
ケース1を備えていること、カートリッジケース1の一
側に印字ヘッドHが挿入されるヘッドポケット4を有す
ること、 ヘッドポケット4の開口端を横断する状態でクリーニン
グテープ12のテープパスを設定しであること、 カートリッジケース1の外面に前記テープリール2を回
転操作する操作部材27を備えていることを要件とする
。 [0006]
ッジのそれと実質的に同一として、プリンタに装着可能
とする。そして、カートリッジケース1内に本来のイン
クリボンに代えてクリーニングテープ12を収容し、プ
リンタに装着した状態において、ケース外面に設けた操
作部材27でテープリール2を回転操作してクリーニン
グテープ12を手送り移動できるようにしたものである
。 [0005] すなわち本発明の印字ヘッド用クリーナは、クリーニン
グテープ12と、該テープ12を移行操作するテープリ
ール2と、これら両部材212を収容するカートリッジ
ケース1を備えていること、カートリッジケース1の一
側に印字ヘッドHが挿入されるヘッドポケット4を有す
ること、 ヘッドポケット4の開口端を横断する状態でクリーニン
グテープ12のテープパスを設定しであること、 カートリッジケース1の外面に前記テープリール2を回
転操作する操作部材27を備えていることを要件とする
。 [0006]
(第1実施例)
図1ないし図4は熱転写式のプリンタに適用される本発
明の印字ヘッド用クリーナの第1実施例を示す。 図2において、本実クリーナはインクリボンとこれを巻
き取る一対のテープリールを内蔵したリボンカートリッ
ジと実質的に同一形態に構成する。実質的に同一形態と
は、カートリッジケースがプリンタに装着可能であるこ
とを意味するに止まる。 [0007] 具体的には、四隅が角落としされた左右横長状のカート
リッジケース1の内部左右に、クリーニングテープ12
を移行操作するテープリール2とガイド用のテープリー
ル3とを有する。カートリッジケース1の一側左寄りに
プリンタ側の印字ヘッドHの挿入を許すヘッドポケット
4がコ字形に凹設されている。このヘッドポケット4の
開口端の左右にテープ引出口56を有する。カートリ・
ノジケース1は偏平容器状のケース本体1aと、これの
上面開口を塞ぐ蓋板1bとからなる。 図2において、
ガイド用のテープリール3はケース本体1aの内底面か
ら立設した筒状のボス7に遊転自在に支持する。このボ
ス7の過半上部と蓋体1bには、回り止め用の溝8a・
8bがそれぞれ連通状に形成しである。蓋体1b側の溝
8bについては図4に示す。 [0008] テープ移行用のテープリール2は、図1に示すようにケ
ース本体1aの底壁と蓋体1bとに連設された支持孔9
a・9bで回転自在に支持されて上下両端がケース外に
臨んでいる。テープリール2はリール中央にスプライン
穴状の駆動穴10を上下貫通状に設けてあり、プリンタ
にカートリッジケース1を装着したときプリンタ側の駆
動軸が駆動穴10に下方から嵌まり込む。これでカート
リッジケース1は本来のリボンカートリッジと同じ高さ
に位置決め装着される。なお、0は単に遊嵌するだけで
よく、プリンタ側の駆動軸でテープリール2を回転駆動
することまでは予想していない。従って、テープリール
2の駆動穴10は該駆動軸に係合する形状であることを
要しない。 [0009] カートリッジケース1内には、クリーニング液をクリー
ニングテープ12に塗布する塗液部材13を有する。図
の塗液部材13はフェルト、発泡ゴム、発泡プラスチッ
ク等を素材とするリング状の塗布ローラ14と、このロ
ーラ14を外周に支持するテープリール2とからなる。 つまり、図示例ではテープリール2が塗布ローラ14の
支持軸に利用されている。塗布ローラ14の上面に臨む
蓋体1bの壁面にはクリーニング液を上方外部から注入
するための給液口15が内外貫通状に設けられている。 [0010] 図2において、クリーニングテープ12はエンドレスの
帯状に形成されて左右のテープリール2・3間に巻き掛
けられており、左右の前記テープ引出口56を介してケ
ース外に導出され、ヘッドポケット4においてその開口
一側側を横断する状態のテープパスを構成している。 すなわち、カートリッジケース1内においては、テープ
12が右方のテープ引出口6から順に2個のガイドピン
1617を経てガイド用のテープリール3に巻き掛けら
れ、これから他方のテープリール2の周面に設けた塗布
ローラ14に巻き掛けられた後、ガイドリブ18を介し
て左方のテープ引出口5に至るテープパスを形成してい
る。これにより、クリーニングテープ12は循環状に移
行する。前記ガイドピン16はテープテンションを兼ね
ており、ばね19でケース内方に引っ張り付勢しである
。 [0011] クリーニングテープ12は給液性を備えた織布あるいは
不織布、好ましくは織布を基材としてインクリボンと同
幅に形成され、その印字ヘッドHとの接当面側を粗面化
処理して研磨機能を付与したものである。前記塗布ロー
ラ14を介してクリーニング液は、クリーニングテープ
12の印字ヘッドHとの接当面側に付着し、徐々に裏面
側にまで浸透する。 [0012] ヘッドポケット4内において、クリーニングテープ12
を印字ヘッドHのヘッド面に接触させるために、左右の
テープ引出口56を利用して装着される押圧部材20を
有する。この押圧部材20は燐青銅あるいはステンレス
鋼などの金属板、またはポリエチレンあるいはポリプロ
ピレンなどのプラスチックを素材とする単一のばね板2
1からなる。 図2および図3において、このばね板21は左右のテー
プ引出口56にケース外面側から差し込まれる左右の脚
部2222と、両脚部22・22から対向状に折り曲げ
形成されてばね板21のケース内方への移動を規制する
規制壁2323と、両規制壁2323間においてヘッド
ポケット4内に突入する逆台形状の押圧壁24と、脚部
22・22の先端に設けられる掛止片25・25とを一
連に折り曲げ形成してなる。両掛止片2525をテープ
引出口56を介してケース本体1a側の周縁リブに掛は
止めることにより、板ばね21これ全体が外方への抜は
止めを図って装着される。 [0013] テープリール2をケース外から回転操作してクリーニン
グテープ12を送り移行するために、蓋板1bの上面に
着脱される操作部材27を有する。 図1および図4において、この操作部材27は不使用時
のテープリール2の回り止めをも兼ねる。図4を基準に
説明すると、テープリール2の駆動穴10に上方から嵌
係合し得るスプライン軸状の操作軸28と、この操作軸
28の上端に張り出し形成された基板29と、該基板2
9の一側から薄肉ヒンジ部30を介して延出される板状
の操作アーム31と、操作アーム31の延出端側の下面
に突設される回り止め爪32とを一体に形成したプラス
チック成形品である。操作部材27を図4に示すごとく
展開した状態において、回り止め爪32を蓋体1b側の
溝8bを介してテープリール3側の溝8a・8aに係合
し、操作軸28を駆動穴10に係合することにより、ク
リーナ不使用時にテープリール2を回転不能に保持でき
る。 [0014] テープリール2を回転操作するときは、前記操作軸28
を駆動穴10に嵌係合した状態において、回り止め爪3
2を前記溝8a・8bから抜き外した後、ヒンジ部30
を中心にして操作アーム31を反転する。この反転状態
において、操作アーム31の操作力を基板29に確実に
伝達するために、基板29に操作軸28と同心状の接合
穴33を凹設し、操作アーム31に該接合穴33と嵌係
合するピン34を突設しておく。操作アーム31を反転
すると、図1に示すごとく回り止め爪32が上向きに突
出するよう切り替わるので、この回り止め爪32をつま
んで操作アーム31を介してテープリール2を容易・確
実に回転操作できる。 [0015] 以上のようにしたクリーナは、塗布ローラ14にクリー
ニング液を滴下して含浸させた後、リボンカートリッジ
に代えてプリンタに装着する。この装着状態において、
押圧部材20はクリーニングテープ12を介してその押
圧壁24が印字ヘッドHに押されてケース外方に僅かに
弾性変形し、この弾性復元力でクリーニングテープ12
を印字ヘッドHに圧着させる。このときのクリーニング
テープ12の押圧力は0.1ないし0.4 kg/cm
2となるよう押圧部材20のばね圧を設定しておく。 [0016] 反転操作した操作アーム31の回り止め爪32をつまん
で操作部材27を回転操作することにより、テープリー
ル2を介して塗布ローラ14が回転駆動され、該ローラ
14に外接してクリーニング液を含んだクリーニングテ
ープ12が送り移行される。このテープ12の移動によ
って印字ヘッドHのヘッド面が払拭されるとともに、テ
ープ12の研磨作用によってヘッド面が磨がれて異物が
除去される。このとき、テープ12に含浸されたクリー
ニング液がヘッド面に付着して、異物のヘッド面からの
解離を促進する。 [0017] (第2実施例) 図5および図6は本発明の第2実施例を示しており、こ
れでは操作部材27をカートリッジケース1に一体的に
常装した点が第1実施例と異なる。 すなわち、操作部材27は操作ディスク36とこれの中
央下面に突設されるスプライン軸状の操作軸28とを一
体に形成したプラスチック成形品がらなり、操作軸28
をテープリール2の駆動穴10に抜は止め状に圧嵌係合
することにより、テープリール2と一体化する。 この装着状態において、操作ディスク36を蓋板1bの
上面とほぼ面一状に位置させるために、蓋板1bの対応
位置にディスク収納用の凹部39を形成する。 また、操作ディスク36の外面には指掛用の凹部37と
、前記蓋体1bに設けた給液口15に通じる部分円弧状
の給液口38が形成しである。 この場合はカートリッジケース1をプリンタに装着した
後、操作ディスク36を図6のように指先で回転操作し
てクリーニングテープ12を移行させ、印字ヘッドHの
クリーニングを行うことになる。 [0018] (第3実施例) 図7および図8は本発明の第3実施例を示しており、こ
れではテープガイド用のテープリール3を省略して、カ
ートリッジケース1内におけるテープパスの長さを短縮
した点と、第1実施例における操作部材27の一部を変
更した点と、更に押圧部材20の形態を変更した点とが
先の各実施例と異なる。 詳しくは、図7において塗布ローラ14に巻き掛けたエ
ンドレスのクリーニングテープ12の一方を右方のテー
プ引出口6に導出し、他方をガイドリブ18を介して左
方のテープ引出口5に導出してケース内のテープパスを
形成する。このようにカートリッジケース1内における
テープパスは任意に設定できる。 押圧部材20は、フェルトやスポンジ等の弾性可能なパ
ッド40と、これを支持するばね板21とで構成した。 この場合は押圧部材20のパッド40にクリーニング液
を含浸させてクリーニングテープ12に塗布することも
できる。 図8において、操作部材27は第1実施例にみる回り止
め爪32に代えてつまみ操作しやすい筒形の操作つまみ
32aを突設する。一方、嵌合時の係合力の強化を図る
ために接合穴33をスプライン軸状に形成するとともに
、ピン34をスプライン軸状に形成する。そして、操作
つまみ32aの周面にはすべり止め用のローレット溝を
形成した。 [0019] (第4実施例) 図9は本発明の第4実施例を示す。これではクリーニン
グテープ12を一方のテープリール3から繰り出して、
他方のテープリール2で巻き取るようにしたもので、両
テープリール23間のテープパスの途中に塗液部材13
を設ける。塗液部材13は塗布ローラ14とこれを支持
する軸14aとからなり、軸14aをケース本体1aの
底壁と図外の蓋板1bとで回転自在に支持した。 [0020] (別実施態様例) 先の第4実施例からも理解されるように、クリーニング
テープ12は必ずしも循環移行するものである必要はな
く、いわゆるリールツーリール方式で一方向に移行する
ものであってもよい。また、塗液部材13もテープリー
ル2とは別に設けてもよいことが容易に理解できよう。 クリーニングテープ12は印字ヘッドHとの接当面側に
研磨剤を塗布したものとしてもよい。 塗液部材13を省略して、乾式クリーニングを行うクリ
ーナも本発明の予想するところである。 [0021]
明の印字ヘッド用クリーナの第1実施例を示す。 図2において、本実クリーナはインクリボンとこれを巻
き取る一対のテープリールを内蔵したリボンカートリッ
ジと実質的に同一形態に構成する。実質的に同一形態と
は、カートリッジケースがプリンタに装着可能であるこ
とを意味するに止まる。 [0007] 具体的には、四隅が角落としされた左右横長状のカート
リッジケース1の内部左右に、クリーニングテープ12
を移行操作するテープリール2とガイド用のテープリー
ル3とを有する。カートリッジケース1の一側左寄りに
プリンタ側の印字ヘッドHの挿入を許すヘッドポケット
4がコ字形に凹設されている。このヘッドポケット4の
開口端の左右にテープ引出口56を有する。カートリ・
ノジケース1は偏平容器状のケース本体1aと、これの
上面開口を塞ぐ蓋板1bとからなる。 図2において、
ガイド用のテープリール3はケース本体1aの内底面か
ら立設した筒状のボス7に遊転自在に支持する。このボ
ス7の過半上部と蓋体1bには、回り止め用の溝8a・
8bがそれぞれ連通状に形成しである。蓋体1b側の溝
8bについては図4に示す。 [0008] テープ移行用のテープリール2は、図1に示すようにケ
ース本体1aの底壁と蓋体1bとに連設された支持孔9
a・9bで回転自在に支持されて上下両端がケース外に
臨んでいる。テープリール2はリール中央にスプライン
穴状の駆動穴10を上下貫通状に設けてあり、プリンタ
にカートリッジケース1を装着したときプリンタ側の駆
動軸が駆動穴10に下方から嵌まり込む。これでカート
リッジケース1は本来のリボンカートリッジと同じ高さ
に位置決め装着される。なお、0は単に遊嵌するだけで
よく、プリンタ側の駆動軸でテープリール2を回転駆動
することまでは予想していない。従って、テープリール
2の駆動穴10は該駆動軸に係合する形状であることを
要しない。 [0009] カートリッジケース1内には、クリーニング液をクリー
ニングテープ12に塗布する塗液部材13を有する。図
の塗液部材13はフェルト、発泡ゴム、発泡プラスチッ
ク等を素材とするリング状の塗布ローラ14と、このロ
ーラ14を外周に支持するテープリール2とからなる。 つまり、図示例ではテープリール2が塗布ローラ14の
支持軸に利用されている。塗布ローラ14の上面に臨む
蓋体1bの壁面にはクリーニング液を上方外部から注入
するための給液口15が内外貫通状に設けられている。 [0010] 図2において、クリーニングテープ12はエンドレスの
帯状に形成されて左右のテープリール2・3間に巻き掛
けられており、左右の前記テープ引出口56を介してケ
ース外に導出され、ヘッドポケット4においてその開口
一側側を横断する状態のテープパスを構成している。 すなわち、カートリッジケース1内においては、テープ
12が右方のテープ引出口6から順に2個のガイドピン
1617を経てガイド用のテープリール3に巻き掛けら
れ、これから他方のテープリール2の周面に設けた塗布
ローラ14に巻き掛けられた後、ガイドリブ18を介し
て左方のテープ引出口5に至るテープパスを形成してい
る。これにより、クリーニングテープ12は循環状に移
行する。前記ガイドピン16はテープテンションを兼ね
ており、ばね19でケース内方に引っ張り付勢しである
。 [0011] クリーニングテープ12は給液性を備えた織布あるいは
不織布、好ましくは織布を基材としてインクリボンと同
幅に形成され、その印字ヘッドHとの接当面側を粗面化
処理して研磨機能を付与したものである。前記塗布ロー
ラ14を介してクリーニング液は、クリーニングテープ
12の印字ヘッドHとの接当面側に付着し、徐々に裏面
側にまで浸透する。 [0012] ヘッドポケット4内において、クリーニングテープ12
を印字ヘッドHのヘッド面に接触させるために、左右の
テープ引出口56を利用して装着される押圧部材20を
有する。この押圧部材20は燐青銅あるいはステンレス
鋼などの金属板、またはポリエチレンあるいはポリプロ
ピレンなどのプラスチックを素材とする単一のばね板2
1からなる。 図2および図3において、このばね板21は左右のテー
プ引出口56にケース外面側から差し込まれる左右の脚
部2222と、両脚部22・22から対向状に折り曲げ
形成されてばね板21のケース内方への移動を規制する
規制壁2323と、両規制壁2323間においてヘッド
ポケット4内に突入する逆台形状の押圧壁24と、脚部
22・22の先端に設けられる掛止片25・25とを一
連に折り曲げ形成してなる。両掛止片2525をテープ
引出口56を介してケース本体1a側の周縁リブに掛は
止めることにより、板ばね21これ全体が外方への抜は
止めを図って装着される。 [0013] テープリール2をケース外から回転操作してクリーニン
グテープ12を送り移行するために、蓋板1bの上面に
着脱される操作部材27を有する。 図1および図4において、この操作部材27は不使用時
のテープリール2の回り止めをも兼ねる。図4を基準に
説明すると、テープリール2の駆動穴10に上方から嵌
係合し得るスプライン軸状の操作軸28と、この操作軸
28の上端に張り出し形成された基板29と、該基板2
9の一側から薄肉ヒンジ部30を介して延出される板状
の操作アーム31と、操作アーム31の延出端側の下面
に突設される回り止め爪32とを一体に形成したプラス
チック成形品である。操作部材27を図4に示すごとく
展開した状態において、回り止め爪32を蓋体1b側の
溝8bを介してテープリール3側の溝8a・8aに係合
し、操作軸28を駆動穴10に係合することにより、ク
リーナ不使用時にテープリール2を回転不能に保持でき
る。 [0014] テープリール2を回転操作するときは、前記操作軸28
を駆動穴10に嵌係合した状態において、回り止め爪3
2を前記溝8a・8bから抜き外した後、ヒンジ部30
を中心にして操作アーム31を反転する。この反転状態
において、操作アーム31の操作力を基板29に確実に
伝達するために、基板29に操作軸28と同心状の接合
穴33を凹設し、操作アーム31に該接合穴33と嵌係
合するピン34を突設しておく。操作アーム31を反転
すると、図1に示すごとく回り止め爪32が上向きに突
出するよう切り替わるので、この回り止め爪32をつま
んで操作アーム31を介してテープリール2を容易・確
実に回転操作できる。 [0015] 以上のようにしたクリーナは、塗布ローラ14にクリー
ニング液を滴下して含浸させた後、リボンカートリッジ
に代えてプリンタに装着する。この装着状態において、
押圧部材20はクリーニングテープ12を介してその押
圧壁24が印字ヘッドHに押されてケース外方に僅かに
弾性変形し、この弾性復元力でクリーニングテープ12
を印字ヘッドHに圧着させる。このときのクリーニング
テープ12の押圧力は0.1ないし0.4 kg/cm
2となるよう押圧部材20のばね圧を設定しておく。 [0016] 反転操作した操作アーム31の回り止め爪32をつまん
で操作部材27を回転操作することにより、テープリー
ル2を介して塗布ローラ14が回転駆動され、該ローラ
14に外接してクリーニング液を含んだクリーニングテ
ープ12が送り移行される。このテープ12の移動によ
って印字ヘッドHのヘッド面が払拭されるとともに、テ
ープ12の研磨作用によってヘッド面が磨がれて異物が
除去される。このとき、テープ12に含浸されたクリー
ニング液がヘッド面に付着して、異物のヘッド面からの
解離を促進する。 [0017] (第2実施例) 図5および図6は本発明の第2実施例を示しており、こ
れでは操作部材27をカートリッジケース1に一体的に
常装した点が第1実施例と異なる。 すなわち、操作部材27は操作ディスク36とこれの中
央下面に突設されるスプライン軸状の操作軸28とを一
体に形成したプラスチック成形品がらなり、操作軸28
をテープリール2の駆動穴10に抜は止め状に圧嵌係合
することにより、テープリール2と一体化する。 この装着状態において、操作ディスク36を蓋板1bの
上面とほぼ面一状に位置させるために、蓋板1bの対応
位置にディスク収納用の凹部39を形成する。 また、操作ディスク36の外面には指掛用の凹部37と
、前記蓋体1bに設けた給液口15に通じる部分円弧状
の給液口38が形成しである。 この場合はカートリッジケース1をプリンタに装着した
後、操作ディスク36を図6のように指先で回転操作し
てクリーニングテープ12を移行させ、印字ヘッドHの
クリーニングを行うことになる。 [0018] (第3実施例) 図7および図8は本発明の第3実施例を示しており、こ
れではテープガイド用のテープリール3を省略して、カ
ートリッジケース1内におけるテープパスの長さを短縮
した点と、第1実施例における操作部材27の一部を変
更した点と、更に押圧部材20の形態を変更した点とが
先の各実施例と異なる。 詳しくは、図7において塗布ローラ14に巻き掛けたエ
ンドレスのクリーニングテープ12の一方を右方のテー
プ引出口6に導出し、他方をガイドリブ18を介して左
方のテープ引出口5に導出してケース内のテープパスを
形成する。このようにカートリッジケース1内における
テープパスは任意に設定できる。 押圧部材20は、フェルトやスポンジ等の弾性可能なパ
ッド40と、これを支持するばね板21とで構成した。 この場合は押圧部材20のパッド40にクリーニング液
を含浸させてクリーニングテープ12に塗布することも
できる。 図8において、操作部材27は第1実施例にみる回り止
め爪32に代えてつまみ操作しやすい筒形の操作つまみ
32aを突設する。一方、嵌合時の係合力の強化を図る
ために接合穴33をスプライン軸状に形成するとともに
、ピン34をスプライン軸状に形成する。そして、操作
つまみ32aの周面にはすべり止め用のローレット溝を
形成した。 [0019] (第4実施例) 図9は本発明の第4実施例を示す。これではクリーニン
グテープ12を一方のテープリール3から繰り出して、
他方のテープリール2で巻き取るようにしたもので、両
テープリール23間のテープパスの途中に塗液部材13
を設ける。塗液部材13は塗布ローラ14とこれを支持
する軸14aとからなり、軸14aをケース本体1aの
底壁と図外の蓋板1bとで回転自在に支持した。 [0020] (別実施態様例) 先の第4実施例からも理解されるように、クリーニング
テープ12は必ずしも循環移行するものである必要はな
く、いわゆるリールツーリール方式で一方向に移行する
ものであってもよい。また、塗液部材13もテープリー
ル2とは別に設けてもよいことが容易に理解できよう。 クリーニングテープ12は印字ヘッドHとの接当面側に
研磨剤を塗布したものとしてもよい。 塗液部材13を省略して、乾式クリーニングを行うクリ
ーナも本発明の予想するところである。 [0021]
以上のようにした本発明の印字ヘッド用クリーナによれ
ば、本来のリボンカートリッジに代えてプリンタに装着
し、操作部材27を手動回転するだけの簡単な操作で印
字ヘッドHのクリーニングを行うことができ、しかもイ
ンクリボンが接当するヘッド面の全てをクリーニングテ
ープ12で払拭できるので、クリーニング作業を容易に
しかも能率よく行え、手作業に比べて効果的なりリーニ
ングが図れる。これにより、印字ヘッドを長期にわたっ
て良好な状態で使用でき、印字品質の低下を長期間にわ
たって防止できる。 [0022] また、クリーニングテープ12の外面側を押圧部材20
で押圧するようにした本発明の好適な実施例によれば、
不使用時においてケース外に露出するクリーニングテー
プ12を押圧部材20でカバーして保護しておけること
になる。
ば、本来のリボンカートリッジに代えてプリンタに装着
し、操作部材27を手動回転するだけの簡単な操作で印
字ヘッドHのクリーニングを行うことができ、しかもイ
ンクリボンが接当するヘッド面の全てをクリーニングテ
ープ12で払拭できるので、クリーニング作業を容易に
しかも能率よく行え、手作業に比べて効果的なりリーニ
ングが図れる。これにより、印字ヘッドを長期にわたっ
て良好な状態で使用でき、印字品質の低下を長期間にわ
たって防止できる。 [0022] また、クリーニングテープ12の外面側を押圧部材20
で押圧するようにした本発明の好適な実施例によれば、
不使用時においてケース外に露出するクリーニングテー
プ12を押圧部材20でカバーして保護しておけること
になる。
【図1】
第1実施例の図2におけるA−A線断面図である。
【図2】
第1実施例の内部の平面図である。
【図3】
第1実施例の押圧部材の斜視図である。
【図4】
第1実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図5】
第2実施例の縦断側面図である。
【図6】
第2実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図7】
第3実施例の内部の平面図である。
【図8】
第3実施例の操作部材の斜視図である。
【図9】
第4実施例の内部の平面図である。
■ カートリッジケース
2 テープリール
4 ヘッドポケット
12 クリーニングテープ
13 塗液部材
27 操作部材
H印字ヘッド
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】クリーニングテープ12と、該テープ12
を移行操作するテープリール2と、これら両部材2・1
2を収容するカートリッジケース1を備えており、 カートリッジケース1の一側に印字ヘッドHが挿入され
るヘッドポケット4を有し、 ヘッドポケット4の開口端を横断する状態でクリーニン
グテープ12のテープパスを設定し、 カートリッジケース1の外面に前記テープリール2を回
転操作する操作部材27を備えている印字ヘッド用クリ
ーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3017157A JPH0777816B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 印字ヘッド用クリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3017157A JPH0777816B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 印字ヘッド用クリーナ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6017892A Division JPH0780332B2 (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 印字ヘッド用クリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03247479A true JPH03247479A (ja) | 1991-11-05 |
JPH0777816B2 JPH0777816B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=11936141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3017157A Expired - Lifetime JPH0777816B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 印字ヘッド用クリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777816B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06278339A (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-04 | Nec Corp | プリンタクリーニング装置及びプリンタ装置 |
-
1991
- 1991-01-16 JP JP3017157A patent/JPH0777816B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06278339A (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-04 | Nec Corp | プリンタクリーニング装置及びプリンタ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0777816B2 (ja) | 1995-08-23 |
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